JP3655010B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気テープにヘリカルスキャン方式で信号を記録再生するビデオテープレコーダ(VTR)やデータレコーダ等の磁気記録再生方式に係り、特には、磁気テープの所望の位置を検索・頭出しするサーチ機能の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、磁気テープにヘリカルスキャン方式で信号を記録する磁気記録再生方式は、VTRやデータレコーダ等に広く利用されている。これらの磁気記録再生方式の多くのものには、磁気テープの所望の位置を検索・頭出しするサーチ機能が搭載されている。
【0003】
以下に、従来の技術に係る磁気記録再生方式におけるサーチ機能の一例について説明する。
【0004】
は従来の技術に係る磁気記録再生方式の構成を概略的に示す概略構成図である。図において、31は回転ドラムで、32は回転ドラム31に180°対向で搭載された回転ヘッドである。33は磁気テープで、回転ドラム31に斜めに巻回されている。34は磁気テープ33を走行させるためのキャプスタンモータ、35はピンチローラである。36はサブコードサーチ情報検出部、37はサーチ制御部、38はキャプスタンモータ34を駆動するキャプスタンドライブである。
【0005】
は従来の技術に係る磁気記録再生方式における磁気テープの記録パターンを示す模式図である。図において、33は磁気テープ、39は回転ヘッド32によって磁気テープ33上に記録されたヘリカルトラックである。40はサーチに必要な情報(サーチ情報)が記録されたサブコード領域、41は通常の記録データ(例えば、映像データ等)が記録されたデータ領域である。42はサーチ時の回転ヘッド32のスキャン軌跡である。
【0006】
以上のように構成された従来の技術に係る磁気記録再生方式におけるサーチ動作について、以下に説明する。
【0007】
サーチ時には、回転ヘッド32が所望のサブコード領域40をスキャンするように、磁気テープ33の走行を制御する。そして、サブコードサーチ情報検出部36でサブコード領域40に記録されたサーチ情報を検出する。サブコード領域40に記録されているサーチ情報の内容は、日付情報(記録時の年、月、日、曜日、記録時の時間等)、時間情報(テープ始端からの時間、プログラム始端からの時間等)、プログラム情報(記録ソース、記録チャンネル番号、プログラム番号、プログラムの記録時間等)、インデックス情報(インデックス番号、インデックスからの記録時間等)、文字情報等である。このようなサーチ情報をもとにサーチ制御部37はキャプスタンドライブ38を介してキャプスタンモータ34の回転速度・方向を制御し、磁気テープ33の所望の位置をサーチする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の技術に係る磁気記録再生方式においては、データ領域に記録されたデータが1種類だけであるため、1種類のサブコード領域だけで問題はなかった。
【0009】
しかしながら、データ領域に記録されるデータが複数種類になった場合に、各データを独立にサーチしようとすると、各データ毎にサーチ情報が必要になるために1つのトラックにおけるサブコード領域の容量が増加してしまい、その分、データ領域の記録容量が少なくなるという問題が生じる。
【0010】
本発明は、1本のヘリカルトラックに複数種類のデータを記録した場合であっても、サブコード領域の容量を増やすことなく、各データのサーチを可能にすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る磁気記録再生装置は、1本のヘリカルトラックに複数種類のデータを記録する場合において、複数のデータのサーチ情報のうち少なくとも1つのサーチ情報をコントロールトラックに記録するか、テープ長手方向で連続した複数のヘリカルトラックのそれぞれにサブコード領域を設けて各データのサーチ情報を各サブコード領域に個別的に記録するか、あるいはこの両者を併用することにより、1本のヘリカルトラックに複数種類のデータを記録した場合であっても、サブコード領域の容量を増やすことなく、各データのサーチを可能にする。
