JPH07114428B2 - コードレス電話装置 - Google Patents

コードレス電話装置

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JPH07114428B2
JPH07114428B2 JP63174584A JP17458488A JPH07114428B2 JP H07114428 B2 JPH07114428 B2 JP H07114428B2 JP 63174584 A JP63174584 A JP 63174584A JP 17458488 A JP17458488 A JP 17458488A JP H07114428 B2 JPH07114428 B2 JP H07114428B2
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正 大森
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電話回線と接続される基地局とこの基地局と
無線通信を行う移動局を備えたコードレス電話装置に関
する。
従来の技術 第3図は、従来のコードレス電話装置のブロック図の一
例を示している。
第3図において、図示下段は、電話回線に接続される基
地局20を示し、図示上段は、基地局20と無線通信を行う
移動局1を示す。
移動局1において、2は、通常の電話機に必要な各種情
報を入力するためのボタン群であり、回線オン/オフボ
タン2a、ダイヤルボタン2b、回線保留ボタン2c等を有す
る。
3は、移動局1を制御する制御手段であり、ボタン入力
判定手段3a、制御データ発生手段3b、受信データ解読手
段3c等を有する。
4は、基地局20と無線通信を行うための無線回路であ
り、5は、マイクロホン9及びスピーカ10の低周波回路
である。
8は、蓄電池6と電源スイッチ7を通して接続され、こ
の蓄電池6の電圧の低下を検知する減電圧検知手段であ
る。
又、基地局20において、22は、電話回線と回線閉結回路
24、基地局20の低周波回路23を通して接続されており、
移動局1と無線通信を行うための無線回路である。
25は、制御データ発生手段25a、受信データ解読手段25b
等を有する基地局20の制御手段である。
上記従来例の動作について説明する。
第3図において、通話中に移動局1の蓄電池6の電圧が
低下すると、減電圧検知手段8がランプ又は、音により
使用者に動作不能になることを知らせ、一定時間後に蓄
電池6の電源電圧が不足するために、基地局20との通信
が不能となる。
基地局20は、これを検知し、回線閉結回路24により電話
回線を開放させ、通話を切断させる。
又、第3図の示すような移動局1に充電用ジャックが設
けられている他の従来のコードレス電話では、通話中に
蓄電池の電圧が、低下した場合は、このジャックにACア
ダプタの一端を接続し、他端を商用電源に接続すること
により充電しながら通話を継続することができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記前者のコードレス電話装置では、通
話中に蓄電池6の電圧が不足すると、そのまま通話が切
断されるという問題がある。
他方、後者の移動局に充電用ジャックが設けられている
コードレス電話装置では、通話を継続できるが、この充
電用ジャックにACアダプタの一端を接続し、ACアダプタ
の他端を商用電源と接続しているために、コードレス電
話本来の機動性を失うという問題があった。
本発明は、このような従来の問題点を解決するものであ
り、通話中に移動局の蓄電池の電圧が低下しても、機動
性を失うことなく通話を継続することのできる優れたコ
ードレス電話装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、移動局が通話中に
蓄電池の電圧低下を検出し、保留ボタンが操作された場
合にその旨の情報を送信し、基地局が移動局からのこの
情報を受信した場合に回線を保留するようにしたもので
ある。
作用 本発明は上記構成により、移動局の蓄電池の電圧が低下
した場合に基地局が回線を保留するので、通話が切断さ
れず、また、この保留状態に移動局の蓄電池を充電また
は交換することにより、コードレス電話装置本来の機動
性を損なうことなく通話を再開することができる。
実施例 第1図は、本発明に係るコードレス電話装置の一実施例
を示すブロック図、第2図は、第1図のコードレス電話
装置の動作を説明するためのフローチャートである。
第1図上段において、1Dは、電話回線と接続されている
基地局20Dと無線通信により接続されている移動局であ
り、2は、通常の電話機に必要な各種情報を入力するた
めのボタン群であり、電話回線の閉結を外部入力するた
めの回線オン/オフボタン2aと、ダイヤルを入力するた
めのダイヤルボタン2bと、電話回線を保留させるための
回線保留ボタン2c等を有する。
3Dは、移動局1Dを制御するための制御手段であり、ボタ
ン群2の入力を判定するボタン入力判定手段3aと、この
ボタン入力判定手段3a、減電圧検知手段8等からのデー
タにより、制御データを発生させる制御データ発生手段
3bと、基地局20Dからのデータを解読する受信データ解
読手段3cと、基地局20Dからの制御信号により自動的に
通話を再開させる自動通話制御手段12等を有する制御手
段である。
4は、基地局20Dと、移動局アンテナ11及び基地局アン
テナ21を介して無線通信を行うための移動局1Dの無線回
路であり、8は、電源スイッチ7を介して蓄電池6の電
圧低下を検出する減電圧検知手段である。
第1図下段において、22は、移動局1Dと無線通信を行う
ための基地局20Dの無線回路であり、23は、低周波を増
幅するための基地局20Dの低周波回路であり、24は、電
話回線を閉結、開放するための回線閉結回路である。
25Dは、基地局20Dを制御する制御手段であり、移動局1D
へデータ発生するための制御データ発生手段25aと、移
動局1Dからのデータを解読するための受信データ解読手
段25bと、移動局1Dから減電圧時保留情報を受信した場
合に一定周期で減電圧回線保留中情報を送信する保留中
情報連続送出手段26等を有する。
次に上記実施例の動作について説明する。第1図と第2
