JPH07117807A - ゴミ容器反転装置 - Google Patents

ゴミ容器反転装置

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JPH07117807A
JPH07117807A JP26698293A JP26698293A JPH07117807A JP H07117807 A JPH07117807 A JP H07117807A JP 26698293 A JP26698293 A JP 26698293A JP 26698293 A JP26698293 A JP 26698293A JP H07117807 A JPH07117807 A JP H07117807A
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trash
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修 本田
Takeshi Yoshida
武司 吉田
Naoaki Kanemitsu
修明 兼光
Toshiyuki Tanaka
俊之 田中
Daisuke Shibuya
大輔 渋谷
Tsugio Sakakura
次男 坂倉
Hideaki Shudo
英明 首藤
Kenichi Yairo
健一 八色
Koichi Makihata
晃一 巻幡
Shunsuke Nakatsu
俊介 中津
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ゴミ容器内のゴミ重量を正確に且つ作業性を損
なうことなく測定することのできるものを提供する。 【構成】ゴミ容器反転装置2は、ゴミ容器を反転可能な
支持台6が設けられ、この支持台6の上部にはゴミ容器
Aの上部に形成された係止凹部A1に下方から挿入係止
可能な係止部7が設けられるとともに、ゴミ容器反転時
においてゴミ容器Aの上端部を上方から押圧し、前記係
止部7とでゴミ容器Aを挾持するフック8が設けられ、
一方、ゴミ容器Aと対峙する支持台6の後面にはゴミ容
器の側面を支持する支持部61が形成され、前記係止部
7と支持部61には、ゴミ容器Aの重量を検出する重量
検出装置72,62がそれぞれ設けられてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴミ容器を反転させて
該ゴミ容器内のゴミをゴミ収容箱に収容するゴミ容器反
転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、支持台にゴミ容器を保持した後、
この支持台をゴミ容器とともに上方に持ち上げ、ゴミ容
器の上部開口がゴミ収容箱の投入開口部に臨む位置まで
反転させることで、ゴミ容器内のゴミをゴミ収容箱に収
容するゴミ容器反転装置が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年、ゴミ量の
増加が著しく、各自治体においてはゴミ収集の有料化の
傾向が高まりつつある。そこで、ゴミ収集の有料化を図
る一つの手段として、収集するゴミの重量に基づいて料
金を換算する方法が考えられる。
【0004】しかし、前述した従来のゴミ容器反転装置
によるゴミ投入時において、ゴミの重量測定を別の測定
装置を使用して重量測定を行い、この後にゴミ容器反転
装置によりゴミを収容するのでは、重量測定の工程を別
途要することになり、作業性が悪くなると言う問題があ
った。
【0005】また、ゴミ容器反転装置には構造上複数の
タイプがあり、本発明は、ゴミ容器の上部を上下から挾
持することで該ゴミ容器を保持し、この状態でゴミ容器
を反転させるゴミ容器反転装置において、上述した問題
点を解決するとともに、ゴミ容器内のゴミ重量を正確に
測定することのできるものを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のゴミ容器反転装
置は、ゴミを収容するゴミ収容箱の投入開口部にゴミ容