本発明に係る請求項1の磁気記録再生装置は、回転ドラムと、この回転ドラム上に所定間隔で離間配置された複数の回転ヘッドと、コントロールヘッドとを有し、前記回転ヘッドで磁気テープに複数のヘリカルトラックを形成するとともに、形成した各ヘリカルトラックそれぞれにデータを記録し、前記コントロールヘッドで磁気テープにコントロールトラックを形成するとともに、形成したコントロールトラックにトラッキング制御用のコントロール信号を記録する磁気記録再生装置であって、サブコードサーチ情報検出部と、コントロールサーチ情報検出部と、サーチ制御部とを有し、前記各ヘリカルトラックそれぞれに少なくとも2つの第1のデータ領域と第2のデータ領域とに加えてサブコード領域が設定されたうえで、前記第1のデータ領域に第1のデータが、前記第2のデータ領域に第2のデータが、前記サブコード領域に前記第1のデータをサーチするための第1のサーチ情報がそれぞれ記録されており、前記コントロールトラックに、前記第2のデータをサーチするための第2のサーチ情報が記録されている磁気テープに対して、前記第1のデータ領域に記録されている前記第1のデータをサーチするときは、前記回転ヘッドが前記サブコード領域をスキャンしてこのサブコード領域に記録されているデータを獲得し、この獲得したデータから前記サブコードサーチ情報検出部が前記第1のサーチ情報を検出し、この検出した第1のサーチ情報をもとに前記サーチ制御部が前記磁気テープの位置をサーチし、前記第2のデータ領域に記録されている第2のデータをサーチするときは、前記コントロールヘッドが前記コントロールトラックをスキャンしてコントロールトラックに記録されているデータを獲得し、この獲得したデータから前記コントロールサーチ情報検出部が前記第2のサーチ情報を検出し、この検出した第2のサーチ情報をもとに前記サーチ制御部が前記磁気テープの位置をサーチすることを特徴としている。
本発明に係る請求項2の磁気記録再生装置は、回転ドラムと、この回転ドラム上に互いに所定間隔で離間配置された複数の回転ヘッドとを有し、前記回転ヘッドで磁気テープに複数のヘリカルトラックを形成するとともに、形成した各ヘリカルトラックそれぞれにデータを記録する磁気記録再生装置であって、サブコードサーチ情報検出部と、サーチ制御部とを有し、前記複数のヘリカルトラックのそれぞれのヘリカルトラックに、N個(Nは2以上の整数)のデータ領域と1つのサブコード領域とが設定されたうえで、前記N個のデータ領域のそれぞれのデータ領域にデータが個別的に記録されており、前記複数のヘリカルトラックのそれぞれのヘリカルトラックに設けられた前記一つのサブコード領域には、前記N個のデータ領域の内の一つのデータ領域のデータをサーチするためのサーチ情報が個別的に記録され、前記N個のデータ領域に対応する前記サーチ情報は、連続するN本の前記ヘリカルトラックの前記サブコード領域にN本のヘリカルトラック毎に循環的に記録されている磁気テープに対して、前記回転ヘッドは、前記サブコード領域に対するスキャンに対応したサブコード領域に記録されているデータを獲得し、前記サブコードサーチ情報検出部は、前記回転ヘッドが獲得したデータからサーチ情報を検出し、前記サーチ制御部は、前記サブコードサーチ情報検出部が検出した前記サーチ情報をもとに磁気テープの位置をサーチすることを特徴としている。
本発明に係る請求項3の磁気記録再生装置は、請求項2記載の磁気記録再生装置において、前記サーチ制御部は、サーチ速度を、前記複数のヘリカルトラックのそれぞれのヘリカルトラックに設定された前記データ領域の数の倍数を除く奇数倍速となるように制御し、このサーチ速度の条件下で前記回転ヘッドは、前記サブコード領域に対するスキャンに対応した前記サブコード領域に記録されているデータを獲得し、前記サブコードサーチ情報検出部は、前記回転ヘッドが獲得したデータからサーチ情報を検出し、前記サーチ制御部は、前記サブコードサーチ情報検出部が検出した前記サーチ情報をもとに磁気テープの位置をサーチする、
