JPH07120164B2 - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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JPH07120164B2
JPH07120164B2 JP60257546A JP25754685A JPH07120164B2 JP H07120164 B2 JPH07120164 B2 JP H07120164B2 JP 60257546 A JP60257546 A JP 60257546A JP 25754685 A JP25754685 A JP 25754685A JP H07120164 B2 JPH07120164 B2 JP H07120164B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は制御装置に関し、特に主制御部と複数の副制御
部と画像処理のプロセス機器を動作させる入出力部とを
備える制御装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の装置は機能の充実を図るためマイクロコ
ンピユータ化されてきているが、機能の増加に伴って機
器内の制御対象物も増加し、さらにこれら制御対象物の
制御に高速応答性が要求されるようになつた。しかし、
この様な高速応答性が要求される制御対象物の数が多く
なると、プログラムによる時分割制御は適さないため、
この様な制御には1つの制御対象物に1つのマイクロコ
ンピユータを対応させる、いわゆるマルチプロセス方式
を用いたり、専用のハードウエア回路を付加したりして
対処していた。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来例では回路規模が大きくなり、又信頼性も低
く、コストの高いものになるという欠点があつた。
特に、マルチプロセッサを用いて複写制御等の一連のシ
ーケンスを制御する場合、各プロセッサがそれぞれ独立
して制御動作を実行するために、複写のための各プロセ
ス機器を各プロセッサで制御しようとすると、全体とし
て動作のタイミングを合わせるのが困難であった。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、複数個の
プロセス機器を主制御部と複数の副制御部により動作さ
せて一連の画像処理を行う場合に、各プロセス機器を高
精度のタイミングで動作させることができ、かつハード
ウェア構成及びソフト構成を簡略化できる制御装置を提
供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の制御装置は以下のよ
うな構成を備える。即ち、 主制御部と複数の副制御部と画像処理のプロセス機器を
動作させるための複数の入出力部とを備え、前記主制御
部よりの制御情報に基づいて制御を行う制御装置であっ
て、画像処理における前記複数の入出力部のそれぞれの
動作タイミングを決定するための第1ブロック信号と第
2のクロック信号を発生する第1と第2のクロック信号
発生手段を備え、前記主制御部と前記複数の副制御部の
各々に前記第1のクロック信号と前記第2のクロック信
号を計数する第1と第2の計数手段を備える。
[作用] 以上の構成において、画像処理における複数の入出力部
のそれぞれの動作タイミングを決定するための第1のク
ロック信号と第2のクロック信号を発生し、主制御部と
複数の副制御部の各々の第1と第2の計数手段により、
第1のクロック信号と第2のクロック信号を計数する。
そして、主制御部と複数の副制御部は共通の前記第1と
第2のクロック信号を入力し、これら第1と第2の計数
手段の計数値に基づき一連の画像処理制御を行うように
動作する。
[実施例] 上述の問題点を解決するために例えば第1図に示す実施
例の複写機は、主制御部としてのマスタCPU2と、計数手
段としてのカウンタMDCNT200と、複数の副制御部として
のスレーブCPU3〜5と、その計数手段としてのカウンタ
SDCNTと、各種センサの入力及び各種モータを動作させ
