JPH07116864B2 - 折版屋根消雪装置 - Google Patents
折版屋根消雪装置Info
- Publication number
- JPH07116864B2 JPH07116864B2 JP1026251A JP2625189A JPH07116864B2 JP H07116864 B2 JPH07116864 B2 JP H07116864B2 JP 1026251 A JP1026251 A JP 1026251A JP 2625189 A JP2625189 A JP 2625189A JP H07116864 B2 JPH07116864 B2 JP H07116864B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- folded
- roof
- plate
- snow
- long
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、折版屋根上の積雪を建物内の暖気を屋根上に
導出せしめることにより融雪する折版屋根消雪装置に係
るものである。
導出せしめることにより融雪する折版屋根消雪装置に係
るものである。
豪雪地の新潟県ではいろいろな屋根消雪装置が開発され
ている。
ている。
その主なものをあげると次の通りである。
屋根上に散水ノズルや散水パイプ等の散水装置を設
けて消雪する方式。
けて消雪する方式。
屋根上の積雪をヒーター、温風、排熱等で直接融か
して消雪する方式。
して消雪する方式。
屋根裏をヒーター、温風、排熱等で加温して屋根上
の積雪を間接的に融かして消雪する方式。などがある
が、方式は屋根が損傷しやすく耐久的でなかった
り、屋根が凍結すると水漏れを起こす欠点があり、方
式は熱が直接雪に当たらないから消雪効率が悪く、大雪
の場合にはそれほど効果はない。
の積雪を間接的に融かして消雪する方式。などがある
が、方式は屋根が損傷しやすく耐久的でなかった
り、屋根が凍結すると水漏れを起こす欠点があり、方
式は熱が直接雪に当たらないから消雪効率が悪く、大雪
の場合にはそれほど効果はない。
本発明者は、屋根面に沢山のカバー付の排熱筒を突設
し、この排熱筒から建物内の排熱を直接積雪中に導出さ
せ、積雪を内部から融かして消雪する消雪方法を開発
し、既に特開昭62−242044号他数件の出願を行ってい
る。
し、この排熱筒から建物内の排熱を直接積雪中に導出さ
せ、積雪を内部から融かして消雪する消雪方法を開発
し、既に特開昭62−242044号他数件の出願を行ってい
る。
本発明はこれらの方式を折版屋根に利用したものであ
る。
る。
添付図面を参照して詳述すると次の通りである。
建物内の暖気を排出する排熱筒４を折版屋根ａに設け、
この折版屋根ａの上方に該排熱筒４内に雪雨が侵入する
ことを防止するカバー５を設けた折版屋根消雪装置にお
いて、長尺折版１を並設して折版屋根ａを形成する際、
隣同志の長尺折版１・１′間に所定の間隙ｌを介存せし
め、隣列する頂部２・２′間に長尺板３を架設して前記
間隙ｌを閉塞することで棟側から軒側にかけて延設され
る複数の平坦部ｂが並設されるように構成されており、
この平坦部ｂには排熱筒４を長尺板３の長さ方向に適当
間隔を置いて設けられていることを特徴とする折版屋根
消雪装置に係るものである。
この折版屋根ａの上方に該排熱筒４内に雪雨が侵入する
ことを防止するカバー５を設けた折版屋根消雪装置にお
いて、長尺折版１を並設して折版屋根ａを形成する際、
隣同志の長尺折版１・１′間に所定の間隙ｌを介存せし
め、隣列する頂部２・２′間に長尺板３を架設して前記
間隙ｌを閉塞することで棟側から軒側にかけて延設され
る複数の平坦部ｂが並設されるように構成されており、
この平坦部ｂには排熱筒４を長尺板３の長さ方向に適当
間隔を置いて設けられていることを特徴とする折版屋根
消雪装置に係るものである。
建物内の暖気を、折版屋根ａの平坦部ｂに設けた排熱筒
４より折版屋根ａ上に導出せしめる。
４より折版屋根ａ上に導出せしめる。
本発明は、折版１を常法のように隣接端縁頂部を重ねて
並設せず、所定の間隙ｌを介存して並設し、この間隙ｌ
を長尺板３で閉塞して折版屋根ａに複数の平坦部ｂを形
成し、この平坦部ｂに排熱筒４を立設するから、折版１
への穿孔作業等が不要となり、それだけ効率的な作業が
可能となる。
並設せず、所定の間隙ｌを介存して並設し、この間隙ｌ
を長尺板３で閉塞して折版屋根ａに複数の平坦部ｂを形
成し、この平坦部ｂに排熱筒４を立設するから、折版１
への穿孔作業等が不要となり、それだけ効率的な作業が
可能となる。
図面は、木毛板のようなパッキング材６を介して左右に
