JPH0965364A - Edtv2対応エンファシス回路 - Google Patents

Edtv2対応エンファシス回路

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JPH0965364A
JPH0965364A JP7212148A JP21214895A JPH0965364A JP H0965364 A JPH0965364 A JP H0965364A JP 7212148 A JP7212148 A JP 7212148A JP 21214895 A JP21214895 A JP 21214895A JP H0965364 A JPH0965364 A JP H0965364A
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luminance signal
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magnetic tape
reproducing
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JP7212148A
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Seiji Saito
誠司 斉藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 EDTV2方式による映像信号を磁気テープ
に記録・再生する信号処理過程を経て再生された信号か
ら、波形歪みの無いVT/VH補強信号を復調するこ
と。 【解決手段】 入力端25と出力端26の間にはコンデ
ンサC3,抵抗R4,並びにスイッチ回路SW1とコン
デンサC4と抵抗R6とからなる直列回路が接続されて
いて、出力端26は抵抗R5を介して基準電位点GND
と接続されている。また、入力端25には、入力端25
からの信号について無画部を検出するとスイッチ回路S
W1を閉とする信号を出力し、無画部が検出されなくな
ると、スイッチ回路SW1を開とする信号を出力する無
画部検出回路77が接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビデオテープレコー
ダ(VTR)等に使用されるエンファシス回路およびF
Mイコライザー回路に係り、特に、第2世代EDTV
(エンハンストテレビ)方式の信号をVTRに記録し再
生する際に、前記第2世代EDTV信号の画面無画部に
挿入される補強信号の波形歪みの発生を防止するエンフ
ァシス回路に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録・再生において、再生ヘッドの
出力は磁気テープの残留磁束の変化の割合に比例してい
て、再生出力は周波数が低下するにしたがって 6dB/oct
の割合で減少する。
【0003】図5は磁気記録・再生出力特性と各種損失
を示す図である。
【0004】図5からわかるように、記録信号の大きさ
を一定とすると、再生出力電圧は周波数に比例する。即
ち、 6dB/octの曲線となる。しかし、周波数が高くなる
と、記録・再生時における種々の損失によりその出力は
減少する。記録時における損失として、(イ) ヘッドの渦
流損失,(ロ) 減磁作用による損失等が挙げられる。ま
た、再生時の損失として、(ハ) テープの厚み損失,(ニ)
間隔損失,(ホ) ヘッドの渦流損失,(ヘ) ギャップ損失等
が挙げられる。
【0005】一方、テレビジョンの映像信号(輝度信
号)は、直流分から最高4.2MHzまでの周波数成分を持っ
ているが、該映像信号(輝度信号)中の直流成分や低い
周波数成分については再生ヘッドからの再生出力が得ら
れない。又、前述のように周波数が高くなると、記録・
再生時における種々の損失によりその出力は減少してし
まう。そのため、VTRにそのままの形で前記テレビジ
ョンの映像信号を記録したのでは、正確な再生映像信号
を得ることができない。また、家庭用VTRとして使用
する場合には、テープ使用量が多くなってしまうという
問題があった。
【0006】そこで、VTR(特に家庭用)では、搬送
波を信号波で変調した後に無バイアスで記録する方法を
用いている。即ち、この場合の変調方式は、周波数変調
を用いたFM変調記録方式としている。FMでは、その
振幅が一定であるので、磁気テープの飽和レベルまで記
録することが可能であり、再生信号のレベル変動もリミ
ッタ(振幅制限器)により簡単に除去することができる
といった利点を有している。
【0007】ところで、FM映像信号(輝度信号)にノ
イズが重畳した場合、復調されるノイズレベルには、復
調後の周波数に比例した、三角ノイズと呼ばれるものが
発生し、正確な再生映像信号を得ることができなくな
る。そのため、従来より、この高周波になるにしたがっ
て増加する三角ノイズを抑圧するために、変調前の信号
の高周波を強調して、復調後の信号の高周波を抑圧す
る、ビデオエンファシスといわれるSN比の改善手法が
用いられている。即ち、変調前に行われる信号の高周波
成分の強調処理をプリ・エンファシス、変調後に行われ
る信号の高周波成分の抑圧処理をデ・エンファシスとい
う。
【0008】図6はビデオエンファシスによるノイズ抑
圧の過程を示した図である。
【0009】図6において、原信号(輝度信号)31に
高域強調(プリ・エンファシス)を行い、プリ・エンフ
ァシス後の信号32を得る。そして、該信号32をFM
