JPH07118681A - 冷凍機油組成物の製造方法 - Google Patents

冷凍機油組成物の製造方法

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JPH07118681A
JPH07118681A JP26465893A JP26465893A JPH07118681A JP H07118681 A JPH07118681 A JP H07118681A JP 26465893 A JP26465893 A JP 26465893A JP 26465893 A JP26465893 A JP 26465893A JP H07118681 A JPH07118681 A JP H07118681A
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JP
Japan
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acid
ester
solvent
oil composition
oil
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Application number
JP26465893A
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English (en)
Inventor
Satoru Ogano
哲 小鹿野
Toshiaki Kuribayashi
利明 栗林
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Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
Tonen Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2210/00Fluid
    • F04C2210/26Refrigerants with particular properties, e.g. HFC-134a

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  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、絶縁性に優れる冷凍機油組成物を
作業効率よく製造できる冷凍機油組成物の製造方法の提
供を目的とし、特に密閉式圧縮機を有する冷凍システム
用として有用な冷凍機油組成物の製造方法の提供を目的
とする。 【構成】 本発明の冷凍機油組成物の製造方法は、基油
に添加剤を配合した冷凍機油組成物の製造方法におい
て、添加剤を溶剤に溶解させた後、基油に溶解させ、次
いで溶剤を除去することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁性に優れると共に
作業効率に優れる冷凍機油組成物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍機においては、従来、冷媒としてR
11(CCl3F)、R12(CCl2F2)、R123(CF3CHC
l2)、R22(CHClF2)等の塩素含有冷媒が使用されて
いるが、環境問題から代替フロンの開発が緊急化し、最
近、1.1.1.2-テトラフルオロエタン(R134a) 等の
非塩素系弗素含有冷媒が注目されはじめており、このR
134a等と相溶性のあるエステル油を冷凍機油とすること
が提案されている。
【0003】他方、近年の冷凍機の高効率化に伴って、
冷凍機油の熱安定性が求められ、その面でも熱安定性に
優れるエステル油が用いられるようになっている。ま
た、密閉式圧縮機を有する冷蔵庫用冷凍機ではモーター
が冷凍機油中にあるために、冷凍機油組成物として絶縁
性が要求され、1×1013Ωcm(25℃)以上、好まし
くは5×1013Ωcm(25℃)以上、更に好ましくは1
×1014Ωcm(25℃)以上の体積抵抗率が要求されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、R134a
等の非塩素系弗素含有冷媒を使用する冷凍機油組成物の
製造方法であって、特に、絶縁性に優れる冷凍機油組成
物を作業効率よく製造しうる冷凍機油組成物の製造方法
の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の冷凍機油組成物
