JPH07115828B2 - 伸縮ブ−ムの油圧ホ−ス張力保持装置 - Google Patents
伸縮ブ−ムの油圧ホ−ス張力保持装置Info
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- JPH07115828B2 JPH07115828B2 JP6627287A JP6627287A JPH07115828B2 JP H07115828 B2 JPH07115828 B2 JP H07115828B2 JP 6627287 A JP6627287 A JP 6627287A JP 6627287 A JP6627287 A JP 6627287A JP H07115828 B2 JPH07115828 B2 JP H07115828B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、架線工事に使用される電気工事車などに搭載
された伸縮ブームの油圧ホース張力保持装置に関する。
された伸縮ブームの油圧ホース張力保持装置に関する。
一般に、架線工事に使用される電気工事車などには、伸
縮自在な入子状の伸縮ブームが搭載されている。この種
の従来の入子状の伸縮ブームにあって、下部ブームおよ
び上部ブームを有し、下部ブームを伸長させた後、さら
に上部ブームを伸長させ得るよう構成したものでは、各
ブームを伸長させるため2本の油圧式の伸縮シリンダが
装備されている。ところで、この種のものでは、一方の
伸縮シリンダは下部ブームの固定部に固定されている
が、他方の伸縮シリンダは上部ブームと一緒に上方へ移
動するよう構成されているので、固定の油圧配管で各伸
縮シリンダ間を接続することはできない。したがって、
各伸縮シリンダ間は油圧ホースで接続することになる。
ここで、油圧ホース保持装置が必要となる。
縮自在な入子状の伸縮ブームが搭載されている。この種
の従来の入子状の伸縮ブームにあって、下部ブームおよ
び上部ブームを有し、下部ブームを伸長させた後、さら
に上部ブームを伸長させ得るよう構成したものでは、各
ブームを伸長させるため2本の油圧式の伸縮シリンダが
装備されている。ところで、この種のものでは、一方の
伸縮シリンダは下部ブームの固定部に固定されている
が、他方の伸縮シリンダは上部ブームと一緒に上方へ移
動するよう構成されているので、固定の油圧配管で各伸
縮シリンダ間を接続することはできない。したがって、
各伸縮シリンダ間は油圧ホースで接続することになる。
ここで、油圧ホース保持装置が必要となる。
油圧ホース保持装置としては、従来、第6図aに示すよ
うにホースクランプ31に油圧ホース32を単に引掛けるよ
う構成したものが多用されているわけであるが、一方で
は、同図bに示すように伸縮ビーム33の伸縮に合せて油
圧ホース32を繰出し、巻取り可能にしたホースリール34
を装備したものも提案されている(例えば、実開昭60−
187200号公報、実開昭60−69521号公報)。
うにホースクランプ31に油圧ホース32を単に引掛けるよ
う構成したものが多用されているわけであるが、一方で
は、同図bに示すように伸縮ビーム33の伸縮に合せて油
圧ホース32を繰出し、巻取り可能にしたホースリール34
を装備したものも提案されている(例えば、実開昭60−
187200号公報、実開昭60−69521号公報)。
しかしながら、単にホースクランプ31に油圧ホース32を
引掛けるようにしたものでは、油圧ホース32が伸縮ブー
ム33の下側に垂れ下がるので、これに機材などが引掛
り、ホースに損傷を受け易く、また垂れ下がるホースの
分だけ車両上のデッドスペースが増えるという問題があ
った。また、ホースリール34を装備したものでは、構造
が複雑になり、製造コスト、メンテナンス上で不利であ
り、さらにホースリール34の設置スペースが増えるとい
う問題があった。
引掛けるようにしたものでは、油圧ホース32が伸縮ブー
ム33の下側に垂れ下がるので、これに機材などが引掛
り、ホースに損傷を受け易く、また垂れ下がるホースの
分だけ車両上のデッドスペースが増えるという問題があ
った。また、ホースリール34を装備したものでは、構造
が複雑になり、製造コスト、メンテナンス上で不利であ
り、さらにホースリール34の設置スペースが増えるとい
う問題があった。
油圧ホース32は油圧が流れた場合に、その直径が脹ら
み、長さが縮む性質を持っており、ホースリール34で油
圧ホース32を巻取るようにしたものでは、巻取り量が変
動することになり、その対応は格別困難となる。また、
油圧ホース32は経時的に劣化が進行し伸びる性質も持っ
ており、そのため伸縮ブームの伸縮時の弛み量が大きく
なり、上記の問題がさらに増大する(例えば特開昭60−