変調器33,記録・再生器34,並びにFM復調器35
を通すと、前記プリ・エンファシス後の信号32に前記
三角ノイズ36が重畳された信号39が得られ、この信
号に高域抑圧(デ・エンファシス)を行うと、三角ノイ
ズ成分の除去され、前記原信号31とほぼ同等なデ・エ
ンファシス後の信号37が得られる。
【0010】一方、原信号(輝度信号)31に高域強調
(プリ・エンファシス)を行わずに直接FM変調器3
3,記録・再生器34,並びにFM復調器35を通す
と、前記原信号(輝度信号)31に、三角ノイズ36が
重畳されたままの信号38が出力されることになる。
【0011】図7はプリ・エンファシス回路の出力波形
を示す図である。
【0012】図7において、プリ・エンファシス回路の
周波数特性が、同図(a)に示すようにフラットな特性
(ア)の場合、(ア)’のような出力映像信号波形が出
力され、同図(b)に示すような特性(イ)の場合、
(イ)’のような出力映像信号波形が出力され、特性
(ウ)の場合、(ウ)’のような出力映像信号波形が出
力される。即ち、エンファシスの量を大きく(高域を強
調する割合を大きく)するほど、高周波成分の多く集ま
っている黒から白へ換わる波形の立ち上がり部分により
大きなスパイク40が生じることになる。
【0013】図8は従来のビデオエンファシス回路及び
プリ・エンファシス回路の周波数特性を示した図であ
る。
【0014】図8(a)は、プリ・エンファシス回路の
一例を示したものであり、入力端71と出力端72の間
に抵抗RB とコンデンサCとで構成された並列回路が接
続されていて、出力端72は抵抗RA を介して基準電位
点GNDに接続されている。以上のように構成されたプ
リ・エンファシス回路では、例えば、S−VHS方式
(2時間カセット)の場合におけるビデオエンファシス
の基本定数は、以下の通りであり、図8(b)に示すよ
うなプリ・エンファシス特性を有する。 T = C・RB = 1.3 ± 0.05(μs) … 式1 X = RB /RA = 4 ± 0.3 …… 式2 また、図8(c)は、デ・エンファシス回路の一例を示
したものであり、入力端73と出力端74の間に抵抗r
b が接続されていて、出力端74は抵抗ra とコンデン
サcとで構成された直列回路を介して基準電位点GND
に接続されている。そして、前記図8(b)に示したプ
リ・エンファシス特性と逆のデ・エンファシス特性を有
するように、抵抗ra ,抵抗rb ,並びにコンデンサc
の値が設定されている。
【0015】一方、図9は従来のS−VHS方式(2時
間カセット)の場合におけるプリ・エンファシス特性を
示すグラフであり、前記式1および式2に示すごとくに
ビデオエンファシスの基本定数を設定することによっ
て、同図に示すプリ・エンファシス特性、即ち、f1か
らf2にかけて上昇し、f2以降はフラットな特性を実
現している。
【0016】以上のようなプリ・エンファシス特性を有
するプリ・エンファシス回路(高域強調回路)により、
映像信号(輝度信号)の高域成分をFM変調する前に強
調しておき、復調後プリ・エンファシス回路の逆特性を
もった、デ・エンファシス回路(高域抑圧回路)でもと
に戻すことにより、高周波領域のノイズを抑圧すること
が可能となる(実現できる)。
【0017】次に、前記のようなプリ・エンファシス特
性を有する従来のプリ・エンファシス回路(高域強調回
路)を用いて、映像信号(輝度信号)を磁気テープに記
録する方法について説明を行う。
【0018】図10は従来の映像信号記録手段の構成を
示すブロック図である。また、図11は映像信号記録に
おける周波数分布を示した図である。
【0019】図10において、入力端81より入力され
た、カラー映像信号83は、LPF(低域フィルタ)4
7およびBPF(帯域フィルタ)48に供給されてい
る。そして、LPF47の出力はAGC回路49に供給
され、AGC回路49の出力はプリ・エンファシス回路
51に供給され、プリ・エンファシス回路51の出力は
FM変調器52に供給され、FM変調器52の出力はH
PF(高域フィルタ)54に供給され、HPF54の出
力はMIX(混合回路)56に供給されている。また、
BPF48の出力はACC(オート・クロマ・コントロ
ール)回路50に供給され、ACC回路50の出力はF.
conv(周波数変換回路)53に供給され、F.conv53の
出力はLPF55に供給され、LPF55の出力はMI
X(混合回路)56に供給されている。さらに、MIX
(混合回路)56の出力は REC AMP(増幅器)57に供
給され、REC AMP 57の出力はロータリートランス58
を介して、磁気ヘッド59,82により図示しない磁気
テープ上に記録されるようになっている。
【0020】次に、以上のように構成された映像信号記
録手段の動作について説明を行う。入力端子81よりL
PF47に供給された、同期信号41,搬送色信号8
6,バースト信号43,並びに輝度信号84で構成され
たカラー映像信号83は、前記LPF47により輝度信
号(Y)84に分離され、次段のAGC回路49で適正
な信号レベルに自動調整され、プリ・エンファシス回路
51により高域成分が強調された後、FM変調器52に
供給され周波数変調されて、周波数変調波(FM輝度信
号:YFM)85となる。このとき、即ち、輝度信号
(Y)84から周波数変調波(FM輝度信号:YFM)8
5への変換は、例えば、VHS方式の場合では、前記輝
度信号(Y)84の白レベル45(100 IREユニット)は 4.
