JP2565265B2 - 光情報処理装置 - Google Patents
光情報処理装置Info
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- JP2565265B2 JP2565265B2 JP62301271A JP30127187A JP2565265B2 JP 2565265 B2 JP2565265 B2 JP 2565265B2 JP 62301271 A JP62301271 A JP 62301271A JP 30127187 A JP30127187 A JP 30127187A JP 2565265 B2 JP2565265 B2 JP 2565265B2
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0908—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for focusing only
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/002—Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier
- G11B7/003—Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier with webs, filaments or wires, e.g. belts, spooled tapes or films of quasi-infinite extent
Description
【発明の詳細な説明】 Ａ産業上の利用分野 本発明は光情報処理装置に関し、特に音響光学偏向素
子（AOD）を用いてカード状ないしテープ状光記録媒体
に対して光情報を記録し及び又は再生するもの（これを
光情報処理装置と呼ぶ）に適用して好適なものである。
子（AOD）を用いてカード状ないしテープ状光記録媒体
に対して光情報を記録し及び又は再生するもの（これを
光情報処理装置と呼ぶ）に適用して好適なものである。
Ｂ発明の概要 本発明は、音響光学偏向素子を用いて走査光ビームを
得るようになされた光情報処理装置において、トラツキ
ングエラー信号に基づいて、音響光学偏向素子から得ら
れる走査光ビームの走査開始のタイミングを制御するこ
とにより、全体として簡易な構成で高密度に形成された
記録トラツクに対して光スポツトをジヤストトラツキン
グすることができる。
得るようになされた光情報処理装置において、トラツキ
ングエラー信号に基づいて、音響光学偏向素子から得ら
れる走査光ビームの走査開始のタイミングを制御するこ
とにより、全体として簡易な構成で高密度に形成された
記録トラツクに対して光スポツトをジヤストトラツキン
グすることができる。
Ｃ従来の技術 この種の光情報処理装置として従来、第６図に示すよ
うに、例えばテープ状の光記録媒体１上に、その走行方
向ａを横切る走査方向ｂの方向に例えばレーザ光束によ
つて形成された書込み用又は読出し用の光スポツト２を
走査させることにより、記録トラツクTRに光情報を書き
込み又は読み出すようにしたものが考えられている。
うに、例えばテープ状の光記録媒体１上に、その走行方
向ａを横切る走査方向ｂの方向に例えばレーザ光束によ
つて形成された書込み用又は読出し用の光スポツト２を
走査させることにより、記録トラツクTRに光情報を書き
込み又は読み出すようにしたものが考えられている。
ここで光スポツト２の直径は、例えば１〔μｍ〕程度
にまで収束させることができる（例えば波長780〔nm〕
のレーザ光を用いた場合）。
にまで収束させることができる（例えば波長780〔nm〕
のレーザ光を用いた場合）。
従つて多数の記録トラツクTRを例えばガードバンドGB
を挟んで形成すると共に、各記録トラツクTRから光記録
情報を再生することができれば、光スポツトを極めて小
さなスポツト径でなることから、記録トラツクTRを近接
して高密度に配置し得、かくして一段と高密度に光情報
を記録及び又は再生することができる。
を挟んで形成すると共に、各記録トラツクTRから光記録
情報を再生することができれば、光スポツトを極めて小
さなスポツト径でなることから、記録トラツクTRを近接
して高密度に配置し得、かくして一段と高密度に光情報
を記録及び又は再生することができる。
このように光スポツト２を光記録媒体１を横切るよう
に走査させる走査手段として、第７図に示すように、異
方性ブラツグ回折型の音響光学偏向素子３を用いる構成
のものが提案されている（米国特許第3,851,951号）。
に走査させる走査手段として、第７図に示すように、異
方性ブラツグ回折型の音響光学偏向素子３を用いる構成