48900号公報)という欠点もある。
み、長さが縮む性質を持っており、ホースリール34で油
圧ホース32を巻取るようにしたものでは、巻取り量が変
動することになり、その対応は格別困難となる。また、
油圧ホース32は経時的に劣化が進行し伸びる性質も持っ
ており、そのため伸縮ブームの伸縮時の弛み量が大きく
なり、上記の問題がさらに増大する(例えば特開昭60−
48900号公報)という欠点もある。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する
問題点を解消し、設置スペースを多く取らず、伸縮ブー
ムの伸縮時に油圧ホースを損傷させることのない伸縮ブ
ームの油圧ホース張力保持装置を提供することにある。
問題点を解消し、設置スペースを多く取らず、伸縮ブー
ムの伸縮時に油圧ホースを損傷させることのない伸縮ブ
ームの油圧ホース張力保持装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、下部ブームの先
端に連接された上記ブームを有し、前記下部ブームに取
付けられた下部伸縮シリンダで下部ブームを伸長したの
ち、さらに前記上部ブームに取付けられた上部伸縮シリ
ンダで上部ブームを伸長し得るよう構成した伸長ブーム
において、前記上部伸縮シリンダの接続ポートに一端を
接続した油圧ホースの他端を、複数の滑車を巻回して前
記下部ブームの固定ブームに固設された固定接続ポート
に接続し、前記複数の滑車のうち前記固定接続ポートに
近い滑車を動滑車にすると共に、この動滑車を前記固定
ブームに沿って案内するための案内レールで支持し、さ
らに前記動滑車に前記固定ブームに固設された定荷重ば
ねを連結し、前記油圧ホースに常に一定の張力を負荷で
きるようにしたことを特徴とするものである。
端に連接された上記ブームを有し、前記下部ブームに取
付けられた下部伸縮シリンダで下部ブームを伸長したの
ち、さらに前記上部ブームに取付けられた上部伸縮シリ
ンダで上部ブームを伸長し得るよう構成した伸長ブーム
において、前記上部伸縮シリンダの接続ポートに一端を
接続した油圧ホースの他端を、複数の滑車を巻回して前
記下部ブームの固定ブームに固設された固定接続ポート
に接続し、前記複数の滑車のうち前記固定接続ポートに
近い滑車を動滑車にすると共に、この動滑車を前記固定
ブームに沿って案内するための案内レールで支持し、さ
らに前記動滑車に前記固定ブームに固設された定荷重ば
ねを連結し、前記油圧ホースに常に一定の張力を負荷で
きるようにしたことを特徴とするものである。
本発明によれば、下部ブームを伸長させると、この下部
ブームの先端に連接された上部ブームは上部へ移動し、
この上部ブームに取付けられた上部伸縮シリンダも上方
へ移動する。上部伸縮シリンダの接続ポートに一端が接
続された油圧ホースの他端は、下部ブームの固定ブーム
に固設された接続ポートに接続されているが、この油圧
ホースには定荷重ばねにより常に一定の張力が負荷され
ているので、油圧ホースが弛むようなことはない。
ブームの先端に連接された上部ブームは上部へ移動し、
この上部ブームに取付けられた上部伸縮シリンダも上方
へ移動する。上部伸縮シリンダの接続ポートに一端が接
続された油圧ホースの他端は、下部ブームの固定ブーム
に固設された接続ポートに接続されているが、この油圧
ホースには定荷重ばねにより常に一定の張力が負荷され
ているので、油圧ホースが弛むようなことはない。
以下、本発明による伸縮ブームの油圧ホース張力保持装
置の一実施例を添附図面を参照して説明する。
置の一実施例を添附図面を参照して説明する。
第1図は伸縮ブームを伸縮させた状態、第2図は伸縮ブ
ームの一部を伸長させた状態を示す側面図である。符号
1は伸縮ブームを示しており、この伸縮ブーム1は複数
のブーム1a〜1fを入子状に連接したものであり、ブーム
1a〜1cは下部ブーム2を構成し、またブーム1c〜1fは上
部ブーム3を構成している。下部ブーム2はこの下部ブ
ーム2の基部を構成する固定ブーム5を有し、この固定
ブーム5の後端は例えば電気工事車などの荷台4上に枢
着されている。固定ブーム5の外壁にはブラケット6を
介して下部伸縮シリンダ7が固設され、この下部伸縮シ
リンダ7のピストンロッド7a先端は、下部ブーム2の2
段目のブーム1a先端外壁にブラケット8を介してピン連
結されている。この下部伸縮シリンダ7のピストンロッ
ド7aを伸縮させると、第2図に示すように、下部ブーム
2は伸長する。一方、上部ブーム3の基部を構成する前
記ブーム1dの内側には上部伸縮シリンダ10が固設され、
この上部伸縮シリンダ10のピストンロッド10a先端は上
部ブーム3の2段目のブーム1e先端内壁に連結されてい
る。この上部伸縮シリンダ10のピストンロッド10aを伸