るためのI/O群6とを備え、マスタCPU2とスレーブCPU3
〜5は、カウンタMDCNTとカウンタSDCNTのカウント順に
従って、一連の複写シーケンスの制御を行う。
以下、添付図面に従つて本発明の一実施例を詳細に説明
する。
[複写機の回路ブロツクの説明(第1図)] まず第1図は実施例の複写機の回路構成を示すブロツク
図である。図中、1は各種入力キー及び表示部より構成
される操作部であり、2は全体のまとめを行うマスタCP
UでROM2aに制御プログラムやデータ等を内蔵している。
3〜5は負荷の制御を受け持つスレーブCPUで、ROM3a〜
5aには同じ制御プログラムが内蔵されていて、共通のI/
O群6を制御する。このI/O群6はマスタCPU2及びスレー
ブCPU3〜5により制御可能となつている。
7〜13はマスタCPU2により直接制御される負荷群であ
り、7はメインモータ、8は光除電器、9は帯電器、10
は露光ランプ、11は現像バイアス、12は転写器、13は定
着ヒータである。
14は光学系走査用スキヤンモータ、15、16は給紙ローラ
駆動用の給紙モータ、17はレジストローラ駆動用レジス
トモータ、18はズームレンズ駆動用変倍モータ、19は前
後端及びサイドイレース用ブランク露光である。
20は定着器の温度検出用定着サーミスタ、21は光学系の
ホームポジシヨン(H.P)検出用H.Pセンサ、22,23は給
紙カセツト内の紙の有無を検出する給紙センサで、給紙
カセツトの数に対応し、ここでは2個設けられている。
21はズームレンズの絶対位置補正用の変倍用H.Pセン
サ、28は給紙部よりレジストローラへ紙が正確に送出さ
れてくるか否かを検出するレジストセンサである。35a
は現像器内のトナー量を検出するためのトナー補給セン
サ、37aはクリーナ部の排トナー量を検出するための排
トナーセンサである。
CLK1は感光体ドラムの回転に同期して得られるドラムク
ロツクであり、CLK2は光学系の走査に同期して得られる
スキヤンクロツクであり、共にマスタCPU2、スレーブCP
U3〜スレーブCPU5へ接続されている。
[複写機の概略構成の説明(第2図)] 第2図は複写機の概略断面図であり、第1図と同じもの
は同一記号で示している。
10の原稿照明手段である露光ランプにより原稿がスリツ
ト露光され、原稿像がズームレンズ30によつて感光ドラ
ム34上に結像される。この時の原稿反射光は第1ミラー
27、第2ミラー28、第3ミラー29、ズームレンズ30、第
4ミラー31、第5ミラー32、第6ミラー33を介して感光
ドラム34に導かれる。
この時感光ドラム34の矢印方向(A)の回転にあわせ、
露光ランプ10と第1ミラー27が矢印方向(B)へ移動す
る。そしてこの露光ランプ10と第1ミラー27の移動速度
の1/2の速度で、第2ミラー28と第3ミラー29が同一矢
印方向(B)へ移動する。これは光路長を一定にするた
めである。そして露光ランプ10と第1ミラーが原稿の長
さ分走査した後、矢印方向(C)へ移動を始め、H.Pセ
ンサ21へ達することにより停止、または連続コピー時に
はこれらの繰り返し動作を行う。
上記動作によつて、帯電器9により帯電された感光ドラ
ム34上に静電潜像を形成し、35の現像器により作像され
る。給紙aカセツト40あるいは給紙bカセツト41から、
給紙aローラ38あるいは給紙bローラ39により一枚づつ
給紙され、レジストローラ42でレジストレーシヨンされ
た転写紙へ転写器12により転写される。その後分離器36
により転写された転写紙が感光ドラム34より分離され、
搬送器43によつて搬送され、定着器44により転写紙に転
写されたトナーを定着した後、機外へ排出される。
[複写機のタイミング説明(第3図)] 第3図は複写機の制御状態を示すタイミングチヤートで
あり、これは1枚コピー時の物である。
図中各種モータ及びブランク露光はフラツトなレベルで
記述されているが、何れにおいてもこれらはタイミング
を示すものであり、実際の制御状態とは異なるものであ
る。
操作部1のコピーキーが押されることにより、ドラムク
ロツクCLK1、スキヤンクロツクCLK2の出力が開始され、
スキヤンモータ14による往復動作が実行されて、再びH.