ことを特徴としている。
【0023】
以下、本発明に係る磁気記録再生方式の実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
【0024】
〔実施の形態1〕
図1は本発明の実施の形態1に係る磁気記録再生方式の構成を概略的に示す概略構成図である。図1において、1は回転ドラム、2は回転ドラム1に180゜対向で搭載された回転ヘッドである。3は磁気テープで、回転ドラム1に斜めに卷回されている。4はトラッキング制御信号を記録再生するコントロールヘッドである。5は磁気テープ3を走行させるためのキャプスタンモータ、6はピンチローラである。7はサブコードサーチ情報検出部、8はコントロールサーチ情報検出部、9はサーチ制御部である。10はキャプスタンモータ5を駆動するキャプスタンドライブである。
【0025】
図2は本発明の実施の形態1に係る磁気記録再生方式における磁気テープの記録パターンを示す模式図である。図2において、3は磁気テープ、11はヘリカルトラック、12はサブコード領域である。サブコード領域12には時間情報やプログラム情報等のサーチに必要な情報であるサーチ情報が記録されている。13は第1のデータ領域、14は第2のデータ領域である。15はトラッキング制御信号が記録されたコントロールトラックである。16はサーチ時の回転ヘッド2のスキャン軌跡である。
【0026】
以上のように構成された実施の形態1に係る磁気記録再生方式のサーチ動作について、以下に説明する。
【0027】
通常のデータ(例えば、映像信号等)は回転ヘッド2を用いてヘリカルトラック11の第1のデータ領域13および第2のデータ領域14に記録される。いま、第1のデータ領域13にはデータAが、第2のデータ領域14にはデータBがそれぞれ記録されているとする。コントロールトラック15には、トラッキング制御用のコントロール信号がコントロールヘッド4によって記録されている。
【0028】
ヘリカルトラック11の一部にはサブコード領域12が設けてあり、サブコード領域12には第1のデータ領域13に記録されたデータAに関する時間情報やプログラム情報等の第1のサーチ情報As が記録されている。サブコード領域12に記録されている第1のサーチ情報As の内容は、日付情報(記録時の年、月、日、曜日、記録時の時間等)、時間情報(テープ始端からの時間、プログラム始端からの時間等)、プログラム情報(記録ソース、記録チャンネル番号、プログラム番号、プログラムの記録時間等)、インデックス情報(インデックス番号、インデックスからの記録時間等)、文字情報等であり、これらのデータはそれぞれ単独で書き換えることが可能である。一方、コントロールトラック15には、第2のデータ領域14に記録されたデータBに関する第2のサーチ情報(Bs)が記録されている。
【0029】
第1のデータ領域13のデータAをサーチする場合には、サブコード領域12を回転ヘッド2がスキャンしてサブコード領域12のデータを獲得し、サブコードサーチ情報検出部7で第1のサーチ情報Asを検出する。第1のサーチ情報Asをもとにサーチ制御部9はキャプスタンドライブ10を介してキャプスタンモータ5の回転速度・方向を制御し、磁気テープ3の所望の位置をサーチする。ここで、サブコード領域12に記録される第1のサーチ情報Asは、第1のデータ領域13に記録されたデータAに関するものだけであるので、サブコード領域12の大きさは従来の技術の場合と同じであり、容量が増加することはない。
【0030】
一方、第2のデータ領域14のデータBをサーチする場合には、コントロールトラック15をコントロールヘッド4がスキャンしてコントロールトラック15のデータを獲得し、コントロールサーチ情報検出部8は再生コントロール信号からデータBに関する第2のサーチ情報(Bs )を検出し、この情報をもとにサーチ制御部9はキャプスタンドライブ10を介してキャプスタンモータ5の回転速度・方向を制御し、磁気テープ3の所望の位置をサーチする。ここで、コントロール信号から検出される第2のサーチ情報(Bs )は、経過時間情報と頭出し情報である。