長させると、第2図の状態から、さらに上方へ上部ブー
ム3は伸長する。
ームの一部を伸長させた状態を示す側面図である。符号
1は伸縮ブームを示しており、この伸縮ブーム1は複数
のブーム1a〜1fを入子状に連接したものであり、ブーム
1a〜1cは下部ブーム2を構成し、またブーム1c〜1fは上
部ブーム3を構成している。下部ブーム2はこの下部ブ
ーム2の基部を構成する固定ブーム5を有し、この固定
ブーム5の後端は例えば電気工事車などの荷台4上に枢
着されている。固定ブーム5の外壁にはブラケット6を
介して下部伸縮シリンダ7が固設され、この下部伸縮シ
リンダ7のピストンロッド7a先端は、下部ブーム2の2
段目のブーム1a先端外壁にブラケット8を介してピン連
結されている。この下部伸縮シリンダ7のピストンロッ
ド7aを伸縮させると、第2図に示すように、下部ブーム
2は伸長する。一方、上部ブーム3の基部を構成する前
記ブーム1dの内側には上部伸縮シリンダ10が固設され、
この上部伸縮シリンダ10のピストンロッド10a先端は上
部ブーム3の2段目のブーム1e先端内壁に連結されてい
る。この上部伸縮シリンダ10のピストンロッド10aを伸
長させると、第2図の状態から、さらに上方へ上部ブー
ム3は伸長する。
次に、前記各伸縮シリンダ7、10の油圧配管を説明す
る。下部伸縮シリンダ7は固定ブーム5に対して上述し
たように固定され、その油圧配管は固定のものになって
いる。しかして、本発明によれば、第1図に示すよう
に、固定ブーム5の先端外壁に油圧ホース接続用の固定
接続ポート11が固着され、ここに一端が接続された前記
油圧ホース12の他端は固定ブーム5の後端に向けて延出
され、動滑車13を巻回したのち固定ブーム5の先端に向
けて延出され、前記ブーム1aの先端外壁にブラケット14
を介して軸支された第1滑車15を巻回したのち、ブーム
1aの内側を通して前記ブーム1bの後端に向けて延出さ
れ、このブーム1bの後端にブラケット16を介して軸支さ
れた第2滑車17を巻回したのち前記上部伸縮シリンダ10
の接続ポートに接続されている。第3図は伸縮ブーム1
の横断面図であり、油圧ホース12は図示のようにブーム
の内側を通されている。
る。下部伸縮シリンダ7は固定ブーム5に対して上述し
たように固定され、その油圧配管は固定のものになって
いる。しかして、本発明によれば、第1図に示すよう
に、固定ブーム5の先端外壁に油圧ホース接続用の固定
接続ポート11が固着され、ここに一端が接続された前記
油圧ホース12の他端は固定ブーム5の後端に向けて延出
され、動滑車13を巻回したのち固定ブーム5の先端に向
けて延出され、前記ブーム1aの先端外壁にブラケット14
を介して軸支された第1滑車15を巻回したのち、ブーム
1aの内側を通して前記ブーム1bの後端に向けて延出さ
れ、このブーム1bの後端にブラケット16を介して軸支さ
れた第2滑車17を巻回したのち前記上部伸縮シリンダ10
の接続ポートに接続されている。第3図は伸縮ブーム1
の横断面図であり、油圧ホース12は図示のようにブーム
の内側を通されている。
前記動滑車13は滑車ホルダ18で支持され、この滑車ホル
ダ18は、第4図に示されるように、案内レール25に沿っ
て固定ブーム5上で摺動自在に支持されている。ここ
で、案内レール25部の構成は車輪を組合せるように構成
することも可能である。また前記滑車ホルダ18は固定ブ
ーム5の後端に固設された定荷重ばね19に連結されてい
る。この固定重ばね19には、ばねの伸びが増大しても荷
重は常に一定であるという性質のものが使用され、定荷
重ばね19は油圧ホース12に対して常に一定の張力を負荷
するようになっている。油圧ホース12に負荷する張力
は、油圧ホース12の弛みを取る程度の力で、かつ油圧ホ
ース12の横断面が変形して耐圧が低下することのない程
度の力で設定する。
ダ18は、第4図に示されるように、案内レール25に沿っ
て固定ブーム5上で摺動自在に支持されている。ここ
で、案内レール25部の構成は車輪を組合せるように構成
することも可能である。また前記滑車ホルダ18は固定ブ
ーム5の後端に固設された定荷重ばね19に連結されてい
る。この固定重ばね19には、ばねの伸びが増大しても荷
重は常に一定であるという性質のものが使用され、定荷
重ばね19は油圧ホース12に対して常に一定の張力を負荷
するようになっている。油圧ホース12に負荷する張力
は、油圧ホース12の弛みを取る程度の力で、かつ油圧ホ
ース12の横断面が変形して耐圧が低下することのない程
度の力で設定する。
次に、作用を説明する。第2図に示したように、下部伸
縮シリンダ7により下部ブーム2が伸長されると、上部
伸縮シリンダ10はブーム1dと一緒に上方へ移動する。こ
