JPH03203031A - 光ディスクドライブ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は光ディスクドライブ装置に関する。

（従来の技術） シークモータで開動される１つのキャリッジに搭載され
、トラッキング手段を有する光学ヘッドと、トラッキン
グ手段に付帯され光学ヘッドのトラッキング量を検知す
るトラッキング量検知手段を有し、このトラッキング量
検知手段からの出力によりキャリッジの移動量を定める
光ディスクドライブ装置がある。

このような光ディスクドライブ装置の中で、例えば光磁
気ディスク装置において、記録動作を行なうには消去→
記録→再生の３工程を必要とする。

このため、記録時はディスクを最低３回転することを必
要とし記録に多くの時間を要する。

その対策として、第１３図に示すように、光ディスク１
に対して２つの光学ヘッド２，３を設け、■光学へクド
２で消去し光学ヘッド３で記録するまでを１回転で行な
い、さらに続く１回転で光学ヘッド２または光学ヘッド
３を用いて再生するか又は■光学ヘッド２による消去を
１回転で行ない、さらに続く１回転で光学へクド２によ
る記録および光学ヘッド３による再生をすることで２回
転再生、記録が可能となる。

なお、第１３＠において光学ヘッド２，３は少なくとも
フォーカシング機能を有するアクチュエータであり、各
々シークモータ６．７で任意のトラックへ移動可能な可
動部である。また、符号４゜５は半導体レーザおよび検
出系を含む固定光学系を示している。

（発明が解決しようとする課題） 前記第１３図に示した従来例では、光学ヘッド２゜３の
各々にシークモータ６．７があり、スペースを小さくで
きない点で問題がある。

本発明はスペースの小型化を図ることのできる光ディス
クドライブ装置を提供することを目的としている。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本発明の光ディスクドライ
ブ装置においては、各々にトラッキング手段を有する少
なくとも２つの光学ヘッドを、シークモータで駆動され
る１つのキャリッジに搭載した。

また、各トラッキング手段に各々付帯され、各光学ヘッ
ドのトラッキング量を検知するトラッキング量検知手段
を設け、これら各トラッキング量検知手段からの出力の
和により上記キャリッジの移動量を定めるとよい。

（作　用） 各光学ヘッドを搭載するキャリッジが共有化される。シ
ークモータについても同様である。

（実　施　例） 第工図に示す如く、本発明に係る光ディスクドライブ装
置では光学ヘッド２，３を工つのキャリッジ４０に搭載
し、これをシークモータ４６．４７でシークし、各々固
定光学系４，５で記録、再生、消去のための半導体レー
ザ駆動を行ない、また、光磁気（ＭＯ）信号、トラック
（Ｔｒ）信号、フォーカス（Ｆｏ）信号、アドレス信号
等を検出する。

以上の構成を採ることによりキャリッジおよびシークモ
ータが共用化され、従来技術に比べて光ディスクドライ
ブ装置の小型化を図ることが可能となり１本発明の目的
は達成された。

このように、本発明の目的は達成されたが、上記構成を
採ったことに付随して以下に示すＴｒ倍信号のオフセッ
トを伴うという問題が生じた。

一般に、光ディスクのトラックにスポットを合わせるの
に、小さなずれについては対物レンズのトラッキング動
作により対処し、大きなずれについてはキャリッジのシ
ーク動作により対処する。

例えば−船釣な例を示した第３図において半導体レーザ
８はカップリングレンズ９で平行光とされ、ビームスプ
リッタ１０．対物レンズ１１を介し光ディスク１に約１
μｍのスポットを形成する。そしてその反射光は対物レ
ンズ１１を介してビームスプリッタ１０に至り、ここで
反射されてＴｒ信号検出用の受光部１３で受光され、２
つの受光素子１３−１．１３−２の差信号としてＴｒ倍
信号得る。ここで、スポットとトラック１２が一致して
いるときは第４図に示されるようにその反射光は対称な
分布をもち、受光素子１３−１．１３−２の差信号は０
となるが、第５図に示すように不一致のときは非対称の
分布となり差信号はＯでなくなる。このようにしてＴｒ
倍信号得られる。

この場合の対処として、例えば対物レンズ１１だけをト
ランクの真下に位置するよう移動させるトラッキングを
行なうと、受光部１３は固定されているので、第６図に
示すように相対的に対物レンズの光軸１４と受光部Ｉ３
の分ＩＴＪ線Ｉ５がずれてしまい、スポットとトラック
が一致しても受光素子１３−１．１３−２の差信号は０
とならず、Ｔｒ倍信号、ずれと検出してしまう。一般に
レンズトラッキングの場合は約１０トラツク（１０〜２
０．ｕｍ）を超えるとこのようなことが問題となる。

この対策のために所謂一体型光学系では対物レンズ等と
一体に受光部１３も同時に移動させること。

つまりピックアップ全体を移動して分割線と光軸Ｉ４と
の関係が崩れないようにするし、所謂分離型光学系では
、分割線と光軸とのずれに影響が及ばない組合せ、例え
ば対物レンズと偏向プリズムを一体として移動させてス
ポットをトラックに向けて移動させる。この移動量を求
めるには１分割線に対する対物レンズ１１の位置ずれを
検出する必要がある。この検出は、トラッキング手段の
移動量の検出により行なう。つまり、第７＠に示すよう
に、対物レンズ１１をホルダー４８に取り付け、コイル
４９、磁石５０．ヨーク５１等でトラッキングモータを
構成し、ホルダー４８と一体の支持部材４８Ａを支点Ｐ
で軸支し、Ｔｒ倍信号応じてコイル４９に電流を流して
駆動し、矢印方向に対物レンズ１１が動くことに応じて
ホルダに取付けた発光ダイオード５２の光を不動の位置
センサ５３で受け、この位置センサ５３の出力を対物レ
ンズ位置信号とするのである。

