JPH07118165B2 - 光ディスク記録装置 - Google Patents

光ディスク記録装置

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JPH07118165B2
JPH07118165B2 JP59097339A JP9733984A JPH07118165B2 JP H07118165 B2 JPH07118165 B2 JP H07118165B2 JP 59097339 A JP59097339 A JP 59097339A JP 9733984 A JP9733984 A JP 9733984A JP H07118165 B2 JPH07118165 B2 JP H07118165B2
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signal
pickup device
optical disc
recording
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    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/04Automatic feed mechanism producing a progressive transducing traverse of the head in a direction which cuts across the direction of travel of the recording medium, e.g. helical scan, e.g. by lead-screw
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
    • G11B7/08517Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head with tracking pull-in only

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規な光ディスク記録装置に関するものであ
り、特に、衝撃、ディスク表面上の欠陥等によってピッ
クアップ装置が暴走するのを防止することができるよう
にした新規な光ディスク記録装置を提供しようとするも
のである。
背景技術 ピックアップ装置によって光ビームを光学式ディスクの
表面に照射して画像信号を記録するようにしたカメラが
ある。このような光学式ディスクを記録媒体とするカメ
ラは記録密度をきわめて高くすることができるので、1
フレームの画像を例えば50〜100本というきわめて多数
本のトラックによって記録することによりきわめて多数
のビット、例えば、2.4Mビット位の信号によって1つの
画像が記録されるようにすることができる。従って、非
常に高解像度の画像記録ができるという点で優れている
といえる。
ところで、そのようなカメラにおいてはその長所を活か
すべく記録密度を高くした場合にはトラックの配置間隔
がきわめて狭くなるのでトラッキング精度を非常に高く
することが必要である。そして、そのトラッキング機構
として採用が検討されたものは従来の光学式ディスクプ
レヤーに用いられたトラッキング機構と同じものであ
り、第6図はそれの概略回路図である。即ち、そのトラ
ッキング機構は、光ビームのスポット位置とトラックと
の位置ずれ、即ち、トラッキングエラーを検出し、その
検出信号、即ち、トラッキングエラー信号をアンプaを
介してトラッキングコイルbに印加して位置ずれを修正
するトラッキングサーボ系が設けられている。そして、
ピックアップ装置はトラッキングエラー信号を積分した
積分信号により駆動されるモータMによりトラッキング
方向に移動せしめられるようにされている。
背景技術の問題点 このようなトラッキング機構には、トラッキングエラー
信号に誤りがあると、ピックアップ装置が暴走する惧れ
があるという問題がある。この問題点について具体的に
説明すると、ビームのスポット位置とトラックとの間に
微小なずれが発生した場合にはそのずれ量に応じた微小
レベルのトラッキングエラー信号が発生し、そのトラッ
キングサーボ系の働きによって直ちにそのずれが修正さ
れ、トラッキングエラー信号もすぐに0に戻る。従っ
て、トラッキングエラー信号の積分値は大きな値にはな
り得ず、そのトラッキングの間にピックアップ装置がト
ラッキング方向に移動せしめられてトラッキングサーボ
