JPH07119243B2 - β−グルカン及びその製造方法 - Google Patents
β−グルカン及びその製造方法Info
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- JPH07119243B2 JPH07119243B2 JP2413440A JP41344090A JPH07119243B2 JP H07119243 B2 JPH07119243 B2 JP H07119243B2 JP 2413440 A JP2413440 A JP 2413440A JP 41344090 A JP41344090 A JP 41344090A JP H07119243 B2 JPH07119243 B2 JP H07119243B2
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Description
グルカン及びその製造方法に関する。
は食品工業,化粧品工業,医薬品工業,製紙工業,化学
工業等多方面に渡って使用されている。
されてきたが、最近では必要な時にいつでも安定して供
給できる微生物からの多糖類が開発され供給されるよう
になってきた。
までアルカリゲネス属,キサントモナス属,シュードモ
ナス属等に属する細菌、プルラニア属,スクレロティウ
ム属,アスペルギルス属等に属する真菌類の生産するも
のが知られている。しかし熱に安定で、かつ常温で高粘
性流である中性多糖でしかも皮膚感触上べたつき感がな
く官能的に優れたものは意外に少なかった。
−1,3グルコシド結合を主鎖にもつホモグルカン、所
謂β−1,3グルカンは担子菌を初め酵母,糸状菌等の
真菌類に多く認められ、かつ細菌類,藻類の中でも生産
するものが見い出されている。
(1),ガノデルマ属の培養物からのガノデラン(2)を初め
とした担子菌由来のβ−1,3グルカン、不完全菌スク
レロティウム属産生のスクレログルカン(1),子のう菌
ペスタロティア属産生のペスタロタン(1)等のβ−1,
3グルカンなどである。
質の生産・応用」かび応用開発研究会(向文堂)P.3
54〜369 (2)特開昭60−188402
粘性を示し、主鎖のD−グルコピラノシル残基のC−6
の位置で分岐しており、かつその分子量が約1千万以上
という高分子量のβ−グルカンは存在しなかった。しか
も皮膚感触上べたつき感がなく官能的に優れたものは意
外に少なかった。
粘性多糖を得ることを目的としている。
することを特徴とする高粘性β−グルカンである。
ノシル残基はすべてβ−1,3結合であり、又主鎖のD
−グルコピラノシル残基のC−6の位置で分岐してお
り、かつ主鎖であるβ−1,3結合のD−グルコピラノ
シル残基4ケ毎にβ−1,6結合のD−グルコピラノシ
ル残基1ケを側鎖として有する。
た高速液体クロマトグラフィーにより約1千万かそれ以
上である。
%以下の濃度に於いて、5℃〜85℃間で一定の粘度を
有し、0.3重量%を越える濃度でも20℃〜85℃間
で一定の粘度を有する。
トクレーブ加熱(20分間)処理によっても粘度が安定
である。
crophomopsis)属に属する微生物を培養
し、培養物から、上記のβ−グルカンを採取することを
特徴とするβ−グルカンの製造方法,及び、マクロフォ
モプシス属に属する微生物の培養において、炭素源とし
て、ガラクトースを骨格として含む糖を用いることを特
徴とする、β−グルカンの製造方法,更に、ガラクトー
スを骨格として含む糖がラクトースである、β−グルカ
ンの製造方法である。
シス(Macrophomopsis)属に属し、例え
ば、微工研受託9366号として寄託されたマクロフォ
モプシスKAB55株と命名されたものがあげられる。
上における培養の特徴は次に記載する通りである。 1)肉眼的観察 糸状菌KAB55株の25℃での成育形態を調べた。
た。培養5日目には、白色綿毛様の菌糸増殖が盛んであ
った。菌糸が全体的に密に増殖する。12日目頃には、
コロニーは5.5cm位になり、コロニー中心部の裏面
は黄褐色化する。3週間目頃から、コロニー中心よりや
や周辺部で菌糸が盛り上がりはじめた。
中心部は、菌糸は余り増殖性が活発でなく、周辺部で非
常に活発で、菌糸が密になり、ドーナッツ様となる。更
に、そこから菌糸が伸長し、ドーナッツ周辺にやや疎菌
糸帯を形成し、その先端周辺部で密菌糸帯を形成してい
く。そしてまたその疎菌糸帯も密になり、更に大きなド
ーナッツ様コロニーとなる。12日目頃にはコロニーは
6.5〜7.5cm位になる。コロニー中心部の裏面が
黄色褐色化する。3週間目位には、コロニー中心部への
菌糸増殖が進み、全体的に菌糸が覆われた状態になる。
その後、コロニー中心部よりやや周辺部で、暗緑色様に
着色しつつ、菌糸の盛り上がりが起こってきた。
い。しかし、コロニーの拡大は速い。5日目頃からコロ
ニー中心部より周辺部に向い疎・密菌糸帯の繰返し模様
が観察される。12日目頃には、コロニーは8.5cm
