JP2003022503A - データ記録部材及びそのフォーマット方法 - Google Patents

データ記録部材及びそのフォーマット方法

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JP2003022503A
JP2003022503A JP2002177059A JP2002177059A JP2003022503A JP 2003022503 A JP2003022503 A JP 2003022503A JP 2002177059 A JP2002177059 A JP 2002177059A JP 2002177059 A JP2002177059 A JP 2002177059A JP 2003022503 A JP2003022503 A JP 2003022503A
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/584Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Digital Magnetic Recording (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの記憶・検索のためヘッドを高速かつ
正確に位置決めする。 【解決手段】 フォーマットされた多重トラック式サー
ボ記録磁気テープにおいて、データを記憶するための複
数のトラックを含むデータフィールドであって、テープ
の上に配設されたロード開始点マーカと早期警告マーカ
との間に配置されたデータフィールドと、テープの前方
への移動においてロード開始点マーカの前かつ早期警告
マーカの後に位置するトラック識別域であって、複数の
トラックを含む異なるトラックを識別するように記録さ
れたトラック識別信号を保持するトラック識別域とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広くは、データ記録部
材、すなわちデータ記録媒体の記録トラック密度を高め
ること、並びにトラック追従およびトラック識別の技術
に関する。具体的には、本発明は、改良されたサーボ位
置決め記録フォーマットおよびそのようなサーボ位置決
めフォーマットを記録部材に記録する方法に関する。さ
らに具体的には、本発明は、最も好ましい形態では、記
録媒体をその意図する使用の前に初期化するための技術
における、記録媒体にトラック識別およびトラック中心
決めのサーボ情報をあらかじめ記録することによる改良
および記録フォーマットそのものの改良に関する。並び
に、具体的には磁気テープ、より広義には他の形態およ
びタイプの記録部材もしくは媒体、例えばディスクなど
に関して、サーボ記録フォーマットを記録トラックに埋
設する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】移動媒体データメモリ装置、特に磁気テ
ープおよびディスク駆動機構の使用および継続的な開発
において、一定の表面積の記録部材に記録されるデータ
の量を増大する目標に向けて相当な努力・進歩が続いて
いる。これらの努力の結果として埋設サーボ技術が開発
された。この技術は、実際のデータ記憶処理のための使
用の前に記憶媒体に密に詰めて記録された位置決め情報
を利用して、記録媒体に密に詰まった複数のトラックの
それぞれを個々に識別する。閉ループサーボ位置決めシ
ステムを利用して、あらかじめ記録されたトラックを追
従し、それにより、データトラックそのものを狭め、デ
ータトラックどうしをより密に配設することによって一
定面積あたりのデータトラック数を増大することができ
る。多数の有意な利点を有する、関連した公知のサーボ
位置決めシステムは、1984年9月18日にクランプ(Klum
pp)らに付与された「予め記録された変換器位置決め信
号を有するデータ記録装置及びそれを使用する変換器」
(「DATA RECORD WITH PRE-RECORDED TRANSDUCER POSIT
IONING SIGNALS AND TRANSDUCER USING THE SAME」)と
題する米国特許第4,472,750号および1986年4月29日に
チャンボーズ(Chambors)らに付与された「磁気媒体に
トラッキング情報を予め記憶する方法及び装置」(「ME
THOD AND APPARATUS FOR PRE-RECORDING TRACKINGINFOR
MATION ON MAGNETIC MEDIA」)と題する米国特許第4,58
6,094号に開示されている。これらの開示内容を本明細
書に引用する。
【0003】磁気テープ記憶媒体に設けることができる
トラックの数はかなり増加したが、あらかじめ記録した
サーボトラッキング信号を閉ループサーボシステムとと
もに使用する場合でさえ、テープが長手方向に送られる
際のその横方向の動きが大きな障害として残る。定常状
態のテープの長手方向の送りの間に起こる偏倚運動に加
え、高速の、あるいは比較的大きな横方向の偏倚運動が
停止および始動の状況で起こるおそれがあり、これらが
すべて、変換器による正確なトラッキングを特に困難な
ものにしてしまう。記録テープは通常、長手方向に送ら