のものが提案されている（米国特許第3,851,951号）。
ここで音響光学偏向素子３は、長方形状を有し、その
一端に設けたトランスジユーサ3Aに対して第８図に示す
ように、時間ｔの経過と共に周波数ｆが下限周波数f1か
ら上限周波数f2まで繰り返し鋸歯状波状に変化する駆動
信号S1を供給することにより、音響光学偏向素子３内に
次第に密度が変化する音波パターン3Bを形成し、これを
矢印ｃで示すように、他端に設けられた吸収材3Cの方向
に進行させて行く。
一端に設けたトランスジユーサ3Aに対して第８図に示す
ように、時間ｔの経過と共に周波数ｆが下限周波数f1か
ら上限周波数f2まで繰り返し鋸歯状波状に変化する駆動
信号S1を供給することにより、音響光学偏向素子３内に
次第に密度が変化する音波パターン3Bを形成し、これを
矢印ｃで示すように、他端に設けられた吸収材3Cの方向
に進行させて行く。
ここで音波パターン3Bは、音響光学偏向素子３に入射
する直線偏光でなる入射光ビームLB1の各光線が透過す
る際に回折格子として作用し、これにより当該光線は音
波パターン3Bによつて回折され、かくして０次回折光LB
2を基準として１次回折光の回折角が音波パターン3Bの
密度が駆動信号S1の周波数ｆの変化に応じて変化して行
くのに従つて変化して行き、その結果当該１次回折光で
なる走査光ビームLB3によつて、矢印ｄで示すように音
響光学偏向素子３の長手方向に沿う方向に走査する光ス
ポツト２（第６図）を得ることができる。
する直線偏光でなる入射光ビームLB1の各光線が透過す
る際に回折格子として作用し、これにより当該光線は音
波パターン3Bによつて回折され、かくして０次回折光LB
2を基準として１次回折光の回折角が音波パターン3Bの
密度が駆動信号S1の周波数ｆの変化に応じて変化して行
くのに従つて変化して行き、その結果当該１次回折光で
なる走査光ビームLB3によつて、矢印ｄで示すように音
響光学偏向素子３の長手方向に沿う方向に走査する光ス
ポツト２（第６図）を得ることができる。
Ｄ発明が解決しようとする問題点 ところでこのように高密度に記録トラツクTRを形成す
るようになされた光情報処理装置においては、当該記録
トラツクTRから光情報を再生する際に、光スポツト２に
トラツキングエラーが生じると、光情報の再生にビツト
エラーが生じたり、甚だしい場合は光情報の再生が困難
になる問題がある。
るようになされた光情報処理装置においては、当該記録
トラツクTRから光情報を再生する際に、光スポツト２に
トラツキングエラーが生じると、光情報の再生にビツト
エラーが生じたり、甚だしい場合は光情報の再生が困難
になる問題がある。
この問題を解決するためには、記録トラツクTRに対す
る光スポツト２の走査軌跡のずれ量（すなわちトラツキ
ングエラー量でなる）を検出し、当該検出結果に基づい
て、光スポツト２が記録トラツクTRにジヤストトラツキ
ングするように、光スポツト２をトラツキング制御すれ
ば良いと考えられる。
る光スポツト２の走査軌跡のずれ量（すなわちトラツキ
ングエラー量でなる）を検出し、当該検出結果に基づい
て、光スポツト２が記録トラツクTRにジヤストトラツキ
ングするように、光スポツト２をトラツキング制御すれ
ば良いと考えられる。
このためには、例えばビデオテープレコーダにおいて
用いられているトラツキング制御の手法を適用して光記
録媒体１の走行系を位相制御してトラツキング制御する
方法が考えられる。
用いられているトラツキング制御の手法を適用して光記
録媒体１の走行系を位相制御してトラツキング制御する
方法が考えられる。
ところが、走行系を位相制御する場合においては、当
該走行系の応答速度を速くすることが困難な問題があ
り、実際上この種の光情報処理装置には適用し得ない問
題がある。
該走行系の応答速度を速くすることが困難な問題があ
り、実際上この種の光情報処理装置には適用し得ない問
題がある。
さらに、この種の光情報処理装置においては、光スポ
ツトが小径でなることから高利得及び高精度でトラツキ
ング制御する必要があり、トラツキング制御の利得を高
くすると共に高精度を得るためにトラツキング制御系の
応答周波数範囲を拡大すると、走行系の応答速度を高く
することが困難なことから、却つて光記録媒体１の走行
にジツタが生じる問題がある。
ツトが小径でなることから高利得及び高精度でトラツキ
ング制御する必要があり、トラツキング制御の利得を高
くすると共に高精度を得るためにトラツキング制御系の
応答周波数範囲を拡大すると、走行系の応答速度を高く
することが困難なことから、却つて光記録媒体１の走行
にジツタが生じる問題がある。
これに対して音響光学偏向素子３及び光記録媒体１間
に対物レンズを配置し、当該対物レンズをトラツキング
