JP3548562B2 - データ記録部材及びそのフォーマット方法 - Google Patents

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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/584Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、広くは、データ記録部材、すなわちデータ記録媒体の記録トラック密度を高めること、並びにトラック追従およびトラック識別の技術に関する。具体的には、本発明は、改良されたサーボ位置決め記録フォーマットおよびそのようなサーボ位置決めフォーマットを記録部材に記録する方法に関する。さらに具体的には、本発明は、最も好ましい形態では、記録媒体をその意図する使用の前に初期化するための技術における、記録媒体にトラック識別およびトラック中心決めのサーボ情報をあらかじめ記録することによる改良および記録フォーマットそのものの改良に関する。並びに、具体的には磁気テープ、より広義には他の形態およびタイプの記録部材もしくは媒体、例えばディスクなどに関して、サーボ記録フォーマットを記録トラックに埋設する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
移動媒体データメモリ装置、特に磁気テープおよびディスク駆動機構の使用および継続的な開発において、一定の表面積の記録部材に記録されるデータの量を増大する目標に向けて相当な努力・進歩が続いている。これらの努力の結果として埋設サーボ技術が開発された。この技術は、実際のデータ記憶処理のための使用の前に記憶媒体に密に詰めて記録された位置決め情報を利用して、記録媒体に密に詰まった複数のトラックのそれぞれを個々に識別する。閉ループサーボ位置決めシステムを利用して、あらかじめ記録されたトラックを追従し、それにより、データトラックそのものを狭め、データトラックどうしをより密に配設することによって一定面積あたりのデータトラック数を増大することができる。多数の有意な利点を有する、関連した公知のサーボ位置決めシステムは、1984年9月18日にクランプ(Klumpp)らに付与された「予め記録された変換器位置決め信号を有するデータ記録装置及びそれを使用する変換器」(「DATA RECORD WITH PRE−RECORDED TRANSDUCER POSITIONING SIGNALS AND TRANSDUCER USING THE SAME」)と題する米国特許第4,472,750号および1986年4月29日にチャンボーズ(Chambors)らに付与された「磁気媒体にトラッキング情報を予め記憶する方法及び装置」(「METHOD AND APPARATUS FOR PRE−RECORDING TRACKINGINFORMATION ON MAGNETIC MEDIA」)と題する米国特許第4,586,094号に開示されている。これらの開示内容を本明細書に引用する。
【0003】
磁気テープ記憶媒体に設けることができるトラックの数はかなり増加したが、あらかじめ記録したサーボトラッキング信号を閉ループサーボシステムとともに使用する場合でさえ、テープが長手方向に送られる際のその横方向の動きが大きな障害として残る。定常状態のテープの長手方向の送りの間に起こる偏倚運動に加え、高速の、あるいは比較的大きな横方向の偏倚運動が停止および始動の状況で起こるおそれがあり、これらがすべて、変換器による正確なトラッキングを特に困難なものにしてしまう。記録テープは通常、長手方向に送られるときに張力を受け、送りの間に異なる量の伸びを被るため、このような横方向の偏倚運動に加えて長手方向のテープ速度の変動なども生じ、テープに信号を長手方向に正確に配設することが困難になる。例えば、テープの送りを停止したり始動したりするときに、磁気テープ媒体にかかる張力が大きく変動する。そのような状況はいくぶん無作為に発生、存在することから、サーボシステムによって使用されるサーボトラッキング信号を記録する(「書き込む」)ためにテープそのものに対して変換器を正確に位置づけることがますます困難になり、トラック密度が高まるにつれ、いっそう重要な要因となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の引用した先行特許および他のそのような現在の技術水準のシステムによるトラック中心決めサーボ情報は、主として、シングルギャップ変換器を使用して磁気媒体に記録されてきた。このシングルギャップ変換器により、トラック識別信号およびトラック中心決め信号を、一度に1トラックづつ、連続形態で記録部材に記録してきた。その結果、テープ全体のフォーマットには、テープの全長にわたって通過を繰り返す必要があった。