JPH07116786B2 - 天井用目地カバ―装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は隣接する建物を目地部を
介して接続する場合の天井部分の目地部を覆う天井用目
地カバ―装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の天井用目地カバ―装置は目地部寄
りの左右の天井ボ―ドの端部を覆う目地板を天井下地材
に取付けられた支持バ―および該支持バ―に常時上方へ
付勢するように付勢スプリングを用いた複数個の取付け
金具を用いて取付けている。

【０００３】

【本発明が解決しようとする課題】従来の天井用目地カ
バ―装置は目地部と左右の天井ボ―ドの目地部寄りの端
部とを覆う目地板を用いているので、目地板が大きく見
苦しくなり、美観が悪くなるという欠点があった。ま
た、左右の建物の一方が沈下した場合には、目地板と左
右の天井ボ―ドとの間に隙間が生じて見苦しくなる等の
欠点があった。

【０００４】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
目地部の幅寸法を小さくして違和感や見苦しくなるのを
防止することができるとともに、左右の建物が前後左右
方向と上下方向に揺れ動いても、目地板との隙間が大き
くなって見苦しくなるのを確実に防止することができる
天井用目地カバ―装置を提供することを目的としてい
る。

【０００５】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合せて読むと、
より完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっ
ぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定す
るものではない。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は天井部分の目地部を覆う天井用目地カバ―
装置において、該天井用目地カバ―装置を一方の天井下
地材の目地部寄りの端部に取付けられた一方の目地板支
持部および一方の天井下地材に取付けられる一方の天井
ボ―ドの目地部寄りの端部を支持する一方の天井ボ―ド
支持部が形成された一方の支持金具と、他方の天井下地
材の目地部寄りの端部に取付けられた前記一方の支持金
具の一方の目地板支持部との間に隙間を介して位置され
る他方の目地板支持部および他方の天井下地材に取付け
られる他方の天井ボ―ドの目地部寄りの端部を支持する
他方の天井ボ―ド支持部が形成された他方の支持金具
と、この他方の支持金具の他方の目地板支持部と前記一
方の支持金具の一方の目地板支持部とに両端部寄りの部
位が支持され、該他方の目地板支持部と一方の目地板支
持部との間を覆う目地板と、この目地板の両端部寄りの
部位の浮き上がりを阻止する前記一方の支持金具および
他方の支持金具あるいは前記一方の天井下地材および他
方の天井下地材にそれぞれ取付けられた押え板とで天井
用目地カバ―装置を構成している。

【０００７】

【作用】上記のように構成された天井用目地カバ―装置
は、目地部を覆う目地板の見える幅寸法が一方の支持金
具と他方の支持金具との間の寸法であるため小さく、左
右の建物が前後左右方向に揺れ動いた場合、目地板は一
方の目地板支持部と他方の目地板支持部上をスライド移
動して吸収し、上下方向の揺れ動きも一方の目地板支持
部と他方の目地板支持部を支点とした動きによって吸収
するとともに、一方の天井ボ―ドの目地部側端部と他方
の天井ボ―ドの目地部側端部は一方の天井ボ―ド支持部
と他方の天井ボ―ド支持部によって支持される。