エラー量に応じて駆動する方法が考えられる。
に対物レンズを配置し、当該対物レンズをトラツキング
エラー量に応じて駆動する方法が考えられる。
ところがこのようにすると、対物レンズを駆動する駆
動系が必要になり、その分全体の構成が煩雑になる問題
がある。
動系が必要になり、その分全体の構成が煩雑になる問題
がある。
さらに実際上、対物レンズを駆動するようにするとト
ラツキング制御の応答速度を高くすることが困難な問題
がある。
ラツキング制御の応答速度を高くすることが困難な問題
がある。
これに対して、音響光学偏向素子に代えて例えばガル
バノミラーを用いて走査光ビームを得ると共に当該ガル
バノミラーをトラツキングエラー量に基づいて駆動制御
することにより、光スポツト２をトラツキング制御する
方法が考えられる。
バノミラーを用いて走査光ビームを得ると共に当該ガル
バノミラーをトラツキングエラー量に基づいて駆動制御
することにより、光スポツト２をトラツキング制御する
方法が考えられる。
ところが、このようにガルバノミラーを用いるように
すると光学系の大規模化を避け得ず、光情報処理装置全
体の構成が煩雑になる問題がある。
すると光学系の大規模化を避け得ず、光情報処理装置全
体の構成が煩雑になる問題がある。
さらにガルバノミラーで偏向した分、走査光ビームに
光路差が生じると共に当該ガルバノミラーを駆動する例
えばアクチユエータ等の駆動系が必要となり、その分全
体の構成が煩雑になる問題がある。
光路差が生じると共に当該ガルバノミラーを駆動する例
えばアクチユエータ等の駆動系が必要となり、その分全
体の構成が煩雑になる問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、全体と
して簡易な構成で、光スポツトをトラツキング制御する
ことができる光情報処理装置を提案しようとするもので
ある。
して簡易な構成で、光スポツトをトラツキング制御する
ことができる光情報処理装置を提案しようとするもので
ある。
Ｅ問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、音響
光学偏向素子３に対して周波数が鋸歯状波状に変化する
駆動信号SDを供給することにより、音響光学偏向素子３
内に時間の経過と共に所定方向に進行する音波パターン
を形成し、音波パターンの回折作用によつて音響光学偏
向素子３の射出光束LB3を収束してなる走査光ビームLB3
を得、走査光ビームLB3によつて光記録媒体１上の記録
トラツクTRを走査する光スポツト２を形成するようにな
された光情報処理装置10において、記録トラツクTRに対
する光スポツト２のトラツキングエラー量を検出するト
ラツキングエラー検出回路15と、トラツキングエラー検
出回路15から得られる検出結果STEに基づいて、周波数
が鋸歯状波状に変化する駆動信号SDの１走査期間T2が終
了した後、続く１走査期間T3の立上りのタイミングを制
御する制御手段16、17、18、19とを備えるようにする。
光学偏向素子３に対して周波数が鋸歯状波状に変化する
駆動信号SDを供給することにより、音響光学偏向素子３
内に時間の経過と共に所定方向に進行する音波パターン
を形成し、音波パターンの回折作用によつて音響光学偏
向素子３の射出光束LB3を収束してなる走査光ビームLB3
を得、走査光ビームLB3によつて光記録媒体１上の記録
トラツクTRを走査する光スポツト２を形成するようにな
された光情報処理装置10において、記録トラツクTRに対
する光スポツト２のトラツキングエラー量を検出するト
ラツキングエラー検出回路15と、トラツキングエラー検
出回路15から得られる検出結果STEに基づいて、周波数
が鋸歯状波状に変化する駆動信号SDの１走査期間T2が終
了した後、続く１走査期間T3の立上りのタイミングを制
御する制御手段16、17、18、19とを備えるようにする。
Ｆ作用 音響光学偏向素子３の駆動信号SDにおいて、１走査期
間T2が終了した後、続く１走査期間T3の立上りのタイミ
ングを変化させるようにすれば、走行する光記録媒体１
上の所望の位置から光スポツト２を走査させることがで
きる。
間T2が終了した後、続く１走査期間T3の立上りのタイミ
ングを変化させるようにすれば、走行する光記録媒体１
上の所望の位置から光スポツト２を走査させることがで
きる。
従つてトラツキングエラー検出回路15から得られる検
出結果STEに基づいて、立上りのタイミングを制御する
ことにより、記録トラツクTRに対して光スポツト２をジ
ヤストトラツキングすることができる。
出結果STEに基づいて、立上りのタイミングを制御する
ことにより、記録トラツクTRに対して光スポツト２をジ
ヤストトラツキングすることができる。