4MHzに、同期信号レベル46(-40IREユニット)は3.4MHz
に、それぞれ振幅レベルから周波数レベルへの変換が行
われる。そして、FM変調器52により周波数変調され
た周波数変調波(FM輝度信号:YFM)85はHPF5
4に供給され、低域部分のFM側波帯が除去されMIX
(混合回路)56に供給される。
【0021】一方、前記入力端子81よりBPF48に
供給された、同期信号41,搬送色信号86,バースト
信号43,並びに輝度信号84で構成されたカラー映像
信号83は、前記BPF48により 3.58MHz±500kHz帯
域の搬送色信号(C)86に分離され、次段のACC回
路50で前記搬送色信号レベルを適正な信号レベルにな
るよう自動調整された後、F.conv(周波数変換回路)5
3に供給され、搬送色信号(C)86は、FS = 3.58M
Hz から FC = 629kHz の低域変換搬送色信号(C’)
に低域変換される。そして、F.conv(周波数変換回路)
53により低域変換された低域変換搬送色信号(C’)
87はLPFに供給され、不要成分が除去されMIX
(混合回路)56に供給される。
【0022】さらに、MIX(混合回路)56は、前記
FM輝度信号(YFM)85並びに低域変換搬送色信号
(C’)87を混合し、記録映像信号88として、REC
AMP 57に供給する。そして、REC AMP 57により、出
力増幅された記録映像信号88は、ロータリートランス
58を介して、磁気ヘッド59,82により、図示しな
い磁気テープ上に記録される。
【0023】尚、カラー映像信号83の周波数分布図を
図11(a)に、輝度信号(Y)84の周波数分布図を
同図(b)に、周波数変調波(FM輝度信号:YFM)8
5の周波数分布図を同図(c)に、搬送色信号(C)8
6の周波数分布図を同図(d)に、低域変換搬送色信号
(C’)87の周波数分布図を同図11(e)に、そし
て、記録映像信号(YFM+C’)88の周波数分布図を
同図(f)にそれぞれ示す。
【0024】ところで、テレビジョン方式の国際標準化
機関であるITU−Rでは、テレビジョン方式を現行テ
レビジョン,エンハンストテレビジョン,HDTVの3
つに分類している。日本では、エンハンストテレビジョ
ンをEDTVと呼び、2段階に分けて実施(実用化)す
ることが決定されていて、第1世代のEDTVであるク
リアビジョンは、既に1989年8月末から実用化され
ている。クリアビジョンでは、テレビジョン信号に対し
て、放送局側において高彩度画像に対する解像度の改
善,画面暗部での解像度改善,ゴースト除去のための基
準信号の挿入がなされ、受像機側では3次元YC分離,
ディスプレイの順次走査化,前記ゴースト除去のための
基準信号によるゴーストの除去等を行うことにより、映
像の高画質化を図っている。
【0025】一方、第2世代EDTVは、レターボック
ス形式による画面のワイドアスペクト化と時空間の垂直
解像度の補強などを図ることとして、1995年の実用
化を目標に検討が進められている。
【0026】図12は第2世代EDTV(EDTV2)
の原理を説明するための図である。図12(a)におい
て、放送局で順次(ノンインターレース)走査で生成さ
れたアスペクト非16:9で走査線数が480本のワイ
ド画面61は、従来のテレビジョンとの両立性を確保す
るために、前記従来のテレビジョン画面(アスペクト非
4:3)62の中の16:9のレターボックス画像66
として送信される。このとき、16:9のレターボック
ス画像66の走査線数は480本から360本に間引か
れている。そして、この間引かれて失われた120本分
の走査線分の補強信号、即ち、VH(バーチカル・ハ
イ:垂直補強信号)信号、およびVT(バーチカル・テ
ンポラル:垂直時間補強信号)信号は、従来のテレビジ
ョン画面62の上下部の無画部64に重畳されて送信さ
れるようになっている。尚、図12(b)に示すように
主画部65には、輝度信号Y,搬送色信号C,並びに水
平帰線期間に重畳された水平方向の補強信号であるHH
信号が存在する。
【0027】このように補強信号を重畳して放送局より
送信されたテレビジョン信号がEDTV2テレビジョン
受像機で受信されると、前記無画部64に重畳されたV
T/VH補強信号により、失われた120本の走査線が
作り出され、3/4に間引かれた主画部65の水平走査
線360本に付加されて、水平走査線数480本のノン
インターレースによるワイド画像63が得られる。
【0028】ところで、既述したように、従来のVTR
において映像信号を磁気テープ上に記録する際、Y/C
分離後の輝度信号についてはFM変調を行った後に前記
磁気テープ上に記録しているが、S/N改善のために前
記FM変調を行う前に、前記輝度信号に対して、VTR
の種類に対応した規格等に規定された特性を有するエン
ファシスをかけている。しかしながら、このエンファシ
ス回路では、信号の内容に対して処理を切り換える等の
処理は行われていない。したがって、レターボックス方
式によるEDTV2信号を記録しようとした場合、前記
EDTV2信号のVT/VH補強信号が挿入されている