【０００８】

【本発明の実施例】以下、図面に示す実施例により、本
発明を詳細に説明する。

【０００９】図１ないし図７の本発明の第１の実施例に
おいて、１は隣接する左右の建物２、２を目地部３を介
して天井部分を接続する本発明の天井用目地カバ―装置
で、この天井用目地カバ―装置１は一方の格子状に配置
された天井下地材４の下部軽量鉄骨材５の目地部３寄り
の端部に複数本のボルト６、ナット７によって取付けら
れた一方の目地板支持部９および一方の下部軽量鉄骨材
５に取付けられる一方の天井ボ―ド１０の目地部３寄り
の端部を支持する一方の天井ボ―ド支持部１１が形成さ
れた一方の支持金具１２と、他方の格子状に配置された
天井下地材４の下部軽量鉄骨材５の目地部寄りの端部に
取付けられた前記一方の支持金具１２の一方の目地板支
持部９との間に隙間１３を介して位置される他方の目地
板支持部９および他方の下部軽量鉄骨材５に取付けられ
る他方の天井ボ―ド１０の目地部３寄りの端部を支持す
る他方の天井ボ―ド支持部１１が形成された前記一方の
支持金具１２と同一形状の他方の支持金具１２と、この
他方の支持金具１２の他方の目地板支持部９と前記一方
の支持金具１２の一方の目地板支持部９とに両端部寄り
の部位が支持され、該他方の目地板支持部９と一方の目
地板支持部９との間を覆う目地板１４と、この目地板１
４の両端部寄りの部位の浮き上がりを阻止する前記一方
の支持金具１２および他方の支持金具１２にそれぞれタ
ッピングビス１５等によって取付けられた複数枚の押え
板１６とで構成されている。

【００１０】前記一方の支持金具１２は、図３に示すよ
うにアルミ、アルミ合金、ステンレス、ステンレス合金
等の金属材で形成された支持板１７と、この支持板１７
の後端部に一体成形された下部軽量鉄骨材５の高さ寸法
とほぼ同じ高さ寸法に形成されたアングル状の取付け板
１８と、この取付け板１８に形成されたボルト挿入孔１
９、１９と、前記支持板１７の先端部に一体成形された
該支持板１７の上面より上方へ突出し、先端部が弧状に
形成された目地板支持部９および下面より下方へ突出し
たＬ字状の天井ボ―ド支持部１１とから構成されてい
る。

【００１１】前記目地板１４は、図４に示すようにアル
ミ、アルミ合金、ステンレス、ステンレス合金等の金属
材で形成された板状の目地板本体２０と、この目地板本
体２０の両端部に下方へ折曲げて形成したストッパ―片
２１、２１とで形成されている。

【００１２】前記押え板１６は、図５に示すようにＬ字
状に形成された押え板本体２２と、この押え板本体２２
の後端部に形成されたビス挿入孔２３、２３とで形成さ
れている。

【００１３】上記構成の天井用目地カバ―装置１は目地
部３寄りの一方および他方の下部軽量鉄骨材５、５に、
図６に示すように一方の支持金具１２と他方の支持金具
１２とを複数本のボルト６とナット７によってそれぞれ
固定する。

【００１４】次に一方および他方の支持金具１２、１２
の目地板支持部９、９に、図７に示すように目地板１４
を支持させる。この場合、目地板１４の両側部には前後
方向にスライド移動できるように隙間を有するように設
置する。

【００１５】しかる後、目地板１４の両端部の浮き上が
りを防止するように所定間隔で押え板１６をタッピング
ビス１５、１５によって、一方および他方の支持金具１
２、１２にそれぞれ取付ける。また、一方および他方の
支持金具１２、１２の天井ボ―ド支持部１１、１１に一
方および他方の天井ボ―ド１０、１０の端部を支持させ
た状態で取付ける。

【００１６】このように組立てられた天井用目地カバ―
装置１は、左右の建物２、２が地震等で前後左右方向に
揺れ動いた場合、目地板１４は一方および他方の支持金
具１２、１２の目地板支持部９、９に支持された状態で
スライド移動し、その動きを吸収する。また、上下方向
の揺れ動きは一方および他方の支持金具１２、１２の目
地板支持部９、９と複数個の押え板１６の先端部とによ
って目地板１４が浮き上がることなく支持して、その動
きを吸収する。

【００１７】

【本発明の異なる実施例】次に、図８ないし図２２に示
す本発明の異なる実施例につき説明する。なお、これら
の本発明の異なる実施例の説明に当って、前記本発明の
第１の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複
する説明を省略する。