これは、フォーマットを完了するのにかかる時間を大幅に増大させ、数多くの異なるバーストを書き込むために変換器を何度もオン/オフに切り換えることを必要とする。そのような各走行の終了時に記憶媒体を繰り返し停止、始動させることが、上述のように、送りの間に媒体の長手方向及び横(幅)方向の位置に比較的大きな変化を引き起こし、よって、異なる信号のバーストを所望の場所に正確に記録するために変換器を正確に位置づけて、まっすぐで密に隣接したトラックを、それに沿って正確に離間したサーボ信号とともに画定することをより困難にする。さらに、もっとも正確な記録システムでさえ、隣接するトラックの中心決め信号が記録部材を横切って互いに並ぶように変換器を位置づける際には困難をきたす。この困難は、中心決め信号を縦横に並べることが実際にできないほどにまで及び、その結果、トラック中心を識別するためには互いに離間していなければならないサーボ中心決め信号が縦横に重なり合う危険性をひめるものであり、トラック間の距離だけでなく、トラックの幅におけるいっそうの削減を阻むようにも働いてきた。
【0005】
これまで利用されてきたサーボシステムのさらなる制限は、トラック識別信号が通常、トラック中心決め信号と組になって記録されたことである。これによると、トラックは、サーボシステムによる変換器中心決め、およびトラック追従の手順の一部として識別される。トラック識別信号をサーボトラッキング信号とともに設けることにより、変換器の位置を監視するごとにトラックを識別することができる。しかし、サーボ中心決め信号を記録するごとにトラック識別信号を記録媒体に記録すると、サーボ位置決め信号専用の記録表面積がかなり増大し、それに応じて、データの記憶に使用することができる表面積が減少する。
【0006】
本発明は、多重トラック高密度記録での使用に特に有利である新規で有利なサーボ位置決め記録フォーマット技術を提供する。さらに詳細には、本フォーマット技術は、さらに具体的な用途においては特に磁気テープに有用であり、より一般的な用途においては他の形態の媒体にも有用である、トラック中心決め、およびトラック識別の両態様を有する有利な多重トラックサーボトラッキングシステムを提供する。
【0007】
本発明の一態様においては、埋設されるトラック識別パターンおよびサーボ位置決め記録フォーマット信号を記録するための新規な方法であって、記録媒体のフォーマット化に要する時間を大幅に短縮するとともに、記録されるサーボトラッキング情報を記録媒体に正確に位置づけることを容易にする方法が得られる。
【0008】
本発明の他の態様において、本発明のより顕著な目的、利点および特徴は、テープ型装置に使用するための新規できわめて効果的な埋設サーボ位置決め記録フォーマットおよびシステムが得られること;ロード開始点マーカと早期警告マーカとの間のデータ記憶容量を現在の技術水準のシステムおよびフォーマットよりも増大することができる記録フォーマットが得られること;サーボ域の長手方向の境界を印す特定の信号ストライプによって一括されたサーボ域を含む記録フォーマットが得られること;該ストライプによって画定されるサーボ域内に細いトラック中心決め信号バーストが得られること;ならびに、最小の記録面しか使用しないにもかかわらず異なるトラックを効果的に識別するフォーマットが得られることである。これらはすべて、高速のテープ初期フォーマット(初期化)および、同時に、実際のデータ記憶および検索のための変換器ヘッドの高速かつ正確なサーボ位置決めのいずれをも容易にする構成およびパターンにおいて得られる。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の記録部材はデータを記録及び記憶するための記憶容量を有し、フォーマットされたサーボトラッキング式データ記録部材である。その記録部材は該データ記憶容量を備えた記憶部材上の複数のデータフィールドを備える。該データフィールドがほぼ平行な複数の記録トラック内にそれらに沿って配設されている。この記録部材は該データフィールドを該トラックに沿って分離するサーボ域を含む。該サーボ域が該記録トラックに沿って追従するためのトラック中心決め信号を含むと共に、そのような個々のサーボ域の横方向の境界を識別する記録された境界信号を含む。そして、該データフィールドおよび該サーボ域の境界が別個に検出可能である。
【0010】
また、本発明の記録部材のフォーマット方法は、平行なトラックを含む複数のデータ記憶フィールドを有するように記録部材をフォーマットするものである。その方法は該記録部材上のサーボ域の長手方向の境界を画定する複数のストライプを該記録部材に記録する工程を含む。又、該ストライプの少なくとも1個を検出し、トラック中心決め信号を、そのようなストライプに対し、それによって画定されるサーボ域の中に位置づけることにより、該トラック中心決め信号を該サーボ域のうち一対の該ストライプの間に記録する工程を含む。該トラック中心決め信号は、該データフィールド中の少なくとも1個のデータトラックの中心を識別するための手段を含む。
