JPH08273106A - 磁気記録回路 - Google Patents
磁気記録回路Info
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- JPH08273106A JPH08273106A JP9775195A JP9775195A JPH08273106A JP H08273106 A JPH08273106 A JP H08273106A JP 9775195 A JP9775195 A JP 9775195A JP 9775195 A JP9775195 A JP 9775195A JP H08273106 A JPH08273106 A JP H08273106A
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- current
- bias
- signal
- bias current
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成により広範囲にわたる無調整化が
可能な磁気記録回路を提供する。 【構成】 入力信号電流とそれに重畳されたバイアス電
流が流れる記録ヘッドに対して抵抗手段を直列に挿入
し、信号分離回路によりかかる抵抗手段により発生した
電圧信号の中から上記バイアス電流に対応した周波数成
分を取り出し、それを検波回路より検波して上記バイア
ス電流を形成するバイアス発振回路を制御して上記バイ
アス電流が所望の値になるように設定する。 【効果】 上記バイアス電流成分をフィードバックさせ
ることにより音声系の磁気記録回路の無調整化ができ
る。
可能な磁気記録回路を提供する。 【構成】 入力信号電流とそれに重畳されたバイアス電
流が流れる記録ヘッドに対して抵抗手段を直列に挿入
し、信号分離回路によりかかる抵抗手段により発生した
電圧信号の中から上記バイアス電流に対応した周波数成
分を取り出し、それを検波回路より検波して上記バイア
ス電流を形成するバイアス発振回路を制御して上記バイ
アス電流が所望の値になるように設定する。 【効果】 上記バイアス電流成分をフィードバックさせ
ることにより音声系の磁気記録回路の無調整化ができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気記録回路に関
し、主として音声信号を磁気テープに記録するためのも
のに利用して有効な技術に関するものである。
し、主として音声信号を磁気テープに記録するためのも
のに利用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】音声信号を磁気テープに記録する際に
は、記録ヘッドには記録すべき音声信号電流とともに高
周波バアイス電流を重畳させる必要がある。ビデオ・テ
ープ・レコーダ(以下、VTRという)においては、上
記バイアス電流は約70KHzのような高い周波数に設
定される。従来のVTR等の音声系回路では、記録アン
プの出力が抵抗を介して記録ヘッドに供給される。ま
た、バイアス発振回路の出力信号は調整抵抗を介して記
録ヘッドに供給される。これより、上記磁気ヘッドには
上記両信号が抵抗加算(重畳)されて流れるようにされ
る。上記バイアス電流は、所望の記録特性を得るために
所望の電流値に設定される必要がある。従来のVTRで
は、上記記録ヘッドの特性バラツキが比較的大きいため
に小さい抵抗値(約10Ω)の抵抗を記録ヘッドに直列
に接続し、かかる抵抗の両端の電圧を交流電圧計により
測定し、それが目標値となるように上記調整抵抗の調整
を行うものである。
は、記録ヘッドには記録すべき音声信号電流とともに高
周波バアイス電流を重畳させる必要がある。ビデオ・テ
ープ・レコーダ(以下、VTRという)においては、上
記バイアス電流は約70KHzのような高い周波数に設
定される。従来のVTR等の音声系回路では、記録アン
プの出力が抵抗を介して記録ヘッドに供給される。ま
た、バイアス発振回路の出力信号は調整抵抗を介して記
録ヘッドに供給される。これより、上記磁気ヘッドには
上記両信号が抵抗加算(重畳)されて流れるようにされ
る。上記バイアス電流は、所望の記録特性を得るために
所望の電流値に設定される必要がある。従来のVTRで
は、上記記録ヘッドの特性バラツキが比較的大きいため
に小さい抵抗値(約10Ω)の抵抗を記録ヘッドに直列
に接続し、かかる抵抗の両端の電圧を交流電圧計により
測定し、それが目標値となるように上記調整抵抗の調整
を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】半導体技術の進展に伴
い、VTR用の信号処理回路は、音声系の回路と映像系
の回路が1チップ化されなる等益々回路規模が大きくな
る傾向にあるとともに、かかる回路規模の増大に伴い映
像系の信号処理回路においては外部部品の増大や外部端
子削減等のために無調整化が進められている。本願発明
者においては、上記のように回路規模が大きくなると、
無調整化による回路の増加分が全体に比べて無視できる
ことに着目し、上記音声系の磁気記録回路の無調整化を
図ることを考えた。この場合、比較的簡単な構成により
