JPH05183875A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH05183875A
JPH05183875A JP3345105A JP34510591A JPH05183875A JP H05183875 A JPH05183875 A JP H05183875A JP 3345105 A JP3345105 A JP 3345105A JP 34510591 A JP34510591 A JP 34510591A JP H05183875 A JPH05183875 A JP H05183875A
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    • H04N5/00Details of television systems
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アスペクト比が4:3と16:9の映像信号を
録再可能な記録再生装置において、アスペクト比が1
6:9の映像信号を再生する時に発生する画質劣化を防
止する。 【構成】アスペクト比が16:9の映像信号を再生する
ときは、輪郭強調のため映像信号に付加されるオーバー
シュートの幅は、アスペクト比が4:3の場合より小さ
く設定される。そのためピーキング回路19でアスペク
ト比に対応する2種類の共振周波数が発生するようにな
っている。そしてアスペクト比が4:3の場合は従来と
同じオーバーシュートが付加される。アスペクト比が1
6:9の場合はこれをTVに映したとき、画像とともに
オーバーシュートも横に拡大されるが、あらかじめ狭く
設定されていたので拡大されてもそれ程幅広にならない
ので画質が劣化するのを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アスペクト比が異な
る2種類の映像信号を録再可能な記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ(TV)のアスペクト比は
図9(a)に示すように4:3が普通であり、TVに接
続して用いられる映像機器例えばビデオ・テープ・レコ
ーダ(VTR)もこのアスペクト比に合うように製造さ
れていた。
【0003】これに対して最近開発されたHDTV(ハ
イビジョン)は、走査線数が従来の2倍でアスペクト比
も同図(b)に示すように16:9とワイドであり、高
品質で臨場感がある映像を得ることができる。ただし現
状ではこのHDTVが相当高価なので、走査線数は従来
と同じ525本としアスペクト比だけ16:9にしたT
Vが製造されている。
【0004】これによってVTRも走査線数が525本
でアスペクト比が16:9の映像信号を取り扱う必要が
出てきた。しかし現在はまだアスペクト比が4:3のT
Vのほうが主流なので、アスペクト比が4:3の映像信
号と16:9の映像信号の両方を録再できるようにした
VTRが製造されている。
【0005】このようなVTRでは、アスペクト比が
4:3か16:9かを区別するためのアスペクト比情報
が、映像信号のコントロール部や垂直ブランキング部な
どに重畳して記録されるようになっている。
【0006】このようにアスペクト比が異なる2種類の
映像信号を録再可能なVTRでは、同じ伝送帯域でアス
ペクト比が異なる映像信号を処理するようになっている
のが普通である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のVTRでは、図
9(a)に示したようなアスペクト比が4:3の映像信
号を記録する場合には、図10(a)に示すように画像
の輪郭を強調するために所定のオーバーシュートが付け
られる。
【0008】また図9(b)に示したようなアスペクト
比が16:9の映像信号を記録する場合には、上述のよ
うにアスペクト比が4:3の映像信号と同じ伝送帯域で
記録されるため、図10(b)に示すように映像信号が
横方向に縮小され、これにアスペクト比が4:3の場合
と同様なオーバーシュートが付けられる。
【0009】そして図11(a)に示すようにアスペク
ト比が4:3の映像信号をTVに映した場合のオーバー
シュートの幅Aは、画質を劣化させない程度に設定され
る。しかしこの状態で同図(b)に示すようにアスペク
ト比が16:9の映像信号をTVに映しだすと、画像が
横方向に拡大されてオーバーシュートの幅Bも横に拡大
されたものとなり、画質が劣化するという問題があっ
た。
【0010】これはオーバーシュートだけでなく、リン
