JPS6242353A - トラツク識別方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 トラック識別方法であって、記録媒体上の複数トラック
位置へヘッドを所定順序で記録媒体の幅方向に移動させ
ながらユーザデータの記録／再生を行う時、各トラック
を識別するデータ、例えばトラック番号をユーザデータ
記録領域外に書込んで置き、それを読取りトラック位置
決め情報とすることにより、より正しい位置へのヘッド
の移動を可能となる。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、サーペンタイン方式でユーザデータの記録／
再生を行う時、より正確なヘッドの位置付けが可能なト
ラック識別方法に関する。

例えば、情報処理システムの外部記憶装置として使用さ
れる磁気テープ装置のデータ記録方法として、一方向に
データを記録／再生後そのトラックの終端でヘッドをテ
ープの幅方向に動かして、別トラックに移動させてから
テープ走行方向を反転させて記録／再生を続行すること
を繰返し、複数トラックに渡って直列的にデータの記録
／再生を行うサーペンタイン記録方式を採用しているも
のがある。

かかるサーペンタイン記録方式を採用している磁気テー
プ装置ではデータの記録時に目的のトラックへの正確な
位置付けが、既に記録されているデータを保護する上で
重要な課題である。

〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕第３図
は従来例を説明するブロック図、第４図は記録媒体状況
を説明する図をそれぞれ示す。

第３図は磁気テープ装置ｌの一部のブロック図を示し、
このブロック図は、 装置ｌ内での各種動作の制御と判別を行う制御部１１と
、 テープａトへのデータの書込み、又はテープａ上に記録
されているデータの読出しを行う書込み／続出し系ブロ
ック１２と、 テープａに対するデータの書込み／読出しを行う時にヘ
ッド１３１の位置付は制御と共に、テープａを所定方向
に所定位置走行制御するテープ走行系ブロック１３と、 上位装置（図示してない）とのインタフェースをとるイ
ンタフェース部１４と、 テープ先端位置ｄから内側へ所定間隔を取った位置（矢
印方向を順方向ｆとして、順方向ｒに所定距離進んだ位
置）に設けられているＢＯＴマークｂ及びテープ後端位
置ｅから内側へ所定間隔を取った位置に設けられている
ＥＯＴマークＣをセンサ１３４で読取る信号から検出す
るＢＯＴマーク／ＥＯＴマーク検出部１５と、 テープ走行方向の順方向ｆ、逆方向ｇをセンサ１３５で
読取る信号から検出するテープ走行方向検出部１６とか
ら構成されている。

又、テープ走行系ブロック１３は、 テープａに対するデータの記録／再生を磁気的に行うヘ
ッド１３１　と、 ヘッド１３１を所定トラック位置へテープａの幅方向に
移動させるステップモータ１３２と、ステップモータ１
３２を制御部１１の制御のちとに駆動する駆動回路１３
３と、 ＢＯＴマークｂ　／ＥＯＴマークＣを光学的に読取るＢ
ＯＴマーク／ＥＯＴマークセンサ１３４　と、テープａ
の走行方向を所定方法で読取るテープパスセンサ１３５
と、 データ処理を行うトラック上へ移動するヘッド１３１の
現在位置を光学的に読取るヘッド位置センサ１３６等か
ら構成されている。

第４図はテープａ上の状況を示す図で、テープａの先端
ｄ側の所定位置にテープａのデータ記録の始端位置を示
すＢＯＴマークｂが、又後端ｅ側の所定位置にテープａ
のデータ記録の終端位置を示すＨＯＴマークＣが貼付さ
れている。

このＢＯＴマークｂとＥＯＴマークＣとの間の所定範囲
がデータ記録領域りとなる。このデータ記録領域りには
複数のトラック＃１〜＃ｎが設けられており、データの
記録は例えばトラック＃ｌに対してはＢＯＴマークｂ側
からＥＯＴマークＣ側へ記録するような方向へテープａ
を走行（これを順方向ｆ走行とする）させる。

次に、トラック＃２に対してはＥＯＴマークＣ側からり
ＲＯＴマークｂ側へデータを記録するようにテープａを
走行する。このように順番に繰返しトラック＃１〜＃ｎ
上ヘデニタを記録して行く。尚、既に記録しであるデー
タを再生する場合もデータ記録の場合と同様にトラック
＃１〜＃ｎを交互（こ走行させて行う。

この時、−＼ラド１３１のトラック＃ｌ〜＃ｎへの移動
は基準位置を検出するヘッド位置センサ１３６の検出信
号から各トラック＃１〜＃ｎへの距離に応じた数のパル
スを送出するように制御部１１から制御され、駆動回路
１３３はステップモータ１３２を駆動する。

このヘッド１３１の位置移動は、テープａの走行方向を
切換える時点に行うが、所定トラック＃ｉ位置へ移動す
る際に駆動回路１３３から出力される駆動パルスに対し
てステップモータ１３２が追従しない場合がある。

このような異常状態がデータ記録時に発生すると正しい
トラ・ツク＃ｉ位置へ位置付けが出来ず、例えば間違っ
て位置付けしたトラック＃Ｘが既にデータを記録してい
る場合は、そのデータを破壊してしまう危険性がある。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の詳細な説明するブロック図を示す。