Pセンサによりホームポジシヨンに戻つたことが確認さ
れるとスキヤンクロツクCLK2を停止する。また転写紙上
に画像が転写定着された後、機外に排紙されることによ
り、ドラムクロツクCLK1の出力が停止する。
[マスタCPUの動作説明(第4図)(第8図〜第10
図)] 第4図はマスタCPU2のROM2aに内蔵された制御プログラ
ムのフローチヤートである。
電源スイツチがオンされると開始され、まずステツプS1
でマスタCPU2のRAMと各PORTを初期化し、ステツプS2に
おいては操作部1のコントロールを行う。これは操作部
1上のキーチエツクを行ない後述するモードの変更等に
合わせ適切なる表示を行ない、又、機械の異常等も表示
するものである。
ステツプS3は定着器44を適正な温度にコントロールする
ステツプであり、定着サーミスタより得た温度情報によ
りウエイト中は170℃に、又コピー中は190℃にコントロ
ールする。ステツプS4はスレーブCPU3、スレーブCPU4と
スレーブCPU5のコントロールを行うものであり、ウエイ
ト中である本ステツプにおいては、第8図に示すモード
ナンバー0〜4を順次スレーブCPU3〜スレーブCPU5へ割
り当て、機械の状態のチエツクと機械のコントロールを
行うものである。
このウエイト中の流れを第9図に示す。本図においては
スレーブCPUの番号とモードナンバーが限定された様に
書かれているが、これに限定されるものではない。又モ
ードからモードへの移行は、本実施例においては異常の
無い時に移行する様になつているが、これも例えば特定
処理ブロツク毎に移行してもかまわない。これにより更
に異常に対する応答が早くなることは言うまでもなく、
従つてこのモードからモードへの移行も本実施例に特に
限定されるものではない。
ステツプS5ではコピースタートか否かを判定し、機械上
あるいは操作部上の諸条件に問題がなく、かつコピーキ
ーがオンされている時は次のステツプS6へ、又コピーキ
ーがオンされていない時或は諸条件に問題があるときは
ステツプS2へ戻る。ステツプS6ではタイミング制御を行
なわない負荷のメインモータ7、光除電器8、帯電器9
をオンし、ステツプS7ではスレーブCPU3〜スレーブCPU5
のコントロールを行うものである。
コピー中である本ステツプにおいては第8図に示すモー
ドナンバー0〜9を順次スレーブCPU3〜スレーブCPU5へ
割り当て、機械の状態チエツクと機械のコントロールを
行う。このコピー中の流れを第10図に示す。第10図にお
いてもスレーブCPUの番号とモードナンバーが限定され
ているかの様に書かれているが、これに限定されるもの
ではない。
次にステツプS8でドラムクロツクCLK1とスキヤンクロツ
クCLK2のカウントを行ない、これらの値はこれ以後のス
テツプで参照される。ここでは各クロツクCLK1、CLK2の
入力毎に、マスタCPU2のRAMのドラムクロツクカウンタM
DCNTと、スキヤンクロツクカウンタMSCNTをインクリメ
ントし、所定タイミングにおいてクリア等を行ない、又
同時にコピー枚数の減算等も行なつている。この事は後
述するように操作部の一部、例えばコピー枚数やコピー
ストツプキーの管理も行なつていることになる。
ステツプS9は定着器44を適正な温度にコントロールし、
定着サーミスタ20より得た温度情報により190℃にコン
トロールしている。ステツプS10はスキヤンクロツクCLK
2のチエツクであり、MSCNTの値がT1になるとステツプS1
1へ進み露光ランプ10を点灯する。
ステツプS12は同様にスキヤンクロツクCLK2のチエツク
を行ない、MSCNTの値がT2のときに次ステツプS13へ進み
露光ランプ10をオフにする。これにより露光ランプ10は
(T2−T1)X(スキヤンクロツクの周期)の間、点灯す
ることになる。
同様にステツプS14ではドラムクロツクCLK1のカウント
数をチエツクし、MDCNTの値がT3になるとステツプS15へ
進み現像バイアス11をオンにする。ステツプS16ではド
ラムクロツクCLK1のカウント値を示すMDCNTがT4になる
とステツプS17に進み現像バイアス11をオフにする。こ
こでT1<T2<T3<T4である。
ステツプS18は排紙センサ25により最終紙が排紙された
