JPH07113537A - 空気清浄器 - Google Patents
空気清浄器Info
- Publication number
- JPH07113537A JPH07113537A JP5281610A JP28161093A JPH07113537A JP H07113537 A JPH07113537 A JP H07113537A JP 5281610 A JP5281610 A JP 5281610A JP 28161093 A JP28161093 A JP 28161093A JP H07113537 A JPH07113537 A JP H07113537A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- dirt
- sensitivity
- value
- detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ventilation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】空気の汚れの変化に対応してタイミングよく適
正に風量を制御する。 【構成】送風部5と、空気中の汚れを検知する検知部6
と、この検知部6からの検出値が予め設定した感度を越
えて変化した時風量を変更する制御部2とを備える空気
清浄器において、空気の汚れの増加に反応して風量を上
げる感度を、空気の汚れの減少に反応して風量を下げる
感度より小さく設定したことにより、汚れの増加には素
早く風量を上げて汚れの増加を防ぎ、汚れの減少には充
分汚れを減少させた後に風量を下げる適切な風量制御が
出来る。
正に風量を制御する。 【構成】送風部5と、空気中の汚れを検知する検知部6
と、この検知部6からの検出値が予め設定した感度を越
えて変化した時風量を変更する制御部2とを備える空気
清浄器において、空気の汚れの増加に反応して風量を上
げる感度を、空気の汚れの減少に反応して風量を下げる
感度より小さく設定したことにより、汚れの増加には素
早く風量を上げて汚れの増加を防ぎ、汚れの減少には充
分汚れを減少させた後に風量を下げる適切な風量制御が
出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気の汚れを検知する
センサーを有し、自動運転が可能な空気清浄器に関する
ものである。
センサーを有し、自動運転が可能な空気清浄器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種の空気清浄器では、空気
の汚れの変化に対応して風量を変えて空気を清浄する自
動運転をするために、空気清浄器本体1に空気の汚れを
検知する検知部6を設け、この検知部6の検出値の変化
に対応して、空気清浄器本体1外面に設けた吸気口より
吸い込む室内の空気量を調節して、吸い込んだ空気内の
塵埃等を空気清浄器本体1内の集塵ユニットにて除去
し、再び空気清浄器本体1外面に設けた吹出口より室内
へ吹き出していた。この空気の汚れを検出する検知部6
の検知手段7としてガスセンサーがあり、このガスセン
サーは空気中の還元性ガスの濃度により内部抵抗が変化
することを利用して空気の汚れを検出して電圧に変換し
て出力し、制御部2で予め検知部6の検出値により更新
されている基準値に対して、汚れの変化による検知部6
の出力電圧の増減が、設定した感度電圧を超えたとき、
汚れ度や風量を変更して自動運転していた。
の汚れの変化に対応して風量を変えて空気を清浄する自
動運転をするために、空気清浄器本体1に空気の汚れを
検知する検知部6を設け、この検知部6の検出値の変化
に対応して、空気清浄器本体1外面に設けた吸気口より
吸い込む室内の空気量を調節して、吸い込んだ空気内の
塵埃等を空気清浄器本体1内の集塵ユニットにて除去
し、再び空気清浄器本体1外面に設けた吹出口より室内
へ吹き出していた。この空気の汚れを検出する検知部6
の検知手段7としてガスセンサーがあり、このガスセン
サーは空気中の還元性ガスの濃度により内部抵抗が変化
することを利用して空気の汚れを検出して電圧に変換し
て出力し、制御部2で予め検知部6の検出値により更新
されている基準値に対して、汚れの変化による検知部6
