JPH0785436A - オートトラッキング方法 - Google Patents
オートトラッキング方法Info
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- JPH0785436A JPH0785436A JP23160393A JP23160393A JPH0785436A JP H0785436 A JPH0785436 A JP H0785436A JP 23160393 A JP23160393 A JP 23160393A JP 23160393 A JP23160393 A JP 23160393A JP H0785436 A JPH0785436 A JP H0785436A
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- JP
- Japan
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- track
- tracking
- magnetic head
- signal
- magnetic tape
- Prior art date
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- Pending
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 10
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、各トラックの間の空間を0とした
磁気テープを用いるテープレコーダでトラッキングを確
実に行えるようにすることを目的とする。 【構成】 この発明は、互いに平行でそれぞれ複数のブ
ロックに分けられている多数のトラックを有し、この多
数のトラックの各ブロックの一部に一定周波数の信号が
記録された磁気テープに磁気ヘッドでデータの書き込み
または読み取りを行うテープレコーダのオートトラッキ
ング方法において、上記磁気ヘッドをトラッキング方向
に移動させて上記磁気ヘッドの出力信号の中の上記一定
周波数の信号をとり出してこの信号の変化からトラック
の中心を求めるようにした。
磁気テープを用いるテープレコーダでトラッキングを確
実に行えるようにすることを目的とする。 【構成】 この発明は、互いに平行でそれぞれ複数のブ
ロックに分けられている多数のトラックを有し、この多
数のトラックの各ブロックの一部に一定周波数の信号が
記録された磁気テープに磁気ヘッドでデータの書き込み
または読み取りを行うテープレコーダのオートトラッキ
ング方法において、上記磁気ヘッドをトラッキング方向
に移動させて上記磁気ヘッドの出力信号の中の上記一定
周波数の信号をとり出してこの信号の変化からトラック
の中心を求めるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープレコーダのオート
トラッキング方法に関する。
トラッキング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ストリーマと呼ばれるデータバックアッ
プ用磁気テープ装置では、互いに平行でそれぞれ複数の
ブロックに分けられている多数のトラックを有する磁気
テープに磁気ヘッドでデータの書き込みまたは読み取り
を行う。磁気ヘッドがトラックからずれると、データを
トラックから磁気ヘッドで読み取れなくなって読み取り
エラーが発生する。このため、データ読み取り中に読み
取りエラーが発生した場合にはトラッキングを行って磁
気ヘッドをトラックの中心に合わせる必要があり、ま
た、データの読み取りを始める時(磁気テープカートリ
ッジが装着された時)にもトラッキングを行う必要があ
る。
プ用磁気テープ装置では、互いに平行でそれぞれ複数の
ブロックに分けられている多数のトラックを有する磁気
テープに磁気ヘッドでデータの書き込みまたは読み取り
を行う。磁気ヘッドがトラックからずれると、データを
トラックから磁気ヘッドで読み取れなくなって読み取り
エラーが発生する。このため、データ読み取り中に読み
取りエラーが発生した場合にはトラッキングを行って磁
気ヘッドをトラックの中心に合わせる必要があり、ま
た、データの読み取りを始める時(磁気テープカートリ
ッジが装着された時)にもトラッキングを行う必要があ
る。
【0003】特開平1ー253813号公報には、ワイ
