JPH07114579B2 - 移植機の苗箱送り装置 - Google Patents

移植機の苗箱送り装置

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JPH07114579B2
JPH07114579B2 JP11634190A JP11634190A JPH07114579B2 JP H07114579 B2 JPH07114579 B2 JP H07114579B2 JP 11634190 A JP11634190 A JP 11634190A JP 11634190 A JP11634190 A JP 11634190A JP H07114579 B2 JPH07114579 B2 JP H07114579B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、キャベツ、レタス等のポット苗を移植するた
めの移植機の苗箱送り装置に関する。
(従来の技術) 野菜、稲等の土付き苗は、多数のポット部を縦横に配列
形成した合成樹脂製苗箱で育苗され、その苗箱に入った
ままの状態で移植機の側面視略U字状に弯曲された苗箱
案内台に供給し、苗箱を縦方向に間欠送りしながら、往
復動する押し棒で苗を横1列ずつ苗箱から押出し、その
苗を植付手段へ供給するように構成されている(特公昭
57−22282号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来技術では、苗箱案内台を側面視略U字状に弯曲
して、苗押出し位置で苗箱を弯曲させ、押出し棒による
苗押出しが容易になるようにしているが、苗箱の弯曲状
態が激しいため、苗箱の送り抵抗が大きくなっている。
また、苗箱案内台には押し棒挿通位置にのみ孔が開口さ
れていて、その他の部位には苗箱底部と摺接する案内面
が形成されているため、これによっても苗箱送り抵抗は
大きくなっており、苗箱の円滑な送りは困難になってい
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は、苗箱案内台を側面視略L字形に形成し、その
出入口間の少なくとも弯曲部分の始端近傍から終端近傍
まで開口部を形成することにより、苗箱を円滑に送るこ
とができるようにした移植機の苗箱送り装置を提供する
ことを目的とする。
即ち、本発明における課題解決のための具体的構成は、
苗箱案内台29の上部に入口29bを、下部に出口29cを、出
入口29b,20c間の両横側にガイドレール部29aを夫々形成
し、多数のポット部39を縦横に配列形成した苗箱40を、
前記入口29bから挿入して両ガイドレール部29aで案内し
ながら、ポット部39を横1列毎に苗押出し手段10の押し
棒41の突出方向前方へ供給可能にした移植機の苗箱送り
装置において、 前記苗箱案内台29は側面視略L字形に弯曲され、両ガイ
ドレール部29a間で且つ出入口29b,29c間の少なくとも弯
曲部分の始端近傍から終端近傍まで、ポット部39底部と
の接触を回避する開口部29fが形成されていることであ
る。
(作 用) 苗25を育成した苗箱40を、苗箱案内台29の上部の入口29
bから挿入し、左右ガイドレール部29aで案内して縦方向
へ送る。苗箱案内台29は側両視略L字形であるため、弯
曲部分まで苗箱40はほとんど抵抗なく送られ、弯曲部分
ではその始端近傍から終端近傍まで開口部29fが形成さ
れているため、苗箱40は左右両側部がガイドレール部29
aと摺接するだけとなり、左右ガイドレール部29a間では
苗箱40の底部は摺接することがないので、苗箱40は弯曲
しながらスムーズに送られる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第6図は移植機の全体を示す。この第6図において、1
は機枠で、前輪2及び後輪3を有すると共に、ハンドル
4、エンジン5、運転席6等を有する。7は植付フレー
ムで、機枠1の前部下側に配置されており、この植付フ
レーム7に、苗箱載置台8、苗箱送り手段9、苗押出し
手段10、苗送り手段11、苗供給手段90、植付手段12、覆
土輪13、作溝器14等が夫々設けられている。