の製造方法は、基油に添加剤を配合した冷凍機油組成物
の製造方法において、添加剤を溶剤に溶解させた後、基
油に溶解させ、次いで溶剤を除去することを特徴とす
る。
【0006】本発明で製造する冷凍機油組成物は、基油
と添加剤とからなる。以下、本発明で使用する各成分に
ついて説明する。
【0007】基油としては鉱油、アルキルベンゼン、エ
ステル油、ポリアルキレングリコール等を使用すること
ができ、好ましくはエステル油である。エステル油とし
ては、ポリオールエステル類、多価カルボン酸エステル
類、フマル酸エステルオリゴマー、炭酸エステル類、ヒ
ドロキシビバリン酸エステル類及びそれらの組合せのエ
ステル油が挙げられる。まず、ポリオールエステル類に
ついて例示する。
【0008】(1)脂肪族多価アルコールと直鎖状又は
分岐状の脂肪酸とのポリオールエステル類。このポリエ
ステル類を形成する脂肪族多価アルコールとしては、ト
リメチロールプロパン、ジトリメチロールプロパン、ト
リメチロールエタン、ジトリメチロールエタン、ペンタ
エリスリトール、ジペンタエリスリトール、トリペンタ
エリスリトール等があり、また脂肪酸としては炭素数3
〜12のものを使用することができ、好ましい脂肪酸は
プロピオン酸、酪酸、吉草酸、ヘキサン酸、オクタン
酸、ノナン酸、デカン酸、ドデカン酸、イソ吉草酸、ネ
オペンタン酸、2−メチル酪酸、2−エチル酪酸、2−
メチルヘキサン酸、2−エチルヘキサン酸、イソオクタ
ン酸、イソノナン酸、イソデカン酸、2,2’−ジメチ
ルオクタン酸、2−ブチルオクタン酸、3,5,5−ト
リメチルヘキサン酸等である。
【0009】又、脂肪族多価アルコールと直鎖状又は分
岐状の脂肪酸との部分エステル類も使用できる。この脂
肪族多価アルコールとしてはトリメチロールプロパン、
ジトリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、ジ
トリメチロールエタン、ペンタエリスリトール、ジペン
タエリスリトール、トリペンタエリスリトール等を使用
することができる。脂肪酸としては炭素数3〜9のもの
で、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、ヘキサン酸、ヘプタ
ン酸、オクタン酸、ノナン酸、2−メチルヘキサン酸、
2−エチルヘキサン酸、イソオクタン酸、イソノナン
酸、イソデカン酸、2,2’−ジメチルオクタン酸、2
−ブチルオクタン酸、3,5,5−トリメチルヘキサン
酸等である。
【0010】これらの脂肪族多価アルコールと直鎖状又
は分岐状の脂肪酸とのエステル類として、特に好ましく
はペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、ト
リペンタエリスリトールと炭素数5〜12、更に好まし
くは炭素数5〜9の脂肪酸、例えば吉草酸、ヘキサン
酸、ヘプタン酸、2−メチルヘキサン酸、2−エチルヘ
キサン酸、イソオクタン酸、イソノナン酸、イソデカン
酸、2,2’−ジメチルオクタン酸、2−ブチルオクタ
ン酸、3,5,5−トリメチルヘキサン酸、又はその混
合体からなるエステルが挙げられる。これらの部分エス
テルは、脂肪族多価アルコールと脂肪酸の反応モル数を
適宜調節して反応させることにより得られる。
【0011】(2)脂肪族多価アルコールとしてネオペ
ンチルグリコールと、炭素数6〜9の直鎖状又は分岐状
の脂肪酸、例えばヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン
酸、ノナン酸、2−エチル酪酸、2−メチルヘキサン
酸、2−エチルヘキサン酸、イソオクタン酸、イソノナ
ン酸、3,5,5−トリメチルヘキサン酸等とのジエス
テル類を使用することもできる。
【0012】(3)脂肪族多価アルコールと炭素数3〜
9の直鎖状又は分岐状の脂肪酸との部分エステル類と、
直鎖状又は分岐状の脂肪族二塩基酸又は芳香族二塩基酸
とのコンプレックスエステル類を使用することもでき
る。このような脂肪族多価アルコールとしては、トリメ
チロールプロパン、トリメチロールエタン、ペンタエリ
スリトール、ジペンタエリスタトール等を使用すること
ができる。炭素数3〜12の脂肪酸としては、プロピオ
ン酸、酪酸、イソ酪酸、吉草酸、ヘキサン酸、ヘプタン
酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ドデカン酸、2
−メチルヘキサン酸、2−エチルヘキサン酸、イソオク
