JP2762606B2 - 光テープ記録/再生装置 - Google Patents

光テープ記録/再生装置

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は回転走査型の光学ヘッドによって光学テープ
に情報を記録し、又はこの記録情報を読み出すことがで
きるような光テープ記録/再生装置に関するものであ
る。
[発明の概要] 本発明は、回転走査型の光ベッドにより光テープに対
して情報の記録及び又は記録と再生を行なうことができ
る光テープ記録/再生装置において、回転ドラム周囲部
であって光テープの巻き付け開始位置の直前部にトラッ
キング情報を有する基準面を配置し、光学ヘッドが光テ
ープと対向する区間に突入する前に検出した前記トラッ
キング情報に基づいてトラッキング制御を行なうように
する。そして、光学ヘッドが光テープに対向する区間内
の光スポットのトラッキング制御を、基準面によって決
定されたトラッキング位置に制御するようにするもので
ある。
[従来の技術] 近年、光テープを記録媒体とした記録再生装置が開発
されているが、まず、このような光テープ記録/再生装
置において採用されている回転走査型の光学ヘッド装置
部を第4図によって説明する。なお、この図では2光
源、180°対向ヘッド型を例に挙げている。
この第4図の光学ヘッド装置は、回転ドラムD内に、
レーザダイオード1A、1Bを対称位置に所定間隔で隔離さ
れるように設置し、このレーザダイオード1A、1Bの中間
位置に、全反射プリズム2が設置されている。そして、
この全反射プリズム2からビーム進行方向にそれぞれ、
コリメーションレンズ3A、3B、グレーティング4A、4B、
偏光ビームスプリッタ5A、5B、1/4波長板6A、6B、対物
レンズ7A、7Bが設けられている。レーザダイオード1A、
1Bから出射された記録あるいは再生ビームは、以上の各
光学系を経て射出口8A、8Bから回転ドラムD外に射出さ
れ、回転ドラムDの周囲に約180度の範囲において螺旋
状に巻回されて走行している光テープTに達し、信号の
記録、或は光テープTに記録された信号の読み取りを行
なう。
再生信号或はフォーカス及びトラッキング制御信号と
なる光テープTからの反射光は、対物レンズ7A、7B、1/
4波長板6A、6B、及び偏光ビームスプリッタ5A、5Bを介
して、受光レンズ9A、9Bに達し、さらにディテクタ10
A、10Bに照射され検出される。そして、デイタクタ10
A、10Bの出力は、図示しない再生信号処理回路及び可撓
性サーボ回路に供給されることになる。
サーボ回路で生成されるフォーカス及びトラキング制
御信号は例えば2軸機構等によるサーボ制御手段(アク
チュエータ)11A、11Bに供給され、対物レンズ7A、7Bが
移動制御されることによりジャストフォーカス点及びジ
ャストトラッキング点に追従制御される。なお、以下1A
〜11Aで示される光学系をXヘッド、1B〜11Bで示される
光学系をYヘッドという。
例えばこのように回転ドラムD内に2単位の光学ヘッ
ド(X,Y)が構成された場合、光テープTの走行に伴っ
て、各光学ヘッドが回転ドラムDの1/2回転毎に光テー
プTに対して順次走査を行ない、ヘリカルスキャン方式
の記録或は再生がなされ、記録時においては第5図に示
すように、斜め方向のトラックx,yがX,Y各ヘッドによっ
て所定のトラックピッチPtで交互に形成されることにな
る。
[発明が解決しようとする問題点] ところでバージンテープに情報を記録する際はトラッ
キング情報が得られないから、X,Y各ヘッドによって一
定のトラックピッチPtで斜めトラックを形成していくた
めには、X,Y両ヘッドから照射されるビームスポットの
トラッキング位置(ドラム平面に対して高さ方向の位
置)が一致していなくてはならない。
従来は、両ヘッドのスポット位置合わせは、各対物レ
ンズ等のメカ的な高さ(位置)調整によって行なってお
り、結局x,yトラック間のピッチは調整作業に依存して
いた。
しかしながら、例えば1.6μm程度のトラックピッチ
を保つためには0.1μm単位のアライメントが必要であ
り、現実的には一定のトラックピッチを保つことが困難
であるという問題があった。
さらに、調整位置に対物レンズをロックするための装
置が必要になり構造が複雑になるという問題もあった。
[問題点を解決するための手段] 本考案はこのような問題点にかんがみてなされたもの
で、光学ヘッドが光テープと対向して記録動作が行なわ
れる区間に突入する直前に、トラッキング制御を行なう
ことができるように、回転ドラム周囲部であって光テー
プの巻き付け開始位置直前にトラッキング情報を有する
