JPH07119884A - 分岐サドル継手の接続方法 - Google Patents
分岐サドル継手の接続方法Info
- Publication number
- JPH07119884A JPH07119884A JP5262592A JP26259293A JPH07119884A JP H07119884 A JPH07119884 A JP H07119884A JP 5262592 A JP5262592 A JP 5262592A JP 26259293 A JP26259293 A JP 26259293A JP H07119884 A JPH07119884 A JP H07119884A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- saddle
- pipe
- outer peripheral
- adhesive
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 サドルをリブ付パイプの外周面に押付けたと
き、サドルの湾曲面に塗布した接着剤がリブ付パイプに
穿設した接続孔から管内に侵入することのない接続方法
を提供する。 【構成】 サドル２１の湾曲面に接着剤を塗布するため
の標線ａ1 ，ａ2 を設け、該標線ａ1 ，ａ2 で区分され
た湾曲面に接着剤を塗布した後、リブ付パイプ１の接続
孔１２とサドル２１の中心とを位置合わせしつつリブ付
パイプ１の外周面にサドル２１を圧接させて所定時間保
持する。 【効果】 リブ付パイプに穿設した接続孔から管内に接
着剤が侵入したり、サドルの外周縁からはみ出すことが
なく、リブ付パイプの外周面とサドルの湾曲面とが強固
に接着接合する。
き、サドルの湾曲面に塗布した接着剤がリブ付パイプに
穿設した接続孔から管内に侵入することのない接続方法
を提供する。 【構成】 サドル２１の湾曲面に接着剤を塗布するため
の標線ａ1 ，ａ2 を設け、該標線ａ1 ，ａ2 で区分され
た湾曲面に接着剤を塗布した後、リブ付パイプ１の接続
孔１２とサドル２１の中心とを位置合わせしつつリブ付
パイプ１の外周面にサドル２１を圧接させて所定時間保
持する。 【効果】 リブ付パイプに穿設した接続孔から管内に接
着剤が侵入したり、サドルの外周縁からはみ出すことが
なく、リブ付パイプの外周面とサドルの湾曲面とが強固
に接着接合する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は管外周面に環状リブが設
けられたリブ付パイプに分岐サドル継手を接続する方法
に関する。
けられたリブ付パイプに分岐サドル継手を接続する方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、地中埋設用の下水道用配管材とし
て、合成樹脂管の外周面に管軸方向に亘って所定間隔に
環状リブが設けられたリブ付パイプが使用されている。
このリブ付パイプは、管外周面に作用する土圧、輪荷重
等の外力によって管が偏平状に変形するのを環状リブで
防止するものであるが、分岐サドル継手を接続する際に
は前記環状リブが邪魔になって接続作業がうまく行えな
いということがあった。
て、合成樹脂管の外周面に管軸方向に亘って所定間隔に
環状リブが設けられたリブ付パイプが使用されている。
このリブ付パイプは、管外周面に作用する土圧、輪荷重
等の外力によって管が偏平状に変形するのを環状リブで
防止するものであるが、分岐サドル継手を接続する際に
は前記環状リブが邪魔になって接続作業がうまく行えな
いということがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、従来からリブ
付パイプの外周面に当接するサドルの湾曲面に環状リブ
が嵌合する溝を設けた分岐サドル継手が用いられている
が、サドルの湾曲面に接着剤を塗布してからリブ付パイ
プの外周面に押付けたとき、リブ付パイプに穿設した接
続孔から管内に接着剤が侵入するという問題があった。
付パイプの外周面に当接するサドルの湾曲面に環状リブ
が嵌合する溝を設けた分岐サドル継手が用いられている
が、サドルの湾曲面に接着剤を塗布してからリブ付パイ
プの外周面に押付けたとき、リブ付パイプに穿設した接
続孔から管内に接着剤が侵入するという問題があった。
【０００４】本発明はかかる課題を解決したものであっ
て、分岐サドル継手のサドルをリブ付パイプの外周面に
押付けたとき、サドルの湾曲面に塗布した接着剤がリブ
付パイプに穿設した接続孔から管内に侵入することのな
い接続方法を提供するものである。
て、分岐サドル継手のサドルをリブ付パイプの外周面に
押付けたとき、サドルの湾曲面に塗布した接着剤がリブ
付パイプに穿設した接続孔から管内に侵入することのな
い接続方法を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、管外周面に管
軸方向に亘って所定間隔に環状リブが設けられたリブ付
パイプに分岐サドル継手を接続するにあたり、リブ付パ
イプの外周面と当接するサドルの湾曲面に前記環状リブ
が嵌合する溝を設けた分岐サドル継手を準備する。そこ
