JPH07118151A - アトピー性皮膚炎治療剤 - Google Patents
アトピー性皮膚炎治療剤Info
- Publication number
- JPH07118151A JPH07118151A JP28549693A JP28549693A JPH07118151A JP H07118151 A JPH07118151 A JP H07118151A JP 28549693 A JP28549693 A JP 28549693A JP 28549693 A JP28549693 A JP 28549693A JP H07118151 A JPH07118151 A JP H07118151A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- atopic dermatitis
- therapeutic agent
- added
- weight
- flavonoid
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- Pending
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 アトピー性皮膚炎による皮膚損傷部位に対し
て、副作用のない、優れた治癒促進作用を有するアトピ
ー性皮膚炎治療剤を提供する。 【構成】 式(1)で表されるフラボノイドを有効成分
として含有することを特徴とする、アトピー性皮膚炎治
療剤。 〔式中、R1,R2はH,OH,C1〜C6アルコキシ
を;R3はフェニル、パラ−ヒドロキシフェニル、3,
4−ジヒドロキシフェニル、3−メトキシ−4−ヒドロ
キシフェニル等を;R4はH,OH,C1〜C6アルコ
キシ、またはR4が3位に結合している場合に限ってO
−ルチノースを;表わす〕。
て、副作用のない、優れた治癒促進作用を有するアトピ
ー性皮膚炎治療剤を提供する。 【構成】 式(1)で表されるフラボノイドを有効成分
として含有することを特徴とする、アトピー性皮膚炎治
療剤。 〔式中、R1,R2はH,OH,C1〜C6アルコキシ
を;R3はフェニル、パラ−ヒドロキシフェニル、3,
4−ジヒドロキシフェニル、3−メトキシ−4−ヒドロ
キシフェニル等を;R4はH,OH,C1〜C6アルコ
キシ、またはR4が3位に結合している場合に限ってO
−ルチノースを;表わす〕。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アトピー性皮膚炎によ
る皮膚損傷部位に対して優れた治癒促進作用を有する、
アトピー性皮膚炎治療剤に関する。
る皮膚損傷部位に対して優れた治癒促進作用を有する、
アトピー性皮膚炎治療剤に関する。
【0002】
【従来の技術】アトピー性皮膚炎は、皮膚科、小児科領
域の日常診療において頻度の高い疾患の一つであり、患
者数は、日本および諸外国においてこの数十年の間に著
しく増加しているといわれる。
域の日常診療において頻度の高い疾患の一つであり、患
者数は、日本および諸外国においてこの数十年の間に著
しく増加しているといわれる。
【0003】アトピー性皮膚炎は、ある特定の物質に対
する先天性過敏症に起因して生ずる皮膚炎であるといわ
れており、この疾患の増加原因として、部屋の気密性の
向上や暖房、カーペットの普及等の居住環境の変化によ
ってもたらされるダニなどのアレルゲンの増加、大気汚
染(SO2 、NOX 、オゾン、浮遊塵)の悪化、食生活
の変化、特に乳児への母乳栄養の減少、高蛋白・高脂肪
物質の過剰摂取、食品添加物の頻用など、種々のものが
挙げられている。しかし、その原因、病態に関しては現
在でもなお解明されていない点が多い。
する先天性過敏症に起因して生ずる皮膚炎であるといわ
れており、この疾患の増加原因として、部屋の気密性の
向上や暖房、カーペットの普及等の居住環境の変化によ
ってもたらされるダニなどのアレルゲンの増加、大気汚
染(SO2 、NOX 、オゾン、浮遊塵)の悪化、食生活
の変化、特に乳児への母乳栄養の減少、高蛋白・高脂肪
物質の過剰摂取、食品添加物の頻用など、種々のものが
挙げられている。しかし、その原因、病態に関しては現
在でもなお解明されていない点が多い。
【0004】アトピー性皮膚炎は、乳児では頬に紅斑、
漿液性丘疹を生じ、顔面全面に広がって湿潤、結痂し、
また、幼児から成人にかけて次第に患部が関節屈側部に
移行し、皮膚は乾燥かつ肥厚して湿潤しない状態とな
る。いずれの場合においても激しい掻痒を伴うことが多
く、掻痕、血痂をみることが多い。ほとんどが乳幼児期
に発症するが、治療に数年あるいは数十年を要し、その
10%近くは21歳を超えても軽快しない成人型の難治
性アトピー性皮膚炎として残る。
漿液性丘疹を生じ、顔面全面に広がって湿潤、結痂し、
また、幼児から成人にかけて次第に患部が関節屈側部に
移行し、皮膚は乾燥かつ肥厚して湿潤しない状態とな
る。いずれの場合においても激しい掻痒を伴うことが多
く、掻痕、血痂をみることが多い。ほとんどが乳幼児期
に発症するが、治療に数年あるいは数十年を要し、その
10%近くは21歳を超えても軽快しない成人型の難治
性アトピー性皮膚炎として残る。
【0005】アトピー性皮膚炎に対する主な治療法に
は、ステロイド外用剤、非ステロイド系消炎外用剤等の
外用製剤の使用、抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤、リ
ノレン酸、漢方薬、ステロイド剤、シクロスポリン等の
内服、特異的減感作療法、非特異的減感作療法、細菌ワ
クチン療法、薬浴療法、PUVA療法(光化学療法の一
種)、スキンケア、隔離を含む生活環境の改善、クリー
ンルーム療法、家塵ダニ対策、アレルゲン除去食療法な
ど種々試みられている。しかしながら、いずれの治療
法、治療剤によってもこの皮膚炎を根治することは難し
いというのが現状である。さらに、例えばステロイド外
用剤は、長期間の投与による副腎皮質機能不全、発育障
害、毛細血管の拡張を伴う紅斑、皮膚萎縮、感染症の誘
発・増悪等の副作用の問題があり、また、家塵ダニ対策
を徹底しようとすると、家族に肉体的、精神的、経済的
負担が重くのしかかる結果となり、長続きしないことが
多いということなど、さまざまな問題がある。
は、ステロイド外用剤、非ステロイド系消炎外用剤等の
外用製剤の使用、抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤、リ
ノレン酸、漢方薬、ステロイド剤、シクロスポリン等の
内服、特異的減感作療法、非特異的減感作療法、細菌ワ
クチン療法、薬浴療法、PUVA療法(光化学療法の一
種)、スキンケア、隔離を含む生活環境の改善、クリー
ンルーム療法、家塵ダニ対策、アレルゲン除去食療法な
ど種々試みられている。しかしながら、いずれの治療
法、治療剤によってもこの皮膚炎を根治することは難し
いというのが現状である。さらに、例えばステロイド外
用剤は、長期間の投与による副腎皮質機能不全、発育障
害、毛細血管の拡張を伴う紅斑、皮膚萎縮、感染症の誘
発・増悪等の副作用の問題があり、また、家塵ダニ対策
を徹底しようとすると、家族に肉体的、精神的、経済的
負担が重くのしかかる結果となり、長続きしないことが
多いということなど、さまざまな問題がある。
【0006】このような事情から、アトピー性皮膚炎の
治療にあたっては、対症療法としての外用剤投与を機軸
に種々の補助療法を組み合わせてできる限りマイルドな
方法で皮膚炎の悪化と反復を抑制しながら自然軽快へと
導くのが治療の基本であるとされている。そのため、ア
トピー性皮膚炎による皮膚損傷部位に対して優れた治癒
促進作用を有するアトピー性皮膚炎治療外用製剤の開発
が望まれていた。
治療にあたっては、対症療法としての外用剤投与を機軸
に種々の補助療法を組み合わせてできる限りマイルドな
方法で皮膚炎の悪化と反復を抑制しながら自然軽快へと
導くのが治療の基本であるとされている。そのため、ア
トピー性皮膚炎による皮膚損傷部位に対して優れた治癒
促進作用を有するアトピー性皮膚炎治療外用製剤の開発
が望まれていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたものであり、副作用がなく、アトピー性
皮膚炎による皮膚損傷部位に対して優れた治癒促進作用
を有するアトピー性皮膚炎治療剤を提供することを目的
とする。
鑑みてなされたものであり、副作用がなく、アトピー性
皮膚炎による皮膚損傷部位に対して優れた治癒促進作用
を有するアトピー性皮膚炎治療剤を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、フラボノイドを局
所経皮投与することによって、アトピー性皮膚炎による
皮膚損傷部位に対して顕著な治癒促進効果がみられると
いう知見を得、本発明を完成するに至った。