無画部64の位置に相当する信号に対しても、主画部6
5と同様な、前記の特性を有するエンファシスをかけて
いる。このため、EDTV2信号のVT/VH補強信号
の、本来有する周波数特性が高域にかけて低下し、無画
部64の位置に相当するVT/VH補強信号をFM復調
する際に、三角ノイズによる波形歪みが生じてしまうと
いう問題が発生する。これに伴い、前記従来のVTRに
記録された、主画部65の水平走査線数が360本のレ
ターボックス方式によるEDTV2信号を、無画部64
に重畳されたVT/VH補強信号に基づいて、前述した
ような水平走査線数480本のノンインターレースによ
る正確なワイド画像63を得る(復元する)ことが困難
となるといった問題が発生する。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来のV
TRにおいてEDTV2方式による映像信号を磁気テー
プ上に記録した場合、前記EDTV2信号の無画部に挿
入されているVT/VH補強信号に対して、主画部の映
像信号と同じエンファシス特性でエンファシス処理を行
ってしまうため、磁気テープに記録・再生する信号処理
過程を経て再生された、前記EDTV2信号の無画部に
挿入されているVT/VH補強信号を、TBC(タイム
ベースコレクタ)をかけて復調する際に、該VT/VH
補強信号に前記三角ノイズによる波形歪みが発生し、V
T/VH補強信号を正確に復元できなくなり、その結
果、水平走査線数480本のノンインターレースによる
ワイド画像を得られなくなるという問題があった。
【0030】そこで、本発明はこのような問題に鑑み、
EDTV2方式による映像信号を磁気テープに記録・再
生する信号処理過程を経て再生された信号から波形歪み
の無いVT/VH補強信号を復調することにより、水平
走査線数480本のノンインターレースによる(正確に
復元された)ワイド画像を得ることができるEDTV2
対応エンファシス回路を提供することを目的とするもの
である。
【0031】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
るEDTV2対応エンファシス回路は、ビデオ信号を輝
度信号と搬送色信号に分離し、信号の記録は、輝度信号
成分についてはFM変調を行った後に、搬送色信号につ
いては周波数低域変換を行った後に行い、信号の再生
は、輝度信号成分についてはFM復調を行い、搬送色信
号については周波数高域変換を行う、磁気テープ記録・
再生装置におけるEDTV2対応エンファシス回路であ
って、EDTV2方式による信号を受信する手段と、前
記EDTV2方式による信号から輝度信号を分離する輝
度信号分離手段と、前記輝度信号分離手段から取り出さ
れた輝度信号の高域強調を第1の高域強調特性に基づい
て行う第1のプリ・エンファシス手段と、前記輝度信号
分離手段から取り出された輝度信号が画面上下の無画部
に挿入されたVT/VH信号である場合には、該VT/
VH信号の高域強調を、第2の高域強調特性に基づいて
行う第2のプリ・エンファシス手段と、前記第1および
第2のプリ・エンファシス手段により高域強調された輝
度信号をFM変調するFM変調手段と、前記FM変調手
段によりFM変調された輝度信号を磁気テープに記録す
る磁気テープ記録手段と、前記磁気テープ記録手段によ
り記録された輝度信号を磁気テープから再生する磁気テ
ープ再生手段と、前記磁気テープ再生手段より再生され
た輝度信号をFM復調するFM復調手段と、前記FM復
調手段により復調された輝度信号に対して、前記第1の
高域強調特性と逆の特性に基づいて高域抑圧を行う第1
のデ・エンファシス手段と、前記FM復調手段により復
調された輝度信号中の前記VT/VH信号に対しては、
前記第2の高域強調特性と逆の特性に基づいて高域抑圧
を行う第2のデ・エンファシス手段とを具備したことを
特徴とする。
【0032】請求項2記載の発明によるEDTV2対応
エンファシス回路は、ビデオ信号を輝度信号と搬送色信
号に分離し、信号の記録は、輝度信号成分についてはF
M変調を行った後に、搬送色信号については周波数低域
変換を行った後に行い、信号の再生は、輝度信号成分に
ついてはFM復調を行い、搬送色信号については周波数
高域変換を行う、磁気テープ記録・再生装置におけるE
DTV2対応エンファシス回路であって、EDTV2方
式による信号を受信する手段と、前記EDTV2方式に
よる信号から輝度信号を分離する輝度信号分離手段と、
前記輝度信号分離手段から取り出された輝度信号の高域
強調を、第1の高域強調特性に基づいて行う第1のプリ
・エンファシス手段と、前記輝度信号分離手段から取り
出された輝度信号の上下無画部に挿入されたVT/VH
信号の高域強調を、第2の高域強調特性に基づいて行う
第2のプリ・エンファシス手段と、前記第1および第2
のプリ・エンファシス手段により高域強調された輝度信
号をFM変調するFM変調手段と、前記FM変調手段に
よりFM変調された輝度信号を磁気テープに記録する磁
気テープ記録手段と、前記磁気テープ記録手段により記
録された輝度信号を磁気テープから再生する磁気テープ
再生手段と、前記磁気テープ再生手段により再生された