ドライト、ナローリードヘッドを用い、オーバーライト
することによりデータを書き換える磁気記録再生装置の
オートトラック方式であって、読み取りエラーの補正手
段と、ヘッドを媒体のトラック幅方向に移動させる手段
とを用い、上記ヘッドを基準位置から所定量トラック幅
方向に往復動させ、上記ヘッドが前に記録されたデータ
の書き残し部分を読み取ることによってエラーを起こし
たことを検出したとき上記補正手段によりエラーを補正
して出力すると共に、エラー検出時に、上記ヘッドの往
復動の基準位置をエラー発生時のヘッド移動方向とは逆
方向に所定量移動させることを特徴とするオートトラッ
ク方式が記載されている。
ドライト、ナローリードヘッドを用い、オーバーライト
することによりデータを書き換える磁気記録再生装置の
オートトラック方式であって、読み取りエラーの補正手
段と、ヘッドを媒体のトラック幅方向に移動させる手段
とを用い、上記ヘッドを基準位置から所定量トラック幅
方向に往復動させ、上記ヘッドが前に記録されたデータ
の書き残し部分を読み取ることによってエラーを起こし
たことを検出したとき上記補正手段によりエラーを補正
して出力すると共に、エラー検出時に、上記ヘッドの往
復動の基準位置をエラー発生時のヘッド移動方向とは逆
方向に所定量移動させることを特徴とするオートトラッ
ク方式が記載されている。
【0004】また、特開平3ー12811号公報には、
磁気ヘッドにより磁気テープに対してデータの書き込み
及び読み取りを複数トラック行うテープレコーダにおい
て、磁気テープを走行させながら前記磁気ヘッドで磁気
テープ上の目標トラックよりデータの読み取りを行って
前記磁気ヘッドからの読み取り信号のエラーが発生した
とき、磁気テープをそのまま走行させて前記磁気ヘッド
を移動させながらこの磁気ヘッドからの読み取り信号よ
り前記目標トラックの中心位置を検出した後に磁気テー
プを停止させ、磁気テープを巻き戻すとともに、前記磁
気ヘッドを前記目標トラックの中心位置に移動させ、前
記磁気ヘッドでデータの再読み取りを行うことを特徴と
するエラーリカバリー方式が記載されている。
磁気ヘッドにより磁気テープに対してデータの書き込み
及び読み取りを複数トラック行うテープレコーダにおい
て、磁気テープを走行させながら前記磁気ヘッドで磁気
テープ上の目標トラックよりデータの読み取りを行って
前記磁気ヘッドからの読み取り信号のエラーが発生した
とき、磁気テープをそのまま走行させて前記磁気ヘッド
を移動させながらこの磁気ヘッドからの読み取り信号よ
り前記目標トラックの中心位置を検出した後に磁気テー
プを停止させ、磁気テープを巻き戻すとともに、前記磁
気ヘッドを前記目標トラックの中心位置に移動させ、前
記磁気ヘッドでデータの再読み取りを行うことを特徴と
するエラーリカバリー方式が記載されている。
【0005】従来、テープレコーダは各トラックの間に
空間がある磁気テープが用いられており、上記オートト
ラック方式及びエラーリカバリー方式はそのようなテー
プレコーダを対象としたものである。最近の2GBクラ
スのストリーマでは、各トラックの間の空間を0とする
(各隣接トラックを重なり合わせる)ことにより、トラ
ックの高密度化を計って記憶容量を増大させた磁気テー
プが用いられている。
空間がある磁気テープが用いられており、上記オートト
ラック方式及びエラーリカバリー方式はそのようなテー
プレコーダを対象としたものである。最近の2GBクラ
スのストリーマでは、各トラックの間の空間を0とする
(各隣接トラックを重なり合わせる)ことにより、トラ
ックの高密度化を計って記憶容量を増大させた磁気テー
プが用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記オートトラック方
式及びエラーリカバリー方式は、各トラックの間に空間
がある磁気テープを用いるテープレコーダを対象とした
ものであり、2GBクラスのストリーマのように各トラ
ックの間の空間を0とした磁気テープを用いるテープレ
コーダではトラッキングが困難である。本発明は、上記
欠点を改善し、各トラックの間の空間を0とした磁気テ
ープを用いるテープレコーダでトラッキングを確実に行
うことができるオートトラッキング方法を提供すること
を目的とする。
式及びエラーリカバリー方式は、各トラックの間に空間
がある磁気テープを用いるテープレコーダを対象とした
ものであり、2GBクラスのストリーマのように各トラ
ックの間の空間を0とした磁気テープを用いるテープレ