基準面を配置する。そして、この基準面に光学ヘッドが
対向し、光ビームが基準面に照射されたときに得られる
トラッキング情報によってトラッキング位置信号をホー
ルドし、該ホールドされた信号によって光学ヘッドが光
テープに対向する区間内に、即ち記録動作中のトラッキ
ング制御を行なうようにするものである。
[作用] 複数の光学ヘッドにより記録がなされる場合でも、各
ヘッドは記録開始直前に基準面によってトラッキング制
御を行ない、基準面上で得られたトラッキング位置をホ
ールドしたまま記録動作を行なうことになるので、各ヘ
ッドからのビームスポットのトラッキング方向の位置は
常に一致しており、従って常に一定のトラックピッチで
各トラックを形成していくことができる。
[実施例] 第1図は本発明のトラッキング制御回路系の一実施例
を示す1ブロック図である。
図中、21a,21bは例えば3スポットで照射される光ビ
ームのうちサイドスポットによる光テープからの反射光
を検出するディテクタ、22はディテクタ21a,21bの出力
に基づいてトラッキングエラー信号etを生成する演算回
路である。また、23は位相補償回路、24はアクチュエー
タのドライブ回路、25はトラッキングアクチュエータを
示す。
26がアクチュエータの位置(トラキングポイント)を
検出する位置センサであり、アクチュエータの位置信号
Stを出力する。
27は、制御パルス発生部28から発生されるサンプリン
グパルスPsによって位置信号Stをサンプリングするサン
プル/ホールド回路(以下、S/H回路という)である。
なお、制御パルス発生部29では回路ドラム駆動用のモー
タ等を制御するFG信号或はPG信号から制御パルスを生成
している。
SWは制御パルス発生回路29から供給されるスイッチン
グ制御信号Pswによってa,b端子が切り換えられるスイッ
チ回路である。
また、第2図(a)(b)は第1図の回路を備えた実
施例において設けられる基準面を示すものであり、回転
ドラムDの2つの光学ヘッドX,Yが搭載され、テープT
は回転ドラムDの周囲に180°巻回されて走行するタイ
プの記録/再生ヘッド装置部において、図示するよう
に、回転ドラムD周囲部の光テープTの巻き付け開始位
置直前に基準面30が配置されている。なお、矢印Pはド
ラム回転方向、矢印Qはテープ走行方向を示す。
基準面30には、第2図(b)に示すように、光学ヘッ
ドX,Yから光スポットが照射される平面上に、記録トラ
ックの幅とほぼ同一の溝31がトラッキング情報、即ちビ
ームスポットの高さ方向の位置情報として形成されてい
る。なお、第1図の回路系はX,Yヘッドそれぞれに独立
して設けられている。
次に、本実施例によってテープT上に記録を行なう際
の動作について第3図によって説明する。
例えば一方の光学ヘッドXについて考えてみると、実
際に記録ビームが出力されるのはテープと対向している
期間のみであり、第3図における時点t0〜t3間は記録動
作を行なっていない(Yヘッドによる記録動作中)。な
お、t1〜t2間は光学ヘッドXが基準面30と対向している
期間である。
t1時点まではb端子に接続されているスイッチ回路SW
は、制御パルス発生部28から供給されるスイッチングパ
ルスPswにより、t1〜t2間はa端子が接続されるように
制御され、この間、基準面30によるトラッキング制御が
なされる。すなわち、光学ヘッドXから、トラッキング
基準位置として溝31が設けられた基準面30上に照射され
たビームの反射光(サイドスポットの反射光)が、ディ
テクタ21a,21bによって検出され、演算回路22からトラ
キングエラー信号etが出力される。そしてエラー信号に
基ずいてアクチュエータ25が駆動され、t2時点までに、
溝31に対してビームスポットがオントラック状態となる
ように制御される。
また、t2時点直前においてサンプリングパルスPsがS/
H回路に供給され、溝31に対してオントラック状態とな
った時点のアクチュエータの位置信号Stをサンプリング
し、t2時点以後サンプル値をホールド出力する。
t2時点以後、すなわち光学ヘッドXが基準面30上を通
過した後は、スイッチ回路SWが再びb端子に接続され、
b端子に供給されているホールド信号によってトラッキ
ングアクチュエータ25の位置制御がなされ、そのままt3
時点においてテープTと対向し、時点t4まで記録動作を
行なうことになる。
また、再び基準面30に対向する時点t5において、同様
にスイッチ回路SWがa端子に接続され、溝31に対してビ
ームスポットのトラッキング制御が行なわれ、t6時点以
後の記録開始時点t7及び記録期間中は、S/H回路27の出
力によってそのトラッキング状態が保持される。