【0011】
【作用】
本発明の記録部材によれば、その記録部材の初期化が高速で行われ、実際のデータの記憶及び検索に際して、変換器ヘッドが高速でかつ正確に位置決めされる。また、本発明のフォーマット方法によれば、記録部材のフォーマット化に要する時間が大幅に短縮されると共に、記録されるサーボトラッキング情報が記録部材に正確に位置づけられる。
【0012】
【実施例】
各図を参照すると、図1は、本発明によるサーボトラッキング式データ記憶部材、すなわち媒体10を示す。この媒体は、もっとも好ましい形態では、磁気テープ、とりわけ通常はカートリッジやカセットに設けられるタイプの、例えば幅約6.35mmの比較的狭い幅のものである。このような記録媒体は、本発明によると、水平方向の細い線によって描かれた水平方向に延びる空間として図1に示す、ほぼ並行な多数の記録トラックを含む。具体例として、本発明にしたがってフォーマットされたそのような磁気テープ媒体は、図示したような別々のトラック40個を含むことができる。しかし、本発明のフォーマットおよび方法を使用して、より多数または少数のトラックを好都合に具現化することもできる。
【0013】
図1に示す記録媒体10は、マーカとして作用する孔13、13′、14、15および16などを含むリーダ型の端部11および12を含む。媒体10の前端のリーダ型の部分11は通常、BOT(テープ始端)印として作用する穿孔13、13′と、テープが前方に移動する際に記録媒体上のデータフィールドの始りが近いことを示すLP(ロード開始点)マーカとして働く穿孔14とを含む。媒体10の後端のリーダ型の部分12は通常、EW(早期警報)マーカとして作用し、かつ前進する際の使用可能な記録域の終りが近いことを示す穿孔15と、媒体の末端を識別するEOT(テープ終端)印16とを含む。本発明によると、記録部材10は、記録媒体10の始端および終端においてBOT印13′とLPマーカ14との間ならびにEWマーカ15とEOT印16との間に専用域または制限域17、18をそれぞれ有するようにフォーマットされる。記録媒体10の始端および終端の専用域または制限域17、18は、以下さらに詳細に説明する、あらかじめ記録したサーボトラッキングおよびトラック識別情報の存在のためだけに独占的に設けたものである。さらには、記録部材10は、データフィールド19を含む。このデータフィールドは、符号20によって示され、かつ以下さらに十分に説明されるが、記録されたサーボトラッキング印、すなわち比較的狭いサーボ域を形成する記録された信号パターンによって互いに分割または区切られていると見なすことができる。
【0014】
上述した記録媒体10の始端および終端の各専用域17、18は、それぞれ図2および図3にさらに詳細に示されている。以下に指摘する具体的な相違点を除き、図2の区域17をそのような両区域の共通の例として詳細に説明する。図2に示すように、専用域17は、サーボ域20とトラック識別域21とが交互に繰り返されるパターンを含む。図4に概略的に示すように、様々な記録トラックのそれぞれを水平方向の線によって示し、それらのうち最初の10本をI〜Xとして表わす。なお、各線は、そのような各トラックの中心線をたどるものと理解すべきである。
【0015】
そのような各トラックは、変換器によって位置づけ、及び追従することができるよう、トラック識別域21において識別される。変換器の位置は、サーボ域20の中心決め信号を利用するサーボシステムにより、トラックの中心線上に維持される。例えば、2進コードを用いて符号化し、区域21中のテープ上に記録したトラック番号によって各トラックI〜Xを識別してもよい。2進コードは、もっとも好ましくは、テープの長手方向の送りにおいて「1」を長い信号長によって表わし、「0」を短い信号長によって表わす信号を利用する。トラック識別信号を記憶媒体から読み取るときの記憶媒体10の移動方向を基準にすると、偶数番号のトラックは、トラック識別域21の前半部22に位置づけることがもっとも好ましく、奇数番号のトラックは、トラック識別域21の後半部23に位置づけることがもっとも好ましい。もっとも好ましい実施態様では、隣接する2個のトラックは同じコードを有し、奇数トラックおよび偶数トラックは、トラック識別域中のそれぞれのトラック識別信号の位置によって識別される。
【0016】