【0031】
経過時間情報はコントロール信号をカウントすることにより得られる。コントロール信号としては、ヘリカルトラック11のトラッキング制御を行うために一定周期のパルス信号が記録されている。例えば、VHS−VTRの場合、コントロール信号は1/30秒周期のパルス信号が記録されている。このようなコントロール信号のパルスをカウントすることにより、磁気テープ3上における現在位置からの経過時間を知ることができる。こうして得られた経過時間情報により、所望の時間位置まで磁気テープ3が移動するようにサーチ制御部9でキャプスタンドライブ10を制御し、経過時間サーチを行う。
【0032】
頭出し情報は、変調されたコントロール信号を検出することにより得られる。これは、現行のVHS方式のVTRのサーチ(VISS・VASS)で用いられている方法と同一である。通常、コントロール信号のハイ・ローのデューティー比は一定である。頭出し情報を記録する場合、磁気テープ3の頭出しを行いたい位置、例えばプログラムの先頭位置等で、記録するコントロール信号のハイ・ローのデューティー比を変化させ、コントロール信号を変調する。サーチ時にはコントロールサーチ情報検出部8は、コントロール信号が変調された位置、すなわち頭出し情報が記録された位置を検出する。そしてサーチ制御部9は、頭出し信号が検出される位置まで磁気テープ3が移動するようにキャプスタンモータ5を制御し、頭出しサーチを行う。
【0033】
以上のように本実施の形態1によれば、1本のヘリカルトラック11に2種類のデータA,Bを記録した場合でも、1つのデータAについての第1のサーチ情報As はサブコード領域12に記録し、もう一方のデータBについての第2のサーチ情報(Bs )はコントロールトラック15に記録することにより、従来の技術に比べてサブコード領域12を増加させることなく2つのデータを独立してサーチすることができる。
【0034】
なお、本実施の形態1では、ヘリカルトラック11に第1のデータ領域13と第2のデータ領域14の2つのデータ領域を設けていたが、ヘリカルトラック11に3つ以上のデータ領域を設けてもかまわない。ただしその場合、本実施の形態1でサーチできるデータ領域は2つに限られるため、サーチできないデータ領域ができてしまう。
【0035】
〔実施の形態2〕
図3は本発明の実施の形態2に係る磁気記録再生方式の構成を概略的に示す概略構成図である。図3において、1は回転ドラム、2は回転ドラム1に180゜対向で搭載された回転ヘッドであり、互いに異なるアジマス角となっている。3は磁気テープ、5はキャプスタンモータ、6はピンチローラ、7はサブコードサーチ情報検出部、9はサーチ制御部、10はキャプスタンドライブであり、以上の構成は実施の形態1の図1と同様である。ただし、図1におけるコントロールサーチ情報検出部8は設けられておらず、コントロールヘッド4は図示を省略している。
【0036】
図4は本発明の実施の形態2に係る磁気記録再生方式における磁気テープの記録パターンを示す模式図である。図4において、3は磁気テープ、11はヘリカルトラックであり、ヘリカルトラック11にはLアジマスとRアジマスが交互に形成されている。21はサブコード領域であり、ここには時間情報やプログラム情報等のサーチに必要なサーチ情報が記録されている。22は第1のデータ領域、23は第2のデータ領域、24は第3のデータ領域であり、第1のデータ領域22にはデータAが、第2のデータ領域23にはデータBが、第3のデータ領域24にはデータCがそれぞれ記録されている。25,27はサーチ時における回転ヘッド2のうちのLアジマスヘッドのスキャン軌跡、26はRアジマスヘッドのスキャン軌跡である。
【0037】
以上のように構成された実施の形態2に係る磁気記録再生方式のサーチ動作について、以下に説明する。
【0038】