種々の異なる仕様の記録ヘッドに対応できること、調整
範囲が広くなくてはならないこと等の問題を解決しなけ
ればならない。
い、VTR用の信号処理回路は、音声系の回路と映像系
の回路が1チップ化されなる等益々回路規模が大きくな
る傾向にあるとともに、かかる回路規模の増大に伴い映
像系の信号処理回路においては外部部品の増大や外部端
子削減等のために無調整化が進められている。本願発明
者においては、上記のように回路規模が大きくなると、
無調整化による回路の増加分が全体に比べて無視できる
ことに着目し、上記音声系の磁気記録回路の無調整化を
図ることを考えた。この場合、比較的簡単な構成により
種々の異なる仕様の記録ヘッドに対応できること、調整
範囲が広くなくてはならないこと等の問題を解決しなけ
ればならない。
【0004】この発明の目的は、簡単な構成により広範
囲にわたる無調整化が可能な磁気記録回路を提供するこ
とにある。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らか
になるであろう。
囲にわたる無調整化が可能な磁気記録回路を提供するこ
とにある。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らか
になるであろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、入力信号電流とそれに重畳
されたバイアス電流が流れる記録ヘッドに対して抵抗手
段を直列に挿入し、信号分離回路によりかかる抵抗手段
により発生した電圧信号の中から上記バイアス電流に対
応した周波数成分を取り出し、それを検波回路より検波
して上記バイアス電流を形成するバイアス発振回路を制
御して上記バイアス電流が所望の値になるように設定す
る。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、入力信号電流とそれに重畳
されたバイアス電流が流れる記録ヘッドに対して抵抗手
段を直列に挿入し、信号分離回路によりかかる抵抗手段
により発生した電圧信号の中から上記バイアス電流に対
応した周波数成分を取り出し、それを検波回路より検波
して上記バイアス電流を形成するバイアス発振回路を制
御して上記バイアス電流が所望の値になるように設定す
る。
【0006】
【作用】上記した手段によれば、上記バイアス電流成分
をフィードバックさせることにより音声系の磁気記録回
路の無調整化ができる。
をフィードバックさせることにより音声系の磁気記録回
路の無調整化ができる。
【0007】
【実施例】図1には、この発明に係る磁気記録回路の一
実施例の要部ブロック図が示されている。同図の各回路
ブロックは、公知の半導体集積回路の製造技術により、
1つの半導体基板上において形成される。
実施例の要部ブロック図が示されている。同図の各回路
ブロックは、公知の半導体集積回路の製造技術により、
1つの半導体基板上において形成される。
【0008】音声信号は、図3の波形図に示されている
ように比較的低い周波数とされて記録アンプにより増幅
される。この増幅信号は、カップリングコンデンサと加
算用の抵抗R1を介して記録ヘッドに供給される。バイ
アス発振回路は、特に制限されないが、約70KHzの
ように音声周波数に対して十分高い周波数の発振動作を
行い、その発振信号をカップリングコンデンサC3と加
算用の抵抗R3を介して上記記録ヘッドに供給される。
つまり、上記音声信号と発振信号とは、抵抗R1とR3
により加算(重畳)されて、電流ihが図3に示すよう
なヘッド電流ととして記録ヘッドに流れるようにされ
る。
ように比較的低い周波数とされて記録アンプにより増幅
される。この増幅信号は、カップリングコンデンサと加
算用の抵抗R1を介して記録ヘッドに供給される。バイ
アス発振回路は、特に制限されないが、約70KHzの
ように音声周波数に対して十分高い周波数の発振動作を
行い、その発振信号をカップリングコンデンサC3と加
算用の抵抗R3を介して上記記録ヘッドに供給される。
つまり、上記音声信号と発振信号とは、抵抗R1とR3
により加算(重畳)されて、電流ihが図3に示すよう
なヘッド電流ととして記録ヘッドに流れるようにされ
る。
【0009】上記記録ヘッドに流れるバイアス電流が磁
気ヘッドのバラツキに対して所望の電流値になるよう
に、あるいは種々の仕様のものに適合した所望の電流と
なるようにするため、約10Ω程度の小さい抵抗値を持
つ抵抗R2が直列に挿入される。つまり、上記抵抗R2
は、上記記録ヘッドの交流的な接地側と接地電位との間
に挿入される。上記抵抗R2の両端、この実施例のよう
に接地電位との間に設けられた場合には、記録ヘッドと
の接続点の電圧信号がバッファとしてのアンプを介して
ハイパスフィルタHPFに供給される。特に制限されな
いが、このハイパスフィルタHPFは、上記バイアス電
流成分のみを取り出すために、その遮断周波数fcが上
記バイアス電流の周波数(約70KHz)より低く、か
つ、音声信号の周波数帯域より高い、例えば、約50K
Hzにされる。
気ヘッドのバラツキに対して所望の電流値になるよう