Ｇ実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
第１図において、10は全体として光情報処理装置を示
し、送出リール11から送り出されて、巻取リール12に巻
き取られるテープ状の光記録媒体１に光情報を記録又は
再生する。
し、送出リール11から送り出されて、巻取リール12に巻
き取られるテープ状の光記録媒体１に光情報を記録又は
再生する。
ここでキヤプスタンモータ（図示せず）によつて駆動
されるキヤプスタ13がピンチローラ14と共に光記録媒体
１を間に挟んで矢印ｅで示す方向に、所定速度で回転す
ることにより、光記録媒体１は定速度で走行するように
なされている。
されるキヤプスタ13がピンチローラ14と共に光記録媒体
１を間に挟んで矢印ｅで示す方向に、所定速度で回転す
ることにより、光記録媒体１は定速度で走行するように
なされている。
これに対して音響光学偏向素子３は、定速度で走行す
る光記録媒体１に対して、駆動信号SDに基づいて矢印ｂ
で示す方向の走査開始のタイミングが可変制御され、こ
れにより光記録媒体１上の記録トラツクTRに対してジヤ
ストトラツキングするようになされている。
る光記録媒体１に対して、駆動信号SDに基づいて矢印ｂ
で示す方向の走査開始のタイミングが可変制御され、こ
れにより光記録媒体１上の記録トラツクTRに対してジヤ
ストトラツキングするようになされている。
すなわち第２図に示すように、トラツキングエラー検
出回路15は、例えば特願昭62−217460号において提案さ
れた手法に基づいて、記録トラツクTRの中心線SCNXに対
する光スポツト２のトラツキングエラー量を検出し、当
該トラツキングエラー量に応じて、信号レベルが変化す
るトラツキングエラー信号STEを出力する。
出回路15は、例えば特願昭62−217460号において提案さ
れた手法に基づいて、記録トラツクTRの中心線SCNXに対
する光スポツト２のトラツキングエラー量を検出し、当
該トラツキングエラー量に応じて、信号レベルが変化す
るトラツキングエラー信号STEを出力する。
かくしてトラツキングエラー検出回路15は、光スポツ
ト２のトラツキングエラー量を検出するトラツキングエ
ラー検出手段を構成する。
ト２のトラツキングエラー量を検出するトラツキングエ
ラー検出手段を構成する。
この場合、第３図及び第４図に示すように、トラツキ
ング目標でなる記録トラツクTR0の中心線SCNXに対して
光スポツト２がジヤストトラツキングした状態（すなわ
ち第３図において記号Ｂで示す状態）で、トラツキング
エラー信号STEの信号レベルがV0〔Ｖ〕になるようにな
され（第４図（Ａ））、光スポツト２にそれぞれテープ
走行方向及びこれと逆方向にトラツキングエラーが生じ
たとき（すなわち第３図において記号Ａ及びＣで示す状
態でなり、以下進み状態及び遅れ状態と呼ぶ）、当該電
圧V0〔Ｖ〕に対して信号レベルがそれぞれ低下及び増加
するようになされている。
ング目標でなる記録トラツクTR0の中心線SCNXに対して
光スポツト２がジヤストトラツキングした状態（すなわ
ち第３図において記号Ｂで示す状態）で、トラツキング
エラー信号STEの信号レベルがV0〔Ｖ〕になるようにな
され（第４図（Ａ））、光スポツト２にそれぞれテープ
走行方向及びこれと逆方向にトラツキングエラーが生じ
たとき（すなわち第３図において記号Ａ及びＣで示す状
態でなり、以下進み状態及び遅れ状態と呼ぶ）、当該電
圧V0〔Ｖ〕に対して信号レベルがそれぞれ低下及び増加
するようになされている。
これに対して位相補償回路16は、ローパスフイルタ回
路構成の位相補償回路でなり、トラツキングエラー信号
STEを位相補償して電圧制御型発振回路17に送出する。
路構成の位相補償回路でなり、トラツキングエラー信号
STEを位相補償して電圧制御型発振回路17に送出する。
電圧制御型発振回路17は、第５図に示すように、トラ
ツキングエラー信号STEの信号レベルに応じて信号レベ
ルが立ち上がる周期Ｔが変化するようになされた立上り
パルス信号S0を出力し、この場合、ジヤストトラツキン
グの状態で、周波数f0〔Hz〕の立上りパルス信号S0を出
力するようになされている（第４図（Ｂ）及び第５図
（Ａ））。
ツキングエラー信号STEの信号レベルに応じて信号レベ
ルが立ち上がる周期Ｔが変化するようになされた立上り
パルス信号S0を出力し、この場合、ジヤストトラツキン
グの状態で、周波数f0〔Hz〕の立上りパルス信号S0を出
力するようになされている（第４図（Ｂ）及び第５図
（Ａ））。
従つて光スポツト２が進み状態のとき、当該立上りパ
ルス信号S0の周期Ｔは、ジヤストトラツキングの状態よ
り長くなるようになされ、これとは逆に遅れ状態のと
き、周期Ｔが短くなるように制御される。
ルス信号S0の周期Ｔは、ジヤストトラツキングの状態よ
