JPH07121052A - 用紙厚検出装置およびこれを含む定着装置の温度制御装置並びに画像形成装置 - Google Patents

用紙厚検出装置およびこれを含む定着装置の温度制御装置並びに画像形成装置

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JPH07121052A
JPH07121052A JP26750393A JP26750393A JPH07121052A JP H07121052 A JPH07121052 A JP H07121052A JP 26750393 A JP26750393 A JP 26750393A JP 26750393 A JP26750393 A JP 26750393A JP H07121052 A JPH07121052 A JP H07121052A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】制御部は、複写機の定着装置加熱用のヒータへ
の通電をオンオフ制御することにより、所要の制御温度
Tcを目標とする制御を行う。定着装置に通紙している
ときの圧ローラの検出温度tP に基づいて、用紙の厚み
wを求め、これに応じた補正量D4(w)を制御温度TC
加算する。 【効果】用紙の厚みをコスト安価に検出できる。用紙の
厚みに起因した定着温度の変動によって生じていた、高
温オフセット、しわおよび定着不良を防止することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、用紙の厚みを検出す
る用紙厚検出装置、この用紙厚検出装置を含んだ定着装
置の温度制御装置、および用紙厚検出装置を含んだ静電
式複写機やファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像形成装置、例えば複写機に
おいては、感光体ドラムに形成した静電潜像をトナー像
に顕像化し、このトナー像を用紙に転写したのち、定着
装置によって、加熱定着させるようにしている。この定
着装置は、圧ローラおよびヒータにより加熱される熱ロ
ーラを含み、両ローラ間を通過する用紙にトナーを加熱
定着させる。
【0003】加熱定着を行うためには、定着装置が所定
の高温に達していることが必要である。このため、複写
機等においては、電源が投入されてから複写が可能とな
るまでに、所定の待ち時間を要し、ユーザにとって不便
であった。そこで、この待ち時間を短縮すること、でき
れば待ち時間をなくすことが要望されている。そのため
には、定着装置を所定の高温まで短時間で加熱する必要
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、省エネの観点か
ら、定着装置を所要時のみに加熱することが好ましい。
この場合にも、複写が開始されてから、定着装置へ用紙
が搬送されてくるまでの非常に短時間の間に、定着装置
を所定の高温まで加熱する必要がある。そこで、定着装
置の急速加熱を可能とするために、本願発明者は、 ヒータの加熱容量を大きくするとともに、 熱ローラや圧ローラを小径とし、ヒータの加熱容量
に対して、熱容量を相対的に小さくすることを試みてみ
た。
【0005】しかし、下記の新たな問題を生じた。すな
わち、熱ローラの熱容量を小さく設定した場合、通過す
る用紙によって圧ローラの熱が奪われることにより、定
着装置の温度が低下しやすい。特に、用紙の厚みが厚く
て比較的熱容量が大きい場合にこの傾向が顕著に現れ、
定着温度が大きく低下して定着不良を起こす場合があっ
た。
【0006】そこで、制御温度を常時高くすることを考
えられるが、そうした場合、用紙の厚みが薄くて比較的
熱容量が小さい場合に、高温オフセットやしわが生じて
しまう。一方、用紙が厚くなると、用紙が給紙ローラ等
の搬送ローラから強い押圧力を受け、縦すじ等を発生す
る場合があった。そこで、上記押圧力を用紙の厚みが厚
い場合に適合するように設定しておくと、今度は用紙の
厚みが薄い場合に押圧力不足となって、斜め搬送等の搬
送不良を生ずる場合があった。
【0007】また、転写器からのコロナ放電により感光
体ドラム上のトナー像を用紙に転写する画像形成装置に
おいては、用紙が厚い場合に、転写出力が過少となり、
逆に薄い場合には転写出力が過多となる。このため、安