か否かをチエツクするものであり、最終紙が排紙されて
いなければステツプS7へ戻り、以上説明した前述の動作
を繰り返し、又最終紙が排紙されていればステツプS19
へ進み、ドラムクロツクCLK1のチエツクを行ない、カウ
ント数がT5(T5<T5)の時に次ステツプS20へ進み、帯
電器、光除電器、メインモータをオフにし、再びステツ
プS2へ戻りウエイト状態となる。
[スレーブCPUの動作説明(第5図(a)〜(h)、第
8図〜第10図)] 第5図(a)〜第5図(h)はスレーブCPU3〜5のROM3
a〜5aに内蔵された制御プログラムのメインフローチヤ
ートであり、ROM3a〜5aの内容はいずれも同じであるた
め、ここではスレーブCPU3をもとに説明する。
まずマスタCPU2の場合と同様に図示しない電源スイツチ
がオンされると開始され、まずステツプS30でスレーブC
PU3のRAMとPORTを初期化し、ステツプS31〜ステツプS40
で第8図に示すモードのうちどのモードが指定されてい
るかをチエツクする。もしモードが指定されていれば、
所定の処理を行ない該処理終了後、或はモード指定がさ
れていない場合には、ステツプS41でコピー中か否かの
チエツクを行ない、コピー中でなければステツプS31へ
戻り、又コピー中であればステツプS42へ進む。
ステツプS42ではドラムクロツクCLK1のカウントをSDCNT
を用いて行うとともに、コピー枚数のチエツクを行な
い、他の処理中に参照可能にしている。この処理終了後
はステツプS31へ戻り上記説明した動作を繰り返し行
う。次に各モードの処理説明を行う。
トナー補給のチエツクであるモード0の時はステツプS4
3へ進み、ステツプS43でトナー補給センサ35aがオンし
ているか否かをチエツクし、オンしていなければ正常で
あることをマスタCPU2に知らせてステツプS41へ進む。
オンしていればステツプS44へ進み、所定回数(或は所
定時間)トナー補給センサ35aがオンしているか否かを
チエツクする。所定回数(或は所定時間)に達していな
ければステツプS41へ進み、所定回数(或は所定時間)
に達していればステツプS45でマスタCPU2へ異常(トナ
ー無し)であることを知らせる。なお後述するが、スレ
ーブCPU3〜5よりマスタCPU2へのデータの送出により、
マスタCPU2に割り込みが発生し、マスタCPU2は割り込み
処理ルーチンの中でスレーブCPU3〜5よりのデータの処
理を行う。
紙なしのチエツクを行うモード1の時はステツプS46へ
進み、給紙aセンサ22がオンか否かをチエツクし、オン
していなければマスタCPU2へ正常(給紙a側)であるこ
とを知らせステツプS48へ進む。オンしていなければス
テツプS47でマスタCPU2へ異常(給紙a側紙無し)であ
ることを知らせ、ステツプS48に進み給紙bセンサ23が
オンか否かをチエツクし、ステツプS46,47と同様の動作
を行う。
排トナーのチエツクを行うモード2の時はステツプS50
へ進み、排トナーセンサ37aがオンか否かをチエツク
し、オンしていなければマスタCPU2へ正常であることを
知らせてステツプS41へ進み、オンしていればステツプS
51へ進み、所定回数(或は所定時間)排トナーセンサ37
aがオンしているか否かをチエツクし、所定回数(或は
所定時間)に達していなければステツプS41へ進むが、
所定回数(或は所定時間)に達していればステツプS52
でマスタCPU2へ異常(排トナー異常)であることを知ら
せる。
また変倍レンズの制御を行うモード3の時は第5図
(b)のステツプS60へ進み、電源オン直後か否かをチ
エツクする。電源オン直後であればステツプS61へ進み
変倍ホームポジシヨンセンサ24がオンしているか否かを
チエツクする。オンしていなければステツプS62で、CPU
2へ異常(変倍レンズ未設定)である事を知らせ、ステ
ツプS63で変倍レンズをホームポジシヨン側へ移動する
べく変倍モータ18を駆動した後、ステツプS41へ戻る。
一方、ステツプS61で変倍ホームポジシヨンセンサ24が
オンしていれば、ステツプS64へ進み、初期設定位置で
ある等倍位置へ移動するように変倍モータ18をコントロ
ールし、所定位置に達したならばマスタCPUへ正常であ
ることを知らせる。これらは変倍モータがステツピング