タン酸、イソノナン酸、イソデカン酸、2,2’−ジメ
チルオクタン酸、2−ブチルオクタン酸、3,5,5−
トリメチルヘキサン酸等を使用することができる。
【0013】このコンプレックスエステル類において
は、好ましくは炭素数5〜7のもの、更に好ましくは炭
素数5〜6の脂肪酸を使用するとよい。このような脂肪
酸としては、吉草酸、ヘキサン酸、イソ吉草酸、2−メ
チル酪酸、2−エチル酪酸又はその混合体が使用され、
炭素数5のものと炭素数6のものを重量比で10:90
〜90:10の割合で混合した脂肪酸を好適に使用する
ことができる。
【0014】また、この脂肪酸と共に多価アルコールと
のエステル化に使用される脂肪族二塩基酸としては、コ
ハク酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼラ
イン酸、セバシン酸、ウンデカン二酸、ドデカン二酸、
トリデカン二酸、カルボキシオクタデカン酸、カルボキ
シメチルオクタデカン酸、ドコサン二酸等を使用すると
よく、又、芳香族二塩基酸としてはフタル酸、イソフタ
ル酸、芳香族三塩基酸としてはトリメリット酸、芳香族
四塩基酸としてはピロメリット酸等が挙げられる。
【0015】エステル化反応は、まず多価アルコールと
脂肪族二塩基酸又は芳香族二塩基酸等とを所定の割合で
反応させて部分エステル化し、ついでその部分エステル
化物と脂肪酸とを反応させてもよいし、また酸の反応順
序を逆にしてもよく、また酸を混合してエステル化に供
してもよい。
【0016】(4)又、直鎖状又は分岐状の脂肪族二塩
基酸のジアルキルエステル類(炭素数16〜22)を使
用してもよい。脂肪族二塩基酸としてはコハク酸、グル
タル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼラ
イン酸、セバシン酸、ウンデカン二酸、ドデカン二酸、
トリデカン二酸、カルボキシオクタデカン酸、カルボキ
シメチルオクタデカン酸、ドコサン二酸及びこれらと同
等の性状を有するものが挙げられる。好ましい脂肪族二
塩基酸はコハク酸、アジピン酸、セバシン酸、ウンデカ
ン二酸、ドデカン二酸、カルボキシオクタデカン酸、カ
ルボキシメチルオクタデカン酸等である。
【0017】アルコール成分としては、炭素数5〜8の
アルコールであり、具体的にはアミルアルコール、ヘキ
シルアルコール、ヘプチルアルコール及びオクチルアル
コール、並びにこれらの異性体であり、好ましくはイソ
アミルアルコール、イソヘキシルアルコール及びオクチ
ルアルコールである。具体的には、ジオクチルアジペー
ト、ジ−イソヘプチルアジペート、ジヘキシルセバケー
ト、コハク酸ジヘプチル等が挙げられる。
【0018】(5)芳香族二塩基酸のジアルキルエステ
ル類(炭素数18〜26のもの)も使用することができ
る。芳香族二塩基酸としてはフタル酸、イソフタル酸、
これらと同等のものが挙げられ、またジアルキルエステ
ルにおけるアルコール成分としては、炭素数5〜8のア
ルコールであり、アミルアルコール、ヘキシルアルコー
ル、ヘプチルアルコール、オクチルアルコール、及びこ
れらの異性体が使用される。好ましいアルコールは、イ
ソアミルアルコール、イソヘプチルアルコール、オクチ
ルアルコールが挙げられる。芳香族ジエステルはジオク
チルフタレート、ジイソヘプチルフタレート、ジイソア
ミノフタレート等が包含される。
【0019】(6)アルコール成分として、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノール等、及びそ
れらの異性体から選ばれる1価アルコール、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン等の3価アルコールと、例
えばエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチ
レンオキサイド、アミレンオキサイド等、及びそれらの
異性体から選ばれるアルキレンオキサイドの1モル〜1
0モル、好ましくは1〜6モル付加物を使用する。
【0020】有機カルボン酸エステルとしては、1価ア
ルコールのアルキレンオキサイド付加物をアジピン酸、
ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、
ウンデカン二酸、ドデカン二酸、カルボキシオクタデカ
ン酸、カルボキシメチルオクタデカン酸、ドコサン二酸
等の脂肪族二塩基酸、又はフタル酸等の芳香族二塩基酸
によりエステル化して得られるジエステル類がある。