定した転写が行えない場合があった。ところで、用紙の
厚みを検出するために、光学式のギャップセンサ等を用
いた場合には、非常に高価なものとなる。
【0008】そこで、本発明の第1の目的は、コスト安
価に用紙の厚みを検出することができる用紙厚検出装置
を提供することである。また、本発明の第2の目的は、
用紙厚にかかわらず安定した定着を行うことができる定
着装置の温度制御装置を提供することである。また、本
発明の第3の目的は、用紙厚にかかわらず安定した用紙
搬送を行うことができる画像形成装置を提供することで
ある。
【0009】また、本発明の第4の目的は、用紙厚にか
かわらず安定した転写を行うことができる画像形成装置
を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、請求項1に係る発明は、圧ローラおよびヒータ
により加熱される熱ローラ間を含み両ローラ間を通過し
て搬送される用紙にトナーを加熱定着させる定着装置を
備えた画像形成装置に適用され、画像形成装置本体の外
部の温度を検出する外気温度検出手段、上記圧ローラの
温度を検出する圧ローラ温度検出手段、および連続画像
形成中において上記外気温度検出センサにより検出され
た外気温度と上記圧ローラ温度検出手段により検出され
た圧ローラ温度との差分に基づいて用紙の厚みを求める
用紙厚演算部を備えたことを特徴とするものである。
【0011】上記第2の目的を達成するため、請求項2
に係る発明は、請求項1記載の用紙厚検出装置、および
熱ローラの温度を検出する熱ローラ温度検出手段を含
み、上記熱ローラ温度検出手段による検出温度に基づい
て上記ヒータへの通電をオンオフ制御する定着装置の温
度制御装置において、上記用紙厚検出装置により検出さ
れた用紙の厚みに応じて所要の補正量を加算して制御温
度を設定する補正部を含むことを特徴とするものであ
る。
【0012】上記第3の目的を達成するため、請求項3
に係る発明は、請求項1記載の用紙厚検出装置を含み、
上記熱ローラおよび圧ローラからなる一対のローラを含
む複数のローラ群によって用紙を搬送する画像形成装置
において、上記ローラ群のうちの少なくとも1のローラ
に設けられ、上記用紙厚検出装置により検出された用紙
の厚みに応じて用紙への押圧力を調整する押圧力調整手
段を含むことを特徴とするものである。
【0013】上記第4の目的を達成するため、請求項4
に係る発明は、請求項1記載の用紙厚検出装置を含み、
転写器からのコロナ放電により感光体ドラム上のトナー
像を用紙に転写する画像形成装置において、上記用紙厚
検出装置により検出された用紙の厚みに応じて上記転写
器への印加電圧を調整する転写出力調整部を含むことを
特徴とするものである。
【0014】
【作用】本願発明者は、画像形成中において、用紙の厚
みと圧ローラの温度降下との間には、強い相関があると
いう知見を得た。すなわち、用紙の厚みが厚い場合と薄
い場合とでは、厚い場合の方が、圧ローラ温度が相対的
に低くなる。そこで、請求項1に係る用紙厚検出装置に
よれば、画像形成中の圧ローラ温度に応じて用紙の厚み
を検出するようにした。この場合、圧ローラ温度の高低
を、外気温度を基準として把握するようにし、精度を高
めた。
【0015】請求項2に係る定着装置の温度制御装置に
よれば、補正部によって、用紙の厚みに応じた補正量が
加算され制御温度が設定される。これにより、用紙の厚
みに起因した定着温度の変動による、高温オフセット、
しわおよび定着不良の発生が防止される。請求項3に係
る画像形成装置によれば、押圧力調整手段によって、用
紙を搬送するローラの押圧力が調整される。これによ
り、用紙の厚みに起因した、用紙の縦すじの発生や搬送
不良等が防止される。
【0016】請求項4に係る画像形成装置によれば、転
写出力調整部によって、用紙の厚みに応じて、転写器へ
の印加電圧が調整される。これにより、用紙の厚みに起
因した転写出力過多や過少が防止される。
【0017】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図1は本発明の一実施例に係る画像形成装置と
しての複写機の内部構成を示す概略図である。同図を参
照して、この複写機は、複写機本体1の内部に、透明
な原稿載置板上に載置された原稿を原稿押さえによって
押さえた状態で複写機本体1の上面に沿って移動させる