輝度信号に対して、前記第1の高域強調特性と逆の特性
に基づいて高域の抑圧を行う第1のFMイコライザー
と、前記磁気テープ再生手段により再生された輝度信号
の、上下無画部に挿入された前記VT/VH信号に対し
ては、前記第2の高域強調特性と逆の特性に基づいて高
域抑圧を行う第2のFMイコライザーと、前記FMイコ
ライザーにより高域の抑圧の行われた輝度信号をFM復
調するFM復調手段とを具備したことを特徴とする。
【0033】請求項3記載の発明によるEDTV2対応
エンファシス回路は、ビデオ信号を輝度信号と搬送色信
号に分離し、信号の記録は、輝度信号成分についてはF
M変調を行った後に、搬送色信号については周波数低域
変換を行った後に行い、信号の再生は、輝度信号成分に
ついてはFM復調を行い、搬送色信号については周波数
高域変換を行う、磁気テープ記録・再生装置におけるE
DTV2対応エンファシス回路であって、EDTV2方
式による信号を受信する手段と、前記EDTV2方式に
よる信号から輝度信号を分離する輝度信号分離手段と、
前記輝度信号分離手段から取り出された輝度信号が画面
上下の無画部に挿入されたVT/VH信号である場合に
は、該VT/VH信号の高域強調を、所定の高域強調特
性に基づいて行うプリ・エンファシス手段と、前記プリ
・エンファシス手段により高域強調された輝度信号をF
M変調するFM変調手段と、前記FM変調手段によりF
M変調された輝度信号を磁気テープに記録する磁気テー
プ記録手段と、前記磁気テープ記録手段により記録され
た輝度信号を磁気テープから再生する磁気テープ再生手
段と、前記磁気テープ再生手段より再生された輝度信号
をFM復調するFM復調手段と、前記FM復調手段によ
り復調された輝度信号中の前記VT/VH信号に対して
は、前記所定の高域強調特性と逆の特性に基づいて高域
抑圧を行うデ・エンファシス手段とを具備したことを特
徴とする。
【0034】請求項4記載の発明によるEDTV2対応
エンファシス回路は、ビデオ信号を輝度信号と搬送色信
号に分離し、信号の記録は、輝度信号成分についてはF
M変調を行った後に、搬送色信号については周波数低域
変換を行った後に行い、信号の再生は、輝度信号成分に
ついてはFM復調を行い、搬送色信号については周波数
高域変換を行う、磁気テープ記録・再生装置におけるE
DTV2対応エンファシス回路であって、EDTV2方
式による信号を受信する手段と、前記EDTV2方式に
よる信号から輝度信号を分離する輝度信号分離手段と、
前記輝度信号分離手段から取り出された輝度信号の上下
無画部に挿入されたVT/VH信号の高域強調を所定の
高域強調特性に基づいて行うプリ・エンファシス手段
と、前記プリ・エンファシス手段により高域強調された
輝度信号をFM変調するFM変調手段と、前記FM変調
手段によりFM変調された輝度信号を磁気テープに記録
する磁気テープ記録手段と、前記磁気テープ記録手段に
より記録された輝度信号を磁気テープから再生する磁気
テープ再生手段と、前記磁気テープ再生手段により再生
された輝度信号の、上下無画部に挿入された前記VT/
VH信号に対して、前記所定の高域強調特性と逆の特性
に基づいて高域抑圧を行うFMイコライザーと、前記F
Mイコライザーにより高域抑圧の行われた輝度信号をF
M復調するFM復調手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0035】ここで、上記請求項1および2記載の発明
によれば、従来のエンファシス回路に簡単な回路を追加
することでできた本発明によるエンファシス回路によ
り、EDTV2方式信号の画面上下の無画部位置に挿入
された制御信号に対して、プリ・エンファシスをかける
ようにしたので(補強信号以外の信号については従来回
路によるエンファシスをかける)、磁気テープ(ビデオ
テープ等)に記録・再生する信号処理過程を経て得られ
た前記制御信号から、波形歪みのない正常なVT/VH
補強信号を得ることができる。
【0036】また、上記請求項3および4記載の発明に
よれば、従来のエンファシス回路とは別に新たな本発明
によるエンファシス回路を設けたことにより、EDTV
2方式信号の画面上下の無画部位置に挿入された制御信
号に、前記エンファシス回路によって、プリ・エンファ
シスをかけるようにしたので(補強信号以外の信号につ
いては従来回路によるエンファシスをかける)、磁気テ
ープ(ビデオテープ等)に記録・再生する信号処理過程
を経て得られた前記制御信号から、波形歪みのない正常
なVT/VH補強信号を得ることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明のEDTV2対応エン
ファシス回路の発明の実施の一形態を示す回路図であ
る。
【0038】図1において、入力端25と出力端26の
間にはコンデンサC3,抵抗R4,並びにスイッチ回路
SW1とコンデンサC4と抵抗R6とからなる直列回路
が接続されていて、出力端26は抵抗R5を介して基準
電位点GNDと接続されている。また、入力端25に
は、入力端25からの信号について無画部を検出すると