ループが断たれてしまうようなことはない。
しかしながら、ディスク表面に大きなきず等があり、そ
の結果、誤ったトラッキングエラー信号が発生した場合
には、その誤ったトラッキングエラー信号に基づいてト
ラッキングサーボ系が働くことになり、ビームスポット
とトラックとのずれをなくし得ない。従って、トラッキ
ングエラー信号が出た状態が長く続くことになり、トラ
ッキングエラー信号の積分値が大きくなる。すると、そ
のトラッキングエラー信号の積分信号によってモータM
は大きく動かされてしまい、トラッキングサーボ系を定
常状態に戻すことが難かしい状態になり、ピックアップ
装置が無制御状態に陥って暴走する可能性がある。
又、衝撃によってもピックアップ装置が暴走状態に陥い
る可能性がある。というのは、カメラは一般に手に持っ
て使用するものであり、しかも撮影をするときはシャッ
ターを押すので、衝撃が加わることは避け得ない。そし
て、トラックの配置間隔がきわめて狭いのでトラッキン
グサーボ系のゲインは、例えば、60dB程度の非常に大き
な値に設定せざるを得ず、従って、比較的小さな衝撃に
よって大きなトラッキングエラー信号が発生しトラッキ
ングサーボ系がきわめて不安定になる。依って、衝撃が
僅かでも度を越すとすぐにトラッキングサーボループが
断たれ、上述したようにピックアップ装置が暴走した状
態に陥いる。
このように、従来のトラッキング機構はピックアップ装
置によってビームスポットの位置をトラッキングエラー
信号に基づいて変位させてトラッキングをすると共にそ
のピックアップ装置全体をトラッキングエラー信号の積
分信号により駆動するものであるが故にピックアップ装
置が暴走する惧れがあるという問題を有していた。
発明の目的 本発明は上記問題点を解決すべく為されたもので、衝
撃、ディスク表面上の欠陥等によってピックアップ装置
が暴走するのを防止することができるようにした新規な
光ディスク記録装置を提供しようとするものである。
発明の概要 上記目的を達成するために、本発明光ディスク記録装置
は、光源から出射された光ビームを光ディスクのトラッ
クに追随するようにトラッキング制御を行うトラッキン
グ駆動手段を有するピツクアツプ装置と、当該ピックア
ツプ装置を光ディスクの径方向に送る送り装置と、上記
ピックアツプ装置と上記送り装置の動作を制御する制御
装置とを備え、上記制御装置は、信号記録時には上記送
り装置による送り動作を停止させて上記ピックアップ装
置の光ディスク径方向の位置を固定すると共に、上記ト
ラツキング駆動手段を動作させて上記光源から出射され
る光ビームを光ディスクの所望とするトラックに移動さ
せた後に信号を光ディスク上に記録し、信号記録終了後
には上記トラッキング駆動手段をポーズ状態とするとと
もに、上記送り装置を動作させて上記ピックアツプ装置
を光ディスクの径方向に送るように上記ピックアップ装
置及び上記送り装置を制御するようにしたことを特徴と
するものである。
実施例 以下に、本発明光ディスク記録装置を添附図面に示した
実施例に従って詳細に説明する。
第1図乃至第5図は本発明光ディスク記録装置の実施の
一例を説明するためのもので、第1図は光ディスク装置
であるカメラの回路構成を示すブロック図である。
1は撮像機能を果すCCD、2は該CCD1に駆動信号を送出
して撮像させるCCD駆動器、3はAD変換器で、CCD1から
出力されたアナログの画像信号を適宜標本化し、更に量
子化したうえでディジタル信号に変換する。
4はピクチャアメモリで、AD変換器3によってディジタ
ル信号に変換された画像信号を記憶するもので、書き込
み、読み出しはピクチャアメモリ駆動器5による制御を
受けて行なう。6は画像信号に誤り訂正符号を付加して
誤りを訂正する符号付加器で、その訂正された信号を変
調器7へ送出する。変調器7は誤り訂正された画像信号
をチャネル変調してピックアップ装置8へ送出する。ピ
ックアップ装置8は光学式ディスク9に予め記録されて
いる情報を読み取りながら変調器7の出力である画像信
号を光学式ディスク9に記録するものであり、図示しな
いフォーカスコイル及びトラッキングコイルにフォーカ
スエラー信号及びトラッキングエラー信号を受けてフォ
ーカシング及びトラッキングを行う。10はピックアップ
装置8を光学式ディスク9の半径方向に沿って移動する
送りモータであり、トラッキング回路11からの送りモー
タ駆動信号により駆動せしめられる。該トラッキング回
路11は送りモータ駆動信号を発生すると共に、ピックア
ップ装置8のトラッキングコイルに入力される前記トラ