前記前輪2は操向輪になっていて、運転席6に着座した
まま、左右操向ペダル91を前後に押動することにより操
向可能である。
植付手段12はゴム等の弾性材料から成る左右一対の値付
ディスク15を回転自在に備え、この植付ディスク15間に
供給された苗を植付溝へと植付けて行くようになってい
る。
苗送り手段11は、第1〜4、7図に示すように、左右一
対のスプロケット16,17間に巻掛けられたチェーン18
と、チェーン18の後方近傍に並設された長円状のガイド
板19と、チェーン18に等間隔おきに連結されてエンドレ
ス状に配置されかつガイド板19の周縁に沿って摺動自在
な多数の苗受具20とにより構成されている。
ガイド板19には、植付手段12の一対の植付ディスク15に
対応する部分が低くなるように切欠部21が形成されてい
る。各苗受具20は浅いU字状であって、前端下部でピン
22によりチェーン18のブラケット23に回動自在に枢支さ
れると共に、バネ24により後端部側がガイド板19に摺接
するように付勢されている。
苗受具20は、苗押出し手段10の前側を通過する時にはガ
イド板19により水平状に支持され、また切欠部21に達し
た時には、第7図に示すようにピン22廻りに後下がりに
傾斜し、苗25を植付手段12の一対の植付ディスク15間に
床土26側から落下させて供給するようになっている。
即ち、苗受具20を枢支した構成と切欠部21等によって、
苗受具20上から植付手段12へ苗25を落下供給する苗供給
手段90が構成されている。
また、ガイド板19と苗箱送り手段9との間には位置規制
手段92が設けられている。この位置規制手段92はガイド
板19の後面から立上り状に設けられた規制板93で形成さ
れ、苗押出し手段10によって押出されて苗受具20上に載
置された苗25が振動等によって苗箱送り手段9側へ戻る
のを阻止している。この規制板93は切欠部21に対応する
部分には設けられていない。
尚、規制板93は苗押出し位置にあるポット部39の下縁よ
り下側にあり、苗受具20は僅かに前方上向き傾斜させ
て、載った苗25が規制板93に当接して、総ての苗25の前
後位置を揃えるようにしても良い。
駆動側のスプロケット16は電磁クラッチ27を介して伝動
軸28に取付けられており、この電磁クラッチ27が接続し
た時にチェーン18がa矢示方向に回動する。
苗箱送り手段9及び苗押出し手段10は苗送り手段11の後
近傍に配置されている。苗箱送り手段9は、第1〜5図
に示すように、苗箱40の左右両端縁を挿入して上下摺動
自在に支持案内する左右一対のガイドレール部29aを有
する苗箱案内台29と、苗箱40の左右両端部に形成された
送り孔30に係合して回転する送りスプロケット31とを備
え、ガイドレール29内に上方から挿入して装填された苗
箱40を、送り孔30に係合する送りスプロケット31の回転
により下方に送るようになっている。
苗箱案内台29は植付フレーム7上に立設された支柱32に
取付けられている。
この苗箱案内台29は側面視略L字状(又はくの字状)を
呈し、その挟角は90゜以上であり、左右横側部は断面コ
字形のガイドレール部29aで、その上下端は開放されて
いて、上部は苗箱40を挿入する入口29b、下部は空の苗
箱40を取出す出口29cとなっている。
また、苗箱案内台29は上下に連結部29d,29eを有し、左
右ガイドレール部29aの上部同志及び下部同志を連結し
ていて、その中途部が開口部29fとなっている。この開
口部29fは苗箱案内台29の弯曲部分の少なくとも始端近
傍から終端近傍まで形成しておれば良く、押し棒41の突
出用孔も兼ねている。
苗箱40は左右側縁の上面がガイドレール部29aの外周側
内面に当接しており、ガイドレール部29aの内周側外面
には左右側端のポット部39の底部の一部が当接してお
り、苗箱40はガイドレール部29aによってガタ付かない
ように摺動される。29gは左右送りスプロケット31がガ
イドレール部29a内に侵入するためのスリットである。
左右一対の送りスプロケット31は支柱32に支持された左
右端軸31aの一端に取付けられ、左右端軸31aの他端には
伝動スプロケット31bが取付けられ、各伝動スプロケッ
ト31bは筒軸33の両端に設けた駆動スプロケット33aとチ