原稿台2、原稿台2によって移動される原稿を照明
し、原稿からの反射光を感光体ドラム42に導くための
光学系3、感光体ドラム42に形成された静電潜像を
現像装置41により顕像化した後、用紙に転写する作像
部4、および用紙に転写されたトナー像を加熱定着さ
せる定着装置54を含み、給紙トレイ61から作像部4
を通して複写機本体内の排出トレイ56に排出する用紙
搬送部5等を備えている。
【0018】図示していないが、複写機本体1の上面に
は、複写開始スイッチその他のスイッチ等が配置された
操作部が設けられている。複写機本体1の内部の、定着
装置54の上方には、複写機本体1の内部の熱気を外部
へ排出する送風手段としてのファンFが配置されてい
る。後に詳述するが、本実施例の特徴とするところは、
定着装置54の圧ローラ54bの温度を検出し、これに
基づいて用紙の厚みを求め、求めた用紙の厚みに応じ
て、定着装置の制御温度、定着装置の圧ローラの用
紙に対する押圧力、および転写チャージャへの印加電
圧(すなわち転写出力)、を補正するようにしたことで
ある。
【0019】光学系3は、原稿台上を移動される原稿を
照明する光源としての蛍光ランプ31、原稿移動方向と
直交する方向に配列され、原稿からの反射光を感光体ド
ラム42上に結像させる複数の結像レンズ32を備えて
いる。作像部4としては、感光体ドラム42の周囲に、
帯電チャージャ43、現像装置41、転写チャージャ4
4およびクリーニング装置45を、この順に配置したも
のである。この作像部4は、帯電チャージャ43によっ
て均一に帯電した感光体ドラム42の外周面に、原稿像
を結像させて静電潜像を形成した後、当該静電潜像を現
像装置41によってトナー像に顕像化し、転写チャージ
ャ44によってトナー像を用紙に転写し、残留トナーを
クリーニング装置45によって回収するようにしたもの
である。
【0020】用紙搬送部5は、給紙トレイ61から1枚
ずつ用紙を引き出す、断面半月形の給紙ころ51と、手
差し給紙部60或いは給紙トレイ61からの用紙を先端
を突き当てて、当該用紙を一時的に待機させるレジスト
ローラ53a,53bと、用紙に転写されたトナー像を
定着するための定着装置54に含まれる熱ローラ54a
および圧ローラ54bと、一対の排出ローラ55a,5
5bとを備えている。
【0021】また、用紙搬送部5には、さらに、給紙検
出スイッチ57、排紙検出スイッチ58、熱ローラ温度
検出センサSH、圧ローラ温度検出センサSPおよび外
気温度検出センサSAが備えられている。給紙検出スイ
ッチ57は、レジストローラ53a,53bの用紙搬送
方向上流側に配置されたリミットスイッチからなり、排
紙検出スイッチ58は、排出ローラ55a,55bの用
紙搬送方向上流側に配置されたリミットスイッチからな
る。また、熱ローラ温度検出センサSHは、熱ローラ5
4aの所定部に配置されたサーミスタからなり、熱ロー
ラ54aの温度を検出する。
【0022】圧ローラ温度検出センサSPは、圧ローラ
54bの所定部に配置されたサーミスタからなり、圧ロ
ーラ54bの温度を検出する。圧ローラ温度検出センサ
SPによる圧ローラ54bの検出温度は、用紙の厚みを
求めるために利用される。外気温度検出センサSAは、
複写機本体1の内部で熱の影響を受けない所定の位置に
配置されたサーミスタからなり、外気温度として、複写
機本体1回りの雰囲気温度を検出する。上記圧ローラの
検出温度は、外気温が高いときには高く低いときには低
いと考えられるから、外気温度を基準にして、圧ローラ
温度の高低を把握するようにした。
【0023】なお、外気温度検出センサSAによって検
出された外気温度は、複写機本体1回りの雰囲気温度と
して、後述する制御部によって制御温度を補正すること
にも用いられる。すなわち、雰囲気温度が低い場合に
は、用紙の温度も低く、用紙が熱ローラ54aから奪う
熱量も多いと考えられるので、雰囲気温度が低い場合
に、この雰囲気温度に応じた補正量を加算して制御温度
を高くするようにしている。
【0024】定着装置54は、圧ローラ54bとヒータ
59により加熱される熱ローラ54aとの間を通過する
用紙にトナーを加熱定着させるものである。熱ローラ5
4aは、金属製の小型の中空ローラ(例えば、外形が1
5mm以下で、膜厚が1mm以下のローラ)からなり、
内部に石英ガラス管ヒータ(例えば、外形が6mm程度
