JPH07113425B2 - 竪型チェッキ弁 - Google Patents

竪型チェッキ弁

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JPH07113425B2
JPH07113425B2 JP17691693A JP17691693A JPH07113425B2 JP H07113425 B2 JPH07113425 B2 JP H07113425B2 JP 17691693 A JP17691693 A JP 17691693A JP 17691693 A JP17691693 A JP 17691693A JP H07113425 B2 JPH07113425 B2 JP H07113425B2
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flapper
small
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check valve
valve seat
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台 弘 幸 中
針 保 明 小
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小流量検知機能を備えた
複合型の竪型チェッキ弁に関する。
【0002】
【従来の技術】給水ポンプから送り出された水を、所定
の箇所に給水する給水系においては、その給水管路中の
流量を検知し、水の送給量を正確に制御するためのフロ
ースイッチが用いられている。
【0003】また、通常の給水系においては、停電時な
どポンプが停止した際生ずるウオーターハンマーを防止
するため、チェッキ弁が配設され、ポンプ、配管機器類
の保護が図られている。
【0004】また、配管スペースを有効に使うため、小
流量検知機能とチェッキ弁機能を併せもった複合型チェ
ッキ弁が開発されている(特願昭57−13720
4)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、小流量
検知機能を有する複合型チェッキ弁が開発されている。
この複合型チェッキ弁において、大フラッパに取付けら
れた小フラッパにより小流量が検知される。一般にチェ
ッキ弁は、流れ方向が水平の横型のものと、流れ方向が
垂直の竪型のものとがある。しかしながら、竪型チェッ
キ弁においては、大フラッパが水平に配置される構造と
なるため、大フラッパに取付けられた小フラッパのもつ
重量のためにきわめて小流量の流体に対しては小フラッ
パが揺動しないことがある。
【0006】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、竪型チェッキ弁において小流量検知用の小
フラッパを確実に動作させることができる竪型チェッキ
弁を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、下方の流入口
と、上方の流出口と、流入口近傍に形成された弁座とを
有する中空状の竪型ケーシングと、前記ケーシング内に
揺動自在に配設され、前記弁座と当接してこれを閉止す
る大フラッパと、前記大フラッパを貫通して設けられ、
前記流入口近傍の流入端と前記ケーシング内で側方に開
口した流出端とを有する連通孔と、この流出端に設けら
れた小弁座と、前記大フラッパの流出端に垂直方向に配
置され、前記小弁座と当接してこれを閉止する揺動自在
の小フラッパと、前記小フラッパに近接して配置され小
フラッパの摺動運動を検知する小フラッパ用検知スイッ
チとを備えたことを特徴とする竪型チェッキ弁である。
【0008】
【作用】本発明によれば、小流量の流体が下方からケー
シングの流入口に流入すると、流体は流入端から連通孔
を経て流出端に達して小フラッパを揺動させ、小フラッ
パの揺動運動を小フラッパ用検知スイッチが検知する。
小フラッパは垂直方向に配置されているので、きわめて
小流量の流体に対しても容易に揺動することができる。
次に流体が大流量流れると大フラッパが揺動し、流体は
ケーシング内から、流出口を経て上方に流出する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1および図2は、本発明による竪型チェ
ッキ弁の一実施例を示す図である。
【0010】図1および図2において、竪型チェッキ弁
は下方の流入口12と上方の流出口13とを有するケー
シング11を備えており、流体はケーシング11内を図