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、フラボノイドを局
所経皮投与することによって、アトピー性皮膚炎による
皮膚損傷部位に対して顕著な治癒促進効果がみられると
いう知見を得、本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち本発明によれば、フラボノイドを
有効成分として含有するアトピー性皮膚炎治療剤が提供
される。
有効成分として含有するアトピー性皮膚炎治療剤が提供
される。
【0010】本発明組成物中に有効成分として含まれる
フラボノイドは公知物質である。本発明において用いら
れるフラボノイドとしては、例えば、カルコン類、フラ
バノン類、フラボン類、フラボノール類、フラバノノー
ル類、フラバノール類、、イソフラボン類、アノトシア
ン類等が挙げられる。
フラボノイドは公知物質である。本発明において用いら
れるフラボノイドとしては、例えば、カルコン類、フラ
バノン類、フラボン類、フラボノール類、フラバノノー
ル類、フラバノール類、、イソフラボン類、アノトシア
ン類等が挙げられる。
【0011】カルコン類としては、イソオカニン(Isook
anin) 、イソカルタミン(Isocarthamin)、イソサリプル
ピン(Isosalipurpin) 、イソブトリン(Isobutrin) 、イ
ソリキリチン(Isoliquiritin) 、オカニン(Okanin)、カ
ルコン(Chalcone)、カルタミン(Carthamin) 、コレオプ
シン(Coreopsin) 、スチロプシジン(Stillopsidin)、ネ
オサクラニン(Neosakuranin)、ブテイン(Butein)、ペジ
シン(Pedicin) 、ペジセリン(Pedicellin)、マレイン(M
arein)、ランセオリン(Lanceolin) 、ランセオレチン(L
anceoletin) 等が例示される。
anin) 、イソカルタミン(Isocarthamin)、イソサリプル
ピン(Isosalipurpin) 、イソブトリン(Isobutrin) 、イ
ソリキリチン(Isoliquiritin) 、オカニン(Okanin)、カ
ルコン(Chalcone)、カルタミン(Carthamin) 、コレオプ
シン(Coreopsin) 、スチロプシジン(Stillopsidin)、ネ
オサクラニン(Neosakuranin)、ブテイン(Butein)、ペジ
シン(Pedicin) 、ペジセリン(Pedicellin)、マレイン(M
arein)、ランセオリン(Lanceolin) 、ランセオレチン(L
anceoletin) 等が例示される。
【0012】フラバノン類としては、アルピネチン(Alp
inetin) 、イソカルタミジン(Isocarthamidin)、イソサ
クラニン(Isosakuranin)、イソサクラネチン(Isosakura
netin)、イソペジシン(Isopedicin)、エリオジクチオー
ル(Eriodictyol) 、カルタミジン(Carthamidin) 、クリ
プトストロビン(Cryptostrobin) 、サクラニン(Sakuran
in) 、サクラネチン(Sakuranetin) 、サリプルピン(Sal
ipurpin)、ジヒドロオーゴニン(Dihydrowogonin)、シル
トミネチン(Cyrtominetin)、ストロボピニン(Strobopin
in) 、ナリンギン(Naringin)、ナリンゲニン(Naringeni
n)、ネオカルタミン(Neocarthamin)、ネオヘスペリジン
(Neohesperidin) 、ピノストロビン(Pinostrobin) 、ピ
ノセンブリン(Pinocembrin) 、ファルレロール(Farrero
l)、ブチン(Butin) 、ブトリン(Butrin)、フラバノオカ
ニン(Flavanookanin) 、フラバノマレイン(Flavanomare
in) 、フラバノランセオレチン(Flavanolanceoletin)、
フラバノン(Flavanone) 、プルニン(Prunin)、ヘスペリ
ジン(Hesperidin)、ヘスペレチン(Hesperetin)、ベレク
ンジン(Verecundin)、ホモエリオジクチオール(Homoeri
odictyol) 、ポンシリン(Poncirin)、マットイシノール
(Matteucinol) 、リキリチゲニン(Liquiritigenin)、リ
キリチン(Liquiritin)等が例示される。
inetin) 、イソカルタミジン(Isocarthamidin)、イソサ
クラニン(Isosakuranin)、イソサクラネチン(Isosakura
netin)、イソペジシン(Isopedicin)、エリオジクチオー
ル(Eriodictyol) 、カルタミジン(Carthamidin) 、クリ
プトストロビン(Cryptostrobin) 、サクラニン(Sakuran
in) 、サクラネチン(Sakuranetin) 、サリプルピン(Sal
ipurpin)、ジヒドロオーゴニン(Dihydrowogonin)、シル
トミネチン(Cyrtominetin)、ストロボピニン(Strobopin
in) 、ナリンギン(Naringin)、ナリンゲニン(Naringeni
n)、ネオカルタミン(Neocarthamin)、ネオヘスペリジン
(Neohesperidin) 、ピノストロビン(Pinostrobin) 、ピ
ノセンブリン(Pinocembrin) 、ファルレロール(Farrero
l)、ブチン(Butin) 、ブトリン(Butrin)、フラバノオカ
ニン(Flavanookanin) 、フラバノマレイン(Flavanomare
in) 、フラバノランセオレチン(Flavanolanceoletin)、
フラバノン(Flavanone) 、プルニン(Prunin)、ヘスペリ
ジン(Hesperidin)、ヘスペレチン(Hesperetin)、ベレク
ンジン(Verecundin)、ホモエリオジクチオール(Homoeri
odictyol) 、ポンシリン(Poncirin)、マットイシノール
(Matteucinol) 、リキリチゲニン(Liquiritigenin)、リ
キリチン(Liquiritin)等が例示される。
【0013】フラボン類としては、アカシイン(Acacii
n) 、アカセチン(Acacetin)、アピイン(Apiin) 、アピ
ゲニン(Apigenin)、オーゴニン(Wogonin) 、オロキシリ
ン−A(Oroxylin-A)、ガルテオリン(Galuteolin)、クリ
シン(Chrysin) 、クリソエリオール(Chrysoeriol) 、グ
ルコルテオリン(Glucoluteolin) 、ゲンカニン(Genkwan
in) 、コスモシイン(Cosmosiin) 、ジオスミン(Diosmi
n) 、ジオスメチン(Diosmetin) 、スクテラリン(Scutel
larin) 、スクテラレイン(Scutellarein)、ストロボク
リシン(Strobochrysin) 、テクトクリシン(Tectochrysi
n)、トリシン(Tricin)、トリンギン(Toringin)、ノビレ
チン(Nobiletin) 、フラボン(Flavone) 、プリメチン(P
rimetin)、ペクトリナリゲニン(Pectolinarigenin)、ペ
クトリナリン(Pectolinarin)、ペダリイン(Pedaliin)、
ペダリチン(Pedalitin) 、ポンカネチン(Ponkanetin)、
リナリン(Linarin) 、ルテオリン(Luteolin)、ロイホリ
ン(Rhoifolin) 、ロツシン(Lotusin) 、ロトフラビン(L
otoflavin)等が例示される。
n) 、アカセチン(Acacetin)、アピイン(Apiin) 、アピ
ゲニン(Apigenin)、オーゴニン(Wogonin) 、オロキシリ
ン−A(Oroxylin-A)、ガルテオリン(Galuteolin)、クリ
シン(Chrysin) 、クリソエリオール(Chrysoeriol) 、グ
ルコルテオリン(Glucoluteolin) 、ゲンカニン(Genkwan
in) 、コスモシイン(Cosmosiin) 、ジオスミン(Diosmi
n) 、ジオスメチン(Diosmetin) 、スクテラリン(Scutel
larin) 、スクテラレイン(Scutellarein)、ストロボク
リシン(Strobochrysin) 、テクトクリシン(Tectochrysi
n)、トリシン(Tricin)、トリンギン(Toringin)、ノビレ
チン(Nobiletin) 、フラボン(Flavone) 、プリメチン(P
rimetin)、ペクトリナリゲニン(Pectolinarigenin)、ペ
クトリナリン(Pectolinarin)、ペダリイン(Pedaliin)、
ペダリチン(Pedalitin) 、ポンカネチン(Ponkanetin)、