ッキングエラー信号も発生する。トラッキング回路11の
回路構成については後で詳述する。
12はディスク回転モータで、モータ駆動器13によって制
御されて光学式ディスク9を回転せしめる。
14は再生器で、ピックアップ装置8において読み出した
ところの光学式ディスク9に予め記憶されている情報を
再生処理する。
15はエラー信号抽出器で、再生器14から出力された再生
信号からフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー
信号を抽出する。そして、そのフォーカスエラー信号が
増幅器Ampを介してピックアップ装置8の前記フォーカ
スコイルに前述のとおり入力され、又、トラッキングエ
ラー信号がトラッキング回路11を介して前述のとおりピ
ックアップ装置8のトラッキングコイルに入力される。
16は同期信号抽出器で、再生器14から出力された再生信
号より同期信号を抽出し、この同期信号によってモータ
駆動器13を制御する。
17はシステム全体を制御するシステム制御器で、前記CC
D駆動器2、ピクチャアメモリ駆動器5へCCD駆動指令、
メモリ駆動指令を発するほか、水晶発振器18が発する基
準クロックと同期信号抽出器16によって抽出された同期
信号とを比較してジッタ補正信号をつくり、これを変調
器7へ送出する。すると、変調器7において位相変調に
よるジッタ補正が行なわれる。又、該システム制御回路
17はエラー信号抽出器15との間でも信号のやり取りをし
て、アドレスサーチ、書き込み等のために必要な処理を
行い、更にはトラッキング回路11及び電源スイッチ20の
制御も行う。
19はシャッター機構で、カメラの図示しないシャッター
に指が触れると電源スイッチ20を機械的にオン状態にし
て電源回路21を作動させる。そして、シャッターが完全
に押された状態になると、即ち、シャッターが切られる
とそのことがシステム制御器17によって検知されるよう
にされている。
前記トラッキング回路11は、アンプ22と、積分回路23
と、オペレーションアンプ24と、スイッチ回路25とから
なる。上記アンプ22はエラー信号抽出器15により抽出さ
れたトラッキングエラー信号を増幅してピックアップ装
置8内のトラッキングコイルへ送出する。尚、該アンプ
22の前段に位相補償回路を設け、該アンプ22に位相補償
されたトラッキングエラー信号が入力されるようにして
も良い。積分回路23はエラー信号抽出器15により抽出さ
れたトラッキングエラー信号を積分し、積分信号をオペ
レーションアンプ24の非反転入力端子へ送出する。該オ
ペレーションアンプ24はその反転入力端子にシステム制
御器17からの送り信号を受ける。オペレーションアンプ
24の出力信号はスイッチ回路25の常開切換端子に入力さ
れる。該スイッチ回路25の常閉切換端子は接地され、共
通端子は送りモータ10に接続され、そしてシステム制御
器17からの切換信号によりスイッチングされる。
第2図はピックアップ装置内の光学系を示す。本実施例
においては所謂ダブルトラッキング方式が採用されてお
り、そして、光ディスクD0(9)に予め記録されている
情報を読み取る為の制御ビームと画像信号を記録するた
めのビームとは別のビームとしているので、ディスクD0
には3本のビームが照射される。
LD1は第1の半導体レーザで、それの発光点S1から放射
される第1の記録ビームは、第1のコリメートレンズCO
L1によって平行ビームに変換される。この平行ビーム
は、特定の波長領域のビームのみを反射し残りの波長領
域のビームを透過させる第1のダイクロイックビームス
プリッタDBS1に入射される。
また、LD2は第2の半導体レーザで、それの一対の発光
点S2、S3のうちの一方の発光点S2から放射される制御ビ
ームと他方の発光点S3から放射される第2の記録ビーム
とは、それぞれ第2のコリメートレンズCOL2によって平
行ビームに変換され、第1のダイクロイックビームスプ
リッタDBS1にその側方から入射される。これら一対の発
光点S2、S3から放射されるビームの波長は互いに等し
い。一方、第1の半導体レーザLD1の発光点S1から放射
されるビームの波長は、第2の半導体レーザLD2の発光
点S2、S3から放射されるビームの波長とは異なってい
る。具体的には第1のダイクロイックビームスプリッタ
DBS1に対して、第1の記録ビームは透過される波長に、
また他の2つのビームは反射される波長に選択されてい
る。従って、第1のダイクロイックビームスプリッタDB
S1に対しては、第1の記録ビームは透過され、制御ビー