器を反転させゴミ容器内のゴミをゴミ収容箱に投入する
ゴミ容器反転装置であって、ゴミ容器反転装置は、前記
ゴミ収容箱に支持台が適宜なアクチュエータにより前記
ゴミ容器を地上位置からゴミ容器の上部開口が下向き状
態で前記ゴミ収容箱の投入開口部に臨む位置まで反転可
能に構成され、この支持台の上部にはゴミ容器の上部に
形成された係止凹部に下方から挿入係止可能な係止部が
設けられるとともに、ゴミ容器反転時においてゴミ容器
の上端部を上方から押圧し、前記係止部とでゴミ容器を
挾持するフックが設けられ、一方、ゴミ容器と対峙する
支持台の後面にはゴミ容器の側面を支持する支持部が形
成され、前記係止部と支持部には、ゴミ容器の重量を検
出する重量検出装置がそれぞれ設けられたものである。
【0007】また、本発明のゴミ容器反転装置は、ゴミ
を収容するゴミ収容箱の投入開口部にゴミ容器を反転さ
せゴミ容器内のゴミをゴミ収容箱に投入するゴミ容器反
転装置であって、ゴミ容器反転装置は、前記ゴミ収容箱
に支持台が適宜なアクチュエータにより前記ゴミ容器を
地上位置からゴミ容器の上部開口が下向き状態で前記ゴ
ミ収容箱の投入開口部に臨む位置まで反転可能に構成さ
れ、この支持台の上部にはゴミ容器の上部に形成された
係止凹部に下方から挿入係止可能な係止部が設けられる
とともに、ゴミ容器反転時においてゴミ容器の上端部を
上方から押圧し、前記係止部とでゴミ容器を挾持するフ
ックが設けられ、一方、ゴミ容器と対峙する支持台の後
面にはゴミ容器の側面を支持する支持部が形成され、該
支持部にはゴミ容器との摩擦抵抗を緩和する緩和手段が
設けられ、さらに前記係止部にはゴミ容器の重量を検出
する重量検出装置が設けられたものである。
【0008】前記係止部は、左右一対に設けられ、各係
止部に前記重量検出装置が設けられてなる。
【0009】前記支持台の支持部に設けられた重量検出
装置は、本体部が支持部内に設けられるとともに、検出
部が支持部に形成された透孔を挿通して支持部の後面に
突出配置されてなる。
【0010】前記緩和手段は、回転自在に支持されたロ
ーラで構成され、ローラの周面でゴミ容器を支持する。
【0011】前記緩和手段は、磁石であり、反発力が生
じるように支持部の後面及びゴミ容器の側面に取付けら
れてなる。
【0012】前記緩和手段は、前記支持部の後面に設け
られ、ゴミ容器の側面に圧縮空気を噴射する圧縮空気噴
射装置である。
【0013】
【作用】ゴミ容器の上部を上下から挾持することで該ゴ
ミ容器を保持し、この状態でゴミ容器を反転させるタイ
プのゴミ容器反転装置において、まず、支持台を上方に
回動させて該支持台の係止部をゴミ容器の係止凹部に下
方から挿入係止し、引き続き、支持台を回動させて該ゴ
ミ容器の側面が支持台の支持部に当接した状態で、ゴミ
容器を持ち上げる。この際に、重量検出装置によりゴミ
容器の重量を測定し、さらに、支持台が上昇すると、フ
ックが回動してゴミ容器の上部を上方から押圧し、係止
部とでゴミ容器を挾持しゴミ容器を支持台に確実に保持
する。この後、支持台を反転させることで、ゴミ容器を
反転させゴミ容器内のゴミをゴミ収容箱に収容する。な
お、ゴミ重量の測定は、フックがゴミ容器の上部を押圧
するとこの押圧力がゴミ容器に作用し、ゴミ容器Aの重
量測定に支障をきたして不正確になるため、上述したよ
うにフックがゴミ容器の上部を押圧する前の段階で行
う。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0015】図1は、本発明に係るゴミ容器反転装置を
塵芥収集車に備えた概略構成を示している。
【0016】図1において、1は車枠上に搭載された図
示しない塵芥収容箱の後端開口部に連設された塵芥投入
箱である。
【0017】この塵芥投入箱1内には図示しない塵芥積
込装置が装備されており、塵芥投入箱1に形成された投
入口11から該塵芥投入箱1内に投入された塵芥を上記
塵芥収容箱に圧縮して積込むようになされている。
【0018】前記塵芥投入箱1内には、前後方向に摺動
自在な排出板(図示省略)が配設されている。この排出