リナリン(Linarin) 、ルテオリン(Luteolin)、ロイホリ
ン(Rhoifolin) 、ロツシン(Lotusin) 、ロトフラビン(L
otoflavin)等が例示される。
【0014】フラボノール類としては、アザレアチン(A
zaleatin) 、アザレイン(Azalein)、アストラガリン(As
tragalin)、アビクラリン(Avicularin)、アフゼリン(Af
zelin) 、アヤニン(Ayanin)、イカリイン(Icariin) 、
イカリチン(Icaritin)、イザルピニン(Izalpinin) 、イ
ソケルシトリン(Isoquercitrin) 、イソラムネチン(Iso
rhamnetin)、エリアンチン(Erianthin) 、オーラネチン
(Auranetin) 、カヌギン(Kanugin) 、ガランギン(Galan
gin)、カランジン(Karanjin)、ガルデニン(Gardenin)、
カンナビスシトリン(Cannabiscitrin)、キサントラムニ
ン(Xanthorhamnin) 、クリソスプレネチン(Chrysosplen
etin) 、ケルシツロン(Quercituron) 、ケルシトリン(Q
uercitrin)、ケルシメリトリン(Quercimeritrin)、ケル
セタギトリン(Quercetagitrin)、ケルセタゲチン(Querc
etagetin) 、ケルセチン(Quercetin) 、ケヤキニン(Key
akinin) 、ケンフェリド(Kaempferid)、ケンフェリトリ
ン(Kaempferitrin) 、ケンフェロール(Kaempferol)、ゴ
ッシピトリン(Gossypitrin) 、ゴッシピン(Gossypin)、
ゴッシペチン(Gossypetin)、スピレオシド(Spiraeosid
e) 、ダチスセチン(Datiscetin)、タプシン(Thapsin)
、タンゲリチン(Tangeritin)、タンブリン(Tambuli
n)、タンブレチン(Tambuletin)、テルナチン(Ternati
n)、トリホリン(Trifolin)、ナルシッシン(Narcissin)
、ノルイカリイン(Noricariin)、ノルイカリチン(Nori
caritin) 、パツレチン(Patuletin) 、ヒビスシトリン
(Hibiscitrin) 、ヒビスセチン(Hibiscetin)、ヒペリン
(Hyperin) 、フィセチン(Fisetin) 、フラボノール(Fla
vonol)、ペルシカリン(Persicarin)、ヘルバシトリン(H
erbacitrin) 、ヘルバセチン(Herbacetin)、ミケリアニ
ン(Miquelianin) 、ミリシトリン(Myricitrin)、ミリセ
チン(Myricetin) 、メラチン(Meratin) 、メリシンプリ
ン(Melisimplin) 、メリシンプレキシン(Melisimplexi
n) 、メリテルナチン(Meliternatin)、メリテルニン(Me
liternin)、モリン(Morin) 、ラムナジン(Rhamnazin)
、ラムネチン(Rhamnetin) 、ラムノシトリン(Rhamnoci
trin)、ルチン(Rutin) 、レイノウトリン(Reynoutri
n)、ロビニン(Robinin) 、ロビネチン(Robinetin) 等が
例示される。
zaleatin) 、アザレイン(Azalein)、アストラガリン(As
tragalin)、アビクラリン(Avicularin)、アフゼリン(Af
zelin) 、アヤニン(Ayanin)、イカリイン(Icariin) 、
イカリチン(Icaritin)、イザルピニン(Izalpinin) 、イ
ソケルシトリン(Isoquercitrin) 、イソラムネチン(Iso
rhamnetin)、エリアンチン(Erianthin) 、オーラネチン
(Auranetin) 、カヌギン(Kanugin) 、ガランギン(Galan
gin)、カランジン(Karanjin)、ガルデニン(Gardenin)、
カンナビスシトリン(Cannabiscitrin)、キサントラムニ
ン(Xanthorhamnin) 、クリソスプレネチン(Chrysosplen
etin) 、ケルシツロン(Quercituron) 、ケルシトリン(Q
uercitrin)、ケルシメリトリン(Quercimeritrin)、ケル
セタギトリン(Quercetagitrin)、ケルセタゲチン(Querc
etagetin) 、ケルセチン(Quercetin) 、ケヤキニン(Key
akinin) 、ケンフェリド(Kaempferid)、ケンフェリトリ
ン(Kaempferitrin) 、ケンフェロール(Kaempferol)、ゴ
ッシピトリン(Gossypitrin) 、ゴッシピン(Gossypin)、
ゴッシペチン(Gossypetin)、スピレオシド(Spiraeosid
e) 、ダチスセチン(Datiscetin)、タプシン(Thapsin)
、タンゲリチン(Tangeritin)、タンブリン(Tambuli
n)、タンブレチン(Tambuletin)、テルナチン(Ternati
n)、トリホリン(Trifolin)、ナルシッシン(Narcissin)
、ノルイカリイン(Noricariin)、ノルイカリチン(Nori
caritin) 、パツレチン(Patuletin) 、ヒビスシトリン
(Hibiscitrin) 、ヒビスセチン(Hibiscetin)、ヒペリン
(Hyperin) 、フィセチン(Fisetin) 、フラボノール(Fla
vonol)、ペルシカリン(Persicarin)、ヘルバシトリン(H
erbacitrin) 、ヘルバセチン(Herbacetin)、ミケリアニ
ン(Miquelianin) 、ミリシトリン(Myricitrin)、ミリセ
チン(Myricetin) 、メラチン(Meratin) 、メリシンプリ
ン(Melisimplin) 、メリシンプレキシン(Melisimplexi
n) 、メリテルナチン(Meliternatin)、メリテルニン(Me
liternin)、モリン(Morin) 、ラムナジン(Rhamnazin)
、ラムネチン(Rhamnetin) 、ラムノシトリン(Rhamnoci
trin)、ルチン(Rutin) 、レイノウトリン(Reynoutri
n)、ロビニン(Robinin) 、ロビネチン(Robinetin) 等が
例示される。
【0015】フラバノノール類としては、アスチルビン
(Astilbin)、アルピノン(Alpinon)、アロマデンドリン
(Aromadendrin)、アンペロプチン(Ampeloptin)、イソエ
ンゲリチン(Isoengelitin)、エンゲリチン(Engelitin)
、ケヤキノール(Keyakinol)、ジヒドロロビネチン(Dih
ydrorobinetin)、ストロボバンクシン(Strobobanksin)
、タキシホリン(Taxifolin) 、ピノバンクシン(Pinoba
nksin) 、フェラムリン(Phellamurin) 、フェラムレチ
ン(Phellamuretin) 、フスチン(Fustin)等が例示され
る。
(Astilbin)、アルピノン(Alpinon)、アロマデンドリン
(Aromadendrin)、アンペロプチン(Ampeloptin)、イソエ
ンゲリチン(Isoengelitin)、エンゲリチン(Engelitin)
、ケヤキノール(Keyakinol)、ジヒドロロビネチン(Dih
ydrorobinetin)、ストロボバンクシン(Strobobanksin)
、タキシホリン(Taxifolin) 、ピノバンクシン(Pinoba
nksin) 、フェラムリン(Phellamurin) 、フェラムレチ
ン(Phellamuretin) 、フスチン(Fustin)等が例示され
る。
【0016】フラバノール類としては、アフゼレキン(A
fzelechin)、エピアフゼレキン(Epiafzelechin) 、エピ
カテキン(Epicatechin) 、エピカテキンガラート(Epica
techin gallate) 、エピガロカテキン(Epigallocatechi
n)、エピガロカテキンガラート(Epigallocatechin gall
ate)、カテキン(Catechin)、カテキンガラート(Catechi
n gallate)、ガロカテキン(Gallocatechin) 、ガロカテ
キンガラート(Gallocatechin gallate) 等が例示され
る。
fzelechin)、エピアフゼレキン(Epiafzelechin) 、エピ
カテキン(Epicatechin) 、エピカテキンガラート(Epica
techin gallate) 、エピガロカテキン(Epigallocatechi
n)、エピガロカテキンガラート(Epigallocatechin gall