ムと第2の記録ビームとは夫々反射されて、これら3本
のビームが互いに平行になる。これら3本のビームは、
第1のダイクロイックビームスプリッタDSB2から照射さ
れるとビームスプリッタPBS、1/4波長板QWP、反射鏡M
及び対物レンズOLを順次経由し、光ディスクD0の記録面
に集束される。一方、ディスクD0の記録面には予め一定
の空間周波数を有し一定長のビット列から構成されてい
るビームスポット位置制御用ガイドトラックTRが設けら
れている。そして、制御ビームのスポットSP2がガイド
トラックTR上に位置されると共に、第1及び第2の記録
ビームのスポットSP1、SP3がガイドトラックTRを挾んで
互いに離間するように位置される。
光ディスクD0の記録面で反射されたビームは、光路を逆
にたどり、再び対物レンズOL、反射鏡M、及び1/4波長
板QWPを順次経由して、偏光ビームスプリッタPBSに入射
される。ところで、そのビームは1/4波長板QWPを往復2
回通過しているので、その偏光面はもとのビームの偏光
面に比較して90゜回転している。従って、偏光ビームス
プリッタPBSに入射されたビームはその反射面にて側方
に反射されて第1のダイクロイックビームスプリッタDB
S1と同様の第2のダイクロイックビームスプリッタDBS2
に入射される。そして、反射ビームのうちの第1の記録
ビームは、この第2のダイクロイックビームスプリッタ
DBS2で更に反射されて図示しない光検出器に入射され
る。また、反射ビームのうちの制御ビームと第2の記録
ビームとは、この第2のダイクロイックビームスプリッ
タDBS2を透過し、凸レンズL及びカマボコ型の円筒レン
ズCYLを経由して、光検出器PD表面に集束される。
以上に述べたようにガイドトラックTRが一定の空間周波
数を有しており且つ制御ビームのスポットSP2がこのガ
イドトラックTR上に位置されているため、図示しない光
検出器に入射した制御ビームからは前述の周期信号とト
ラッキング信号とを得ることができる。また、光検出器
PDの前方に配置された円筒レンズCYLにより光検出器PD
上に集束される制御ビームによって非点収差法により前
記フォーカスエラー信号を得るようにされている。
ところで、第2図に示す対物レンズOLは、同図において
は図示しない二軸駆動機構により保持され、その二軸駆
動機構内のフォーカスコイルによってディスクD0の軸方
向に移動せしめられ、同じくトラッキングコイルによっ
てトラッキング方向に移動せしめられるようにされてい
る。
第3図はピックアップ装置の送り装置を示すものであ
る。同図において、26はピックアップ装置8の外筐で、
その内部に第2図に示した光学系が設けられており、該
外筐26のディスクと対向する面27から前述の対物レンズ
OLが外部に臨まされている。該対物レンズOLは前記二軸
駆動機構内のトラッキングコイルによって駆動されてい
ない状態の場合、即ち、トラッキングエラー信号がその
コイルに加わっていない場合には定常位置に位置し、ト
ラッキングエラー信号がトラッキングコイルに入力され
た場合には矢印29に示すトラッキング方向に沿って偏倚
せしめられる。
30、30はピックアップ装置8を案内するガイド軸で、ピ
ックアップ装置8に摺動自在に嵌挿されてこれを光ディ
スク9の半径方向(トラッキング方向)に沿って案内す
る。31はラックで、ピックアップ装置8の外筐26のスラ
イド軸30、30と平行な1つの面にL字状の取付板32を介
して取り付けられている。33は上記ラック31と噛合され
たピニオンで、図示しない支持手段によって中間部を回
転自在に支持された伝動軸34の一端に固定されている。
35は伝動軸34の他端に固定されたウォームホイール、36
は送りモータ10の回転軸に固定されたウォームギヤで、
ウォームホイール35と噛合せしめられている。
図示した送り装置は、送りモータ駆動信号を受けて回転
する送りモータ10の回転力を互いに噛合されたウォーム
ギヤ36とウォームホイール35、そして同じくピニオン33
とラック31を介してピックアップ装置8に伝達し、ピッ
クアップ装置8の全体をガイド軸30、30に沿って移動せ
しめる。そして、送りモータ駆動信号が0のときは送り
モータ10が停止するのでピックアップ装置8の位置が固
定される。
第4図及び第5図はカメラの動作を説明するためのもの
で、第4図はタイミングチャート、第5図(A)、
(B)はピックアップ装置8の対物レンズOL及び二軸駆
動機構とディスクのトラックとの位置関係を示す図であ
る。
