JPH07119409A - タービンロータと一体化したターニングギヤ - Google Patents
タービンロータと一体化したターニングギヤInfo
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- JPH07119409A JPH07119409A JP26029193A JP26029193A JPH07119409A JP H07119409 A JPH07119409 A JP H07119409A JP 26029193 A JP26029193 A JP 26029193A JP 26029193 A JP26029193 A JP 26029193A JP H07119409 A JPH07119409 A JP H07119409A
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- Japan
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- coupling
- turning
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Abstract
グ装置のギヤに噛み合うターニングギヤを単品とせずに
タービンロータと一体化することにより、ターニングギ
ヤと一体化したタービンロータの工場での釣合試験の調
整後、分解せずに出荷し、現地でのタービンの組立,分
解時の手間を削減するとともに、振動に対する信頼性を
向上する。 【構成】ターニングギヤ1をタービンロータ2のカップ
リング3に、カップリングボルト6が挿入される以外の
箇所でボルト26により取付け、ターニングギヤ1とタ
ービンロータ2とを一体化する。
Description
ービンの起動や停止時タービンロータを低速で回転させ
るため、ターニング装置のギヤに噛み合い、タービンロ
ータのカップリングに取付けられるターニングギヤに関
する。
の不均一によるタービンロータの曲りの発生を防止する
ために、タービンロータを電動ターニング装置により低
速で回転する。この場合、蒸気タービンに他の回転機
械、例えば発電機が接続されているときには、タービン
ロータのカップリングと発電機の回転子のカップリング
との間にターニングギヤを介装して両カップリングを結
合し、前記ターニングギヤに電動ターニング装置に備え
られるギヤを噛み合わせて電動ターニング装置の駆動に
より、タービンロータを低速で回転している。
ビンロータと、回転子のカップリングとを結合した結合
部の分解図である。図4において、ターニングギヤ1は
タービンロータ2のカップリング3と発電機の回転子4
のカップリング5との間に介装されて配置される。カッ
プリング3,5には円周上偶数箇に等分割された複数の
箇所に、後述するカップリングボルト6が挿入される座
ぐり溝8を有するボルト孔9が設けられ、またターニン
グギヤ1には、ボルト孔9に連通するボルト孔10が設
けられている。
ターニングギヤ1は、図5に示すようにカップリングボ
ルト6をカップリング3,5のボルト孔9と、ターニン
グギヤ1のボルト孔10とに挿入し、カップリングボル
ト6の頭部をカップリング5に設けられた座ぐり溝8の
座に着座させ、カップリング3に設けられた座ぐり溝8
にてナット11により、カップリングボルト6を締付け
てカップリング3,5及びターニングギヤ1を結合して
いる。
リングボルト6は前述のように円周上偶数箇に等分割さ
れた複数の箇所に設けられている。電動ターニング装置
13は電動機14と、この電動機14の軸15に取付け
られるかさ歯車16と、これに噛み合う軸17に取付け
られるかさ歯車18と、軸17に取付けられるピニオン
19と、このピニオン19と噛み合い、低速回転時には
ターニングギヤ1に噛み合う図示しない噛み合い装置に
取付けられたアイドルギヤ20とから構成される。
動時や停止時、電動ターニング装置13のアイドルギヤ
20を噛み合い装置により、噛み合わせたターニングギ
ヤ1を介して電動機14の駆動により、タービンロータ
2は発電機の回転子4とともに低速で回転する。ところ
で、上述のターニングギヤは歯を有しているので、通常
タービンロータと分離して単品で製造される。この場
合、工場にてターニングギヤをタービンロータのカップ
リングに取付けて釣合試験を行って、振動上の不釣合を
なくした調整後、分解して単品として現地に出荷する。
そして、現地でタービンロータのカップリングと発電機
の回転子のカップリングとの間にタニーングギヤを介装
してカップリングボルトにより締付けて、ターニングギ
ヤをカップリング間に結合している。
タービンロータのカップリングに焼嵌めする結合方法も
あるが、これは大形のターニングギヤには適さない。
ギグヤを単品として製造する場合、工場でのターニング
ギヤを取付けたタービンロータの釣合試験による調整
後、分解してターニングギヤを単品として出荷している
ので、現地でターニングギヤとタービンロータとの組
立,分解を必要とし、このため余分な労力や高度な作業
を要するという問題があった。
することにより、単品扱いを必要としないタービンロー
タと一体化したターニングギヤを提供することである。
に、本発明によればタービンロータを低速回転させるタ
ーニング装置のギヤに噛み合うターニングギヤを、ター
ビンロータのカップリングに締結手段により取付けて一
体化するものとする。上記において締結手段は、カップ
リングとターニングギヤとをボルトにより結合するもの
とする。
ング装置のギヤに噛み合うターニングギヤを、タービン
ロータのカップリングに締結手段、この締結手段として
ボルトによりタービンロータのカップリングとターニン
グギヤとを締結,結合して一体化することにより、工場
にてこの一体化したタービンロータとターニングギヤと
の釣合試験を行なって調整した後、現地にはそのまま出
荷できる。したがって、現地でのタービンの組立,分解
時にターニングギヤを単品とした場合と異なり、余分の
労力や高度な作業を必要としない。
説明する。図1は本発明の実施例によるターニングギヤ
をタービンロータに取付けて一体化した状態の部分断面
図、図2は図1のB矢視側面図である。なお、図1,図
