JPH07120820A - 駆動力分配装置 - Google Patents

駆動力分配装置

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Publication number
JPH07120820A
JPH07120820A JP26666793A JP26666793A JPH07120820A JP H07120820 A JPH07120820 A JP H07120820A JP 26666793 A JP26666793 A JP 26666793A JP 26666793 A JP26666793 A JP 26666793A JP H07120820 A JPH07120820 A JP H07120820A
Authority
JP
Japan
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gear
driving force
arm
driven
planetary gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP26666793A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Shimizu
徳生 清水
Yoshiaki Kobayashi
芳明 小林
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH07120820A publication Critical patent/JPH07120820A/ja
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】駆動源の一方向回転のみで複数の被駆動機構に
正逆両方向転の駆動力を伝達すると共に、小型で安価
な、駆動力分配装置を提供することを目的とする。 【構成】モータの駆動力を出力する出力手段と、カメラ
に設けられた複数の作動部の内の少なくとも2つに上記
モータの駆動力を選択的に伝達する少なくとも1つの伝
達手段と、上記出力手段からの出力を、上記伝達手段に
対して異なる方向の回転力を選択的に付与するために接
続される接続手段と、異なる方向の回転力を上記伝達手
段に選択的に接続するために、上記接続手段の位置を制
御する制御手段とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動力分配装置、詳し
くは、カメラ等における駆動力分配装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ等における駆動力分配機構
は種々提案されている。以下、上記駆動力分配機構の一
例として特開平4−258930号公報に開示された技
術手段を説明する。
【0003】図43,図44は、該特開平4−2589
30号公報に開示された技術手段における駆動力分配機
構の主要部を示した正面図である。
【0004】図43に示すように、該技術手段はギヤー
111a〜111dを円周上に配置して、遊星ギヤー1
03の公転を妨げないように太陽ギヤー101,該遊星
ギヤー103と同一直線の位置関係としている。これに
より、2系統より多くの力の伝達数を得ている。また、
上記遊星ギヤー103の反時計方向の公転を防止するス
トッパ112a〜112dが配設されており、該遊星ギ
ヤー103の時計方向の公転で上記ギヤー111a〜1
11dを選択し、上記太陽ギヤー101の反時計方向回
転で上記ストッパ112a〜112dと軸107が当接
し、上記各ギヤー111a〜111dに力を伝達するよ
うになっている。
【0005】また、図44に示すように、該技術手段は
プランジャに連動した遊星ギヤー103の公転をストッ
パ113a〜113dおよび114a〜114dで止め
ることにより、上記遊星ギヤー103の時計方向および
反時計方向の両方向の公転を規制するようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
43に示す特開平4−258930号公報に開示された
技術手段では、上記ギヤー111a〜111dの力の伝
達方向が一方向のみであり、逆回転方向には力を伝える
ことができない。
【0007】さらに、図44に示す技術手段では、時計
方向,反時計方向の両方向の回転を伝達できるが、スト
ッパを駆動する別の駆動源であるプランジャ等が必要と
なり、複雑な機構を要すると共に、スペースやコストの
増大を招くという問題点が生じる。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、駆動源の一方向回転のみで複数の被駆動機構
に正逆両方向転の駆動力を伝達すると共に、小型で安価
な、駆動力分配装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による第1の駆動力分配装置は、モータの駆
動力を出力する出力手段と、カメラに設けられた複数の
作動部の内の少なくとも2つに上記モータの駆動力を選
択的に伝達する少なくとも1つの伝達手段と、上記出力
手段からの出力を、上記伝達手段に対して異なる方向の
回転力を選択的に付与するために接続される接続手段
と、異なる方向の回転力を上記伝達手段に選択的に接続
するために、上記接続手段の位置を制御する制御手段と
を具備したことを特徴とする。
【0010】また、上記の目的を達成するために本発明
による第2の駆動力分配装置は、モータにより正転又は
逆転の駆動力を付与される太陽歯車と、上記太陽歯車の
一方の回転方向を、該太陽歯車と同じ方向の回転か又は
該太陽歯車と異なる方向の回転に変換する遊星歯車を少
なくとも2つ有する回転方向変換手段と、上記回転方向
変換手段の遊星歯車によって変換された所定方向の回転
駆動力が伝達される少なくとも1つの伝達手段とを具備
したことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明による第1駆動力分配装置は、上記出力
手段でモータの駆動力を出力し、上記伝達手段で、カメ
ラに設けられた複数の作動部の内の少なくとも2つに上
記モータの駆動力を選択的に伝達する。そして、接続手
段で、上記出力手段からの出力を上記伝達手段に対して
異なる方向の回転力を選択的に付与する。また、異なる
方向の回転力を上記伝達手段に選択的に接続するため
に、上記接続手段の位置を制御手段で制御する。
【0012】本発明による第2駆動力分配装置は、上記
回転方向変換手段で、上記太陽歯車の一方の回転方向
を、該太陽歯車と同じ方向の回転か又は該太陽歯車と異
なる方向の回転に変換する。また、上記伝達手段に上記
回転方向変換手段の遊星歯車によって変換された所定方
向の回転駆動力が伝達される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0014】図1は、本発明の駆動力分配装置が適用さ