となる。3週間目位には、そのまんだら模様が全体的に
菌糸で覆われるような形で薄れて行く。
様に菌糸は白色綿毛様の菌糸体増殖をする。分生子果形
成に適しており、分生子果の着生成熟ともに速く盛ん。
分生子果は寒天中にわずかに埋没して形成される。1%
meat extractを添加して培養すると紫色
に着色する。
り、寒天にもぐるようにして増殖し、分岐をもち、隔膜
がある。寒天培地上で形成される分生子果は、コゲ茶で
球形であり、開口部を持っている。開口部の孔口は単一
で、まるく、中心にある。分生子果柄は無色で、分岐
し、基部でのみ隔膜がみられ、円筒状の形態をしてい
る。分生子形成細胞は、全割,不定形である。分生子は
無色で隔膜のない紡錘形をしている。分生子の先端は鋭
角、後端は裁断状である。
5以下では生育できない。生育の至適はpH5.0〜
8.0である。
5℃以上では生育できない。35℃〜40℃の生育は、
28℃と同程度に速い。白色菌糸体の形成が主体で、分
生子果の形成,成熟には、28℃以下のほうが適してい
る。生育および分生子果の形成の至適温度は20℃〜3
0℃である。本発明の新規な多糖類は次の理化学性質を
有する。
ナトリウム溶液を用いたAsahipak GS−71
0カラム(排除限界分子量が1000万)を用いた高速
液体クロマトグラフィー(以下HPLCと略記)によ
り、一定分子量のプルランを検量線用にして分子ふるい
を行った時、排除限界付近の位置に一本のピークを観察
される。よってその分子の大きさは約1千万かそれ以上
の分子量である。
ない。
通り、β−グリコシド結合に特有の約890cm-1の吸
収が見られるが、α−グリコシド結合に特有の約917
cm-1,約844cm-1,約766cm-1の吸収は見ら
れない。従って本発明の多糖はβ−グリコシド結合のみ
を持つことが分かった。
0.5N水酸化ナトリウム,90%ギ酸に可溶、メタノ
ール,アセトン,クロロホルム,酢酸エチル等の有機溶
媒には不溶。
の水溶液のpHは中性である。
SK−gel Suger AXGカラム(東洋曹達社
製)を用いたHPLCにて分析した時、本発明の多糖は
グルコースのみを主要成分としていることが認められ
た。
s,pH5.0,37℃,0〜25hr反応)、その被
加水分解能を薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:n−
ブタノール:酢酸:エチルエーテル:水=9:6:3:
1)及びAsahipak GS−710HPLCによ
り観察した結果、α−アミラーゼ,β−アミラーゼ,グ
ルコアミラーゼでは全く加水分解を受けず、ラミナリナ
ーゼのみ両分析法で被分解能を認めた。
る。ビスメトロン回転粘度計でその粘度を測定する時1
%水溶液で1200〜1700センチポアズ(アダプタ
ー3号,60回転,30秒)である。粘度と濃度の関係
は図2に示すとおりであり既存のキサンタンガムの粘度
と比べて約2倍の粘性を示す。
性流を示し、0.3重量%以下の濃度に於いて、5℃〜
85℃間で一定の粘度を有し、0.3重量%を越える濃
度でも20℃〜85℃間で一定の粘度を有する。 以下に測定結果を示す。
にて約1時間放置後、恒温槽外に取り出し、ただちにそ
の粘度を測定した。
kg/cm2のオートクレーブ加熱(20分間)処理に
よっても粘度が安定である。即ち0.3重量%の溶液を
用いて、上記のオートクレーブ処理を行なった場合、処
理前の粘度が207cpsで処理後が210cpsであ
った。
2〜13の範囲で比較的安定した粘度を示す。
塩,硫酸塩,ナトリウム塩,カリウム塩,カルシウム
塩,マグネシウム塩等のいずれかの塩の存在下でも一定
の粘性を示し安定である。
ルホニルカルボアニオン及び沃化メチルを用いる箱守法
でメチル誘導体に導き、これを酸で加水分解後、メチル
化糖をアルディトール,アセテートに誘導し、ガスクロ
マトグラフィー,質量分析器の組合せにより固定、定量
分析すると、生成物は2,3,4,6−テトラ−O−メ
チル−D−グルコース、2,4,6−トリ−O−メチル
−D−グルコース、2,4−ジ−O−メチル−D−グル
コースが観察された。
水素化ホウ素ナトリウムで還元後、酸により加水分解し
た(Smith分解)。それを再度アンモニア存在下水
素化ホウ素ナトリウムで還元後、アセテート誘導体とし
て、ガスクロマトグラフィーにより同定,定量すると、
生成物は次のものが観察された。グリセロールが1.0
モルに対して、グルコースが3.5乃至4.3モル。
主鎖のD−グルコピラノシル残基が全てβ−1,3結合
であり、主鎖D−グルコピラノシル残基のC−6の位置
で分岐し、主鎖のβ−1,3結合のD−グルコピラノシ
ル残基4ケ毎に1ケの割合で、側鎖であるD−グルコピ
ラノシル残基が、β−1,6結合している中性多糖であ
る。
写板で使うろうをひいた薄い紙)をびんの口に貼り、各
群の原紙の上にそれぞれヒアルロン酸1%溶液,ヒアル
ロン酸0.5%溶液,本多糖類1%溶液,本多糖類0.