袖片７を折曲形成した長尺板３を止着した場合を図示し
ている。
袖片７を折曲形成した長尺板３を止着した場合を図示し
ている。
カバー５はパッキング材６を介して折版屋根ａの頂部に
付設した薄箱状の支脚８上に付設する。このカバー５は
一枚が左右２列の排熱筒４に対して架設され、折版屋根
ａ上を横切る方向に継合される場合を図示している。
付設した薄箱状の支脚８上に付設する。このカバー５は
一枚が左右２列の排熱筒４に対して架設され、折版屋根
ａ上を横切る方向に継合される場合を図示している。
図中符号４′は排熱孔、９は網カバー、10は結露が排熱
筒４内に滴下することを防止する結露カバーで、雪が舞
い込まないように防雪板11を前側に連設垂下した場合を
図示している。
筒４内に滴下することを防止する結露カバーで、雪が舞
い込まないように防雪板11を前側に連設垂下した場合を
図示している。
本発明は上述のように構成したから、穿孔作業等を要せ
ずして非常に効率良く作製し得る雪下ろしの必要のない
建物を提供し得ることになる。
ずして非常に効率良く作製し得る雪下ろしの必要のない
建物を提供し得ることになる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は装置の
縦断面正面図、第２図は折版屋根とカバーとの配置関係
を示す説明平面図、第３図は同上側面図である。 ａ……折版屋根、ｂ……平坦部、ｌ……間隙、1,1′…
…長尺折版、2,2′……頂部、３……長尺板、４……排
熱筒、５……カバー。
縦断面正面図、第２図は折版屋根とカバーとの配置関係
を示す説明平面図、第３図は同上側面図である。 ａ……折版屋根、ｂ……平坦部、ｌ……間隙、1,1′…
…長尺折版、2,2′……頂部、３……長尺板、４……排
熱筒、５……カバー。
Claims (1)
- 【請求項１】建物内の暖気を排出する排熱筒４を折版屋
根ａに設け、この折版屋根ａの上方に該排熱筒４内に雪
雨が侵入することを防止するカバー５を設けた折版屋根
消雪装置において、長尺折版１を並設して折版屋根ａを
形成する際、隣同志の長尺折版１・１′間に所定の間隙
ｌを介存せしめ、隣列する頂部２・２′間に長尺板３を
架設して前記間隙ｌを閉塞することで棟側から軒側にか
けて延設される複数の平坦部ｂが並設されるように構成
されており、この平坦部ｂには排熱筒４を長尺板３の長
さ方向に適当間隔を置いて設けられていることを特徴と
する折版屋根消雪装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1026251A JPH07116864B2 (ja) | 1989-02-04 | 1989-02-04 | 折版屋根消雪装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1026251A JPH07116864B2 (ja) | 1989-02-04 | 1989-02-04 | 折版屋根消雪装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02209574A JPH02209574A (ja) | 1990-08-21 |
| JPH07116864B2 true JPH07116864B2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=12188057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1026251A Expired - Lifetime JPH07116864B2 (ja) | 1989-02-04 | 1989-02-04 | 折版屋根消雪装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07116864B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62242044A (ja) * | 1986-04-11 | 1987-10-22 | 牧野 幸司 | 屋根消雪装置 |
| JPS63189576A (ja) * | 1987-01-29 | 1988-08-05 | 株式会社 ナンバ | 融雪屋根装置 |
-
1989
- 1989-02-04 JP JP1026251A patent/JPH07116864B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02209574A (ja) | 1990-08-21 |
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