の際、動滑車13は固定ブーム5の先端側へ移動する。動
滑車13には定荷重ばね19により常に一定の張力が負荷さ
れているので、油圧ホース12に弛みが生じることはな
い。したがって、油圧ホース12がブームに接触して損傷
する等の事故を確実に防止できる。また、動滑車13を設
けるだけの構成であるから、構造簡単、メンテナンス容
易、重量軽減を達成することができる。さらに経時的な
変化により油圧ホース12の劣化が進行し、ホース12に伸
びが生じても、その対応を容易にすることができる。
縮シリンダ7により下部ブーム2が伸長されると、上部
伸縮シリンダ10はブーム1dと一緒に上方へ移動する。こ
の際、動滑車13は固定ブーム5の先端側へ移動する。動
滑車13には定荷重ばね19により常に一定の張力が負荷さ
れているので、油圧ホース12に弛みが生じることはな
い。したがって、油圧ホース12がブームに接触して損傷
する等の事故を確実に防止できる。また、動滑車13を設
けるだけの構成であるから、構造簡単、メンテナンス容
易、重量軽減を達成することができる。さらに経時的な
変化により油圧ホース12の劣化が進行し、ホース12に伸
びが生じても、その対応を容易にすることができる。
また、本発明によれば、第5図に示すように、定荷重ば
ね19の近傍に標識板20を固設し、この標識板20に限界マ
ーク21を刻み、伸縮ブーム1を収縮させた状態での動滑
車13の位置とこの限界マーク21の位置とを比較し、油圧
ホース12の劣化による限界時の伸びを計測するよう構成
することも可能である。油圧ホース12の劣化が進行し伸
びが大きくなると、油圧ホース12の耐圧性が低下し破損
等の事故が生じるが、本実施例によれば、この事故を未
然に防止することができる。なお、前記限界マーク21の
刻み位置にマイクロスイッチを設け、これを警報ラン
プ、警報ブザー等に接続すれば、油圧ホース12の伸びが
限界に近づいたことを目視によらず確実に知ることがで
きる。以上説明した張力保持装置は、一般の伸縮ブーム
に適用されることは言うまでもない。
ね19の近傍に標識板20を固設し、この標識板20に限界マ
ーク21を刻み、伸縮ブーム1を収縮させた状態での動滑
車13の位置とこの限界マーク21の位置とを比較し、油圧
ホース12の劣化による限界時の伸びを計測するよう構成
することも可能である。油圧ホース12の劣化が進行し伸
びが大きくなると、油圧ホース12の耐圧性が低下し破損
等の事故が生じるが、本実施例によれば、この事故を未
然に防止することができる。なお、前記限界マーク21の
刻み位置にマイクロスイッチを設け、これを警報ラン
プ、警報ブザー等に接続すれば、油圧ホース12の伸びが
限界に近づいたことを目視によらず確実に知ることがで
きる。以上説明した張力保持装置は、一般の伸縮ブーム
に適用されることは言うまでもない。
上記説明から明らかなように、本発明によれば、伸縮ブ
ームの伸縮時に油圧ホースを常に一定の張力が負荷され
るので、ホースが弛みブームに接触し損傷する等の事故
を防止することができる。また、構造簡単、メンテナン
ス容易、重量軽減および設置スペース減少等の目的を達
成することができる。さらに限界マークを刻んだ標識板
を設ければ、ホースの劣化を知ることができ、ホース破
損の事故を未然に防止することができる。
ームの伸縮時に油圧ホースを常に一定の張力が負荷され
るので、ホースが弛みブームに接触し損傷する等の事故
を防止することができる。また、構造簡単、メンテナン
ス容易、重量軽減および設置スペース減少等の目的を達
成することができる。さらに限界マークを刻んだ標識板
を設ければ、ホースの劣化を知ることができ、ホース破
損の事故を未然に防止することができる。
第1図は本発明による油圧ホース張力保持装置の一実施
例を示す側面図、第2図は同伸縮ブームを伸長させた状
態を示す側面図、第3図は伸縮ブームの横断面図、第4
図は動滑車のホルダの構成を示す断面図、第5図は油圧
ホース張力保持装置の他の実施例を示す図、第6図は従
来の油圧ホース張力保持装置を示す図である。 1……伸縮ブーム、2……下部ブーム、3……上部ブー
ム、5……固定ブーム、7……下部伸縮シリンダ、10…
…上部伸縮シリンダ、11……固定接続ポート、12……油
圧ホース、13……動滑車、19……定荷重ばね、20……標
識板、21……限界マーク。
例を示す側面図、第2図は同伸縮ブームを伸長させた状
態を示す側面図、第3図は伸縮ブームの横断面図、第4
図は動滑車のホルダの構成を示す断面図、第5図は油圧
ホース張力保持装置の他の実施例を示す図、第6図は従
来の油圧ホース張力保持装置を示す図である。 1……伸縮ブーム、2……下部ブーム、3……上部ブー
ム、5……固定ブーム、7……下部伸縮シリンダ、10…