コーダではトラッキングが困難である。本発明は、上記
欠点を改善し、各トラックの間の空間を0とした磁気テ
ープを用いるテープレコーダでトラッキングを確実に行
うことができるオートトラッキング方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、互いに平行でそれぞれ複数
のブロックに分けられている多数のトラックを有し、こ
の多数のトラックの各ブロックの一部に一定周波数の信
号が記録された磁気テープに磁気ヘッドでデータの書き
込みまたは読み取りを行うテープレコーダのオートトラ
ッキング方法において、上記磁気ヘッドをトラッキング
方向に移動させて上記磁気ヘッドの出力信号の中の上記
一定周波数の信号をとり出してこの信号の変化からトラ
ックの中心を求めるようにする。
め、請求項1記載の発明は、互いに平行でそれぞれ複数
のブロックに分けられている多数のトラックを有し、こ
の多数のトラックの各ブロックの一部に一定周波数の信
号が記録された磁気テープに磁気ヘッドでデータの書き
込みまたは読み取りを行うテープレコーダのオートトラ
ッキング方法において、上記磁気ヘッドをトラッキング
方向に移動させて上記磁気ヘッドの出力信号の中の上記
一定周波数の信号をとり出してこの信号の変化からトラ
ックの中心を求めるようにする。
【0008】
【実施例】ストリーマでは、磁気テープは、図2に示す
ように多数のトラックT1,T2・・・が走行方向(長手
方向)に平行に設けられ、規格により各トラックT1,
T2・・・がそれぞれ約数1000(種類により異な
る)のブロックBに分けられて各ブロックBがそれぞれ
プリアンブルPr、データブロックDB、ポストアンブ
ルPoに分けられる。プリアンブルPr及びポストアン
ブルPoは、ギャップエリアと呼ばれ、特定周波数(単
一周波数)の均一な信号が記録される。データブロック
DBは、各トラックを示すトラック番号と、各ブロック
を示すブロック番号がイニシャル時に記録され、データ
の書き込み及び読み取りが行われる。
ように多数のトラックT1,T2・・・が走行方向(長手
方向)に平行に設けられ、規格により各トラックT1,
T2・・・がそれぞれ約数1000(種類により異な
る)のブロックBに分けられて各ブロックBがそれぞれ
プリアンブルPr、データブロックDB、ポストアンブ
ルPoに分けられる。プリアンブルPr及びポストアン
ブルPoは、ギャップエリアと呼ばれ、特定周波数(単
一周波数)の均一な信号が記録される。データブロック
DBは、各トラックを示すトラック番号と、各ブロック
を示すブロック番号がイニシャル時に記録され、データ
の書き込み及び読み取りが行われる。
【0009】2GBクラスのストリーマにおいては、各
トラックの間の空間を0とした磁気テープを走行させて
磁気ヘッドをトラッキング方向(トラックと交差する方
向)に移動させながら、磁気ヘッドで磁気テープ上のト
ラックから信号を読み取ってその読み取り信号をみてみ
ると、各トラック毎にブロック位置がずれ(通常は一致
せず)、かつ、各トラック毎にプリアンブルPr及びポ
ストアンブルPoの読み取り信号の位相が一致しない
(確率的に一致は有り得るが、殆んど無い)。さらに、
図3に示すように磁気ヘッドの再生用ギャップがトラッ
クTiの中心からずれてその隣接トラックTi-1,Ti+1
にかかると、磁気ヘッドからの読み取り信号は振幅が極
端に落ちる。
トラックの間の空間を0とした磁気テープを走行させて
磁気ヘッドをトラッキング方向(トラックと交差する方
向)に移動させながら、磁気ヘッドで磁気テープ上のト
ラックから信号を読み取ってその読み取り信号をみてみ
ると、各トラック毎にブロック位置がずれ(通常は一致
せず)、かつ、各トラック毎にプリアンブルPr及びポ
ストアンブルPoの読み取り信号の位相が一致しない
(確率的に一致は有り得るが、殆んど無い)。さらに、
図3に示すように磁気ヘッドの再生用ギャップがトラッ
クTiの中心からずれてその隣接トラックTi-1,Ti+1
にかかると、磁気ヘッドからの読み取り信号は振幅が極
端に落ちる。
【0010】そこで、本発明の実施例は、2GBクラス
のストリーマにおいて、トラックの上記特定周波数の均
一な信号が記録されている部分(プリアンブルPr、ポ
ストアンブルPo)に対する磁気ヘッドの読み取り信号
からトラックの中心を求めてトラッキングを行うように
する。図1は本発明の一実施例で用いたオートトラッキ