【0021】又、グリセリン、トリメチロールプロパン
等の多価アルコールのアルキレンオキサイドの1〜10
モル付加物を、炭素数3〜12の直鎖状又は分岐状の脂
肪酸、例えばプロピオン酸、酪酸、吉草酸、ヘキサン
酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ド
デカン酸、2−メチルヘキサン酸、2−エチルヘキサン
酸、イソオクタン酸、イソノナン酸、イソデカン酸、
2,2’−ジメチルオクタン酸、2−ブチルオクタン酸
等によりエステル化して得られるエステル類を使用する
ことができる。
【0022】上記有機カルボン酸エステルを構成する脂
肪酸としては、直鎖状又は分岐状の脂肪酸を使用するこ
とができるが、分岐状の脂肪酸を使用するとより加水分
解安定性に優れる。なお、有機カルボン酸エステルは単
独で使用してもよいが、後述する各種の用途に応じた粘
度範囲に調節するために、上記有機カルボン酸エステル
を適宜組合せ使用するとよい。
【0023】例えば、上記(3)のコンプレックスタイ
プの有機カルボン酸エステルであって、粘度が高い場合
には、脂肪族多価アルコールと炭素数3〜9の脂肪酸と
のエステル油で、100℃における粘度が6mm2/s 以下
のものを添加して用途に応じた粘度範囲に調整すること
ができる。また、粘度の低い場合には有機カルボン酸エ
ステル油にポリマー類を添加して、粘度を調整するとよ
い。ポリマーは100℃における粘度が10mm2/s 以上
のものが好ましい。
【0024】このようなポリマーとしては、ポリアルキ
ルメタクリレート(例えば、アルキル基が炭素数1〜8
のもの)、ポリアルキレングリコール(例えば、ポリプ
ロピレングリコール、又ポリエチレングリコール成分と
ポリプロピレングリコール成分からなる共重合体、ポリ
プロピレングリコール成分とポリテトラメチレングリコ
ール成分とからなる共重合体等)、ネオペンチルグリコ
ールと脂肪族二塩基酸とのポリエステルで下記式で示さ
れるもの
【0025】
【化1】
【0026】等を挙げることができる。ポリマーの添加
量は、所望の粘度のエステル油が得られるならば、特に
限定されるものではないが、通常1重量%〜99重量%
の範囲とすることができる。
【0027】また、多価カルボン酸エステル類として
は、多価カルボン酸が、1,2,3,4−ブタンテトラ
カルボン酸、シクロヘキサンカルボン酸、1,4−シク
ロヘキサンカルボン酸等の脂肪族、脂環式多価カルボン
酸、またはトリメリット酸、ピロメリット酸等の芳香族
多価カルボン酸であり、またアルコールが炭素数3〜1
2の直鎖又は分岐状のアルキル基を有する1価アルコー
ル類、または一般式H−(AO)n −R(式中Aは炭素
数2〜8のアルキレン基、Rは炭素数1〜10のアルキ
ル基、nは1〜10の整数)で示されるポリアルキレン
グリコールのモノオール体であり、これらの多価アルコ
ールとアルコールをエステル化反応させて得られる多価
カルボン酸エステル類、または上記多価カルボン酸及び
アルコールに更にエチレングリコール、プロピレングリ
コール等の多価アルコールを加えエステル化反応させて
得られるコンプレックスエステル類等が挙げられる。
【0028】次に、フマル酸エステルオリゴマーについ
て説明する。フマル酸エステルオリゴマーは、フマル酸
エステルのホモ重合体またはフマル酸エステルと不飽和
脂肪族炭化水素との共重合体であり、下記式で示され
る。下記式における両末端は、重合反応に際して使用さ
れる重合開始剤残基であり、式中においてはその記載を
省略している。
【0029】
【化2】
【0030】(式中、R1 、R2 は炭素数1〜9の直鎖
又は分岐状のアルキル基、アリル基または末端置換また
未置換ポリアルキレンオキサイド基であり、同一でも相
違していてもよく、R3 はアルキレン基、置換アルキレ
ン基またはアルキレンオキサイド基、mは0以上、nは
1以上、好ましくは1〜12の整数であって、R3 は全
体の50モル%以下である)具体的には、ジエチルフマ
レートのエステルオリゴマー、ジブチルフマレートのエ
ステルオリゴマー等が挙げられる。
【0031】また、下記構造式
【0032】
【化3】
【0033】で示される構造単位を1〜50モル%及び
下記一般式
【0034】
【化4】
【0035】(式中、Rはそれぞれ独立して、炭素原子
3〜8個を有する直鎖又は分岐状のアルキル基である)
で示される構造単位を50〜99モル%含むフマル酸ア
ルキルエステル共重合体を挙げることができる。