に、あるいは種々の仕様のものに適合した所望の電流と
なるようにするため、約10Ω程度の小さい抵抗値を持
つ抵抗R2が直列に挿入される。つまり、上記抵抗R2
は、上記記録ヘッドの交流的な接地側と接地電位との間
に挿入される。上記抵抗R2の両端、この実施例のよう
に接地電位との間に設けられた場合には、記録ヘッドと
の接続点の電圧信号がバッファとしてのアンプを介して
ハイパスフィルタHPFに供給される。特に制限されな
いが、このハイパスフィルタHPFは、上記バイアス電
流成分のみを取り出すために、その遮断周波数fcが上
記バイアス電流の周波数(約70KHz)より低く、か
つ、音声信号の周波数帯域より高い、例えば、約50K
Hzにされる。
【0010】上記ハイパスフィルタHPFの出力信号
は、図3に示すように、音声信号成分が除去されてバイ
アス電流成分のみとされる。この信号成分は、検波回路
により直流信号に変換される。特に制限されないが、こ
の実施例では、電圧比較機能が設けられて、設定すべき
バイアス電流に対応した基準電圧Vthと比較され、そ
の差分に対応した制御電圧が形成される。この制御電圧
は、バイアス発振回路に供給されて、その出力信号レベ
ルの調整に用いられる。
は、図3に示すように、音声信号成分が除去されてバイ
アス電流成分のみとされる。この信号成分は、検波回路
により直流信号に変換される。特に制限されないが、こ
の実施例では、電圧比較機能が設けられて、設定すべき
バイアス電流に対応した基準電圧Vthと比較され、そ
の差分に対応した制御電圧が形成される。この制御電圧
は、バイアス発振回路に供給されて、その出力信号レベ
ルの調整に用いられる。
【0011】例えば、バイアス電流成分が上記基準電圧
Vthより高いときには、それに対応した制御信号によ
りバイアス発振回路の出力レベルを低下させて、バイア
ス電流を減らすようにする。逆に、バイアス電流成分が
上記基準電圧Vthより低いときには、それに対応した
制御信号によりバイアス発振回路の出力レベルを大きく
させてバイアス電流を増加させる。このようにして、記
録ヘッドに流れるバイアス電流が、上記基準電圧Vth
に対応した所望の電流になるように自動制御が行われ
る。
Vthより高いときには、それに対応した制御信号によ
りバイアス発振回路の出力レベルを低下させて、バイア
ス電流を減らすようにする。逆に、バイアス電流成分が
上記基準電圧Vthより低いときには、それに対応した
制御信号によりバイアス発振回路の出力レベルを大きく
させてバイアス電流を増加させる。このようにして、記
録ヘッドに流れるバイアス電流が、上記基準電圧Vth
に対応した所望の電流になるように自動制御が行われ
る。
【0012】図2には、この発明に係る磁気記録回路に
おけるバイアス発振回路の一実施例の回路図が示されて
いる。同図には、発明の理解を容易にするために、他の
回路ブロックを合わせて描かれている。バイアス発振回
路は、コイルとキャパシタC1,C2,C4及びトラン
ジスタQ1によりLC発振回路を構成している。これら
の回路定数により、上記のように約70KHzでの発振
動作を行うようにされる。この発振回路の出力レベル
は、バイアス発振回路用電源の電圧に対して、トランジ
スタQ2のコレクタ電圧、言い換えるならば、発振回路
を構成するトランジスタQ1のエミッタ電圧を変化させ
ることにより実質的な動作電圧を変化させることにより
行われる。
おけるバイアス発振回路の一実施例の回路図が示されて
いる。同図には、発明の理解を容易にするために、他の
回路ブロックを合わせて描かれている。バイアス発振回
路は、コイルとキャパシタC1,C2,C4及びトラン
ジスタQ1によりLC発振回路を構成している。これら
の回路定数により、上記のように約70KHzでの発振
動作を行うようにされる。この発振回路の出力レベル
は、バイアス発振回路用電源の電圧に対して、トランジ
スタQ2のコレクタ電圧、言い換えるならば、発振回路
を構成するトランジスタQ1のエミッタ電圧を変化させ
ることにより実質的な動作電圧を変化させることにより
行われる。
【0013】つまり、前記のようなハイパスフィルタH
PFにより取り出されたバイアス電流成分は、検波回路
により平滑されて基準電圧Vthとの差分に対応した電
流信号とされる。この電流信号に対してバイアス電流源
Ioと合成(加算又は減算)されて、上記トランジスタ
Q2のベースに供給される。トランジスタQ2は、かか
るベース電流を電流増幅率hFEだけ増幅されたコレクタ
電流を流すようにされる。この結果、トランジスタQ2
のエミッタ,コレクタ間のオン抵抗に上記のようなベー
ス電流に対応したコレクタ電流が流れるために、コレク
タ電圧が上記制御電流に対応して変化させられる。
PFにより取り出されたバイアス電流成分は、検波回路
により平滑されて基準電圧Vthとの差分に対応した電
流信号とされる。この電流信号に対してバイアス電流源
Ioと合成(加算又は減算)されて、上記トランジスタ
Q2のベースに供給される。トランジスタQ2は、かか
るベース電流を電流増幅率hFEだけ増幅されたコレクタ
電流を流すようにされる。この結果、トランジスタQ2
のエミッタ,コレクタ間のオン抵抗に上記のようなベー