れる一カメラの要部レイアウトを示した正面図であり、
図2は、該カメラの要部レイアウトを示した下面図であ
る。
【0015】図に示すように、このカメラにおけるレン
ズ鏡筒1には撮影レンズ2が配設されており、フィルム
巻取りスプール3とパトローネ4とが上記撮影レンズ2
を挟んで配置されている。上記フィルム巻取りスプール
3の下方には、クラッチ機構5が配設されており、ま
た、上記パトローネ4の下方に配設されたフォークギヤ
ー8との間には減速ギヤー列7が配設されている。さら
に、上記フィルム巻取りスプール3の内側にはモータ6
が配設されている。
【0016】図3は、本発明の第1実施例の駆動力分配
装置における上記クラッチ機構5の主要断面図を示した
断面図である。
【0017】上述したように、上記フィルム巻取りスプ
ール3の内部にはモータ6が配設されており、該モータ
6の出力軸にはピニオン9が一体に固着されている。ま
た、該ピニオン9の回転は、キャリア10より突出する
3本の軸10bに回転可能に係合している3個のプラネ
ットギヤー11aとギヤーケース13の内歯ギヤー13
aにより減速されるようになっている。上記キャリア1
0にはギヤー部10aが形成されており、2段目のキャ
リアでありキャリア12より突出する3本の軸12bに
回転可能に係合している3個のプラネットギヤー11b
と上記ギヤーケース13における内歯ギヤー13aによ
り減速されるようになっている。
【0018】また、上記キャリア12の出力が太陽ギヤ
ー12aとなる。この太陽ギヤー12aの回転は、接続
台17より突出する軸17cに回転可能に係合している
遊星ギヤー14がフリクション16により摩擦力を与え
られている。また、上記接続台17には係止用カム17
aが設けられ、ストッパ18により接続台17の一方向
の回転が停止される。
【0019】さらに、上記接続台17の上面には反射板
17bが設けられ、検出素子であるPR(フォトリフレ
クタ)15により上記太陽ギヤー12aと第1の被駆動
ギヤー19aとを接続する遊星ギヤー14の位置関係を
検出して制御するようになっている。上記第1の被駆動
ギヤー19aはアーム24を介してアーム軸34に回転
可能に係合している。なお、該アーム軸39は地板20
に固定されている。
【0020】一方、上記アーム24から突出する軸24
aに回転可能に係合しているアームギヤー23が、フリ
クション38による摩擦力を与えられてスラスト留37
で係止されている。これにより、上記第1の被駆動議や
19aの回転によりアームギヤー23はアーム24と共
に公転することになる。
【0021】図4は、上記第1実施例の駆動力分配装置
の構成を示す平面図である。
【0022】太陽ギヤー12aの回転は接続台17から
突出する軸17c1 ,17c2 に回転可能に係合してい
る。第1の遊星ギヤー14aと第2の遊星ギヤー14b
とには、図示しないフリクション16を介して摩擦力が
与えられている。
【0023】このとき、上記第2の遊星ギヤー14bは
太陽ギヤー12aとの間にアイドルギヤー21が経由し
ているため、該第1,第2の遊星ギヤー14a,14b
は回転方向が異なることになる。なお、アイドルギヤー
21の回転軸17c3 は接続台17から突出している。
【0024】ここで、回転方向の異なる上記第1,第2
の遊星ギヤー14a,14bにより回転駆動する第1の
被駆動ギヤー19aの回転方向と、その歯面にかかる反
力による接続台17の回転方向を説明する。
【0025】いま、図4に示すように、反時計方向に回
転する太陽ギヤー12aと同方向に回転する第2の遊星
ギヤー14bとが第1の被駆動ギヤー19aを時計方向
に回転駆動させる場合、該第2の遊星ギヤー14bの歯
面にかかる反力により接続台17は時計方向に公転しよ
うとする。これに対して、太陽ギヤー12aと逆方向に
回転する第1の遊星ギヤー14aが上記第1の被駆動ギ
ヤー19aを反時計方向に回転駆動させる場合、該第1
の遊星ギヤー14aの歯面にかかる反力により接続台1
7は反時計方向に公転しようとする。
【0026】すなわち、互いに回転方向の異なる第1,
第2の遊星ギヤー14a,14bが第1の被駆動ギヤー
19aを回転駆動させるとき、接続台17の公転を係止
するストッパの係止方向を反時計方向、時計方向とに切
換える必要がある。
【0027】いま、上記太陽ギヤー12aが反時計方向
に回転することにより第2の遊星ギヤー14bは反時計
方向に回転し、それに伴い接続台17は時計方向に公転
しようとするが、上記第1の遊星ギヤー14aに噛合し
ているストッパギヤー50によって反時計方向に回転し
ようとするストッパ18のツメ18a2 と接続台17に
設けられた係止用カム17a1 とにより規制され、第2
の遊星ギヤー14bは反時計方向に自転のみをする。
【0028】ストッパギヤー50,51とストッパ18
a,18bは図示しないフリクションにより摩擦力が付
勢され、図4では押圧的に付勢されているストッパバネ
22aに抗してストッパ18aを反時計方向に回転させ
るようになる。
【0029】これにより、上記第1の被駆動ギヤー19
aは時計方向に回転し、第1の被駆動ギヤー19aに係
合しているアームギヤー23はアーム24と共に時計方
向に公転する。したがって、アーム24がアームストッ
パ27により公転を防止されることにより該アームギヤ
ー23は反時計方向に自転し、第2の被駆動ギヤー25
を時計方向に回転させる。
【0030】このとき、他方のストッパー18bはスト
ッパバネ22bにより接続台17にツメ18b1 が当接
するが、該接続台17には係止用カムがないため同接続
台17の回転を規制することにはならない。
【0031】一方、上記太陽ギヤー12aが時計方向に
回転すると、第1の遊星ギヤー14aが反時計方向に回
転し、ストッパギヤー50が時計方向に回転する。これ
により、ストッパ18aが時計方向に回転してツメ18
a2 が係止用カム17a1 から外れ、接続台17が時計
方向に回転する。そして、上記接続台17に貼付けられ
た全反射板17b2 により上記フォトリフレクタPR1
5に出力信号が生じ、モータが停止する。
【0032】このとき、上記ストッパ18aのツメ18
a1 に係止用カム17a2 が落ち込み、上記第1の遊星
ギヤー14aが第1の被駆動ギヤー19aに噛合するこ
とになる。
【0033】また、上記フォトリフレクタPR15から
の出力信号に基づいて、太陽ギヤー12aを反時計方向
に回転するようにモータを制御することによって、第2
の遊星ギヤー14bを反時計方向に回転させる。また、
第1の被駆動ギヤー19aを時計方向に回転させて、ア
ームギヤー23をアーム24と共に時計方向に公転さ
せ、アーム24がアームストッパ27により公転を防止
されることにより、該アームギヤー23は反時計方向に
