JPH0711890B2 - フレキシブル磁気ディスク装置 - Google Patents

フレキシブル磁気ディスク装置

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JPH0711890B2
JPH0711890B2 JP26863387A JP26863387A JPH0711890B2 JP H0711890 B2 JPH0711890 B2 JP H0711890B2 JP 26863387 A JP26863387 A JP 26863387A JP 26863387 A JP26863387 A JP 26863387A JP H0711890 B2 JPH0711890 B2 JP H0711890B2
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circuit
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signal
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裕明 村岡
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、情報の記録再生等に用いるフレキシブル磁気
ディスク装置に関する。
従来の技術 従来この種のフレキシブル磁気ディスク装置(以下、FD
Dと称する)には、使用すべき記録媒体(以下、メディ
アと称する)として複数の種類の異なるものを想定して
設計され、複数種の記録容量で記録再生できる互換機あ
るいは兼用機と呼ばれるものが存在する。
上記兼用機ではメディアに対して、FDD内部の記録再生
用電子回路系のパラメータの切換や、必要に応じてメデ
ィア回転数の切換を行なう。この切換を行なうためには
メディアの識別を行なうことが必要である。従来の兼用
機では上記メディア識別方法として下記の2通りであ
る。
即ち、第1の方法はホストコンピュータと授受する信号
の中にメディア指定信号を有して、ホストコンピュータ
がFDDに対して上記の切換を指示するものである。第2
の方法は、メディアケースの指定された位置に識別孔を
設け、FDDに設けられたセンサーがこの識別孔の有無を
検出して上記切換をFDD自体が自動的に行なった上、ホ
ストコンピュータに対しFDDに挿入されたメディアの種
類を通知するものである。
特に、上記第2の方法はメディアを自動的に識別するた
めの操作者のミスによる不適切なフォーマット及び書込
みを防ぐことが出来るという意味で望ましい。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、近年FDDの大容量が進んだ結果、多数の
記録容量のメディア規格が提案されるに至り、上記第1
の方法ではホストコンピュータとの信号線中にメディア
識別信号が多数必要となり、又は、上記第2の方法では
メディアケースに多数の異なる識別孔及びFDDに多数の
センサーが必要となり、現実的でない。
特に、トラック密度を増加したFDDでは、サーボ信号と
呼ばれるヘッド位置決めのための特殊な信号をフォーマ
ット時に書き込む必要がある。一方、上記のトラック密
度を増加したFDDにおいて、従来のトラック密度の低い
メディアも読み出す要求が強く、上述の互換機能が求め
られる。ただし、この際に、上記トラック密度を増加し
たFDDで上記従来のトラック密度の低いメディアに書き
込むことは技術的に極めて困難である。従って通常上記
互換機能は読出しに関する機能に限定されるものであ
り、上記FDDで上記従来のトラック密度の低いメディア
に書込むことは誤操作による書込みであって予め記録さ
れている貴重なデータを破壊するという意味で望ましく
ない。
しかしながら上述のように上記従来のFDDではメディア
の識別が十分でないために、操作上の誤りによっては上
記のように貴重な情報が予め記録されたメディアに対し
て、書込みあるいはフォーマッティングを実行して情報
を破壊する危険があるという問題があった。
本発明はこのような従来の問題を解決するものであり、
FDD自体により書込みあるいはフォーマッティングを行
なってはならないメディアを自動的に識別し、書込みあ
るいはフォーマッティングの禁止、あるいはホストコン
ピュータへの警告が可能な優れたFDDを提供することを
目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、メディア上に書き
込まれた情報を識別する手段を有し、本来FDDが書込み
あるいはフォーマッティングをしてはならないメディア
を識別できるようにしたものである。
作 用 本発明は上記のような構成により次のような効果を有す
る。即ち、メディアを識別することによって、ポストコ
ンピュータからの妥当でない書込みあるいはフォーマッ
ティングの実行命令に対して、FDD自体により自動的に
上記動作を禁止あるいは必要に応じてホストコンピュー
タに警告を発生して操作者に確認を促すことができる。
実施例 第1図は本発明の一実施例の要部の構成を示すものであ
る。第1図において、1は磁気ヘッドであり、この磁気
ヘッド再生出力を増幅する前置増幅器2に接続される。
3はこの前置増幅器出力を復調して、リードデータと呼