1の下方から上方へ流れるようになっている。
【0011】また、ケーシング11の流入口12近傍に
は弁座14が設けられ、さらにケーシング11内に弁座
14と当接してこれを閉止する大フラッパ15が揺動自
在に設けられている。また大フラッパ15には、大フラ
ッパ15を貫通する連通孔31が設けられ、この連通孔
31は流入口12近傍に配置され下方に開口する流入端
31aと、ケーシング11内に配置され側方に開口した
流出端31bとを有し、断面逆L字状の構造となってい
る。
【0012】また、流出端31bには、小弁座44が取
付けられており、さらに大フラッパ15の連通孔31の
流出端31bには、小弁座44と当接してこれを閉止す
る小フラッパ32が揺動自在に設けられている。すなわ
ち小フラッパ32は、流体の流れが停止した場合、垂直
方向に位置し、またケーシング11内に小流量が流れる
と、軸45を中心として図1の反時計方向に揺動するよ
うになっている。
【0013】図1に示すように、小フラッパ32の下端
には、マグネット40が固着されている。またケーシン
グ11内には、小フラッパ32のマグネット40に対向
する位置に、スイッチカバー37によって覆われたリー
ドスイッチ39が設けられている。さらに、小フラッパ
32の上端部32aは図1において右方へ折曲がり、こ
の小フラッパ32の上端部32aには回転作動体33の
係合部33aが係合するようになっている。すなわち、
修理等のために流体の流れを停止させ、チェッキ弁より
上方の流体を落下させる場合、回転作動体33に固定さ
れたハンドル35を図1において反時計方向に回転させ
ることにより、係合部33aを小フラッパ32の上端部
32aに係合させて小フラッパ32を反時計方向に回転
させる。このように小フラッパ32を開とすることによ
り、大フラッパ15より上方の流体を連通孔31を介し
て下方へ落下させることができる。
【0014】一方、大フラッパ15は、ケーシング11
に取付けられた軸21を中心として揺動するようになっ
ている。また軸21外周には両端が各々ケーシング11
内面と大フラッパ15上面に当接して、大フラッパ15
を図1の時計方向に回転させるスプリング20が取付け
られている。さらに大フラッパ15の軸21側には、カ
ム18が固着されている。またこのカム18は、ケーシ
ング11に設けられたステム26と協働するようになっ
ている。ステム26は、ケーシング11に取付プラグ2
3により固定された管柱25内を摺動するようになって
おり、ステム26の外側端にはマグネット26aが固着
されている。また管柱25の外側端は密閉プラグ29に
より密閉されており、ステム26のマグネット26aと
密閉プラグ29との間には、ステム26を図1の右方へ
付勢するスプリング27が介在されている。
【0015】さらに管柱25の外方には、ブラケット4
1によって固定されたリードスイッチ42が取付けられ
ており、このリードスイッチ42はマグネット26aに
より作動する。さらに、ステム26が収納された管柱2
5およびリードスイッチ42等は全体としてカバー30
によって覆われている。
【0016】次にこのような構成からなる本実施例の作
用について説明する。まず、流体の停止時、大フラッパ
15および小フラッパ32は、図1の実線位置にある。
次に流体が図1の下方から上方へ向って流れる。流体が
小流量の場合、流入口12からケーシング11内に流入
する流体は、その後流入端31aから連通孔31内を通
って流出端31bに達し、小フラッパ32を反時計方向
に揺動させる。その後、流体はケーシング11内から流
出口13を経て上方へ流れていく。
【0017】小フラッパ32の揺動により、小フラッパ
32下端に設けられたマグネット40がリードスイッチ
39を作動させ、このリードスイッチ39の作動により
小流量の検知が行なわれる。
【0018】この場合、小フラッパ32は垂直方向に配
置されているので、流体がきわめて小流量の場合であっ
ても、小フラッパ32を確実に揺動させることができ
る。
【0019】すなわち、小フラッパ32を水平方向に配
置した場合は、マグネット40を含んだ小フラッパ32
全体の重量を持上げる必要がある。このため水平方向に
配置した場合、小フラッパ32の揺動初期には小フラッ
パ32を揺動させるために最大の作動モーメントが必要
となり、その後、小フラッパ32の揺動に応じて小フラ
ッパ32の重心が軸側へ移動し、作動モーメントが減少
していく。
【0020】これに対して本発明のように小フラッパ3
2を垂直方向に配置した場合は、小フラッパ32の揺動