で、500W以上が好ましい))等からなる上記ヒータ
59が収容され、このヒータ59によって加熱される。
【0025】図2を参照して、圧ローラ54bは小径の
(例えば、外形が15mm以下の)ゴムローラからな
る。圧ローラ54bの支軸54dは、側板18の上下に
延びる長孔18aによって径方向に移動自在に支持され
ているとともに、略V字形形状の引張りコイルばね57
によって熱ローラ54a側へ所定の付勢力で付勢されて
いる。この引張りコイルばね57の一端57aは、側板
18に固定された突起18aに引掛けられている。そし
て、上記引張りコイルばね57の他端57bを、図2
(a)又は(b)のように変位させてばね張力を調整す
ることにより、圧ローラ54bによる押圧力を調整する
押圧力調整機構PFCが設けられている。
【0026】この押圧力調整機構PFCは、引張りコイ
ルばね57の他端57bを係止した突起58aを有する
偏心カム板58と、この偏心カム板58を回転駆動する
ステップモータからなるモータCMと、このモータCM
を駆動するためのモータ駆動回路CMDCとを備えてい
る。上記偏心カム板58の突起58aは、モータCMの
回動中心CM1から所定距離離れた位置に設けられてい
る。この押圧力調整機構PFCは、用紙の厚みが厚い場
合にも薄い場合にも押圧力が一定に保たれるように維持
する。
【0027】図3はこの複写機の電気的構成を示すブロ
ック図である。複写機の各部の動作を制御するための制
御部7には、CPU71、CPU71が実行するプログ
ラムを記憶したROM72およびCPUのワークエリア
などとして用いられるRAM73が備えられている。C
PU71には、複写機本体1の上面に設けられ、複写開
始スイッチ10aを含んだ操作部10、作像部4、用紙
搬送部5、モータ駆動回路MC、ファン駆動回路FDC
および原稿台移動機構20が接続されている。上記モー
タ駆動回路MCは、原稿台2、作像部4および用紙搬送
部5等を駆動する駆動源としてのモータMを駆動するも
のである。モータMによって、原稿台移動機構20、作
像部4および用紙搬送機構PDMが同期して駆動される
ようになっている。ファン駆動回路FDCは、ファンモ
ータが内蔵された上記ファンFを駆動するためのもので
ある。
【0028】上記作像部4には、転写チャージャ44を
駆動するための転写チャージャ駆動回路TCCが含ま
れ、この転写チャージャ駆動回路TDCには、検出した
用紙の厚みwに応じて、上記転写チャージャ44への印
加電圧を調整する転写出力調整部TOCが含まれてい
る。この転写出力調整部TOCは、用紙の厚みが厚いほ
ど印加電圧を高めて転写出力を高くするように調整す
る。
【0029】用紙搬送部5には、上記の給紙検出スイッ
チ57、排紙検出スイッチ58、ローラ温度検出センサ
SH、圧ローラ温度検出センサSPおよび外気温度検出
センサSAの他に、ヒータ59への通電をオンオフする
ためのリレーRを駆動するリレー駆動回路RDC、およ
びモータMの駆動力により用紙を搬送する用紙搬送機構
PDMが含まれており、それぞれCPU71に接続され
ている。上記用紙搬送機構PDMには、定着装置54で
の給紙圧調整用の偏心カムを駆動するモータCM、およ
びこのモータCMを駆動するためのモータ駆動回路CM
DCが含まれている。
【0030】CPU71は、ROM72から読み込んだ
プログラムに基づき、定着装置54のヒータ59をオン
オフ制御するが、このときの制御の概念として、複写開
始信号に応じて、ヒータ59に連続通電して、所定の温
度(後述する第1回目オフ温度T1 )まで一気に上昇さ
せるためのウォームアップ制御部(図示せず)と、ウォ
ームアップ完了後、ヒータ59への通電を、経過時間等
を基準に間欠させて所定の制御温度に保持するための通
常制御部(図示せず)を含んでいる。
【0031】そして、上記通常制御部には、処理初期に
おいて制御温度に初期補正量を加算する初期補正部(図
示せず)、通紙時のみに制御温度に通紙時補正量を加算
する通紙時補正部(図示せず)、雰囲気温度に応じて制
御温度に環境補正量を加算する環境補正部(図示せ
ず)、および用紙の厚みに応じた用紙厚補正量を加算す
る用紙厚補正部が含まれている。
【0032】上記初期補正部では、上記初期補正量を除
々に低くするようにしている。また、上記初期補正部