板と塵芥収容箱の前部との間には図示しない伸縮シリン
ダが連設されており、この伸縮シリンダの伸縮作動によ
り排出板が該塵芥収容箱内を前後方向に往復動可能にな
され、上記塵芥積込装置による塵芥収容箱へのゴミの積
込時におけるゴミの圧縮、及び塵芥収容箱内に収容され
たゴミの排出を行っている。
【0019】前記塵芥投入箱1の投入口11の下端縁に
は、ゴミ容器反転装置2が設けられている。
【0020】ゴミ容器反転装置2は、図1乃至図3に示
すように、ゴミ容器Aを反転させて該ゴミ容器A内に収
容されたゴミを投入口11を介して塵芥投入箱1内に投
入させるもので、塵芥投入箱1の投入口11の下部にブ
ラケット31を介して取り付けられたリフトアーム3
と、一端がリフトアーム3に固設されたブラケット32
の上部及び下部に枢支されたリンクアーム4、5と、こ
れらリンクアーム4、5の他端が枢支された支持台6
と、支持台6の上部に設けられゴミ容器Aと係脱自在に
なされた係止部7と、該係止部7とでゴミ容器Aを挾持
するフック8とから構成されている。
【0021】前記リフトアーム3は、図示しないリフト
シリンダに連結されており、このリフトシリンダの伸縮
動により上部を中心に回動自在に枢支されている。
【0022】前記リンクアーム4の途中部には、図2に
示すように、前記リフトアーム3に基端部が枢支された
回動シリンダ41のロッド端42が枢支されており、回
動シリンダ41の伸縮動作によりリンクアーム4を回動
させ前記リンクアーム5とのリンク作用により、支持台
6をリフトアーム3に対して上昇作動させる。
【0023】前記係止部7は、図4及び図5に示すよう
に、ゴミ容器Aの側面上部に形成された係止部A1に下
方から挿入係止するよう形成されており、支持台6の上
端部に延設された取付部材71に取付けられたロードセ
ル(重量検出装置)72と、このロードセル72を保護
するカバー部材73とから構成されている。
【0024】上記ロードセル72は、従来周知なよう
に、荷重が加わるとその大きさに比例した電気出力に変
換するトランスデューサであり、図示しない制御装置に
コード72aで電気的に接続されている。
【0025】このようにして構成された係止部7は、図
6に示すように、支持台6の上端に左右一対設けられて
いる。なお,これに対応してゴミ容器Aの上部に係止凹
部A1が形成されているのは言うまでもない。
【0026】前記フック8は、基端部が前記支持台6の
上部に枢支されており、図2及び図3に示すように、フ
ック8の基端部に所定長さ伸長可能な伸長ロッド81の
一端が連結されている。伸長ロッド81は、本体部82
に伸長部83が所定長さ伸長可能に挿入されたもので、
この伸長ロッド81の他端部が前記リフトアーム3の下
部に一端部が枢支された屈折部材84の他端部に枢支さ
れている。これら伸長ロッド81と屈折部材84とは、
前記回動シリンダ41の伸長によりリンクアーム4が回
動して支持台6がリフトアーム3に対して所定の高さ上
昇した位置で、図3に示すように、略一直線状になって
伸長ロッド81が所定長さ伸長し、前記フック8を回動
させるよう取付位置が設定されており、この回動動作に
より先端部8aをゴミ容器Aの上端に押圧する。
【0027】これにより、ゴミ容器Aの上部は、前記係
止部7とフック8とにより上下から挾持された状態で支
持台6に保持されることになる。
【0028】また、前記ゴミ容器Aと対峙する支持台6
の後面下部には、ゴミ容器Aの持ち上げ及び反転時に該
ゴミ容器Aの側面を支持する支持部61が形成されてい
る。
【0029】さらに、支持部61には、前記ロードセル
72と同様なロードセル(重量検出装置)62がそれぞ
れ設けられている。
【0030】ロードセル62は、図7及び図8に示すよ
うに、支持部61内に複数の補強部材により補強された
状態で設けられた本体部63と、該本体部63に連設さ
れるとともに支持部61に形成された透孔61aを挿通
してこの支持部61の後面に突出配置された検出部64
とから構成され、図示しない制御装置にコード62aで
電気的に接続されている。よって、ゴミ容器Aが支持台