図3に示すように、専用域18は、その区域21中のトラック識別信号が専用域17のトラック識別信号とは逆であることを除き、専用域17と同一である。したがって、テープが前方に移動する際に専用域17から読み取られるトラック識別信号は、テープの逆方向の移動時において専用域18から読み取られるトラック識別信号と同じである。このとき、いずれの方向への移動においても、もっとも有意なビットのコードが最初に読み取られる。 専用域17、18の各サーボ域20は、磁気的に記録された第一のストライプ24および同様な第二のストライプ25を含む。これらのストライプがともにそのような各サーボ域の横方向の境界を画定し、これらのサーボ域はまた、図示のような、磁気的に記録されたサーボトラッキングバーストの垂直な一対のコラムA、Bを含む。説明に際し、図2および図3には2個のサーボ域20および1個のトラック識別域21しか示していないが、特に好ましい実施態様では、19個のサーボ域20および18個のトラック識別域21が各専用サーボ域17、18ごとに設けられる。専用域17、18の各トラック識別域21は、ほぼ等しい寸法のものである。専用域17の各サーボ域20もまた、ほぼ等しい寸法のものである。専用域17、18のサーボ域は図2および図3には同じものとして示すが、専用域18内のサーボ域のコラムAおよびBのバーストを区域17のそれらとは逆にし、テープが逆方向に移動する際に区域18のAおよびBのバーストを読み取る順序が、テープが前方に移動する際に専用域17のAおよびBのコラムを読み取る順序と同じになるようにしてもよい。
【0017】
記録部材10の主要部は、LPマーカ14とEWマーカ15との間に位置し、すでに指摘したように、一つ置きに繰り返すユーザデータ記録フィールド19を有するようにフォーマットされる。これらのフィールドはサーボ域20によって互いに隔てられている。サーボ域は、テープの幅全体にわたって延びる長いストライプ24と25との間に位置づけられたトラック中心決め信号を含む。一般的なフォーマットは図5に示すものである。図5には、連続する一対のデータ記録フィールド19および19′の一部分が示され、形を変えながら密に配設された多数の信号を含むように表わされている。これらの信号は、例えば約95キロバイト程度であることができ、以下さらに詳細に説明するように、通常はフォーマットデータだけでなくユーザデータをも含む。種々の記録フィールド19は、従来の読取り同時書込み式のデータ書込み技術にしたがって、走行長限定コードに書き込まれると考えられる。当業者には明白であるように、読取り同時書込み技術を利用する場合、データは、記憶媒体に書き込まれると、ただちにその記憶媒体から読み取られ、そのデータが正確に記録されたことが立証される。データブロックのうち正しく記録されていないものは、新たな場所に再び記録される。したがって、いずれか特定のデータ記録フィールド19に記憶されるデータの実際の量は、データブロックが正しく記録されたことをレコーダが立証する前に各データブロックを媒体に記録した回数に依存する。
【0018】
図1、2、3および5に示すように、ユーザのデータが記録されている各記録フィールド19,19′の間には、前述のサーボ域20が散在している。上述したように、各サーボ域20は、一対の長いストライプの間、すなわち記録部材10の幅全体に延びる境界信号24と25との間に配設されている。すべてのサーボ域20について存在するこれらのストライプ24、25は、記録部材に磁気的に記録され、ほぼ等しい幅を有している。しかし、LPマーカ14に隣接し、その中央寄りにある最初のサーボ域20′(図2)はストライプ24′を含み、記録部材のうちEWマーカ15(図1)に隣接する最後のサーボ域20″(図3)はストライプ25″を含む。本発明の好ましい実施態様では、ストライプ24′、25″は、他のサーボ域に伴う他の長いストライプ24、25のいずれよりも少なくとも2倍は広い幅を有するものであり、もっとも好ましい実施態様では、ストライプ24′、25″は、そのような他のものよりも3倍は広い幅を有するものである。幅広のストライプ24′、25″は、読み取られたときに異なる(より長い)信号を生むことになるため、データレコーダ(図示せず)のマイクロプロセッサ(図示せず)は、生じた信号を容易に検出して、記録フィールド域中の、マーカ14および15に隣接した最初および最後のサーボ域を識別することができる。当然ながら、これら末端のサーボ域20′、20″と専用のサーボ域17とは、それらの間に延びるブランク(未録)テープのフィールド42、43によってそれぞれ隔てられている。ブランクテープのこれらのフィールドは、もっとも好ましくは、記録媒体10の両端のEW孔14およびLP孔15を含む。これらのブランクフィールドの寸法は、最初のサーボ域20′および最後のサーボ域20″が必ず記憶媒体10のうちLPマーカ14とEWマーカ15との間に記録されるように、あらかじめ設定する。
【0019】