【００１８】図８ないし図１０の本発明の第２の実施例
において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、一方および他方の支持金具１２Ａ、１２Ａを格子状
に配置された一方および他方の天井下地材４、４の上部
の軽量鉄骨材５Ａ、５Ａの下面に複数本のボルト６、６
によって固定できるようにした点で、このように構成し
た天井用目地カバ―装置１Ａにしても前記本発明の第１
の実施例と同様な作用効果が得られる。

【００１９】図１１ないし図１３の本発明の第３の実施
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、一方および他方の天井下地材４、４の下部軽量鉄骨
材５、５にそれぞれ挿入され複数本のタッピングビス１
５等によって固定される複数本の支持金具取付け材２
４、２４を用い、該複数本の支持金具取付け材２４、２
４に一方および他方の支持金具１２Ｂ、１２Ｂをタッピ
ングビス１５等によって取付けた点で、このように構成
した天井用目地カバ―装置１Ｂにしても前記本発明の第
１の実施例と同様な作用効果が得られる。

【００２０】図１４ないし図１６の本発明の第４の実施
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、一方および他方の天井下地材４、４の上部軽量鉄骨
材５Ａ、５Ａに複数本のタッピングビス１５等によって
固定される複数本の一方および他方の支持金具取付け材
２４Ａ、２４Ａを用い、該複数本の支持金具取付け材２
４Ａ、２４Ａに一方および他方の支持金具１２Ｃ、１２
Ｃをタッピングビス１５等によって固定した点で、この
ように構成した天井用目地カバー装置１Ｃにしても前記
本発明の第１の実施例と同様な作用効果が得られる。

【００２１】図１７ないし図１９の本発明の第５の実施
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、一方および他方の天井下地材４、４の上部軽量鉄骨
材５Ａ、５Ａに支持板２５、２５を複数本のタッピング
ビス１５等によって固定するとともに、該支持板２５、
２５の先端部の嵌合片２６、２６に着脱可能に嵌合する
嵌合片２７、目地板支持部９および天井ボ―ド支持部１
１が形成された支持金具１２Ｄ、１２Ｄを用いた点で、
このように構成した天井用目地カバ―装置１Ｄにしても
前記本発明の第１の実施例と同様な作用効果が得られ
る。

【００２２】図２０ないし図２２の本発明の第６の実施
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、一方および他方の支持金具１２、１２に押え板挿入
孔２８を所定間隔で形成し、該押え板挿入孔２８に押え
板１６を下部よりそれぞれ挿入してタッピングビス１５
等で固定できるようにした点で、このように構成した天
井用目地カバ―装置１Ｅにしても前記本発明の第１の実
施例と同様な作用効果が得られる。

【００２３】図２３および図２４の本発明の第７の実施
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、一方および他方の天井下地材４にアンカーボルト２
９等によって、該一方および他方の天井下地材４の端部
を覆う押え板１６Ａ、１６Ａを固定するとともに、この
押え板１６Ａ、１６Ａを覆うようにそれぞれ目地板支持
部９と天井ボ―ド支持部１１が形成された一方および他
方の支持金具１２Ｅ、１２Ｅをアンカーボルト２９等に
よって一方および他方の天井下地材４に固定した点で、
このように構成した天井用目地カバ―装置１Ｆにしても
前記本発明の第１の実施例と同様な作用効果が得られ
る。なお、３０は一方および他方の支持金具１２Ｅ、１
２Ｅに形成した天井ボ―ド１０の取付を容易にするため
の、突起である。また、一方および他方の支持金具１２
Ｅ、１２Ｅをタッピングビス等によって、押え板１６
Ａ、１６Ａに固定しても良い。さらに、前記押え板１６
Ａ、１６Ａは前記本発明の第１の実施例と同様な押え板
１６、１６を用いても良い。