本ブロック図は第３図で説明した制御部１１．書込み／
続出し系ブロック１２．テープ走行系ブロック１３．イ
ンタフェース部１４．　ＢＯＴマーク／ＥＯＴマーク検
出部１５．テープ走行方向検出部１６と、ユーザデータ
を記録する前にトラック位置を識別する情報を記録する
領域をユーザデータ記録領域外の所定個所に設定し、そ
の個所を判別するトラック識別領域判定部１７と、 ヘッドを位置付けしたトラック位置で読取った識別情報
が制御部１１で設定した位置情報と一致するのかどうか
を判定する識別データ判定部１８とから構成されている
。

〔作用〕

ヘッドを所定トラック位置へ切換えた後は、必ず裏部に
記録しているトラック位置情報記録領域（例えば、トラ
ック番号を記録してりる）を読取り、目的のトラックに
正しくヘッドが位置付けされているかどうかを識別デー
タ判定部で照合して判別する。

もし、正しいトラック位置へ位置付けされてない場合は
、制御部は警報を発すると共に、記録動作を中断させる
か、又はヘッドの再位置付けを行い正しいトラック位置
への位置付けがなされていることを確認して、データを
記録するように構成することにより、既に記録されてい
る貴重なデータの破壊を阻止することが可能となる。

〔実施例〕

以下本発明の要旨を第１図〜第２図に示す実施例により
具体的に説明する。

第２図は本発明による記録媒体上のデー゛少記録状況の
一例図を示す。尚、全図を通じて同一符号は同一対象物
を示す。

本実施例では、第２図に示すようにＢＯＴマークｂとデ
ータ記録領域りとの間の所定領域ｊと、データ記録領域
りとＨＯＴマークＣとの間の所定領域にとにトラック識
別ブロックを設けた場合の実施例で、トラック識別情報
としては、トラック番号＃１〜＃ｎとする。

即ち、各トラック＃１〜＃ｎのデータ記録領域りの外側
にトラック識別ブロックｊ、ｋを設け、このブロックｊ
、にはブランクテープに最初にデータを記録する場合及
び全データを書替えする場合に、最初にデータを記録す
る前の初期動作として行う。

ブロックｊ、にの設定は予めセットしているトラック識
別領域判定部１７の情報を制御部１１が参照して設定し
、設定されたブロックｊ、にのトラック＃１〜＃ｎに対
応する位置にテープａを往復走行させながら、トラック
番号＃１〜＃ｎを書込み／続出し系ブロック１２を経由
し、ヘノＦ１３１　にて記録する。

次に、例えばデータ記録領域りにユーザデータを記録す
る場合は、まずテープａを該当トラックの識別ブロック
Ｊの前まで走行させる。この位置制御もトラック識別領
域判定部１７の情報を制御部１１が参照して行う。

その後、ステップモータ１３２はヘッド１３１を目的の
トラック＃ｉに移動させ、識別ブロックｊに記録されて
いるトラック番号＃ｉを読取り、書込み／続出し系ブロ
ック１２からの読取りデータを制御部１１は識別データ
判定部１８にセットしているデータと参照して目的トラ
ック＃ｉが正しいと判定すると、そのままデータ記録を
継続させる。

もし、目的トラック＃ｉが正しくないと判定されれば、
制御部１１は記録動作を中止し、警報を発するか、再度
へ７Ｆ’１３１の位置付は動作を実行して正しいトラッ
ク上にヘッド１３１が位置付けされたら、記録動作を開
始する。

又、各トラック＃工〜＃ｎの末尾側にも識別ブロックが
設けられている場合には、該当トラックの記録動作終了
後、末尾側の識別ブロックの情報を読取り、該当トラッ
クの走行中に外力等によりヘッド１３１が他へ動いてし
まっていないかどうかを検査することが出来、迅速に記
録動作の異常状態の検出が可能となる。

〔発明の効果〕

以上のような本発明によれば、既に記録されている貴重
なデータの破壊阻止と、データ記録時の異常状態の検出
を迅速に行うことが出来ると言う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明するブロック図、第２図は
本発明による記録媒体上のデータ記録状況の一例図、 第３図は従来例を説明するブロック図、第４図は記録媒
体状況を説明する図、 をそれぞれ示す。 図において、 １は磁気テープ装置、　　１１は制御部、１２は再込み
／続出し系ブロック、 １３はテープ走行系ブロック、 １４はインタフェース部、 １５はＢＯＴマーク／ＥＯＴマーク検出部、１６はテー
プ走行方向検出部、 １７はトラック識別領域判定部、 １８は識別データ判定部、　１３１はヘッド、１３２は
ステップモータ、　１３３は駆動回路、１３４はＢＯＴ
マーク／ＥＯＴマークセンサ、１３５はテープパスセン
サ、 １３６はヘッド位置センサ、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 記録媒体上の幅方向にヘッド（１３１）を移動させて、
   前記記録媒体上の複数トラック中の所定トラック位置へ
   位置付けしながらユーザデータの記録／再生を行う装置
   において、 該トラック位置を識別する情報を記録する領域を前記記
   録媒体上の所定位置に設定するトラック識別領域判定手
   段（１７）と、 該ヘッド（１３１）を位置付けしたトラックが目的とす
   る該トラック位置か否かを判定する識別データを保持し
   、照合する識別データ判定手段（１８）とを設け、 前記記録媒体上にユーザデータを記録するのに先立ち、
   全トラック毎に各トラックを識別する所定情報を前記ト
   ラック識別領域判定手段（１７）で設定した所定領域に
   書込み、記録されたユーザデータの再生時には、まず最
   初に前記ヘッド（１３１）を位置付けする該当トラック
   に対応する該識別情報を読取り、前記識別データ判定手
   段（１８）に保持している所定データと照合して、正常
   な位置付け位置かどうか識別することを特徴とするトラ
   ック識別方法。