ate)、カテキン(Catechin)、カテキンガラート(Catechi
n gallate)、ガロカテキン(Gallocatechin) 、ガロカテ
キンガラート(Gallocatechin gallate) 等が例示され
る。
【0017】イソフラボン類としては、イソフラボン(I
soflavon) 、イリゲニン(Irigenin)、イリジン(Iridi
n)、オサジン(Osajin)、オノニン(Ononin)、ゲニスチン
(Genistin)、ゲニステイン(Genistein) 、サンタール(S
antal)、ソホラビオシド(Sophorabioside)、ソホリコシ
ド(Sophoricoside) 、ダイジン(Daidzin) 、ダイゼイン
(Daidzein)、テクトリゲニン(Tectorigenin)、テクトリ
ジン(Tectoridin)、ビオカニンA(Biochanin A) 、プソ
イドバプチゲニン(Pseudobaptigenin)、プソイドバプチ
シン(Pseudobaptisin)、プルヌセチン(Prunusetin)、プ
ルネチン(Prunetin)、ポミフェリン(Pomiferin) 、ホル
ムオノネチン(Formononetin)等が例示される。
soflavon) 、イリゲニン(Irigenin)、イリジン(Iridi
n)、オサジン(Osajin)、オノニン(Ononin)、ゲニスチン
(Genistin)、ゲニステイン(Genistein) 、サンタール(S
antal)、ソホラビオシド(Sophorabioside)、ソホリコシ
ド(Sophoricoside) 、ダイジン(Daidzin) 、ダイゼイン
(Daidzein)、テクトリゲニン(Tectorigenin)、テクトリ
ジン(Tectoridin)、ビオカニンA(Biochanin A) 、プソ
イドバプチゲニン(Pseudobaptigenin)、プソイドバプチ
シン(Pseudobaptisin)、プルヌセチン(Prunusetin)、プ
ルネチン(Prunetin)、ポミフェリン(Pomiferin) 、ホル
ムオノネチン(Formononetin)等が例示される。
【0018】アントシアン類としては、アオバニン(Awo
banin)、イデイン(Idaein)、イリシシアニン(Ilicicyan
in) 、エニン(Oenin) 、クリサンテミン(Chrysanthemi
n) 、ゲスネリン(Gesnerin)、ゲスネリジン(Gesneridi
n)、ケラシアニン(Keracyanin)、サルビアニン(Salvian
in) 、シアニジン(Cyanidin)、シアニン(Cyanin)、デル
フィニジン(Delphinidin) 、デルフィニン(Delphinin)
、デルフィン(Delphin)、ネグレテイン(Negretein) 、
ビオラニン(Violanin)、ヒルスチジン(Hirsutidin)、ヒ
ルスチン(Hirsutin)、プリムリン(Primulin)、プルニシ
アニン(Prunicyanin) 、ペオニジン(Paeonidin) 、ペオ
ニン(Paeonin) 、ペツニジン(Petunidin)、ペツニン(Pe
tunin) 、ペラルゴニジン(Pelargonidin)、ペラルゴニ
ン(Pelargonin)、マルビジン(Malvidin)、マルビン(Mal
vin)等が例示される。
banin)、イデイン(Idaein)、イリシシアニン(Ilicicyan
in) 、エニン(Oenin) 、クリサンテミン(Chrysanthemi
n) 、ゲスネリン(Gesnerin)、ゲスネリジン(Gesneridi
n)、ケラシアニン(Keracyanin)、サルビアニン(Salvian
in) 、シアニジン(Cyanidin)、シアニン(Cyanin)、デル
フィニジン(Delphinidin) 、デルフィニン(Delphinin)
、デルフィン(Delphin)、ネグレテイン(Negretein) 、
ビオラニン(Violanin)、ヒルスチジン(Hirsutidin)、ヒ
ルスチン(Hirsutin)、プリムリン(Primulin)、プルニシ
アニン(Prunicyanin) 、ペオニジン(Paeonidin) 、ペオ
ニン(Paeonin) 、ペツニジン(Petunidin)、ペツニン(Pe
tunin) 、ペラルゴニジン(Pelargonidin)、ペラルゴニ
ン(Pelargonin)、マルビジン(Malvidin)、マルビン(Mal
vin)等が例示される。
【0019】なかでも、フラボノイドが下記の化3
【0020】
【化3】 〔式中、R1 、R2 は、それぞれ独立に、H、OHまた
は炭素数1〜6の低級アルコキシ基を表し;R3 は
は炭素数1〜6の低級アルコキシ基を表し;R3 は
【0021】
【化4】 (ここで、R5 、R6 は、それぞれ独立に、H、OHま
たは炭素数1〜6の低級アルコキシ基を表す)を表し;
R4 はH、OH、炭素数1〜6の低級アルコキシ基、ま
たはO−ルチノース(但しR4 が3位に結合している場
合に限る)を表す〕で表される化合物が好適である。な
お、上記において、R3 が2位に結合し且つR4 が3位
に結合するか、あるいは、R4 が2位に結合し且つR3
が3位に結合することを示す。上記化3で示される化合
物としては、例えば2−(3,4−ジヒドロキシフェニ
ル)−3,5,7−トリヒドロキシ−4H−1−ベンゾ
ピラン−4−オン〔=ケルセチン〕、3,5,7−トリ
ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−4H−
1−ベンゾピラン−4−オン〔=ケンフェロール〕、2
−フェニル−4H−1−ベンゾピラン−4−オン〔=フ
ラボン〕、5,7−ジヒドロキシ−3−(4−ヒドロキ
シフェニル)−4H−1−ベンゾピラン−4−オン〔=
ゲニステイン〕、ケルセチン−3−ルチノシド〔=ルチ
ン〕等が挙げられ、特にケルセチン、すなわち2−
(3,4−ジヒドロキシフェニル)−3,5,7−トリ
ヒドロキシ−4H−1−ベンゾピラン−4−オンが最も
好適である。
たは炭素数1〜6の低級アルコキシ基を表す)を表し;
R4 はH、OH、炭素数1〜6の低級アルコキシ基、ま
たはO−ルチノース(但しR4 が3位に結合している場
合に限る)を表す〕で表される化合物が好適である。な
お、上記において、R3 が2位に結合し且つR4 が3位
に結合するか、あるいは、R4 が2位に結合し且つR3
が3位に結合することを示す。上記化3で示される化合
物としては、例えば2−(3,4−ジヒドロキシフェニ
ル)−3,5,7−トリヒドロキシ−4H−1−ベンゾ
ピラン−4−オン〔=ケルセチン〕、3,5,7−トリ
ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−4H−
1−ベンゾピラン−4−オン〔=ケンフェロール〕、2
−フェニル−4H−1−ベンゾピラン−4−オン〔=フ
ラボン〕、5,7−ジヒドロキシ−3−(4−ヒドロキ
シフェニル)−4H−1−ベンゾピラン−4−オン〔=
ゲニステイン〕、ケルセチン−3−ルチノシド〔=ルチ
ン〕等が挙げられ、特にケルセチン、すなわち2−
(3,4−ジヒドロキシフェニル)−3,5,7−トリ
ヒドロキシ−4H−1−ベンゾピラン−4−オンが最も
好適である。
【0022】本発明のアトピー性皮膚炎治療剤は、外用
薬製剤として例えばクリーム組成物、軟膏、化粧水、ロ
ーション、粉末、パップ剤等の形態で用いることがで
き、いずれも通常の調製方法によって調製することがで
きる。また、投与方法としては、患部に直接塗布したり
スプレー等によって経皮的に投与される。
薬製剤として例えばクリーム組成物、軟膏、化粧水、ロ
ーション、粉末、パップ剤等の形態で用いることがで
き、いずれも通常の調製方法によって調製することがで
きる。また、投与方法としては、患部に直接塗布したり
スプレー等によって経皮的に投与される。
【0023】本発明治療剤をクリーム組成物として調製
する場合、フラボノイドをクリームベース中に添加して
用いることができる。クリームベースとしては従来知ら
れているものを広く用いることができ、油型、W/O
型、O/W型、無油型のいずれを用いてもよい。油性成
分としては、ミツロウ、カカオ脂、ステアリン酸、ラノ
リン、オリーブ油、ツバキ油、固形パラフィン、ワセリ
ン、流動パラフィン、シリコンオイル、合成エステル
油、合成ポリエーテル油などが用いられる。また、水性
成分としては、グリセリン、プロピレングリコール、ソ
ルビット、ポリエチレングリコールなどの保湿剤;クイ
ンスシードゴム、トラガントゴム、アルギン酸ナトリウ
ム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリビニ
ルアルコールなどの粘液質;エチルアルコール、イソプ
ロパノールなどのアルコール類および水などが用いられ
る。
する場合、フラボノイドをクリームベース中に添加して