図において、通話中に蓄電池6の電圧が低下すると、減
電圧検知手段8が起動して、音又はランプ等により減電
圧の旨を出力し、使用者に警告する(ステップ101〜10
2)。
減電圧表示中に、回線保留ボタン2cが押下されると、ボ
タン入力判定手段3aにより移動局1Dの制御データ発生手
段3bに減電圧時保留情報を発生させ、この情報が、無線
回路4、移動局アンテナ11を介して送信される(ステッ
プ103〜104)。
基地局20Dでは、この減電圧時保留情報を基地局アンテ
ナ21を介して無線回路22により受信し、受信データ解読
手段25bにより減電圧時保留情報であると解読すると、
回線閉結回路24に電話回線を継続して閉結させ、保留状
態にする。
また、保留中情報連続送出手段26が起動し、制御データ
発生手段25aに減電圧保留中情報を一定周期ごとに発生
させ、基地局の無線回路22、基地局アンテナ11を介して
移動局1Dへ送信する(ステップ104)。
一方、回線保留ボタンを押下後の移動局1Dにおいて、い
ったん電源スイッチ7がオフにされた後、蓄電池6が充
電又は、充電されている蓄電池と交換され、再び電源ス
イッチ7がオンになって動作可能な状態になり、基地局
20Dからの減電圧保留中情報を受信した場合、自動通話
制御手段12が起動し、制御データ発生手段3bに保留解除
情報を発生させ、基地局20Dへ送信する。
基地局20Dは、この保留解除情報を受信し、通話が、再
開できるようにする(ステップ105〜108)。
このように、本発明は、通話中に移動局1Dの蓄電池6の
電圧が低下しても、蓄電池6を充電又は交換することに
より機動性を損なうことなしに、通話を継続できるとい
う効果を有する。
発明の効果 以上説明したように、本発明は、移動局の減電圧検出手
段が蓄電池の電圧低下を検出し、保留ボタンが操作され
た場合、制御データ発生手段が基地局に保留情報を送信
し、基地局の受信データ解読手段が保留情報を受信する
と、回線を保留するように回線閉結回路を制御し、保留
中に蓄電池が交換されると、移動局の制御データ発生手
段が、回線を保留状態から通話状態に戻すように回線閉
結回路を制御する情報を、基地局の受信データ解読手段
に送信するので、移動局の蓄電池の電圧が低下した場合
にも、コードレス電話装置本来の機動性を損なうことな
く通話を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明におけるコードレス電話装置の一実施
例を示すブロック図、第2図は、第1図のコードレス電
話装置の動作を説明するためのフローチャート、第3図
は、従来のコードレス電話装置を示すブロック図であ
る。 1D……移動局、2……ボタン群、2a……回線オン/オフ
ボタン、2b……ダイヤルボタン、2c……回線保留ボタ
ン、3D……移動局の制御手段、3a……ボタン入力判定手
段、3b……移動局の制御データ発生手段、3c……移動局
の受信データ解読手段、4……移動局の無線回路、5…
…移動局の低周波回路、6……蓄電池、7……電源スイ
ッチ、8……減電圧検知手段、9……マイクロホン、10
……スピーカ、11……移動局アンテナ、12……自動通話
制御手段、20D……基地局、21……基地局アンテナ、22
……基地局の無線回路、23……基地局の低周波回路、24
……回線閉結回路、25D……基地局の制御手段、25a……
基地局の制御データ発生手段、25b……基地局の受信デ
ータ解読手段、26……保留中情報連続送出手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動局に、蓄電池の電圧低下を検出する減
    電圧検出手段と、この減電圧検出手段が通話中に電圧低
    下を検出し、保留ボタンが操作された場合に保留情報を
    送信する制御データ発生手段を設け、 基地局に、回線を閉結、開放する回線閉結回路と、前記
    移動局の制御データ発生手段から保留情報を受信した場
    合に、回線を保留するように前記回線閉結回路を制御す
    る受信データ解読手段とを設け、 保留中に蓄電池が交換された場合に、前記制御データ発
    生手段は、回線を保留状態から通話状態に戻すように前
    記回線閉結回路を制御する情報を、前記受信データ解読
    手段に送信することを特徴とするコードレス電話装置。
JP63174584A 1988-07-13 1988-07-13 コードレス電話装置 Expired - Lifetime JPH07114428B2 (ja)

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JP63174584A JPH07114428B2 (ja) 1988-07-13 1988-07-13 コードレス電話装置

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JP63174584A JPH07114428B2 (ja) 1988-07-13 1988-07-13 コードレス電話装置

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JPH0223756A JPH0223756A (ja) 1990-01-25
JPH07114428B2 true JPH07114428B2 (ja) 1995-12-06

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JP63174584A Expired - Lifetime JPH07114428B2 (ja) 1988-07-13 1988-07-13 コードレス電話装置

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JPS5419302A (en) * 1977-07-13 1979-02-14 Nec Corp Alarm system using low voltage

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JPH0223756A (ja) 1990-01-25

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