の出力電圧の増減が、設定した感度電圧を超えたとき、
汚れ度や風量を変更して自動運転していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の空気清浄器では、検知部6の汚れに対する感度電圧
は、汚れが増加した時に汚れ度と風量を1段階上げる汚
れの増加方向の感度電圧と、汚れが減少した時に汚れ度
と風量を1段階下げる汚れの減少方向の感度電圧とを同
じにしていたため、汚れが増加しても検出手段7の出力
電圧の増加が汚れの増加方向の感度電圧に達するまでに
時間がかかってすぐ風量が上がらなかったり、汚れが減
少し始めるとすぐ検出手段7の出力電圧の減少が汚れの
減少方向の感度電圧に達してしまい、汚れが充分減少す
る前に風量が下がってしまうという欠点があった。又、
送風部5による送風の影響により冷却されてしまう位置
に検知手段7を設けた場合、送風が開始されるとその影
響で検知手段7の出力電圧が下がって汚れは変化してい
ないのに汚れ度や風量が下がってしまうという欠点があ
った。
来の空気清浄器では、検知部6の汚れに対する感度電圧
は、汚れが増加した時に汚れ度と風量を1段階上げる汚
れの増加方向の感度電圧と、汚れが減少した時に汚れ度
と風量を1段階下げる汚れの減少方向の感度電圧とを同
じにしていたため、汚れが増加しても検出手段7の出力
電圧の増加が汚れの増加方向の感度電圧に達するまでに
時間がかかってすぐ風量が上がらなかったり、汚れが減
少し始めるとすぐ検出手段7の出力電圧の減少が汚れの
減少方向の感度電圧に達してしまい、汚れが充分減少す
る前に風量が下がってしまうという欠点があった。又、
送風部5による送風の影響により冷却されてしまう位置
に検知手段7を設けた場合、送風が開始されるとその影
響で検知手段7の出力電圧が下がって汚れは変化してい
ないのに汚れ度や風量が下がってしまうという欠点があ
った。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この発明はこの点に着
目し上記欠点を解決する為に、特にその構成を、送風部
と、空気中の汚れを検出する検知部と、この検知部から
の検出値が予め設定した感度を越えて変化した時風量を
変更する制御部とを備える空気清浄器に於いて、空気の
汚れの増加に反応して風量を上げる感度を、空気の汚れ
の減少に反応して風量を下げる感度より小さく設定した
ものである。
目し上記欠点を解決する為に、特にその構成を、送風部
と、空気中の汚れを検出する検知部と、この検知部から
の検出値が予め設定した感度を越えて変化した時風量を
変更する制御部とを備える空気清浄器に於いて、空気の
汚れの増加に反応して風量を上げる感度を、空気の汚れ
の減少に反応して風量を下げる感度より小さく設定した
ものである。
【0005】
【作用】汚れの増加方向の感度を、汚れの減少方向の感
度より小さくしたことにより、汚れが増加し始めると素
早く汚れ度を上げて風量を上げ、汚れが減少し始めると
充分汚れを減少させてから汚れ度を下げて風量を下げ
る。又、送風の影響を受ける位置に検知部6の検知手段
7を設けても、汚れの減少方向の感度を大きく設定して
あるため、送風の影響で検知手段7の温度が下がって検
出値が小さくなっても汚れ度や風量を下げるという誤動
作はしない。
度より小さくしたことにより、汚れが増加し始めると素
早く汚れ度を上げて風量を上げ、汚れが減少し始めると
充分汚れを減少させてから汚れ度を下げて風量を下げ
る。又、送風の影響を受ける位置に検知部6の検知手段
7を設けても、汚れの減少方向の感度を大きく設定して
あるため、送風の影響で検知手段7の温度が下がって検
出値が小さくなっても汚れ度や風量を下げるという誤動
作はしない。
【0006】
【実施例】次にこの発明に係る空気清浄器を図面に示さ
れた好適な一実施例で説明する。1は空気清浄器本体
で、制御部2により制御されている。3は操作部で、使
用者がこの操作部3を操作することにより、操作信号が
制御部2に出力され、その信号に従って制御部2が空気
清浄器本体1を制御する。4は表示部で、制御部2から
の表示信号に基づいて空気清浄器本体1の運転状態や操
作内容、又、空気の汚れ度や各種エラーなど各種の情報
を表示する。5は送風部で、制御部2の制御信号により