用いることができる。クリームベースとしては従来知ら
れているものを広く用いることができ、油型、W/O
型、O/W型、無油型のいずれを用いてもよい。油性成
分としては、ミツロウ、カカオ脂、ステアリン酸、ラノ
リン、オリーブ油、ツバキ油、固形パラフィン、ワセリ
ン、流動パラフィン、シリコンオイル、合成エステル
油、合成ポリエーテル油などが用いられる。また、水性
成分としては、グリセリン、プロピレングリコール、ソ
ルビット、ポリエチレングリコールなどの保湿剤;クイ
ンスシードゴム、トラガントゴム、アルギン酸ナトリウ
ム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリビニ
ルアルコールなどの粘液質;エチルアルコール、イソプ
ロパノールなどのアルコール類および水などが用いられ
る。
【0024】クリームベース中には必要に応じて、通常
クリームベース中に用いられる成分、例えば、香料、防
腐剤(例えば塩化ベンザルコニウム等)、酸化防止剤
(例えばアスコルビン酸等)、色素などを添加すること
ができる。
クリームベース中に用いられる成分、例えば、香料、防
腐剤(例えば塩化ベンザルコニウム等)、酸化防止剤
(例えばアスコルビン酸等)、色素などを添加すること
ができる。
【0025】このようなクリーム組成物は、エモリエン
トクリーム、マッサージクリーム、クレンジングクリー
ム、メイクアップクリーム、ベイスクリーム、プリメイ
クアップクリーム、デオドラントクリーム等の広範囲の
タイプのクリームとなり得る。
トクリーム、マッサージクリーム、クレンジングクリー
ム、メイクアップクリーム、ベイスクリーム、プリメイ
クアップクリーム、デオドラントクリーム等の広範囲の
タイプのクリームとなり得る。
【0026】本発明治療剤を軟膏として調製する場合、
慣用の調製方法、例えば日本薬局方製剤総則軟膏剤の項
に準じて調製された油脂性軟膏剤、乳剤性軟膏または水
溶性軟膏を用いて調製することができる。例えば、基
剤、一部の乳化剤および安定剤をそれぞれ加温して融解
したのち、これらを混和して約75℃に保つ。ここへ水
溶性の安定剤および乳化剤を水で溶かして約75℃に加
温したものを添加し、よくかき混ぜた後適当な温度に冷
却する。ここへ主薬(有効成分)を加え、かき混ぜて全
質均等化して軟膏(医薬用バルク)を得ることができ
る。
慣用の調製方法、例えば日本薬局方製剤総則軟膏剤の項
に準じて調製された油脂性軟膏剤、乳剤性軟膏または水
溶性軟膏を用いて調製することができる。例えば、基
剤、一部の乳化剤および安定剤をそれぞれ加温して融解
したのち、これらを混和して約75℃に保つ。ここへ水
溶性の安定剤および乳化剤を水で溶かして約75℃に加
温したものを添加し、よくかき混ぜた後適当な温度に冷
却する。ここへ主薬(有効成分)を加え、かき混ぜて全
質均等化して軟膏(医薬用バルク)を得ることができ
る。
【0027】軟膏基剤としては、各種分子量を有するポ
リエチレングリコール類、グリセリン、プロピレングリ
コール、ブチレングリコール等の多価アルコール類若し
くはこれらとステアリルアルコール、セチルアルコール
等の高級アルコールとの混合物、または高級炭化水素
類、すなわち流動パラフィン、半流動パラフィン、軽質
流動パラフィン、パラフィンワックス、パラフィン、ワ
セリン、白色ワセリン、セレシン、ミクロクリスタリン
ワックス、スクワレン若しくは流動パラフィンをポリエ
チレンやデキストリン脂肪酸エステル等でゲル化したも
の、あるいはシリコン、植物油、豚脂、ろう類、精製ラ
ノリン、アクアホール、オイセリン、ネオセリン、マク
ロゴール類、ソルベース、ミツロウ、サラシミツロウ等
が好適に用いられる。これら軟膏基剤は、単独でまたは
二種以上を混合して用いることができ、その混合比率は
特に限定されず、適宜設定することができる。
リエチレングリコール類、グリセリン、プロピレングリ
コール、ブチレングリコール等の多価アルコール類若し
くはこれらとステアリルアルコール、セチルアルコール
等の高級アルコールとの混合物、または高級炭化水素
類、すなわち流動パラフィン、半流動パラフィン、軽質
流動パラフィン、パラフィンワックス、パラフィン、ワ
セリン、白色ワセリン、セレシン、ミクロクリスタリン
ワックス、スクワレン若しくは流動パラフィンをポリエ
チレンやデキストリン脂肪酸エステル等でゲル化したも
の、あるいはシリコン、植物油、豚脂、ろう類、精製ラ
ノリン、アクアホール、オイセリン、ネオセリン、マク
ロゴール類、ソルベース、ミツロウ、サラシミツロウ等
が好適に用いられる。これら軟膏基剤は、単独でまたは
二種以上を混合して用いることができ、その混合比率は
特に限定されず、適宜設定することができる。
【0028】この軟膏製剤に、必要に応じて安定化剤、
乳化剤、可溶化剤、保湿剤、保存剤、着色剤等を添加し
てもよい。
乳化剤、可溶化剤、保湿剤、保存剤、着色剤等を添加し
てもよい。
【0029】安定化剤としては、デキストリン、デキス
トラン、乾燥水酸化アルミニウムゲル、合成ケイ酸マグ
ネシウムなどが例示される。
トラン、乾燥水酸化アルミニウムゲル、合成ケイ酸マグ
ネシウムなどが例示される。
【0030】乳化剤としては、ナトリウム石鹸、カリウ
ム石鹸、オレイン酸カルシウム、ステアリン酸カルシウ
ム、オレイン酸トリエタノールアミン、硫酸化ヒマシ
油、ラウリル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウム、
ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、塩化ベンザルコ
ニウム、塩化ベンゼトニウム、ドデシル−ジ(アミノエ
チル)グリシン塩酸塩、テトラデシル−ジ(アミノエチ
ル)グリシン塩酸塩、ポリオキシエチレングリコールア
ルキルエステル、ポリオキシエチレングリコールアシル
エステル、グリセリンモノステアレート、ソルビタンモ
ノ脂肪酸エステル、ポリソルベート80、メチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、アラビ
アゴム、トラガントゴム、カンテン、アルギン酸ナトリ
ウム、アルギン酸プロピレングリコール、ペクチン、ペ
クチンナトリウム、セネガサポニン、加水ラノリン、精
製ラノリン、コレステロールおよびそのエステル、大豆
レシチン、ゼラチン、カゼイン、ファーマゲル(Pharmag
el) AおよびB、卵黄、デヒドロコール酸ナトリウム等
が挙げられる。
ム石鹸、オレイン酸カルシウム、ステアリン酸カルシウ
ム、オレイン酸トリエタノールアミン、硫酸化ヒマシ
油、ラウリル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウム、
ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、塩化ベンザルコ
ニウム、塩化ベンゼトニウム、ドデシル−ジ(アミノエ
チル)グリシン塩酸塩、テトラデシル−ジ(アミノエチ
ル)グリシン塩酸塩、ポリオキシエチレングリコールア
ルキルエステル、ポリオキシエチレングリコールアシル
エステル、グリセリンモノステアレート、ソルビタンモ
ノ脂肪酸エステル、ポリソルベート80、メチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、アラビ
アゴム、トラガントゴム、カンテン、アルギン酸ナトリ
ウム、アルギン酸プロピレングリコール、ペクチン、ペ
クチンナトリウム、セネガサポニン、加水ラノリン、精
製ラノリン、コレステロールおよびそのエステル、大豆
レシチン、ゼラチン、カゼイン、ファーマゲル(Pharmag
el) AおよびB、卵黄、デヒドロコール酸ナトリウム等
が挙げられる。
【0031】可溶化剤としては、パルミチン酸イソプロ
ピル、ミリスチン酸イソプロピル、リノール酸エチル、
ミリスチン酸ミリスチル、イソオクタン酸セチル、アジ
ピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル
等の高級脂肪酸エステル、あるいはジカプリル酸エチレ
ングリコール、ジイソオクタン酸エチレングリコール、
ジカプリル酸プロピレングリコール、ジカプリン酸プロ
ピレングリコール、ジオクタン酸プロピレングリコー
ル、中鎖脂肪酸トリグリセリド、トリ−2−エチルヘキ
サン酸グリセリン等の脂肪酸の多価アルコールエステル
等が例示される。この可溶化剤は、軟膏剤全量の0.0
5〜50重量%の範囲で使用され得るが、使用感、薬効
等の点から1〜10重量%の範囲が好ましい。
ピル、ミリスチン酸イソプロピル、リノール酸エチル、
ミリスチン酸ミリスチル、イソオクタン酸セチル、アジ
ピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル
等の高級脂肪酸エステル、あるいはジカプリル酸エチレ