れるときに張力を受け、送りの間に異なる量の伸びを被
るため、このような横方向の偏倚運動に加えて長手方向
のテープ速度の変動なども生じ、テープに信号を長手方
向に正確に配設することが困難になる。例えば、テープ
の送りを停止したり始動したりするときに、磁気テープ
媒体にかかる張力が大きく変動する。そのような状況は
いくぶん無作為に発生、存在することから、サーボシス
テムによって使用されるサーボトラッキング信号を記録
する(「書き込む」)ためにテープそのものに対して変
換器を正確に位置づけることがますます困難になり、ト
ラック密度が高まるにつれ、いっそう重要な要因とな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の引用した先行特
許および他のそのような現在の技術水準のシステムによ
るトラック中心決めサーボ情報は、主として、シングル
ギャップ変換器を使用して磁気媒体に記録されてきた。
このシングルギャップ変換器により、トラック識別信号
およびトラック中心決め信号を、一度に1トラックづ
つ、連続形態で記録部材に記録してきた。その結果、テ
ープ全体のフォーマットには、テープの全長にわたって
通過を繰り返す必要があった。これは、フォーマットを
完了するのにかかる時間を大幅に増大させ、数多くの異
なるバーストを書き込むために変換器を何度もオン/オ
フに切り換えることを必要とする。そのような各走行の
終了時に記憶媒体を繰り返し停止、始動させることが、
上述のように、送りの間に媒体の長手方向及び横(幅)
方向の位置に比較的大きな変化を引き起こし、よって、
異なる信号のバーストを所望の場所に正確に記録するた
めに変換器を正確に位置づけて、まっすぐで密に隣接し
たトラックを、それに沿って正確に離間したサーボ信号
とともに画定することをより困難にする。さらに、もっ
とも正確な記録システムでさえ、隣接するトラックの中
心決め信号が記録部材を横切って互いに並ぶように変換
器を位置づける際には困難をきたす。この困難は、中心
決め信号を縦横に並べることが実際にできないほどにま
で及び、その結果、トラック中心を識別するためには互
いに離間していなければならないサーボ中心決め信号が
縦横に重なり合う危険性をひめるものであり、トラック
間の距離だけでなく、トラックの幅におけるいっそうの
削減を阻むようにも働いてきた。
【0005】これまで利用されてきたサーボシステムの
さらなる制限は、トラック識別信号が通常、トラック中
心決め信号と組になって記録されたことである。これに
よると、トラックは、サーボシステムによる変換器中心
決め、およびトラック追従の手順の一部として識別され
る。トラック識別信号をサーボトラッキング信号ととも
に設けることにより、変換器の位置を監視するごとにト
ラックを識別することができる。しかし、サーボ中心決
め信号を記録するごとにトラック識別信号を記録媒体に
記録すると、サーボ位置決め信号専用の記録表面積がか
なり増大し、それに応じて、データの記憶に使用するこ
とができる表面積が減少する。
【0006】本発明は、多重トラック高密度記録での使
用に特に有利である新規で有利なサーボ位置決め記録フ
ォーマット技術を提供する。さらに詳細には、本フォー
マット技術は、さらに具体的な用途においては特に磁気
テープに有用であり、より一般的な用途においては他の
形態の媒体にも有用である、トラック中心決め、および
トラック識別の両態様を有する有利な多重トラックサー
ボトラッキングシステムを提供する。
【0007】本発明の一態様においては、埋設されるト
ラック識別パターンおよびサーボ位置決め記録フォーマ
ット信号を記録するための新規な方法であって、記録媒
体のフォーマット化に要する時間を大幅に短縮するとと
もに、記録されるサーボトラッキング情報を記録媒体に
正確に位置づけることを容易にする方法が得られる。
【0008】本発明の他の態様において、本発明のより
顕著な目的、利点および特徴は、テープ型装置に使用す
るための新規できわめて効果的な埋設サーボ位置決め記
録フォーマットおよびシステムが得られること;ロード
開始点マーカと早期警告マーカとの間のデータ記憶容量
を現在の技術水準のシステムおよびフォーマットよりも
増大することができる記録フォーマットが得られるこ
と;サーボ域の長手方向の境界を印す特定の信号ストラ
イプによって一括されたサーボ域を含む記録フォーマッ
トが得られること;該ストライプによって画定されるサ
ーボ域内に細いトラック中心決め信号バーストが得られ
ること;ならびに、最小の記録面しか使用しないにもか
かわらず異なるトラックを効果的に識別するフォーマッ
トが得られることである。これらはすべて、高速のテー
プ初期フォーマット(初期化)および、同時に、実際の
データ記憶および検索のための変換器ヘッドの高速かつ
正確なサーボ位置決めのいずれをも容易にする構成およ
びパターンにおいて得られる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の記録部材はデータを記録及び記憶するため
の記憶容量を有し、フォーマットされたサーボトラッキ
ング式データ記録部材である。その記録部材は該データ
記憶容量を備えた記憶部材上の複数のデータフィールド
を備える。該データフィールドがほぼ平行な複数の記録