ばれる復調デジタルデータを発生する電子回路系で、パ
ルスディテクターと呼ばれるものである。上記リードデ
ータは外部へ復調データとして出力されるが、本実施例
においては、再生データ判別回路4及びサーボ信号判別
回路5にも接続される。
上記再生データ判別回路4は上記リードデータのパルス
間隔が設定された範囲外にあることを検出するもので、
構成の一例を第2図に示す。第2図において、入力10よ
り導かれたリードデータは2つのリトリガラブルモノマ
ルチバイブレータ11、12のトリガ端子に接続される。更
に、上記モノマルチバイブレータ12の出力は論理積回路
13の入力として、上記リードデータとともに接続され
る。14は論理和回路であって、上記モノマルチバイブレ
ータ11及び上記論理積回路13の出力を入力としている。
本回路ブロックの出力は上記論理和回路の出力に相当す
るものである。なお、上記リトリガラブルモノマルチバ
イブレータの時定数はモノマルチバイブレータ11では検
出すべき上記のパルス間隔の範囲の上限に設定され、
又、モノマルチバイブレータ12の時定数は上記検出すべ
きパルス間隔の範囲の下限に設定されるものである。更
に、上記サーボ信号判別回路5は上記磁気ヘッドの位置
ずれを検出するために記録媒体上に書込まれたサーボ信
号と呼ばれる特殊な信号を識別するものであるが、この
サーボ信号の形式は各々の応用例において多様な形式の
うちの最適なものが選択されて使用されるものであり、
従って具体的な回路構成も各々の応用例において多様で
ある。要するに、上述したように、ヘッド位置ずれを検
出するサーボ信号を識別する回路であることが本発明の
主旨である。
なお、本実施例におけるFDDは、書込駆動回路等の上記
構成で説明していない構成要素を含むが、従来のFDDと
同様の構成であり、かつ、本発明と直接の関連を有して
いないので説明を省略する。
次に、上記実施例の動作について、第3図とともに説明
する。磁気ヘッドの再生信号は前置増幅器にて適当な大
きさまで増幅され、パルスディテクターによりデジタル
データ列に変換される。上記動作については従来のFDD
と同様であるので、詳細な説明は省略する。
上記リードデータは上記再生データ判別回路に入力され
る。第3図はこの再生データ判別回路での信号の様子を
示すものであるが、入力リードデータ20は識別すべきパ
ルス間隔の範囲の上限の時定数τに設定されたリトリ
ガラブルモノマルチバイブレータを上記リードデータの
立下りエッジでトリガするため、このモノマルチバイブ
レータ出力21は上記τの間隔より広い間隔で上記リー
ドデータが途絶えた時にのみ信号が変化する。一方、同
じくリードデータの立下りエッジでトリガされ、識別す
べきパルス間隔の範囲の下限の時定数τに設定された
リトリガラブルモノマルチバイブレータの出力22は論理
積回路によりリードデータをゲートするのであるから、
論理積回路出力23は上記τの時間の間に現れたリード
データのみが現れる。即ち、パルス間隔が設定された時
間τより短いもののみが上記論理積回路を通過して出
力として現れ、逆に、τなる時間間隔より長い時間離
れたリードデータは阻止されて出力には現れない。更
に、上記τの時定数を有するモノマルチバイブレータ
出力及び上記論理積回路出力は論理和回路を通って24な
る出力となるのであるから、出力24はリードデータパル
ス間隔がτとτの間の時間ではない場合にのみパル
スとなって現れるものである。ところで、FDDに記録さ
れる信号は、通常、FMあるいはMFMと呼ばれる方式で変
調されており、再生されたリードデータのパルス間隔は
有限個の定められた間隔の組合わせである。従って、上
記の時定数τとτを各々の応用例において適切に設
定すれば、上記リードデータ判別回路の出力が頻繁に現
れるということは磁気ヘッドから再生された信号が雑音
のみであること、即ち、記録媒体に何らの情報も書込ま
れていないことを知ることができる。
一方、上記サーボ信号判別回路出力は記録媒体上にサー
ボ信号が書込まれているか否かを知り得る手段である。
上記のリードデータ判別回路及びサーボ信号判別回路の
各々の出力状態により、メディアの種類を区別する方法
を表1とともに説明する。
リードデータ判別回路とサーボ信号判別回路の双方の出
力が現れているとき、メディアはすでにサーボ信号が書
込まれた高トラック密度用メディアであるが、情報は未
書込であり再フォーマッティング及び再書込みは操作者
の判断の上で可能である。
次に、リードデータ判別回路の出力が無く、かつ、サー
ボ信号判別回路の出力も無いとき、メディアは情報が書
込まれた従来の低トラック密度用メディアであるので、
フォーマッティング及び書込みをすることは本来ないは
ずであるので、操作者に上記状態である旨注意を喚起す
る警告が行なえる様ホストコンピュータに信号を出力で
きる。
次に、リードデータ判別回路の出力が有り、サーボ信号
判別回路の出力が無いとき、メディアは何らの書込みも
されていない状態である。このとき、メディアの種類を
知ることは出来ないものの、フォーマッティング及び書
込みを行なっても情報を破壊することはなく、誤操作に
よる実害は発生しないので、フォーマッティング及び書
込みは許可してさしつかえないものである。
次に、リードデータ判別回路の出力が無く、サーボ信号