ングリコール、ジイソオクタン酸エチレングリコール、
ジカプリル酸プロピレングリコール、ジカプリン酸プロ
ピレングリコール、ジオクタン酸プロピレングリコー
ル、中鎖脂肪酸トリグリセリド、トリ−2−エチルヘキ
サン酸グリセリン等の脂肪酸の多価アルコールエステル
等が例示される。この可溶化剤は、軟膏剤全量の0.0
5〜50重量%の範囲で使用され得るが、使用感、薬効
等の点から1〜10重量%の範囲が好ましい。
【0032】保存剤としては、パラオキシ安息香酸メチ
ル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プ
ロピル、パラオキシ安息香酸ブチルなどのパラオキシ安
息香酸エステル等が挙げられる。この保存剤の配合量
は、皮膚刺激抑制の点から軟膏剤全量の2重量%以下が
好ましく、より好ましくは0.2重量%以下である。
ル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プ
ロピル、パラオキシ安息香酸ブチルなどのパラオキシ安
息香酸エステル等が挙げられる。この保存剤の配合量
は、皮膚刺激抑制の点から軟膏剤全量の2重量%以下が
好ましく、より好ましくは0.2重量%以下である。
【0033】本発明治療剤を化粧水として調製する場
合、フラボノイドを化粧水ベース中に添加し含有させる
以外は、慣用の調製方法によることができ、通常の化粧
水組成物に用いられる成分を含有し得る。例えば、エタ
ノール、イソプロパノールなどのアルコール類;グリセ
リン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール
などの保湿剤;エステル油、高級アルコールなどの柔軟
化剤;水酸化カリウムなどの乾湿軟化剤;ポリオキシエ
チレンオレイルエーテルなどの可溶化剤;クインスシー
ド、トラガントガムなどの増粘剤;塩化ベンザルコニウ
ム、パラオキシ安息香酸エステルなどの防腐剤;パラフ
ェノールスルホン酸亜鉛などの収斂剤;香料;色素など
が化粧水組成物中に添加できる。
合、フラボノイドを化粧水ベース中に添加し含有させる
以外は、慣用の調製方法によることができ、通常の化粧
水組成物に用いられる成分を含有し得る。例えば、エタ
ノール、イソプロパノールなどのアルコール類;グリセ
リン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール
などの保湿剤;エステル油、高級アルコールなどの柔軟
化剤;水酸化カリウムなどの乾湿軟化剤;ポリオキシエ
チレンオレイルエーテルなどの可溶化剤;クインスシー
ド、トラガントガムなどの増粘剤;塩化ベンザルコニウ
ム、パラオキシ安息香酸エステルなどの防腐剤;パラフ
ェノールスルホン酸亜鉛などの収斂剤;香料;色素など
が化粧水組成物中に添加できる。
【0034】また、本発明による化粧水組成物は、通常
の化粧水組成物のベースとして用いることもできる。
の化粧水組成物のベースとして用いることもできる。
【0035】本発明治療剤はローション剤として使用す
ることもできる。ローション剤は懸濁型、乳剤型、溶液
型に分類される。懸濁型ローション剤は分散相が固体の
もので、使用時振盪して含有している不溶性の薬物を液
体中に分散させて使用する。乳剤型ローション剤は分散
相が液体のもので、これにはO/W型のものとW/O型
のものとがある。溶液型ローション剤には、単純な水溶
液のものと、アルコールを配合したアルコール性ローシ
ョンがある。ローション剤は通常70〜80%の水を含
有する。
ることもできる。ローション剤は懸濁型、乳剤型、溶液
型に分類される。懸濁型ローション剤は分散相が固体の
もので、使用時振盪して含有している不溶性の薬物を液
体中に分散させて使用する。乳剤型ローション剤は分散
相が液体のもので、これにはO/W型のものとW/O型
のものとがある。溶液型ローション剤には、単純な水溶
液のものと、アルコールを配合したアルコール性ローシ
ョンがある。ローション剤は通常70〜80%の水を含
有する。
【0036】懸濁化剤としては、アラビアゴム、ホンズ
ラエキス、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレ
ングリコール、ペクチン、トラカント等のゴム類、ヒド
ロキシエチルセルロース、メチルセルロース、CMC、
CMCナトリウム等のセルロース類、ベントナイト、ビ
ーガムHV等の粘土類、ポリエチレングリコール400
モノステアレート、Myrj45、Tween60等の
界面活性剤、カルボポール934、ヒドロキシエチルで
んぷん等が用いられる。
ラエキス、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレ
ングリコール、ペクチン、トラカント等のゴム類、ヒド
ロキシエチルセルロース、メチルセルロース、CMC、
CMCナトリウム等のセルロース類、ベントナイト、ビ
ーガムHV等の粘土類、ポリエチレングリコール400
モノステアレート、Myrj45、Tween60等の
界面活性剤、カルボポール934、ヒドロキシエチルで
んぷん等が用いられる。
【0037】乳化剤としては、前述した軟膏の乳化剤と
同様のものが用いられる。ほかに、防腐剤、酸化防止
剤、緩衝剤、その他の添加剤を加えることができる。防
腐剤としては、パラオキシ安息香酸エステル類、ビスフ
ェノール、オルソフェニルフェノール、パラクロロメタ
クレゾール、パラクロロメタキシレノール、ジクロロペ
タキシレノール、ヘキサクロロフェン、ジクロロフェ
ン、ソルビン酸等がある。細菌阻止効果を示すものとし
て、エタノール、イソプロパノール、レゾルシノール、
ホルムアルデヒド、精油、キレート剤、抗生物質等を加
えることがある。また、皮膚に対する潤滑作用、触感等
を与えるために、グリセリン、グリコール類、ソルビッ
ト、ミリスチン酸イソプロピル、ラノリン誘導体、ヘキ
サデシルアルコール等を配合することが多い。さらに、
水で洗浄しやすい性質を与えるために、トリエタノール
アミン等を配合することができる。
同様のものが用いられる。ほかに、防腐剤、酸化防止
剤、緩衝剤、その他の添加剤を加えることができる。防
腐剤としては、パラオキシ安息香酸エステル類、ビスフ
ェノール、オルソフェニルフェノール、パラクロロメタ
クレゾール、パラクロロメタキシレノール、ジクロロペ
タキシレノール、ヘキサクロロフェン、ジクロロフェ
ン、ソルビン酸等がある。細菌阻止効果を示すものとし
て、エタノール、イソプロパノール、レゾルシノール、
ホルムアルデヒド、精油、キレート剤、抗生物質等を加
えることがある。また、皮膚に対する潤滑作用、触感等
を与えるために、グリセリン、グリコール類、ソルビッ
ト、ミリスチン酸イソプロピル、ラノリン誘導体、ヘキ
サデシルアルコール等を配合することが多い。さらに、
水で洗浄しやすい性質を与えるために、トリエタノール
アミン等を配合することができる。
【0038】また本発明治療剤をパップ剤として調製す
る場合、フラボノイドを保水性基剤、親水性ゲル形成剤
および粘着付与剤を含有するパップ剤基剤中に含有する
ことができる。保水性基剤としては、吸水性および保水
性を有するグリセリン、プロピレングリコール、1、3
−ブチレングリコール、ソルビトール等の多価アルコー
ルが挙げられ、親水性ゲル形成剤としては、天然あるい
は合成高分子、例えばゼラチン、アルギン酸ナトリウ
ム、ペクチン、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポ
リアクリル酸塩、可溶性デンプン、グアーガム、ザンサ
ンガム、カルボキシビニルポリマー等が挙げられ、また
粘着付与剤としてはポリブテン、天然ラテックス、酢酸
ビニル樹脂エマルジョン等が例示される。
る場合、フラボノイドを保水性基剤、親水性ゲル形成剤
および粘着付与剤を含有するパップ剤基剤中に含有する
ことができる。保水性基剤としては、吸水性および保水
性を有するグリセリン、プロピレングリコール、1、3
−ブチレングリコール、ソルビトール等の多価アルコー
ルが挙げられ、親水性ゲル形成剤としては、天然あるい
は合成高分子、例えばゼラチン、アルギン酸ナトリウ
ム、ペクチン、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポ
リアクリル酸塩、可溶性デンプン、グアーガム、ザンサ
ンガム、カルボキシビニルポリマー等が挙げられ、また
粘着付与剤としてはポリブテン、天然ラテックス、酢酸
ビニル樹脂エマルジョン等が例示される。
【0039】このパップ剤基剤中には、上記成分以外
に、保水・保形剤としてのカオリン、ベントナイト等の
有機粉体;パラオキシ安息香酸エステルやソルビン酸等
の防腐剤;ジアルデヒドデンプン、グルタールアルデヒ
ド、アルミニウム塩等のゲル化剤;塩化マグネシウム等
の吸湿潮解性アルカリ土類金属などを含有させることが
でき、これらは皮膚への貼着性、運搬、保管に伴う温度