モータで駆動されているため、電源オン後の絶対位置を
確認するのに必要な絶対位置補正処理である。
ステツプS60で電源入力直後でない時はステツプS65に進
み、倍率が変更されたか否かをチエツクする。倍率が変
更されていなければステツプS41に戻るが、倍率変更の
要求があればステツプS66へ進み、要求された倍率の位
置へ移動したか否かをチエツクする。移動していればマ
スタCPU2へ正常であることを知らせステツプS41へ進む
が、移動していなければステツプS67へ進み、マスタCPU
2へ異常(変倍レンズ移動巾)を知らせ、ステツプS68で
定められた倍率位置へ変倍レンズを移動するべく変倍モ
ータ18を駆動する。
スキヤナのホームポジシヨンをチエツクするモード4の
場合は、第5図(c)のステツプS69へ進み、光学系ホ
ームポジシヨンセンサ21によつて検知されるか否かをチ
エツクする。ホームポジシヨンにあればマスタCPU2へ正
常であることを知らせるステツプS41へ進むが、ホーム
ポジシヨンになければステツプS70でマスタCPU2へ異常
(光学系ホームポジシヨンはずれ)を知らせ、ステツプ
S71で光学系がホームポジシヨンセンサ21側へ移動する
ように、ステツピングモータであるスキヤンモータ14を
駆動させる。
次にコピー時におけるスキヤナの移動を行うモード5の
場合は第5図(d)のステツプS80へ進み、後述するRAM
300のエンドフラグEFLG1のチエツクを行ない、エンドフ
ラグEFLG1が立つていれば、このことをマスタCPU2へ知
らせるステツプS41に進む。エンドフラグEFLG1が立つて
いなければステツプS81へ進み、同じく後述する反転フ
ラグ(RFLG)のチエツクを行う。反転フラグRFLGが立つ
ていなければステツプS82へ進み、光学系の移動距離に
対応したパルス数(ステツピングモータ駆動パルス数)
のチエツクを行う。所定パルス数に達していない時、即
ち原稿サイズに等しい距離を移動していなければ、ステ
ツプS83へ進みステツピングモータであるスキヤンモー
タ14を前進駆動させる。
一方、ステツプ82で光学系が原稿サイズに等しい距離を
移動していれば、ステツプS84に進み反転フラグRFLGを
セツトする。従つてここまでの処理で光学系は前進し露
光プロセスを終了したことになる。
ステツプS84で反転フラグRFLGをセツトすることによ
り、次の処理の流れにおいて、ステツプS81で反転フラ
グRFLGがオンと判断されるため、ステツプS85に進み光
学系を更新させるモードとなる。
ステツプS85でホームポジシヨンセンサ21をチエツク
し、光学系がホームポジシヨンに達していなければステ
ツプS86へ進み、スキヤンモータ14を後進駆動させた
後、ステツプS88へ進む。又、ステツプS85で光学系がホ
ームポジシヨンに達していればステツプS87へ進み、反
転フラグRFLGのリセツトを行う。これは後進が完了し、
前述の動作と合わせて露光プロセスの一行程が終了した
ことを示している。
次にステツプS88でコピー枚数のカウント値とドラムク
ロツクCLK1のカウント値のチエツクを行い、露光プロセ
スが全て完了したかをチエツクし、完了していなけれは
再びステツプS41へ進む。プロセスが全て完了していれ
ば、マスタCPU2へ完了信号を送り、エンドフラグEFLG1
をセツトした後にステツプS41へ進む。
給紙a指定による給紙aローラ38の駆動を行うモード6
の時は、第5図(e)のステツプS90へ進み、給紙aセ
ンサ22のチエツクを行う。給紙aセンサ22がオンしてい
なければステツプS92へ進むが、給紙aセンサ22がオン
していればステツプS91へ進み、マスタCPU2へ異常信号
(給紙a側紙無し)を送り、エンドフラグEFLG2をセツ
トする。ステツプS92ではエンドフラグEFLG2のチエツク
を行う。エンドフラグEFLG2がセツトされていれば、こ
れをマスタCPU2へ知らせ、ステツプS41に進む。
エンドフラグEFLG2がセツトされていなければ、ステツ
プS93へ進み、給紙aのローラ38が転写紙をレジストロ
ーラまでの十分な距離分移動させるだけのパルス数t1が
給紙aモータ15に与えられたかをチエツクする。
このパルス数がt1に達していればステツプS98へ進む