スイッチ回路SW1を閉とする信号を出力し、無画部が
検出されなくなるとスイッチ回路SW1を開とする信号
を出力する、無画部検出回路77が接続されている。
【0039】そして、スイッチ回路SW1が開の時には
前記図8(a)に示した回路と同一に機能し、スイッチ
回路SW1が閉の時には高周波の領域に対して通常より
強めのエンファシスがかかるように機能する。図2はこ
のような状態、即ちスイッチ回路SW1が閉の時におけ
るプリ・エンファシス特性を示したグラフである。
【0040】図2からわかるように、fSC (3.58MHz)
で変調されたVT/VH補強信号の近辺でプリ・エンフ
ァシス特性が、通常より強く(f3からf4にかけて上
昇している)なっているのがわかる。これは、前述した
ように、磁気テープへの記録時に、VTRの伝送系で信
号の高域成分が低下(失われる)してしまうという特性
を補償するために行われるものである。尚、前述と同
様、前記プリ・エンファシス回路における、VHS方式
(2時間カセット)の場合におけるビデオエンファシス
の基本定数は、以下の通りである。 T = C3・R4 = 1.3 ± 0.05(μs) … 式3 X = R4 /R5 = 4 ± 0.3 …… 式4 また、プリ・エンファシスの強度は、いわゆる表示画像
の反転現象が発生しない程度に設定されるのは勿論であ
る。
【0041】次に、上記プリ・エンファシス回路と同様
に、無画部検出回路77によって通常のプリ・エンファ
シス特性に変更を加える回路における他の発明の実施の
形態として、オペアンプを用いたものについて説明を行
う。
【0042】図3はEDTV2対応エンファシス回路と
してオペアンプを用いたものを示す回路図である。
【0043】図3において、オペアンプ78のマイナス
側入力端と基準電位点GNDとの間には、抵抗R2,コ
ンデンサC1からなるの直列回路と、抵抗R3,コンデ
ンサC2,スイッチ回路SW2からなるの直列回路とが
接続されている。また、オペアンプ78の出力端は出力
端21と接続されると共に抵抗R1を介し、前記オペア
ンプ78のマイナス側入力端と接続されている。さら
に、入力端20には、該入力端20からの信号について
無画部を検出するとスイッチ回路SW2を閉とする信号
を出力し、無画部が検出されなくなるとスイッチ回路S
W2を開とする信号を出力する、無画部検出回路77が
接続されている。
【0044】そして、スイッチ回路SW2が開の時には
通常のプリ・エンファシス特性で機能し、スイッチ回路
SW2が閉の時には高周波の領域に対して通常より強め
のエンファシスがかかるように機能する。図2は、スイ
ッチ回路SW2が閉の時のプリ・エンファシス特性の一
例を示している。尚、前記プリ・エンファシス回路にお
ける、VHS方式(2時間カセット)の場合におけるビ
デオエンファシスの基本定数は、以下の通りである。 T = (R1+R2)・C1 = 1.3 ± 0.05(μs) … 式5 X = R1 /R2 = 4 ± 0.3 …… 式6 次に、前記のようなプリ・エンファシス特性を有する本
発明のプリ・エンファシス回路(高域強調回路)を用い
て磁気テープに記録されている、映像信号を再生する方
法について説明を行う。
【0045】図4は本発明の映像信号再生手段の一構成
例を示すブロック図である。
【0046】図4(a)において、ヘッド2により再生
された信号は、ロータリートランス1を介してスイッチ
ャ3に供給され、該スイッチャ3により連続信号に変換
される。そして、次段のフィルタによりFM輝度信号と
低域変換色信号とに分離される。
【0047】先ず、HPF4により分離された、搬送波
SC (3.58MHz)の上下約3MHzに分布している側波
帯からなるFM輝度信号(YFM)13は、FM復調器
(Descr.)6により、0〜3MHzの輝度信号(Y)1
4に変換される。そして、デ・エンファシス回路8によ
り、本発明によるプリ・エンファシス回路と逆のエンフ
ァシス特性(無画部または映像期間それぞれにおけるエ
ンファシス特性)で、無画部または通常の映像期間毎に
デ・エンファシスされ、LPF10により、FM搬送波
や他の高調波成分を除去され、MIX(混合回路)12
に供給される。次に、LPF5により分離された低域変
換搬送色信号(C’)15は、F.conv(周波数変換回
路)7により、もとのfS=3.58MHzの搬送色信号(C)
16に変換され、3.58MHz±500kHz の搬送色信号成分だ
けを通過させるBPF11により、周波数変換出力に含
まれる不要波を除去され、前記MIX(混合回路)12
に供給される。そして、前記MIX(混合回路)12に
よって、輝度信号(Y)14と搬送色信号(C)16と
が混合され、出力端子17より再生カラー映像信号とし
て取り出される。
【0048】ところで、前記図4(a)は、プリ・エン
ファシスされた輝度信号(Y)を、デ・エンファシス回
路8によりデ・エンファシスする方法であるが、図4
(b)に示すように、プリ・エンファシスされたFM輝
度信号(YFM)13をFMイコライザ9によりデ・エン
ファシスしても良い。
【0049】即ち、HPF4により分離されたFM輝度