自転し、第2の被駆動ギヤー28を時計方向に回転させ
る。
【0034】すなわち、上記第1の被駆動ギヤー19a
は、回転方向の異なる第1,第2の遊星ギヤー14a,
14bによって反時計、時計の両方向の回転が可能とな
り、第1の被駆動ギヤー19aの回転方向により、アー
ムギヤー23の伝達先である第2の被駆動ギヤー25,
28を選択駆動することが可能となる。
【0035】ここで、アームバネ29は、上記アーム2
4をアームストッパ27側に引っ張り付勢している。こ
れは、クラッチ切換えを行うとき一般的な第1の遊星ギ
ヤー14aのように公転方向と自転方向が異なるときに
は、第1の被駆動ギヤー19aを回転させずに通り抜け
るが、第2の遊星ギヤー14bのように公転方向と自転
方向が同じときには、第2の遊星ギヤー14bが第1の
被駆動ギヤー19aを通り抜けるとき、第1の被駆動ギ
ヤー19aを回転させてしまうことになる。
【0036】このため、上記第1の遊星ギヤー14aに
よる第1の被駆動ギヤー19aの駆動後、必ずアーム2
4がアームストッパ27に当接するように該アーム24
に対してアームバネ29で付勢しておく。
【0037】これにより、上記第2の遊星ギヤー14b
が第1の被駆動ギヤー19aにクラッチ切換えにより噛
合するときに第1の被駆動ギヤー19aを回転させる回
転角以上にアームバネ29によって戻されているため、
該第1の被駆動ギヤー19aはアーム24を公転させる
ためにのみ伝達され、第2の被駆動ギヤー25,28を
回転させることはない。なお、詳細な説明は図5ないし
図23を参照して後述する。
【0038】また、他方の第1の被駆動ギヤー19b
は、上記第1の被駆動ギヤー19aに対して上記太陽ギ
ヤー12aを中心にして180度回転した位置にあり、
上記第1,第2の遊星ギヤー14a,14bは90度の
位置にある。
【0039】上記接続台17は、90度間隔に係止用カ
ム17aと反射板17bが設けられている。アームギヤ
ー30はアーム31に設けられ、アームストッパ34,
35に公転を防止するようになっている。一方、アーム
ギヤー30の回転方向にそれぞれ対応する第2の被駆動
ギヤー32,33が配置されている。なお、動作に関し
ては上記第1の被駆動ギヤー19aと同様であるため、
ここでの説明は省略する。
【0040】上記フォトリフレクタ15に対応する接続
台17には3カ所の全反射板17b2 と1カ所の半反射
板17b1 と他の非反射部との間で反射率を変え、該P
R15の出力を変えることにより、該接続台17の位置
関係の判定をするだけでなく、1カ所だけある半反射板
の位置において絶対位置を検出し、イニシャライズ(初
期位置)の設定をしている。
【0041】図5ないし図23は、上記第1実施例の駆
動力分配装置におけるクラッチ切換部の主要部の動作を
時系列的に詳細に説明した要部正面図である。
【0042】図5は、上記図4に示す状態を示してお
り、第2の遊星ギヤー14bが第1の被駆動ギヤー19
aに噛合し太陽ギヤー12aが反時計方向に回転し、第
2の遊星ギヤー14bが反時計方向に、第1の被駆動ギ
ヤー19aが時計方向に回転し、それによりアーム24
に係合しているアームギヤー23はアームストッパ27
に当てついたまま第2の被駆動ギヤー25を時計方向に
回転駆動させている(1番目の駆動)。
【0043】次に、図6は、上記図5の状態からモータ
6(図示せず)を反転することにより太陽ギヤー12a
を時計方向に回転させた瞬間の状態を示している。すな
わち、接続台17には時計方向に回転する付勢力が働い
ている。このとき上記第1の遊星ギヤー14aは反時計
方向に自転し、ツメ18a2 が係止用カム17a1 から
外れ接続台17が時計方向に回転する。
【0044】また、アーム24とアームギヤー23とは
上記第2の遊星ギヤー14bが接続台17の公転方向と
同方向に自転するため、第1の被駆動ギヤー19aを太
陽ギヤーとしてアームギヤー23が反時計方向に公転し
はじめる。
【0045】図7は、上記第1の遊星ギヤー14bが第
1の被駆動ギヤー19aの噛合状態が解除されたときを
示しており、該第1の被駆動ギヤー19aとアームギヤ
ー23はアーム24と共に同第1の被駆動ギヤー19a
を太陽ギヤーとして反時計方向に公転し、アームバネ2
9によりアームストッパ27の方向へ引っ張られるとき
を示している。
【0046】このとき、上記アームストッパ26とアー
ム24との間にはまだ余裕があり、第2遊星ギヤー14
bの公転方向と同一方向の自転により第2の被駆動ギヤ
ー28を駆動させることはない。
【0047】図8は、上記第1の遊星ギヤー14aが接
続台17により時計方向に公転しながら反時計方向に自
転して第1の被駆動ギヤー19aに噛合する瞬間の状態
を示している。
【0048】第1の遊星ギヤー14aが時計方向に公転
しながら反時計方向に自転して第1の被駆動ギヤー19
aを通り抜けるように通過する時、一般的な遊星ギヤー
による切換えであるこのとき基本的には遊星ギヤーによ
って被駆動ギヤーを回転させてしまうことはない。
【0049】図9は、上記接続台17が時計方向に回転
しフォトリフレクタ15に制御信号が出力されモータ6
に反転させる信号が出る瞬間の状態を示している。
【0050】係止用カム17a2 にストッパ18aのツ
メ18a1 が落ち込む、一方第1の遊星ギヤー14Aは
第1の被駆動ギヤー19aと噛合する。また第2の遊星
ギヤー14bはストッパギヤー51と噛合することによ
りストッパ18bを反時計方向に回転させる。
【0051】図10は、モータの反転により太陽ギヤー
12aが反時計方向に回転し、係止用カム17a2 とス
トッパ18aにより接続台17の公転が防止され、第1
の遊星ギヤー14aは時計方向に自転し、第1の被駆動
ギヤー19aを反時計方向に回転させることによりアー
ムギヤー23とアーム24を第1の被駆動ギヤー19a
を太陽ギヤーとして反時計方向に公転させ、アームスト
ッパ26に当て付け第2の被駆動ギヤー28を反時計方
向に駆動させるものである(2番目の駆動)。
【0052】図11は、モータの反転により太陽ギヤー
12aを時計方向に回転させ、接続台17が時計方向に
回転する瞬間の状態を示しており、公転と逆方向に自転
する第1の遊星ギヤー14aが反時計方向に回転するこ
とにより第1の被駆動ギヤー19aを通り抜けようとす
るときである。
【0053】図12は、上記第1の遊星ギヤー14aが
第1の被駆動ギヤー19aを離れる瞬間の状態を示して
おり、第1の被駆動ギヤーはアームバネ29によってア
ームギヤー23とアーム24をアームストッパ27に当
て付くまで戻される。
【0054】図13は、上記第1,第2の遊星ギヤー1
4a,14bが第1の被駆動ギヤー(第1の出力ギヤ
ー)19a,19bに噛合していない状態を示してい
る。
【0055】図14は、上記第2の遊星ギヤー14bが
