JPH07115662A - 差動利得補償回路 - Google Patents

差動利得補償回路

Info

Publication number
JPH07115662A
JPH07115662A JP5281829A JP28182993A JPH07115662A JP H07115662 A JPH07115662 A JP H07115662A JP 5281829 A JP5281829 A JP 5281829A JP 28182993 A JP28182993 A JP 28182993A JP H07115662 A JPH07115662 A JP H07115662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fet
gate
source
diode
signals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5281829A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Kanemoto
芳孝 金本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP5281829A priority Critical patent/JPH07115662A/ja
Publication of JPH07115662A publication Critical patent/JPH07115662A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な回路構成で高性能な差動利得補償回路
を提供する。 【構成】 電界効果トランジスタ(FET)13を可変
インピーダンス素子として用い、再生色信号Cの振幅を
再生輝度信号Yで変化させて色信号Cの差動利得補償を
行う差動利得補償回路において、FET13のゲートと
ソースとの間に、該ソースから前記ゲートに電流を流す
向きでダイオードD1を介設し、このダイオードD1に
より、ゲートに加えた輝度信号の同期信号端をソフトに
クランプする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、再生された色信号の差
動利得(Differential Gain 、以下DGと略記する)に
よる変化を再生側で逆補正するDG補償回路に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、DGの説明を行う。図2は再生さ
れた色信号のDGによる変化を説明するための波形図で
ある。図2(b)に示す輝度信号Yに、図2(c)に示
す振幅が一定の色信号C(3.58MHz)を乗せた図
2(a)に示す信号のうち、輝度信号YはFM変調、色
信号Cは3.58MHz→629KHzに低域変換して
VTRに録画再生する。
【0003】VTRで再生された色信号Cは、図2
(d)に示すように輝度信号Yによって振幅変調を受け
た形になる。これはテープヘッドの電磁変換特性による
ものである。即ち、低域変換色信号の変調波に対して、
FM変調された輝度信号Yがバイアスとなり、輝度信号
Yの振幅によりバイアスの周波数およびレベルが変化
し、いわゆるバイアス効果が変わるために、色信号Cの
振幅が輝度信号Yの変化によって変わってしまうのであ
る。これがDGである。
【0004】一般に輝度信号Yの振幅が大きくなると、
FMのキャリアは高くなり、再生された色信号Cの振幅
は、図2(D)に示すように大きくなる。この再生され
た色信号CのDGによる変化を再生側で逆補正するため
に、以下の方式のDG補償回路が種々提案されている。
【0005】DG補償回路としては、再生色信号Cを、
平衡変調器を利用して再生輝度信号Yで変調を掛けるB
AL−MOD(Balanced Modulator)方式と、可変イン
ピーダンス素子としての電界効果トランジスタ(以下、
FETと略記する)を使って、再生色信号Cの振幅を再
生輝度信号Yで変化させるFET方式と、再生ACC
(Automatic Color Control Circuit )の検波に再生輝
度信号Yを加えるACC方式とがある。
【0006】図3はFET方式のDG補償回路のブロッ
ク図である。図において、Aは再録ヘッド、1は再録ア
ンプ、2はローパスフィルタ(以下、LPFと略記す
る)、3は可変インピーダンス素子としてのFET、4
はACC、5はコンバータ(CONV)、6はバンドパ
スフィルタ(以下、BPFと略記する)である。
【0007】図4は従来のFET方式のDG補償回路の
要部構成図である。前述したように、FET3を可変イ
ンピーダンス素子として用い、抵抗R3とFET3のド
レインのインピーダンスで、低域変換629KHz再生
色信号Cのゲインを変える。FET3のゲートには再生
輝度信号Yを、抵抗R1、サーミスタTH1、抵抗R2
のアッテネートとコンデンサC1で適当に積分し、輝度
信号Yの高域ノズルを抑えて加える。サーミスタTH1
はFET3の温度補償を行う。また、可変抵抗VR1で
FET3のソース抵抗を変え、DG補正量を変えるよう
にする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のFET方式のDG補償回路においては、再生輝度信
号YのAPLの変化により、FETのゲートに加わる輝
度信号Yの直流電位が変化し、DG補正量が変わってし
まう欠点があった。
【0009】本発明はFET方式を前提とし、簡単な回
路構成で高性能なDG補償回路を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電界効果トランジスタを可変インピーダ
ンス素子として用い、再生色信号の振幅を再生輝度信号
で変化させて色信号の差動利得補償を行う差動利得補償
回路において、前記電界効果トランジスタのゲートとソ
ースとの間に、該ソースから前記ゲートに電流を流す向
きでダイオードを介設した。
【0011】
【作用】FETのゲートとソースとの間に介設したダイ
オードにより、可変インピーダンス素子であるFETの
温度補償を行うと共に、ゲートに加えた輝度信号の同期
信号端にクランプを掛ける。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は実施例に係るFET方式のDG補償回路の
要部構成図である。図において、11はLOW BAN
Dの時にオンし、DG補正量を減らすようにレベルシフ
トするトランジスタ、12はトランジスタ11と並列に
設けられ、EE(Electric to Electric)時にオンし、
DG補正動作をオフするトランジスタである。勿論、再
生専用回路の場合は、トランジスタ12は不要である。
13は可変インピーダンス素子としてのFETであり、
前記トランジスタ11,12はこのFET13のゲー
ト、ソース間に並列に接続されている。14はFET1
3のゲインを稼ぐためのFETである。また、FET1
3のゲートとソースとの間に、該ソースから前記ゲート
に電流を流す向きでダイオードD1を介設している。
【0013】本実施例では、FET13を可変インピー
ダンス素子として用い、629KHzの再生色信号Cの
ゲインを抵抗R3とFET13で変えてコントロールす
る。FET13のゲートには輝度信号Yを、抵抗R1と
コンデンサC2で積分し、輝度信号Yの高域ノイズを抑
えて加える。
【0014】ダイオードD1は、輝度信号Yの同期信号
端をソフトにクランプし、輝度信号YのAPLの変化に
影響されないようにすると共に、FET13の温度特性
を補償している。なお、前述の可変抵抗RV1によって
DG補正の調整を行う。また、動作時はFET13のド
レインでレベルが約半分(−6dB)となるので、後段
のFET14で次段に必要なゲインを稼いでいる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、可変インピーダンス素
子としてのFETのゲート、ソース間に、該ソースから
前記ゲートに電流を流す向きでダイオードを設けること
で、FETの温度補償を行う(ダイオードの温度特性の
変化によってFETの温度特性の変化をキャンセルさせ
る)ことができると共に、ゲートに加えた輝度信号の同
期信号端をソフトにクランプし、DG補償量が輝度信号
のAPL(Average Picture Level)の変化に影響されな
いようにすることができる。その結果、ダイオードの追
加という簡単で安価な回路構成で高性能なDG補償回路
が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るFET方式のDG補償回
路の要部構成図である。
【図2】再生された色信号のDGによる変化を説明する
ための波形図である。
【図3】FET方式のDG補償回路のブロック図であ
る。
【図4】従来のFET方式のDG補償回路の要部構成図
である。
【符号の説明】
13 電界効果トランジスタ D1 ダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電界効果トランジスタを可変インピーダ
    ンス素子として用い、再生色信号の振幅を再生輝度信号
    で変化させて色信号の差動利得補償を行う差動利得補償
    回路において、 前記電界効果トランジスタのゲートとソースとの間に、
    該ソースから前記ゲートに電流を流す向きでダイオード
    を介設したことを特徴とする差動利得補償回路。
JP5281829A 1993-10-14 1993-10-14 差動利得補償回路 Pending JPH07115662A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5281829A JPH07115662A (ja) 1993-10-14 1993-10-14 差動利得補償回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5281829A JPH07115662A (ja) 1993-10-14 1993-10-14 差動利得補償回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07115662A true JPH07115662A (ja) 1995-05-02