ギングやノイズ成分などの画質要素についても同様な現
象が起こる。
【0011】そこでこの発明は、上述したような課題を
解決したものであって、アスペクト比が異なる2種類の
映像信号を処理することが可能なVTRにおいて、アス
ペクト比がワイドな方の映像信号をTVに映したとき、
オーバーシュート、リンギングおよびノイズ成分によっ
て画質劣化が起こるのを防止可能な記録再生装置を提案
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、第1発明においては、第1アスペクト比の映像信号
とこの映像信号よりワイドな第2アスペクト比の映像信
号を記録再生可能な記録再生装置において、映像信号の
アスペクト比に応じてピーキング回路の中心周波数を切
り換えることにより、第2アスペクト比の映像信号にお
けるオーバーシュートおよびリンギングの幅を小さくす
るようにしたことを特徴とするものである。
【0013】また、第2発明においては、第1アスペク
ト比の映像信号とこの映像信号よりワイドな第2アスペ
クト比の映像信号を記録再生可能な記録再生装置におい
て、映像信号のアスペクト比に応じてノイズキャンセラ
ーの特性を切り換えることにより、第2アスペクト比の
映像信号におけるノイズ成分の幅を小さくするようにし
たことを特徴とするものである。
【0014】また、第3発明においては、第1アスペク
ト比の映像信号とこの映像信号よりワイドな第2アスペ
クト比の映像信号を記録再生可能な記録再生装置におい
て、映像信号のアスペクト比に応じてノイズ除去用とし
て設けられるクシ形フィルタの特性を切り換えることに
より、第2アスペクト比の映像信号におけるノイズ成分
の幅を小さくするようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0015】
【作用】図2においてテープTに記録されていた映像信
号を再生する場合は、ビデオヘッド12で再生された映
像信号が再生アンプ15で増幅され、その輝度信号Yが
ハイパスフィルタ16、ディエンファシス回路17、ロ
ーパスフィルタ18を経てピーキング回路19に供給さ
れる。
【0016】ピーキング回路19では、図3に示すよう
に輝度信号Yが抵抗R1を経てNPNトランジスタQ1
で増幅されて外部に送出される。
【0017】一方アスペクト比情報が抵抗R2をへてP
NPトランジスタQ2のベースに供給される。このアス
ペクト比情報はアスペクト比が4:3のときにハイレベ
ルで、アスペクト比が16:9のときにローレベルに設
定されている。
【0018】これによって、アスペクト比が16:9の
場合はPNPトランジスタQ2がオフになるので、これ
に並列接続されている共振回路の共振周波数f2は f2=1/2π(L×C1)1/2 となる。
【0019】これに対して、アスペクト比が4:3の場
合はPNPトランジスタQ2がオンするので共振周波数
f2は f1=1/2π(L(C1+C2))1/2 となる。
【0020】ここで発生した周波数の信号が抵抗R4を
経て輝度信号に重畳されてオーバーシュートとなる。こ
こでは上述のようにアスペクト比が16:9の場合の共
振周波数f2がアスペクト比が4:3の場合の共振周波
数より高いので、オーバーシュートの幅が狭くなる。こ
れと同様にリンギングの幅も狭くなる。
【0021】このピーキング回路19の出力はディエン
ファシス回路20、ノイズキャンセラー21、クシ型フ
ィルタ22を経て例えばTVに供給される。このときに
は映像信号が横に拡大されてオーバーシュートおよびリ
ンギングも拡大されるが、予めオーバーシュートとリン
ギングの幅を狭くしておいたので、拡大後もそれ程幅広
にはならず画質が劣化するのを防止できる。
【0022】第2発明では、図5に示すようにノイズキ
ャンセラー21におけるノイズの抽出範囲をアスペクト
比に応じて変えるようにしてある。すなわちアスペクト
比が4:3の場合は図6に示すように通過帯域が1MH
Z以上のハイパスフィルタ32Aを使用し、アスペクト
比が16:9の場合は通過帯域が2MHZ以上のハイパ
スフィルタ32Bを使用するようになっている。
【0023】これによってアスペクト比が16:9の映
像信号ではより高域側のノイズ成分が除去されて、これ
をTVに映したときにはノイズ成分が強調されることが
なくなり画質劣化を防止できる。
【0024】第3発明では、図7に示すクシ型フィルタ
22においてアスペクト比が16:9のとき低減するノ
イズ成分の振幅を、アスペクト比が4:3のときより大
きくするようにしてある。
【0025】すなわちアスペクト比が16:9のときに