【0036】次に、炭酸エステル類としては、一般式
【0037】
【化5】
【0038】(式中、R1 は炭素原子2〜10個を有す
る直鎖又は分岐状のアルキル基、R2は炭素原子2〜1
0個を有するアルキレン基、またはシクロアルキレン
基、nは1〜4の整数である)で表される炭酸エステル
類、または、一般式
【0039】
【化6】
【0040】(式中、R1 は2〜6個の水酸基を有する
多価アルコール残基、R2 は炭素原子2〜10個を有す
る直鎖又は分岐状のアルキル基、nは2〜6の整数であ
る)で表される炭酸エステル類を使用することができ
る。上記の炭酸エステル類は、ジメチルカーボネートと
アルコール類とを塩基性触媒の存在下でのエステル交換
反応により製造される。
【0041】また、一般式
【0042】
【化7】
【0043】(式中、R1 は炭素原子1〜10個を有す
る直鎖又は分岐状のアルキル基、R2は炭素原子2〜1
0個を有する直鎖又は分岐状のアルキル基、mは2〜1
0の整数、nは2〜100の整数であり、−AO−は−
CH2 −CH(CH3 )−O−が好ましく、また−CH
2 −CH2 −O−でもよい。)で表される炭酸エステル
類を使用することができる。この炭酸エステル類は、例
えば炭酸とアルキレンオキサイドとを反応させて得られ
るものであるが、そのアルキレンオキサイド付加量は2
〜3モルのものが適当である。又、アルキレンオキサイ
ドの付加形態は、エチレンオキサイド単独又はプロピレ
ンオキサイド単独でもよく、また混合体でもよい。
【0044】次に、ヒドロキシビバリン酸エステル類と
しては、一般式
【0045】
【化8】
【0046】(式中R、R′は炭素原子2〜10個を有
する直鎖又は分岐状のアルキル基、nは1〜5の整数で
ある)で表されるものか挙げられる。
【0047】上記のエステル油において、ナトリウムと
カリウムの総量濃度は、0.1PPM以下にするのが絶
縁性の観点から好ましい。
【0048】また、酸価が高いと金属部分に腐食等の問
題が生じるため好ましくない。そのため、冷凍機油とし
ての全酸価は0.1mg KOH /g 未満、好ましくは0.0
5mgKOH /g 以下とするとよい。また、冷媒安定性を高
めるためには、パーオキサイド価1meq./Kg 以下、アル
デヒド価1mg KOH /g 以下、臭素価指数10mg /100g
以下とするとよい。
【0049】エステルの精製は、シリカゲル、活性アル
ミナ、活性炭、ゼオライト等と接触処理により行うとよ
い。この際の接触条件は各種状況に応じて適宜定めると
よく、温度は100℃以下で行うのが好ましい。他のエ
ステル精製方法としては、コストが高くなるが、イオン
交換樹脂或いは無機イオン交換体(東亜合成化学製)に
よる方法によってもよい。
【0050】以上、冷凍機油として、エステル油を使用
する場合について述べたが、ポリアルキレングリコール
を使用する場合においても、同様にそのナトリウムとカ
リウムの総量濃度を低くするとよい。
【0051】アルキルベンゼンとしては、主としてアル
キルベンゼン型のものであり、ベンゼンやトルエンのよ
うな芳香族炭化水素をフリーデルクラフツ反応等でアル
キル化して、洗剤の原料を作る際に副生する、主として
ジアルキル化芳香族炭化水素を含む油である。アルキル
基としては直鎖及び/又は分岐のいずれのものもこれに
属する。
【0052】ポリアルキレングリコールとしては、アル
キレン基の炭素数が2〜5、好ましくは2〜3の直鎖状
又は分岐状アルキレンオキサイドの開環重合体又は開環
共重合体である。アルキレンオキサイドとしては、エチ
レンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキ
サイド、或いはそれらの混合物、好ましくはプロピレン
オキサイドであり、好ましくはポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコールを挙げることができ、分
子量範囲100〜2000のもの、好ましくは200〜
1000のものである。鉱油としては、パラフィン系鉱
油、ナフテン系鉱油等が挙げられる。
【0053】次に、添加剤について説明する。冷凍機油
組成物における添加剤としては、摩耗防止剤、酸化防止
剤、腐食防止剤、消泡剤、金属不活性化剤、防錆剤等が
ある。
【0054】摩耗防止剤として、燐酸エステル系化合物
はベンジルジフェニルフォスフェート、アリルジフェニ
ルフォスフェート、トリフェニルフォスフェート、トリ
クレジルフォスフェート、エチルジフェニルフォスフェ