2及び後述する図3において、図4ないし図6の従来例
と同一部品には同じ符号を付し、その説明を省略する。
図1,図2において従来例と異なるのは、ターニングギ
ヤ1に、カップリングボルト6が挿入されるボルト孔1
0が並ぶ同じ円周上で偶数箇に等分割し、かつ隣接する
ボルト孔10の中間の箇所で座ぐり溝24を有する複数
のボルト孔25を設け、ボルト26をその頭部を座ぐり
溝24の座に着座させ、ボルト孔25を通してタービン
ロータ2のカップリング3に設けられためねじに螺合し
て結合し、タービンロータ2とターニングギヤ1とを一
体化したことである。
ロータ2とを一体化したものを工場での釣合試験による
調整後、そのまま現地に出荷する。上記のターニングギ
ヤ1と一体化したタービンロータ2は、図3に示すよう
に発電機の回転子4のカップリング5にカップリングボ
ルト6により締付けて、カップリング3,5及びターニ
ングギヤ1を結合する。したがって、現地でのタービン
の組立,分解時、ターニングギヤ1の組立,分解が不要
となるので、余分の労力や高度の作業を必要としなくな
る。
リング3と結合するカップリングを発電機の回転子のカ
ップリングにしたが、発電機の代りに他のタービンのタ
ービンロータ等のカップリングであってもよい。
によれば前述の構成により、ターニングギヤはタービン
ロータと一体化されるので、タニーングギヤを単品とし
て扱う場合の余分な労力や高度な作業を必要とせず、こ
のため工数や工期を削減できる。また、一体化したター
ビンロータとターニングギヤとの釣合試験後、分解を必
要としないので、タービンロータの組立,据付精度が向
上し、したがって運転時の振動に対する信頼性が向上す
る。
ンロータのカップリングに取付けて一体化した状態を示
す部分断面図
ータのカップリングをターニングギヤを介して発電機の
回転子のカップリングに結合した状態の部分断面と、電
動ターニング装置の構成とを示す図
ップリングと発電機の回転子のカップリングとを結合す
る結合部の部分分解図
ングギヤ及び発電機の回転子のカップリングを結合した
状態の部分断面と、電動ターニング装置の構成とを示す
図
Claims (2)
- 【請求項1】タービンロータを低速回転させるターニン
グ装置のギヤに噛み合うターニングギヤを、タービンロ
ータのカップリングに締結手段により取付けて一体化し
たことを特徴とするタービンロータと一体化したターニ
ングギヤ。 - 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、締結手段は
カップリングとターニングギヤとをボルトにより結合す
ることを特徴とするタービンロータと一体化したターニ
ングギヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05260291A JP3125538B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | タービンロータと一体化したターニングギヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05260291A JP3125538B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | タービンロータと一体化したターニングギヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07119409A true JPH07119409A (ja) | 1995-05-09 |
JP3125538B2 JP3125538B2 (ja) | 2001-01-22 |
Family
ID=17346009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05260291A Expired - Lifetime JP3125538B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | タービンロータと一体化したターニングギヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3125538B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108453671A (zh) * | 2018-05-23 | 2018-08-28 | 中国原子能科学研究院 | 一种组装式盘车工具 |
CN110332025A (zh) * | 2019-08-20 | 2019-10-15 | 西安陕鼓动力股份有限公司 | 盘车装置 |
CN114635760A (zh) * | 2022-03-30 | 2022-06-17 | 岭澳核电有限公司 | 核电厂用汽轮机盘车控制系统和汽轮机盘车设备 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6081009B1 (ja) * | 2016-06-14 | 2017-02-15 | 修 雨奥 | 詰め替え用補助具 |
-
1993
- 1993-10-19 JP JP05260291A patent/JP3125538B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108453671A (zh) * | 2018-05-23 | 2018-08-28 | 中国原子能科学研究院 | 一种组装式盘车工具 |
CN110332025A (zh) * | 2019-08-20 | 2019-10-15 | 西安陕鼓动力股份有限公司 | 盘车装置 |
CN114635760A (zh) * | 2022-03-30 | 2022-06-17 | 岭澳核电有限公司 | 核电厂用汽轮机盘车控制系统和汽轮机盘车设备 |
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---|---|
JP3125538B2 (ja) | 2001-01-22 |
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