シャッターが押されていない状態、即ち、無押状態のと
きは電源スイッチ20はオフ状態に保たれる。従って、ト
ラッキングサーボもオフ状態にあり、又、送りモータ駆
動信号が発生し得ないので送りモータ10は停止状態にあ
る。
このようにシャッターが無押状態にあるときの二軸駆動
機構及び対物レンズとディスクのトラックとの位置関係
を第5図(A)に示す。同図において、DRは二軸駆動機
構、Oはその二軸駆動機構の中心点であり、対物レンズ
OLは無押状態においては実線で示すように光軸が二軸駆
動機構DRの中心点Oと一致するところに、即ち、定常位
置に位置している。そして、その対物レンズOLの光軸は
第5図(A)に示す例ではディスクの内周側から数えて
第15番目のトラックの終点であって第16番目のトラック
の始点となる位置あるいはその近辺に位置しており、こ
の状態は7番目から12番目までのトラックに対する画像
記録及びそれに付随する一連の動作が終了した状態のま
まである。そして、画像信号の記録に伴って光ビームは
内周側から外周側に進むので、その方向を進み方向と称
し、それと反対の方向を戻り方向ということとする。
次に撮影すべくシャッターに指を触れると、シャッター
機構19によって電源スイッチ20が投入された状態にな
る。その時点をt1とする。このように、電源スイッチ20
が投入されるとトラッキングサーボが働き始め、アドレ
スサーチが開始される。尚、アドレスサーチの開始と同
時に送りモータ10の回転方向の指定もシステム制御器17
内において行なわれる。アドレスサーチが開始されても
送りモータ10はまだ停止した状態を保ち、その後の後述
する書き込みの終了時点ではじめて回転するが、その回
転方向の決定は電源スイッチ10がオンした後直ちに行な
われる。ちなみに、送りモータ10の回転方向、即ち、ピ
ックアップ装置8の移動方向はシステム制御器17からト
ラッキング回路11内のオペレーションアンプ24の反転入
力端子へ送出する送り信号の極性によって定まるもので
あり、そして、送り方向(回転方向)の指定はその送り
信号の極性を送り信号の送出に先立って指定することに
よって行なわれる。尚、送り方向の指定は書き込みが終
了する前までに行えば良く、電源スイッチ20のオン後直
ちに行わなければならないというわけではない。上述し
たアドレスサーチによって、対物レンズOLは光軸が第16
番目のトラックの始点上から第13番目のトラックの始点
上に偏倚するように戻り方向に移動をする。第5図
(A)の破線はそのアドレスサーチ終了時点における対
物レンズOLの位置を示し、Pはその時の対物レンズOLの
光軸の二軸駆動機構DR上における位置を示す。
このアドレスサーチはシャッターに指が触れてからシャ
ッターが完全に押圧されシャッターが切られた状態にな
るまでの短かい時間内に終えるようになっており、従っ
て、シャッターが完全押圧状態になる時点t2の前に第5
図(A)に示すように第13番目のトラックの始点から書
き込みを行い得る状態になる。
そして、シャッターが完全に押された状態になるとシス
テム制御器17によってそのことが検知される。すると、
画像信号をトラックTRに書き込む動作が開始される。こ
の書き込みは6本のトラックに1つの画像の信号を記録
するものであり、この書き込み期間中に対物レンズOLは
破線に示す位置から実線で示す定常位置を経て2点鎖線
に示す位置まで進み方向に偏倚し、第18番目のトラック
の終点上に光軸が位置したとき書き込みが終了する。こ
の書き込み終了時点における対物レンズOLの光軸の二軸
駆動機構DRにおける位置をQとする。
書き込みが終了するとその終了時点t3でトラッキングサ
ーボがポーズ状態にされ、それと共にスイッチ回路25が
スイッチングされて、その共通端子が接地された状態か
らオペレーションアンプ24の出力端子に接続された状態
に変化する。そして、そのオペレーションアンプ24の反
転入力端子にはピックアップ装置8を1つの画像が記録
される6本のトラック分トラッキング方向に移動させる
に必要なレベルの電圧を印加する。この電圧の極性は前
述の送り方向の指定により決定されており、その指定さ
れたピックアップ装置8の送り方向は内周側から外周側
へ向う進み方向である。
上述したようにオペレーションアンプ24の反転入力端子
に送り信号が入力されると、積分回路23の出力(正常動
作をしている限り略0)と送り信号とのレベル差に応じ
たレベルの送りモータ駆動信号が発生し、この信号がス
イッチ回路25を介して送りモータ10に印加される。そし
て、スイッチ回路25がオンすることによって形成される
ところの送りモータ10、積分回路23及びオペレーション
アンプ24等を要素とするトラッキングサーボ系は、オペ
レーションアンプ24の出力が0になるように送りモータ
10を回転させるので、その送りモータ10の回転によって
ピックアップ装置8は進み方向に移動せしめられる。そ
して、送りモータ10の回転が進むに伴ってオペレーショ
ンアンプ24の出力が0に近い値になり、その出力が0に
なったときにピックアップ装置8の移動が停止される。
第5図(B)はその移動の停止時点における二軸駆動機
構DRの位置を示している。
ところで、送りモータ10によるピックアップ装置8全体
に対する送りは、図示しないトラッキングコイル、アン
プ22等を要素とするトラッキングサーボ系をポーズ状
態、即ち、アクセス位置が一つのトラック上に固定され
た状態で行うので、ディスク9に対する対物レンズOLの
位置はピックアップ装置8が進み方向に移動している間
ほとんど変化しない。このことはとりもなおさず、ピッ
クアップ装置8に対する対物レンズOLの位置が戻り方向
に移動せしめられることであり、その移動量は当然にピ
ックアップ装置8が送りモータ10によって移動せしめら
れた量である。
しかして、対物レンズOLは、上述した送り動作の間に、
光軸が二軸駆動機構DR上の点Q上に位置した状態から点
Oを通り過ぎて点P上に位置した状態になるように二軸
駆動機構DRに対する位置が戻り方向側に偏倚する。第5
図(B)の2点鎖線は送り動作が開始される時点におけ
る二軸駆動機構に対する対物レンズOLの位置を示し、破
線は送り動作の終了直後における二軸駆動機構DRに対す
る対物レンズOLの位置を示す。
そして、ピックアップ装置8に対する送りが終了すると
その時点t4でシステム制御器17から電源スイッチ20へそ
れをオフする信号が送出される。その結果、電源スイッ
チ20がオフされ、トラッキングサーボもオフ状態にな
る。すると、トラッキングコイルには、トラッキングエ
ラー信号の供給がなくなるので光軸が二軸駆動機構DRの
P点上に位置するところまで偏倚していた対物レンズOL
はその光軸がO点上に位置する定常位置に戻り、偏倚が
なくなる。その時点がt5である。
以後、シャッターを押す毎に上述した一連の動作が繰返
される。
尚、上記実施例においては6本のトラックに1つの画像
の信号を記録するようにされているが、それよりも相当
に多く、例えば、50〜100本のトラックに1つの画像の
信号を記録するようにして非常に高解像度の画像記録す
ることができることはいうまでもない。又、第5図にお
いて1つの画像記録をするために必要な対物レンズOLの
移動量が対物レンズの直径よりも大きくされているが、
これは説明の便宜のためであり、実際は1つの画像の記
録に必要な移動量は対物レンズの直径よりも相当に小さ
い。
上述したカメラにおいては、信号の書き込みが終了して
次の撮影に備えるべくピックアップ装置8を1つの画像
分トラッキング方向に移動させるときのみピックアップ
装置8の移動を許容し、それ以外のときはスイッチ回路
25を接地側に切換えて送りモータ駆動信号を0にするこ
とにより送りモータ10を停止状態に保ち、それによって
ピックアップ装置8の位置を固定する。そして、画像信
号の書き込みに際してのトラッキングは、ピックアップ
装置8の位置を固定した状態で、ピックアップ装置8内
部の対物レンズOLを偏倚させることのみによって行う。
従って、画像信号の記録時に振動が生じたり、あるいは
誤ったトラッキングエラー信号が発生したりしてビーム
スポットの位置がトラックから一時的にずれたとして
も、そのずれに従って発生したトラッキングエラー信号
は、ピックアップ装置8全体を動かすことはない。であ
るから、対物レンズOLを変位させるトラッキングサーボ
の正常な動作をピックアップ装置8全体の動きが妨げて
しまう惧れはなく、ずれはトラッキングサーボの働きに
よりいずれは修正される。仮に、ずれが大きすぎてトラ
ッキングサーボループが断たれたとしても、ピックアッ
プ装置8自身は動かないので暴走し得ず、単に対物レン
ズOLの二軸駆動機構DR上においての移動ストローク内に
おいてトラッキングエラーが生じるにすぎない。従っ
て、既に記録されている多数のトラックの記録信号が害
され多くの画像が消失ないし破壊されることは回避でき
る。
尚、ピックアップ装置8を1画像分移動させる送り信号
の発生、その他の制御処理はシステム制御器17としてマ
イクロコンピュータを使用し、適宜なプログラムによっ