は、上記ウォームアップ制御部の処理開始前の熱ローラ
54aの初期検出温度が、予め定められた初期検出温度
よりも低いことを条件として、処理を行うようにしてい
る。上記の用紙厚補正部では、連続複写中での1枚目の
複写中において圧ローラの温度tP と外気温度tG との
差分の平均値tA をとり、これに基づいて用紙の厚みw
を演算し、演算した用紙の厚みWに応じた用紙厚補正量
4 (w) を制御温度TC に加算するものである。このよ
うな補正を行うのは、下記の知見に基づくものである。
すなわち、図4を参照して、最も薄い目付け30gの用
紙における圧ローラの温度(実線で示す)は相対的に高
く、最も厚い目付け120gの用紙における圧ローラ温
度(一点鎖線で示す)は相対的に低くなっており、用紙
の厚みwと圧ローラ54bの温度との間に強い相関関係
がある。そこで、上記最も厚い場合と最も薄い場合の中
間の厚みのものは、この間で圧ローラの温度がリニアに
変化すると推定して、圧ローラ温度tP により用紙の厚
みwを求めるようにした。
【0033】そして、このような制御を行う場合の動作
について、図5ないし図8のフローチャート、並びに熱
ローラ54aおよび圧ローラ54bの温度の時間的変化
を示す図9を参照して説明する。ステップS1〜ステッ
プS11は、上記ウォームアップ制御部による処理の流
れを主に示している。複写開始スイッチ10aの押下げ
による複写開始信号の入力に応じて、上記ウォームアッ
プ制御部が処理を開始すると、まず、各検出温度t0
1 〜t3 等の前回データをクリアする初期設定が行わ
れ(ステップS1)、熱ローラ温度検出センサSHから
の信号に基づいて熱ローラの初期温度t1を読み込み
(ステップS2)、ヒータ59への通電をオンした(ス
テップS3)後、タイマをリセットしてカウントを開始
する(ステップS4,5)。
【0034】次に、ステップS6〜ステップS10にお
いて、熱ローラ54aの検出温度t 2 が監視され、熱ロ
ーラ54aの検出温度t2 が第1回目オフ温度T2 に達
するとヒータ59への通電をオフし(ステップS10,
11。図7参照)、上記ウォームアップ制御部による処
理が終了する。一方、ヒータ59への通電のオンから所
定時間が経過(タイマのカウント値Cが予め定められた
値C1 以上になるかで判断)しても、熱ローラの検出温
度t2 が第1回目オフ温度にならない場合は、異常と判
断され(ステップS7,8)、例えば複写機の操作部1
0等に異常の旨を示す表示が行われる。
【0035】上記の第1回目オフ温度T2 は、後の上記
通常制御部による制御温度Tc よりも低く設定されてい
るので、温度上昇側へのオーバシュート量を小さくする
ことができる。その結果として、ヒータ59への通電の
第1回目のオフ後の、温度下降側へのオーバーシュート
を抑制することができ、しかも、後述するように、経過
時間と制御温度Tcに基づく間欠制御を行うので、第1
枚目の複写時において、高温オフセット領域および定着
不良領域を回避した状態で温度制御することができる。
特に、温度変化が激しくなりやすいウォームアップから
通常制御への移行段階での複写に対し、用紙先端部での
高温オフセットの回避および用紙後端部での定着不良の
回避をともに達成できる。
【0036】次に、ステップS12〜ステップS45
は、上記通常制御部による処理を主に示している。ま
ず、タイマをリセットしてカウントを開始し、ヒータ5
9への通電回数n=1を記憶する(ステップS12,1
4)。ステップS15では、複写終了信号の有無が判断
され、複写終了信号が入力された場合には、ヒータ59
への通電をオフを確認して処理を終了する(ステップS
16〜18)。この複写終了信号が出力される場合とし
ては、操作部10に設定された枚数の複写が終了した場
合の他、複写機の異常により装置を停止させる場合も含
まれる。
【0037】上記複写終了信号が入力されない場合に
は、上記通常制御部による処理が続行される。上記ウォ
ームアップ制御部による処理開始時に検出された熱ロー
ラ54aの初期検出温度t1 が、予め定められた初期検
出温度T1 よりも低いことを条件として、初期設定され
た制御温度T3 に補正値D1(n)を加算し、これを制御温
度Tc とする(ステップS19、20)。これは、圧ロ
ーラ54bの温度が十分に温まりにくい傾向にある、上
記通常制御部の処理初期において、制御温度Tcを高く