6に保持された際に該ゴミ容器Aの側面が検出部64に
当接することで、ゴミ容器Aの側面から作用する荷重を
検出する。
【0031】上述したロードセル62、72によるゴミ
容器Aの重量測定は、ロードセル72を主体にしてゴミ
容器Aの重量を測定する。このロードセル72によるゴ
ミ容器の重量測定の際において、ゴミ容器Aの形状と重
心位置の関係から該ゴミ容器Aに係止部A1を中心にし
て回転モーメントが発生し、ゴミ容器Aの側面が支持部
61に押しつけられ、この部分の摩擦抵抗によって重量
検出精度が悪くなる。
【0032】つまり、ゴミ容器Aの重量全部がロードセ
ル72にかかれば理想であるが、前述の摩擦抵抗にてい
くらか減少した荷重しかかからず、その分だけ誤差にな
る。その誤差値が一定であれば簡単に補正できるが、一
定ではなく荷重に応じて増減する。そのため支持部61
の側面にロードセル62を取付けてその測定量によって
補正して正しい重量を測定する。これにより高精度の重
量測定を行うことができる。
【0033】また、ロードセル62を取付けない時に
は、後述する緩和手段として支持部61に可能な限り摩
擦抵抗を減少させるための合成樹脂板、磁石の反発力、
圧縮空気の噴射によるフローティング機構等を設けるこ
とになる。
【0034】次に、このように構成されたゴミ容器反転
装置2の動作について説明する。
【0035】まず、ゴミを収集したゴミ容器Aを支持台
6に対向して配置する。この後、回動シリンダ41を伸
長させてリンクアーム4を上方に回動させることで、リ
ンクアーム5の作用と相まって支持台6を上昇させる。
これにより支持台6の係止部7がゴミ容器Aの係止凹部
A1に下方から挿入係止する。引き続き、支持台6が上
昇すると、ゴミ容器Aが若干後ろ下がりに傾斜し、該ゴ
ミ容器Aの側面が支持台6の支持部61に当接した状態
で、ゴミ容器Aが持ち上げられる。そして、さらに、支
持台6が上昇すると、フック8が回動してゴミ容器Aの
上部を上方から押圧し、係止部7とでゴミ容器Aを挾持
しゴミ容器Aを支持台6に確実に保持する。
【0036】次に、リフトシリンダを伸長させてリフト
アーム3を上方に回動させると、支持台6が上方に持ち
上げられながら反転する。この結果、支持台6に保持さ
れたゴミ容器Aも反転し、ゴミ容器Aの上部開口が下向
き状態で塵芥投入箱1の投入口11に臨み、ゴミ容器A
内のゴミが塵芥投入箱1に投入される。
【0037】ここで、上述したゴミ投入動作時におい
て、支持台6の係止部7がゴミ容器Aの係止凹部A1に
挿入係止してゴミ容器Aを持ち上げた状態で、ロードセ
ル62,72によりゴミ容器Aの重量を測定する。な
お、この重量測定は、フック8がゴミ容器Aの上部を押
圧するとこの押圧力がゴミ容器Aに作用し、ゴミ容器A
の重量測定に支障をきたして不正確になるため、フック
8がゴミ容器Aの上部を押圧する前の段階で行う。
【0038】この測定された重量データは、図示しない
制御装置に入力され、ゴミ容器A自体の重量を減算して
ゴミの正味重量を算出する。
【0039】図9は、請求項2記載のゴミ容器反転装置
を示している。なお、前記実施例で説明したゴミ容器反
転装置と同じ部材は、同符号を付し説明は省略する。
【0040】このゴミ容器反転装置は、支持台6の支持
部61に、緩和手段として合成樹脂製の当て板65を設
け、ゴミ容器Aの側面と当て板65との摩擦抵抗を小さ
くするようにしたもので、支持部61にはロードセルを
設けることなく、ゴミ容器Aの重量測定は係止部7に設
けたロードセル72のみで前記実施例と同様にフック8
がゴミ容器Aの上部を押圧する前に行う。この場合、前
記実施例と異なりロードセル72の1個でのみ重量測定
を行うことになる。ゴミ容器反転装置2の構造上、ロー
ドセル72による測定時期は、少しゴミ容器Aを持ち上
げて地上を離れた初期の段階で、ゴミ容器Aがまだ略垂
直状態である時に重量測定を行う。このため上記のよう
な緩和手段を用いてもそこそこの精度で測定ができる。
【0041】さらに、緩和手段は、図10に示すよう
に、支持台6の支持部61にブラケット66を介して設