5%溶液を一定量塗布し、そのサンプルびんの重量を経
日的に測定することにより、水分蒸散量を求めた。
とし各群3個の試料を用い測定した。以下、結果を示
す。
よりも水分蒸散抑制効果が認められた。
法,試料濃度;誘導1%(2回),惹起0.5%及び1
%)を実施する時、モルモット10匹中陽性と認められ
る動物は一匹もいなかった。また、本発明多糖類の光感
作性試験(Adjuvant−Strip法,試料濃
度;誘導1%,惹起0.5%及び1%)を実施する時、
モルモット10匹中陽性と認められる動物は一匹もいな
かった。
安全性の高い多糖類であった。
類は塗布した時の官能特性として、後記応用例の官能テ
ストの結果が示す如く、既存のキサンタンガムが持つ上
すべり感がなく、サラッとした感触を示す。
本多糖類生産菌の培養に用いられる炭素源としては例え
ば、ブドウ糖,グリセリン,麦芽糖,デンプン,ショ
糖,フラクトース,糖蜜,及びこれらの混合物等が挙げ
られる。
−グルカンとα−グルカンが同時に蓄積されるが、炭素
源としてガラクトースを骨格として含む糖を用いれば、
マクロフォモプシス属に属する微生物に、β−グルカン
のみを選択的に培養物中に産生,蓄積させることがで
き、これによってβ−グルカンを更に容易,かつ安価に
回収,利用する事ができる為,より好ましい。
は、例えばガラクトース,ラクトース,メリビオース,
ラフィノース,スタキオース等が挙げられるが、収率の
点ではラクトースが特に好ましい。
られる有機体,無機体の窒素源の全てが使用可能であ
り、例えば脱脂綿実粉(Pharmamedia,PR
OCTER&GAMBLE OILSEED PROD
UCTS COMPANY製),コーンスティープリカ
ー,酵母エキス,乾燥酵母,各種ペプトン,オートミー
ル肉エキス,カゼイン加水分解物,アンモニウム塩,硝
酸塩等が挙げられる。
ネシウム,カルシウム,リン酸等の無機塩があげられ
る。
ガン等の金属塩を微量配合してもよい。
地で振盪培養,深部通気培養,深部通気撹拌培養,回転
ドラム式培養でも実施できる。
はpH5.0〜8.0、培養温度が10〜40℃,好ま
しくは20〜35℃で通常3〜7日間で培養する。この
ようにして得られた培養物から本発明の目的の多糖類が
得られる。
当な方法で処理して該微生物菌体を除去する。次に、得
られる濾液又は上清に、適当な沈澱剤例えばエタノー
ル,メタノール,イソプロパノール,プロパノール,ア
セトン等の有機沈澱剤を約10〜35重量%加え、β−
グルカンを沈澱させる。この沈澱物を濾過又は遠心分離
等の適当な方法で分離し、さらに水に再溶解させた後、
沈澱剤による沈澱をくり返した後、透析,凍結乾燥をす
ることにより、精製多糖類が得られる。
グルカンやその他の培養物中の成分から分離・精製する
ことができる。ガラクトースを骨格として含む糖を用い
た場合、β−グルカンのみが蓄積されているので、α−
グルカン・β−グルカンの混在系に比べて粘性が低く、
菌体の濾過あるいは遠心分離操作が容易かつ短時間で完
了する。
いるため、α−グルカンとの分離工程は不要であるが、
エタノールやイソプロパノールのような適当な沈澱剤を
添加することによって、純度の高いβ−グルカンを効率
良く回収することができる。
イオン交換樹脂によって脱塩処理し、必要に応じて活性
炭で脱色する方法によっても、精製することができる。
細に説明する。
受託9366号)を下記組成の培地にて3日間培養し、
これの6mlを同組成培地100mlを入れた500m
l三角フラスコに植菌して25℃で4日間120回転/
分で回転培養した。
分で遠心分離し、菌体を除去し、上澄に等量の40%イ
ソプロパノールを加えた多糖を析出させた。これを1
0,000回転/分、5分で遠心分離し多糖を得た。得
られた多糖を再び水に溶解させ上記操作をくり返し、無
味無臭,白色の高粘性多糖類0.22gを得た。
決定した。その結果は既に述べた通りである。
に下記培地30リットルを入れ、ここに実施例1と同様
に前培養したKAB55を1リットル植菌し、25℃,
通気量1.0vvmで4日間培養した。
続遠心により菌体を除去し、得られた上澄に等量の60
%エタノールを加え、多糖を析出させた。これを実施例
1と同様の手順により精製処理し、無味無臭,白色の高