…上部伸縮シリンダ、11……固定接続ポート、12……油
圧ホース、13……動滑車、19……定荷重ばね、20……標
識板、21……限界マーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B66F 9/22 V 7515−3F 11/04 (56)参考文献 特開 昭49−87051(JP,A) 特開 昭49−104350(JP,A) 特開 昭60−48900(JP,A) 実開 昭59−137270(JP,U) 実開 昭53−93867(JP,U) 実開 昭60−187200(JP,U) 実開 昭60−69521(JP,U) 特公 昭60−47199(JP,B2)
Claims (2)
- 【請求項1】下部ブームの先端に連接された上部ブーム
を有し、前記下部ブームに取付けられた下部伸縮シリン
ダで下部ブームを伸長したのち、さらに前記上部ブーム
に取付けられた上部伸縮シリンダで上部ブームを伸長し
得るよう構成した伸縮ブームにおいて、前記上部伸縮シ
リンダの接続ポートに一端を接続した油圧ホースの他端
を、複数の滑車を巻回して前記下部ブームの固定ブーム
に固設された固定接続ポートに接続し、前記複数の滑車
のうち前記固定接続ポートに近い滑車を動滑車にすると
共に、この動滑車を前記固定ブームに沿って案内するた
めの案内レールで支持し、さらに前記動滑車に前記固定
ブームに固設された定荷重ばねを連結し、前記油圧ホー
スに常に一定の張力を負荷できるようにしたことを特徴
とする伸縮ブームの油圧ホース張力保持装置。 - 【請求項2】前記動滑車の近傍には、限界マークを刻ん
だ標識板を設け、前記伸縮ブーム収縮時の前記動滑車の
位置を比較し前記油圧ホースの限界時での伸びを確認で
きるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の伸縮ブームの油圧ホース張力保持装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6627287A JPH07115828B2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 伸縮ブ−ムの油圧ホ−ス張力保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6627287A JPH07115828B2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 伸縮ブ−ムの油圧ホ−ス張力保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63235298A JPS63235298A (ja) | 1988-09-30 |
JPH07115828B2 true JPH07115828B2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=13311039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6627287A Expired - Fee Related JPH07115828B2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 伸縮ブ−ムの油圧ホ−ス張力保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07115828B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0441393A (ja) * | 1990-06-08 | 1992-02-12 | Komatsu Ltd | クレーン車のブーム伸縮装置 |
JP2008196245A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | アーム装置および作業機械 |
CN104828747B (zh) * | 2015-05-20 | 2018-12-07 | 无锡中鼎集成技术有限公司 | 一种堆垛机货叉链条自动张紧装置 |
JP7127797B2 (ja) * | 2017-04-12 | 2022-08-30 | 株式会社江沼チヱン製作所 | チェーン |
-
1987
- 1987-03-20 JP JP6627287A patent/JPH07115828B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63235298A (ja) | 1988-09-30 |
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