光学ヘッドYについても全く同様であり、基準面30に
対向している期間において、溝31に対してトラッキング
サーボがかけられ、その状態(トラッキング位置)がホ
ールドされたまま記録動作に突入することになる。
すなわち、本実施例ではX,Y各ヘッドが記録動作直前
において基準面30上の溝31に対してトラッキングサーボ
がかけられ、その位置が記録動作時に保持されているた
め、記録中の各ヘッドからのビームスポットのトラッキ
ング方向の位置はほぼ完全に一致する。従って、ヘリカ
ルスキャン方式で記録動作がなされる際に、X及びYヘ
ッドで記録される各トラックは正確に一定のトラックピ
ッチで形成されていくことになり、また、例えばテープ
上にプリフォーマットを施し、記録時のトラッキング制
御を行なうことができるようにすること等も必要ない。
なお、この実施例では基準となるトラッキング情報
(ビーム高さ位置情報)として溝31を形成したが、反射
光からトラッキングエラー信号を形成できるものであれ
ば溝以外でもよく、例えば、基準のトラックが形成され
た光テープを基準面上に付着したものでもよい。さら
に、溝等の基準トラッキング情報は、各サイドスポット
に対応するように2本或は3本と、複数本設けてもよ
い。
また、上記実施例では記録時のみについて説明してき
たが、再生時においても利用できる。
すなわち、光学ヘッドがテープと対向していない期間
は当然反射光によるエラー信号は得られないため、テー
プと対向する期間(再生動作期間)に突入するまでは不
安定なトラッキング状態となっているが、再生動作直前
に、基準面30上でトラッキング制御を行なうようにし、
基準トラッキング状態でテープ対向区間へ突入すること
により、突入後のジャストトラッキング状態への引き込
み動作も迅速に行なうことができる。
なお、再生時においてはトラッキング位置を基準位置
にホールドしておく期間は基準面通過時点から再生開始
時点までの短時間のみであり、再生動作開始後はスイッ
チ回路SWはa端子に接続され、ディテクタ21a,21b及び
演算回路22から得られるエラー信号etに基ずいてサーポ
制御がなされる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の光テープ記録/再生装
置では、光学ヘッドがテープと対向する区間に突入する
直前に、基準面上のトラッキング情報に基ずいてビーム
スポットのトラッキング位置が制御され、そのトラッキ
ング状態によって記録動作が実行されるように制御され
ているため、記録時において、各ヘッドからのビームス
ポットのトラッキング方向の位置はほぼ完全に一致させ
ることができ、従って、各トラックを正確に一定のトラ
ックピッチで形成していくことができるようになるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図
(a)(b)は本発明の一実施例における基準面を示す
平面図及び基準面の正面図、第3図は本発明の一実施例
の動作説明のための波形図、第4図は光学ヘッドの説明
図、第5図は記録トラックの説明図である。 21はディテクタ、22は演算回路、23は位相補償回路、24
はドライブ回路、25はアクチュエータ、26は位置セン
サ、27はサンプル/ホールド回路、28は制御パルス発生
部を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三好 宏 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 7/09

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ドラムの外周面上に所定角度だけ螺旋
    状に巻回されて前記回転ドラムの外周面上を摺動する光
    テープに対して、前記回転ドラムに搭載された光学ヘッ
    ドから射出され前記回転ドラムの周面上に設けられた射
    出口を通過する光ビームにより情報を記録し、又は記録
    された情報の再生を行う光テープ記録/再生装置におい
    て、 前記光テープが前記回転ドラムに接触を始める直前の前
    記回転ドラムの周辺部にトラッキング情報を有する基準
    面を配置し、前記光学ヘッドが前記基準面に対向して前
    記光ビームが前記基準面に照射されたときに得られるト
    ラッキング情報を保持して、前記光テープへの記録動作
    がなされるようにしたことを特徴とする光テープ記録/
    再生装置。
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