判別回路の出力が有るとき、メディアはすでに情報が書
込まれた高トラック密度用メディアであり、再フォーマ
ッティング及び再書込みは操作者の判断の上で可能であ
る。
このように、上記実施例によれば、FDDに挿入されたメ
ディアの種類及び前歴を検出することができて、本来、
行なうはずのないフォーマッティングあるいは書込みを
不適切なメディアに対して実行するという誤操作を防ぐ
手段を提供できるという利点を有するものである。
第4図は他の実施例の要部を示すものである。この実施
例では、上記第1の実施例にて示したリードタ判別回路
のみの構成を異なるものとしている。即ち、磁気ヘッド
31の再生電圧を固定利得の前置増幅器32にて増幅した後
に、想定される再生信号振幅より若干小さいが、雑音レ
ベルより大きく設定した参照電圧39を有する比較器34に
よりメディア上に情報が記録されているか否かを識別し
て、リードデータ判別回路出力38として出力する。他の
構成要素、パルスディテクター33、サーボ信号判別回路
35、リードデータ出力36、サーボ信号判別回路出力37な
どは、上記第1の実施例と同様である。本実施例におい
ては上記第1の実施例に示したリードデータ判別回路出
力とは逆に、情報が予め記録されているメディアに対し
てはこのリードデータ判別回路出力が現れ、情報の書込
みが行なわれていないメディアに対してはリードデータ
判別回路出力が現れない結果となるが、上記第1の実施
例において表1で示した判定基準をリードデータ判別回
路の論理を逆にするだけで、まったく同様の効果を有す
るものである。
なお、メディアはメディアメーカーから出荷される際に
サーティファイと呼ばれる検査を行なってメディア上に
欠陥が無いことを確認されるのが通常であるが、本発明
においては、高トラック密度用メディアでは上記サーテ
ィファイの後に少なくとも特定のトラックを直流磁界で
消去するか、あるいは、サーボ信号を書込むかいずれか
の処理を行なうことが望ましい。上記処理はサーティフ
ァイに比べて特に困難な処理ではなく、実現容易であ
る。
又、ホストコンピュータへの書込みに対して注意を喚起
するための信号は従来のFDDのインターフェース信号に
上記目的の信号を追加するのみで容易に実現される。
発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、FDDに挿入さ
れたメディアの種類及び書込み状態をFDD自身が自動的
に識別できるようにしたものであり、不適切なフォーマ
ッティングあるいは書込みの実行命令に対して、操作者
に警告あるいは上記命令の禁止の通告を行なえる様、ホ
ストコンピュータに応答信号を返すことができるという
利点を有する。そして、この結果、誤操作によりメディ
アに書込まれた貴重な情報を破壊することを防止できる
という効果を有する。そして更に、上記機能を実現する
ために多数の信号線あるいは多数のセンサーを要しない
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例におけるフレキシブル磁気デ
ィスク装置の概略ブロック図、第2図は同装置の要部回
路図、第3図は同装置の要部回路の各部波形を示すタイ
ミング図、第4図は本発明の他の実施例におけるフレキ
シブル磁気ディスク装置の概略ブロック図である。 1、31……磁気ヘッド、2、32……前置増幅器、3、33
……パルスディテクター、5、35……サーボ信号判別回
路、4……リードデータ判別回路、6、36……リードデ
ータ出力、7、15、38……リードデータ判別回路出力、
8、37……サーボ信号判別回路出力、10……リードデー
タ入力、11、12……リトリガラブルモノマルチバイブレ
ータ、13……論理積回路、14……論理和回路、34……比
較器、39……参照電圧。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に書込まれた磁気ヘッドの位置ず
    れ量を示すサーボ信号の有無を検出するサーボ信号判別
    回路と、上記記録媒体にデータ信号が記録されているか
    否かを検出する再生データ判別回路と、この再生データ
    判別回路および上記サーボ信号判別回路の出力信号から
    上記記録媒体の種類および書込み状態を判定し、その結
    果を外部へ出力する記録媒体判別手段と、この記録媒体
    判別手段の出力信号を入力してあらかじめ定められた条
    件から上記記録媒体への書込みを禁止する書込み禁止手
    段とを備えたフレキシブル磁気ディスク装置。
JP26863387A 1987-10-23 1987-10-23 フレキシブル磁気ディスク装置 Expired - Lifetime JPH0711890B2 (ja)

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JPH03116579A (ja) * 1989-09-29 1991-05-17 Toshiba Corp フロッピーディスク装置
JP2850847B2 (ja) * 1996-05-09 1999-01-27 日本電気株式会社 光ディスク装置の誤消去防止装置

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