ェーン伝動されている。
前記筒軸33は駆動軸34上に回転自在に支持され、かつ電
磁クラッチ35を介して駆動軸34に断接自在に連動されて
いる。駆動軸34は支柱32間に横方向に架設されると共
に、ギヤーケース36内のベベルギヤー機構37を介して伝
動軸28に連動されている。
苗箱40は柔軟な合成樹脂で形成されていて、全体として
矩形状であって、底部が開口38するテーパー状のポット
部39が縦横に多数配列形成されており、そのポット部39
に床土26を入れた状態で苗25を育苗するものである。な
お、苗箱40は、苗25が前方に向くように苗箱送り手段9
のガイドレール部29a間に装填されている。
苗押出し手段10は、苗送り手段11の苗受具20の上方近傍
で、苗箱40内の横1列の苗25を同時に各苗受具20上に押
出すためのものである。この苗押出し手段10は、第1、
2、4、9図に示すように、苗箱40の横1列のポット部
39に対応して配置された押し棒41と、押し棒41を支持す
るアーム42と、アーム42の一端に固定された可動板43
と、ガイドローラ44を介して可動板43を前後動自在に支
持するガイドレール45とを有する。
そして、可動板43はロッド46を介してクランク軸47のク
ランクアーム48に連結され、クランク軸47の回転によっ
て押し棒41が前後に往復作動して、苗25の床土26を押出
すようになっている。クランク軸47は支柱32に固定の支
持板49に回動自在に支持され、かつギヤー列50及び電磁
クラッチ51を介して駆動軸34に連動されている。
前記押し棒41は苗箱案内台29の弯曲部分の曲率中心及び
送りスプロケット31の端軸31aの軸芯を通る線状に位置
しており、苗箱40を曲げて苗25が出易くなった状態で且
つ送りスプロケット31によって位置が定められた状態
で、苗25を押出すように配置されている。
前記アーム42の左右両側部は送りスプロケット31との干
渉を避けるために、平面視L字形の取付部42aを有して
いる。
前記駆動軸34は、第4図に示すように、チェーン等巻掛
伝動機構52を介してモータ53に連動連結されている。こ
の駆動軸34には、近接スイッチ54,55と共にパルス発生
器56を構成する割出し板57が固定されている。割出し板
57は、第8図に示すように、外周の半分が欠かるれと共
に、その切欠部分の一端部に内方への切欠部58が形成さ
れている。
近接スイッチ54,55は割出し板57に対向して固定側に取
付けられており、駆動軸34の回転速度に同期して、近接
スイッチ54は1回転毎に約180゜の幅のパルスを、また
近接スイッチ55は1回転毎に狭い幅のパルスを夫々を発
生するようになっている。なお、59は苗箱感知用リミッ
トスイッチで、ガイドレール部29a等に取付けられてい
る。
苗押出し手段10の下方近傍には、第9図に示す苗箱スト
ッパー手段60と、第1、2図に示す苗箱位置決め手段61
とが設けられている。
苗箱ストッパー手段60は、苗箱案内台29に装填された苗
箱40の下端縁に接当して、苗箱40の最下段のポット部39
中心を押し棒41の位置に合わせるためのものである。
この苗箱ストッパー手段60のストッパー60aは、支柱32
に固定のブラケット62に前後摺動自在に挿支されると共
に、バネ63で後方に付勢されている。ストッパー60aは
ロッド64を介してレバー65に連結されている。レバー65
は支持板49にピン66で枢支され、かつピン67,68に接当
すべくバネ69により不安定切換可能に付勢されている。
従って、このレバー65を前後に操作すれば、ストッパー
60aは苗箱40に係脱すべく出退自在である。なお、70は
レバー感知用のリミットスイッチで、苗箱ストッパー手
段60を解除した時に働くようになっている。
苗箱位置決め手段61は、苗押出し手段10に連動して、押
し棒41が苗25の床土26を押す前に、ポット部39の開口38
が押し棒41と一致するように苗箱位置を上下修正するた
めのものである。
この苗箱位置決め手段61は、押出し済のポット部39に前
側から嵌脱自在な位置決めローラ71と、ローラ71を支持
して苗箱案内台29等にピン72で前後揺動自在に枢着され
たアーム73と、アーム73をクランク軸47のクランクアー