ヘリカルトラック11の一部にはサブコード領域21が設けてあり、サブコード領域21には時間情報やプログラム情報等のサーチ情報が記録されている。ここで、データAに関する第1のサーチ情報をAs、データBに関する第2のサーチ情報をBs、データCに関する第3のサーチ情報をCsとすると、本実施の形態2ではヘリカルトラック11が進む毎に第1のサーチ情報As、第2のサーチ情報Bs、第3のサーチ情報Csを順番に繰り返して記録している。サブコード領域21に記録されているサーチ情報の内容は、実施の形態1の場合と同様であるで説明は省略する。
【0039】
サーチ時にはサブコード領域21を回転ヘッド2がスキャンしてサブコード領域21のデータを獲得し、サブコードサーチ情報検出部7でサーチ情報を検出する。そして、検出したサーチ情報をもとにサーチ制御部9はキャプスタンドライブ10を介してキャプスタンモータ5の回転速度・方向を制御し、磁気テープ3の所望の位置をサーチする。
【0040】
本実施の形態2では、サーチ速度を5倍速としている。このサーチ速度では、ヘッドスキャン毎に獲得するサーチ情報が変わる。すなわち図4に示すように、回転ヘッド2のうちのLアジマスヘッドがスキャン軌跡25を通過したときには、トラックNo.1のデータAに係る第1のサーチ情報As が獲得できる。そして、次の回転ヘッド2のうちのRアジマスヘッドがスキャン軌跡26を通過したときには、トラックNo.6のデータCに係る第3のサーチ情報Cs が獲得でき、同様に次のLアジマスヘッドがスキャン軌跡27を通過したときには、トラックNo.11のデータBに係る第2のサーチ情報Bs が獲得できる。したがって、ヘッドスキャン毎に、第1のサーチ情報As 、第3のサーチ情報Cs 、第2のサーチ情報Bs をこの順に順次サイクリックに獲得できるので、3種類のデータA,C,Bをそれぞれ独立にサーチすることができる。このとき、個々のヘリカルトラック11の1つずつにおいて、そのサブコード領域21に記録されるサーチ情報はそれぞれ1種類のデータに関するものであるで、1つのサブコード領域21の大きさは従来の技術の場合と同じであり、容量が増加することはない。
【0041】
本実施の形態2では、1本のヘリカルトラック11に3種類のデータA,B,Cを記録し、サーチ速度を5倍速としたが、一般に、1本のトラックにN種類(Nは自然数)のデータを記録した場合、サーチ速度をNの倍数を除く奇数倍速とすれば、ヘッドスキャン毎に獲得するサーチ情報が変わるため、全てのデータを独立してサーチすることができる。
【0042】
〔実施の形態3〕
本発明の実施の形態3に係る磁気記録再生方式の構成は、実施の形態2に係る図3に示したものと同様であるので、図示および説明を省略する。図5は本発明の実施の形態3に係る磁気記録再生方式における磁気テープの記録パターンを示す模式図である。図5において、実施の形態2に係る図4と同一符号は同一構成要素を示し、簡単に説明すると、3は磁気テープ、11はヘリカルトラック、21はサブコード領域、22は第1のデータ領域、23は第2のデータ領域、24は第3のデータ領域、25,27は回転ヘッド2のLアジマスヘッドのスキャン軌跡、26はRアジマスヘッドのスキャン軌跡である。本実施の形態3において、図4の実施の形態2の場合と異なるのは、サーチ速度を3倍速としている点である。この結果、スキャン軌跡25,26,27の間隔が狭くなっている。
【0043】
以上のように構成された実施の形態3に係る磁気記録再生方式のサーチ動作について、以下に説明する。
【0044】
本実施の形態3における磁気記録再生方式のサーチ動作の基本的な部分は実施の形態2の場合と同様であるので、説明は省略する。実施の形態2と異なるのは、サーチ速度を3倍速としていることである。サーチ速度が3倍速の場合、図5に示すように、回転ヘッド2のうちのLアジマスヘッドがスキャン軌跡25を通過したときには、トラックNo.1のデータAに係る第1のサーチ情報As が獲得できる。そして、次の回転ヘッド2のうちのRアジマスヘッドがスキャン軌跡26を通過したときには、トラックNo.4の同じデータAに係る第1のサーチ情報As が獲得でき、同様に次のLアジマスヘッドがスキャン軌跡27を通過したときには、トラックNo.7の同じデータAに係る第1のサーチ情報As が獲得できる。