ス電流に対応したコレクタ電流が流れるために、コレク
タ電圧が上記制御電流に対応して変化させられる。
【0014】この結果、トランジスタQ2のコレクタ電
圧の上昇は、上記発振回路の動作電圧の減少を意味し、
発振出力レベルを低下させる。逆に、トランジスタQ2
のベース電流の増加は、そのコレクタ電圧の低下させる
ので上記発振回路の動作電圧の増大を意味し、発振出力
レベルを増大させる。つまり、検波回路において、バイ
アス電流成分が基準(目標)値Vthより小さいときに
は、それに対応して電流出力(負値)を減少させ、バイ
アス電流成分が基準(目標)値Vthより大きいときに
は、それに対応して電流出力(負値)を増加させればよ
い。このような帰還ループの作用によって、最終的には
記録ヘッドに流れるバイアス電流は、上記基準電圧Vt
hに対応した目標値に合致するように自動制御される。
圧の上昇は、上記発振回路の動作電圧の減少を意味し、
発振出力レベルを低下させる。逆に、トランジスタQ2
のベース電流の増加は、そのコレクタ電圧の低下させる
ので上記発振回路の動作電圧の増大を意味し、発振出力
レベルを増大させる。つまり、検波回路において、バイ
アス電流成分が基準(目標)値Vthより小さいときに
は、それに対応して電流出力(負値)を減少させ、バイ
アス電流成分が基準(目標)値Vthより大きいときに
は、それに対応して電流出力(負値)を増加させればよ
い。このような帰還ループの作用によって、最終的には
記録ヘッドに流れるバイアス電流は、上記基準電圧Vt
hに対応した目標値に合致するように自動制御される。
【0015】この実施例では、トランジスタQ2が電流
駆動されることによりバイアス発振回路の電源電圧利用
範囲のほぼ全部を可変にできるため、極めて簡単な構成
により発振出力レベルの可変範囲を広くとることができ
る。この結果、磁気ヘッドの広範囲なバラツキ、あるい
は種々の磁気ヘッドの仕様に対応した広範囲での調整が
可能となり、磁気記憶回路の無調整化が図られる。
駆動されることによりバイアス発振回路の電源電圧利用
範囲のほぼ全部を可変にできるため、極めて簡単な構成
により発振出力レベルの可変範囲を広くとることができ
る。この結果、磁気ヘッドの広範囲なバラツキ、あるい
は種々の磁気ヘッドの仕様に対応した広範囲での調整が
可能となり、磁気記憶回路の無調整化が図られる。
【0016】図4には、この発明が適用されたVTR用
信号処理集積回路装置の一実施例のブロック図が示され
ている。同図の各回路ブロックは、公知の半導体集積回
路の製造技術によって、単結晶シリコンのような1個の
半導体基板上において形成される。
信号処理集積回路装置の一実施例のブロック図が示され
ている。同図の各回路ブロックは、公知の半導体集積回
路の製造技術によって、単結晶シリコンのような1個の
半導体基板上において形成される。
【0017】この実施例のVTR用信号処理集積回路装
置は、大きく分けると音声系回路、輝度系映像回路、カ
ラー系映像回路及び制御回路から構成される。音声系回
路は、次の回路から構成される。再生音声入力は再生イ
コライザ1に供給される。再生イコライザ1の出力信号
は、再生モードのときに接続されるモード切り換えスイ
ッチの接点Pを通して増幅回路3に供給される。オート
レベルコントロール回路2は、上記再生時及び記録時に
おいて増幅回路3の利得を制御して信号レベルの自動調
整を行うものである。上記増幅回路3の出力信号は、出
力増幅回路5を通して再生の音声出力とされる。音声入
力は1と2の2つからなり、入力切り換えスイッチを通
して録画モードのときに接続されるモード切り換えスイ
ッチの接点Rを通して上記増幅回路3に入力される。こ
の増幅回路3の出力信号は、録音用出力回路4を通して
記録音声出力として出力される。かかる録音用出力回路
4に上記図1又図2の実施例回路が含まれるものであ
る。
置は、大きく分けると音声系回路、輝度系映像回路、カ
ラー系映像回路及び制御回路から構成される。音声系回
路は、次の回路から構成される。再生音声入力は再生イ
コライザ1に供給される。再生イコライザ1の出力信号
は、再生モードのときに接続されるモード切り換えスイ
ッチの接点Pを通して増幅回路3に供給される。オート
レベルコントロール回路2は、上記再生時及び記録時に
おいて増幅回路3の利得を制御して信号レベルの自動調
整を行うものである。上記増幅回路3の出力信号は、出
力増幅回路5を通して再生の音声出力とされる。音声入
力は1と2の2つからなり、入力切り換えスイッチを通
して録画モードのときに接続されるモード切り換えスイ
ッチの接点Rを通して上記増幅回路3に入力される。こ
の増幅回路3の出力信号は、録音用出力回路4を通して
記録音声出力として出力される。かかる録音用出力回路
4に上記図1又図2の実施例回路が含まれるものであ
る。
【0018】輝度系映像回路は、次の回路から構成され
る。ビデオ入力は、AGC(自動利得制御)アンプ24
に供給される。このビデオ入力信号は、録画モード時に
接続される記録/再生のモード切り換えスイッチの接点
Rを通してビデオ出力増幅回路25を通してモニタ用の
ビデオ出力としてそのまま出力される。上記AGCアン