けたローラ67でもよい。この場合、ゴミ容器Aの持ち
上げ時において、ゴミ容器Aの側面がローラ67の周面
に支持され、両者の摩擦抵抗を小さくすることができ
る。
【0042】さらに、緩和手段は、図11に示すよう
に、磁石であってもよい。ゴミ容器Aの側面と支持部に
両者が反発するように磁石68,69を設けることによ
り、両者を無接触として摩擦抵抗が生じないようにする
ことができる。この場合、磁力がゴミ容器Aに作用する
ものの、ゴミ容器Aの重量測定に支障をきたす程の大き
な要因にはならず、誤差の少ない重量測定が可能とな
る。
【0043】また、緩和手段は、図12に示すように、
支持台6の後面に圧縮空気噴射部91を設けるととも
に、支持台6内を空気溜まり92に構成し、該空気溜ま
り92に空気供給源に連通されたホース93を連接する
ことで、空気供給源からホース93を介して空気溜まり
92に圧縮空気を供給し、この圧縮空気を圧縮空気噴射
部91からゴミ容器Aの側面に噴射する。この場合も、
前記磁石と同様にゴミ容器Aの側面と支持部61とが無
接触状態となり摩擦抵抗が生じず、圧縮空気のゴミ容器
Aの側面への噴射は重量測定に支障をきたす程の大きな
要因にはならない。
【0044】なお、本例では、ゴミ容器反転装置を塵芥
収集車に搭載したものについて説明したが、ゴミ容器反
転装置は塵芥収集車に限らず、適宜なゴミ投入箱に取付
けることができる。
【0045】また、反転機構は、リンク機構に限らず、
ゴミ容器の上部を係止部とフックとで挾持することで支
持台にゴミ容器を保持する機構を有するものであれば、
どんな機構であってもよい。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ゴ
ミ容器の上部を上下から挾持することで該ゴミ容器を保
持し、この状態でゴミ容器を反転させるゴミ容器反転装
置において、ゴミ容器反転投入動作時に同時にゴミ重量
を測定することができ、別の工程でゴミ重量を測定する
ことなく作業性がよいとともに、係止部と支持部とに設
けた重量検出装置によりゴミ重量を正確に測定すること
ができる。このようにゴミ容器反転装置により投入され
るゴミ重量の測定が正確に行えるため、収集するゴミの
重量に基づいて料金を換算する方法によりゴミ収集の有
料化を図る際に大変有効である。
【0047】また、支持部に緩和手段を設けることで、
係止部にのみ設けた重量検出装置によりゴミ重量を正確
に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゴミ容器反転装置を塵芥収集車に
備えた概略の構成を示す側面図である。
【図2】ゴミ容器反転装置の構成を示す一部省略の側面
図である。
【図3】フックと係止部とでゴミ容器を挾持した状態を
示す側面図である。
【図4】係止部を示す正面図である。
【図5】係止部を示す側面図である。
【図6】支持台への係止部の取付け状態を示す正面図で
ある。
【図7】支持部に設けた重量検出装置を示す側面図であ
る。
【図8】支持部に設けた重量検出装置を示す正面図であ
る。
【図9】請求項2に記載のゴミ容器反転装置の要部を示
す側面図である。
【図10】緩和手段の他の実施例を示す側面図である。
【図11】緩和手段の他の実施例を示す側面図である。
【図12】緩和手段の他の実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 塵芥投入箱 11 投入口 A ゴミ容器 A1 係止凹部 2 ゴミ容器反転装置 6 支持台 61 支持部 62 ロードセル(重量検出装置) 63 本体部 64 検出部 65 当て板 67 ローラ 68,69 磁石 7 係止部 72 ロードセル(重量検出装置) 8 フック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兼光 修明 神奈川県横浜市鶴見区尻手3丁目2番43号 新明和工業株式会社特装車事業部内 (72)発明者 田中 俊之 神奈川県横浜市鶴見区尻手3丁目2番43号 