り長くなるようになされ、これとは逆に遅れ状態のと
き、周期Ｔが短くなるように制御される。
これに対して鋸歯状波信号発生回路18は、立上りパル
ス信号S0の立上りのタイミングで信号レベルが所定の電
圧増加率で立ち上がつた後、当該信号レベルが所定レベ
ルになると立ち下がるようになされた鋸歯状波信号STR
（第５図（Ｂ））を電圧制御型発振回路19に出力する。
ス信号S0の立上りのタイミングで信号レベルが所定の電
圧増加率で立ち上がつた後、当該信号レベルが所定レベ
ルになると立ち下がるようになされた鋸歯状波信号STR
（第５図（Ｂ））を電圧制御型発振回路19に出力する。
その結果、光スポツト２が進み状態にあるとき、立上
りパルス信号S0の周期Ｔが長くなるように制御されるこ
とから、鋸歯状波信号STRの信号レベルが立ち下がつた
後、再び立ち上がるまでの周期間T1が長くなるように制
御されるのに対し、逆に光スポツト２が遅れ状態にある
とき、当該周期間T1が短くなるように制御される。
りパルス信号S0の周期Ｔが長くなるように制御されるこ
とから、鋸歯状波信号STRの信号レベルが立ち下がつた
後、再び立ち上がるまでの周期間T1が長くなるように制
御されるのに対し、逆に光スポツト２が遅れ状態にある
とき、当該周期間T1が短くなるように制御される。
電圧制御型発振回路19は、当該鋸歯状波信号STRの信
号レベルに応じて周波数が変化するようになされた駆動
信号SD（第５図（Ｃ））を音響光学偏向素子３に出力す
る。
号レベルに応じて周波数が変化するようになされた駆動
信号SD（第５図（Ｃ））を音響光学偏向素子３に出力す
る。
従つて光スポツト２が進み状態にあるとき、鋸歯状波
信号STRの信号レベルが立ち下がつた後、再び立ち上が
るまでの期間T1が長くなることから、光スポツト２が１
本の記録トラツクTRについて期間T2を要して走査を終了
した後、続く期間T3において、記録トラツクTRの走査を
開始するまでの期間T1がその分長くなる（以下期間T2及
びT3を１走査期間と呼ぶ）。
信号STRの信号レベルが立ち下がつた後、再び立ち上が
るまでの期間T1が長くなることから、光スポツト２が１
本の記録トラツクTRについて期間T2を要して走査を終了
した後、続く期間T3において、記録トラツクTRの走査を
開始するまでの期間T1がその分長くなる（以下期間T2及
びT3を１走査期間と呼ぶ）。
これとは逆に、光スポツト２が遅れ状態にあるとき、
当該期間T1が短くなることから、光スポツト２が１本の
記録トラツクTRについて走査を終了した後、続く記録ト
ラツクTRの走査を開始するまでの期間がその分短くな
る。
当該期間T1が短くなることから、光スポツト２が１本の
記録トラツクTRについて走査を終了した後、続く記録ト
ラツクTRの走査を開始するまでの期間がその分短くな
る。
従つて光スポツト２においては、進み状態及び遅れ状
態において、それぞれジヤストトラツキング状態に近づ
くように走査開始のタイミングが制御され、その結果ジ
ヤストトラツキング状態を得ることができる。
態において、それぞれジヤストトラツキング状態に近づ
くように走査開始のタイミングが制御され、その結果ジ
ヤストトラツキング状態を得ることができる。
かくして、機械的な駆動系を用いなくして、トラツキ
ングエラー量を検出して音響光学偏向素子３の駆動信号
SDを制御するだけの全体として簡易な構成で、光スポツ
ト２をトラツキング制御することができるので、高い応
答速度でかつ高精度のトラツキング制御を行うことがで
きる。
ングエラー量を検出して音響光学偏向素子３の駆動信号
SDを制御するだけの全体として簡易な構成で、光スポツ
ト２をトラツキング制御することができるので、高い応
答速度でかつ高精度のトラツキング制御を行うことがで
きる。
かくして位相補償回路16、電圧制御型発振回路17、鋸
歯状波信号発生回路18及び電圧制御型発振回路19は、ト
ラツキングエラー検出手段の検出結果でなるトラツキン
グエラー信号STEに基づいて駆動信号SDの１走査期間T2
の終了の後、続く１走査期間T3の立上りのタイミングを
制御する制御手段を構成する。
歯状波信号発生回路18及び電圧制御型発振回路19は、ト
ラツキングエラー検出手段の検出結果でなるトラツキン
グエラー信号STEに基づいて駆動信号SDの１走査期間T2
の終了の後、続く１走査期間T3の立上りのタイミングを
制御する制御手段を構成する。
以上の構成において、トラツキングエラー検出回路15
を介してジヤストトラツキングの状態に対して進み及び
遅れ状態になると信号レベルがそれぞれ減少及び増加す
るトラツキングエラー信号STE（第４図（Ａ））が得ら
れ、当該トラツキングエラー信号STEの信号レベルに基
づいて周期Ｔが変化する立上りパルス信号S0（第４図