て行うようにしても良いが、システム制御器17をハード
ロジック回路で構成し、送り信号の発生をシステム制御
器17に内蔵された送り信号発生専用の回路より発生する
ようにしても良い。
又、上記実施例は対物レンズOLを変位させることにより
トラッキングを行なうものであったが、ミラーMを移動
することによりトラッキングを行うようにしても良く、
本発明はそのようなカメラにも適用することができる。
発明の効果 以上に述べたように、本発明光ディスク記録装置は、光
源から出射された光ビームを光ディスクのトラックに追
随するようにトラッキング制御を行うトラッキング駆動
手段を有するピツクアツプ装置と、当該ピックアツプ装
置を光ディスクの径方向に送る送り装置と、上記ピック
アツプ装置と上記送り装置の動作を制御する制御装置と
を備え、上記制御装置は、信号記録時には上記送り装置
による送り動作を停止させて上記ピックアップ装置の光
ディスク径方向の位置を固定すると共に、上記トラツキ
ング駆動手段を動作させて上記光源から出射される光ビ
ームを光ディスクの所望とするトラックに移動させた後
に信号を光ディスク上に記録し、信号記録終了後には上
記トラッキング駆動手段をポーズ状態とするとともに、
上記送り装置を動作させて上記ピックアツプ装置を光デ
ィスクの径方向に送るように上記ピックアップ装置及び
上記送り装置を制御するようにしたことを特徴とするも
のである。従って、本発明によれば、信号の書き込み時
に機械的ショックによって、あるいはディスクの損傷等
に起因する誤ったトラッキングエラー信号の発生によっ
て一時的にトラッキングエラーが生じても、それによっ
て発生するトラッキングエラー信号はピックアップ装置
全体を移動させることはない。従って、信号の記録時に
トラッキングエラー信号に基づく正常なトラッキングが
トラッキングエラー信号の積分信号に基づくピックアッ
プ装置全体の動きによって害される惧れがなく、トラッ
キングの安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明光ディスク記録装置の実施の
一例を説明するためのもので、第1図はカメラ全体の回
路構成を示すブロック図、第2図はピックアップ装置の
光学系を示す斜視図、第3図は送り装置を示す斜視図、
第4図は動作を説明するためのタイミングチャート、第
5図(A)、(B)はピックアップ装置とディスクのト
ラックとの位置関係を示す位置関係図で、同図(A)は
信号記録時における位置関係を示し、同図(B)は送り
装置による送り動作終了後における位置関係を示し、第
6図は従来のトラッキング機構の概略回路図である。 符号の説明 8……ピックアップ装置、9……ディスク、10、31、3
3、35、36……送り装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源から出射された光ビームを光ディスク
    のトラックに追随するようにトラッキング制御を行うト
    ラッキング駆動手段を有するピツクアツプ装置と、 当該ピックアツプ装置を光ディスクの径方向に送る送り
    装置と、 上記ピックアツプ装置と上記送り装置の動作を制御する
    制御装置とを備え、 上記制御装置は、信号記録時には上記送り装置による送
    り動作を停止させて上記ピックアップ装置の光ディスク
    径方向の位置を固定すると共に、上記トラツキング駆動
    手段を動作させて上記光源から出射される光ビームを光
    ディスクの記録を開始するトラック位置まで移動させた
    後光ディスク上への記録を開始し、信号記録終了後には
    上記トラッキング駆動手段をポーズ状態とすると共に、
    上記送り装置を動作させて上記ピックアツプ装置を光デ
    ィスクの径方向に送るように制御するようにした ことを特徴とする光ディスク記録装置。
JP59097339A 1984-05-15 1984-05-15 光ディスク記録装置 Expired - Lifetime JPH07118165B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54140515A (en) * 1978-04-23 1979-10-31 Canon Inc Video recorder
JPS58115656A (ja) * 1981-12-28 1983-07-09 Fujitsu Ltd 光デイスク装置

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