第８図において、半導体レーザ８、カップリングレンズ
９、ビームスプリッタ１０を通過した光束は偏向プリズ
ム１８を経て対物レンズ１１に入射し光ディスクｌにス
ポットをつくる。この時、その対向部上方には磁気ヘッ
ド１９が位置する。ここで、前記位置センサ５３の信号
に応じてシークモータで受光部１３を含むピックアツプ
２０全体を動かすことにより、レンズトラッキング量を
１０μｍ以下にすることができる。

なお、第７図に示すように対物レンズ１１を動かすトラ
ッキング手段の代わりに第９図に示すように対物レンズ
へ向かう光をガルバノミラ−１８Ａの傾きに応じて偏向
させるトラッキング手段もある。

この場合は、ガルバノミラ−１８Ａの裏面に設けた発光
ダイオード５２からの光を位置センサ５３で検出して角
度情報を含むその出力を以ってピックアップ全体を動か
すのである。

このような制御システムをブロック図で示すと第１０図
のようになる。以上、一体型光学系についての例を第８
図、第１０図で示したが分離型光学系についても分離可
動部について上記例に準じて行なわれる。

しかし１本発明に係る光ディスクドライブ装置では共通
のキャリッジ上に光学ヘッドが２つ以上設けられるため
前記の如き制御システムを採用した場合、一方の光学ヘ
ッドについて満足されたとしても、他方の光学ヘッドに
ついては満足されないこととなる。具体例を以って説明
すると、第１１図において２つの光学ヘッド２，３のス
ポットＡ。

Ｂを同一トラックＴに合わせようとした場合にキャリッ
ジが共通のため、スポットＢをトラックＴに一致させる
ときにスポットＡはＴｒ倍信号オフセットをもち、理想
的には破線の位置に来るべきところ実線で示す位置に大
きくずれてしまう。

そこで、本発明の実施に際しては、例えば第１図の実施
例に即して説明すれば各光学ヘッド２゜３部をそれぞれ
第７図若しくは第９図に示す如く構成すると共に位置セ
ンサ５３に準じた位置センサ５３−２．５３−３を設け
る。

そして、第２図に示す如く、トラッキング量検知手段と
してのこれら２つの位置センサ５３−２．５３−３の信
号の和をレンズ位置信号またはミラー角度信号としてキ
ャリッジ能動信号を作りＴｒ倍信号オフセットの発生を
平均的に少なくする。

その結果、第１２図に示すように、スポットＡ。

Ｂは完全にトラックと合致する破線の状態とまではいか
ないにしても、両者がずれを等分に分は合った略トラッ
クと一致した実線位置にスポットがくるようキャリッジ
４０を移動させることが可能となる。このようにして略
トラックと一致したトラッキングを可能とすることがで
きる。

なお、第１図は分離型光学系の例であるが、第８図に準
した一体型光学系についてはも同様に行なうことができ
る。その場合には、第１図における固定光学系４，５並
びにキャリッジ４０を一体としてシークモータで駆動す
ることとなる。

さらに、本発明は、光磁気ディスク装置だけでなく、−
度だけ書くタイプの追記型光学ディスク装置にも適用で
き、その場合においては従来記録、再生で２回転要した
のが、光学ヘッド２で記録、光学ヘッド３で再生するこ
とにより１回転で済まし得ることになる。

（発明の効果） 本発明によれば、少ない回転で、記録、再生が可能であ
り、かつスペースの効率化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る光ディスクドライブ装置の説明図
、第２図は同上図におけるトラッキング制御のためのブ
ロック図、第３図は一般的なトラッキング制御用の光学
系を説明した図、第４図乃至第６図はトラック、スポッ
ト、反射光分布の関係を説明した図、第７図、第９図は
それぞれトラッキング制御方式を説明した図、第８図、
第１Ｏ図は一体型光学系におけるトラッキング制御方式
の説明図、第１１図、第１２図はそれぞれトラックと各
スポットとの関係を説明した図、第１３図は従来技術に
係る光ディスクドライブ装置の説明図である。 ２．３・・・光学ヘッド、１８Ａ・・・（トラッキング
手段としての）ガルバノミラ−１４０・・・キャリッジ
、４６．４７・・・シークモータ、４８・・・（トラッ
キング手段としての）ホルダ、５３−２．５３−３・・
・（トラッキング量検知手段としての）位置センサ。 傑 う 図 ％ 図 駕 ら 図 駕 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、各々にトラッキング手段を有する少なくとも２つの
   光学ヘッドを、シークモータで駆動される１つのキャリ
   ッジに搭載したことを特徴とする光ディスクドライブ装
   置。 ２、請求項１において、各トラッキング手段に各々付帯
   され、各光学ヘッドのトラッキング量を検知するトラッ
   キング量検知手段を有し、これら各トラッキング量検知
   手段からの出力の和により上記キャリッジの移動量を定
   めることを特徴とする光ディスクドライブ装置。