ング回路の例を示す。この例は、各トラックの間の空間
を0とした磁気テープを用いる2GBクラスのストリー
マにおいて、データ読み取り中に読み取りエラーが発生
した場合や、データの読み取りを始める時(磁気テープ
カートリッジが装着された時)にトラックノ中心を求め
てトラッキングが行うものである。
のストリーマにおいて、トラックの上記特定周波数の均
一な信号が記録されている部分(プリアンブルPr、ポ
ストアンブルPo)に対する磁気ヘッドの読み取り信号
からトラックの中心を求めてトラッキングを行うように
する。図1は本発明の一実施例で用いたオートトラッキ
ング回路の例を示す。この例は、各トラックの間の空間
を0とした磁気テープを用いる2GBクラスのストリー
マにおいて、データ読み取り中に読み取りエラーが発生
した場合や、データの読み取りを始める時(磁気テープ
カートリッジが装着された時)にトラックノ中心を求め
てトラッキングが行うものである。
【0011】コントローラ11は、トラッキングを行う
時には、図示しない磁気テープ走行駆動用モータを回転
させてこの磁気テープ走行駆動用モータにより磁気テー
プを走行させ、かつ、ステッピングモータからなるトラ
ッキング用モータ12と電源との間に接続されているト
ランジスタ13を制御してトラッキング用モータ12を
回転させる。トラッキング用モータ12は磁気ヘッド1
4をトラッキング方向に移動させ、磁気ヘッド14は磁
気テープ上のトラックから信号を読み取る。
時には、図示しない磁気テープ走行駆動用モータを回転
させてこの磁気テープ走行駆動用モータにより磁気テー
プを走行させ、かつ、ステッピングモータからなるトラ
ッキング用モータ12と電源との間に接続されているト
ランジスタ13を制御してトラッキング用モータ12を
回転させる。トラッキング用モータ12は磁気ヘッド1
4をトラッキング方向に移動させ、磁気ヘッド14は磁
気テープ上のトラックから信号を読み取る。
【0012】磁気ヘッド14からの読み取り信号は増幅
器15で増幅されてバンドパスフィルタ16により上記
特定周波数の成分のみが抽出され、検波回路17により
検波される。この検波回路17の出力信号は、磁気ヘッ
ド14の再生用ギャップがトラックからずれると、振幅
が急激に低下する直流信号であり、磁気ヘッド14の再
生用ギャップがトラックからずれていない時には所定の
レベル以上になる。コントローラ11は、検波回路17
の出力信号を所定のレベルと比較してその結果からトラ
ックの中心を求める。
器15で増幅されてバンドパスフィルタ16により上記
特定周波数の成分のみが抽出され、検波回路17により
検波される。この検波回路17の出力信号は、磁気ヘッ
ド14の再生用ギャップがトラックからずれると、振幅
が急激に低下する直流信号であり、磁気ヘッド14の再
生用ギャップがトラックからずれていない時には所定の
レベル以上になる。コントローラ11は、検波回路17
の出力信号を所定のレベルと比較してその結果からトラ
ックの中心を求める。
【0013】ここに、トラック上の特定周波数の均一な
信号が記録されているプリアンブルPr、ポストアンブ
ルPoの各長さは短いが、プリアンブルPr、ポストア
ンブルPoが各ブロックB毎に設けられていて一定の周
期で得られるから、コントローラ11は複数のブロック
BのプリアンブルPr、ポストアンブルPoに対する検
波回路17の出力信号によってトラックの中心を求め
る。また、コントローラ11は、磁気ヘッド14の再生
用ギャップが2つのトラックを移動する期間だけではト
ラックの中心を求められなかった場合には、磁気ヘッド
14の再生用ギャップがさらにトラック方向に移動する
期間に検波回路17の出力信号からトラックの中心を求
める。
信号が記録されているプリアンブルPr、ポストアンブ
ルPoの各長さは短いが、プリアンブルPr、ポストア
ンブルPoが各ブロックB毎に設けられていて一定の周
期で得られるから、コントローラ11は複数のブロック
BのプリアンブルPr、ポストアンブルPoに対する検
波回路17の出力信号によってトラックの中心を求め
る。また、コントローラ11は、磁気ヘッド14の再生
用ギャップが2つのトラックを移動する期間だけではト
ラックの中心を求められなかった場合には、磁気ヘッド
14の再生用ギャップがさらにトラック方向に移動する
期間に検波回路17の出力信号からトラックの中心を求
める。
【0014】コントローラ11は、検波回路17の出力
信号からトラックの中心を求めた後に、トランジスタ1