プ24の出力信号は、録画モードのときに接続されるス
イッチの接点Rを通して輝度用ロウパスフィルタ23に
供給される。これにより、輝度信号の分離が行われて上
記同様なスイッチを通してレベルクランプ回路12を通
してデテイルエンハンサ11に供給される。このデテイ
ルエンハンサ11は、輝度信号の高周波数成分(細かな
輪郭)を強調させるものである。上記デテイルエンハン
サ11の出力信号は、モード切り換えスイッチの接点R
を通してノンリニアエンハンサ13に供給される。この
ノンリニアエンハンサ13は、信号レベルに合わせてエ
ンハファシスをかけるものである。
る。ビデオ入力は、AGC(自動利得制御)アンプ24
に供給される。このビデオ入力信号は、録画モード時に
接続される記録/再生のモード切り換えスイッチの接点
Rを通してビデオ出力増幅回路25を通してモニタ用の
ビデオ出力としてそのまま出力される。上記AGCアン
プ24の出力信号は、録画モードのときに接続されるス
イッチの接点Rを通して輝度用ロウパスフィルタ23に
供給される。これにより、輝度信号の分離が行われて上
記同様なスイッチを通してレベルクランプ回路12を通
してデテイルエンハンサ11に供給される。このデテイ
ルエンハンサ11は、輝度信号の高周波数成分(細かな
輪郭)を強調させるものである。上記デテイルエンハン
サ11の出力信号は、モード切り換えスイッチの接点R
を通してノンリニアエンハンサ13に供給される。この
ノンリニアエンハンサ13は、信号レベルに合わせてエ
ンハファシスをかけるものである。
【0019】上記ノンリニアエンハンサ13の出力信号
は、ホワイトクリップ/ダーククリップ回14を通して
メインエンハンサ15に供給される。そして、FM変調
回路16によりFM変調されて記録FM出力として図示
しない録画アンプに伝えられる。図示しない再生アンプ
から出力された再生FM入力は、リミッタ17とドロッ
プアウト検出回路18に供給される。上記リミッタ17
の出力信号は、FM復調回路19に供給されてFM復調
が行われる。そして、メインディエンハンサ20により
上記メインエンハンサ15に対応したメインディエンフ
ァシス処理が行われる。
は、ホワイトクリップ/ダーククリップ回14を通して
メインエンハンサ15に供給される。そして、FM変調
回路16によりFM変調されて記録FM出力として図示
しない録画アンプに伝えられる。図示しない再生アンプ
から出力された再生FM入力は、リミッタ17とドロッ
プアウト検出回路18に供給される。上記リミッタ17
の出力信号は、FM復調回路19に供給されてFM復調
が行われる。そして、メインディエンハンサ20により
上記メインエンハンサ15に対応したメインディエンフ
ァシス処理が行われる。
【0020】上記FM復調とディエンファシス処理がさ
れた輝度信号は、モード切り換えスイッチの接点Pを通
して色分離に利用されたロウパスフィルタ23に供給さ
れ、ここでFM復調動作のときに混入した高周波数成分
の除去が行われ、モード切り換えスイッチの接点Pを通
してノンリニアディエンハンサ13に供給される。そし
て、その出力信号は、モード切り換えスイッチの接点P
を通してクランプ回路12と、再生モードときにはスル
ー状態になるデテイルエンハンサ11とを通してノイズ
キャンセラ21に供給される。また、同期分離回路10
により同期信号の分離が行われる。上記ノイズキャンセ
ラ21の出力信号は、ミキサ22によりカラー系映像回
路により再生された色信号と合成されて、上記ビデオ増
幅出力回路25を通してビデオ出力とされる。
れた輝度信号は、モード切り換えスイッチの接点Pを通
して色分離に利用されたロウパスフィルタ23に供給さ
れ、ここでFM復調動作のときに混入した高周波数成分
の除去が行われ、モード切り換えスイッチの接点Pを通
してノンリニアディエンハンサ13に供給される。そし
て、その出力信号は、モード切り換えスイッチの接点P
を通してクランプ回路12と、再生モードときにはスル
ー状態になるデテイルエンハンサ11とを通してノイズ
キャンセラ21に供給される。また、同期分離回路10
により同期信号の分離が行われる。上記ノイズキャンセ
ラ21の出力信号は、ミキサ22によりカラー系映像回
路により再生された色信号と合成されて、上記ビデオ増
幅出力回路25を通してビデオ出力とされる。
【0021】カラー系映像信号回路は、次の回路により
構成される。上記輝度系映像回路のAGCアンプ24の
出力信号は、モード切り換えスイッチの接点Rを通して
ACC(オートクロマレベルコントロール)26に供給
される。このACC26の出力信号は、モード切り換え
スイッチの接点Rを介してバンドパスフィルタ27に供
給される。このバンドパスフィルタ27の出力信号は、
バーストエンハンサ/ディエンハンサ28により記録モ
ードにはエンファシス処理が行われて、3つのモード切
り換えスイッチの接点Rを通して周波数変換回路30に
より周波数変換される。この周波数変換された色信号
は、モード切り換えスイッチの接点Rを通して1.3M
Hzのロウパスフィルタ31を通して録画アンプとして
も作動するカラーキラーアンプ32を通して記録カラー
