JPH07113266B2 - 止縁用化粧カバー - Google Patents

止縁用化粧カバー

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JPH07113266B2
JPH07113266B2 JP9223688A JP9223688A JPH07113266B2 JP H07113266 B2 JPH07113266 B2 JP H07113266B2 JP 9223688 A JP9223688 A JP 9223688A JP 9223688 A JP9223688 A JP 9223688A JP H07113266 B2 JPH07113266 B2 JP H07113266B2
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英喜 滝口
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株式会社アイジー技術研究所
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は乾式壁材の端部、および乾式壁材を用いて形成
した壁体における乾式壁材の上端部を被覆する止縁の止
縁用化粧カバーに関するものである。さらに詳しくは、
係止体と化粧カバーの2部材からなる止縁の止縁用化粧
カバーに関するものである。
〔従来の技術〕 従来、乾式壁材を用いて壁体を形成する際、乾式壁材の
長手方向端部、および軒天等における上端部を被覆する
には、例えば第13図(a)に示すような断面略コ字状の
部材(止縁)A′を用いていた。しかしながら、この種
止縁A′は、乾式壁材の端部をコ字状部分に挿入するこ
とにより被覆するタイプであるため、乾式壁材を挿入す
る際に止縁A′に無理な力が加わり、変形してしまう欠
点があった。このため(b)図に示すように係止体A″
aと化粧カバーA″1の2部材からなる止縁A″も上市さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこの種止縁A″は、係止体A″2と化粧カ
バーA″1とで乾式壁材を挟持するタイプであるため、
係止体A″2と化粧カバーA″1間の高さとほぼ等しい乾
式壁材にしか用いられない不利があった。また、同じ乾
式壁材を用いる場合でも段張り状の乾式壁材で壁体を形
成する際、軒天部等の乾式壁材の上端部を被覆するに
は、長手方向端部を被覆する止縁と異なる大きさの止縁
を用いなければならない欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような点を鑑み、係止体と化粧カバーの2
部材からなる止縁に用いられる止縁用化粧カバーを、化
粧面部と係止部とから断面を略L字状に形成し、かつ、
化粧面部の先端に断面弓状のスプリング片を係合部に向
かって形成することにより、各種厚さの乾式壁材に用い
ることのできる止縁用化粧カバーを提案するものであ
る。
〔実施例〕
以下に図面を用いて本発明に係る止縁用化粧カバー(以
下、単にカバーという)について詳細に説明する。第1
図は上記カバーAの代表的一実施例を示すものであり、
1は化粧面部、6は係合部、10はスプリング片である。す
なわち化粧面部1は乾式壁材の端部(側端部、上端部)
を被覆する部分である。この化粧面部1は、化粧面2を
主とし、必要に応じて係合部6と反対側側面に設ける化
粧側壁3、化粧側壁3の先端を内方へ屈曲した受け片4
を設けたり、また化粧面2と係合片7との中間に化粧突
起5を形成することもできる。この化粧側壁3は、壁体
に止縁による立体的アクセントを付加するのに効果のあ
るものである。また受け片4は、スプリング片10を化粧
面部1、係合部6と別体とした際の接着、装着部として機
能するものである。なお、受け片4は化粧側壁3と相俟
ってスプリング片10に付加される力がスプリング片10
みで吸収しきれない場合の第2次緩衝部としても機能
し、化粧面2の変形を阻止するのにも役立つものであ
る。また化粧突起5は、カバーAを係止する係止体が外
観に表われないように覆うためのものである。係合部6
はカバーAを係止体に固定するためのものであり、係止
体のカバーAを係止する係止部の形状に応じて種々変化
するものである。すなわち係合部6は係止体として第2
図(a)〜(j)に示すように断面略U字状の係止溝1
1、および係止溝11内に突出した係止突起12からなる係
止部13を有する係止体Bを用いる場合は、係止溝11に挿
入する係合片7と、係止突起12と係合しあうように係合
片7の先端、あるいは途中に設けた係合突起8と、必要
によって係合片7の先端をはぜ状に屈曲した舌片9とか
ら構成する。なお、第1図においては係合突起8は舌片
9を部分的に突出させることによって形成しているが、
舌片9全体を係合突起8としたり、係合片7の途中を屈
曲、打抜き、プレス等することによって形成することも
できる。スプリング片10は化粧面部1の先端に係合部6
向に突出させた断面弓状のものであり、弾性、可撓性の
ある素材からなるものである。さらに説明を加えると、
スプリング片10は、乾式壁材の化粧面と接触し、防水性
を付与するものであり、種々の厚さの乾式壁材を用いて
も同一のカバーAを用いることができるように弾性、可
撓性を有する素材で、かつ、断面弓状に形成したもので
ある。これは、カバーAは係止体、乾式壁材を固定した
後、乾燥壁材の表面(化粧面)側から装着するため、弓
状断面とすることにより、スプリング片10の弾性を十分
に活用しながら、乾式壁材の表面を損傷することなく装