ム74に連結する連結ロッド75とを有する。連結ロッド75
は第10図に示すように、筒体76とこれに挿入されたロッ
ド77とを有し、長孔78の範囲内でピン79とバネ80により
伸縮自在に構成されている。なお、苗箱位置決め手段61
は苗箱40の左右両端部、中央部又はその両方に設けられ
ている。
第11図は制御系のブロック図を示す。81はメインスイッ
チ、82は植付起動スイッチである。83は制御手段で、ス
イッチ54,55,59,70,81,82からの信号により所定の設定
された制御順序に従ってモータ53を制御し、電磁クラッ
チ27,35,51を間欠的に接続するようになっている。な
お、制御手段83は近接スイッチ54からのパルスをカウン
トする機能の他、その他の演算処理機能を持ったマイコ
ン等により構成されている。
次に第12図のタイムチャートを参照しながら動作を説明
する。移植作業に際しては、先ず苗箱40を苗箱送り手段
9の苗箱案内台29内に上側入口29bから挿入して装填
し、苗箱ストッパー手段60により係止する。この時、メ
インスイッチ81を入れておけば、リミットスイッチ59が
苗箱40を感知する。次の起動スイッチ82を入れると、制
御手段83を介してモータ53が回転するので、レバー65に
より苗箱ストッパー手段60を解除する。この時リミット
スイッチ70が働く。そして、モータ53が回転すると、駆
動軸34が回転し、パルス発生手段56の割出し板57が回転
するため、近接スイッチ54,55が間欠的にパルスを発生
し、制御手段83が各電磁クラッチ27,35,51の制御動作に
入る。
即ち、駆動軸34、割出し板57が回転すると、制御手段83
が苗押出し手段10の電磁クラッチ51に動作信号を与える
ので、電磁クラッチ51が接続し、駆動軸34に連動してク
ランク軸47が回転する。これによって可動板43がガイド
レール45に沿って前後に1回動作し、押し棒41が最下段
の横1列のポット部39の床土26を後方から押し、苗25を
停止状態にある苗送り手段11の苗受具20上に移す。この
時、苗箱位置決め手段61のアーム73が連動して揺動する
が、ローラ71は苗箱40の下方にあり、何ら作用しない。
次に近接スイッチ54,55からのパルスが入ると、制御手
段83が苗送り手段11の電磁クラッチ27に動作信号を与
え、電磁クラッチ27が接続する。このため苗送り手段11
のチェーン18が回動し、苗受具20上の苗25を植付手段12
側へ1ピッチ分だけ送る。
以下、近接スイッチ54,55からパルスが入る都度、制御
手段38が苗箱40の横1列の苗数分だけ電磁クラッチ27に
動作信号を間欠的に与え、各苗受具20上の苗25を順次植
付手段12側へと送って行く。
そして、苗受具20がガイド板19の切欠部21まで達する
と、苗供給手段90が作動して、バネ24によって苗受具20
がピン23廻りに回動し、その上の苗25を植付手段12の一
対の植付ディスク15間に落して供給するので、植付ディ
スク15の回転に伴ってその苗25を植付溝へと植付ける。
苗送り手段11が最終の苗25の送り動作に入る時点に、制
御手段83が苗箱送り手段9の電磁クラッチ35に動作信号
を与え、この電磁クラッチ35が接続する。このため駆動
軸34の動力によって送りストッパー31が回転し、苗箱40
の下二段目のポット部39が苗押出し手段10の押し棒41に
対応するように苗箱40を下方へと送る。
苗送り手段11による最終の苗25の送り動作が完了する
と、苗受具20上の苗25が苗押出し手段10の前から側方に
外れるので、制御手段83が電磁クラッチ51に動作信号を
与えて、電磁クラッチ51が接続して苗押出し手段10が下
二段目の横1列の苗25を苗受具20上に押出す。
一方、この下二段目から以後の苗押出しに際しては、苗
箱位置決め手段61が作動し、苗箱40の位置を上下に修正
する。即ち、クランク軸47が回転すると、ロッド75を介
してアーム73を引張るので、アーム73がピン72廻りに揺
動し、ローラ71が押出し済みのポット部39に嵌合する。
このため苗箱送り時に苗箱40が多少上下に位置ずれして
も、ローラ71がポット部39に嵌合することによって苗箱
40を上下に動かすので、押し棒41の先端がポット部39の