信号(YFM)13は、FMイコライザ9により、本発明
によるプリ・エンファシス回路と逆のエンファシス特性
(無画部または通常の映像期間それぞれにおけるエンフ
ァシス特性)で、無画部または通常の映像期間毎にデ・
エンファシスされ、FM復調器(Descr.)6によって0
〜3MHzの輝度信号(Y)14に変換される。そし
て、LPF10によってFM搬送波や他の高調波成分を
除去されて、MIX(混合回路)12に供給される。
【0050】また、LPF5により分離された低域変換
搬送色信号(C’)15は、前記図4(a)と同様に処
理され前記MIX(混合回路)12に供給され、そし
て、前記MIX(混合回路)12により、輝度信号
(Y)14と搬送色信号(C)16とが混合され、出力
端子17より再生カラー映像信号として取り出される。
【0051】尚、以上の発明の実施の形態の他に、プリ
・エンファシスのみをFMイコライザーを用いて行う方
法や、プリ・エンファシス及びデ・エンファシス共にF
Mイコライザーを用いて行う方法等であっても勿論良
い。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、映像
信号の無画部分の低域の特性は従来の特性のままとし、
高域(3.58MHz 近辺)の特性を上昇させるようにエンフ
ァシス特性を設定したので、1/3に時間圧縮した後、
3.58MHzをキャリア(搬送波)として変調され、
画面の上下無画部に挿入されたVT/VH信号をVTR
に記録し再生した際に、VT/VHの再生信号の高域の
低下を防止できる。これにより、VTRにより再生され
たVT/VH信号に波形歪みのないEDTV2方式の再
生信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のEDTV2対応エンファシス回路の発
明の実施の一形態を示す回路図である。
【図2】スイッチ回路が閉の時におけるプリ・エンファ
シス特性を示した図である。
【図3】EDTV2対応エンファシス回路としてオペア
ンプを用いたものを示す回路図である。
【図4】本発明の映像信号再生手段の一構成例を示すブ
ロック図である。
【図5】磁気記録・再生出力特性と各種損失を示す図で
ある。
【図6】ビデオエンファシスによるノイズ抑圧の過程を
示した図である。
【図7】プリ・エンファシス回路の出力波形を示す図で
ある。
【図8】従来のビデオエンファシス回路及びプリ・エン
ファシス回路の周波数特性を示した図である。
【図9】従来のVHS方式(2時間カセット)の場合に
おけるプリ・エンファシス特性を示すグラフである。
【図10】従来の映像信号記録手段の構成を示すブロッ
ク図である。
【図11】映像信号記録における周波数分布を示した図
である。
【図12】第2世代EDTV(EDTV2)の原理を説
明するための図である。
【符号の説明】 25 …入力端 26 …出力端 77 …無画部検出回路 C3,C4 …コンデンサ R4,R5,R6…抵抗 SW1 …スイッチ回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオ信号を輝度信号と搬送色信号に分離
    し、信号の記録は、輝度信号成分についてはFM変調を
    行った後に、搬送色信号については周波数低域変換を行
    った後に行い、信号の再生は、輝度信号成分については
    FM復調を行い、搬送色信号については周波数高域変換
    を行う、磁気テープ記録・再生装置におけるEDTV2
    対応エンファシス回路であって、 EDTV2方式による信号を受信する手段と、 前記EDTV2方式による信号から輝度信号を分離する
    輝度信号分離手段と、 前記輝度信号分離手段から取り出された輝度信号の高域
    強調を第1の高域強調特性に基づいて行う第1のプリ・
    エンファシス手段と、 前記輝度信号分離手段から取り出された輝度信号が画面
    上下の無画部に挿入されたVT/VH信号である場合に
    は、該VT/VH信号の高域強調を、第2の高域強調特
    性に基づいて行う第2のプリ・エンファシス手段と、 前記第1および第2のプリ・エンファシス手段により高
    域強調された輝度信号をFM変調するFM変調手段と、 前記FM変調手段によりFM変調された輝度信号を磁気
    テープに記録する磁気テープ記録手段と、 前記磁気テープ記録手段により記録された輝度信号を磁
    気テープから再生する磁気テープ再生手段と、 前記磁気テープ再生手段より再生された輝度信号をFM
    復調するFM復調手段と、 前記FM復調手段により復調された輝度信号に対して、
    前記第1の高域強調特性と逆の特性に基づいて高域抑圧
    を行う第1のデ・エンファシス手段と、 前記FM復調手段により復調された輝度信号中の前記V
    T/VH信号に対しては、前記第2の高域強調特性と逆
    の特性に基づいて高域抑圧を行う第2のデ・エンファシ
    ス手段とを具備したことを特徴とするEDTV2対応エ
    ンファシス回路。
  2. 【請求項2】ビデオ信号を輝度信号と搬送色信号に分離