出力とされる。
構成される。上記輝度系映像回路のAGCアンプ24の
出力信号は、モード切り換えスイッチの接点Rを通して
ACC(オートクロマレベルコントロール)26に供給
される。このACC26の出力信号は、モード切り換え
スイッチの接点Rを介してバンドパスフィルタ27に供
給される。このバンドパスフィルタ27の出力信号は、
バーストエンハンサ/ディエンハンサ28により記録モ
ードにはエンファシス処理が行われて、3つのモード切
り換えスイッチの接点Rを通して周波数変換回路30に
より周波数変換される。この周波数変換された色信号
は、モード切り換えスイッチの接点Rを通して1.3M
Hzのロウパスフィルタ31を通して録画アンプとして
も作動するカラーキラーアンプ32を通して記録カラー
出力とされる。
【0022】再生カラー入力は、2MHzのロウパスフ
ィルタ33を通して取り込まれる。この出力信号は、モ
ード切り換えスイッチの接点Pを通して上記ACC26
に供給される。このACC26の出力信号は、モード切
り換えスイッチの接点Pを通して周波数変換回路30に
供給される。この周波数変換出力は、モード切り換えス
イッチの接点Pを通して上記バンドパスフィルタ27、
バーストエンハンサ/デ−エンハンサ28により再生時
にはディエンファシス処理が行われて、カラーキラー2
9と2つのモード切り換えスイッチの接点Pを通して上
記輝度信号との合成を行うミキサ22に供給される。
ィルタ33を通して取り込まれる。この出力信号は、モ
ード切り換えスイッチの接点Pを通して上記ACC26
に供給される。このACC26の出力信号は、モード切
り換えスイッチの接点Pを通して周波数変換回路30に
供給される。この周波数変換出力は、モード切り換えス
イッチの接点Pを通して上記バンドパスフィルタ27、
バーストエンハンサ/デ−エンハンサ28により再生時
にはディエンファシス処理が行われて、カラーキラー2
9と2つのモード切り換えスイッチの接点Pを通して上
記輝度信号との合成を行うミキサ22に供給される。
【0023】シリアルコントロールインターフェイス
(制御回路)6は、システム制御装置としてのマイクロ
コンピュータから供給されるシリアルクロックSCとシ
リアルデータSDとを受けて、それを解読して上記モー
ド切り換えスイッチ、入力切り換えスイッチの切り換え
を制御する制御信号を形成する。
(制御回路)6は、システム制御装置としてのマイクロ
コンピュータから供給されるシリアルクロックSCとシ
リアルデータSDとを受けて、それを解読して上記モー
ド切り換えスイッチ、入力切り換えスイッチの切り換え
を制御する制御信号を形成する。
【0024】発振回路(OSC)7は、外付の水晶発振
子により発振動作を行う。そしてCR無調整回路(ZA
CKT)8により、上記ロウパスフィルタ13、31、
33及びバンドパスフィルタ27等のコンダクタンスg
mを制御する制御電流を形成して、これらのフィルタ回
路の無調整化を図るものである。9は、基準電圧発生回
路であり、3Vのような基準電圧を形成する。
子により発振動作を行う。そしてCR無調整回路(ZA
CKT)8により、上記ロウパスフィルタ13、31、
33及びバンドパスフィルタ27等のコンダクタンスg
mを制御する制御電流を形成して、これらのフィルタ回
路の無調整化を図るものである。9は、基準電圧発生回
路であり、3Vのような基準電圧を形成する。
【0025】この実施例では、音声系回路と映像系回路
とを同一半導体集積回路に形成し、それらのモード制御
を行う制御回路により、録画モード/再生モードのモー
ド切り換えスイッチの切り換え制御を共通に切り換える
ことができるので、回路の簡素化やマイクロコンピュー
タ等によるシステム制御が容易になる。そして、上記映
像系回路の無調整化に合わせて、音声系回路の無調整化
ができること、及び全体の回路規模に占める上記無調整
化のために増加する回路規模は無視できる程度になるの
で、無調整化による利点をそのまま生かすことができ
る。
とを同一半導体集積回路に形成し、それらのモード制御
を行う制御回路により、録画モード/再生モードのモー
ド切り換えスイッチの切り換え制御を共通に切り換える
ことができるので、回路の簡素化やマイクロコンピュー
タ等によるシステム制御が容易になる。そして、上記映
像系回路の無調整化に合わせて、音声系回路の無調整化
ができること、及び全体の回路規模に占める上記無調整
化のために増加する回路規模は無視できる程度になるの
で、無調整化による利点をそのまま生かすことができ
る。
【0026】上記の実施例により得られる作用効果は、
下記の通りである。すなわち、 (1) 入力信号電流とそれに重畳されたバイアス電流
が流れる記録ヘッドに対して抵抗手段を直列に挿入し、
信号分離回路によりかかる抵抗手段により発生した電圧
信号の中から上記バイアス電流に対応した周波数成分を
取り出し、それを検波回路より検波して上記バイアス電
流を形成するバイアス発振回路を制御して上記バイアス
電流が所望の値になるように設定することにより、音声
系の磁気記録回路の無調整化ができるという効果が得ら
れる。