使用するゲインアンプ45Bは、アスペクト比が4:3
のときに使用するゲインアンプ45よりゲインが大きく
なるように設定されている。
【0026】これによってアスペクト比が16:9の映
像信号では、図8に示すように特定周波数のノイズ成分
が大きく低減されるので、TVに映した場合でも画質が
劣化するのを防止できる。
【0027】
【実施例】続いて、本発明に係わる記録再生装置をVT
Rに適用した場合の実施例について、図面を参照して詳
細に説明する。
【0028】図1は本発明を適用したVTRの記録系の
構成を示す。同図において例えばビデオカメラ(図示せ
ず)から入力した映像信号の輝度信号YはAGC回路1
で利得が制御され、これがローパス・フィルタ(LP
F)2を経てエンファシス(EMPH)回路3に供給さ
れここでエンファシスがかけられる。
【0029】次にFM変調回路4でFM変調された後ハ
イパス・フィルタ(HPF)5を経て混合回路6に供給
される。
【0030】一方カラー信号Cはバンドパス・フィルタ
ー(BPF)7を経てACC回路8に供給され、ここで
振幅調整されて次に周波数変換回路(CONV)9で周
波数変換され、これがローパスフィルタ(LPF)10
を経て混合回路6に供給される。
【0031】そして混合回路6で輝度信号Yとカラー信
号Cが混合され、これが記録用アンプ11を経てビデオ
ヘッド12に供給され、これによって映像信号が記録テ
ープTのビデオトラックに記録される。
【0032】またこのVTRでは、入力した映像信号が
4:3かまたは16:9かを示すアスペクト比情報がコ
ントロール信号制御回路13を通してコントロールヘッ
ド14に供給され、これによって記録テープTのコント
ロールトラックに記録される。
【0033】ここではアスペクト比情報として信号レベ
ルがハイのときアスペクト比が4:3を示し、ローのと
き16:9を示すように設定されている。
【0034】図2はこのVTRの再生系の構成を示す。
同図において記録テープTに記録されている映像信号は
ビデオヘッド12で再生され、これが再生アンプ15で
増幅される。
【0035】そしてこの映像信号の輝度信号Yはハイパ
ス・フィルタ(HPF)16を通してFM復調回路17
で復調され、これがローパス・フィルタ(LPF)18
を経てピーキング回路19に供給され、ここでオーバー
シュートが付加される。本例では後述するようにこのピ
ーキング回路19の中心周波数をアスペクト比に応じて
変更することにより、オーバーシュートの幅を変えるこ
とができるようになっている。
【0036】ピーキング回路19から出力された輝度信
号Yは、ディエンファシス回路20、ノイズキャンセラ
ー21、くし形フィルタ22を経て外部に出力される。
【0037】また、カラー信号Cはローパス・フィルタ
(LPF)23、ACC回路24、周波数変換回路(C
ONV)25、バンドパス・フィルタ(BPF)26を
通して外部に出力される。
【0038】一方記録テープTのコントロールトラック
に記録されているコントロール信号はコントロールヘッ
ド14で再生され、アンプ27を経て検出器(DETE
CT)28に供給される。ここでコントロール信号に含
まれるアスペクト比情報が検出され、このアスペクト比
情報がピーキング回路19に供給されると共に、外部と
の接続端子(図示せず)に導出される。
【0039】さて図3はピーキング回路19の構成を示
す。このピーキング回路19においては、入力された輝
度信号Yは抵抗R1を通してPNPトランジスタQ1で
増幅される。
【0040】一方アスペクト比情報は抵抗R2を通して
PNPトランジスタQ2に供給される。ここでアスペク
ト比が4:3の場合はハイレベルの信号が供給されPN
PトランジスタQ2がオンし、アスペクト比が16:9
の場合はローレベルの信号が供給されてオフする。
【0041】これによってアスペクト比が4:3の場合
は、コイルL、コンデンサC1,C2、抵抗R3が並列
接続された共振回路が構成される。各素子に付けた符号
をその素子の値とすると、この回路の共振周波数f1は f1=1/2π(L(C1+C2))1/2 となる。本例では図4に示すように共振周波数f1が2
MHZになるように設定されている。
【0042】ここで発生した共振周波数f1は抵抗R4
(図3)を経て輝度信号Yに重畳されてオーバーシュー
トとなり、ディエンファシス回路20(図2)に送出さ
れる。このときのオーバシュートの幅はTVで映した時
に見苦しくならないように設定されている。
【0043】アスペクト比が16:9の場合は、PNP
トランジスタQ2がオフになるので、共振回路はコンデ