変化、経時に対する安定性等を考慮して適宜組み合わせ
て用いられ得る。
に、保水・保形剤としてのカオリン、ベントナイト等の
有機粉体;パラオキシ安息香酸エステルやソルビン酸等
の防腐剤;ジアルデヒドデンプン、グルタールアルデヒ
ド、アルミニウム塩等のゲル化剤;塩化マグネシウム等
の吸湿潮解性アルカリ土類金属などを含有させることが
でき、これらは皮膚への貼着性、運搬、保管に伴う温度
変化、経時に対する安定性等を考慮して適宜組み合わせ
て用いられ得る。
【0040】本発明のアトピー性皮膚炎治療剤は、フラ
ボノイドまたはその医薬上許容される塩を0.01〜9
9重量%、好ましくは0.1〜80重量%の割合で含有
し得る。
ボノイドまたはその医薬上許容される塩を0.01〜9
9重量%、好ましくは0.1〜80重量%の割合で含有
し得る。
【0041】また、本発明のアトピー性皮膚炎治療剤の
投与量は、患者の年齢、症状の程度などにより異なり、
特に限定されないが、通常、成人につき1日あたり、例
えばケルセチン量として1〜500mg、好ましくは1
0〜400mgである。そして1日数回、例えば1〜4
回程度に分けて、炎症を起こした皮膚箇所に塗布、スプ
レー等の方法によって経皮的に投与される。
投与量は、患者の年齢、症状の程度などにより異なり、
特に限定されないが、通常、成人につき1日あたり、例
えばケルセチン量として1〜500mg、好ましくは1
0〜400mgである。そして1日数回、例えば1〜4
回程度に分けて、炎症を起こした皮膚箇所に塗布、スプ
レー等の方法によって経皮的に投与される。
【0042】なお、本発明に用いられるフラボノイドの
うち、ケルセチンの急性毒性(LD50)は、マウス経口
投与の場合、160mg/kgである(ザ・メルク・イ
ンデックス、11版、メルク社、1278頁)。
うち、ケルセチンの急性毒性(LD50)は、マウス経口
投与の場合、160mg/kgである(ザ・メルク・イ
ンデックス、11版、メルク社、1278頁)。
【0043】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
するが、これらは本発明の範囲を限定するものではな
い。実施例1 以下の各成分を含有するクリーム組成物を調製した。
するが、これらは本発明の範囲を限定するものではな
い。実施例1 以下の各成分を含有するクリーム組成物を調製した。
【0044】調製方法 (1) および(2) を水浴上で加温して溶かし、半ば冷却し
た後、(3)、(4)、(5)、(6) を加え混和し、全質均等になる
までかき混ぜて練り合わせた。
た後、(3)、(4)、(5)、(6) を加え混和し、全質均等になる
までかき混ぜて練り合わせた。
【0045】 (1) ミツロウ 10g (2) 流動パラフィン 50g (3) ケルセチン 10g (4) 塩化ベンザルコニウム 0.05g (5) 色素 適量 (6) 香料 適量 全量 72g このクリーム組成物を、1日朝、昼、夕方の3回、25
歳の女性の関節屈折側部にできたアトピー性皮膚炎によ
って荒れた肌に4週間にわたって適量塗布し、経過を観
察した。
歳の女性の関節屈折側部にできたアトピー性皮膚炎によ
って荒れた肌に4週間にわたって適量塗布し、経過を観
察した。
【0046】塗布6日目頃から皮膚表面の荒れが回復し
始めた。塗布2週間目から次第にアトピー性皮膚炎の縮
小が認められ始め、4週間後にはアトピー性皮膚炎に起
因する掻痒感が軽減され、皮膚表面に滑らかさが生じ始
めた。
始めた。塗布2週間目から次第にアトピー性皮膚炎の縮
小が認められ始め、4週間後にはアトピー性皮膚炎に起
因する掻痒感が軽減され、皮膚表面に滑らかさが生じ始
めた。
【0047】なお、本発明に係るクリーム組成物を毎日
患部に適用しても、かぶれなどの刺激性は全く認められ
なかった。
患部に適用しても、かぶれなどの刺激性は全く認められ
なかった。
【0048】以上のことから、本発明の治療剤は、アト
ピー性皮膚炎に対して副作用のない、優れた皮膚損傷治
癒促進作用を有するということがわかる。実施例2 以下の各成分を含有するクリーム組成物を調製した。
ピー性皮膚炎に対して副作用のない、優れた皮膚損傷治
癒促進作用を有するということがわかる。実施例2 以下の各成分を含有するクリーム組成物を調製した。
【0049】調製方法 (1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7) を水浴上で加温して溶か
し、半ば冷却した後、(8)、(9)、(10)、(11) を加え混和
し、全質均等になるまでかき混ぜて練り合わせた。
し、半ば冷却した後、(8)、(9)、(10)、(11) を加え混和
し、全質均等になるまでかき混ぜて練り合わせた。
【0050】 (1) パラフィン 4.0g (2) 微結晶ワックス 6.0g (3) ミツロウ 6.0g (4) ワセリン 14.0g (5) 流動パラフィン 42.5g (6) ソルビタンセスキオレイン酸エステル 3.7g (7) ポリオキシエチレンソルビタンモノオレイン酸エステル 0.8g (20E.O) (8) フラボン 10.0g (9) 塩化ベンザルコニウム 0.1g (10) 色素 適量 (11) 香料 適量 全量 90g このクリーム組成物を実施例1の場合と同様にしてアト
ピー性皮膚炎の炎症部位に塗布して経過を観察したとこ
ろ、炎症部位の治癒改善がみられた。実施例3 以下の各成分を含有する化粧水組成物を調製した。
ピー性皮膚炎の炎症部位に塗布して経過を観察したとこ
ろ、炎症部位の治癒改善がみられた。実施例3 以下の各成分を含有する化粧水組成物を調製した。
【0051】調製方法 水浴上で(1)、(2) に(5)、(7)、(9)を加え(A液)、それ
とは別に(3)、(4)、(6)を(8)(全量の約2/3容量)に溶
かした(B液)。次に、B液中にA液をかき混ぜながら
徐々に加えた。(10)、(11) を加え、残りの(8) を加えて
全量とし、十分に混和して製した。
とは別に(3)、(4)、(6)を(8)(全量の約2/3容量)に溶
かした(B液)。次に、B液中にA液をかき混ぜながら
徐々に加えた。(10)、(11) を加え、残りの(8) を加えて
全量とし、十分に混和して製した。
【0052】 (1) グリセリン 5g (2) プロピレングリコール 5g (3) ポリエチレングリコール1500 2g (4) ポリオキシエチレンオレイルエーテル(15E.O) 2g (5) エタノール 15g (6) 水酸化カリウム 0.03g (7) ケンフェロール 1g (8) 精製水 68g (9) パラオキシ安息香酸エチル 適量 (10) 色素 適量 (11) 香料 適量 全量100g この化粧水組成物を実施例1の場合と同様にしてアトピ
ー性皮膚炎の炎症部位に塗布(スプレー)して経過を観
察したところ、炎症部位の治癒改善がみられた。製剤例1 以下の各成分を含有するクリーム組成物を調製した。
ー性皮膚炎の炎症部位に塗布(スプレー)して経過を観
察したところ、炎症部位の治癒改善がみられた。製剤例1 以下の各成分を含有するクリーム組成物を調製した。
【0053】調製方法 水浴上で(9) に(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7) を加え、
加温して溶かし、半ば冷却した後、(8)、(10)、(11)、(12)
を加え混和し、全質均等になるまでかき混ぜて練り合わ
せた。
加温して溶かし、半ば冷却した後、(8)、(10)、(11)、(12)
を加え混和し、全質均等になるまでかき混ぜて練り合わ
せた。
【0054】 (1) ステアリン酸 2.0g (2) ステアリルアルコール 7.0g (3) 還元ラノリン 2.0g (4) スクワリン 5.0g (5) オクチドデカノール 6.0g (6) ポリオキシエチレンセチルエーテル(25E.O) 3.0g (7) 親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0g (8) ケルセチン 10.0g (9) プロピレングリコール 5.0g (10) 色素 適量 (11) 香料 適量 (12) アスコルビン酸 適量 全量 45g製剤例2 以下の各成分を含有する化粧水組成物を調製した。
【0055】調製方法 水浴上で(1)、(2) に(3) を加え、加温して溶かし、さら
に(6)、(7) を加え(A液)、それとは別に(4)、(5)、(9)
を(8)(全量の約2/3容量)に溶かした(B液)。次
に、B液中にA液をかき混ぜながら徐々に加えた。(1
0)、(11) を加え、残りの(8) を加えて全量とし、十分に
混和して製した。
に(6)、(7) を加え(A液)、それとは別に(4)、(5)、(9)
を(8)(全量の約2/3容量)に溶かした(B液)。次
に、B液中にA液をかき混ぜながら徐々に加えた。(1
0)、(11) を加え、残りの(8) を加えて全量とし、十分に
