JPS6036947Y2 - クリツプ回路 - Google Patents
クリツプ回路Info
- Publication number
- JPS6036947Y2 JPS6036947Y2 JP4229177U JP4229177U JPS6036947Y2 JP S6036947 Y2 JPS6036947 Y2 JP S6036947Y2 JP 4229177 U JP4229177 U JP 4229177U JP 4229177 U JP4229177 U JP 4229177U JP S6036947 Y2 JPS6036947 Y2 JP S6036947Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- clip
- synchronous
- electronic switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Picture Signal Circuits (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は小形VTR(ビデオテープレコーダ)等で使
用する被変調信号の整形に用いるクリップ回路および変
調バイアスを決定するクランプ回路に関する。
用する被変調信号の整形に用いるクリップ回路および変
調バイアスを決定するクランプ回路に関する。
一般に小形VTRで角度変調によってビデオ信号を記録
再生する場合、再生復調されたビデオ信号は電磁変換系
(テープ、ヘッド系)の非直線性によって信号の高域成
分が強調され、特に信号が大振幅の場合には立上り、立
下り部分で規定の出力を越えた出力が生じ、信号が著し
く劣化する。
再生する場合、再生復調されたビデオ信号は電磁変換系
(テープ、ヘッド系)の非直線性によって信号の高域成
分が強調され、特に信号が大振幅の場合には立上り、立
下り部分で規定の出力を越えた出力が生じ、信号が著し
く劣化する。
このため通常は信号をクランプした後にエンファシスを
かけホワイトクリップ、ブラッククリップ等の整形回路
を通して高域における振幅の過大成分をクリップし前記
電磁変換形の非直線性による劣化度合を軽減させている
。
かけホワイトクリップ、ブラッククリップ等の整形回路
を通して高域における振幅の過大成分をクリップし前記
電磁変換形の非直線性による劣化度合を軽減させている
。
しかしこのような構成の場合、ホワイト側では問題が少
いが、ブラック側には同期信号がありクリップ電位と同
期信号部分の電位の差が少いためクリップ電位のドリフ
ト等により同期部分もつぶれる慮れがある。
いが、ブラック側には同期信号がありクリップ電位と同
期信号部分の電位の差が少いためクリップ電位のドリフ
ト等により同期部分もつぶれる慮れがある。
また本質的にクリップ電位は同期部分の電位で制限を受
け、同期部分より下に飛び出した信号しかクリップする
ことはできない。
け、同期部分より下に飛び出した信号しかクリップする
ことはできない。
この考案はこのような点を考慮してなされたもので、同
期信号部分に対してクリップ電位を任意に設定でき、ク
リップ電位のドリフト等にも同期部分が影響を受けず、
記録側ばかりでなくすでに電磁変換を受けている再生側
に設置しても充分な波形整形効果が得られるクリップ回
路を提供するものである。
期信号部分に対してクリップ電位を任意に設定でき、ク
リップ電位のドリフト等にも同期部分が影響を受けず、
記録側ばかりでなくすでに電磁変換を受けている再生側
に設置しても充分な波形整形効果が得られるクリップ回
路を提供するものである。
以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明する。
第1図に示すように入力端子1に加えられた第2図イに
示す如き同期負極性の複合ビデオ信号は、ローパスフィ
ルタ2に導かれてカラー成分が除かれ、次に自動利得制
御回路3によって振幅が一定にされる。
示す如き同期負極性の複合ビデオ信号は、ローパスフィ
ルタ2に導かれてカラー成分が除かれ、次に自動利得制
御回路3によって振幅が一定にされる。
この振幅一定のビデオ信号はプリエンファシス回路4お
よび同期分離回路5に導かれ、プリエンファシスを受け
た信号はバッファ増幅器6を介して第1の電子スイッチ
7に導かれる。
よび同期分離回路5に導かれ、プリエンファシスを受け
た信号はバッファ増幅器6を介して第1の電子スイッチ
7に導かれる。
この第1の電子スイッチ7の出力端はコンデンサ8とダ
イオード9でなるクランプ回路11(クランプあるいは
クリップ電源としての直流電源13.14を含む)に接
続され、また電子スイッチ7の入出力端間に並列に抵抗
11が接続される。
イオード9でなるクランプ回路11(クランプあるいは
クリップ電源としての直流電源13.14を含む)に接
続され、また電子スイッチ7の入出力端間に並列に抵抗
11が接続される。
一方クランプ回路10のダイオード9は第2の電子スイ
ッチ12が接続され、このスイッチ12によりバイHお
よびローLの直流電源13,14を選択的に介して接地
される。
ッチ12が接続され、このスイッチ12によりバイHお
よびローLの直流電源13,14を選択的に介して接地
される。
そして第1および第2の電子スイッチ7.12は同期分
離回路5からの出力によってスイッチングされ、クラン
プ回路10の出力はバッファ増幅器15を介して出力端