図4、図9および図10をさらに詳細に参照すると、サーボ域20はそれぞれ、テープの幅全体に延び、サーボ域の長手方向の区域を画定する一対の長いストライプ24、25を含む。これらのサーボストライプは、記憶媒体10に記録された他のどの信号とも異なる磁束密度をもって記録されていることが好ましく、記録媒体の信号を読み取る変換器が個別の磁束密度に応答して、個別の周波数を有する出力信号を発する。説明に際して、サーボ域トラック中心決め信号32は、トラッキングバーストのAコラムおよびBコラムを含む。これらのトラッキングバーストは、区域21のトラック識別信号の磁束密度に等しい磁束密度をもって記録されている。図示の実施例では、コラムAは、44〜82の偶数によって示される20個のそのようなバーストを含む。コラムBは、45〜85の奇数によって示される21個のそのようなバーストを含む。これらの異なる偶数番号および奇数番号のバーストは、記録部材10の幅全体にわたって等しく離間し、その最初のバースト45および最後のバースト85が記録部材の両縁に当接していることが好ましい。偶数及び奇数番号の各対のバーストは、垂直方向および水平方向のいずれにも連続し、連続する奇数番号のバーストと偶数番号のバーストとの間には垂直方向の狭い空間がほとんどあるいは全く存在せず、それらの隣接する側縁どうしがトラック中心線を定めるようになっている(図4および図5のI 〜X を参照)。サーボトラッキング印のAコラムおよびBコラムは、互いにすぐ隣接していることがもっとも好ましいが、どの点においても重なり合うことはない。
【0020】
記録フィールド19、19′内のデータは、記録媒体10のほぼ並行なトラックに記録され、データブロック99(図7)にフォーマット化される。このデータブロックは、好ましい実施態様では、データフレームにフォーマットされる。例えば、データフレームは32個のデータブロックを含むことができる。データフレームは、もっとも好ましくは、その直後に続くデータブロックの内容、すなわち次に続くデータブロックのタイプを記述する少なくとも1個のデータフレーム見出しを含む。周知であり、従来どおりに、データブロックは、ホストデータを中に有するユーザブロック、制御データを記憶する制御ブロック、トラック0の最初のフレームに備えて保留された識別子ブロック、有効データを含まない充填ブロック、ECC(誤り訂正コード)ブロックおよびEOD(データ終了)ブロックを含む各種のタイプのものであることができる。データは、圧縮した形態においても圧縮していない形態においても記憶することができ、圧縮したデータは一つ以上の圧縮方法を利用して記憶することができるため、データフレーム見出しは、データブロックを記憶した方法を識別するデータバイトを含むことが好ましい。データフレームは、同じ方法で記憶される同じタイプの連続するデータ列を記述するため、データフレームは1個以上の見出しを含むことができる。データブロックは、データレコーダ(図示せず)中のマイクロプロセッサ(図示せず)が以下に概説するようにして記憶媒体10からデータを読み取り、検索するときに利用するフォーマット情報を含むことが好ましい。マイクロプロセッサは、制御フィールドおよびデータフレーム見出しを読み取り、ホスト装置に、そのホスト装置から供給された元のデータのみを出力することによってそれらに応答する。このように、記憶媒体に記憶された制御信号は、好ましい実施態様では、ホストに対して‘透明’(transparent)であることがもっとも好ましい。
【0021】
図7および図8の好ましい実施態様をさらに詳細に参照すると、各データブロック99は、周知であるため本明細書にはこれ以上詳細には説明しない方法で駆動機構(図示せず)により刻時目的に使用される、0と1とを交互に繰り返すパターンからなるプリアンブル100を含むようにフォーマットされることが好ましい。プリアンブル100は、通常の長さのものでもよいし、延長したのものでもよい。通常のプリアンブルは、各データブロックに設けられ、例えば、13バイトから30バイトの長さでよい。延長したプリアンブルは、サーボ域に続く各トラックの最初のデータブロックに記録される。延長したプリアンブルは、例えば、1,000バイトから1,200バイトの長さであることができ、もっとも好ましくは、その直後に通常のプリアンブルが続くものである。ブロックがフレーム中の最初のブロックである場合に新たなブロック、すなわち新フレームの始りをマークするブロックマーカ101もまた、各ブロックに設けられている。各ブロック中の制御フィールド102は、ブロック番号、すなわち番地を識別する制御バイト106を含む。制御バイト107は制御フィールドに設けられ、ブロックが記録されている物理的なトラック番号を識別する。レコーダには、ブロックを記憶媒体から読み取るときに変換器が整合されるトラックを識別するために制御バイトを読み取るマイクロプロセッサが含まれるため、トラック番号制御バイトは特に有利である。