したがって、ヘッドスキャン毎に獲得するサーチ情報は、常にAs となる。この場合、実施の形態2と比較して、回転ヘッド2の単位回転当たりに獲得できるサーチ情報量が多いので、よりきめ細かなサーチが可能となる。またこのとき、個々のヘリカルトラック11の1つずつにおいて、そのサブコード領域21に記録されるサーチ情報はそれぞれ1種類のデータに関するものであるで、実施の形態2の場合と同様に、1つのサブコード領域21の大きさは従来の技術の場合と同じであり、容量が増加することはない。
【0045】
本実施の形態3では、1本のヘリカルトラック11に3種類のデータA,B,Cを記録し、サーチ速度を3倍速としたが、一般に、1本のトラックにM種類(Mは奇数)のデータを記録した場合、サーチ速度をMの倍数となる奇数倍速とすれば、ヘッドスキャン毎に獲得するサーチ情報は常に同じ種類のデータに関するものとなるため、所望のデータに対して、よりきめ細かなサーチをすることができる。
【0046】
〔実施の形態4〕
本発明の実施の形態4に係る磁気記録再生方式の構成は、実施の形態1に係る図1に示したものと同様であるので、図示および説明を省略する。図6は本発明の実施の形態4に係る磁気記録再生方式における磁気テープの記録パターンを示す模式図である。図6において、実施の形態2に係る図4と同一符号は同一構成要素を示し、簡単に説明すると、3は磁気テープ、11はヘリカルトラック、21はサブコード領域、22は第1のデータ領域、23は第2のデータ領域、24は第3のデータ領域、25,27は回転ヘッド2のLアジマスヘッドのスキャン軌跡、26はRアジマスヘッドのスキャン軌跡である。本実施の形態4において、図4の実施の形態2の場合と異なるのは、コントロールトラック15が付加されていることと、サブコード領域21に記録されたサーチ情報について、ヘリカルトラック11が1つ進む毎に第1のサーチ情報As 、第2のサーチ情報Bs を順番に繰り返して記録していることである。そして、コントロールトラック15には、第3のデータ領域24に記録されたデータCに関する第3のサーチ情報(Cs )が記録されている。サブコード領域21に記録されているサーチ情報の内容は、実施の形態1の場合と同様であるで説明は省略する。コントロールトラック15に記録されている第3のサーチ情報(Cs )は経過時間情報と頭出し情報である。
【0047】
以上のように構成された実施の形態4に係る磁気記録再生方式のサーチ動作について、以下に説明する。
【0048】
第3のデータ領域24に記録されたデータCに対するサーチ時には、コントロールトラック15をコントロールヘッド4がスキャンして、コントロールサーチ情報検出部8は再生コントロール信号からデータCに関する第3のサーチ情報(Cs )を検出し、この情報をもとにサーチ制御部9はキャプスタンドライブ10を介してキャプスタンモータ5の回転速度・方向を制御し、磁気テープ3の所望の位置をサーチする。
【0049】
また、第1のデータ領域22に記録されたデータAまたは第2のデータ領域23に記録されたデータBに対するサーチ時には、サブコード領域21を回転ヘッド2がスキャンしてサブコード領域21のデータを獲得し、サブコードサーチ情報検出部7でサーチ情報を検出する。そして、検出したサーチ情報をもとにサーチ制御部9はキャプスタンドライブ10を介してキャプスタンモータ5の回転速度・方向を制御し、磁気テープ3の所望の位置をサーチする。
【0050】
本実施の形態4においては、サーチ速度を5倍速としているために、ヘッドスキャン毎に獲得するサーチ情報が変わる。すなわち図6に示すように、回転ヘッド2のうちのLアジマスヘッドがスキャン軌跡25を通過したときには、トラックNo.1のデータAに係る第1のサーチ情報As が獲得できる。そして、次の回転ヘッド2のうちのRアジマスヘッドがスキャン軌跡26を通過したときには、トラックNo.6のデータBに係る第2のサーチ情報Bs が獲得できる。同様に次の回転ヘッド2のうちのLアジマスヘッドがスキャン軌跡27を通過したときには、トラックNo.11のデータAに係る第1のサーチ情報As が獲得できる。したがって、ヘッドスキャン毎に、第1のサーチ情報As 、第2のサーチ情報Bs を順次サイクリックに獲得できる。このとき、個々のヘリカルトラック11の1つずつにおいて、そのサブコード領域21に記録されるサーチ情報はそれぞれ1種類のデータに関するものであるで、1つのサブコード領域21の大きさは従来の技術の場合と同じであり、容量が増加することはない。