子16に取り出され、この端子16から変調器に導かれ
る。
離回路5からの出力によってスイッチングされ、クラン
プ回路10の出力はバッファ増幅器15を介して出力端
子16に取り出され、この端子16から変調器に導かれ
る。
すなわち第1の電子スイッチ7の入力端にはカラー成分
が除去され振幅が一定にされた第2図口の信号が加えら
れ、一方同期分離回路5で取り出された第2図ハの同期
信号と同期するスイッチ信号が第1および第2の電子ス
イッチ7.12に加えられる。
が除去され振幅が一定にされた第2図口の信号が加えら
れ、一方同期分離回路5で取り出された第2図ハの同期
信号と同期するスイッチ信号が第1および第2の電子ス
イッチ7.12に加えられる。
この同期信号によって第1および第2の電子スイッチ7
.12が切換えられ、ビデオ信号の同期部分では第1の
電子スイッチ7はオンの状態となりクランプ回路10は
低インピーダンスで駆動され、また第2の電子スイッチ
12はローL側に接続され、ビデオ信号の同期部分はロ
ーL電位でクランプされるようになる。
.12が切換えられ、ビデオ信号の同期部分では第1の
電子スイッチ7はオンの状態となりクランプ回路10は
低インピーダンスで駆動され、また第2の電子スイッチ
12はローL側に接続され、ビデオ信号の同期部分はロ
ーL電位でクランプされるようになる。
またビデオ信号の同期以外の部分では第1の電子スイッ
チ7はオフ状態となり、入力信号は抵抗11を介してク
ランプ回路10に導かれるようになりクランプ回路■は
比較的高インピーダンスで駆動される。
チ7はオフ状態となり、入力信号は抵抗11を介してク
ランプ回路10に導かれるようになりクランプ回路■は
比較的高インピーダンスで駆動される。
この時第2の電子スイッチ12はバイH側に接続される
。
。
この状態でダイオード9のアノード側は駆動インピーダ
ンスよりも充分に低いインピータンスであるためダイオ
ード9はクリップタ゛イオードとして動作し、ビデオ信
号の同期以外の部分でバイH側電位よりも低い信号がク
リップされるようになる。
ンスよりも充分に低いインピータンスであるためダイオ
ード9はクリップタ゛イオードとして動作し、ビデオ信
号の同期以外の部分でバイH側電位よりも低い信号がク
リップされるようになる。
このようにして出力端子16には第2図二の如き出力が
取り出される。
取り出される。
ここで電子スイッチ?、12、クランプ回路10、バッ
ファ増幅器15部分の具体回路例を説明する。
ファ増幅器15部分の具体回路例を説明する。
第3図に示すようにpnp形トランジスタ21で第1の
電子スイッチ7を構威し、このトランジスタ21のエミ
ッタはバッファ増幅器6の出力端に接続され、コレクタ
はコンデンサ8を介してバッファ増幅器15を構成する
npn形トランジスタ22のベースに接続される。
電子スイッチ7を構威し、このトランジスタ21のエミ
ッタはバッファ増幅器6の出力端に接続され、コレクタ
はコンデンサ8を介してバッファ増幅器15を構成する
npn形トランジスタ22のベースに接続される。
このトランジスタ22のエミッタは出力端子16に接続
されると共に抵抗23を介し、て接地され、コレクタは
第2の電子スイッチ12を構成するnpn形トランジス
タ24のコレクタに接続される。
されると共に抵抗23を介し、て接地され、コレクタは
第2の電子スイッチ12を構成するnpn形トランジス
タ24のコレクタに接続される。
このトランジスタ24のエミッタは前記コンデンサ8と
トランジスタ22のベースとの接続点に接続され、また
ベースは抵抗25を介してコレクタに接続すると共に抵
抗26を介して接地され、さらにコンデンサ27、抵抗
28を直列に介して同期分離回路5の出力端に接続され
る。
トランジスタ22のベースとの接続点に接続され、また
ベースは抵抗25を介してコレクタに接続すると共に抵
抗26を介して接地され、さらにコンデンサ27、抵抗
28を直列に介して同期分離回路5の出力端に接続され
る。
この同期分離回路5の出力端は抵抗29を介して前記ト
ランジスタ21のベースに接続される。
ランジスタ21のベースに接続される。
なおトランジスタ22.24の各コレクタは電源十Bに
接続されている。
接続されている。
この構成の場合も同期分離回路5の出力信号によってト
ランジスタ21.24がオン、オフされ、トランジスタ
21のオン時はクランプ回路が低インピーダンスで駆動
され、オフ時は比較的高インピーダンスで駆動されるよ
うになる。
ランジスタ21.24がオン、オフされ、トランジスタ
21のオン時はクランプ回路が低インピーダンスで駆動
され、オフ時は比較的高インピーダンスで駆動されるよ
うになる。
一方トランジスタ24は第1図のダイオード9に対応す
るものでスイッチ信号(第2図へ)によって同期信号部
分とそれ以外の信号部分とでベースバイアスが変わり、
べ一又電流が変化するため、そのエミッタ電圧は同期信
号が存在する部分でローレベル、それ以外の信号部分で
バイレベルとなる。
るものでスイッチ信号(第2図へ)によって同期信号部
分とそれ以外の信号部分とでベースバイアスが変わり、
べ一又電流が変化するため、そのエミッタ電圧は同期信
号が存在する部分でローレベル、それ以外の信号部分で
バイレベルとなる。
したがって前記実施例同様に同期信号部分ではクランプ
作用を、それ以外の信号部分ではクリップ作用を行うよ
うになる。
作用を、それ以外の信号部分ではクリップ作用を行うよ