    し、信号の記録は、輝度信号成分についてはFM変調を
    行った後に、搬送色信号については周波数低域変換を行
    った後に行い、信号の再生は、輝度信号成分については
    FM復調を行い、搬送色信号については周波数高域変換
    を行う、磁気テープ記録・再生装置におけるEDTV2
    対応エンファシス回路であって、 EDTV2方式による信号を受信する手段と、 前記EDTV2方式による信号から輝度信号を分離する
    輝度信号分離手段と、 前記輝度信号分離手段から取り出された輝度信号の高域
    強調を、第1の高域強調特性に基づいて行う第1のプリ
    ・エンファシス手段と、 前記輝度信号分離手段から取り出された輝度信号の上下
    無画部に挿入されたVT/VH信号の高域強調を、第2
    の高域強調特性に基づいて行う第2のプリ・エンファシ
    ス手段と、 前記第1および第2のプリ・エンファシス手段により高
    域強調された輝度信号をFM変調するFM変調手段と、 前記FM変調手段によりFM変調された輝度信号を磁気
    テープに記録する磁気テープ記録手段と、 前記磁気テープ記録手段により記録された輝度信号を磁
    気テープから再生する磁気テープ再生手段と、 前記磁気テープ再生手段により再生された輝度信号に対
    して、前記第1の高域強調特性と逆の特性に基づいて高
    域の抑圧を行う第1のFMイコライザーと、 前記磁気テープ再生手段により再生された輝度信号の、
    上下無画部に挿入された前記VT/VH信号に対して
    は、前記第2の高域強調特性と逆の特性に基づいて高域
    抑圧を行う第2のFMイコライザーと、 前記FMイコライザーにより高域の抑圧の行われた輝度
    信号をFM復調するFM復調手段とを具備したことを特
    徴とするEDTV2対応エンファシス回路。
  3. 【請求項3】ビデオ信号を輝度信号と搬送色信号に分離
    し、信号の記録は、輝度信号成分についてはFM変調を
    行った後に、搬送色信号については周波数低域変換を行
    った後に行い、信号の再生は、輝度信号成分については
    FM復調を行い、搬送色信号については周波数高域変換
    を行う、磁気テープ記録・再生装置におけるEDTV2
    対応エンファシス回路であって、 EDTV2方式による信号を受信する手段と、 前記EDTV2方式による信号から輝度信号を分離する
    輝度信号分離手段と、 前記輝度信号分離手段から取り出された輝度信号が画面
    上下の無画部に挿入されたVT/VH信号である場合に
    は、該VT/VH信号の高域強調を、所定の高域強調特
    性に基づいて行うプリ・エンファシス手段と、 前記プリ・エンファシス手段により高域強調された輝度
    信号をFM変調するFM変調手段と、 前記FM変調手段によりFM変調された輝度信号を磁気
    テープに記録する磁気テープ記録手段と、 前記磁気テープ記録手段により記録された輝度信号を磁
    気テープから再生する磁気テープ再生手段と、 前記磁気テープ再生手段より再生された輝度信号をFM
    復調するFM復調手段と、 前記FM復調手段により復調された輝度信号中の前記V
    T/VH信号に対しては、前記所定の高域強調特性と逆
    の特性に基づいて高域抑圧を行うデ・エンファシス手段
    とを具備したことを特徴とするEDTV2対応エンファ
    シス回路。
  4. 【請求項4】ビデオ信号を輝度信号と搬送色信号に分離
    し、信号の記録は、輝度信号成分についてはFM変調を
    行った後に、搬送色信号については周波数低域変換を行
    った後に行い、信号の再生は、輝度信号成分については
    FM復調を行い、搬送色信号については周波数高域変換
    を行う、磁気テープ記録・再生装置におけるEDTV2
    対応エンファシス回路であって、 EDTV2方式による信号を受信する手段と、 前記EDTV2方式による信号から輝度信号を分離する
    輝度信号分離手段と、 前記輝度信号分離手段から取り出された輝度信号の上下
    無画部に挿入されたVT/VH信号の高域強調を所定の
    高域強調特性に基づいて行うプリ・エンファシス手段
    と、 前記プリ・エンファシス手段により高域強調された輝度
    信号をFM変調するFM変調手段と、 前記FM変調手段によりFM変調された輝度信号を磁気
    テープに記録する磁気テープ記録手段と、 前記磁気テープ記録手段により記録された輝度信号を磁
    気テープから再生する磁気テープ再生手段と、 前記磁気テープ再生手段により再生された輝度信号の、
    上下無画部に挿入された前記VT/VH信号に対して、
    前記所定の高域強調特性と逆の特性に基づいて高域抑圧
    を行うFMイコライザーと、 前記FMイコライザーにより高域抑圧の行われた輝度信
    号をFM復調するFM復調手段とを具備したことを特徴
    とするEDTV2対応エンファシス回路。
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