電動送風機(図示せず)を駆動させて室内の空気を吸気
して清浄化した後、再び室内に排気する。6は検知部
で、ガスセンサーなど空気の汚れを電気的に変換する検
知手段7を有し、その検知手段7からの電気信号を制御
部2へ出力する。8は空気清浄器全体を動作させるため
の電源である。
れた好適な一実施例で説明する。1は空気清浄器本体
で、制御部2により制御されている。3は操作部で、使
用者がこの操作部3を操作することにより、操作信号が
制御部2に出力され、その信号に従って制御部2が空気
清浄器本体1を制御する。4は表示部で、制御部2から
の表示信号に基づいて空気清浄器本体1の運転状態や操
作内容、又、空気の汚れ度や各種エラーなど各種の情報
を表示する。5は送風部で、制御部2の制御信号により
電動送風機(図示せず)を駆動させて室内の空気を吸気
して清浄化した後、再び室内に排気する。6は検知部
で、ガスセンサーなど空気の汚れを電気的に変換する検
知手段7を有し、その検知手段7からの電気信号を制御
部2へ出力する。8は空気清浄器全体を動作させるため
の電源である。
【0007】9は比較部で、室温を検知するための温度
センサー10を有し、さらに一般的な室温の温度帯(例
えば15℃〜30℃)で空気の汚れが一定の時の、送風
が停止してからの検知手段7の温度上昇による出力電圧
の変化がデータとして記憶されており、検知手段7から
の出力電圧の変化とデータとして記憶されているその温
度で送風が止まった時の温度上昇による出力電圧の変化
とを比較する。
センサー10を有し、さらに一般的な室温の温度帯(例
えば15℃〜30℃)で空気の汚れが一定の時の、送風
が停止してからの検知手段7の温度上昇による出力電圧
の変化がデータとして記憶されており、検知手段7から
の出力電圧の変化とデータとして記憶されているその温
度で送風が止まった時の温度上昇による出力電圧の変化
とを比較する。
【0008】以上のように構成された空気清浄器の自動
運転の動作を説明する。まず操作部3を操作して電源8
を投入すると、ガスセンサーの安定する電源投入3分後
のガスセンサの出力電圧が基準値の初期値として制御部
2に登録されるとともに、汚れ度の初期値として「小
(停止)」が設定される。尚、本実施例では汚れ度は
「大」、「中」、「小(微)」、「小(停止)」の4段
階に設定され表示部4に表示されるとともに、送風部5
による風量は「パワフル」、「弱」、「微」、「停止」
の4段階に設定され表示部4に表示される。自動運転で
は各汚れ度に各風量が対応し、汚れ度が「大」になれば
風量は「パワフル」になり、汚れ度が「中」になれば風
量は「弱」になるというように変更される。
運転の動作を説明する。まず操作部3を操作して電源8
を投入すると、ガスセンサーの安定する電源投入3分後
のガスセンサの出力電圧が基準値の初期値として制御部
2に登録されるとともに、汚れ度の初期値として「小
(停止)」が設定される。尚、本実施例では汚れ度は
「大」、「中」、「小(微)」、「小(停止)」の4段
階に設定され表示部4に表示されるとともに、送風部5
による風量は「パワフル」、「弱」、「微」、「停止」
の4段階に設定され表示部4に表示される。自動運転で
は各汚れ度に各風量が対応し、汚れ度が「大」になれば
風量は「パワフル」になり、汚れ度が「中」になれば風
量は「弱」になるというように変更される。
【0009】又、操作部3にある感度切替スイッチを使
用者が切替えることにより、ガスセンサーの感度が設定
され、それに基づいて汚れ度や基準値の更新の感度が決
定される。尚、本実施例では感度は「高」、「中」、
「低」の3段階で、その感度電圧は出力電圧増加方向
(汚れ度増)で各々0.08[V]、0.14[V]、
0.20[V]で、出力電圧減少方向(汚れ度減)で各
々0.18[V]、0.24[V]、0.30[V]に
設定されている。感度電圧が各段階で、出力電圧増加方
向の方が出力電圧減少方向より小さいのは、汚れ度の増
加に対しては素早く対応し、風量をタイミングよく大き
くして空気の汚れの増加を抑えるためであり、汚れ度の
減少に対しては充分運転時間をとり、確実に汚れを減少
させてから汚れ度や風量を下げるためである。
用者が切替えることにより、ガスセンサーの感度が設定