うになる。
このように何れの実施例の場合で同期分離回路で取り出
したスイッチ信号を用いて同期部分とそれ以外の信号部
分とに切換えて各部分で最も適した状態でクランプやク
リップを行うようにしている。
したスイッチ信号を用いて同期部分とそれ以外の信号部
分とに切換えて各部分で最も適した状態でクランプやク
リップを行うようにしている。
このように同期信号部分とそれ以外の信号部分とに分け
ているので、同期信号部分に影響なく任意のクリップレ
ベルを設定することができる。
ているので、同期信号部分に影響なく任意のクリップレ
ベルを設定することができる。
したがって従来のようにクリップ電圧のドリフトによっ
て同期信号部分がつぶれてしまうような欠点がなくなる
。
て同期信号部分がつぶれてしまうような欠点がなくなる
。
このため記録側ばかりでなく、すでに電磁変換の影響を
受けている再生側に設けても充分な波形整形効果が得ら
れるクリップ回路となる。
受けている再生側に設けても充分な波形整形効果が得ら
れるクリップ回路となる。
以上述べたようにこの考案によれば同期信号に影響を与
えることなくクリップレベルを任意に設定し得、常に良
好な波形整形を行い得るクリップ回路を提供することが
できる。
えることなくクリップレベルを任意に設定し得、常に良
好な波形整形を行い得るクリップ回路を提供することが
できる。
第1図はこの考案の一実施例によるクリップ回路を示す
構成図、第2図は第1図に示したクリップ回路の信号波
形図、第3図はこの考案のクリップ回路の他の例を示す
結線図である。 1・・・・・・入力端子、2・・・・・田−パスフィル
タ、3・・・・・・自動利得制御回路、 4・・・・・・プリエンファシス 回路、 5・・・・・・同期分離回路、 6・・・・・・バッファ増幅 回路、 7・・・・・・第1の電子スイッチ、 8・・・・・・コンデ ンサ、 9・・・・・・ダイオード、 10・・・・・・クランプ回 路、 1・・・・・・抵抗、 12・・・・・・第2の電子スイッ チ、 13゜ 14・・・・・・直流電源、 15・・・・・・バッファ 増幅回路、 16・・・・・・出力端子。
構成図、第2図は第1図に示したクリップ回路の信号波
形図、第3図はこの考案のクリップ回路の他の例を示す
結線図である。 1・・・・・・入力端子、2・・・・・田−パスフィル
タ、3・・・・・・自動利得制御回路、 4・・・・・・プリエンファシス 回路、 5・・・・・・同期分離回路、 6・・・・・・バッファ増幅 回路、 7・・・・・・第1の電子スイッチ、 8・・・・・・コンデ ンサ、 9・・・・・・ダイオード、 10・・・・・・クランプ回 路、 1・・・・・・抵抗、 12・・・・・・第2の電子スイッ チ、 13゜ 14・・・・・・直流電源、 15・・・・・・バッファ 増幅回路、 16・・・・・・出力端子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 同期信号あるいはこれに類似する信号を含む信号を
処理する過程において同期信号部分とそれ以外の信号部
分とで伝送路のインピーダンスを変化させる手段と、こ
のインピーダンスを変化させる手段と直列に接続された
コンデンサおよびこのコンデンサの出力端子側に接続さ
れた非線形素子と直流電源手段とでなるクランプ回路と
、前記直流電源手段の電圧値を前記同期信号部分とそれ
以外の信号部分とで切換える電圧切換手段とを有し、前
記同期信号部分でクランプ動作を行ないそれ以外の信号
部分でクリップ動作を行なう事を特徴とするクリップ回
路。 2 直流電源手段が非線形素子のバイアス電圧である実
用新案登録請求の範囲第1項記載のクリップ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4229177U JPS6036947Y2 (ja) | 1977-04-05 | 1977-04-05 | クリツプ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4229177U JPS6036947Y2 (ja) | 1977-04-05 | 1977-04-05 | クリツプ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53136812U JPS53136812U (ja) | 1978-10-28 |
JPS6036947Y2 true JPS6036947Y2 (ja) | 1985-11-01 |
Family
ID=28914514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4229177U Expired JPS6036947Y2 (ja) | 1977-04-05 | 1977-04-05 | クリツプ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036947Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-04-05 JP JP4229177U patent/JPS6036947Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53136812U (ja) | 1978-10-28 |
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