【0051】
さらに、実施の形態2(図4)ではヘッドスキャン3回毎に新たなサーチ情報が獲得できるのに対し、本実施の形態4ではヘッドスキャン2回毎に新たなサーチ情報が獲得できるために、よりきめ細かなサーチが可能である。
【0052】
本実施の形態4では、1本のヘリカルトラック11に3種類のデータA,B,Cを記録し、サーチ速度を5倍速としたが、一般に、1本のトラックにN1 (=N+1)種類(N1 ,Nは自然数)のデータを記録した場合、サーチ速度を(N1 −1=N)の倍数を除く奇数倍速とすれば、ヘッドスキャン毎に獲得するサーチ情報が変わるため、全てのデータを独立してサーチすることができる。
【0053】
なお、本実施の形態4では、サーチ速度を5倍速にしたが、サーチ速度はサブコード領域21のデータが獲得できる速度であれば、任意でかまわない。
【0054】
さらに、本実施の形態4では、サブコード領域21にはサーチ情報As 、Bsを繰り返して記録したが、サブコード領域21にサーチ情報As 、Bs 、Cs を繰り返して記録してもかまわない。この場合、コントロールトラック15に記録するサーチ情報は、データA,B,Cのどれに関するものであってもかまわない。一般に、N個のデータ領域とN個のサブコード領域を設けて、N個のデータ領域の中の1つに関するサーチ情報をコントロールトラックに記録すればよい。
【0069】
【発明の効果】
本発明に係る磁気記録再生方式によれば、1本のヘリカルトラックに複数種類のデータを記録した場合であっても、サブコード領域の容量を増やすことなく、各データのサーチを可能にするという顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る磁気記録再生方式の構成を概略的に示す概略構成
図である。
【図2】 実施の形態1に係る磁気記録再生方式における磁気テープの記録パターンを示
す模式図である。
【図3】 本発明の実施の形態2に係る磁気記録再生方式の構成を概略的に示す概略構成
図である。
【図4】 実施の形態2に係る磁気記録再生方式における磁気テープの記録パターンを示
す模式図である。
【図5】 本発明の実施の形態3に係る磁気記録再生方式における磁気テープの記録パタ
ーンを示す模式図である。
【図6】 本発明の実施の形態4に係る磁気記録再生方式における磁気テープの記録パタ
ーンを示す模式図である。
【図7】 従来の技術に係る磁気記録再生方式の構成を概略的に示す概略構成図である。
【図8】 従来の技術に係る磁気記録再生方式における磁気テープの記録パターンを示す
模式図である。
【符号の説明】
1……回転ドラム
2……回転ヘッド
3……磁気テープ
4……コントロールヘッド
5……キャプスタンモータ
6……ピンチローラ
7……サブコードサーチ情報検出部
8……コントロールサーチ情報検出部
9……サーチ制御部
10……キャプスタンドライブ
11……ヘリカルトラック
12……サブコード領域
13……第1のデータ領域
14……第2のデータ領域
15……コントロールトラック
16……スキャン軌跡
21……サブコード領域
22……第1のデータ領域
23……第2のデータ領域
24……第3のデータ領域
25……Lアジマスヘッドのスキャン軌跡
26……Rアジマスヘッドのスキャン軌跡
27……Lアジマスヘッドのスキャン軌

Claims (3)

  1. 回転ドラムと、この回転ドラム上に所定間隔で離間配置された複数の回転ヘッドと、コントロールヘッドとを有し、前記回転ヘッドで磁気テープに複数のヘリカルトラックを形成するとともに、形成した各ヘリカルトラックそれぞれにデータを記録し、前記コントロールヘッドで磁気テープにコントロールトラックを形成するとともに、形成したコントロールトラックにトラッキング制御用のコントロール信号を記録する磁気記録再生装置であって、
    サブコードサーチ情報検出部と、コントロールサーチ情報検出部と、サーチ制御部とを有し、
    前記各ヘリカルトラックそれぞれに少なくとも2つの第1のデータ領域と第2のデータ領域とに加えてサブコード領域が設定されたうえで、前記第1のデータ領域に第1のデータが、前記第2のデータ領域に第2のデータが、前記サブコード領域に前記第1のデータをサーチするための第1のサーチ情報がそれぞれ記録されており、前記コントロールトラックに、前記第2のデータをサーチするための第2のサーチ情報が記録されている磁気テープに対して、
    前記第1のデータ領域に記録されている前記第1のデータをサーチするときは、前記回転ヘッドが前記サブコード領域をスキャンしてこのサブコード領域に記録されているデータを獲得し、この獲得したデータから前記サブコードサーチ情報検出部が前記第1のサーチ情報を検出し、この検出した第1のサーチ情報をもとに前記サーチ制御部が前記磁気テープの位置をサーチし、
    前記第2のデータ領域に記録されている第2のデータをサーチするときは、前記コントロールヘッドが前記コントロールトラックをスキャンしてコントロールトラックに記録されているデータを獲得し、この獲得したデータから前記コントロールサーチ情報検出部が前記第2のサーチ情報を検出し、この検出した第2のサーチ情報をもとに前記サーチ制御部が前記磁気テープの位置をサーチする、
    ことを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 回転ドラムと、この回転ドラム上に互いに所定間隔で離間配置された複数の回転ヘッドとを有し、前記回転ヘッドで磁気テープに複数のヘリカルトラックを形成するとともに、形成した各ヘリカルトラックそれぞれにデータを記録する磁気記録再生装置であって、
    サブコードサーチ情報検出部と、サーチ制御部とを有し、
    前記複数のヘリカルトラックのそれぞれのヘリカルトラックに、N個(Nは2以上の整数)のデータ領域と1つのサブコード領域とが設定されたうえで、
    前記N個のデータ領域のそれぞれのデータ領域にデータが個別的に記録されており、
    前記複数のヘリカルトラックのそれぞれのヘリカルトラックに設けられた前記一つのサブコード領域には、前記N個のデータ領域の内の一つのデータ領域のデータをサーチするためのサーチ情報が個別的に記録され、前記N個のデータ領域に対応する前記サーチ情報は、連続するN本の前記ヘリカルトラックの前記サブコード領域にN本のヘリカルトラック毎に循環的に記録されている磁気テープに対して、
    前記回転ヘッドは、前記サブコード領域に対するスキャンに対応したサブコード領域に記録されているデータを獲得し、前記サブコードサーチ情報検出部は、前記回転ヘッドが獲得したデータからサーチ情報を検出し、前記サーチ制御部は、前記サブコードサーチ情報検出部が検出した前記サーチ情報をもとに磁気テープの位置をサーチする、
    ことを特徴とする磁気記録再生装置。
  3. 請求項2記載の磁気記録再生装置において、
    前記サーチ制御部は、サーチ速度を、前記複数のヘリカルトラックのそれぞれのヘリカルトラックに設定された前記データ領域の数の倍数を除く奇数倍速となるように制御し、このサーチ速度の条件下で前記回転ヘッドは、前記サブコード領域に対するスキャンに対応した前記サブコード領域に記録されているデータを獲得し、前記サブコードサーチ情報検出部は、前記回転ヘッドが獲得したデータからサーチ情報を検出し、前記サーチ制御部は、前記サブコードサーチ情報検出部が検出した前記サーチ情報をもとに磁気テープの位置をサーチする、
    ことを特徴とする磁気記録再生装置。
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