新明和工業株式会社特装車事業部内 (72)発明者 渋谷 大輔 神奈川県横浜市鶴見区尻手3丁目2番43号 新明和工業株式会社特装車事業部内 (72)発明者 坂倉 次男 神奈川県横浜市鶴見区尻手3丁目2番43号 新明和工業株式会社特装車事業部内 (72)発明者 首藤 英明 神奈川県横浜市鶴見区尻手3丁目2番43号 新明和工業株式会社特装車事業部内 (72)発明者 八色 健一 神奈川県横浜市鶴見区尻手3丁目2番43号 新明和工業株式会社特装車事業部内 (72)発明者 巻幡 晃一 神奈川県横浜市鶴見区尻手3丁目2番43号 新明和工業株式会社特装車事業部内 (72)発明者 中津 俊介 神奈川県横浜市鶴見区尻手3丁目2番43号 新明和工業株式会社特装車事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴミを収容するゴミ収容箱の投入開口部
    にゴミ容器を反転させゴミ容器内のゴミをゴミ収容箱に
    投入するゴミ容器反転装置であって、 ゴミ容器反転装置は、前記ゴミ収容箱に支持台が適宜な
    アクチュエータにより前記ゴミ容器を地上位置からゴミ
    容器の上部開口が下向き状態で前記ゴミ収容箱の投入開
    口部に臨む位置まで反転可能に構成され、この支持台の
    上部にはゴミ容器の上部に形成された係止凹部に下方か
    ら挿入係止可能な係止部が設けられるとともに、ゴミ容
    器反転時においてゴミ容器の上端部を上方から押圧し、
    前記係止部とでゴミ容器を挾持するフックが設けられ、
    一方、ゴミ容器と対峙する支持台の後面にはゴミ容器の
    側面を支持する支持部が形成され、前記係止部と支持部
    には、ゴミ容器の重量を検出する重量検出装置がそれぞ
    れ設けられたことを特徴とするゴミ容器反転装置。
  2. 【請求項2】 ゴミを収容するゴミ収容箱の投入開口部
    にゴミ容器を反転させゴミ容器内のゴミをゴミ収容箱に
    投入するゴミ容器反転装置であって、 ゴミ容器反転装置は、前記ゴミ収容箱に支持台が適宜な
    アクチュエータにより前記ゴミ容器を地上位置からゴミ
    容器の上部開口が下向き状態で前記ゴミ収容箱の投入開
    口部に臨む位置まで反転可能に構成され、この支持台の
    上部にはゴミ容器の上部に形成された係止凹部に下方か
    ら挿入係止可能な係止部が設けられるとともに、ゴミ容
    器反転時においてゴミ容器の上端部を上方から押圧し、
    前記係止部とでゴミ容器を挾持するフックが設けられ、
    一方、ゴミ容器と対峙する支持台の後面にはゴミ容器の
    側面を支持する支持部が形成され、該支持部にはゴミ容
    器との摩擦抵抗を緩和する緩和手段が設けられ、さらに
    前記係止部にはゴミ容器の重量を検出する重量検出装置
    が設けられたことを特徴とするゴミ容器反転装置。
  3. 【請求項3】 前記係止部は、左右一対に設けられ、各
    係止部に前記重量検出装置が設けられてなる請求項1又
    は2記載のゴミ容器反転装置。
  4. 【請求項4】 前記支持台の支持部に設けられた重量検
    出装置は、本体部が支持部内に設けられるとともに、検
    出部が支持部に形成された透孔を挿通して支持部の後面
    に突出配置されてなる請求項1記載のゴミ容器反転装
    置。
  5. 【請求項5】 前記緩和手段は、回転自在に支持された
    ローラで構成され、ローラの周面でゴミ容器を支持する
    請求項2記載のゴミ容器反転装置。
  6. 【請求項6】 前記緩和手段は、磁石であり、反発力が
    生じるように支持部の後面及びゴミ容器の側面に取付け
    られた請求項2記載のゴミ容器反転装置。
  7. 【請求項7】 前記緩和手段は、前記支持部の後面に設
    けられ、ゴミ容器の側面に圧縮空気を噴射する圧縮空気
    噴射装置である請求項2記載のゴミ容器反転装置。
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