着できるものである。なお、カバーAの素材としては、
カラー鋼板、アルミニウム板、銅板、塩ビ鋼板、ステン
レス板、サンドイッチ鋼板、クラッド鋼板等の金属板、
あるいは合成樹脂板であり、これらをロール成形、プレ
ス成形することによって形成したり、またアルミニウム
合金、合成樹脂等の素材を押出成形、射出成形すること
によって成形したものである。また、スプリング片10
は、化粧面部1と同一素材で連続して形成したり、別素
材を貼着することによって形成することもできる。この
場合、スプリング片10と化粧面部1は受け片4で接着剤
による貼着、スポット溶接による貼着、あるいは鈎継ぎ
によって一体化したり、スプリング片10として合成樹脂
を素材として用いた場合は熱融着によって一体化するこ
とができる。
次に施工例について簡単に説明する。いまカバーAとし
て第1図に示すもの、係止体Bとして第2図(a)に示
すものを用い第3図(a)、(b)に示すように施工す
ると仮定する。なお、係止体Bは固定部14と係止部13
から断面を略L字状とすると共に、係止部13を係止溝1
1、係止突起12から形成したものである。そこで、主
柱、間柱、胴縁等からなる下地αの所定位置に係止体B
の固定部14を釘等の固定具βで固定する。次に乾式壁材
Cを下地α上に配設し、壁面を形成する。次にカバーA
の係合部6を係止体Bの係止部13に嵌め込むことにより
施工が完了する。この場合(a)、(b)図に示すよう
に乾式壁材Cの厚さH1、H2が変化しても、スプリング片
10がその弾性、可撓性により弁的機能を果たし、絶えず
乾式壁材Cと接触しているため、防水性が維持されるこ
とになる。
以上説明したのは本発明に係るカバーAの一実施例にす
ぎず、第4図(a)〜(d)〜第12図(a)〜(x)に
示すように形成することもできる。すなわち第4図
(a)〜(d)は化粧面部1の変形例であり、(a)図
は化粧突起5を除去した化粧面部1、(b)図は受け片
4を化粧面2とほぼ平行に形成した化粧面部1、(c)
図は化粧側壁3を除去した化粧面部1、(d)図は化粧
面2に化粧溝2aを形成した化粧面部1である。また第5
図(a)〜(i)〜第7図(a)〜(j)は係合突起8
の変形例であり、第5図(a)〜(i)は舌片9、ある
いは舌片9の一部を係合突起8として用いた例であり、
第6図(a)〜(e)は係合片7の途中を屈曲すること
により形成した係合突起8、第7図(a)〜(j)は係
合片7の途中を打抜き、プレス加工をすることで形成し
た係合突起8である。さらに第8図(a)〜(e)はス
プリング片10と化粧面部1との貼着状態例であり、
(a)図は受け片4の化粧面2と反対面に貼着したスプ
リング片10、(b)図は化粧面2の裏面に貼着したスプ
リング片10、(c)〜(e)図は鈎継ぎによって配設し
たスプリング片10である。さらに第9図(a)〜(c)
はスプリング片10の変形例で、特に(b)図はスプリン
グ片10の表面にパッキング材10aを貼着し、スプリング
10と乾式壁材Cとの密着性を向上し、防水性をより向
上したものである。また第10図(a)〜(e)はカバー
Aを押出成形によって形成した例である。また、係止体
Bとして第11図(a)〜(p)に示すように、係止部13
を係止片11a、係止突起12から形成した場合は、第12図
(a)〜(x)に示すように係合部6を係合溝7aと係合
突起8から形成したカバーAとすることができる。な
お、図示しないが、少なくとも化粧面部1の任意範囲に
エンボス加工を施すことも可能である。もちろん、第4
図(a)〜(d)〜第10図(a)〜(e)、および第12
図(a)〜(x)を各々組み合わせたカバーAとするこ
とも可能である。
〔発明の効果〕 上述したように、本発明に係るカバーによれば、厚さの
異なる乾式壁材を被覆する際も同一のものを用いること
ができ、かつ、防水性を付加することができる。また、
スプリング片は弓状としているため、乾式壁材の表面を
損傷することなく配設することができる。等の効果、特
徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る止縁用化粧カバーの代表的一実施
例を示す斜視図、第2図(a)〜(j)および第11図
(a)〜(p)は止縁用化粧用カバーを係合するための
係止体の例を示す説明図、第3図(a)、(b)は施工
例を説明する説明図、第4図(a)〜(d)、第5図
(a)〜(i)、第6図(a)〜(e)、第7図(a)
〜(j)、第8図(a)〜(e)、第9図(a)〜
(c)、第10図(a)〜(e)、および第12図(a)〜
(x)はその他の実施例を示す説明図、第13図(a)、
(b)は従来の止縁の例を示す説明図である。 A……止縁用化粧カバー、1……化粧面部、6……係合
部、10……スプリング片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乾式壁材の長手方向端部、軒部における上
    端部を係止体と化粧カバーを用いて被覆する止縁の止縁
    用化粧カバーにおいて、化粧面部と係合部とから断面を
    略L字状に形成すると共に、該化粧面部の先端に係合部
    に向かって突出した断面弓状のスプリング片を設けたこ
    とを特徴とする止縁用化粧カバー。
JP9223688A 1988-04-13 1988-04-13 止縁用化粧カバー Expired - Fee Related JPH07113266B2 (ja)

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