第1の被駆動ギヤー19bに噛合していく状態を示して
おり、上記第2の遊星ギヤー14bが公転方向と反方向
に自転しているため第1の被駆動ギヤー19bを反時計
方向に回転させ、第1の被駆動ギヤー19bを太陽ギヤ
ーとしてアーム31とアームギヤー30を反時計方向に
アームバネ36のバネ力に抗して公転する。しかしアー
ムストッパ34まで行かないため第2の被駆動ギヤー3
3を回転させることはない。
【0056】図15は、上記図14に示すクラッチ切換
部が終了した後の第2の被駆動ギヤー(第2の出力ギヤ
ー)32を駆動している状態を示している。
【0057】いま、太陽ギヤー12aを反時計方向に回
転させることにより、時計方向に回転する第1の遊星ギ
ヤー14aによりストッパ18bが反時計方向に回り接
続台17の係止用カム17a1 にストッパ18bが接続
台17の時計方向の回転を防止し、第2の遊星ギヤー1
4bは反時計方向に自転し第1の被駆動ギヤー19bを
時計方向に回転させ、アームギヤー32とアーム31は
第1の被駆動ギヤー(第1の出力ギヤー)19bを太陽
ギヤーとして時計方向に公転し、アームストッパ35に
当て付いてから第2の被駆動ギヤー(第2の出力ギヤ
ー)32を時計方向に回転駆動する(3番目の駆動)。
【0058】図16は、クラッチ切換動作のため太陽ギ
ヤー12aを時計方向に回転させた瞬間の状態を示して
おり、その動作は上記図6に示す動作を同様であるの
で、ここでの詳説は省略する。
【0059】第1の遊星ギヤー14aは反時計方向に自
転し、ツメ18b2 係止用カム17a1 から外れ、接続
台17が時計方向に回転する。またアーム31とアーム
ギヤー30は第2の遊星ギヤー14bが接続台17の公
転方向と同方向に自転するため第1の被駆動ギヤー19
bを太陽ギヤーとして反時計方向に公転しはじめる。
【0060】図17は、上記第1,第2の遊星ギヤー1
4a,14bが第1の被駆動ギヤー(第1の出力)19
a,19bとの噛合状態が解除されたときの状態を示し
ており、上記図7に示す状態と同様であるのでここでの
説明は省略する。
【0061】図18は、上記第1の遊星ギヤー14aが
第1の被駆動ギヤー19bに噛合しはじめた瞬間の状態
を示しており、上記図8に示す動作と同様であるので、
ここでの説明は省略する。
【0062】図19は、上記図9に示す状態と同様であ
るためここでの説明は省略する。
【0063】図20は、上記第1の被駆動ギヤー(第1
の出力ギヤー)19bを反時計方向に回転させ第2の被
駆動ギヤー(第2の出力ギヤー)33を反時計方向に回
転駆動する(4番目の駆動)。
【0064】図21,図22は、それぞれ上記図11,
図12に対応しており、また、図23は、上記図7,図
13,図17に対応しているので、ここでの説明は省略
する。
【0065】図24は、本発明の第2実施例の駆動力分
配装置を示す正面図である。
【0066】この第2実施例は、第1、第2の遊星ギヤ
ー14a2 と14b2 が180度の角度に配置され、第
1の被駆動ギヤー(第1の出力ギヤー)19a1 と19
b1が90度の角度に配置されているものである。
【0067】上記第2実施例の構成をさらに詳しく説明
すると、太陽ギヤー12aと接続台217に軸支されて
いる第1の遊星ギヤー14a2 と第2の遊星ギヤー14
b2とが配設されており、該第2の遊星ギヤー14b2
は太陽ギヤー12aとの間にアイドルギヤー21bが配
設されている。また、上記第1の遊星ギヤー14a2と
第2の遊星ギヤー14b2 とは回転方向が異なる。
【0068】上記接続台217にはストッパバネ22
c,22dにより押圧的に付勢されたストッパ18c,
18dが配設されており、また、接続台217の位置検
出用にPR(フォトリフレクタ)15bが配設されてい
て、該フォトリフレクタPR15bに対応する所に反射
板(図示しない)が配設されている。
【0069】上記第1,第2の遊星ギヤー14a2 ,1
4b2 にはフリクション16(図示しない)により摩擦
力が与えられている。第1の被駆動ギヤー19a1 ,1
9b1 にはそれぞれ、アームギヤー23a,30aがア
ーム24a,31aに軸支されアームギヤー23a,3
0aはフリクション38(図示しない)により摩擦力が
与えられている。上記それぞれのアームにはアームスト
ッパ26a,27aと34a,35aが配設されてお
り、アームの公転防止をしている。アームギヤーにはア
ームの公転により噛合する位置に第2の被駆動ギヤー2
5a,28aと32a,33aが配設されている。
【0070】上記アーム24a,31aにはアームバネ
29a,36aが設けられ、アーム24aはアームスト
ッパ27a側にアーム31aはアームストッパ35a側
に引っ張り付勢している。
【0071】図25ないし図32は、本第2実施例の駆
動力分配装置における各状態を示す要部正面図である。
【0072】図25は、該駆動力分配装置における第1
の遊星ギヤー14a2 が第1の被駆動ギヤー19a1 を
駆動するときの状態を示している。
【0073】このとき、太陽ギヤー12aが反時計方向
に回転し、接続台217がストッパ18aにより回転防
止されるため、上記第1の遊星ギヤー14a2 は時計方
向に自転し、第1の被駆動ギヤー19a1 を反時計方向
に回転させる。そして、アームギヤー23aとアーム2
4aとが上記第1の被駆動ギヤー19a1 を太陽ギヤー
として反時計方向に公転させる。これにより上記第2の
被駆動ギヤー25aと噛合し、該第2の被駆動ギヤー2
5aを反時計方向に回転駆動させる(第1の駆動)。
【0074】図26は、該駆動力分配装置における遊星
ギヤーの切換え途中の状態を示している。
【0075】このとき、アームギヤー23aとアーム2
4aとはアームバネ29aによりアームストッパ27a
に当接する。
【0076】図27は、上記第1の遊星ギヤー14a2
が第1の被駆動ギヤー19b1 に噛合したときの状態を
示している。
【0077】この噛合により、該第1の被駆動ギヤー1
9b1 が反時計方向に回転し、アームギヤー30aとア
ーム31aとを該第1の被駆動ギヤー19b1 を太陽ギ
ヤーとして反時計方向に公転させる。そして、アームス
トッパ34aに当て付け公転を防止することにより第2
の被駆動ギヤー32aを反時計方向に回転駆動させる
(第2の駆動)。
【0078】図28は、上記第2実施例の駆動力分配装
置における、第2のクラッチ切換え時の状態を示してい
る。
【0079】このとき、アームギヤー30aとアーム3
1aとはアームバネ36aによりアームストッパ35a
に当接する。
【0080】図29は、上記第2の遊星ギヤー14b2
が第1の被駆動ギヤー19a1 に噛合したときの状態を
示している。
【0081】この噛合により、アームギヤー23aとア
ーム24aとにより第2の被駆動ギヤー28aを時計方
向に回転駆動する(第3の駆動)。
【0082】図30は、上記第2実施例の駆動力分配装