混和して製した。
【0056】 (1) グリセリン 5g (2) プロピレングリコール 4g (3) オレイルアルコール 0.1g (4) ポリオキシエチレンソルビタンモノラウリン酸エステル 1.5g (20E.O) (5) ポリオキシエチレンラウリルエーテル 0.5g (6) エタノール 10g (7) ケルセチン 1g (8) 精製水 70g (9) 塩化ベンザルコニウム 0.1g (10) 色素 適量 (11) 香料 適量 全量93g製剤例3 以下の各成分を含有する軟膏を調製した。
【0057】調製方法 (2) を水浴で溶かし、よくかき混ぜ、約75℃に保ち、
これにあらかじめ(3)、(4)、(5)、(6) を(7) に溶かして約
75℃に加温した液を加え、かき混ぜた。ここへ(1) を
加え、全質均等になるまでかき混ぜて練り合わせた。
これにあらかじめ(3)、(4)、(5)、(6) を(7) に溶かして約
75℃に加温した液を加え、かき混ぜた。ここへ(1) を
加え、全質均等になるまでかき混ぜて練り合わせた。
【0058】 (1) ケルセチン 10g (2) ステアリルアルコール 12g (3) ラウリル硫酸ナトリウム 1.5g (4) パラオキシ安息香酸メチル 0.1g (5) パラオキシ安息香酸プロピル 0.1g (6) プロピレングリコール 6.0g (7) 精製水 残量 全量100g製剤例4 以下の各成分を含有するローションを調製した。
【0059】調製方法 (2)、(3)、(5)、(6) を水浴上で約70℃に加温して溶かし
た。別に(4)、(7)、(8)を(10)( 全量の約2/3容量)に
溶かし、これを約70℃に加温し、この混液を絶えずか
き混ぜつつ油相中に加え、(9)、(1) を加え、残りの(10)
を加えて全量とし、十分に混和して製した。
た。別に(4)、(7)、(8)を(10)( 全量の約2/3容量)に
溶かし、これを約70℃に加温し、この混液を絶えずか
き混ぜつつ油相中に加え、(9)、(1) を加え、残りの(10)
を加えて全量とし、十分に混和して製した。
【0060】 (1) ケルセチン 1.0g (2) セタノール 0.5g (3) ラノリン 1.0g (4) イソプロピルミリステートポリオキシエチレン 1.0g (5) セチルエーテル 2.0g (6) ソルビタンモノステアレート 1.0g (7) トリエタノールアミン 1.0g (8) グリセリン 4.0g (9) パラオキシ安息香酸エチル 0.2g (10) 蒸留水 残量 全量100.0g製剤例5 ゼラチン5重量部、ポリビニルアルコール1重量部、プ
ロピレングリコール10重量部、パラオキシ安息香酸メ
チル0.1重量部、パラオキシ安息香酸ブチル0.1重
量部、ケルセチン1重量部、塩化マグネシウム5重量
部、亜鉛華2重量部、水49.7重量部を50〜60℃
で溶解し、これにジアルデヒドデンプン0.5重量部を
加え十分に練合した後、さらにポリブテン3重量部、カ
リオン22.6重量部を加えて練合し膏体を調製した。
得られた膏体を布型上に塗布展延し、薬面に保護フィル
ムを貼り合わせた後所要の大きさに裁断して製品(パッ
プ剤)を得た。製剤例6 水65重量部中にカルボキシビニルポリマー2重量部を
加えて溶解した。ここへ、ポリアクリル酸ナトリウム
3.5重量部、パラオキシ安息香酸メチル0.1重量
部、パラオキシ安息香酸ブチル0.1重量部およびケル
セチン1重量部をプロピレングリコール10重量部と練
合、溶解したもの、デルタグルコノラクトン2.9重量
部、および70%ソルビット液10重量部を加えて十分
に攪拌した。次に、5%塩化アルミニウム液3.4重量
部に5%水酸化ナトリウム液2重量部を加えて得た水酸
化アルミニウム懸濁液を加え激しく攪拌した。得られた
ゲル状液を布片上に塗布展延し、薬面に保護フィルムを
貼り合わせた後、所要の大きさに裁断して製品(パップ
剤)を得た。
ロピレングリコール10重量部、パラオキシ安息香酸メ
チル0.1重量部、パラオキシ安息香酸ブチル0.1重
量部、ケルセチン1重量部、塩化マグネシウム5重量
部、亜鉛華2重量部、水49.7重量部を50〜60℃
で溶解し、これにジアルデヒドデンプン0.5重量部を
加え十分に練合した後、さらにポリブテン3重量部、カ
リオン22.6重量部を加えて練合し膏体を調製した。
得られた膏体を布型上に塗布展延し、薬面に保護フィル
ムを貼り合わせた後所要の大きさに裁断して製品(パッ
プ剤)を得た。製剤例6 水65重量部中にカルボキシビニルポリマー2重量部を
加えて溶解した。ここへ、ポリアクリル酸ナトリウム
3.5重量部、パラオキシ安息香酸メチル0.1重量
部、パラオキシ安息香酸ブチル0.1重量部およびケル
セチン1重量部をプロピレングリコール10重量部と練
合、溶解したもの、デルタグルコノラクトン2.9重量
部、および70%ソルビット液10重量部を加えて十分
に攪拌した。次に、5%塩化アルミニウム液3.4重量
部に5%水酸化ナトリウム液2重量部を加えて得た水酸
化アルミニウム懸濁液を加え激しく攪拌した。得られた
ゲル状液を布片上に塗布展延し、薬面に保護フィルムを
貼り合わせた後、所要の大きさに裁断して製品(パップ
剤)を得た。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によるフラ
ボノイドを有効成分として含有するアトピー性皮膚炎治
療剤は、アトピー性皮膚炎による皮膚損傷部位に対し
て、副作用のない、優れた治癒促進作用を有するため、
この本発明治療剤を経皮投与することによりアトピー性
皮膚炎による炎症を効果的に改善することができる。
ボノイドを有効成分として含有するアトピー性皮膚炎治
療剤は、アトピー性皮膚炎による皮膚損傷部位に対し
て、副作用のない、優れた治癒促進作用を有するため、
この本発明治療剤を経皮投与することによりアトピー性
皮膚炎による炎症を効果的に改善することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07H 17/07
Claims (3)
- 【請求項1】 フラボノイドを有効成分として含有する
ことを特徴とする、アトピー性皮膚炎治療剤。 - 【請求項2】 フラボノイドが下記の化1 【化1】 〔式中、R1 、R2 は、それぞれ独立に、H、OHまた
は炭素数1〜6の低級アルコキシ基を表し;R3 は 【化2】 (ここで、R5 、R6 は、それぞれ独立に、H、OHま
たは炭素数1〜6の低級アルコキシ基を表す)を表し;
R4 はH、OH、炭素数1〜6の低級アルコキシ基、ま
たはO−ルチノース(但しR4 が3位に結合している場
合に限る)を表す〕で表される化合物である、請求項1
記載のアトピー性皮膚炎治療剤。 - 【請求項3】 フラボノイドが2−(3,4−ジヒドロ
キシフェニル)−3,5,7−トリヒドロキシ−4H−
1−ベンゾピラン−4−オンである、請求項1または2
記載のアトピー性皮膚炎治療剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28549693A JPH07118151A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | アトピー性皮膚炎治療剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28549693A JPH07118151A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | アトピー性皮膚炎治療剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07118151A true JPH07118151A (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=17692281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28549693A Pending JPH07118151A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | アトピー性皮膚炎治療剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07118151A (ja) |
Cited By (15)
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---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-10-21 JP JP28549693A patent/JPH07118151A/ja active Pending
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