下記の通りである。すなわち、 (1) 入力信号電流とそれに重畳されたバイアス電流
が流れる記録ヘッドに対して抵抗手段を直列に挿入し、
信号分離回路によりかかる抵抗手段により発生した電圧
信号の中から上記バイアス電流に対応した周波数成分を
取り出し、それを検波回路より検波して上記バイアス電
流を形成するバイアス発振回路を制御して上記バイアス
電流が所望の値になるように設定することにより、音声
系の磁気記録回路の無調整化ができるという効果が得ら
れる。
【0027】(2) 映像信号処理回路を備えたVTR
用信号処理回路に内蔵される音声系記録回路に適用する
ことにより、映像系回路の無調整化に合わせて音声系回
路の無調整化ができること、及び全体の回路規模に占め
る上記無調整化のために増加する回路規模は無視できる
程度になるので、無調整化による利点をそのまま生かす
ことができるという効果が得られる。
用信号処理回路に内蔵される音声系記録回路に適用する
ことにより、映像系回路の無調整化に合わせて音声系回
路の無調整化ができること、及び全体の回路規模に占め
る上記無調整化のために増加する回路規模は無視できる
程度になるので、無調整化による利点をそのまま生かす
ことができるという効果が得られる。
【0028】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、バイ
アス発振回路の構成及びその出力レベルの制御方法は何
であってもよい。このように使用するバイアス発振回路
の回路構成及びその出力制御方法に応じて、検波回路に
より形成される制御信号はそれらに適合するようにされ
ればよい。記録ヘッドに挿入される抵抗R2は、記録ヘ
ッドの加算用抵抗側に直列に接続されてもよい。この発
明は、VTR用の音声系記録回路の他、カセットテープ
レコーダ等の磁気記録回路等にも利用できる。
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、バイ
アス発振回路の構成及びその出力レベルの制御方法は何
であってもよい。このように使用するバイアス発振回路
の回路構成及びその出力制御方法に応じて、検波回路に
より形成される制御信号はそれらに適合するようにされ
ればよい。記録ヘッドに挿入される抵抗R2は、記録ヘ
ッドの加算用抵抗側に直列に接続されてもよい。この発
明は、VTR用の音声系記録回路の他、カセットテープ
レコーダ等の磁気記録回路等にも利用できる。
【0029】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、入力信号電流とそれに重畳
されたバイアス電流が流れる記録ヘッドに対して抵抗手
段を直列に挿入し、信号分離回路によりかかる抵抗手段
により発生した電圧信号の中から上記バイアス電流に対
応した周波数成分を取り出し、それを検波回路より検波
して上記バイアス電流を形成するバイアス発振回路を制
御して上記バイアス電流が所望の値になるように設定す
ることにより、音声系の磁気記録回路の無調整化ができ
る。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、入力信号電流とそれに重畳
されたバイアス電流が流れる記録ヘッドに対して抵抗手
段を直列に挿入し、信号分離回路によりかかる抵抗手段
により発生した電圧信号の中から上記バイアス電流に対
応した周波数成分を取り出し、それを検波回路より検波
して上記バイアス電流を形成するバイアス発振回路を制
御して上記バイアス電流が所望の値になるように設定す
ることにより、音声系の磁気記録回路の無調整化ができ
る。
【0030】映像信号処理回路を備えたVTR用信号処
理回路に内蔵される音声系記録回路に適用することによ
り、映像系回路の無調整化に合わせて音声系回路の無調
整化ができること、及び全体の回路規模に占める上記無
調整化のために増加する回路規模は無視できる程度にな
るので、無調整化による利点をそのまま生かすことがで
きる。
理回路に内蔵される音声系記録回路に適用することによ
り、映像系回路の無調整化に合わせて音声系回路の無調
整化ができること、及び全体の回路規模に占める上記無
調整化のために増加する回路規模は無視できる程度にな
るので、無調整化による利点をそのまま生かすことがで
きる。
【図1】この発明に係る磁気記録回路の一実施例を示す
要部ブロック図である。
要部ブロック図である。
【図2】この発明に係る磁気記録回路の一実施例を示す
要部回路図である。
要部回路図である。
【図3】この発明に係る磁気記録回路の動作を説明する
ための波形図である。
ための波形図である。
【図4】この発明が適用されたVTR用信号処理集積回
路装置の一実施例を示すブロック図である。
路装置の一実施例を示すブロック図である。
HPF…ハイパスフィルタ、R1〜R3…抵抗、C1〜
C5…コンデンサ(キャパシタ)、T…トランス、1…
再生イコライザ、2…オートレベルコントロール回路、
3…増幅回路、4…録音用出力回路、5…出力増幅回
路、6…シリアルコントロールインターフェイス(制御
回路)、7…発振回路、8…CR無調整回路、9…基準
電圧発生回路、10…同期分離回路、11…ディテイル
エンサンサ、12…レベルクランプ回路、13…ノンリ