トラック内にそれらに沿って配設されている。この記録
部材は該データフィールドを該トラックに沿って分離す
るサーボ域を含む。該サーボ域が該記録トラックに沿っ
て追従するためのトラック中心決め信号を含むと共に、
そのような個々のサーボ域の横方向の境界を識別する記
録された境界信号を含む。そして、該データフィールド
および該サーボ域の境界が別個に検出可能である。
【0010】また、本発明の記録部材のフォーマット方
法は、平行なトラックを含む複数のデータ記憶フィール
ドを有するように記録部材をフォーマットするものであ
る。その方法は該記録部材上のサーボ域の長手方向の境
界を画定する複数のストライプを該記録部材に記録する
工程を含む。又、該ストライプの少なくとも1個を検出
し、トラック中心決め信号を、そのようなストライプに
対し、それによって画定されるサーボ域の中に位置づけ
ることにより、該トラック中心決め信号を該サーボ域の
うち一対の該ストライプの間に記録する工程を含む。該
トラック中心決め信号は、該データフィールド中の少な
くとも1個のデータトラックの中心を識別するための手
段を含む。
【0011】
【作用】本発明の記録部材によれば、その記録部材の初
期化が高速で行われ、実際のデータの記憶及び検索に際
して、変換器ヘッドが高速でかつ正確に位置決めされ
る。また、本発明のフォーマット方法によれば、記録部
材のフォーマット化に要する時間が大幅に短縮されると
共に、記録されるサーボトラッキング情報が記録部材に
正確に位置づけられる。
【0012】
【実施例】各図を参照すると、図1は、本発明によるサ
ーボトラッキング式データ記憶部材、すなわち媒体10を
示す。この媒体は、もっとも好ましい形態では、磁気テ
ープ、とりわけ通常はカートリッジやカセットに設けら
れるタイプの、例えば幅約6.35mmの比較的狭い幅のもの
である。このような記録媒体は、本発明によると、水平
方向の細い線によって描かれた水平方向に延びる空間と
して図1に示す、ほぼ並行な多数の記録トラックを含
む。具体例として、本発明にしたがってフォーマットさ
れたそのような磁気テープ媒体は、図示したような別々
のトラック40個を含むことができる。しかし、本発明の
フォーマットおよび方法を使用して、より多数または少
数のトラックを好都合に具現化することもできる。
【0013】図1に示す記録媒体10は、マーカとして作
用する孔13、13′、14、15および16などを含むリーダ型
の端部11および12を含む。媒体10の前端のリーダ型の部
分11は通常、BOT(テープ始端)印として作用する穿
孔13、13′と、テープが前方に移動する際に記録媒体上
のデータフィールドの始りが近いことを示すLP(ロー
ド開始点)マーカとして働く穿孔14とを含む。媒体10の
後端のリーダ型の部分12は通常、EW(早期警報)マー
カとして作用し、かつ前進する際の使用可能な記録域の
終りが近いことを示す穿孔15と、媒体の末端を識別する
EOT(テープ終端)印16とを含む。本発明によると、
記録部材10は、記録媒体10の始端および終端においてB
OT印13′とLPマーカ14との間ならびにEWマーカ15
とEOT印16との間に専用域または制限域17、18をそれ
ぞれ有するようにフォーマットされる。記録媒体10の始
端および終端の専用域または制限域17、18は、以下さら
に詳細に説明する、あらかじめ記録したサーボトラッキ
ングおよびトラック識別情報の存在のためだけに独占的
に設けたものである。さらには、記録部材10は、データ
フィールド19を含む。このデータフィールドは、符号20
によって示され、かつ以下さらに十分に説明されるが、
記録されたサーボトラッキング印、すなわち比較的狭い
サーボ域を形成する記録された信号パターンによって互
いに分割または区切られていると見なすことができる。
【0014】上述した記録媒体10の始端および終端の各
専用域17、18は、それぞれ図2および図3にさらに詳細
に示されている。以下に指摘する具体的な相違点を除
き、図2の区域17をそのような両区域の共通の例として
詳細に説明する。図2に示すように、専用域17は、サー
ボ域20とトラック識別域21とが交互に繰り返されるパタ
ーンを含む。図4に概略的に示すように、様々な記録ト
ラックのそれぞれを水平方向の線によって示し、それら
のうち最初の10本をI〜Xとして表わす。なお、各線は、
そのような各トラックの中心線をたどるものと理解すべ
きである。
【0015】そのような各トラックは、変換器によって
位置づけ、及び追従することができるよう、トラック識
別域21において識別される。変換器の位置は、サーボ域
20の中心決め信号を利用するサーボシステムにより、ト
ラックの中心線上に維持される。例えば、2進コードを
用いて符号化し、区域21中のテープ上に記録したトラッ
ク番号によって各トラックI〜Xを識別してもよい。2進
コードは、もっとも好ましくは、テープの長手方向の送
りにおいて「1」を長い信号長によって表わし、「0」
を短い信号長によって表わす信号を利用する。トラック
識別信号を記憶媒体から読み取るときの記憶媒体10の移
動方向を基準にすると、偶数番号のトラックは、トラッ
ク識別域21の前半部22に位置づけることがもっとも好ま
しく、奇数番号のトラックは、トラック識別域21の後半
部23に位置づけることがもっとも好ましい。もっとも好
ましい実施態様では、隣接する2個のトラックは同じコ
ードを有し、奇数トラックおよび偶数トラックは、トラ
ック識別域中のそれぞれのトラック識別信号の位置によ
って識別される。
【0016】図3に示すように、専用域18は、その区域
21中のトラック識別信号が専用域17のトラック識別信号
とは逆であることを除き、専用域17と同一である。した
がって、テープが前方に移動する際に専用域17から読み
取られるトラック識別信号は、テープの逆方向の移動時
において専用域18から読み取られるトラック識別信号と
同じである。このとき、いずれの方向への移動において
も、もっとも有意なビットのコードが最初に読み取られ
る。 専用域17、18の各サーボ域20は、磁気的に記録さ
れた第一のストライプ24および同様な第二のストライプ
25を含む。これらのストライプがともにそのような各サ
ーボ域の横方向の境界を画定し、これらのサーボ域はま
た、図示のような、磁気的に記録されたサーボトラッキ
ングバーストの垂直な一対のコラムA、Bを含む。説明
に際し、図2および図3には2個のサーボ域20および1
個のトラック識別域21しか示していないが、特に好まし
い実施態様では、19個のサーボ域20および18個のトラッ
ク識別域21が各専用サーボ域17、18ごとに設けられる。
専用域17、18の各トラック識別域21は、ほぼ等しい寸法
のものである。専用域17の各サーボ域20もまた、ほぼ等
しい寸法のものである。専用域17、18のサーボ域は図2
および図3には同じものとして示すが、専用域18内のサ
ーボ域のコラムAおよびBのバーストを区域17のそれら
とは逆にし、テープが逆方向に移動する際に区域18のA
およびBのバーストを読み取る順序が、テープが前方に
移動する際に専用域17のAおよびBのコラムを読み取る
順序と同じになるようにしてもよい。
【0017】記録部材10の主要部は、LPマーカ14とE
Wマーカ15との間に位置し、すでに指摘したように、一
つ置きに繰り返すユーザデータ記録フィールド19を有す
るようにフォーマットされる。これらのフィールドはサ
ーボ域20によって互いに隔てられている。サーボ域は、
テープの幅全体にわたって延びる長いストライプ24と25
との間に位置づけられたトラック中心決め信号を含む。
一般的なフォーマットは図5に示すものである。図5に
は、連続する一対のデータ記録フィールド19および19′
の一部分が示され、形を変えながら密に配設された多数
の信号を含むように表わされている。これらの信号は、
例えば約95キロバイト程度であることができ、以下さら
に詳細に説明するように、通常はフォーマットデータだ
けでなくユーザデータをも含む。種々の記録フィールド
19は、従来の読取り同時書込み式のデータ書込み技術に
したがって、走行長限定コードに書き込まれると考えら
れる。当業者には明白であるように、読取り同時書込み
技術を利用する場合、データは、記憶媒体に書き込まれ
ると、ただちにその記憶媒体から読み取られ、そのデー
タが正確に記録されたことが立証される。データブロッ
クのうち正しく記録されていないものは、新たな場所に
再び記録される。したがって、いずれか特定のデータ記
録フィールド19に記憶されるデータの実際の量は、デー
タブロックが正しく記録されたことをレコーダが立証す
る前に各データブロックを媒体に記録した回数に依存す
る。
【0018】図1、2、3および5に示すように、ユー
ザのデータが記録されている各記録フィールド19,19′
の間には、前述のサーボ域20が散在している。上述した
ように、各サーボ域20は、一対の長いストライプの間、
すなわち記録部材10の幅全体に延びる境界信号24と25と
の間に配設されている。すべてのサーボ域20について存
在するこれらのストライプ24、25は、記録部材に磁気的
に記録され、ほぼ等しい幅を有している。しかし、LP
マーカ14に隣接し、その中央寄りにある最初のサーボ域
20′(図2)はストライプ24′を含み、記録部材のうち
EWマーカ15(図1)に隣接する最後のサーボ域20″
(図3)はストライプ25″を含む。本発明の好ましい実
施態様では、ストライプ24′、25″は、他のサーボ域に
伴う他の長いストライプ24、25のいずれよりも少なくと
も2倍は広い幅を有するものであり、もっとも好ましい
実施態様では、ストライプ24′、25″は、そのような他
のものよりも3倍は広い幅を有するものである。幅広の
ストライプ24′、25″は、読み取られたときに異なる
(より長い)信号を生むことになるため、データレコー
ダ(図示せず)のマイクロプロセッサ(図示せず)は、
生じた信号を容易に検出して、記録フィールド域中の、
マーカ14および15に隣接した最初および最後のサーボ域
を識別することができる。当然ながら、これら末端のサ
ーボ域20′、20″と専用のサーボ域17とは、それらの間
に延びるブランク(未録)テープのフィールド42、43に
よってそれぞれ隔てられている。ブランクテープのこれ
らのフィールドは、もっとも好ましくは、記録媒体10の
両端のEW孔14およびLP孔15を含む。これらのブラン
クフィールドの寸法は、最初のサーボ域20′および最後
のサーボ域20″が必ず記憶媒体10のうちLPマーカ14と
EWマーカ15との間に記録されるように、あらかじめ設
定する。
【0019】図4、図9および図10をさらに詳細に参
照すると、サーボ域20はそれぞれ、テープの幅全体に延
び、サーボ域の長手方向の区域を画定する一対の長いス
トライプ24、25を含む。これらのサーボストライプは、
記憶媒体10に記録された他のどの信号とも異なる磁束密
度をもって記録されていることが好ましく、記録媒体の
信号を読み取る変換器が個別の磁束密度に応答して、個
別の周波数を有する出力信号を発する。説明に際して、
サーボ域トラック中心決め信号32は、トラッキングバー
ストのAコラムおよびBコラムを含む。これらのトラッ
キングバーストは、区域21のトラック識別信号の磁束密
度に等しい磁束密度をもって記録されている。図示の実
施例では、コラムAは、44〜82の偶数によって示される
20個のそのようなバーストを含む。コラムBは、45〜85
の奇数によって示される21個のそのようなバーストを含
む。これらの異なる偶数番号および奇数番号のバースト
は、記録部材10の幅全体にわたって等しく離間し、その
最初のバースト45および最後のバースト85が記録部材の
両縁に当接していることが好ましい。偶数及び奇数番号
の各対のバーストは、垂直方向および水平方向のいずれ
にも連続し、連続する奇数番号のバーストと偶数番号の
バーストとの間には垂直方向の狭い空間がほとんどある
いは全く存在せず、それらの隣接する側縁どうしがトラ
ック中心線を定めるようになっている(図4および図5
のI 〜X を参照)。サーボトラッキング印のAコラムお
よびBコラムは、互いにすぐ隣接していることがもっと
も好ましいが、どの点においても重なり合うことはな
い。
【0020】記録フィールド19、19′内のデータは、記
録媒体10のほぼ並行なトラックに記録され、データブロ
ック99(図7)にフォーマット化される。このデータブ
ロックは、好ましい実施態様では、データフレームにフ
ォーマットされる。例えば、データフレームは32個のデ
ータブロックを含むことができる。データフレームは、
もっとも好ましくは、その直後に続くデータブロックの
内容、すなわち次に続くデータブロックのタイプを記述
する少なくとも1個のデータフレーム見出しを含む。周
知であり、従来どおりに、データブロックは、ホストデ
ータを中に有するユーザブロック、制御データを記憶す
る制御ブロック、トラック0の最初のフレームに備えて
保留された識別子ブロック、有効データを含まない充填
ブロック、ECC(誤り訂正コード)ブロックおよびE
OD(データ終了)ブロックを含む各種のタイプのもの
であることができる。データは、圧縮した形態において
も圧縮していない形態においても記憶することができ、
圧縮したデータは一つ以上の圧縮方法を利用して記憶す
ることができるため、データフレーム見出しは、データ
ブロックを記憶した方法を識別するデータバイトを含む
ことが好ましい。データフレームは、同じ方法で記憶さ
れる同じタイプの連続するデータ列を記述するため、デ
ータフレームは1個以上の見出しを含むことができる。
データブロックは、データレコーダ(図示せず)中のマ
イクロプロセッサ(図示せず)が以下に概説するように
して記憶媒体10からデータを読み取り、検索するときに
利用するフォーマット情報を含むことが好ましい。マイ
クロプロセッサは、制御フィールドおよびデータフレー
ム見出しを読み取り、ホスト装置に、そのホスト装置か
ら供給された元のデータのみを出力することによってそ
れらに応答する。このように、記憶媒体に記憶された制
御信号は、好ましい実施態様では、ホストに対して‘透
明’(transparent)であることがもっとも好ましい。
【0021】図7および図8の好ましい実施態様をさら
に詳細に参照すると、各データブロック99は、周知であ
るため本明細書にはこれ以上詳細には説明しない方法で
駆動機構(図示せず)により刻時目的に使用される、0
と1とを交互に繰り返すパターンからなるプリアンブル
100を含むようにフォーマットされることが好ましい。
プリアンブル100は、通常の長さのものでもよいし、延
長したのものでもよい。通常のプリアンブルは、各デー
タブロックに設けられ、例えば、13バイトから30バイト
の長さでよい。延長したプリアンブルは、サーボ域に続
く各トラックの最初のデータブロックに記録される。延
長したプリアンブルは、例えば、1,000バイトから1,200
バイトの長さであることができ、もっとも好ましくは、
その直後に通常のプリアンブルが続くものである。ブロ
ックがフレーム中の最初のブロックである場合に新たな
ブロック、すなわち新フレームの始りをマークするブロ
ックマーカ101もまた、各ブロックに設けられている。
各ブロック中の制御フィールド102は、ブロック番号、
すなわち番地を識別する制御バイト106を含む。制御バ
イト107は制御フィールドに設けられ、ブロックが記録
されている物理的なトラック番号を識別する。レコーダ
には、ブロックを記憶媒体から読み取るときに変換器が
整合されるトラックを識別するために制御バイトを読み
取るマイクロプロセッサが含まれるため、トラック番号
制御バイトは特に有利である。
【0022】このように、サーボ域20がデータフィール