【0022】
このように、サーボ域20がデータフィールド19の間に位置しているならばトラック識別域21に記録された比較的長いトラック識別信号は記録されず、それに応じて記憶媒体のデータ容量が増大する。制御フィールド102はまた、テープの始端から媒体が再び書き込まれた回数を識別するための一対の制御バイトを含む使用カウント110を含むことができる。また、制御フィールド102は、フォーマットタイプバイト108を含むことができる。フォーマットタイプバイトの値は、ブロックの再書込みごとに増やすことができる再書込みカウント109とともに、他の制御フィールドバイトの処理に関する定義変化を識別し、新たなデータパターンをCRC発生器(図示せず)に提供する。ブロック再書込みに関する規則は、周知かつ従来どおりである。そして、CRC発生器は、制御フィールドおよびデータフィールドにおける誤り検出のために4個の新たなCRCバイトを計算する。データブロック99は、例えば1,040バイトのデータを含むデータフィールド103(図7)をさらに含む。データブロックはまた、周知のとおり、データフィールドおよび制御フィールドにおける誤りを検出するための計算される、例えば4バイトからなるCRCデータ104を含むことができる。各データブロックはまた、プリアンブルと同様に、「1」と「0」とが交互に繰り返すパターンからなるポストアンブル105を含む。ポストアンブルもまた、通常の長さでも延長したものでもよく、記録部材10を逆方向に送るときに駆動機構により刻時目的に利用される。延長したポストアンブルは、サーボ域の前の最後のデータブロックに記録される。
【0023】
記録媒体10をフォーマットするためには、まず、広い書込みコア変換器90(図6)を含むストライプレコーダ(詳細には図示せず)を使用して、好ましくは記憶媒体の幅全体にわたって延びる連続した、かつ離間した比較的幅広のストライプ24、25を記録する。これらの幅広のストライプを書き込むために、ストライプレコーダ変換器90は、記憶媒体10の全幅よりも広い全幅を有する書込みコアギャップ91を使用することが好ましい。この方法では、ストライプレコーダは、好ましくは、第一に、媒体をその全長にわたって第一の方向に送ることにより、フォーマットすべき特定の記憶媒体の長さを測定する。磁気テープ媒体の場合、この最初の前送りはまた、テープをその全長にわたってほぼ均一な張力を加えた状態にするための走行として役立つ。このような長さ測定は、駆動モータまたはキャプスタンに連結された回転計を使用して容易に実施することができる。記憶媒体を全長にわたって前送りするのに必要な回転数を数えることによって長さを測定することができるため、このようなテープ駆動機構は種々の目的のために設けられることが多い。当然、媒体を送りながらその長さを測定する方法は他にも数多くある。媒体の長さを測定したならば、駆動制御装置を使用して、その特定の媒体に適合するデータフィールド19の数を計算することができ、それにより、連続するサーボ域をどこに記録するかをも決定される。市販の記憶媒体はいくつかの公称長さのいずれを有することもでき、それらすべてが一定の公差を有し、この公差が、記録媒体の特定試料に適合する記録域の数を変えてしまうおそれがあるため、記憶媒体10の長さは場合ごとに測定することが好ましい。
【0024】
このようにして記録部材10の長さを測定した後、記録部材を逆送り方向に駆動して、この通過の間に、幅広で互いに離間したストライプ24、25が、等しい間隔をもって、関連する特定の記録部材について定められたサーボ域20全体に記録される。そのサーボ域はその両端の専用域17、18をも含む。これは、図6に示す変換器90を使用し、励磁信号をその書込みコイル92に印加することにより、公知の方法で容易に実施することができる。本方法に使用すべき記録装置(駆動機構)は、通常、テープの送りの間に記憶媒体そのものを異なる速度で駆動するモータ・駆動機構を有しているため、記憶媒体上のサーボストライプの間隔は、大きくは異ならないことが好ましいものの、それらを正確に等しくすることはできない。したがって、記憶部材がこの逆方向の通過の際に書込みヘッド90を通過するとき、ストライプ24、25など(特に幅広のストライプ28および37を含め)はすべて記憶部材に記録される。
【0025】
ストライプ24、25を記録部材10に記録した後、サーボトラッキング信号44〜83および85を区域20内に記録する。これらの中心決め信号を記録するためには、記録部材10を、これら比較的短いバーストを記録するための異なる変換器(以下に記す)を含む第二のレコーダ、すなわち駆動機構に配置することがもっとも好ましい。当然、好ましくは、ストライプ24、25を記録するためのヘッドと、サーボトラッキング信号44〜83および85を記録するためのヘッドとを別々に設けることにより、1器のレコーダ装置を両方の形式の記録に使用してもよい。しかし、別々のレコーダを使用することにはいくつかの利点があり、今のところ好ましい。