ニアエンハンサ、14…ホワイトクリップ/ダーククリ
ップ、15…メインエンハンサ、16…FM変調回路、
17…リミッタ、18…ドロップアウト検出回路、19
…FM復調回路、20…メインディエンハンサ、21…
ノイズキャンセラ、22…ミキサ、23…輝度用ロウパ
スフィルタ、24…AGCアンプ、25…ビデオ出力増
幅回路、26…ACC、27…バンドパスフィルタ、2
8…バーストエンハンサ/デ−エンハンサ、29…カラ
ーキラー、30…周波数変換回路、31…ロウパスフィ
ルタ、32…カラーキラーアンプ、33…ロウパスフィ
ルタ。
C5…コンデンサ(キャパシタ)、T…トランス、1…
再生イコライザ、2…オートレベルコントロール回路、
3…増幅回路、4…録音用出力回路、5…出力増幅回
路、6…シリアルコントロールインターフェイス(制御
回路)、7…発振回路、8…CR無調整回路、9…基準
電圧発生回路、10…同期分離回路、11…ディテイル
エンサンサ、12…レベルクランプ回路、13…ノンリ
ニアエンハンサ、14…ホワイトクリップ/ダーククリ
ップ、15…メインエンハンサ、16…FM変調回路、
17…リミッタ、18…ドロップアウト検出回路、19
…FM復調回路、20…メインディエンハンサ、21…
ノイズキャンセラ、22…ミキサ、23…輝度用ロウパ
スフィルタ、24…AGCアンプ、25…ビデオ出力増
幅回路、26…ACC、27…バンドパスフィルタ、2
8…バーストエンハンサ/デ−エンハンサ、29…カラ
ーキラー、30…周波数変換回路、31…ロウパスフィ
ルタ、32…カラーキラーアンプ、33…ロウパスフィ
ルタ。
Claims (3)
- 【請求項1】 記録すべき入力信号電流に対して重畳さ
れるバイアス電流を形成するバイアス発振回路と、上記
入力信号電流に重畳されたバイアス電流が流れる記録ヘ
ッドに対して直列に挿入される抵抗手段と、かかる抵抗
手段により発生した電圧信号の中から上記バイアス電流
に対応した周波数成分を取り出す信号分離回路と、かか
る信号分離回路の出力信号レベルを検出する検波回路と
を備え、かかる検波回路により形成された制御信号に基
づいて上記バイアス発振回路を制御し、上記バイアス電
流が所望の値になるように設定してなることを特徴とす
る磁気記録回路。 - 【請求項2】 上記入力信号電流は音声信号であり、バ
イアス発振回路で形成されたバイアス電流の周波数はそ
れより十分高い周波数にされるものであり、上記信号分
離回路はハイパスフィルタであり、上記バイアス発振回
路はその動作電圧の制御により出力信号の制御が行われ
るものであることを特徴とする請求項1の磁気記録回
路。 - 【請求項3】 上記磁気記録回路は、映像信号処理回路
を備えたVTR用信号処理回路に内蔵される音声系記録
回路であることを特徴とする請求項1又請求項2の磁気
記録回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9775195A JPH08273106A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 磁気記録回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9775195A JPH08273106A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 磁気記録回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08273106A true JPH08273106A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=14200593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9775195A Withdrawn JPH08273106A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 磁気記録回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08273106A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN118102177A (zh) * | 2024-04-26 | 2024-05-28 | 江西红声技术有限公司 | 一种基于高噪声环境声音采集自动增益控制电路 |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP9775195A patent/JPH08273106A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN118102177A (zh) * | 2024-04-26 | 2024-05-28 | 江西红声技术有限公司 | 一种基于高噪声环境声音采集自动增益控制电路 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |