JPH07115549A - ファクシミリ装置の暗号化装置および暗号化方法 - Google Patents

ファクシミリ装置の暗号化装置および暗号化方法

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JPH07115549A
JPH07115549A JP28188693A JP28188693A JPH07115549A JP H07115549 A JPH07115549 A JP H07115549A JP 28188693 A JP28188693 A JP 28188693A JP 28188693 A JP28188693 A JP 28188693A JP H07115549 A JPH07115549 A JP H07115549A
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JP28188693A
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Inventor
Koichi Shibata
浩一 柴田
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、暗号文が解読されにくいファク
シミリ装置の暗号化装置および暗号化方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 ファクシミリ装置の暗号化装置において、原
稿画像を読み取る読取手段11、読取手段11から出力
される画像信号を符号化する符号化手段15、符号化手
段15から出力される原稿画像に対する符号データの先
頭にランダムデータを付加する手段1、ならびにランダ
ムデータおよび符号データからなる平文を、暗号化して
送信データを作成する手段1を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファクシミリ装置の
暗号化装置および暗号化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、ファクシミリ装置における通常
の暗号送信の手順を示している。送信しようとする原稿
は、読取部21で読み取られる。読取部21で読み取ら
れた原稿は、符号化部22で、MH(Modified Hoffma
n) 、MR(Modified READ)符号化等により符号化され
る。符号化部22からの出力符号は、暗号化部23で暗
号化される。暗号化部23から出力される暗号文は、モ
デム24によって変調された後、送信される。
【0003】図5は、ECBモード暗号化装置の構成
を、図6はECBモード解読化装置の構成をそれぞれ示
している。
【0004】この暗号化装置は、平文を所定ビット数、
たとえば64ビットのブロック単位で暗号化する。平文
をPi(i=1、2、…)、暗号文をCi(i=1、
2、…)とし、暗号鍵Kを用いた暗号化をEk、暗号鍵
Kを用いた解読化をDkとすると、暗号化は数式1で表
され、解読化は数式2で表される。
【0005】
【数1】Ci=Ek(Pi)
【0006】
【数2】Pi=Dk(Ci)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的に、
送信される原稿のうち最初に画像が読み取られる部分、
すなわち、原稿の上端部分は、余白部であることが多
い。したがって、ファクシミリ装置で原稿画像を送信す
る場合、送信データの最初の部分は、余白部に対する暗
号文である可能性が非常に高い。
【0008】つまり、送信データの最初においては、余
白部に対する平文Pに対する暗号文Cが送信されること
になる。したがって、既知の余白部に対する平文Pと、
それに対する暗号文Cとが第三者に公開されることにな
るので、平文Pと暗号文Cとの関係、すなわち、暗号化
アルゴリズムが用意に求められ、暗号文が解読され易い
という問題がある。
【0009】この発明は、暗号文が解読されにくいファ
クシミリ装置の暗号化装置および暗号化方法を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明によるファクシ
ミリ装置の暗号化装置は、原稿画像を読み取る読取手
段、読取手段から出力される画像信号を符号化する符号
化手段、符号化手段から出力される原稿画像に対する符
号データの先頭にランダムデータを付加する手段、なら
びにランダムデータおよび符号データからなる平文を、
暗号化して送信データを作成する手段を備えていること
を特徴とする。上記ランダムデータは、たとえば、暦デ
ータに基づいて作成される。
【0011】この発明によるファクシミリ装置の暗号化
方法は、原稿画像に対する符号データの先頭にランダム
データを付加し、ランダムデータおよび符号データから
なる平文を暗号化して送信データを作成することを特徴
とする。上記ランダムデータは、たとえば、暦データに
基づいて作成される。
【0012】
【作用】原稿画像に対する符号データの先頭にランダム
データが付加される。そして、ランダムデータおよび符
号信号からなる平文が暗号化されて送信データが作成さ
れる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて、説明する。
【0014】図1は、ファクシミリ装置の概略構成を示
している。
【0015】ファクシミリ装置は、マイクロコンピュー
タ等から構成される制御部1によって制御される。制御
部1は、年月日データを発生する暦データ発生部2を備
えている。
【0016】また、ファクシミリ装置は、制御部1の入
出力装置として、読取部11、記録部12、操作部1
3、表示部14、符号化部15、復号化部16、モデム
17等を備えている。モデム17は、網制御回路(NC
U)18を介して公衆電話回線に接続されている。
【0017】操作部13は、各種操作キー、テンキー等
を備えている。表示部14には、操作部13による設定
内容等が表示される。
【0018】図2は、ファクシミリ装置の送信時の動作
を示している。
【0019】原稿画像は、読取部11によって読み取ら
れ、2値化される(ステップ1)。2値化画像データ
は、符号化部15によって符号化される(ステップ
2)。
【0020】読取部11の画像読み取りと並行して、原
稿を読み取った時点の年月日が暦データ発生部2から読
み取られ(ステップ3)、ランダムデータD1が算出さ
れる(ステップ4)。つまり、西暦年度を4桁のデータ
Yとし、月を2桁のデータMとし、日を2桁のデータD
とすると、ランダムデータD1は、次の数式3に基づい
て求められる。
【0021】
【数3】D1=10000Y+100M+D
【0022】例えば、本日の年月日が1993年1月1
1日であるときには、ランダムデータD1は、「199
30111」となる。
【0023】符号化部15から出力される符号の先頭
に、上記ステップ4で算出されたランダムデータD1が
付加される(ステップ5)。そして、ランダムデータお
よび符号化部15から出力される符号が、制御部1によ
って暗号化される(ステップ6)。この暗号化として
は、例えば図5に示すECBモードの暗号化が用いられ
る。
【0024】制御部1によって作成された暗号文は、モ
デム17によって変調される。そして、網制御回路(N
CU)18を介して、公衆電話回線に送られ、受信側の
ファクシミリ装置に送られる(ステップ7)。
【0025】図3は、ファクシミリ装置の受信時の動作
を示している。
【0026】受信データが網制御回路(NCU)18に
送られてくると、受信データはモデム17によって復調
される(ステップ11)。モデム17によって復調され
たデータ、すなわち暗号文は、制御部1によって解読さ
れ、平文に戻される(ステップ12)。この解読化とし
ては、例えば図6に示すECBモードの解読化が用いら
れる。
【0027】制御部1によって得られた平文から、ラン
ダムデータD1が除去される(ステップ13)。このラ
ンダムデータD1の除去は、ランダムデータD1のビッ
ト数が予め分かっているので、ランダムデータD1のビ
ット数分のデータが、平分の最初から除去されることに
より行なわれる。
【0028】ランダムデータD1が除去された後の平文
は、復号化部16によって復号化される(ステップ1
4)。復号化により得られた画像データは、記録部12
によって記録紙に記録される(ステップ15)。
【0029】上記実施例によれば、読取部11によって
最初に読み取られる部分が余白部であっても、原稿画像
に対する符号データの先頭にランダムデータが付加され
た後、暗号化されているので、第三者に暗号文が解読さ
れにくくなる。また、受信側ファクシミリにおいては、
ランダムデータのビット数のみが予め分かっていれば、
ランダムデータを簡単に除去できるので、ランダムデー
タ除去処理が簡単である。
【0030】上記実施例では、ランダムデータD1とし
て、年月日データが用いられているが、所定ビット長で
かつ余白部に対する符号データとは異なるデータであれ
ば、他のランダムデータを用いることができる。
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、暗号文が第三者に解
読されにくいファクシリ装置の暗号化装置および暗号化
方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の概略構成を示す電気ブロッ
ク図である。
【図2】ファクシミリ装置の送信時の動作を示すフロー
チャートである。
【図3】ファクシミリ装置の受信時の動作を示すフロー
チャートである。
【図4】暗号化機能を備えた一般的なファクシミリ装置
の送信動作を説明するための電気ブロック図である。
【図5】ECBモードの暗号化装置の構成を示す電気ブ
ロック図である。
【図6】ECBモードの解読化装置の構成を示す電気ブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 制御部 2 暦データ発生部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る読取手段、 読取手段から出力される画像信号を符号化する符号化手
    段、 符号化手段から出力される原稿画像に対する符号データ
    の先頭にランダムデータを付加する手段、ならびにラン
    ダムデータおよび符号データからなる平文を、暗号化し
    て送信データを作成する手段、 を備えているファクシミリ装置の暗号化装置。
  2. 【請求項2】 上記ランダムデータが暦データに基づい
    て作成される請求項1記載のファクシミリ装置の暗号化
    装置。
  3. 【請求項3】 原稿画像に対する符号データの先頭にラ
    ンダムデータを付加し、ランダムデータおよび符号デー
    タからなる平文を暗号化して送信データを作成するファ
    クシミリ装置の暗号化方法。
  4. 【請求項4】 上記ランダムデータが暦データに基づい
    て作成される請求項1記載のファクシミリ装置の暗号化
    方法。
JP28188693A 1993-10-14 1993-10-14 ファクシミリ装置の暗号化装置および暗号化方法 Pending JPH07115549A (ja)

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JP28188693A JPH07115549A (ja) 1993-10-14 1993-10-14 ファクシミリ装置の暗号化装置および暗号化方法

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JP28188693A JPH07115549A (ja) 1993-10-14 1993-10-14 ファクシミリ装置の暗号化装置および暗号化方法

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JPH07115549A true JPH07115549A (ja) 1995-05-02

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JP28188693A Pending JPH07115549A (ja) 1993-10-14 1993-10-14 ファクシミリ装置の暗号化装置および暗号化方法

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