（Ｂ）及び第５図（Ａ））が得られる。
を介してジヤストトラツキングの状態に対して進み及び
遅れ状態になると信号レベルがそれぞれ減少及び増加す
るトラツキングエラー信号STE（第４図（Ａ））が得ら
れ、当該トラツキングエラー信号STEの信号レベルに基
づいて周期Ｔが変化する立上りパルス信号S0（第４図
（Ｂ）及び第５図（Ａ））が得られる。
当該立上りパルス信号S0に基づいて信号レベルが立ち
上がつた後、再び立ち下がるまでの期間T1が変化する鋸
歯状波信号STR（第５図（Ｂ））が得られ、当該鋸歯状
波信号STRに基づいて１走査期間T2の終了の後、続く１
走査期間T3の立上りのタイミングがジヤストトラツキン
グの状態へ制御するように周波数が変化する駆動信号SD
（第５図（Ｃ））が得られる。
上がつた後、再び立ち下がるまでの期間T1が変化する鋸
歯状波信号STR（第５図（Ｂ））が得られ、当該鋸歯状
波信号STRに基づいて１走査期間T2の終了の後、続く１
走査期間T3の立上りのタイミングがジヤストトラツキン
グの状態へ制御するように周波数が変化する駆動信号SD
（第５図（Ｃ））が得られる。
以上の構成によれば、トラツキングエラー量に基づい
て音響光学偏向素子の駆動信号の立上りのタイミングを
制御することにより、全体として簡易な構成で、かつ高
い精度で光スポツトをトラツキング制御することができ
る。
て音響光学偏向素子の駆動信号の立上りのタイミングを
制御することにより、全体として簡易な構成で、かつ高
い精度で光スポツトをトラツキング制御することができ
る。
なお上述の実施例においては、特願昭62−217460号に
おいて提案された手法に基づいてトラツキングエラー信
号STEを得るようにした場合について述べたが、トラツ
キングエラー量の検出方法はこれに限らず、例えば再生
信号からビツト誤り率を検出して、当該ビツト誤り率が
小さくなるようにトラツキング制御するようにしたり、
種々の方法を広く適用することができる。
おいて提案された手法に基づいてトラツキングエラー信
号STEを得るようにした場合について述べたが、トラツ
キングエラー量の検出方法はこれに限らず、例えば再生
信号からビツト誤り率を検出して、当該ビツト誤り率が
小さくなるようにトラツキング制御するようにしたり、
種々の方法を広く適用することができる。
さらに上述の実施例においては、トラツキングエラー
信号の信号レベルに応じて繰返し周期が変化するような
された立上りパルス信号S0を得た後、鋸歯状波信号STR
を形成して駆動信号SDを得ることにより、駆動信号SDの
周波数が立ち上がるタイミングを制御するようにした場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、鋸
歯状波状に周波数が変化する駆動信号の周波数の立上り
のタイミングをトラツキングエラー信号に基づいて制御
するようにすれば良い。
信号の信号レベルに応じて繰返し周期が変化するような
された立上りパルス信号S0を得た後、鋸歯状波信号STR
を形成して駆動信号SDを得ることにより、駆動信号SDの
周波数が立ち上がるタイミングを制御するようにした場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、鋸
歯状波状に周波数が変化する駆動信号の周波数の立上り
のタイミングをトラツキングエラー信号に基づいて制御
するようにすれば良い。
さらに上述の実施例においては、予め形成された記録
トラツクTRに対して、１つの光スポツトを順次トラツキ
ング制御する場合について述べたが本発明はこれに限ら
ず、トラツキング検出用の光スポツトを、記録トラツク
形成用の光スポツトを同時に走査してなるマルチビーム
形の光情報処理装置に適用することができる。
トラツクTRに対して、１つの光スポツトを順次トラツキ
ング制御する場合について述べたが本発明はこれに限ら
ず、トラツキング検出用の光スポツトを、記録トラツク
形成用の光スポツトを同時に走査してなるマルチビーム
形の光情報処理装置に適用することができる。
さらに上述の実施例においては、光記録媒体１として
テープのものを用いた実施例について述べたが、光記録
媒体としてカード状の構成のものを用いても、上述の場
合と同様の効果を得ることができる。
テープのものを用いた実施例について述べたが、光記録
媒体としてカード状の構成のものを用いても、上述の場
合と同様の効果を得ることができる。
さらに上述の実施例においては、時間の経過に従つて
鋸歯状波状に周波数が所定の増加率で立ち上がつた後、
急速に立ち下がるように駆動信号SDが周波数変化を呈す
るようにした場合について述べたが、これとは逆に、時
間の経過に従つて鋸歯状波状に周波数が所定の減少率で
立ち下がつた後、急速に立ち上がるように周波数の変化