【００２４】

【本発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発
明にあっては次に列挙する効果が得られる。

【００２５】（１）天井部分の目地部を覆う天井用目地
カバ―装置において、該天井用目地カバ―装置を一方の
天井下地材の目地部寄りの端部に取付けられた一方の目
地板支持部および一方の天井下地材に取付けられる一方
の天井ボ―ドの目地部寄りの端部を支持する一方の天井
ボ―ド支持部が形成された一方の支持金具と、他方の天
井下地材の目地部寄りの端部に取付けられた前記一方の
支持金具の一方の目地板支持部との間に隙間を介して位
置される他方の目地板支持部および他方の天井下地材に
取付けられる他方の天井ボ―ドの目地部寄りの端部を支
持する他方の天井ボ―ド支持部が形成された他方の支持
金具と、この他方の支持金具の他方の目地板支持部と前
記一方の支持金具の一方の目地板支持部とに両端部寄り
の部位が支持され、該他方の目地板支持部と一方の目地
板支持部との間を覆う目地板と、この目地板の両端部寄
りの部位の浮き上がりを阻止する前記一方の支持金具お
よび他方の支持金具あるいは前記一方の天井下地材およ
び他方の天井下地材にそれぞれ取付けられた押え板とで
構成されているので、天井の目地部の幅寸法が一方の支
持金具と他方の支持金具との幅寸法となり、該部分を目
地板で覆うため、目地板が見える寸法を従来に比べ小幅
寸法にでき、美観を向上させることができる。

【００２６】（２）前記（１）によって、左右の建物が
前後左右方向および上下方向に地震等で揺れ動いても、
目地板はその揺れ動きに追従し、損傷するのを確実に防
止することができる。

【００２７】（３）前記（１）によって、目地板の両端
部寄りの部位は押え板で浮き上がるのを阻止されている
ので、地震等で揺れ動いても位置ずれして見苦しくなっ
たりするのを確実に阻止し、美観が悪くなるのを防止す
ることができる。

【００２８】（４）前記（１）によって、天井ボ―ドの
目地部寄りの端部を天井ボ―ド支持部によって支持でき
るので、天井ボ―ドの端末処理が不要で、楽に設置する
ことができる。

【００２９】（５）請求項２、３も前記（１）〜（４）
と同様な効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施例を示す断面図。