【0026】
サーボトラッキングバースト44〜85をすべて同時に記録するために好都合に利用することができる好ましい形態のテープヘッドは、ゴーデンカー(Gordenker)らを発明者とする、「多重トラックサーボ記録ヘッド」(MULTI−TRACK SERVORECORDING HEAD)と題する同時係属出願に記載されている。その出願の開示内容を本明細書中に引用する。この変換器は、各ストライプ24、25の通過を検出し、それらが記録された際の個別の周波数を出力する磁気読取り変換器93(仮想線で示す)を含む。この独特の周波数を検出するためには、公知のタイプの回路、例えば、適切に調整したフィルタ(図示せず)、比較器(図示せず)および整流器(図示せず)を使用して、所望の周波数を有する信号が読取りコア変換器93からLCフィルタに入力されたかどうかを示す論理信号を出力するものを使用することができる。さらなるフォーマットに使用される記録装置は、例えば、このような出力信号の論理レベルを受信し、それに応答してサーボバースト信号の記録部材への書込みを制御するマイクロプロセッサ(図示せず)を含む。しかし、これが具体化された場合、検出された先導側のストライプ24に応答して、記録装置は、好ましくはマルチギャップ書込みコア変換器94(仮想線で示す)を使用して、先導側のストライプ24が検出されてから所定期間後に、サーボトラッキングバーストのBコラム(図8)全体を書き込む。所定期間を経た後、マルチギャップ書込みコア95(仮想線で示す)を励磁してコラムAの中心決め信号を記憶媒体10に記録する。各区域20のコア93、94、95およびストライプ24、25の間隔が適宜に設定され、それにより、トラック中心決め信号が記録されている特定区域20の後続側のストライプ25が、次ぎに第二のコラムを記憶媒体に記録する読取りコアの下に位置することを示す電気信号を、読み取りコア93が出力するようにすることができる。このように、後続側のストライプ25は、コラムB信号がサーボ域に、すなわちストライプ24と25との間に位置づけられるという指示をレコーダ制御装置に供給する。しかし、サーボ域は、媒体10の利用しうる記録域ができるだけ大きくなるように、読取りコアが追跡側のストライプ25の上にあるような寸法であることがもっとも好ましい。
【0027】
実際の用途では、A及びBバーストの信号は異なる2個のマルチギャップ書込みコアによって書き込まれているため、A及びBバーストからの信号の強さをつり合わせることが困難であるおそれがある。サーボバーストを書き込む代替方法では、そのような1個のコアを使用して、AバーストおよびBバーストの両方をテープ上の2本の異なる通路に書き込むことを伴うことがある。第一の通路では、AコラムのギャップがBバーストの位置に並ぶようにヘッドを配置することができ、次にAギャップを使用してBバーストを書き込むとよい。それから、テープを巻き戻し、ヘッドの位置を上げてAコラムギャップを所望のAバースト位置に整合させる。そして、AコラムギャップによってAバーストがテープ上の第二の書込み通路に書き込まれる。この方法は、AバーストとBバーストとが同じマルチギャップ変換器によって書き込まれるため、それらの整合を保証することができる。
【0028】
サーボ域20の全幅にかかわりなく、別々の各コラム(AおよびB)の中心決め信号がすべて同時に書き込まれ、それにより各コラムに記録されたバーストが正確に並び、変換器94および95に内蔵されたギャップの物理的間隔によって各コラム中のバーストの間隔が確保される。当業者であれば、マルチギャップ変換器は、多重トラック中心決め信号を記録するための書込みヘッドの好ましい形態であるが、これが、そのような多信号バーストを正確かつ一貫的に記録するもっとも好都合な方法であるため、サーボ域20の境界を画定するストライプ24、25を、市販の変換器を使用して一度に1個づつ記録されるサーボトラック中心決め信号を正確に並べるための長手方向の基準として使用してもよいことが理解されるであろう。
【0029】