して、定着不良の発生を防止するためである。また、熱
ローラ54aの初期検出温度t1 が高いときには、圧ロ
ーラ54bの温度も高いと想定し、この場合には、補正
を行わないようにした。これにより、不要な補正によっ
て定着温度が高くなり過ぎることを防止することができ
る。
【0038】なお、上記の補正量D1(n)は、ヒータ59
への通電回数nに応じて零まで減少するように関数設定
されている。これは、上記通常制御部による処理開始か
ら時間が経過するにしたがって、圧ローラ54bの温度
は除々に高くなって所定の温度に収束すると考えられる
ので、これに応ずるためである。これにより、圧ローラ
54bが不要な高温になることを防止することができ
る。
【0039】次に、ステップS21,22では、通紙時
であること(定着装置54に用紙が存在すること)を条
件として、制御温度Tcにさらに一定の通紙時補正量D
2 が加味される。排紙検出スイッチ58のオンから、給
紙検出スイッチ57のオフ後所定時間(例えば3秒)経
過するまでの時間領域を通紙時と判断した。このように
通紙時のみ制御温度Tcを高くすることにより、下記の
利点がある。すなわち、熱ローラ54aの熱容量を小さ
く設定した場合、通過する用紙によって圧ローラ54b
の熱が奪われることにより、用紙の後端部で定着不良が
起こるおそれがある。そこで、制御温度Tcを常時高く
することを考えられるが、そうした場合、用紙の先端部
で、高温オフセットが生ずる。これに対して、図7に示
すように、通紙時のみ制御温度Tcを高く設定したの
で、用紙先端部での高温オフセットの発生と、用紙後端
部での定着不良の発生の双方を防止することができる。
すなわち、用紙の先端部の通過時では、この通過時まで
制御温度Tcが低く設定されていたため、熱ローラ54
aの温度が低くなり、高温オフセットの発生を防止する
ことができる。一方、用紙の後端部の通過時は、熱ロー
ラ54aの温度が高くなるので、定着不良の発生を防止
することができる。
【0040】一方、上記の一定の通紙時補正量D2 をD
2 (x) とし、通紙開始(排紙検出スイッチのオンからの
経過時間xに応じて、増加するように関数設定すること
もできる。これにより、通紙時における、より精度の良
い温度制御が可能となり、上記の高温オフセットおよび
定着不良の発生を確実に防止することができる。次に、
ステップS23,24では、外気温度検出センサSAに
よる検出温度が、複写機本体1回りの雰囲気温度t0
して読み込まれ、この雰囲気温度t0 に応じた環境補正
量D3 (t0)が制御温度Tcにさらに加味される。これに
より、下記の利点がある。すなわち、雰囲気温度t0
低いときは、用紙の温度も低くて圧ローラ54bから用
紙が奪う熱量が大きく、これが安定した温度制御の妨げ
となると考えられるので、雰囲気温度t0 に応じて、制
御温度Tcを補正することにより、安定した温度制御を
行うようにした。
【0041】次にステップS25〜ステップS32の処
理により、連続複写中において用紙厚みに応じた補正を
行う。すなわち、通紙1枚目である場合に、圧ローラ温
度検出センサSPからの圧ローラ54bの検出温度tP
を読み込んでこれを積算していき(ステップS26〜ス
テップS28)、1枚目が終了した段階で、外気温度検
出センサSAからの外気温度tG を読み込んで(ステッ
プS29,30)、圧ローラ検出温度の加算平均値tPT
/iと外気温度tG との差分により、外気温度tG を基
準とした圧ローラ温度の平均値tA を求めた(ステップ
S31)。そして、この圧ローラ温度の平均値tA に基
づいて用紙の厚みwを演算し、演算した厚みWに応じた
用紙厚補正量D4 (w) を制御温度TC に加算した(ステ
ップS32)。これにより、連続複写中における2枚目
以降の複写に関しては、用紙の厚みを考慮に入れた制御
温度TC に基づいて制御されることになる。また、用紙
の厚みに応じて、転写出力調整量が演算され、また定着
のための押圧力調整量が演算され、それぞれ調整される
(ステップS33,34)。
【0042】次に、ヒータ59への通電のオフの確認し
た(ステップS35)後、ステップS36〜ステップS
39において、第1回目オフ(或いは前回ヒータ59
への通電がオフされたとき)からの経過時間が所定時間
(例えば2秒)以上経過すること(タイマによるカウン