ド19の間に位置しているならばトラック識別域21に記録
された比較的長いトラック識別信号は記録されず、それ
に応じて記憶媒体のデータ容量が増大する。制御フィー
ルド102はまた、テープの始端から媒体が再び書き込ま
れた回数を識別するための一対の制御バイトを含む使用
カウント110を含むことができる。また、制御フィール
ド102は、フォーマットタイプバイト108を含むことがで
きる。フォーマットタイプバイトの値は、ブロックの再
書込みごとに増やすことができる再書込みカウント109
とともに、他の制御フィールドバイトの処理に関する定
義変化を識別し、新たなデータパターンをCRC発生器
(図示せず)に提供する。ブロック再書込みに関する規
則は、周知かつ従来どおりである。そして、CRC発生
器は、制御フィールドおよびデータフィールドにおける
誤り検出のために4個の新たなCRCバイトを計算す
る。データブロック99は、例えば1,040バイトのデータ
を含むデータフィールド103(図7)をさらに含む。デ
ータブロックはまた、周知のとおり、データフィールド
および制御フィールドにおける誤りを検出するための計
算される、例えば4バイトからなるCRCデータ104を
含むことができる。各データブロックはまた、プリアン
ブルと同様に、「1」と「0」とが交互に繰り返すパタ
ーンからなるポストアンブル105を含む。ポストアンブ
ルもまた、通常の長さでも延長したものでもよく、記録
部材10を逆方向に送るときに駆動機構により刻時目的に
利用される。延長したポストアンブルは、サーボ域の前
の最後のデータブロックに記録される。
【0023】記録媒体10をフォーマットするためには、
まず、広い書込みコア変換器90(図6)を含むストライ
プレコーダ(詳細には図示せず)を使用して、好ましく
は記憶媒体の幅全体にわたって延びる連続した、かつ離
間した比較的幅広のストライプ24、25を記録する。これ
らの幅広のストライプを書き込むために、ストライプレ
コーダ変換器90は、記憶媒体10の全幅よりも広い全幅を
有する書込みコアギャップ91を使用することが好まし
い。この方法では、ストライプレコーダは、好ましく
は、第一に、媒体をその全長にわたって第一の方向に送
ることにより、フォーマットすべき特定の記憶媒体の長
さを測定する。磁気テープ媒体の場合、この最初の前送
りはまた、テープをその全長にわたってほぼ均一な張力
を加えた状態にするための走行として役立つ。このよう
な長さ測定は、駆動モータまたはキャプスタンに連結さ
れた回転計を使用して容易に実施することができる。記
憶媒体を全長にわたって前送りするのに必要な回転数を
数えることによって長さを測定することができるため、
このようなテープ駆動機構は種々の目的のために設けら
れることが多い。当然、媒体を送りながらその長さを測
定する方法は他にも数多くある。媒体の長さを測定した
ならば、駆動制御装置を使用して、その特定の媒体に適
合するデータフィールド19の数を計算することができ、
それにより、連続するサーボ域をどこに記録するかをも
決定される。市販の記憶媒体はいくつかの公称長さのい
ずれを有することもでき、それらすべてが一定の公差を
有し、この公差が、記録媒体の特定試料に適合する記録
域の数を変えてしまうおそれがあるため、記憶媒体10の
長さは場合ごとに測定することが好ましい。
【0024】このようにして記録部材10の長さを測定し
た後、記録部材を逆送り方向に駆動して、この通過の間
に、幅広で互いに離間したストライプ24、25が、等しい
間隔をもって、関連する特定の記録部材について定めら
れたサーボ域20全体に記録される。そのサーボ域はその
両端の専用域17、18をも含む。これは、図6に示す変換
器90を使用し、励磁信号をその書込みコイル92に印加す
ることにより、公知の方法で容易に実施することができ
る。本方法に使用すべき記録装置(駆動機構)は、通
常、テープの送りの間に記憶媒体そのものを異なる速度
で駆動するモータ・駆動機構を有しているため、記憶媒
体上のサーボストライプの間隔は、大きくは異ならない
ことが好ましいものの、それらを正確に等しくすること
はできない。したがって、記憶部材がこの逆方向の通過
の際に書込みヘッド90を通過するとき、ストライプ24、
25など(特に幅広のストライプ28および37を含め)はす
べて記憶部材に記録される。
【0025】ストライプ24、25を記録部材10に記録した
後、サーボトラッキング信号44〜83および85を区域20内
に記録する。これらの中心決め信号を記録するために
は、記録部材10を、これら比較的短いバーストを記録す
るための異なる変換器(以下に記す)を含む第二のレコ
ーダ、すなわち駆動機構に配置することがもっとも好ま
しい。当然、好ましくは、ストライプ24、25を記録する
ためのヘッドと、サーボトラッキング信号44〜83および
85を記録するためのヘッドとを別々に設けることによ
り、1器のレコーダ装置を両方の形式の記録に使用して
もよい。しかし、別々のレコーダを使用することにはい
くつかの利点があり、今のところ好ましい。
【0026】サーボトラッキングバースト44〜85をすべ
て同時に記録するために好都合に利用することができる
好ましい形態のテープヘッドは、ゴーデンカー(Gordenk