【図２】本発明の第１の実施例を示す平面図。

【図３】支持金具の説明図。

【図４】目地部の説明図。

【図５】押え板の説明図。

【図６】支持金具の取付け状態の説明図。

【図７】目地板の取付け状態の説明図。

【図８ないし図１０】本発明の第２の実施例を示す説明
図。

【図１１ないし図１３】本発明の第３の実施例を示す説
明図。

【図１４ないし図１６】本発明の第４の実施例を示す説
明図。

【図１７ないし図１９】本発明の第５の実施例を示す説
明図。

【図２０ないし図２２】本発明の第６の実施例を示す説
明図。

【図２３および図２４】本発明の第７の実施例を示す説
明図。

【符号の説明】

１、１Ａ、１Ｂ、１Ｃ、１Ｄ、１Ｅ、１Ｆ：天井目地カ
バ―装置、２：建物、 ３：目
地部、４：天井下地材、 ５Ａ：上部
軽量鉄骨材、５：下部軽量鉄骨材、 ６：
ボルト、７：ナット、 ９：目地
板支持部、１０：天井ボ―ド、 １１：
天井ボ―ド支持部、１２、１２Ａ、１２Ｂ、１２Ｃ、１
２Ｄ：支持金具、１３：隙間、
１４：目地板、１５：タッピングビス、 １
６、１６Ａ：押え板、１７：支持板、
１８：取付け板、１９：ボルト挿入孔、
２０：目地板本体、２１：ストッパ―片、
２２：押え板本体、２３：ビス挿入孔、
２４、２４Ａ：支持金具取付け材、２５：支持
板、 ２６：嵌合片、２７：嵌合
部、 ２８：押え板挿入孔。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 天井部分の目地部を覆う天井用目地カバ
   ―装置において、該天井用目地カバ―装置を一方の天井
   下地材の目地部寄りの端部に取付けられた一方の目地板
   支持部および一方の天井下地材に取付けられる一方の天
   井ボ―ドの目地部寄りの端部を支持する一方の天井ボ―
   ド支持部が形成された一方の支持金具と、他方の天井下
   地材の目地部寄りの端部に取付けられた前記一方の支持
   金具の一方の目地板支持部との間に隙間を介して位置さ
   れる他方の目地板支持部および他方の天井下地材に取付
   けられる他方の天井ボ―ドの目地部寄りの端部を支持す
   る他方の天井ボ―ド支持部が形成された他方の支持金具
   と、この他方の支持金具の他方の目地板支持部と前記一
   方の支持金具の一方の目地板支持部とに両端部寄りの部
   位が支持され、該他方の目地板支持部と一方の目地板支
   持部との間を覆う目地板と、この目地板の両端部寄りの
   部位の浮き上がりを阻止する前記一方の支持金具および
   他方の支持金具あるいは前記一方の天井下地材および他
   方の天井下地材にそれぞれ取付けられた押え板とで構成
   したことを特徴とする天井用目地カバ―装置。
2. 【請求項２】 天井部分の目地部を覆う天井用目地カバ
   ー装置において、該天井用目地カバー装置を一方の天井
   下地材の目地部寄りの端部に所定間隔で目地部へ突出す
   るように取付けられた複数個の一方の支持金具取付け材
   と、この複数個の一方の支持金具取付け材に固定的に支
   持された一方の目地板支持部および一方の天井下地材に
   取付けられる一方の天井ボードの目地部寄りの端部を支
   持する一方の天井ボード支持部が形成された一方の支持
   金具と、他方の天井下地材の目地部寄りの端部に所定間
   隔で目地部へ突出するように取付けられた複数個の他方
   の支持金具取付け材と、この複数個の他方の支持金具取
   付け材に固定的に支持された前記一方の支持金具の一方
   の目地板支持部との間に隙間を介して位置される他方の
   目地板支持部および他方の天井下地材に取付けられる他
   方の天井ボードの目地部寄りの端部を支持する他方の天
   井ボード支持部が形成された他方の支持金具と、この他
   方の支持金具の他方の目地板支持部と前記一方の支持金
   具の一方の目地板支持部とに両端部寄りの部位が支持さ
   れ、該他方の目地板支持部と一方の目地板支持部との間
   を覆う目地板と、この目地板の両端部寄りの部位の浮き
   上がりを阻止する前記一方の支持金具および他方の支持
   金具あるいは一方の天井下地材および他方の天井下地材
   にそれぞれ取付けられた押え板とで構成したことを特徴
   とする天井用目地カバー装置。
3. 【請求項３】 天井部分の目地部を覆う天井用目地カバ
   ―装置において、該天井用目地カバ―装置を一方の天井
   下地材の目地部寄りの端部に取付けられた一方の支持板
   と、この一方の支持板の先端部に着脱可能に取付けられ
   た該一方の支持板の上方へ突出する一方の目地板支持部
   および下方へ突出し前記一方の天井下地材に取付けられ
   る一方の天井ボ―ドの目地部寄りの端部を支持する一方
   の天井ボ―ド支持部が形成された一方の支持金具と、他
   方の天井下地材の目地部寄りの端部に取付けられた他方
   の支持板と、この他方の支持板の先端部に着脱可能に取
   付けられた該他方の支持板の上方へ突出する他方の目地
   板支持部および下方へ突出し前記他方の天井下地材に取
   付けられる他方の天井ボ―ドの目地部寄りの端部を支持
   する他方の天井ボ―ド支持部が形成された他方の支持金
   具と、この他方の支持金具の他方の目地板支持部と前記
   一方の支持金具の一方の目地板支持部とに両端部寄りの
   部位が支持され、該他方の目地板支持部と一方の目地板
   支持部との間を覆う目地板と、この目地板の両端部寄り
   の部位の浮き上がりを阻止する前記一方の天井下地材お
   よび他方の天井下地材にそれぞれ取付けられた押え板と
   で構成したことを特徴とする天井用目地カバ―装置。