JPH07154616A - ファクシミリ装置の暗号化装置 - Google Patents

ファクシミリ装置の暗号化装置

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JPH07154616A
JPH07154616A JP5321332A JP32133293A JPH07154616A JP H07154616 A JPH07154616 A JP H07154616A JP 5321332 A JP5321332 A JP 5321332A JP 32133293 A JP32133293 A JP 32133293A JP H07154616 A JPH07154616 A JP H07154616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
encryption
ciphering
intermediate key
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP5321332A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Shibata
浩一 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
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Publication of JPH07154616A publication Critical patent/JPH07154616A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、中間鍵を用いて暗号化を行うフ
ァクシミリ装置の暗号化装置であって、暗号化処理時間
の短縮化が図れるファクシミリ装置の暗号化装置を提供
することを目的とする。 【構成】 暗号鍵を設定するための暗号鍵設定手段1
3、原稿画像を読み取る読取手段11、読取手段11に
よって読み取られた画像データを符号化する符号化手段
15、符号化手段15によって得られた符号データを平
文とし、平文を暗号化して暗号文を生成する暗号化手段
1および暗号文を送信する手段17、18を備えている
ファクシミリ装置の暗号化装置において、暗号鍵設定手
段13によって暗号鍵が設定されたときに、設定された
暗号鍵に対する中間鍵を自動的に生成する中間鍵生成手
段、および中間鍵生成手段によって生成された中間鍵を
記憶する記憶手段4を備えており、上記暗号化手段は、
記憶手段4に記憶されている中間鍵を用いて、平文を暗
号化することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファクシミリ装置の
暗号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、ファクシミリ装置における通常
の暗号送信の手順を示している。
【0003】送信しようとする原稿は、読取部21で読
み取られる。読取部21で読み取られた原稿は、符号化
部22で、MH(Modified Hoffman) 、MR(Modified
READ)符号化等により符号化される。符号化部22から
の出力符号は、暗号化部23で暗号化される。暗号化部
23から出力される暗号文は、モデム24によって変調
された後、送信される。
【0004】図6は暗号鍵から中間鍵を生成しながら暗
号化を行う暗号化装置による暗号化処理の流れを示して
いる。
【0005】平文をPi(=D0)とし、最終的に得ら
れる暗号文をCi(Dn)とする。また、暗号鍵Kに基
づいて生成される中間鍵をk1、k2…knで表す。
【0006】第1ステージにおいて、平文Pi(D0)
が中間鍵k1を用いて攪拌されることにより、データD
1が得られる。次に第2ステージにおいて、データD1
が中間鍵k2を用いて攪拌されることにより、データD
2が得られる。このような処理が順次行われ、最終ステ
ージでは、データD(n−1)が中間鍵knを用いて攪
拌されることにより、暗号文Ci(=Dn)が得られ
る。
【0007】各ステージにおける処理としては、たとえ
ば図7に示されているように、入力データDiは、中間
鍵kiに基づいて、次式により出力データD(i+1)
に変換される。
【0008】
【数1】D(i+1)=Di(+)ki
【0009】数式1において記号(+)は、排他的論理
和記号を表している。
【0010】各中間鍵k1、k2…knの生成アルゴリ
ズムは、暗号化アルゴリズム内に含まれており、暗号化
アルゴリズムが実行される過程ですべての中間鍵k1、
k2…knも生成される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の図6に示すよう
な処理が行われる暗号化装置においては、暗号化処理の
過程で、中間鍵も生成されている。つまり、暗号化処理
が行われるごとに中間鍵が生成されている。したがっ
て、暗号化処理に要する時間が長くなるという問題があ
る。
【0012】この発明は、中間鍵を用いて暗号化を行う
ファクシミリ装置の暗号化装置であって、暗号化処理時
間の短縮化が図れるファクシミリ装置の暗号化装置を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明によるファクシ
ミリ装置の暗号化装置は、暗号鍵を設定するための暗号
鍵設定手段、原稿画像を読み取る読取手段、読取手段に
よって読み取られた画像データを符号化する符号化手
段、符号化手段によって得られた符号データを平文と
し、平文を暗号化して暗号文を生成する暗号化手段およ
び暗号文を送信する手段を備えているファクシミリ装置
の暗号化装置において、暗号鍵設定手段によって暗号鍵
が設定されたときに、設定された暗号鍵に対する中間鍵
を自動的に生成する中間鍵生成手段、および中間鍵生成
手段によって生成された中間鍵を記憶する記憶手段を備
えており、上記暗号化手段は、記憶手段に記憶されてい
る中間鍵を用いて、平文を暗号化することを特徴とす
る。
【0014】
【作用】暗号鍵設定手段によって暗号鍵が設定されたと
きには、設定された暗号鍵に対する中間鍵が自動的に生
成される。生成された中間鍵は記憶手段に記憶される。
暗号化が行われる際には、記憶手段に記憶されている中
間鍵を用いて、平文が暗号化される。
【0015】
【実施例】以下、図1〜図4を参照して、この発明の実
施例について、説明する。
【0016】図1は、ファクシミリ装置の概略構成を示