er)らを発明者とする、「多重トラックサーボ記録ヘッ
ド」(MULTI-TRACK SERVORECORDING HEAD)と題する同時
係属出願に記載されている。その出願の開示内容を本明
細書中に引用する。この変換器は、各ストライプ24、25
の通過を検出し、それらが記録された際の個別の周波数
を出力する磁気読取り変換器93(仮想線で示す)を含
む。この独特の周波数を検出するためには、公知のタイ
プの回路、例えば、適切に調整したフィルタ(図示せ
ず)、比較器(図示せず)および整流器(図示せず)を
使用して、所望の周波数を有する信号が読取りコア変換
器93からLCフィルタに入力されたかどうかを示す論理
信号を出力するものを使用することができる。さらなる
フォーマットに使用される記録装置は、例えば、このよ
うな出力信号の論理レベルを受信し、それに応答してサ
ーボバースト信号の記録部材への書込みを制御するマイ
クロプロセッサ(図示せず)を含む。しかし、これが具
体化された場合、検出された先導側のストライプ24に応
答して、記録装置は、好ましくはマルチギャップ書込み
コア変換器94(仮想線で示す)を使用して、先導側のス
トライプ24が検出されてから所定期間後に、サーボトラ
ッキングバーストのBコラム(図8)全体を書き込む。
所定期間を経た後、マルチギャップ書込みコア95(仮想
線で示す)を励磁してコラムAの中心決め信号を記憶媒
体10に記録する。各区域20のコア93、94、95およびスト
ライプ24、25の間隔が適宜に設定され、それにより、ト
ラック中心決め信号が記録されている特定区域20の後続
側のストライプ25が、次ぎに第二のコラムを記憶媒体に
記録する読取りコアの下に位置することを示す電気信号
を、読み取りコア93が出力するようにすることができ
る。このように、後続側のストライプ25は、コラムB信
号がサーボ域に、すなわちストライプ24と25との間に位
置づけられるという指示をレコーダ制御装置に供給す
る。しかし、サーボ域は、媒体10の利用しうる記録域が
できるだけ大きくなるように、読取りコアが追跡側のス
トライプ25の上にあるような寸法であることがもっとも
好ましい。
【0027】実際の用途では、A及びBバーストの信号
は異なる2個のマルチギャップ書込みコアによって書き
込まれているため、A及びBバーストからの信号の強さ
をつり合わせることが困難であるおそれがある。サーボ
バーストを書き込む代替方法では、そのような1個のコ
アを使用して、AバーストおよびBバーストの両方をテ
ープ上の2本の異なる通路に書き込むことを伴うことが
ある。第一の通路では、AコラムのギャップがBバース
トの位置に並ぶようにヘッドを配置することができ、次
にAギャップを使用してBバーストを書き込むとよい。
それから、テープを巻き戻し、ヘッドの位置を上げてA
コラムギャップを所望のAバースト位置に整合させる。
そして、AコラムギャップによってAバーストがテープ
上の第二の書込み通路に書き込まれる。この方法は、A
バーストとBバーストとが同じマルチギャップ変換器に
よって書き込まれるため、それらの整合を保証すること
ができる。
【0028】サーボ域20の全幅にかかわりなく、別々の
各コラム(AおよびB)の中心決め信号がすべて同時に
書き込まれ、それにより各コラムに記録されたバースト
が正確に並び、変換器94および95に内蔵されたギャップ
の物理的間隔によって各コラム中のバーストの間隔が確
保される。当業者であれば、マルチギャップ変換器は、
多重トラック中心決め信号を記録するための書込みヘッ
ドの好ましい形態であるが、これが、そのような多信号
バーストを正確かつ一貫的に記録するもっとも好都合な
方法であるため、サーボ域20の境界を画定するストライ
プ24、25を、市販の変換器を使用して一度に1個づつ記
録されるサーボトラック中心決め信号を正確に並べるた
めの長手方向の基準として使用してもよいことが理解さ
れるであろう。
【0029】コラムAおよびBの中心決め信号を種々の
サーボ域20に記録した後、区域21のトラック識別信号
を、記録部材の始端および終端にある専用域17、18中の
各サーボ域に隣接して記録する。トラック識別印は、ユ
ーザデータを記録するために使用されるものと本質的に
は同じ型の市販のレコーダヘッド(図示せず)を使用し
て記録することがもっとも好ましい。この手順では、前
もって記録したサーボトラッキング信号44〜83および85
は、好ましくは、所望により、識別される適当な各トラ
ックの上にヘッドを正確に整合させるために使用され
る。もっとも好ましくは、本発明および得られるフォー
マットによると、トラック識別信号は、記録部材10の始
端の専用域17および記録部材10の終端の専用域18にのみ
記録される。好ましい実施態様では、トラック識別印は
専用域17、18の中間には記録されないため、記録部材
の、端域17、18を除くサーボ域20の間の記録可能な表面
域がユーザデータの記憶に独占的に確保され、それが記
録部材のデータ記憶容量を相当に増大する。
【0030】前述した本発明の好ましい実施態様は、説
明および例示のためにのみ記載されたものであり、請求
項によって限定されるべき範囲を有する本発明の限度と
して設けたものではない。したがって、当業者であれ
ば、前述した特定の概念に基づきながらも、本明細書に
詳細に示され、記載された特定の実施態様とはいくぶん
異なる実施態様を案出することができ、あるいは、例示
の実施態様に対して構造上の詳細における種々の変更を
行うことができるが、本発明の概念を利用し、本発明の
真髄を明らかに組み込むそのような代替のまたは変形さ
れた実施態様は、以下に添付する請求項がその文言によ
って別段指定しないかぎり、請求項の範囲内にあるとみ
なされるべきものである。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、記
録部材の初期化が高速で行われ、実際のデータの記憶及
び検索に際して、変換器ヘッドが高速でかつ正確に位置
決めされる。また、本発明のフォーマット方法によれ
ば、記録部材のフォーマット化に要する時間が大幅に短
縮されると共に、記録されるサーボトラッキング情報が
記録部材に正確に位置づけられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による記録部材の一例を示す部分図であ
り、記録部材に記録された位置決め情報の大まかな配置
を表わすものである。
【図2】図1の記録部材の前方の専用端部域の一部を示
す部分拡大図であり、該域に記録されたトラッキング情
報の大まかな配置およびフォーマットを表わすものであ
る。
【図3】図1の記録部材の後方の専用端部域の一部を示
す部分拡大図であり、該域に記録されたトラッキング情
報の大まかな配置およびフォーマットを表わすものであ
る。
【図4】先の各図の記録部材の前方の専用端部域の一部
を示す部分拡大図であり、記録部材に初めに記録される
サーボトラッキング信号を表わすものである。
【図5】先の各図の記録部材の中間部を示す部分拡大図
であり、データ記録の間に散在する1個の位置中心決め
サーボ記録フォーマットを表わすものである。
【図6】図1〜図4の示すフォーマットにしたがって特
定の信号を記録部材に記録するための記録変換器の部分
斜視図である。
【図7】図1の記録部材に記憶されたデータのデータブ
ロックフォーマットの略図である。
【図8】図7のデータブロックフォーマットのコントロ
ールフィールドの略図である。
【図9】先の各図の記録部材の中間部を示す部分拡大図
であり、本発明によるフォーマット方法の第二段階にお
いて境界ストライプの間に記録されるトラック中心決め
サーボ記録信号の1コラムを表わすものである。
【図10】図1の記録部材の一方の端部域の一部を示す
部分拡大図であり、本発明による記録部材をフォーマッ
トする第三の段階において記録部材に記録されるトラッ
ク識別情報の大まかな配置を表わすものである。
【符号の説明】
10 記録部材 14,15 マーカ 17,18 専用域 19 データフィールド 20 サーボ域 21 トラック識別域 24,25 ストライプ 90 変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブルースブイ.ジャニスズースキー アメリカ合衆国 48103 ミシガン州 ア ン アーバー デクスター 2106 (72)発明者 マーリン ケー.クランプ アメリカ合衆国 49286 ミシガン州 テ コムセーテイラー ロード 2340 (72)発明者 ニック エー.スコグラー アメリカ合衆国 48197 ミシガン州 イ プシランティ インターナショナル アパ ートメント 1435シー 2671 (72)発明者 ローレンス ジェー.タッカー アメリカ合衆国 48189 ミシガン州 ホ イットモア レイク チャーリング クロ ス サークル 10749 (72)発明者 ロバート ジー.ボス アメリカ合衆国 48176 ミシガン州 セ ライン フォックス ラン 5730 Fターム(参考) 5D031 AA02 EE07 5D044 BC01 CC02 DE02 DE03 DE12 DE37 5D091 AA02 GG19 GG22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォーマットされた多重トラック式サー
    ボ記録磁気テープにおいて、 データを記憶するための複数のトラックを含むデータフ
    ィールドであって、前記テープの上に配設されたロード
    開始点マーカと早期警告マーカとの間に配置されたデー
    タフィールドと、 テープの前方への移動において該ロード開始点マーカの
    前かつ該早期警告マーカの後に位置するトラック識別域
    であって、複数のトラックを含む異なるトラックを識別
    するように記録されたトラック識別信号を保持するトラ
    ック識別域と、 を備えるフォーマットされた多重トラック式サーボ記録
    磁気テープ。
  2. 【請求項2】 前記データフィールドとトラック識別域
    との間の前記テープ上にサーボ域をさらに備える、請求
    項1に記載のフォーマットされた多重トラック式サーボ
    記録磁気テープ。
  3. 【請求項3】 前記トラック識別域が、磁気テープの各
    端部のみに位置している、請求項2に記載のフォーマッ
    トされた多重トラック式サーボ記録磁気テープ。
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