ト値Cが所定の値COFF 以上であること)、および熱
ローラ54aの検出温度t3 が制御温度TC よりも低く
なること、の2つの条件が監視される。両条件がともに
満たされて始めて、ヒータ59への通電をオンする(ス
テップS40)。ヒータ59への通電のオフ状態は、最
低2秒間は続くことになる。その後、タイマをリセット
し(ステップS41)、ステップS15へ戻って処理を
繰り返す。
【0043】ヒータ59への通電がオンされている状態
では、ステップS42〜ステップS45において、前
回ヒータ59への通電がオンされてからの経過時間が、
所定時間(例えば1秒)に達すること(タイマによるカ
ウント値Cが所定の値CON以上であること)、および
熱ローラ54aの検出温度t3 が制御温度TC よりも高
くなること、の2つの条件が監視される。両条件のうち
の何れか1つが満たされて始めて、ヒータ59への通電
をオフする(ステップS46)。したがって、ヒータ5
9への通電のオン状態は、最大1秒間は続くことにな
る。その後、ヒータ59への通電回数nをn+1に置き
換えて、タイマをリセットし(ステップS47,4
1)、ステップS15へ戻って処理を繰り返す。
【0044】上記のようにしてステップS15以降のス
テップを繰り返す通常制御において、ヒータ59への通
電が、オン時間又はオフ時間と制御温度Tcとを組み合
わせて間欠制御され、温度変動が抑制される。また、通
常制御の処理初期において、制御温度Tcが高く補正さ
れ、通紙時のみに、制御温度Tcがさらに高く補正さ
れ、しかも、雰囲気温度t0 に応じた補正も行われる。
さらに、連続複写中では用紙の厚みに応じた補正もおこ
なわれる。これにより、より安定した温度制御を行うこ
とができる。そして、複写が終了すると、ヒータ59へ
の通電がオフされている場合は、そのままで、また、ヒ
ータ59への通電がオンされている場合は、これをオフ
して、処理が終了する。これにより、次の複写開始を待
つ状態となる。
【0045】以上のように、本実施例によれば、安価な
サーミスタ等からなる圧ローラ温度検出センサSPを用
い、複写中の圧ローラ温度tP に応じて用紙の厚みwを
コスト安価に検出することができる。特に、上記圧ロー
ラ温度tP の高低を、外気温度tG を基準として把握す
るようにしたので、用紙の厚みwを精度良く検出するこ
とができる。
【0046】そして、求めた用紙の厚みwに応じた用紙
厚補正量D4 (w) を制御温度TC に加算するので、用紙
の厚みwに起因した定着温度の変動による、高温オフセ
ット、しわおよび定着不良の発生を防止することができ
る。しかも、これをコスト安価に実現できる。また、上
記のようにして検出した用紙の厚みに応じて定着圧も調
整されるので、用紙の厚みにかかわらず、しわ等の発生
を防止でき且つより安定した定着を行うことができる。
【0047】さらに、転写出力調整部TOCによって、
検出した用紙の厚みwに応じて、上記転写チャージャ4
4への印加電圧を調整するので、用紙の厚みwに起因し
た転写出力過多や過少を防止することができる。しか
も、これをコスト安価に実現できる。なお、本発明は上
記実施例に限定されるもではなく、押圧力調整機構を、
給紙ローラやレジストローラに適用すること等、本発明
の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことが
できる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る用紙厚検
出装置によれば、画像形成中の圧ローラ温度と用紙の厚
みとの相関に対する知見に基づき、圧ローラ温度に応じ
て用紙の厚みをコスト安価に検出することができる。特
に、上記圧ローラ温度の高低を、外気温度を基準として
把握するようにしたので、用紙の厚みを精度良く検出す
ることができる。
【0049】請求項2に係る定着装置の温度制御装置に
よれば、用紙厚補正部によって、用紙の厚みに応じた補
正量を制御温度に加算する。これにより、用紙の厚みに
起因した定着温度の変動による、高温オフセット、しわ
および定着不良の発生を防止することができる。しか
も、これをコスト安価に実現できる。請求項3に係る画
像形成装置によれば、押圧力調整手段によって、用紙を
搬送するローラ対の押圧力を調整する。これにより、用
紙の厚みに起因した、用紙の縦すじの発生や搬送不良等