され、それに基づいて汚れ度や基準値の更新の感度が決
定される。尚、本実施例では感度は「高」、「中」、
「低」の3段階で、その感度電圧は出力電圧増加方向
(汚れ度増)で各々0.08[V]、0.14[V]、
0.20[V]で、出力電圧減少方向(汚れ度減)で各
々0.18[V]、0.24[V]、0.30[V]に
設定されている。感度電圧が各段階で、出力電圧増加方
向の方が出力電圧減少方向より小さいのは、汚れ度の増
加に対しては素早く対応し、風量をタイミングよく大き
くして空気の汚れの増加を抑えるためであり、汚れ度の
減少に対しては充分運転時間をとり、確実に汚れを減少
させてから汚れ度や風量を下げるためである。
【0010】以上のように電源投入後、基準値や汚れ度
の初期値の設定及び感度電圧が設定され、操作部3の運
転モードスイッチを「自動運転」にして始動ボタンを押
すと自動運転が開始される。まず、ガスセンサーにより
空気の汚れを検知して(ステップ11)、その検出値を
(基準値+増加方向の感度電圧)以上か、(基準値−減
少方向の感度電圧)以下か、その両者以外かのどれに該
当するか判定する。(ステップ12) ガスセンサーの検出値が(基準値+増加方向の感度電
圧)以上の場合、その状態が8秒以上継続したかを判定
する。(ステップ13) ここでその状態が8秒以上継続した場合は、その検出値
を新たな基準値として更新すると共に、汚れ度を1段階
上げて風量を1段階大きくし、更に汚れの検知を継続す
る。(ステップ14)
の初期値の設定及び感度電圧が設定され、操作部3の運
転モードスイッチを「自動運転」にして始動ボタンを押
すと自動運転が開始される。まず、ガスセンサーにより
空気の汚れを検知して(ステップ11)、その検出値を
(基準値+増加方向の感度電圧)以上か、(基準値−減
少方向の感度電圧)以下か、その両者以外かのどれに該
当するか判定する。(ステップ12) ガスセンサーの検出値が(基準値+増加方向の感度電
圧)以上の場合、その状態が8秒以上継続したかを判定
する。(ステップ13) ここでその状態が8秒以上継続した場合は、その検出値
を新たな基準値として更新すると共に、汚れ度を1段階
上げて風量を1段階大きくし、更に汚れの検知を継続す
る。(ステップ14)
【0011】ガスセンサーの検出値が(基準値−減少方
向の感度電圧)以下の場合、その状態が30秒以上継続
したかを判定する。(ステップ15) ここでその状態が30秒以上継続した場合は、その検出
値を新たな基準値として更新すると共に、汚れ度を1段
階下げて風量を1段階小さくし、更に汚れの検知を継続
する。(ステップ16) 増加方向の感度電圧の継続時間が8秒以上に対して、減
少方向の感度電圧が30秒以上と差があるのは、汚れの
増加には素早く対応し、汚れの減少には確実に汚れが減
少したのを確認してから対応するために、上記のような
継続時間が設定されている。
向の感度電圧)以下の場合、その状態が30秒以上継続
したかを判定する。(ステップ15) ここでその状態が30秒以上継続した場合は、その検出
値を新たな基準値として更新すると共に、汚れ度を1段
階下げて風量を1段階小さくし、更に汚れの検知を継続
する。(ステップ16) 増加方向の感度電圧の継続時間が8秒以上に対して、減
少方向の感度電圧が30秒以上と差があるのは、汚れの
増加には素早く対応し、汚れの減少には確実に汚れが減
少したのを確認してから対応するために、上記のような
継続時間が設定されている。
【0012】ガスセンサーの検出値が(基準値−減少方
向の感度電圧)より大きく(基準値+増加方向の感度電
圧)より小さい場合、及びガスセンサーの検出値が(基
準値+増加方向の感度電圧)以上ではあるがその状態の
継続が8秒未満の場合、及びガスセンサーの検出値が
(基準値−減少方向の感度電圧)以下ではあるがその状
態の継続が30秒未満の場合は、まず送風部5が動作し
ているかを判定する。(ステップ17)
向の感度電圧)より大きく(基準値+増加方向の感度電
圧)より小さい場合、及びガスセンサーの検出値が(基
準値+増加方向の感度電圧)以上ではあるがその状態の
継続が8秒未満の場合、及びガスセンサーの検出値が
(基準値−減少方向の感度電圧)以下ではあるがその状
態の継続が30秒未満の場合は、まず送風部5が動作し