で、リブ付パイプの外面適所に接続孔を穿設すると共に
前記サドルの湾曲面に接着剤を塗布するための標線を設
け、該標線で区分された湾曲面に接着剤を塗布した後、
リブ付パイプの接続孔とサドルの中心とを位置合わせし
つつリブ付パイプの外周面にサドルを圧接させて所定時
間保持することを特徴とする。
軸方向に亘って所定間隔に環状リブが設けられたリブ付
パイプに分岐サドル継手を接続するにあたり、リブ付パ
イプの外周面と当接するサドルの湾曲面に前記環状リブ
が嵌合する溝を設けた分岐サドル継手を準備する。そこ
で、リブ付パイプの外面適所に接続孔を穿設すると共に
前記サドルの湾曲面に接着剤を塗布するための標線を設
け、該標線で区分された湾曲面に接着剤を塗布した後、
リブ付パイプの接続孔とサドルの中心とを位置合わせし
つつリブ付パイプの外周面にサドルを圧接させて所定時
間保持することを特徴とする。
【０００６】
【作用】サドルの湾曲面に接着剤を塗布するための標線
を設け、該標線で区分された湾曲面に接着剤を塗布する
ので、リブ付パイプの外周面にサドルを圧接しても接着
剤はリブ付パイプに穿設した接続孔から管内に侵入しな
い。
を設け、該標線で区分された湾曲面に接着剤を塗布する
ので、リブ付パイプの外周面にサドルを圧接しても接着
剤はリブ付パイプに穿設した接続孔から管内に侵入しな
い。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にて詳細に説明
する。図１は本発明の一実施例を示す部分断面正面図、
図２は分岐サドル継手を裏側から見た斜視図であって、
図中１はリブ付パイプ、２は分岐サドル継手である。リ
ブ付パイプ１は塩化ビニル樹脂等の合成樹脂管の外周面
に環状リブ１１を設けたものであって、該環状リブ１１
は管軸方向に亘って所定間隔に設けられている。
する。図１は本発明の一実施例を示す部分断面正面図、
図２は分岐サドル継手を裏側から見た斜視図であって、
図中１はリブ付パイプ、２は分岐サドル継手である。リ
ブ付パイプ１は塩化ビニル樹脂等の合成樹脂管の外周面
に環状リブ１１を設けたものであって、該環状リブ１１
は管軸方向に亘って所定間隔に設けられている。
【０００８】一方、分岐サドル継手２はサドル２１と分
岐管２４とからなり、リブ付パイプ１と同様に塩化ビニ
ル樹脂等の合成樹脂で形成されている。前記サドル２１
の裏面にはリブ付パイプ１の外周面と当接する湾曲面が
設けられており、該湾曲面に環状リブ１１が嵌合する溝
２２が設けられている。また、サドル２１の中央部には
貫通孔と連続して筒体２３が設けられており、該筒体２
３に分岐管２４が接着接合している。尚、図１にはサド
ル２１と分岐管２４とを別体成形したものを例示した
が、射出成形によって一体成形したものであってもよ
い。
岐管２４とからなり、リブ付パイプ１と同様に塩化ビニ
ル樹脂等の合成樹脂で形成されている。前記サドル２１
の裏面にはリブ付パイプ１の外周面と当接する湾曲面が
設けられており、該湾曲面に環状リブ１１が嵌合する溝
２２が設けられている。また、サドル２１の中央部には
貫通孔と連続して筒体２３が設けられており、該筒体２
３に分岐管２４が接着接合している。尚、図１にはサド
ル２１と分岐管２４とを別体成形したものを例示した
が、射出成形によって一体成形したものであってもよ
い。
【０００９】本発明では、リブ付パイプ１の外周面に分
岐サドル継手２を接続するにあたり、リブ付パイプ１の
外面適所に接続孔１２を穿設する。一方、分岐サドル継
手２のサドル２１の湾曲面に接着剤を塗布するための目
印となる標線ａ1 ，ａ2 を設け、該標線ａ1 ，ａ2 で区
分された湾曲面に接着剤を塗布する。尚、標線ａ1 ，ａ
2 で区分された湾曲面に予めエンボス加工等によって微
細な凹凸面を形成しておくと接着剤との接合力を高める
ことができる。
岐サドル継手２を接続するにあたり、リブ付パイプ１の
外面適所に接続孔１２を穿設する。一方、分岐サドル継
手２のサドル２１の湾曲面に接着剤を塗布するための目
印となる標線ａ1 ，ａ2 を設け、該標線ａ1 ，ａ2 で区
分された湾曲面に接着剤を塗布する。尚、標線ａ1 ，ａ
2 で区分された湾曲面に予めエンボス加工等によって微
細な凹凸面を形成しておくと接着剤との接合力を高める
ことができる。
【００１０】また、標線ａ1 からサドル２１の端縁まで
の距離Ｌ1 、及び標線ａ2 から筒体２３の周縁までの距
離Ｌ2 は接着剤の種類に合わせて適宜設定することがで
きる。例えば、ゴム系、エポキシ系の接着剤を使用する
場合、通常は前記距離Ｌ1 およびＬ2 を２〜３ｃｍに設
定ればよく、要は接着剤を塗布したサドル２１をリブ付
パイプ１の外周面に圧接させたとき、サドル２１の外周
縁や、筒体２３の周縁から接着剤がはみ出さないように
設定すればよい。
の距離Ｌ1 、及び標線ａ2 から筒体２３の周縁までの距
離Ｌ2 は接着剤の種類に合わせて適宜設定することがで
きる。例えば、ゴム系、エポキシ系の接着剤を使用する
場合、通常は前記距離Ｌ1 およびＬ2 を２〜３ｃｍに設
定ればよく、要は接着剤を塗布したサドル２１をリブ付
パイプ１の外周面に圧接させたとき、サドル２１の外周