している。
【0017】ファクシミリ装置は、マイクロコンピュー
タ等から構成される制御部1によって制御される。制御
部1は、プログラムを記憶するROM2、必要なデータ
を記憶するRAM3の他、不揮発性メモリ4を備えてい
る。
【0018】また、ファクシミリ装置は、制御部1の入
出力装置として、読取部11、記録部12、操作部1
3、表示部14、符号化部15、復号化部16、モデム
17等を備えている。モデム17は、網制御回路(NC
U)18を介して公衆電話回線に接続されている。
【0019】操作部13は、各種操作キー、テンキー等
を備えている。操作部13が操作されることによって暗
号鍵が設定される。表示部14には、操作部13による
設定内容等が表示される。制御部1は中間鍵を用いた暗
号化処理、解読化処理および暗号化処理および解読化処
理に用いられる中間鍵を独立して作成する中間鍵作成処
理等を行う。
【0020】送信時においては、原稿画像が、読取部1
1によって読み取られ、2値化される。読取部11から
出力される2値化画像データは、符号化部15によって
符号化される。符号化部15から出力される符号データ
(平分)は、制御部1によって暗号化される。この暗号
化としては、中間鍵を用いた暗号化アルゴリズムが用い
られる。ただし、中間鍵は、暗号化アルゴリズムにおい
て生成されるのではなく、後述する中間鍵作成処理によ
って作成されかつ不揮発性メモリ4に記憶されているも
のが用いられる。
【0021】制御部1によって作成された暗号文は、モ
デム17によって変調される。そして、網制御回路(N
CU)18を介して、公衆電話回線に送られ、受信側の
ファクシミリ装置に送られる。
【0022】受信時においては、受信データが網制御回
路(NCU)18に送られてくると、受信データはモデ
ム17によって復調される。モデム17によって復調さ
れたデータ、すなわち暗号文は、制御部1によって解読
され、平文に戻される。この解読化としては、中間鍵を
用いた解読化アルゴリズムが用いられる。ただし、中間
鍵は、解読化アルゴリズムにおいて生成されるのではな
く、後述する中間鍵作成処理によって作成されかつ不揮
発性メモリ4に記憶されているものが用いられる。
【0023】制御部1によって得られた平文は、復号化
部16によって復号化される。復号化により得られた2
値化画像データは、記録部12に送られ、記録紙に記録
される。
【0024】図2は、暗号鍵が設定された場合に行われ
る処理の手順を示している。
【0025】暗号鍵Kが設定されると(ステップ1)、
中間鍵作成処理が実行される(ステップ2)。この中間
鍵作成処理においては、中間鍵作成アルゴリズムによっ
て、暗号化に用いられる全ての中間鍵が生成される。そ
して、生成された全ての中間鍵は不揮発性メモリ4に記
憶される(ステップ3)。この後、通常のルーチンに戻
る(ステップ4)。
【0026】上記中間鍵作成アルゴリズムとしては、た
とえば、図3および図4に示されるものが用いられる。
つまり、図3に示すように、まず、設定された暗号鍵K
(=P0)が攪拌されることにより、中間鍵k1が生成
されるととともにデータP1が出力データとして生成さ
れる。次に、出力データP1が攪拌されることにより、
中間鍵k2が生成されるととともにデータP2が出力デ
ータとして生成される。このような処理が順次行われ
る。そして、最後の中間鍵knは、出力データP(n−
1)を用いて攪拌されることにより生成される。
【0027】各中間鍵の生成処理としては、たとえば、
図4に示されているように、mビットのデータPiが2
乗されて、Pi2 が求められる。そして、Pi2 の上位
mビットのデータが中間鍵k(i+1)として用いられ
る。また、Pi2 の下位mビットのデータが出力データ
P(i+1)として用いられる。
【0028】このように、暗号鍵が設定されるごとに、
その暗号鍵に対する全ての中間鍵が自動的に生成されて
不揮発性メモリ4に記憶される。そして、暗号化または
解読化が行われるときに、不揮発性メモリ4に記憶され
ている中間鍵が用いられる。このため、暗号化または解
読化が行われるときには、中間鍵を生成するためのアル
ゴリズムを実行しなくて済むので、暗号化または解読化
に要する時間が短縮化される。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、中間鍵を用いて暗号
化を行うファクシミリ装置の暗号化装置であって、暗号
化処理時間の短縮化が図れるファクシミリ装置の暗号化
装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の概略構成を示す電気ブロッ
ク図である。
【図2】暗号鍵が設定されたときに行われる処理の手順
を示すフローチャートである。
【図3】中間鍵生成アルゴリズムの一例を示すフローチ
ャートである。
【図4】図3の中間鍵生成アルゴリズムの具体例を説明
するための説明図である。
【図5】暗号化機能を備えた一般的なファクシミリ装置
の送信動作を説明するための電気ブロック図である。
【図6】中間鍵を用いた暗号化アルゴリズムの一例を示
すフローチャートである。
【図7】図6の暗号化アルゴリズムの具体例を説明する
ための説明図である。
【符号の説明】
1 制御部 4 不揮発性メモリ 13 操作部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暗号鍵を設定するための暗号鍵設定手
    段、原稿画像を読み取る読取手段、読取手段によって読
    み取られた画像データを符号化する符号化手段、符号化
    手段によって得られた符号データを平文とし、平文を暗
    号化して暗号文を生成する暗号化手段および暗号文を送
    信する手段を備えているファクシミリ装置の暗号化装置
    において、 暗号鍵設定手段によって暗号鍵が設定されたときに、設
    定された暗号鍵に対する中間鍵を自動的に生成する中間
    鍵生成手段、および中間鍵生成手段によって生成された
    中間鍵を記憶する記憶手段、 を備えており、 上記暗号化手段は、記憶手段に記憶されている中間鍵を
    用いて、平文を暗号化することを特徴とするファクシミ
    リ装置の暗号化装置。
JP5321332A 1993-11-26 1993-11-26 ファクシミリ装置の暗号化装置 Pending JPH07154616A (ja)

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