ているかを判定する。(ステップ17)
【0013】送風部5が動作している場合はその検出値
を検知してから10分以上経過したかを判定し(ステッ
プ18)、その検出値を検知してから10分以上経過し
ていた場合は、更にその検出値が基準値以下かを判定し
(ステップ19)、検出値が基準値以下ならその検出値
を新たな基準値として更新して汚れ度を1段階下げ(ス
テップ16)、その検出値が基準値を超えている場合
は、基準値は更新せず汚れ度のみ1段階下げる。(ステ
ップ20) その検出値を検知してからの経過時間が10分未満の場
合は、そのまま汚れ検知を継続する。(ステップ11)
を検知してから10分以上経過したかを判定し(ステッ
プ18)、その検出値を検知してから10分以上経過し
ていた場合は、更にその検出値が基準値以下かを判定し
(ステップ19)、検出値が基準値以下ならその検出値
を新たな基準値として更新して汚れ度を1段階下げ(ス
テップ16)、その検出値が基準値を超えている場合
は、基準値は更新せず汚れ度のみ1段階下げる。(ステ
ップ20) その検出値を検知してからの経過時間が10分未満の場
合は、そのまま汚れ検知を継続する。(ステップ11)
【0014】送風部5が停止している場合はまず送風部
5が停止してから10分以上経過したかを判定する。
(ステップ21) 送風部5が停止してからの経過時間が10分未満の場合
は、更にその検出値を検知してから1分以上経過したか
を判定し(ステップ22)、その検出値を検知してから
1分以上経過していた場合は、更に比較部9に記憶され
ているその温度で汚れが一定の時の送風が停止してから
のその1分間の出力電圧の変化と、その1分間での検出
値の変化とを比較部9にて比較する。(ステップ23)
5が停止してから10分以上経過したかを判定する。
(ステップ21) 送風部5が停止してからの経過時間が10分未満の場合
は、更にその検出値を検知してから1分以上経過したか
を判定し(ステップ22)、その検出値を検知してから
1分以上経過していた場合は、更に比較部9に記憶され
ているその温度で汚れが一定の時の送風が停止してから
のその1分間の出力電圧の変化と、その1分間での検出
値の変化とを比較部9にて比較する。(ステップ23)
【0015】ここでその1分間での検出値の変化の方が
急な場合は、温度上昇による出力電圧の上昇の他に空気
の汚れが進んでいると判断し、基準値は変更せずに汚れ
度のみ1段階下げる。(ステップ20) 逆にその1分間での検出値の変化の方が緩やか又は同じ
場合は、出力電圧の上昇は温度上昇のみによるものであ
ると判断し、その検出値を新たな基準値として更新して
汚れ度を1段階下げる。(ステップ16) 又、その検出値を検知してからの経過時間が1分未満の
場合は、そのまま汚れ検知を継続する。(ステップ1
1)
急な場合は、温度上昇による出力電圧の上昇の他に空気
の汚れが進んでいると判断し、基準値は変更せずに汚れ
度のみ1段階下げる。(ステップ20) 逆にその1分間での検出値の変化の方が緩やか又は同じ
場合は、出力電圧の上昇は温度上昇のみによるものであ
ると判断し、その検出値を新たな基準値として更新して
汚れ度を1段階下げる。(ステップ16) 又、その検出値を検知してからの経過時間が1分未満の
場合は、そのまま汚れ検知を継続する。(ステップ1
1)
【0016】送風部5が停止してからの経過時間が10
分以上の場合は、その検出値を検知してから10分以上
経過したかを判定し(ステップ18)、その検出値を検
知してから10分以上経過していた場合は、更にその検
出値が基準値以下かを判定し(ステップ19)、その検
出値が基準値以下ならその検出値を新たな基準値として
更新して汚れ度を1段階下げ(ステップ16)、その検
出値が基準値を超えている場合は基準値は更新さず汚れ
度のみ1段階下げる。(ステップ20) また、その検出値を検知してからの経過時間が10分未
満の場合は、そのまま汚れ検知を継続する。(ステップ
11)
分以上の場合は、その検出値を検知してから10分以上
経過したかを判定し(ステップ18)、その検出値を検
知してから10分以上経過していた場合は、更にその検
出値が基準値以下かを判定し(ステップ19)、その検
出値が基準値以下ならその検出値を新たな基準値として