縁や、筒体２３の周縁から接着剤がはみ出さないように
設定すればよい。
【００１１】サドル２１の標線ａ1 ，ａ2 で区分された
湾曲面に接着剤を塗布した後、リブ付パイプ１の接続孔
１２とサドル２１の中心とを位置合わせしつつリブ付パ
イプ１の外周面にサドル２１を圧接させて所定時間保持
する。すると、リブ付パイプ１の外周面とサドル２１の
湾曲面とが接着剤を介して強固に接合し、分岐管２４に
枝管３を嵌挿して配管施工が完了する。
湾曲面に接着剤を塗布した後、リブ付パイプ１の接続孔
１２とサドル２１の中心とを位置合わせしつつリブ付パ
イプ１の外周面にサドル２１を圧接させて所定時間保持
する。すると、リブ付パイプ１の外周面とサドル２１の
湾曲面とが接着剤を介して強固に接合し、分岐管２４に
枝管３を嵌挿して配管施工が完了する。
【００１２】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明はサドルの湾
曲面に接着剤を塗布するための標線を設け、該標線で区
分された湾曲面に接着剤を塗布するので、リブ付パイプ
の外周面にサドルを圧接させてもリブ付パイプに穿設し
た接続孔から管内に接着剤が侵入したり、サドルの外周
縁からはみ出したりすることなく、強固に接着接合す
る。
曲面に接着剤を塗布するための標線を設け、該標線で区
分された湾曲面に接着剤を塗布するので、リブ付パイプ
の外周面にサドルを圧接させてもリブ付パイプに穿設し
た接続孔から管内に接着剤が侵入したり、サドルの外周
縁からはみ出したりすることなく、強固に接着接合す
る。
【図１】図１は本発明の一実施例を示す部分断面正面図
である。
である。
【図２】図２は分岐サドル継手を裏側から見た斜視図で
ある。
ある。
１ リブ付パイプ ２ 分岐サドル継手 １１ 環状リブ ２１ サドル ２２ 溝
Claims (1)
- 【請求項１】 管外周面に管軸方向に亘って所定間隔に
環状リブ（１１）が設けられたリブ付パイプ（１）に分
岐サドル継手（２）を接続するにあたり、リブ付パイプ
（１）の外周面と当接するサドル（２１）の湾曲面に前
記環状リブ（１１）が嵌合する溝（２２）を設けた分岐
サドル継手（２）を準備し、リブ付パイプ（１）の外面
適所に接続孔（１２）を穿設すると共に前記サドル（２
１）の湾曲面に接着剤を塗布するための標線（ａ1 ，ａ
2 ）を設け、該標線（ａ1 ，ａ2 ）で区分された湾曲面
に接着剤を塗布した後、リブ付パイプ（１）の接続孔
（１２）とサドル（２１）の中心とを位置合わせしつつ
リブ付パイプ（１）の外周面にサドル（２１）を圧接さ
せて所定時間保持することを特徴とする分岐サドル継手
の接続方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5262592A JPH07119884A (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 分岐サドル継手の接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5262592A JPH07119884A (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 分岐サドル継手の接続方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07119884A true JPH07119884A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17377946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5262592A Pending JPH07119884A (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 分岐サドル継手の接続方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07119884A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7007980B2 (en) | 2000-06-08 | 2006-03-07 | Kabushiki Kaisha Sanritsu | Duct connection assemble between a branch duct and a main duct |
-
1993
- 1993-10-20 JP JP5262592A patent/JPH07119884A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7007980B2 (en) | 2000-06-08 | 2006-03-07 | Kabushiki Kaisha Sanritsu | Duct connection assemble between a branch duct and a main duct |
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