置における、第3のクラッチ切換え時の状態を示してい
る。
【0083】図31は、上記第2の遊星ギヤー14b2
が第1の被駆動ギヤー(第1の出力ギヤー)19b1 と
噛合したときの状態を示している。
【0084】この噛合により、アームギヤー30aとア
ーム31aとにより第2の被駆動ギヤー(第2の出力ギ
ヤー)33aが時計方向に回転駆動される(第4の駆
動)。
【0085】図32は、上記第2実施例の駆動力分配装
置における、第4のクラッチ切換え時の状態を示してい
て、この後、上記図25に示す状態に移行する。
【0086】このように、本第2実施例は、第2の被駆
動ギヤーを1つ置きに駆動することができるものであ
る。
【0087】また、図4,図24に示すように第2の被
駆動ギヤーの配置と切換順番を自由に変えられることは
より小型化されているカメラのレイアウトを自由に選択
可能であるため、スペースの有効利用とカメラの小型化
に有効である。
【0088】図33は、本発明の第3実施例の駆動力分
配装置の構成を示す正面図である。
【0089】図に示すように、本第3実施例は、第1の
遊星ギヤー14a3 と第2の遊星ギヤー14b3 とを具
備している。該第1の遊星ギヤー14a3 は第2の遊星
ギヤー14b3 のアイドルギヤーになり、第1の遊星ギ
ヤー14a3 と第2の遊星ギヤー14b3 との回転方向
が異なっている。
【0090】ここで、第1の遊星ギヤー14a3 と第2
の遊星ギヤー14b3 とがなす角度をθ1とすると、上
記第1の被駆動ギヤー19a2 と第2の被駆動ギヤー1
9b2 とがなす角度θ2は、θ2=2×θ1の関係にな
っている。
【0091】たとえば、θ1=55°とするとθ2=1
10°となり、クラッチ切換えは55°ごとに行われ、
該クラッチ切換え時間の長い場合、195°(=360
°−165°)でクラッチ切換えの長短の変化を付ける
ことが可能である。
【0092】なお、クラッチ切換えの時間に長短を付け
ることにより、上述したイニシャライズ(初期位置出
し)をフォトリフレクタPR15に対応する反射板の反
射率を変化させるだけでなく、該フォトリフレクタPR
15からの信号の時間変化を検出してイニシャライズす
ることも可能となる。
【0093】他の構成は上記第1実施例と同様なのでこ
こでは説明は省略する。またストッパと係止用カムにつ
いての説明も省略する。
【0094】図34ないし図37は、本発明の第4実施
例の駆動力分配装置を示す説明図であり、それぞれ、図
34は該第4実施例の駆動力分配装置の構成を示す正面
図、図35は該駆動力分配装置におけるクラッチ機構を
示す要部正面図、図36は該駆動力分配装置におけるク
ラッチ機構とその周辺部を示す要部側面図、図37は該
駆動力分配装置におけるクラッチ機構とその周辺部を示
す要部正面図である。
【0095】互いに回転方向の異なる第1、第2の遊星
ギヤー14a8 と14b7 で、第2の遊星ギヤー14b
7 とアイドルギヤー21cとの間に一方向ギヤー42を
設け、第2の遊星ギヤー14b7 に太陽ギヤー12aの
一方向の回転しか伝達しないクラッチ機構を設けたもの
である。一方向ギヤー42に係止用カム42a,42
b,42cを設け、第2の遊星ギヤー14b7 に設けら
れた40a,40b,40cを対応させストッパバネ4
1a,41b,41cにより押圧的に付勢されている。
【0096】いま、太陽ギヤー12aが時計方向に回転
すると接続台617も時計方向に回転し、アイドルギヤ
ー21cと第1の遊星ギヤー14a8 は時計方向に公転
しながら反時計方向に自転する。このとき、一方向ギヤ
ー42に設けられている係止用カム42a〜42cに当
て付いているストッパ40a〜40cは係止が働かない
ため第2の遊星ギヤー14b7 は回転しないことにな
る。
【0097】すなわち、クラッチを切換えるとき第2の
遊星ギヤー14b7 の公転方向と同一方向の第2の遊星
ギヤー14b7 の自転はしないことになり、第1の被駆
動ギヤーを通り抜けるときむやみに第1の被駆動ギヤー
を回転させることがない。
【0098】図38は、本発明の第5実施例の駆動力分
配装置の構成を示す要部正面図である。
【0099】この第5実施例は、上記第4実施例に更に
もう一つの駆動力の分配をさせるもので、第1の被駆動
ギヤー19a3 に設けられたアーム24cの動きでレバ
ー43をチャージするようになっている。これにより、
接続台617の一回転で一回のチャージが可能で、第2
の被駆動ギヤー4個と更に1個の駆動力の分配ができる
ため5つの駆動力分配が可能となる。
【0100】図39は、上記第1実施例の駆動力分配装
置における接続台17,ストリッパ18の動作とフォト
リフレクタ(PR)15の出力信号との関係を示すタイ
ムチャートである。
【0101】上記第1実施例では、第2の被駆動ギヤー
(第2の出力ギヤー)25が沈胴、ギヤー28がSc
(チャッターチャージ)、ギヤー32がW(巻き上
げ)、ギヤー33がRw(巻き戻し)だとすると、現在
沈胴位置でレンズ鏡筒沈胴を駆動する位置である。この
とき、接続台17のあるフォトリフレクタ15に対応す
る反射板17b1 は反射板(灰色板)で全反射と非反射
の中間の反射率によりフォトリフレクタ15の出力が全
反射と非反射の中間値を出力されるものである。また、
この位置を初期位置とし、常に一連の切換え駆動動作後
は上記初期位置に待機している。このとき、フォトリフ
レクタ15の出力信号が常に中間値を出力する位置に反
射板17b1 は対応している。
【0102】ここで、まず上記接続台17を回転させ、
次にScに切換る場合を説明する。
【0103】接続台17が徐々に回転すると、フォトリ
フレクタ15の出力は中間値からLowになり、また、
ストッパ18は係止から解除方向に移動する。そして、
該フォトリフレクタ15の出力がLowからHighに
なったことを検出するとモータ6に停止指令が出され、
該モータ6が停止すると共に接続台17も停止する。
【0104】この停止までの間に確実にストッパ18は
係止位置にいるように設定されている。ここで重要なの
は、接続台17を停止した位置でその位置を確認できる
ことであり、接続台17を逆転させ、ストッパ18に係
止させた状態で接続台17の位置を確認できるのでは不
都合が生じる。すなわち、接続台17をストッパに係止
する方向に逆転させると、その場所でここではシャッタ
ーチャージScの駆動をしてしまう。このため、接続台
17を切換え方向の回転停止のみでその位置を確認でき
ることが重要となるのである。
【0105】次に、本発明の駆動力分配装置におけるク
ラッチ機構を初期位置にセットする制御方法を図40に
示すフローチャートおよび図41に示すタイミングチャ
ートを参照して説明する。
【0106】図41は、上記第1実施例におけるモータ
6(図3参照)を回転させたときのストッパー18の動