が、パルス数がt1に達していなければステツプS94へ進
む。ステツプS94では給紙aローラ38が転写紙をレジス
トローラ42の手前に設置されているレジストセンサ26ま
での距離以上移動させるに足りるパルス数t2が、給紙a
モータに与えられたかをチエツクする。パルス数がt2に
達していなければステツプS97に進み、給紙aモータ15
を駆動させ、ステツプS98へ進む。ステツプS98ではコピ
ー枚数のカウント値とドラムクロツクCLK1を計数するSD
CNTをチエツクして給紙搬送が完了したかをみる。完了
していなければステツプS41へ進み、完了していればマ
スタCPU2へ完了を知らせ、エンドフラグEFLG2セツトし
た後にステツプS41に進む。
一方、ステツプS94でパルス数がt2に達しているとステ
ツプS95に進み、レジストセンサ26をチエツクする。レ
ジストセンサ26がオンしていなければステツプS96に進
み、マスタCPU2へ給紙a部にジヤムが発生したことを知
らせ、エンドフラグEFLG2をセツトする。
同様に、給紙bの指定による給紙bローラ39の駆動を行
うモード7の動作フローチヤートを第5図(f)に示
す。本図におけるステツプS10〜ステツプS108の動作は
第5図(e)のステツプS90〜ステツプS98とほぼ同様で
あるため、ここでは省略する。
レジストローラ42の駆動を行うモード8の時は第5図
(g)のステツプS110へ進み、ステツプS110では後述す
るエンドフラグEFLG4のチエツクを行う。エンドフラグE
FLG4が立つていればステツプS41へ進む。エンドフラグE
FLG4が立つていなけれはステツプS111へ進み、給紙モー
タ15又は16の駆動パルス数がt5になつたか、即ち転写紙
の送り量が十分であるかをみる。パルス数がt5に達して
いればステツプS112へ進み、パルス数がt5に達していな
ければステツプS116へ進む。
ステツプS112では、転写紙が送られてから後端がレジス
トセンサ26を離れるのに十分な距離に相当するパルス数
(給紙モータ15又は16の駆動パルス数)t6のチエツクを
行なう。パルス数がt6に達していなけれはステツプS115
へ進み、パルス数がt6に達していればステツプS113へ進
む。ステツプS113ではレジストセンサ26のチエツクを行
ない、レジストセンサ26がオンしていなければステツプ
S115へ進むが、レジストセンサ26がオンしていればステ
ツプS114へ進み、マスタCPU2へ異常(レジスト部ジヤ
ム)を知らせ、エンドフラグEFLG4をセツトしてステツ
プS41へ進む。
ステツプS115ではステツピングモータであるレジストモ
ータ17を駆動し、ステツプS116ではコピー枚数のカウン
ト値とドラムクロツクCLK1のカウント値のチエツクを行
い、レジスト搬送が完了したかをチエツクし、完了して
いなければステツプS41へ進む。完了していれば、マス
タCPU2へ完了信号を送り、エンドフラグEFLG4をセツト
した後、ステツプS41へ進む。
192ドツトブランクLEDの駆動を行うモードであるモード
9の時は、第5図(h)のステツプS120へ進み、後述す
るエンドフラグRAM300のEFLG5のチエツクを行う。エン
ドフラグEFLG5がオンであれは、ステツプS41へ進み、エ
ンドフラグEFLG5がオンでなければステツプS121に進
む。
ステツプS121では、ドラムクロツクCLK1を計数している
SDCNTの内容をチエツクし、カウント数(ドラムクロツ
ク)が原稿の先端に至るまでのt7のチエツクを行う。カ
ウント数がt7未満であれば、原稿の先端に到達していな
いためステツプS124へ進む。カウント数がt7以上であれ
ばステツプS122へ進み、カウント数(ドラムクロツクCL
K1)が原稿の先端(t7以上)から原稿の後端(t8未満)
に至るまでの時間t8のチエツクを行う。
カウント数がt8以上であればステツプS123へ進み、カウ
ント数(ドラムクロツクCLK1)が原稿の後端(t8以上)
からSDCNTがクリアされるまでの時間t9のチエツクを行
う。SDCNTのカウント数がt9であればステツプS127へ進
み、t9でなけれはステツプS124へ進む。ステツプ124で
はブランク露光の全ドツトを点灯するためのデータを準