ート、トリブチルフォスフェート、ジブチルフェニルフ
ォスフェート、クレジルジフェニルフォスフェート、ジ
クレジルフェニルフォスフェート、エチルフェニルジフ
ェニルフォスフェート、ジエチルフェニルフェニルフォ
スフェート、プロピルフェニルジフェニルフォスフェー
ト、ジプロピルフェニルフェニルフォスフェート、トリ
エチルフェニルフォスフェート、トリプロピルフェニル
フォスフェート、ブチルフェニルジフェニルフォスフェ
ート、ジブチルフェニルフェニルフォスフェート、トリ
ブチルフェニルフォスフェート等のリン酸エステル、ト
リイソプロピル亜リン酸エステル、ジイソプロピル亜リ
ン酸エステル等の亜リン酸エステル等が挙げられる。
【0055】これらの燐酸エステル系化合物は、その製
造に際して、上述したエステル油と同様に、ナトリウム
及び/又はカリウム成分を残存させない中和、精製手段
を採用して製造されたものを使用するのが好ましいが、
組成物全体におけるナトリウムとカリウムの総量濃度を
0.1ppm 以下とするような濃度であれば差し支えな
い。
【0056】また、この他、燐系化合物としては、ヘキ
サメチルフォスフォリックトリアミド、n−ブチル−n
−ジオクチルホスフィネート、ジ−n−ブチルヘキシル
ホスホネート、アミンジブチルホスホネート、ジブチル
ホスホロアミデート等のその他のリン系化合物を使用す
ることができる。
【0057】また、他の摩耗防止剤として、一般式
(RO)3 P=S (式中Rはアルキル基、アリル基、
フェニル基であり、同一又は異種でもよい。)で示さ
れ、具体的にはトリアルキルフォスフォロチオネート、
トリフェニルフォスフォロチオネート、アルキルジアリ
ルフォスフォロチオネート等が挙げられる。その他とし
てジフェニルスルフィド、ジフェニルジスルフィド、ジ
n−ブチルスルフィド、ジ−n−ブチルジスルフィド、
ジ-tert-ドデシルジスルフィド、ジ-tert-ドデシルトリ
スルフィド、スルファライズドスパームオイル、スルフ
ァライズドジペンテン、キサンチックジサルファイド、
一級アルキルチオ燐酸亜鉛、二級アルキルチオ燐酸亜
鉛、アルキル−アリルチオ燐酸亜鉛、アリルチオ燐酸亜
鉛を使用することもできる。
【0058】上記の種々の摩耗防止剤の使用割合は、基
油に対して0.01〜5重量%、好ましくは0.1〜3
重量%使用するとよい。また上記の摩耗防止剤は単独で
使用してもよいが、二種以上組み合わせて使用すること
もできる。
【0059】また、酸化防止剤としては、例えばジ(ア
ルキルフェニル)アミン(アルキル基は炭素数4〜2
0)、フェニル−α−ナフチルアミン、アルキルジフェ
ニルアミン(アルキル基は炭素数4〜20)、N−ニト
ロソジフェニルアミン、フェノチアジン、N,N’−ジ
ナフチル−p−フェニレンジアミン、アクリジン、N−
メチルフェノチアジン、N−エチルフェノチアジン、ジ
ピリジルアミン、ジフェニルアミン、フェノールアミ
ン、2,6−ジ−t−ブチル−α−ジメチルアミノパラ
クレゾール等のアミン系酸化防止剤、2.6−ジ−t−
ブチルパラクレゾ−ル、4.4’−メチレンビス(2.
6−ジ−t−ブチルフェノ−ル)、2.6−ジ−t−ブ
チル−4−N,N−ジメチルアミノメチルフェノール、
2.6−ジ−t−ブチルフェノ−ル等のフェノ−ル系酸
化防止剤、また鉄オクトエ−ト、フェロセン、鉄ナフト
エ−ト等の有機鉄塩、セリウムナフトエ−ト、セリウム
トルエ−ト等の有機セリウム塩、ジリコニウムオクトエ
−ト等の有機ジリコニウム塩等の有機金属化合物系酸化
防止剤、更にトリジ−t−ブチルフェニルフォスファイ
ト、トリオクチルフォスファイト等のフォスファイト類
を使用するとよい。また上記の酸化防止剤は単独で使用
してもよいが、二種以上組み合わせて使用することによ
り相乗効果を奏するようにして使用することもできる。
酸化防止剤の使用割合は、冷凍機油に対して0.001
〜5重量%、好ましくは0.01〜2重量%を使用する
とよい。
【0060】腐食防止剤としてはイソステアレート、n
−オクタデシルアンモニウムステアレート、デュオミン
T・デオレート、ナフテン酸鉛、ソルビタンオレート、
ペンタエリスリット・オレート、オレイルザルコシン、
アルキルコハク酸、アルケニルコハク酸及びこれらの誘
導体等があり、その使用割合は冷凍機油に対して0.0
01〜1.0重量%、好ましくは0.01〜0.5重量
%使用するとよい。
【0061】消泡剤としては、シリコーンを使用すると
よく、その使用割合は基油に対して0.0001〜0.