きと、フォトリフレクタ15の出力を示したもので、接
続台17が一回転する間にnカ所の駆動力、出力場所が
あることを示すものである。
【0107】該駆動力出力場所には、ギヤー位置を示す
コードNo.1〜nが割り付けられている。ここで、ギ
ヤー位置コード1が初期位置を示しこのときフォトリフ
レクタ15の出力は、Mレベルとなり、HレベルとLレ
ベルの中間位置となる。また、その他の駆動力出力場所
であるギヤー位置は、この初期位置からの相対的な位置
関係で制御される。
【0108】次に、図40に示すフローチャートを参照
して初期位置出しについて説明する。
【0109】まず、ステップS1でフォトリフレクタ1
5の出力をアナログ−デジタル変換(A/D)して、信
号レベルを検出する。次にステップS2で、検出した信
号レベルが初期位置の信号レベルであるMレベルである
かどうかを判断する。信号レベルがMレベルであるとき
は、すでにギヤー位置が初期位置となっているので、モ
ータを駆動することなくステップS27へ進みRAMB
に1をセットして終了する。なお、上記RAMBは、ギ
ヤー位置が現在どの場所にいるかを格納しておくための
メモリーである。また、該RAMBにセットするデータ
は、図41のタイミングチャートに示すギヤー位置コー
ドNoである。図40のフローチャートは初期位置出し
のプログラムであるので、該RAMBには、初期位置を
示すコードNo1がセットされる。
【0110】再び、ステップS2に戻って検出された信
号レベルが、初期位置の信号レベルでないときは、ステ
ップS4へ進む。このステップS4ではプログラム中で
使用するRAMCを、初期化するため0をセットしてい
る。なお、RAMCについては、後に詳述する。
【0111】次に、ステップS5へ進みモータ6をON
させギヤー位置を切換える方向へ、モータを回転させ
る。次に、ステップS6へ進みモータ回転中のフォトリ
フレクタPR15の出力信号のA/Dを行い、信号レベ
ルを検出する。次に、ステップS7へ進み、検出された
信号レベルが立ち上がったかどうかを判断する。信号レ
ベルの立ち上がりは図41に示すスレッショルドレベル
に対して信号レベルがL→Hへ変化したときを、検出す
ることで行う。
【0112】ここで、信号レベルの立ち上がりが検出さ
れないときは再びステップS6へ戻りPR信号のA/D
を行う。このように、ステップS6、ステップS7で、
PR信号立ち上がり検出が行われるまでループを形成す
る。ここで、フォトリフレクタ15信号の立ち上がりが
検出されると、ステップS8へ進み、検出されたフォト
リフレクタ15の信号の立ち上がりが、ノイズによるも
のかどうかを判断するためのタイマをスタートさせる。
このタイマは所定時間経過すると、オーバーフロー信号
が出力される。
【0113】なお、該所定時間はノイズによるパルス幅
より充分長く、正しいパルス幅よりも、充分短い時間が
設定される。すなわち、上記タイマが、オーバーフロー
するよりも前に再びフォトリフレクタ15からの出力信
号が立ち上がった場合は、ノイズと判断することができ
る。この処理が、ステップS10、ステップS11によ
る処理で、ステップS10で、タイマがオーバーフロー
するよりも前にフォトリフレクタ15からの出力信号が
立ち下がった場合は今回検出された立ち上がり信号は、
ノイズによるものと判断して、再びステップS6へ戻
る。
【0114】上記フォトリフレクタ15からの出力信号
の立ち下がりが検出されないときは、タイマオーバーフ
ローをチェックして、タイマがオーバーフローしている
ときは、今回検出された立ち上がり信号は正しい信号と
し、ステップS12へ進む。タイマがオーバーフローし
ていないときは、まだ、ノイズかどうかの判断ができな
いので、再び、ステップS9へ戻る。
【0115】正しい信号出力と判断されると、ステップ
S12で、再び、フォトリフレクタ15からの出力信号
レベルをアナログ−ディジタル変換して、ステップS1
3へ進む。
【0116】ステップS13では、上記アナログ−ディ
ジタル変換結果と、上記RAMCの内容との比較を行
い、該アナログ−ディジタル変換(A/D)値がRAM
Cの内容より大のときはステップS14へ進み、該A/
D値をRAMCにセットしてステップS15へ進む。上
記A/D値がRAMCより小のときは、ステップS15
へ進み、ステップ15では、フォトリフレクタ15から
の出力信号が立ち下がったかどうかを判断し、立ち下が
りが検出されないときは、再び、ステップS12へ戻
る。
【0117】このようにステップS12〜ステップS1
5のループを形成し、フォトリフレクタ信号が立ち下が
ると、ループから抜けてステップS10へ進む。このと
き、RAMCには該フォトリフレクタ信号の立ち上がり
から立ち下がりまでの間でのフォトリフレクタ信号レベ
ルのMAX値が格納されることになる。
【0118】次に、ステップS16でRAMCの値が、
初期位置の信号レベルであるMレベルであるかどうかの
判断を行い、Mレベルではないときは、再び、ステップ
S4へ戻る。RAMCの値が、Mレベルであるときはス
テップS17へ進む。ステップ17では接続台17が一
回転する間の駆動力出力場所の個数nをRAMCにセッ
トする。
【0119】次に、ステップS18〜ステップS23で
フォトリフレクタからの出力信号のノイズ判断を含む、
立ち上がり信号検出を行う。なお、該処理は先に説明し
た、ステップS6〜ステップS11までの内容と同じで
ある。
【0120】ステップS24ではRAMDの値をデクリ
メントし、ステップS25では、RAMDの値が0かど
うかを判断し、0でないときは再びステップS18へ戻
る。また、0のときは、ステップS26へ進み、データ
をストップさせる。すなわち、ステップS18〜ステッ
プS25までのループは、RAMDにセットされた値の
数だけフォトリフレクタからの出力信号の立ち上がり回
数を数える処理をすることになり、その後モータをスト
ップさせることになる。
【0121】上記RAMDの値は、回転台1回転分の駆
動力出力場所の数、すなわち、回転台はステップS16
までに初期位置をさがし、そこからさらに1回転分の駆
動力出力場所の数であるので、該回転台はステップS1
6までに初期位置をさがし、そこからさらに1回転させ
て、初期位置で、モータを停止することになり、回転台
は初期位置にセットされる。
【0122】この後、ステップS27で、RAMBに1
をセットし、先に説明したようにRAMBに現在位置の
コードNoとして、初期位置であることを示す“1”を
セットして終了する。
【0123】図42は、ギヤー位置を所定の位置へセッ
トする場合の制御方法を示すフローチャート(ギヤー位
置セット)である。
【0124】まず、ステップS31でRAMAと、RA
MBの値の比較を行う。ここで、RAMAには、セット
したいギヤー位置のコードNoつまり目標位置がセット
されている。RAMBには、先に詳述したとおり、現在