初期において最小の作動モーメントで小フラッパ32を
揺動させることができる。このため、きわめて小流量で
あっても、確実に小フラッパ32を揺動させることがで
きる。この場合は、小フラッパ32の揺動に応じて小フ
ラッパ32の重心が軸45から離れるので作動モーメン
トは徐々に増加していく。
【0021】次に流量が大きくなってケーシング11の
流入口12に大流量の流体が流入すると、スプリング2
0の力に抗して大フラッパ15が軸21を中心として図
1の反時計方向に揺動する(図1の2点鎖線位置)。こ
の場合、流入口12に流入した流体は、その後整流体4
6によって整流され、ケーシング11内から流出口13
を経て外方へ流れていく。
【0022】また、大フラッパ15が反時計方向に回転
して開となると、カム18がステム26を図1の左方向
へスプリング27の力に抗して移動させる。この場合、
ステム26の左端に設けられたマグネット26aがリー
ドスイッチ42を作動させ、リードスイッチ42の作動
により大流量が検知される。このように流体の大流量を
検知することにより、例えば図示しないポンプの運転台
数を増加させることができる。
【0023】流体の流れが停止すると、大フラッパ15
がスプリング20の力により図1の時計方向に揺動して
元の位置まで戻り弁座14に当接する(図1の実線位
置)。なお、大フラッパ15より上方の流体を引抜きた
い場合は、ハンドル35を反時計方向に回転する。そし
てハンドル35に固定された回転作動体33の係合部3
3aを小フラッパ32の先端部32aに係合させること
により、小フラッパ32を開として大フラッパ15より
上方の流体を連通孔31から流入口12側へ引抜くこと
ができる。
【0024】以上本実施例によれば、大フラッパ15の
流出端31bに設けられた小フラッパ13を垂直方向に
配置したので、流体がきわめて小流量流れる場合でも、
小フラッパ13を確実に揺動させることができ、流体の
小流量を小フラッパ用リードスイッチ39により確実に
検知することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
小フラッパが大フラッパの連通孔流出端に垂直方向に配
置されているので、きわめて小流量の流体に対しても小
フラッパが揺動することができ、小フラッパ用検知スイ
ッチがこの小フラッパの揺動運動を検知する。このた
め、従来の竪型チェッキ弁では困難であった小流量の検
知を確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による竪型チェッキ弁の一実施例に示す
側断面図。
【図2】図1に示す竪型チェッキ弁の上面図。
【符号の説明】
11 ケーシング 12 流入口 13 流出口 14 弁座 15 大フラッパ 18 カム 26 ステム 26a マグネット 31 連通孔 31a 流入端 31b 流出端 32 小フラッパ 39 リードスイッチ 40 マグネット 42 リードスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下方の流入口と、上方の流出口と、流入口
    近傍に形成された弁座とを有する中空状の竪型ケーシン
    グと、 前記ケーシング内に揺動自在に配設され、前記弁座と当
    接してこれを閉止する大フラッパと、 前記大フラッパを貫通して設けられ、前記流入口近傍の
    流入端と前記ケーシング内で側方に開口した流出端とを
    有する連通孔と、 この流出端に設けられた小弁座と、 前記大フラッパの流出端に垂直方向に配置され、前記小
    弁座と当接してこれを閉止する摺動自在の小フラッパ
    と、 前記小フラッパに近接して配置され小フラッパの揺動運
    動を検知する小フラッパ用検知スイッチとを備えたこと
    を特徴とする竪型チェッキ弁。
  2. 【請求項2】大フラッパにはカムが固定され、ケーシン
    グに前記カムと協働して往復運動するステムを設けると
    ともに、このステムに近接してステムの往復運動を検知
    する大フラッパ用検知スイッチを設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の竪型チェッキ弁。
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JP5121072B2 (ja) * 2009-05-26 2013-01-16 株式会社電業社機械製作所 スイング逆止弁

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