更新して汚れ度を1段階下げ(ステップ16)、その検
出値が基準値を超えている場合は基準値は更新さず汚れ
度のみ1段階下げる。(ステップ20) また、その検出値を検知してからの経過時間が10分未
満の場合は、そのまま汚れ検知を継続する。(ステップ
11)
【0017】ここで送風部5が停止してガスセンサーに
送風が当たらなくなり、ガスセンサーの温度が上昇する
場合について説明する。送風部5が動作することにより
空気の汚れ度が下がって汚れ度が「小(停)」になった
とき送風部5は停止し、それによりガスセンサーに送風
が当たらなくなり、ガスセンサーの温度が上昇し始める
ことによりガスセンサーの検出値も上がり始める。(図
3)
送風が当たらなくなり、ガスセンサーの温度が上昇する
場合について説明する。送風部5が動作することにより
空気の汚れ度が下がって汚れ度が「小(停)」になった
とき送風部5は停止し、それによりガスセンサーに送風
が当たらなくなり、ガスセンサーの温度が上昇し始める
ことによりガスセンサーの検出値も上がり始める。(図
3)
【0018】送風部5が停止してから10分後までは基
準値の更新の間隔を1分とし、その1分の間にガスセン
サーの検出値が(基準値+増加方向の感度電圧)以上
で、その状態が8秒以上継続した場合(ステップ13)
は、これはガスセンサーの温度上昇による検出値の増加
だけでなく、明らかに空気も汚れていると制御部2が判
断し、その検出値が8秒継続した時点で、その検出値を
基準値に更新するとともに汚れ度を「小(停)」から
「小(微)」に更新し、それに対応して風量も「停止」
から「微」になり、送風部5が動作し始める。(ステッ
プ14)
準値の更新の間隔を1分とし、その1分の間にガスセン
サーの検出値が(基準値+増加方向の感度電圧)以上
で、その状態が8秒以上継続した場合(ステップ13)
は、これはガスセンサーの温度上昇による検出値の増加
だけでなく、明らかに空気も汚れていると制御部2が判
断し、その検出値が8秒継続した時点で、その検出値を
基準値に更新するとともに汚れ度を「小(停)」から
「小(微)」に更新し、それに対応して風量も「停止」
から「微」になり、送風部5が動作し始める。(ステッ
プ14)
【0019】又、その1分間のガスセンサーの検出値
が、(基準値+増加方向の感度電圧)以上が8秒以上継
続しなかった場合、この検出値のその一分間での変化
と、比較部9に記憶されているその温度での汚れが一定
の時送風が止まってからの出力電圧の変化を比較部9に
て比較する。(ステップ23) この検出値のその一分間での変化の方が、比較部9に記
憶されているデータ変化より急な場合は、これはガスセ
ンサーの温度上昇による検出値の増加だけでなく、空気
も汚れ始めていると制御部2が判断し、基準値は更新せ
ずそのままで汚れ度のみ1段階下げるが、実際は汚れ度
は最低の「小(停)」のままで風量も「停止」のままで
ある。(ステップ20)
が、(基準値+増加方向の感度電圧)以上が8秒以上継
続しなかった場合、この検出値のその一分間での変化
と、比較部9に記憶されているその温度での汚れが一定
の時送風が止まってからの出力電圧の変化を比較部9に
て比較する。(ステップ23) この検出値のその一分間での変化の方が、比較部9に記
憶されているデータ変化より急な場合は、これはガスセ
ンサーの温度上昇による検出値の増加だけでなく、空気
も汚れ始めていると制御部2が判断し、基準値は更新せ
ずそのままで汚れ度のみ1段階下げるが、実際は汚れ度
は最低の「小(停)」のままで風量も「停止」のままで
ある。(ステップ20)
【0020】逆に、この検出値のその一分間での変化の
方が、比較部9に記憶されているデータより緩やか又は
同じ場合は、これはガスセンサーの温度上昇のみによる
検出値の増加だけと判断し、基準値を更新するとともに
汚れ度を1段階下げるが、実際は汚れ度は最低の「小
(停)」のままで風量も「停止」のままである。(ステ
ップ16)
方が、比較部9に記憶されているデータより緩やか又は
同じ場合は、これはガスセンサーの温度上昇のみによる
検出値の増加だけと判断し、基準値を更新するとともに
汚れ度を1段階下げるが、実際は汚れ度は最低の「小
(停)」のままで風量も「停止」のままである。(ステ