Family

ID=17644590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5281829A Pending JPH07115662A (ja) 1993-10-14 1993-10-14 差動利得補償回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07115662A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4481547A (en) Video signal processing circuit
JPH0150159B2 (ja)
JPH07115662A (ja) 差動利得補償回路
US5438424A (en) Video signal processing apparatus with image quality adjustment
JP2603023Y2 (ja) オーディオ記録制御回路
JP2627351B2 (ja) 映像信号再生装置
KR970006822B1 (ko) 브이씨알의 고화질 영상 기록 및 재생 회로
JPS6148312B2 (ja)
JP3089744B2 (ja) Vtrの記録回路
JPS6016150Y2 (ja) カラ−映像信号記録再生装置
JPS5912752Y2 (ja) 記録再生装置
JPS6036947Y2 (ja) クリツプ回路
JPS62115986A (ja) 映像信号処理回路
JPH02195792A (ja) 記録再生装置
JPH027228B2 (ja)
JPH08273106A (ja) 磁気記録回路
JPS61212983A (ja) 色信号記録再生処理回路
JPH0452546B2 (ja)
JPH0659010B2 (ja) Fm信号復調器
JPS6123493A (ja) 色信号処理回路
JPH0417477A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0845004A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0478282A (ja) 磁気再生装置
JPH0486176A (ja) 磁気記録再生装置
JPH02216667A (ja) 白ピーク反転現象補償回路