備する。これは感光体ドラム上の静電潜像中の、原稿前
後イレースになる。
この後ステツプS127へ進む。又ステツプS122においてカ
ウント数がt8未満であればステツプS125へ進み、原稿或
は転写紙の何れかのサイズ(サイド)をコード化し(ブ
ランク露光は時分割駆動であるため一時コード化す
る)。ステツプS126でコード化されたデータを準備す
る。ステツプS127ではコピー枚数のカウント値とドラム
クロツクCLK1のカウント値のチエツクを行い、ブランク
露光が完了したかをチエツクし、完了していなけれはス
テツプS41へ進み、完了していればマスタCPU2へ完了を
知らせ、エンドフラグEFLG5をセツトした後、ステツプS
41へ進む。
[マスタCPUの割込み処理ルーチンの説明(第6図)] 第6図はマスタCPU2の割込処理ルーチンであり、スレー
ブ側からの正常復帰或は異常時に起動がかかるものであ
る。
まずステツプS130ではどのスレーブをセレクトしていた
かを所定レジスタにセツトし、ステツプS131でどのモー
ドをセレクトしていたかを所定レジスタにセツトする。
これらのデータは第4図のステツプS2の操作部コントロ
ール時に参照され、異常或は正常復帰の状態表示を行う
ものであり、さらには第4図のステツプS4においてスレ
ーブCPUその他のモードセレクトを中止し、正常復帰に
至るまで固定的にコントロールするものである。
次にステツプS132でコピー中か否かをチエツクし、コピ
ー中でなければステツプS138へ進み、当該マスタ割込処
理ルーチンを終わるためにリターン命令を行う。コピー
中であればステツプS133へ進み、異常状態が重異常であ
るか否かのチエツクを行う。重異常であればステツプS1
35へ進み、軽異常であればステツプS134へ進み、軽異常
であるため現在行なわれている各プロセス終了させるた
めのラストコピーサイクルをセツトし前述したステツプ
S138へ進む。
又ステツプS135は重異常であるため直ちに全負荷をリセ
ツトし、ステツプS136ではドラムクロツクカウンタMDCN
TとスキヤンクロツクカウンタMSCNTのカウントを停止す
る。
ステツプS137でドラムクロツクカウンタMDCNTの値をT5
にセツトし、ステツプS138のリターン命令でマスタ割込
処理ルーチンを終わる。
[スレーブCPU割込みルーチンの説明(第7図)] 第7図はスレーブ側の割込処理ルーチンであり、I/O群
6を共通に使用するため、又スレーブ側の基本クロツク
としてマスタCPU2から各スレーブCPU3〜5へ時分割で送
られてくる信号によって起動される。
まずステツプS140では出力データをI/O群6へ出力し、
ステツプS141ではモードのチエツクを行ない、モード0
〜2であればステツプS143へ進み、当該スレーブ割込処
理ルーチンを終わるためのリターン命令を行なう。又ス
テツプS141で、モード3〜モード9であれば次ステツプ
へ進む。ステツプS142では当該割込回数をカウントし、
ステツプS143のリターン命令でスレーブ割込処理ルーチ
ンを終わる。
以上、本実施例で提案した内容を詳説するならば、被制
御物であるメインモータの回転に応じて発生するクロツ
クを各スレーブに共通に入力し、モードが変わつても該
クロツクをイベントカウントする事により絶対量を知る
事ができるため、モード切換、或はスレーブCPUの切換
とともにシーケンスの流れに同期させて動作をセレクト
する必要がなく、非常に操作しやすい構成となつてい
る。
以上説明したように本実施例によれば、高精度な制御が
可能となり、また高い信頼性が得られ、かつ高速並列処
理が可能となる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、主制御部と副制御
部が共通のクロック信号で動作し、しかも主制御部と副
制御部のそれぞれで2種類の共通なクロック信号を計数
し、その計数値を組合わせて動作タイミングを決定して
動作するため、高精度で多様な動作タイミングの制御を
行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は回路構成を示すブロツク図、 第1図(b)はスレーブCPUのRAM構成図、 第2図は複写機の概略断面図、 第3図は所定モードにおける負荷のオン、オフを示すタ