ップ16)
【0021】この後、ガスセンサーの検出値が(基準値
+増加方向の感度電圧)以上でその状態が8秒以上継続
した場合、又は(基準値−減少方向の感度電圧)以下で
その状態が30秒以上継続した場合のどちらかの状態が
ないまま送風部5が停止してから10分経過したとき
(ステップ21)、更にその検出値を検知してから10
分以上経過したかを判定する。(ステップ18) その検出値を検知してから10分以上経過していない場
合、空気の汚れの検知を継続し(ステップ11)、その
検出値を検知してから10分以上経過している場合、そ
の検出値が基準値以下の時(ステップ19)その検出値
を基準値に更新するとともに汚れ度が最低の「小
(停)」以外の時は汚れ度を1段階下げて、それに対応
して送風部5も風量を1段階下げ(ステップ16)、そ
の検出値が基準値を超える時(ステップ19)基準値は
更新せずにそのままで、汚れ度が最低の「小(停)」以
外の時は汚れ度を1段階下げて、それに対応して送風部
5も風量を1段階下げ(ステップ20)、以後10分の
間隔で検出値の変化を検知していく。
+増加方向の感度電圧)以上でその状態が8秒以上継続
した場合、又は(基準値−減少方向の感度電圧)以下で
その状態が30秒以上継続した場合のどちらかの状態が
ないまま送風部5が停止してから10分経過したとき
(ステップ21)、更にその検出値を検知してから10
分以上経過したかを判定する。(ステップ18) その検出値を検知してから10分以上経過していない場
合、空気の汚れの検知を継続し(ステップ11)、その
検出値を検知してから10分以上経過している場合、そ
の検出値が基準値以下の時(ステップ19)その検出値
を基準値に更新するとともに汚れ度が最低の「小
(停)」以外の時は汚れ度を1段階下げて、それに対応
して送風部5も風量を1段階下げ(ステップ16)、そ
の検出値が基準値を超える時(ステップ19)基準値は
更新せずにそのままで、汚れ度が最低の「小(停)」以
外の時は汚れ度を1段階下げて、それに対応して送風部
5も風量を1段階下げ(ステップ20)、以後10分の
間隔で検出値の変化を検知していく。
【0022】ちなみに本実施例のガスセンサーは、送風
が停止してからの温度上昇による検出値の増加が、増加
方向の感度の「高」の感度電圧より小さいものを使用し
ており、汚れ度が一定な限り送風が停止することによる
温度上昇が原因で、基準値や汚れ度が更新されることは
ない。
が停止してからの温度上昇による検出値の増加が、増加
方向の感度の「高」の感度電圧より小さいものを使用し
ており、汚れ度が一定な限り送風が停止することによる
温度上昇が原因で、基準値や汚れ度が更新されることは
ない。
【0023】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば送風部
と、空気中の汚れを検出する検知部と、この検知部から
の検出値が予め設定した感度を越えて変化した時風量を
変更する制御部とを備える空気清浄器に於いて、空気の
汚れの増加に反応して風量を上げる感度を、空気の汚れ
の減少に反応して風量を下げる感度より小さく設定する
ことにより、汚れの増加には素早く風量を上げて汚れの
増加を抑え、汚れの減少には充分汚れが減少してから風
量を下げることにより汚れの変化に即した自動運転が出
来る。また、送風の影響により冷却される位置に検知手
段を設けても、汚れの減少方向の感度を大きく設定して
いることにより、送風の影響による誤動作を防止出来
る。
と、空気中の汚れを検出する検知部と、この検知部から
の検出値が予め設定した感度を越えて変化した時風量を
変更する制御部とを備える空気清浄器に於いて、空気の
汚れの増加に反応して風量を上げる感度を、空気の汚れ
の減少に反応して風量を下げる感度より小さく設定する
ことにより、汚れの増加には素早く風量を上げて汚れの
増加を抑え、汚れの減少には充分汚れが減少してから風
量を下げることにより汚れの変化に即した自動運転が出
来る。また、送風の影響により冷却される位置に検知手
段を設けても、汚れの減少方向の感度を大きく設定して
いることにより、送風の影響による誤動作を防止出来
る。
【図1】この発明一実施例及び従来例の空気清浄器の基
本ブロック図。
本ブロック図。