ンサC2を除外したものとなり、この時の共振周波数f
2は f2=1/2π(L×C1)1/2>f1となる。
【0044】本例では共振周波数f2(図4)が4MH
Zになるように設定されてる。これによってアスペクト
比が16:9の映像信号を再生する場合のオーバーシュ
ートの幅は、アスペクト比が4:3の映像信号を再生す
る場合のオーバーシュートより小さくなる。
【0045】これによってアスペクト比が16:9の映
像信号を再生してこれをTVに映す場合、VTRで付け
られたオーバーシュートが横方向に拡大されても、アス
ペクト比が4:3のオーバーシュートと同じ程度になる
ので画質が劣化するのを防ぐことができる。なお、リン
ギングについてもオーバーシュートと同様に処理され
る。
【0046】第2発明は、上述のVTRにおいてノイズ
キャンセラー21の特性をアスペクト比に対応して切り
換えることにより、ワイドな映像信号を再生してTVで
映す場合でもノイズ成分が拡大されて画質が劣化するの
を防止するものである。
【0047】図5はノイズキャンセラー21の構成を示
す。同図において入力された輝度信号Yは、減算器31
に供給されると共に、ハイパスフィルタ(HPF1)3
2Aもしくはハイパスフィルタ(HPF2)32Bで高
域成分が抽出される。
【0048】ハイパスフィルタ32A,32Bの特性は
図6に示すように設定されている。すなわち本例では一
方のハイパスフィルタ32Aの通過帯域が1MHZ以上
で、もう一方のハイパスフィルタ32Bの通過帯域が2
MHZ以上に設定されている。
【0049】これらのハイパスフィルタ32A,32B
の出力は切り換えスイッチ33でアスペクト比情報に基
ずいて切り換えられる。すなわちアスペクト比が4:3
の場合はハイパスフィルタ32A側に切り換えられ、ア
スペクト比が16:9の場合はハイパスフィルタ32B
側に切り換えられる。
【0050】このようにして、ハイパスフィルタ32A
もしくはハイパスフィルタ32Bから出力された高域成
分は、次にリミッタ(LIM)34で振幅変動分が除去
されてノイズ成分が抽出され、これがローパスフィルタ
35を通してゲインコントローラ36に供給される。こ
こでノイズ成分のゲインが所定値に設定されて減算器3
1に供給される。
【0051】減算器31ではこのノイズ成分が逆輝度信
号Yから減算され、これによって映像信号のノイズ成分
が除去される。
【0052】この第2発明では、アスペクト比が16:
9の映像信号を再生するときには、アスペクト比が4:
3の映像信号を再生するときより高域側のノイズ成分が
除去されるので、これをTVで映したときに横方向に拡
大されても目立つようなノイズはなくなる。
【0053】なおここではアスペクト比に応じて特性の
異なるハイパスフィルタ32Aもしくはハイパスフィル
タ32Bを用いるようにしたが、これと同時にゲインコ
ントローラ36の特性をアスペクト比に応じて変えるよ
うにしても良い。
【0054】第3発明は、ノイズ成分を減少するために
設けられるクシ形フィルタ(COMB)22の特性をア
スペクト比に応じて変えるものである。図7はクシ形フ
ィルタ22の構成を示す。同図において、ノイズキャン
セラー21から供給された映像信号は減算器40を経て
次の減算器41、42と1Hディレイ43に供給され
る。
【0055】減算器41では、1Hディレイ43から供
給された1フレーム前の映像信号が現時点の映像信号か
ら減算されて高域成分が抽出され、これがリミッタ44
を通してノイズ成分が抽出される。このノイズ成分はゲ
インアンプ45A,45Bに供給されここで所定のゲイ
ンに設定される。
【0056】これらのゲインアンプ45A,45Bの出
力は切り換えスイッチ46を経て減算器42に供給さ
れ、ここで現時点の信号から減算される。これによって
ノイズ成分が低減された映像信号を得ることができる。
【0057】ここで一方のゲインアンプ45Bは、もう
一方のゲインアンプ45Aよりゲインが大きくなるよう
に設定されている。
【0058】また切り換えスイッチ46はアスペクト比
情報によって切り換えられる。すなわちアスペクト比が
4:3の場合はゲインアンプ45A側となり、アスペク
ト比が16:9の場合はゲインアンプ45B側に切り換
えられる。
【0059】したがってアスペクト比が16:9の場合
に減算器42から出力される映像信号は、図8に示すよ
うに所定の周波数においてアスペクト比が4:3の場合
より振幅が小さくなる。これによってアスペクト比が1
6:9の映像信号を再生した場合でもTV画面上にノイ
ズが目立つようなことがなくなる。