を呈するような駆動信号を用いても上述の場合と同様の
効果を得ることができる。
鋸歯状波状に周波数が所定の増加率で立ち上がつた後、
急速に立ち下がるように駆動信号SDが周波数変化を呈す
るようにした場合について述べたが、これとは逆に、時
間の経過に従つて鋸歯状波状に周波数が所定の減少率で
立ち下がつた後、急速に立ち上がるように周波数の変化
を呈するような駆動信号を用いても上述の場合と同様の
効果を得ることができる。
Ｈ発明の効果 以上のように本発明によれば、トラツキングエラー信
号に基づいて１走査期間の終了の後、続く１走査期間の
立上りのタイミングを制御することにより、全体として
簡易な構成で高密度に形成された記録トラツクに対して
光スポツトをトラツキング制御することができる。
号に基づいて１走査期間の終了の後、続く１走査期間の
立上りのタイミングを制御することにより、全体として
簡易な構成で高密度に形成された記録トラツクに対して
光スポツトをトラツキング制御することができる。
第１図は本発明による光情報処理装置の一実施例を示す
斜視図、第２図はそのトラツキング制御回路を示すブロ
ツク図、第３図は記録トラツク上の光スポツトの位置を
示す略線図、第４図はその動作の説明に供する特性曲線
図、第５図はその動作の説明に供する信号波形図、第６
図は光記録媒体を示す略線図、第７図は音響光学偏向素
子の構成を示す略線的斜視図、第８図は駆動信号を示す
信号波形図である。 １……光記録媒体、２……光スポツト、３……音響光学
偏向素子、10……光情報処理装置、15……トラツキング
エラー検出回路、TR……記録トラツク。
斜視図、第２図はそのトラツキング制御回路を示すブロ
ツク図、第３図は記録トラツク上の光スポツトの位置を
示す略線図、第４図はその動作の説明に供する特性曲線
図、第５図はその動作の説明に供する信号波形図、第６
図は光記録媒体を示す略線図、第７図は音響光学偏向素
子の構成を示す略線的斜視図、第８図は駆動信号を示す
信号波形図である。 １……光記録媒体、２……光スポツト、３……音響光学
偏向素子、10……光情報処理装置、15……トラツキング
エラー検出回路、TR……記録トラツク。
Claims (1)
- 【請求項１】音響光学偏向素子に対して周波数が鋸歯状
波状に変化する駆動信号を供給することにより、上記音
響光学偏向素子内に時間の経過と共に所定方向に進行す
る音波パターンを形成し、上記音波パターンの回折作用
によつて上記音響光学偏向素子の射出光束を収束してな
る走査光ビームを得、上記走査光ビームによつて光記録
媒体上の記録トラツクを走査する光スポツトを形成する
ようになされた光情報処理装置において、 上記記録トラツクに対する上記光スポツトのトラツキン
グエラー量を検出するトラツキングエラー検出手段と、 上記トラツキングエラー検出手段から得られる検出結果
に基づいて、上記周波数が鋸歯状波状に変化する駆動信
号の１走査期間が終了した後、続く１走査期間の立上り
のタイミングを制御する制御手段と を具えたことを特徴とする光情報処理装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62301271A JP2565265B2 (ja) | 1987-11-28 | 1987-11-28 | 光情報処理装置 |
| US07/273,082 US5138603A (en) | 1987-11-28 | 1988-11-18 | System and method for processing optical information with tracking error compensated |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62301271A JP2565265B2 (ja) | 1987-11-28 | 1987-11-28 | 光情報処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01143028A JPH01143028A (ja) | 1989-06-05 |
| JP2565265B2 true JP2565265B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=17894808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62301271A Expired - Fee Related JP2565265B2 (ja) | 1987-11-28 | 1987-11-28 | 光情報処理装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5138603A (ja) |