粘性多糖類25gを得た。
れの全量を、同組成の培地30リットルを入れた50リ
ットルジャーファーメンターに接種して、25℃,通気
量1.5vvmで4日間培養した。
pm・12分間)により菌体を分離,除去した上澄を、
移動相として50mM塩化ナトリウム溶液を用いたAs
ahipak GS−710カラムを用いたHPLCに
供したところ、図3(A)に示した様に、分子量1千万
の物質(β−グルカン)に起因するピークの他に、分子
量100万の物質(α−グルカン)に起因するピークが
認められた。
度のβ−グルカンを用いた検量線より、45gであっ
た。
して、実験を行った。
0,000rpm・5分間で良く、実施例3よりも分離
が容易であった。
ところ、図3(B)に示した様に、分子量1千万付近に
β−グルカン由来のピークは認められたが、分子量10
0万付近のα−グルカン由来のピークは認められなかっ
た。
り51gであった。
相成分を加えて均一に撹拌しながら速やかに冷却して本
発明の多糖類を含有した乳液を得た。
に既存のキサンタンガムを用いて同様に乳液を調製し、
これらを次の官能テストに用いた。
を顔面の左右片側にそれぞれ各別に約0.5gずつ塗布
し、塗布時の「べたつき感」と塗布後の「肌のなめらか
さ」の評価項目を被試験者本人が一対比較法で評価し
た。
表に示した。
糖類を含有)は、比較例(既存のキサンタンガム含有)
と比べてべたつき感がなく軽くて瑞々しい感触を示し
た。
等の分野において増粘剤,乳化剤,安定剤,保湿剤とし
ての用途が可能な多糖類(β−グルカン)と、その製造
方法を提供するものである。
として含む糖を用いれば、β−グルカンのみを選択的に
製造することができるので、菌体の分離作業等の労力を
かなり低減することができる。
図である。尚、図1において、00〜15で示したピー
クの波長と吸光度は、以下の通りである。
度と粘度の関係を示す図である。
ーパターンを示しており、(B)は実施例4の高速液体
クロマトグラフィーパターンを示している。
Claims (4)
- 【請求項1】下記性質を有することを特徴とする高粘性
β−グルカン。(a) 結合様式が、主鎖のD−グルコピラノシル残基はすべて
β−1,3結合であり、又主鎖のD−グルコピラノシル
残基のC−6の位置で分岐しており、かつ主鎖であるβ
−1,3結合のD−グルコピラノシル残基4ケ毎にβ−
1,6結合のD−グルコピラノシル残基1ケを側鎖とし
て有するβ−グルカン。 (b)分子量が、分子ふるいカラムを用いた高速液体ク
ロマトグラフィーにより約1千万かそれ以上である。 (c)粘度の温度依存性関係が、0.3重量%以下の濃
度に於いて、5℃〜85℃間で一定の粘度を有し、0.
3重量%を越える濃度でも20℃〜85℃間で一定の粘
度を有する。 (d)121℃下,1kg/cm2のオートクレーブ加
熱(20分間)処理によっても粘度が安定である。 - 【請求項2】マクロフォモプシス(Macrophom
opsis)属に属する微生物を培養し、培養物から、
請求項1記載のβ−グルカンを採取することを特徴とす
る、β−グルカンの製造方法。 - 【請求項3】マクロフォモプシス属に属する微生物の培
養において、炭素源として、ガラクトースを骨格として
含む糖を用いることを特徴とする、請求項2記載のβ−
グルカンの製造方法。 - 【請求項4】ガラクトースを骨格として含む糖がラクト
ースである、請求項3記載のβ−グルカンの製造方法。
Applications Claiming Priority (4)
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JP2-223050 | 1990-11-27 | ||
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JP2-326999 | 1990-11-27 |
Publications (2)
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Family Applications (1)
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