【図2】この発明一実施例を付した空気清浄器のフロー
チャート図。
チャート図。
1 空気清浄器本体 2 制御部 5 送風部 6 検知部 7 検知手段 9 比較部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本間 隆 新潟県三条市東新保7番7号 株式会社コ ロナ内
Claims (1)
- 【請求項1】 送風部5と、空気中の汚れを検出する検
知部6と、この検知部6からの検出値が予め設定した感
度を越えて変化した時風量を変更する制御部2とを備え
る空気清浄器に於いて、空気の汚れの増加に反応して風
量を上げる感度を、空気の汚れの減少に反応して風量を
下げる感度より小さく設定したことを特徴とする空気清
浄器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5281610A JPH07113537A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 空気清浄器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5281610A JPH07113537A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 空気清浄器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07113537A true JPH07113537A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17641539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5281610A Pending JPH07113537A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 空気清浄器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07113537A (ja) |
-
1993
- 1993-10-15 JP JP5281610A patent/JPH07113537A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003103129A (ja) | 空気清浄機及び空気清浄機の運転方法 | |
JPH07113537A (ja) | 空気清浄器 | |
JP3463723B2 (ja) | 空気清浄機の制御装置 | |
JPH07113536A (ja) | 空気清浄器 | |
JPH07113538A (ja) | 空気清浄器 | |
JP3649919B2 (ja) | 空気清浄装置 | |
JPH08238410A (ja) | 空気清浄機 | |
JPH02135119A (ja) | 空気清浄機 | |
JP2001201141A (ja) | 空気清浄機の制御装置 | |
JP3849503B2 (ja) | 空気清浄機の制御装置 | |
JPH084092Y2 (ja) | 空気清浄機 | |
JPH01228521A (ja) | 空気清浄機 | |
JP3565053B2 (ja) | 汚染検出装置及び汚染検出装置を備えた空気調和装置 | |
JP2618134B2 (ja) | 換気扇自動運転装置 | |
JP2000121136A (ja) | 空気清浄機の制御装置 | |
JPH0217912A (ja) | 空気清浄機 | |
JP2512122B2 (ja) | 空気清浄器 | |
JPH0283014A (ja) | 空気清浄装置 | |
JP2009119432A (ja) | 空気清浄機 | |
JPH07113539A (ja) | 空気清浄器 | |
JP2647938B2 (ja) | 空気清浄機 | |
JPH10249135A (ja) | 空気清浄器 | |
JP2563263B2 (ja) | 空気清浄機 | |
JPH10122616A (ja) | 空気清浄機の制御装置 | |
JP3399188B2 (ja) | 空気清浄機の制御装置 |