開口38に確実に一致し、押し棒41がポット部39に接触す
る等の惧れはない。またローラ71で苗箱40を押付けてい
るため、苗箱40のポット部39から床土26が抜けやすくな
る。
移植作業中、起動スイッチ82を切っても、モータ53はそ
の時の苗送り動作が終わるまでは回転しその後に停止す
る。また制御手段83がカウンタの植付数を記憶している
ので、再度、起動スイッチ82を入れると、次の数からカ
ウントを開始する。
リミットスイッチ59が苗箱切れを感知すれば、苗箱40の
最後の横1列の苗25を押出し、植付けた後、モータ53が
停止する。従って、その後、別の苗箱40を装填すれば良
い。
第13、14図はくの字状及び直線状苗箱案内台に使用でき
る苗箱40Bを示している。この苗箱40Bは横1列の苗を植
付けた単位箱97を縦方向にチェーン98で連鎖状にしたも
のである。
単位箱97は硬質の合成樹脂で形成され、その左右両端に
ピン99を植設し、隣り合う単位箱97のピン99同志をリン
ク100で連結している。
この苗箱40Bは縦方向の長さを自由に設定できると共
に、苗箱案内台29が2箇所以上で弯曲していても挿入で
き、また、苗取出後には丸めてコンパクトに変形するこ
とができる。
尚、苗箱40は苗25が前方に向くように配置されている
が、これは植付手段12との関係で決まるものであって、
苗25を後方向又は左右方向に向くように配置することも
できる。
また、植付手段12はディスク形式を採用しているが、苗
を落下供給した逆円錐状筒を、土中に付刺した後に底部
を開放して苗を植付ける、筒形式のものを採用しても良
い。
(発明の効果) 以上詳述した本発明によれば、苗箱案内台29は側面視略
L字形に弯曲され、両ガイドレール部29a間で且つ出入
口28b,29c間の少なくとも弯曲部分の始単近傍から終端
近傍まで、ポット部39底部との接触を回避する開口部29
fが形成されているので、苗箱40は苗箱案内台29の出入
口29b,20c近傍でも弯曲部分でも送り抵抗が小さく、円
滑な送りができ、苗押出し手段10の押し棒41に対して苗
25を正確に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜12図は本発明の実施例を示しており、第1図は要
部の断面側面図、第2図は要部の断面平面図、第3図は
概略正面図、第4図は駆動系の構成図、第5図は苗箱案
内台の斜視図、第6図は移植機全体の側面図、第7図は
苗供給手段の断面側面図、第8図はパルス発生器の側面
図、第9図はストッパー部の断面側面図、第10図はロッ
ドの断面図、第11図はブロック図、第12図はタイムチャ
ート、第13、14図は苗箱の変形例を示す平面図と側面説
明図である。 1……機枠、7……植付フレーム、9……苗箱送り手
段、10……苗押出し手段、11……苗送り手段、12……植
付手段、25……苗、29……苗箱案内台、29a……ガイド
レール部、29b……入口、29c……出口、29f……開口
部、39……ポット部、40……苗箱、41……押し棒、90…
…苗供給手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】苗箱案内台(29)の上部に入口(29b)
    を、下部に出口(29c)を、出入口(29b)(20c)間の
    両横側にガイドレール部(29a)を夫々形成し、多数の
    ポット部(39)を縦横に配列形成した苗箱(40)を、前
    記入口(29b)から挿入して両ガイドレール部(29a)で
    案内しながら、ポット部(39)を横1列毎に苗押出し手
    段(10)の押し棒(41)の突出方向前方へ供給可能にし
    た移植機の苗箱送り装置において、 前記苗箱案内台(29)は側面視略L字形に弯曲され、両
    ガイドレール部(29a)間で且つ出入口(29b)(29c)
    間の少なくとも弯曲部分の始端近傍から終端近傍まで、
    ポット部(39)底部との接触を回避する開口部(29f)
    が形成されていることを特徴とする移植機の苗箱送り装
    置。
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