| JP (1) | JP2565265B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5255257A (en) * | 1992-03-04 | 1993-10-19 | Lasertape Systems, Inc. | Frequency, phase and amplitude control apparatus and method for acousto-optic deflector optimization |
| US5363200A (en) * | 1992-09-15 | 1994-11-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Buffering method and system for resonant scanner used to read and write data with respect to a storage medium |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3851951A (en) * | 1974-01-16 | 1974-12-03 | Isomet Corp | High resolution laser beam recorder with self-focusing acousto-optic scanner |
| JPS5758249A (en) * | 1980-09-24 | 1982-04-07 | Olympus Optical Co Ltd | Optical system recording and/or reproducing device |
| JPS57181431A (en) * | 1981-04-10 | 1982-11-08 | Olympus Optical Co Ltd | Automatic tracking system for optical type disc |
| DE3485007D1 (de) * | 1983-10-14 | 1991-10-10 | Hitachi Ltd | Verfahren und geraet fuer die abtastung und verarbeitung eines videosignals. |
| JP2644720B2 (ja) * | 1985-02-25 | 1997-08-25 | 株式会社日立製作所 | トラック引込み方法 |
| JPH067413B2 (ja) * | 1985-07-03 | 1994-01-26 | 株式会社リコー | 光ピツクアツプのトラツキング制御方式 |
| EP0237682B1 (en) * | 1985-12-24 | 1991-02-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Control system for optical information reproducing apparatus |
| JPS62162261A (ja) * | 1986-01-10 | 1987-07-18 | Hitachi Ltd | 光磁気記録再生装置 |
| US4884260A (en) * | 1986-04-23 | 1989-11-28 | Drexler Technology Corporation | Data recording system for optical memory tape |
| EP0259832A3 (en) * | 1986-09-09 | 1989-03-15 | Hitachi, Ltd. | Optical head |
| JPS6410728U (ja) * | 1987-07-10 | 1989-01-20 |
-
1987
- 1987-11-28 JP JP62301271A patent/JP2565265B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-11-18 US US07/273,082 patent/US5138603A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01143028A (ja) | 1989-06-05 |
| US5138603A (en) | 1992-08-11 |
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|---|---|---|---|
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