【0060】なお本例ではリミッタ44の出力を減算器
40側に帰還させるようになっており、その帰還回路に
ゲインアンプ47A,47Bを設け、この出力を切り換
えスイッチ48で切り換えるようになっている。そして
上述と同様にアスペクト比が16:9の場合は、切り換
えスイッチ48がゲインの大きなゲインアンプ47B側
に切り換えられ、アスペクト比が4:3の場合はゲイン
が小さなゲインアンプ47A側に切り換えられる。これ
によってさらにノイズが低減された映像信号を得られる
ようになる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように第1発明は、映像信
号のアスペクト比に応じてピーキング回路の中心周波数
を切り換えることにより、ワイドなアスペクト比の映像
信号におけるオーバーシュートおよびリンギングの幅を
小さくするようにしたものである。
【0062】したがって第1発明によれば、ワイドなア
スペクト比の映像信号を再生してTVに映した場合で
も、オーバーシュートおよびリンギングが適宜な幅に納
まるので画質劣化を防止できるなどの効果がある。
【0063】第2発明は、映像信号のアスペクト比に応
じてノイズキャンセラーの特性を切り換えることによ
り、ワイドなアスペクト比の映像信号におけるノイズ成
分を小さくするようにしたものである。
【0064】また第3発明は映像信号のアスペクト比に
応じてノイズ除去用として設けられるクシ形フィルタの
特性を切り換えることにより、ワイドなアスペクト比の
映像信号におけるノイズ成分の幅を小さくするようにし
たものである。
【0065】したがって第2発明もしくは第3発明によ
れば、ワイドなアスペクト比の映像信号を再生してTV
に映した場合でもノイズ成分の幅はそれ程大きくならな
いから、画質劣化を防止できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる記録再生装置を適用したVTR
の記録系の構成図である。
【図2】本発明に係わる記録再生装置を適用したVTR
の再生系の構成図である。
【図3】ピーキング回路の構成図である。
【図4】ピーキング回路の共振周波数を説明する説明図
である。
【図5】ノイズキャンセラーの構成図である。
【図6】ハイパスフィルタの特性を説明する説明図であ
る。
【図7】クシ型フィルタの構成図である。
【図8】クシ型フィルタの特性を説明する説明図であ
る。
【図9】テレビのアスペクト比を説明する説明図であ
る。
【図10】各アスペクト比の映像信号を説明する説明図
である。
【図11】オーバーシュートを説明する説明図である。
【符号の説明】
1 AGC回路 12 ビデオヘッド 14 コントロールヘッド 19 ピーキング回路 21 ノイズキャンセラー 22 クシ型フィルタ 32A,32B ハイパスフィルタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1アスペクト比の映像信号とこの映像
    信号よりワイドな第2アスペクト比の映像信号を記録再
    生可能な記録再生装置において、 上記映像信号のアスペクト比に応じてピーキング回路の
    中心周波数を切り換えることにより、上記第2アスペク
    ト比の映像信号におけるオーバーシュートおよびリンギ
    ングの幅を小さくするようにしたことを特徴とする記録
    再生装置。
  2. 【請求項2】 第1アスペクト比の映像信号とこの映像
    信号よりワイドな第2アスペクト比の映像信号を記録再
    生可能な記録再生装置において、 上記映像信号のアスペクト比に応じてノイズキャンセラ
    ーの特性を切り換えることにより、上記第2アスペクト
    比の映像信号におけるノイズ成分の幅を小さくするよう
    にしたことを特徴とする記録再生装置。
  3. 【請求項3】 第1アスペクト比の映像信号とこの映像
    信号よりワイドな第2アスペクト比の映像信号を記録再
    生可能な記録再生装置において、 上記映像信号のアスペクト比に応じてノイズ除去用とし
    て設けられるクシ形フィルタの特性を切り換えることに
    より、上記第2アスペクト比の映像信号におけるノイズ
    成分の幅を小さくするようにしたことを特徴とする記録
    再生装置。
JP03345105A 1991-12-26 1991-12-26 記録再生装置 Expired - Fee Related JP3134434B2 (ja)

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