3を制御して磁気ヘッド14をその求めたトラックの中
心から狙いのトラックの中心までの距離に応じてトラッ
キング方向に移動させることにより、トラッキングを行
って狙いのトラックに移動させる。この場合、各ブロッ
クのデータエリアにトラック番号とブロック番号が記録
されていて各トラックのピッチが定まっているから、コ
ントローラ11は、どのトラックでも中心位置を検波回
路17の出力信号から求めてそのトラックの中心位置か
ら狙いのトラックのトラッキングを行うことができる。
信号からトラックの中心を求めた後に、トランジスタ1
3を制御して磁気ヘッド14をその求めたトラックの中
心から狙いのトラックの中心までの距離に応じてトラッ
キング方向に移動させることにより、トラッキングを行
って狙いのトラックに移動させる。この場合、各ブロッ
クのデータエリアにトラック番号とブロック番号が記録
されていて各トラックのピッチが定まっているから、コ
ントローラ11は、どのトラックでも中心位置を検波回
路17の出力信号から求めてそのトラックの中心位置か
ら狙いのトラックのトラッキングを行うことができる。
【0015】なお、コントローラ11は、基本的には各
ブロックのプリアンブルPr、ポストアンブルPoに対
する検波回路17の出力信号によってトラックの中心を
求めるが、データブロックDBに対する検波回路17の
出力信号によってトラックの中心を求めることができ
る。これは、磁気ヘッド14の再生用ギャップがトラッ
クからずれると、磁気ヘッド14の読み取り信号が著し
く減少するからである。
ブロックのプリアンブルPr、ポストアンブルPoに対
する検波回路17の出力信号によってトラックの中心を
求めるが、データブロックDBに対する検波回路17の
出力信号によってトラックの中心を求めることができ
る。これは、磁気ヘッド14の再生用ギャップがトラッ
クからずれると、磁気ヘッド14の読み取り信号が著し
く減少するからである。
【0016】また、この例は、各トラックの間の空間を
0とした磁気テープを用いるテープレコーダを対象とし
て開発したものであるが、各トラックの間に空間がある
磁気テープを用いるテープレコーダでも同様にトラッキ
ングを行うことができる。また、コントローラ11は、
トラックの中心を求める動作で、磁気ヘッドの移動を連
続送り、間欠送りのいずれにしてもよい。上述の例で
は、トラッキング用モータ12としてステッピングモー
タを使用しているので、磁気ヘッド14の移動は連続送
りであるが、これをゆっくり行えば間欠送りとなる。
0とした磁気テープを用いるテープレコーダを対象とし
て開発したものであるが、各トラックの間に空間がある
磁気テープを用いるテープレコーダでも同様にトラッキ
ングを行うことができる。また、コントローラ11は、
トラックの中心を求める動作で、磁気ヘッドの移動を連
続送り、間欠送りのいずれにしてもよい。上述の例で
は、トラッキング用モータ12としてステッピングモー
タを使用しているので、磁気ヘッド14の移動は連続送
りであるが、これをゆっくり行えば間欠送りとなる。
【0017】上述の例では、トラッキングを行う時に磁
気ヘッド14をトラッキング方向に移動させて各ブロッ
クBのプリアンブルPr、ポストアンブルPoに記録さ
れている特定周波数の均一な信号に対する磁気ヘッド1
4の読み取り信号からトラックの中心を求めるので、各
トラックの間の空間を0とした磁気テープを用いるテー
プレコーダでトラッキングを確実に行うことができる。
しかも、トラッキングマージンを稼ぐことができてリト
ライ時に磁気ヘッド14の位置をオン・トラックの範囲
内でずらせることができ、エラー・レイトを減らすこと
ができる。
気ヘッド14をトラッキング方向に移動させて各ブロッ
クBのプリアンブルPr、ポストアンブルPoに記録さ
れている特定周波数の均一な信号に対する磁気ヘッド1
4の読み取り信号からトラックの中心を求めるので、各
トラックの間の空間を0とした磁気テープを用いるテー
プレコーダでトラッキングを確実に行うことができる。
しかも、トラッキングマージンを稼ぐことができてリト
ライ時に磁気ヘッド14の位置をオン・トラックの範囲
内でずらせることができ、エラー・レイトを減らすこと
ができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、互いに平行でそれぞれ複数のブロックに分けられて
いる多数のトラックを有し、この多数のトラックの各ブ
ロックの一部に一定周波数の信号が記録された磁気テー
プに磁気ヘッドでデータの書き込みまたは読み取りを行
うテープレコーダのオートトラッキング方法において、
上記磁気ヘッドをトラッキング方向に移動させて上記磁
気ヘッドの出力信号の中の上記一定周波数の信号をとり
出してこの信号の変化からトラックの中心を求めるよう
にしたので、各トラックの間の空間を0とした磁気テー
プを用いるテープレコーダでトラッキングを確実に行う
ことができる。
ば、互いに平行でそれぞれ複数のブロックに分けられて
いる多数のトラックを有し、この多数のトラックの各ブ
ロックの一部に一定周波数の信号が記録された磁気テー
プに磁気ヘッドでデータの書き込みまたは読み取りを行
うテープレコーダのオートトラッキング方法において、
上記磁気ヘッドをトラッキング方向に移動させて上記磁
気ヘッドの出力信号の中の上記一定周波数の信号をとり
出してこの信号の変化からトラックの中心を求めるよう
にしたので、各トラックの間の空間を0とした磁気テー
プを用いるテープレコーダでトラッキングを確実に行う
ことができる。
【図1】本発明の一実施例で用いたオートトラッキング
回路の例を示すブロック図である。
回路の例を示すブロック図である。
【図2】2GBクラスのストリーマで用いる磁気テープ
の一部を示す平面図である。
の一部を示す平面図である。
【図3】上記実施例を説明するための図である。
11 コントローラ 12 トラッキング用モータ 13 トランジスタ 14 磁気ヘッド 15 増幅器 16 バンドパスフィルタ 17 検波回路
Claims (1)
- 【請求項1】互いに平行でそれぞれ複数のブロックに分
けられている多数のトラックを有し、この多数のトラッ
クの各ブロックの一部に一定周波数の信号が記録された
磁気テープに磁気ヘッドでデータの書き込みまたは読み
取りを行うテープレコーダのオートトラッキング方法に
おいて、上記磁気ヘッドをトラッキング方向に移動させ
て上記磁気ヘッドの出力信号の中の上記一定周波数の信
号をとり出してこの信号の変化からトラックの中心を求
めるようにしたことを特徴とするオートトラッキング方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23160393A JPH0785436A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | オートトラッキング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23160393A JPH0785436A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | オートトラッキング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0785436A true JPH0785436A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16926105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23160393A Pending JPH0785436A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | オートトラッキング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0785436A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5335511A (en) * | 1976-09-13 | 1978-04-03 | Sony Corp | Recorder-reproducer for picture signal |
-
1993
- 1993-09-17 JP JP23160393A patent/JPH0785436A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5335511A (en) * | 1976-09-13 | 1978-04-03 | Sony Corp | Recorder-reproducer for picture signal |
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