イミングチヤート、 第4図はマスタCPUの処理を示すメインフローチヤー
ト、 第5図(a)〜第5図(h)はスレーブCPUの処理を示
すメインローチヤート、 第6図はマスタCPUの割込処理ルーチンのフローチヤー
ト、 第7図はスレーブCPUの割込処理ルーチンのフローチヤ
ート、 第8図は制御モードを表わす図、 第9図はウエイト中のスレーブCPUのモード移行を示す
図、 第10図はコピー中のスレーブCPUのモード移行を示す図
である。 図中、1……操作部(キー群&デイスプレイ)、2……
マスタCPU、3〜5……スレーブCPU、6……I/O群、7
……メインモータ、8……光除電器、9……帯電器、10
……露光ランプ、11……現像バイアス、12……転写器、
13……定着ヒータ、14……スキヤンモータ、15……給紙
aモータ、16……給紙bモータ、17……レジストモー
タ、18……変倍モータ、19……ブランク露光、20……定
着サーミスタ、21……H.Pセンサ、22……給紙aセン
サ、23……給紙bセンサ、24……変倍H.Pセンサ、25…
…排紙センサ、26……レジストセンサ、34……感光ドラ
ム、35……現像器、35a……トナー補給センサ、42……
レジストローラ、43……搬送部、44……定着器である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主制御部と複数の副制御部と画像処理のプ
    ロセス機器を動作させるための複数の入出力部とを備
    え、前記主制御部よりの制御情報に基づいて制御を行う
    制御装置であって、 画像処理における前記複数の入出力部のそれぞれの動作
    タイミングを決定するための第1のクロック信号と第2
    のクロック信号を発生する第1と第2のクロック信号発
    生手段を備え、 前記主制御部と前記複数の副制御部の各々に前記第1の
    クロック信号と前記第2のクロック信号を計数する第1
    と第2の計数手段を備え、 前記主制御部と前記複数の副制御部は共通の前記第1と
    第2のクロック信号を入力し、前記第1と第2の計数手
    段の計数値に基づき一連の画像処理制御を行うようにし
    たことを特徴とする制御装置。
JP60257546A 1985-08-08 1985-11-19 制御装置 Expired - Fee Related JPH07120164B2 (ja)

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JP60257546A JPH07120164B2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19 制御装置
US06/893,915 US4811052A (en) 1985-08-08 1986-08-06 Control device for control of multi-function control units in an image processing apparatus
EP86306165A EP0216484B1 (en) 1985-08-08 1986-08-08 Control device in image processing apparatus
DE3689301T DE3689301T2 (de) 1985-08-08 1986-08-08 Steuerungseinrichtung im Bildverarbeitungsgerät.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5864502A (ja) * 1981-10-15 1983-04-16 Hitachi Ltd プラント分散制御方法
JPS59154564A (ja) * 1983-02-24 1984-09-03 Hitachi Ltd プログラマブルコントロ−ラ
JPS6048504A (ja) * 1983-08-26 1985-03-16 Hitachi Ltd シ−ケンスコントロ−ラの接続方式

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