のギヤー位置を示すコードNoが格納されている。
【0125】ここで、RAMA=RAMBのときは、す
でに、目標位置=現在位置となっているのでモータを駆
動することなく終了させる。
【0126】RAMA<RAMBのときは、ステップS
32へRAMA>RAMBのときは、ステップS33へ
それぞれ進み、ステップS32,ステップ33ではそれ
ぞれ現在位置から目標位置までのPR信号の立ち上がり
の数を計算し、RAMDにセットしている。
【0127】ステップS32について説明すると、この
場合目標位置<現在位置のときであるから、現在位置か
ら目標位置へ駆動するとき、初期位置を通過するため、
目標位置までのPR信号の立ち上がりの数は初期位置ま
での立ち上がり信号の数に、初期位置から目標位置まで
の立ち上がり信号の数を加えた数となる。つまりn−R
AMB+RAMAとなる。
【0128】一方、ステップS33では、目標位置>現
在位置のときであるので、駆動中に初期位置を通過する
ことがないため、目標位置と現在位置との数の差がその
まま、目標位置までの立ち上がり信号の数となる。
【0129】次に、ステップS34でモータONさせ、
ステップS35〜ステップS42で、RAMDにセット
された値だけ、PR信号の立ち上がり信号の数を数え
る。この部分の処理は、図40におけるステップS18
〜ステップS25同じである。そして、ステップS43
で、モータをストップさせてステップS44で、現在位
置を示すRAMBに、目標位置であるRAMAの値をセ
ットして、現在位置を更新し、木方ギヤー位置へ行動す
る処理を終了する。
【0130】このように、上記実施例の駆動力分配装置
によれば、モータの一方向の回転で被駆動ギヤーの正逆
回転駆動を可能とさせ、遊星ギヤーの公転により第2の
被駆動ギヤーを回転駆動させることがない、また互いに
回転方向の異なる第1の遊星歯車で一方の第1の遊星歯
車を他方の第1の遊星歯車のアイドル歯車としているた
め、部品点数が少ないだけでなくスペースメリットも大
きい構造の簡単な駆動力分配装置を提供できる。
【0131】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、駆
動源の一方向回転のみで複数の被駆動機構に正逆両方向
転の駆動力を伝達すると共に、小型で安価な、駆動力分
配装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駆動力分配装置が適用される一カメラ
の要部レイアウトを示した正面図である。
【図2】上記カメラの要部レイアウトを示した下面図で
ある。
【図3】本発明の第1実施例の駆動力分配装置における
クラッチ機構の主要断面図を示した断面図である。
【図4】上記第1実施例の駆動力分配装置の構成を示す
平面図である。
【図5】上記第1実施例の駆動力分配装置におけるクラ
ッチ切換部の主要部の動作を時系列的に詳細に説明した
要部正面図である。
【図6】上記第1実施例の駆動力分配装置におけるクラ
ッチ切換部の主要部の動作を時系列的に詳細に説明した
要部正面図である。
【図7】上記第1実施例の駆動力分配装置におけるクラ
ッチ切換部の主要部の動作を時系列的に詳細に説明した
要部正面図である。
【図8】上記第1実施例の駆動力分配装置におけるクラ
ッチ切換部の主要部の動作を時系列的に詳細に説明した
要部正面図である。
【図9】上記第1実施例の駆動力分配装置におけるクラ
ッチ切換部の主要部の動作を時系列的に詳細に説明した
要部正面図である。
【図10】上記第1実施例の駆動力分配装置におけるク
ラッチ切換部の主要部の動作を時系列的に詳細に説明し
た要部正面図である。
【図11】上記第1実施例の駆動力分配装置におけるク
ラッチ切換部の主要部の動作を時系列的に詳細に説明し
た要部正面図である。
【図12】上記第1実施例の駆動力分配装置におけるク
ラッチ切換部の主要部の動作を時系列的に詳細に説明し
た要部正面図である。
【図13】上記第1実施例の駆動力分配装置におけるク
ラッチ切換部の主要部の動作を時系列的に詳細に説明し
た要部正面図である。
【図14】上記第1実施例の駆動力分配装置におけるク
ラッチ切換部の主要部の動作を時系列的に詳細に説明し
た要部正面図である。
【図15】上記第1実施例の駆動力分配装置におけるク
ラッチ切換部の主要部の動作を時系列的に詳細に説明し
た要部正面図である。
【図16】上記第1実施例の駆動力分配装置におけるク
ラッチ切換部の主要部の動作を時系列的に詳細に説明し
た要部正面図である。
【図17】上記第1実施例の駆動力分配装置におけるク
ラッチ切換部の主要部の動作を時系列的に詳細に説明し
た要部正面図である。
【図18】上記第1実施例の駆動力分配装置におけるク
ラッチ切換部の主要部の動作を時系列的に詳細に説明し
た要部正面図である。
【図19】上記第1実施例の駆動力分配装置におけるク
ラッチ切換部の主要部の動作を時系列的に詳細に説明し
た要部正面図である。
【図20】上記第1実施例の駆動力分配装置におけるク
ラッチ切換部の主要部の動作を時系列的に詳細に説明し
た要部正面図である。
【図21】上記第1実施例の駆動力分配装置におけるク
ラッチ切換部の主要部の動作を時系列的に詳細に説明し
た要部正面図である。
【図22】上記第1実施例の駆動力分配装置におけるク
ラッチ切換部の主要部の動作を時系列的に詳細に説明し
た要部正面図である。
【図23】上記第1実施例の駆動力分配装置におけるク
ラッチ切換部の主要部の動作を時系列的に詳細に説明し
た要部正面図である。
【図24】本発明の第2実施例の駆動力分配装置を示す
正面図である。
【図25】上記第2実施例の駆動力分配装置における第
1の遊星ギヤーが第1の被駆動ギヤーを駆動するときの
状態を示す要部正面図である。
【図26】上記第2実施例の駆動力分配装置における遊
星ギヤーの切換え途中の状態を示す要部正面図である。
【図27】上記第2実施例の駆動力分配装置における第
1の遊星ギヤーが第1の被駆動ギヤーに噛合したときの
状態を示す要部正面図である。
【図28】上記第2実施例の駆動力分配装置における第
2のクラッチ切換え時の状態を示す要部正面図である。
【図29】上記第2実施例の駆動力分配装置における第
2の遊星ギヤーが第1の被駆動ギヤーに噛合したときの
状態を示す要部正面図である。
【図30】上記第2実施例の駆動力分配装置における第
3のクラッチ切換え時の状態を示す要部正面図である。
【図31】上記第2実施例の駆動力分配装置における第
2の遊星ギヤーが第1の被駆動ギヤーと噛合したときの
状態を示す要部正面図である。
【図32】上記第2実施例の駆動力分配装置における第
4のクラッチ切換え時の状態を示す要部正面図である。
【図33】本発明の第3実施例の駆動力分配装置の構成
を示す正面図である。
【図34】本発明の第4実施例の駆動力分配装置の構成
を示す正面図である。