コラムAおよびBの中心決め信号を種々のサーボ域20に記録した後、区域21のトラック識別信号を、記録部材の始端および終端にある専用域17、18中の各サーボ域に隣接して記録する。トラック識別印は、ユーザデータを記録するために使用されるものと本質的には同じ型の市販のレコーダヘッド(図示せず)を使用して記録することがもっとも好ましい。この手順では、前もって記録したサーボトラッキング信号44〜83および85は、好ましくは、所望により、識別される適当な各トラックの上にヘッドを正確に整合させるために使用される。もっとも好ましくは、本発明および得られるフォーマットによると、トラック識別信号は、記録部材10の始端の専用域17および記録部材10の終端の専用域18にのみ記録される。好ましい実施態様では、トラック識別印は専用域17、18の中間には記録されないため、記録部材の、端域17、18を除くサーボ域20の間の記録可能な表面域がユーザデータの記憶に独占的に確保され、それが記録部材のデータ記憶容量を相当に増大する。
【0030】
前述した本発明の好ましい実施態様は、説明および例示のためにのみ記載されたものであり、請求項によって限定されるべき範囲を有する本発明の限度として設けたものではない。したがって、当業者であれば、前述した特定の概念に基づきながらも、本明細書に詳細に示され、記載された特定の実施態様とはいくぶん異なる実施態様を案出することができ、あるいは、例示の実施態様に対して構造上の詳細における種々の変更を行うことができるが、本発明の概念を利用し、本発明の真髄を明らかに組み込むそのような代替のまたは変形された実施態様は、以下に添付する請求項がその文言によって別段指定しないかぎり、請求項の範囲内にあるとみなされるべきものである。
【0031】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、記録部材の初期化が高速で行われ、実際のデータの記憶及び検索に際して、変換器ヘッドが高速でかつ正確に位置決めされる。また、本発明のフォーマット方法によれば、記録部材のフォーマット化に要する時間が大幅に短縮されると共に、記録されるサーボトラッキング情報が記録部材に正確に位置づけられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による記録部材の一例を示す部分図であり、記録部材に記録された位置決め情報の大まかな配置を表わすものである。
【図2】図1の記録部材の前方の専用端部域の一部を示す部分拡大図であり、該域に記録されたトラッキング情報の大まかな配置およびフォーマットを表わすものである。
【図3】図1の記録部材の後方の専用端部域の一部を示す部分拡大図であり、該域に記録されたトラッキング情報の大まかな配置およびフォーマットを表わすものである。
【図4】先の各図の記録部材の前方の専用端部域の一部を示す部分拡大図であり、記録部材に初めに記録されるサーボトラッキング信号を表わすものである。
【図5】先の各図の記録部材の中間部を示す部分拡大図であり、データ記録の間に散在する1個の位置中心決めサーボ記録フォーマットを表わすものである。
【図6】図1〜図4の示すフォーマットにしたがって特定の信号を記録部材に記録するための記録変換器の部分斜視図である。
【図7】図1の記録部材に記憶されたデータのデータブロックフォーマットの略図である。
【図8】図7のデータブロックフォーマットのコントロールフィールドの略図である。
【図9】先の各図の記録部材の中間部を示す部分拡大図であり、本発明によるフォーマット方法の第二段階において境界ストライプの間に記録されるトラック中心決めサーボ記録信号の1コラムを表わすものである。
【図10】図1の記録部材の一方の端部域の一部を示す部分拡大図であり、本発明による記録部材をフォーマットする第三の段階において記録部材に記録されるトラック識別情報の大まかな配置を表わすものである。
【符号の説明】
10 記録部材
14,15 マーカ
17,18 専用域
19 データフィールド
20 サーボ域
21 トラック識別域
24,25 ストライプ
90 変換器

Claims (3)

  1. フォーマットされた多重トラック式サーボ記録磁気テープにおいて、
    データを記憶するための複数のトラックを含むデータフィールドであって、前記テープの上に配設されたロード開始点マーカと早期警告マーカとの間に配置されたデータフィールドと、
    テープの前方への移動において該ロード開始点マーカの前かつ該早期警告マーカの後に位置するトラック識別域であって、複数のトラックを含む異なるトラックを識別するように記録されたトラック識別信号を保持するトラック識別域と、
    を備えるフォーマットされた多重トラック式サーボ記録磁気テープ。
  2. 前記データフィールドとトラック識別域との間の前記テープ上にサーボ域をさらに備える、請求項1に記載のフォーマットされた多重トラック式サーボ記録磁気テープ。
  3. 前記トラック識別域が、磁気テープの各端部のみに位置している、請求項2に記載のフォーマットされた多重トラック式サーボ記録磁気テープ。
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