を防止することができる。しかも、これをコスト安価に
実現できる。
【0050】請求項4に係る画像形成装置によれば、転
写出力調整部によって、用紙の厚みに応じて、転写器へ
の印加電圧を調整する。これにより、用紙の厚みに起因
した転写出力過多や過少を防止することができる。しか
も、これをコスト安価に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る複写機の内部構成を
示す概念図である。
【図2】圧ローラの支軸を支持する部分、およびこの部
分に配置された押圧力調整機構を示す概略側面図であ
り、同図(a)は用紙の厚みが厚い場合を示し、同図
(b)は用紙の厚みが薄い場合を示している。
【図3】複写機の電気的構成を示すブロック図である。
【図4】圧ローラの温度の時間的変化を示すであり、実
線は、用紙の厚みが薄い場合を示し、一点鎖線は、用紙
の厚みが厚い場合を示している。
【図5】定着装置の温度制御の動作を示すフローチャー
トであり、ウォームアップ制御時を示している。
【図6】図5にフローチャートに続くフローチャートで
あり、通常制御時を示している。
【図7】図6にフローチャートに続いて通常制御時を示
すフローチャートであり、主に用紙の厚みを求めて制御
温度を補正するためのものである。
【図8】図7のフローチャートに続いて通常制御時を示
すフローチャートであり、主に間欠制御を行うためのも
のである。
【図9】熱ローラおよび圧ローラの温度の時間的変化を
示す図である。
【符号の説明】
1 複写機本体 54 定着装置 54a 熱ローラ 54b 圧ローラ 59 ヒータ SH 熱ローラ温度検出センサ SP 圧ローラ温度センサ SA 外気温度検出センサ 7 制御部 71 CPU 72 ROM tP 圧ローラの温度 tG 外気温度 w 用紙の厚み D4(w) 用紙厚補正量 TC 制御温度 PFC 押圧力調整機構 TOC 転写出力調整部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧ローラおよびヒータにより加熱される熱
    ローラ間を含み両ローラ間を通過して搬送される用紙に
    トナーを加熱定着させる定着装置を備えた画像形成装置
    に適用され、 画像形成装置本体の外部の温度を検出する外気温度検出
    手段、 上記圧ローラの温度を検出する圧ローラ温度検出手段、
    および連続画像形成中において上記外気温度検出センサ
    により検出された外気温度と上記圧ローラ温度検出手段
    により検出された圧ローラ温度との差分に基づいて用紙
    の厚みを求める用紙厚演算部を備えたことを特徴とする
    用紙厚検出装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の用紙厚検出装置、および熱
    ローラの温度を検出する熱ローラ温度検出手段を含み、 上記熱ローラ温度検出手段による検出温度に基づいて上
    記ヒータへの通電をオンオフ制御する定着装置の温度制
    御装置において、 上記用紙厚検出装置により検出された用紙の厚みに応じ
    て所要の補正量を加算して制御温度を設定する補正部を
    含むことを特徴とする定着装置の温度制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の用紙厚検出装置を含み、上
    記熱ローラおよび圧ローラからなる一対のローラを含む
    複数のローラ群によって用紙を搬送する画像形成装置に
    おいて、 上記ローラ群のうちの少なくとも1のローラに設けら
    れ、上記用紙厚検出装置により検出された用紙の厚みに
    応じて用紙への押圧力を調整する押圧力調整手段を含む
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の用紙厚検出装置を含み、転
    写器からのコロナ放電により感光体ドラム上のトナー像
    を用紙に転写する画像形成装置において、 上記用紙厚検出装置により検出された用紙の厚みに応じ
    て上記転写器への印加電圧を調整する転写出力調整部を
    含むことを特徴とする画像形成装置。
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