【図35】上記第4実施例の駆動力分配装置におけるク
ラッチ機構を示す要部正面図である。
【図36】上記第4実施例の駆動力分配装置におけるク
ラッチ機構とその周辺部を示す要部側面図である。
【図37】上記第4実施例の駆動力分配装置におけるク
ラッチ機構とその周辺部を示す要部正面図である。
【図38】本発明の第5実施例の駆動力分配装置の構成
を示す要部正面図である。
【図39】上記第1実施例の駆動力分配装置における接
続台17,ストリッパ18の動作とフォトリフレクタ
(PR)15の出力信号との関係を示すタイムチャート
である。
【図40】上記第1実施例の駆動力分配装置におけるク
ラッチ機構を初期位置にセットする制御方法を示したフ
ローチャートである。
【図41】上記第1実施例の駆動力分配装置におけるモ
ータ6を回転させたときのストッパー18の動きと、フ
ォトリフレクタ15の出力を示したタイミングチャート
である。
【図42】上記第1実施例の駆動力分配装置におけるギ
ヤー位置を所定の位置へセットする場合の制御方法を示
すフローチャートである。
【図43】従来の、カメラ等における駆動力分配機構の
一例を示した要部正面図である。
【図44】従来の、カメラ等における駆動力分配機構の
一例を示した要部正面図である。
【符号の説明】
6…モータ 12a…太陽ギヤー 14a…第1の遊星ギヤー 14b…第2の遊星ギヤー 15…フォトリフレクタPR 17…接続台 17b1 …半反射板 17b2 …全反射板 18…ストッパ 19a,19b…第1の被駆動ギヤー 21…アイドルギヤー 22a,22b,29,36…アームバネ 23…アームギヤー 24…アーム 25,28…第2の被駆動ギヤー 26,27,34,35…アームストッパ 30…アームギヤー 31…アーム 32,33…第2の被駆動ギヤー 50,51…ストッパギヤー
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】さらに、上記接続台17の上面には反射板
17bが設けられ、検出素子であるPR(フォトリフレ
クタ)15により上記太陽ギヤー12aと第1の被駆動
ギヤー19aとを接続する遊星ギヤー14の位置関係を
検出して制御するようになっている。上記第1の被駆動
ギヤー19aはアーム24を介してアーム軸3に回転
可能に係合している。なお、該アーム軸39は地板20
に固定されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】一方、上記アーム24から突出する軸24
aに回転可能に係合しているアームギヤー23が、フリ
クション38による摩擦力を与えられてスラスト留37
で係止されている。これにより、上記第1の被駆動ギヤ
19aの回転によりアームギヤー23はアーム24と
共に公転することになる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】また、上記フォトリフレクタPR15から
の出力信号に基づいて、太陽ギヤー12aを反時計方向
に回転するようにモータを制御することによって、第
の遊星ギヤー14aを時計方向に回転させる。また、第
1の被駆動ギヤー19aを時計方向に回転させて、ア
ームギヤー23をアーム24と共に時計方向に公転さ
せ、アーム24がアームストッパ2により公転を防止
されることにより、該アームギヤー23は時計方向に自
転し、第2の被駆動ギヤー28を時計方向に回転させ
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】すなわち、上記第1の被駆動ギヤー19a
は、回転方向の異なる第1,第2の遊星ギヤー14a,
14bによって時計、時計の両方向の回転が可能とな
り、第1の被駆動ギヤー19aの回転方向により、アー
ムギヤー23の伝達先である第2の被駆動ギヤー25,
28を選択駆動することが可能となる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図24
【補正方法】変更
【補正内容】
【図24】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図27
【補正方法】変更
【補正内容】
【図27】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図29
【補正方法】変更
【補正内容】
【図29】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図33
【補正方法】変更
【補正内容】
【図33】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図38
【補正方法】変更
【補正内容】
【図38】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータの駆動力を出力する出力手段と、 カメラに設けられた複数の作動部の内の少なくとも2つ
    に上記モータの駆動力を選択的に伝達する少なくとも1
    つの伝達手段と、 上記出力手段からの出力を、上記伝達手段に対して異な
    る方向の回転力を選択的に付与するために接続される接
    続手段と、 異なる方向の回転力を上記伝達手段に選択的に接続する
    ために、上記接続手段の位置を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする駆動力分配装置。
  2. 【請求項2】モータにより正転又は逆転の駆動力を付与
    される太陽歯車と、 上記太陽歯車の一方の回転方向を、該太陽歯車と同じ方
    向の回転か又は該太陽歯車と異なる方向の回転に変換す
    る遊星歯車を少なくとも2つ有する回転方向変換手段
    と、 上記回転方向変換手段の遊星歯車によって変換された所
    定方向の回転駆動力が伝達される少なくとも1つの伝達
    手段と、 を具備したことを特徴とする駆動力分配装置。
  3. 【請求項3】上記遊星歯車が上記伝達手段に駆動力を伝
    達している際に、該遊星歯車と該伝達手段との位置を保
    持する保持手段を有していることを特徴とする請求項1
    に記載の駆動力分配装置。
  4. 【請求項4】上記伝達手段は、上記遊星歯車からの駆動
    力が伝達される太陽歯車と、該太陽歯車からの駆動力を
    選択的に伝達される第1及び第2の被駆動手段とを少な
    くとも有することを特徴とする請求項1に記載の駆動力
    分配装置。
JP26666793A 1993-10-25 1993-10-25 駆動力分配装置 Pending JPH07120820A (ja)

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Effective date: 20031015