003重量%、好ましくは0.0001〜0.001重
量%使用するとよい。
【0062】金属不活性化剤としては、本発明における
トリアゾール誘導体に加えて、例えばベンゾトリアゾー
ルチアジアゾール、チアジアゾール誘導体、トリアゾー
ル、トリアゾール誘導体、ジチオカルバメート等を使用
してもよく、その使用割合は、基油に対して0.01重
量%〜10重量%、好ましくは0.01重量%〜1.0
重量%を使用するとよい。
【0063】防錆剤として、例えばコハク酸、コハク酸
エステル、オレイン酸牛脂アミド、バリウムスルホネー
ト、カルシウムスルホネート等を使用するとよく、その
使用割合は0.01重量%〜10重量%、好ましくは
0.01重量%〜1.0重量%を使用するとよい。
【0064】次に、本発明の冷凍機油組成物の製造方法
について説明する。上記の基油及び添加剤からなる冷凍
機油組成物を作製するにあたっては、基油と添加剤とが
相溶性がよければ、単に混合攪拌されることにより製造
されるが、基油と添加剤との相溶性が低い場合には、従
来は、加熱条件下で混合攪拌されることにより製造され
ている。例えば、燐酸エステル系化合物等の常温(約2
5℃)にて固体を呈するものはエステル油との相溶性が
悪いものがあり、長時間の加熱条件下での攪拌混合して
冷凍機油組成物を調製すると、1014Ω・cm程度の抵抗
値が1012Ω・cm程度まで低下することが見出された。
その詳細な理由は不明であるが、熱分解等によりイオン
性物質が生成するのではないかと考えられるが、冷凍機
油組成物に対する高度の絶縁性の要求からすると問題が
ある。
【0065】本発明は、上述した組成の冷凍機油組成物
を製造するに際して、基油に難溶性の添加剤を使用し、
冷凍機油組成物を調製するに際して、添加剤と基油双方
に相溶性を有する溶剤を使用し、まず、添加剤を溶剤に
溶解し、その溶液を基油と混合した後、溶剤を例えば減
圧蒸留(25℃、0.1mmHg〜10mmHg)等で
除去することにより、加熱手段を使用することなく、冷
凍機油組成物を調製できるものであり、これにより、冷
凍機油組成物として必要な絶縁性を確保すると共に、従
来長時間必要とした攪拌操作を短縮できるものである。
【0066】基油としてエステル油を使用する場合につ
いて説明すると、エステル油には燐酸エステル系添加剤
(常温(約25℃)にて固体を呈するもので、例えばト
リフェニルフォスフェート、トリフェニルフォスフォロ
チオネート)等の添加剤が難溶性であり、溶剤としてト
ルエン、キシレン、アセトン等を使用して添加剤溶液を
調製すると絶縁性の高い冷凍機油組成物を効率よく調製
することができる。
【0067】本発明の冷凍機油組成物の粘度範囲は、4
0℃において10〜500mm2/s 、好ましくは20〜4
80mm2/s である。例えば冷蔵庫用としては40℃にお
ける粘度が10mm2/s 〜40mm2/s 、好ましくは15mm
2/s 〜35mm2/s のものであり、又、カーエアコンにお
ける冷凍機用としては40mm2/s 〜500mm2/s のもの
を使用するとよく、カーエアコンにおいてもレシプロタ
イプのコンプレッサーにおいては40mm2/s 〜120mm
2/s 、好ましくは80mm2/s 〜100mm2/s 、ロータリ
ータイプのコンプレッサーにおいては80mm2/s 〜50
0mm2/s 、好ましくは100mm2/s 〜450mm2/s の粘
度範囲のものが好適に使用される。
【0068】粘度範囲が10mm2/s 未満であると高温で
の冷媒との相溶性は高いにしても粘度が低くすぎ、潤滑
性、シール特性が悪く使用できず、更に熱安定性も低い
ので好ましくなく、また500mm2/s を越えると冷媒と
の相溶性が低下するので好ましくない。又、この範囲内
であっても上記のように使用機種によりその使用粘度範
囲が相違し、冷蔵庫用にあっては40mm2/s を越えると
摺動部における摩擦損失が大となる問題がある。更に、
レシプロタイプのカーエアコンにおいては40mm2/s 未
満であると潤滑性の問題があり、120mm2/s を越える
と摺動部における摩擦損失が大きいという問題が生じ、
又、ロータリータイプのエアコンにおいては80mm2/s
未満であるとシール特性の問題があり、500mm2/s を
越えると冷媒との相溶性の問題がある。
【0069】
【作用及び発明の効果】本発明は、上述した組成の冷凍
機油組成物を製造するに際して、基油に難溶性の添加剤
を使用し冷凍機油組成物を調製するに際して、添加剤と
基油双方に相溶性を有する溶剤を使用し、まず、添加剤
を溶剤に溶解し、その溶液を基油と混合した後、溶剤を
除去することにより、加熱手段を使用することなく、冷
凍機油組成物の調製を可能としたものであり、これによ
り、冷凍機油組成物として必要な1×1013Ωcm(25
℃)以上、好ましくは5×1013Ωcm(25℃)以上、
更に好ましくは1×1014Ωcm(25℃)以上の体積抵
抗率を有し、絶縁性に優れるものとでき、また、従来長
時間必要とした攪拌操作を短縮できるものである。以
下、本発明を実施例、比較例により説明する。
【0070】
【実施例1】ペンタエリスリトール1モルと、2−エチ
ルヘキサン酸とを、通常のエステル化反応〔触媒Ti
(OC4 9 4 〕をさせ、得られた生成物に水酸化カ
リウムを56g添加して触媒を中和した後、蒸留水によ
り水洗して精製し、エステル油基油とした。このエステ
ル油の各物性を示す。
【0071】体積抵抗率:1×1014Ωcm(25℃)、
ナトリウム濃度0.01ppm 、珪素分は0.02ppm 、
酸価は0.01mg KOH /g 、カリウム分、鉄分、チタン
分は検出されなかった。
【0072】一方、トリフェニルフォスフェート(ナト
リウム濃度3ppm )をトルエン中に室温で溶解させ、4
0%溶液とした後、トリフェニルフォスフェートの添加
量が2.0重量%の割合となるように、上記で調製した
エステル油に添加し、室温で均一溶解させ、次いで減圧
蒸留(25℃、1mmHg)によりトルエンを留去し、
本発明の冷凍機油組成物を調製した。得られた冷凍機油
組成物におけるナトリウム濃度は0.6ppm であった。
【0073】
【実施例2】実施例1で使用したトリフェニルフォスフ
ェートに代えて、下記式
【0074】
【化9】
【0075】で示される燐酸エステル化合物(ナトリウ
ム濃度1ppm )を使用し、実施例1同様に冷凍機油組成
物を調製した。得られた冷凍機油組成物におけるナトリ
ウム濃度は0.02ppm であった。
【0076】
【実施例3】実施例1で使用したトリフェニルフォスフ
ェートに代えて、トリフェニルフォスフォロチオネート
(ナトリウム濃度1ppm )を使用し、実施例1同様に冷
凍機油組成物を調製した。得られた冷凍機油組成物にお
けるナトリウム濃度は0.03ppm であった。
【0077】
【比較例1】実施例1において、トリフェニルフォスフ
ェートを溶剤を使用しないで、直接エステル油中に投入
し、室温条件下で攪拌混合し冷凍機油組成物を調製し
た。
【0078】
【比較例2】実施例2において、上記の〔化9〕で示さ
れる燐酸エステル化合物を溶剤を使用しないで、直接エ
ステル油中に投入し、室温条件下で攪拌混合し、冷凍機
油組成物を調製した。
【0079】
【比較例3】実施例3において、トリフェニルフォスフ
ォロチオネートを溶剤を使用しないで、直接エステル油
中に投入し、室温条件下で攪拌混合し、冷凍機油組成物
を調製した。
【0080】
【比較例4】比較例1において、トリフェニルフォスフ
ェートを溶剤を使用しないで、直接エステル油中に投入
し、80℃の加温条件下で攪拌混合し、冷凍機油組成物
を調製した。
【0081】
【比較例5】比較例2において、上記の〔化9〕で示さ
れる燐酸エステル化合物を溶剤を使用しないで、直接エ
ステル油中に投入し、80℃の加温条件下で攪拌混合
し、冷凍機油組成物を調製した。
【0082】
【比較例6】比較例3において、トリフェニルフォスフ
ォロチオネートを溶剤を使用しないで、直接エステル油
中に投入し、80℃の加温条件下で攪拌混合し、冷凍機
油組成物を調製した。
【0083】得られたそれぞれの冷凍機油組成物につい
て、完全溶解までの溶解時間(hr.)を目視により測定す
ると共に、25℃での体積抵抗率(Ω・cm)をアドバ
ンテスト(株)製の体積抵抗測定装置を使用し、JIS
C2101に準拠して測定した。その結果を表1に示
す。
【0084】
【表1】
【0085】表1からわかるように、本発明により、絶
縁性に優れる冷凍機油組成物を調製でき、しかも溶解時
間を大幅に短縮できることがわかる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 70:00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基油に添加剤を配合した冷凍機油組成物
    の製造方法において、添加剤を溶剤に溶解させた後、基
    油に溶解させ、次いで溶剤を除去することを特徴とする
    冷凍機油組成物の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6939980B2 (en) 2000-09-11 2005-09-06 Nof Corporation Process for producing ester

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