JPH07112967B2 - 粉末染毛剤 - Google Patents

粉末染毛剤

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JPH07112967B2
JPH07112967B2 JP1351891A JP1351891A JPH07112967B2 JP H07112967 B2 JPH07112967 B2 JP H07112967B2 JP 1351891 A JP1351891 A JP 1351891A JP 1351891 A JP1351891 A JP 1351891A JP H07112967 B2 JPH07112967 B2 JP H07112967B2
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幸夫 鷲尾
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ホーユー株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は頭髪等を染める粉末染毛
剤に関し、詳細には油性成分を含む粉末染毛剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、頭髪等に対する染毛剤として、粉
末状の酸化染料と粉末状の酸化剤とを混合して1包とし
て使用直前に水等の溶媒を加えて染毛液を調整する1剤
型の粉末染毛剤や、粉末状の酸化染料と粉末状の酸化剤
とを分包した2剤型の粉末染毛剤があった。これらの粉
末染毛剤は、いずれも粉末状であることから、製造管理
及び輸送が容易であることや、使用方法が簡便で小分け
使用ができることや、軽量で携帯に便利であるなどの利
点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、その一方、従
来の粉末染毛剤では、染毛後に毛髪がパサつき、感触や
艶等の仕上がりが悪いといった欠点があった。また、従
来の粉末染毛剤は、染毛時の操作性においても、以下に
述べるような欠点を有していた。即ち、従来の粉末染毛
剤は、水に溶解すると急激に粘度が高くなり、まま粉の
状態となりやすいため均一に分散させることが難しいと
いう欠点があった。これは、染毛液の粘度を調節するた
めに、デンプン等の天然高分子やカルボキシメチルセル
ロースなどの成分を含有するためである。又、粉末染毛
剤を溶媒に溶解した染毛液を毛髪に塗布する際に、染毛
液が粉っぽく、ザラつくという欠点があった。また、こ
の染毛液を毛髪に塗布する際や、放置している間に、徐
々に乾燥していくため、コームスルーが重くなり、均一
に毛髪に塗布しにくいという欠点があった。
【0004】上記述べたような、従来の粉末染毛剤の欠
点は、染毛後の毛髪の艶や手触りを良くするための油性
成分を配合したり、保湿効果を高める尿素を配合するこ
とによって防ぐことができると考えられる。しかし、こ
れらの油性成分は、融点がほぼ50〜60℃と低いか、
あるいは常温にて液状のものであるため、そのまま粉末
染毛剤に配合することができないという問題があった。
また、尿素は吸湿性が強いため、流通保存時に吸湿して
しまう恐れがあり、そのまま粉末染毛剤に配合すること
ができないという問題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決し、油性成分を尿
素包接化合物として配合したことによって、染毛後の毛
髪の仕上がりがよく、また、染毛時の操作性にも優れた
粉末染毛剤を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の粉末染
毛剤は、油性成分を尿素包接化合物として配合すること
を要旨とする。
【0007】本発明にて配合される油性成分は、染毛後
の毛髪の艶や手触りなど仕上がりをよくするために配合
されるもので、例えば、炭化水素類、高級アルコール
類、脂肪酸エステル類、高級脂肪酸類及び界面活性剤が
挙げられる。炭化水素類としては、n−パラフィン等が
利用できる。高級アルコール類としては、セチルアルコ
ール、オレイルアルコール、ラウリルアルコール、ステ
アリルアルコール、セトステアリルアルコール、ミリス
チルアルコール及びベヘニルアルコール等が利用でき
る。脂肪酸エステル類としては、ミリスチン酸イソプロ
ピル、ミリスチン酸ブチル、パルミチン酸イソプロピ
ル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸メチル及びオレ
イン酸エチル等が使用できる。高級脂肪酸類としては、
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、ベヘニン酸、オレイン酸及びヤシ油脂肪酸などが利
用できる。また、界面活性剤としては、ポリオキシエチ
レンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエー
テル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオ
キシエチレンベヘニルエーテル及びポリオキシエチレン
オレイルエーテル等が利用できる。ここで、エチレンオ
キサイドの付加モル数は、1〜5のものが好ましい。以
上挙げた物質の中でも、オレイルアルコール、ミリスチ
ン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステア
リン酸ブチル、セチルアルコール及びオレイン酸が特に
好ましい。
【0008】上記、油性成分を尿素包接化合物とするに
あたって、尿素と油性成分との割合は、重量比で、9:
1〜1:1が好ましい。また、尿素包接化合物としての
配合量は、染毛剤の全組成(2剤型の場合は、2剤を混
合した後の全組成)に対して、0.1〜30重量%が好
ましく、更に好ましくは、1〜20重量%である。
【0009】また、油性成分を尿素により包接する方法
としては、通常の方法が利用できる。例えば、油性成分
を尿素の飽和水溶液または飽和メタノール溶液と混合し
てかき混ぜる。この時、油性成分をエチルメチルケト
ン、イソブチルメチルケトン,sec−ブチルアルコー
ル又は塩化メチレン等に溶解しておけば、包接化合物の
生成がより促進される。このようにして得られた包接物
の結晶を、濾過、洗浄・乾燥すれば、油性成分の尿素包
接化合物が得られる。この尿素包接化合物は、染毛液を
調製する際には、簡単に溶解し、また、尿素自体は人体
に対して悪影響を与えることはない。尚、油性成分を2
種以上用いる場合は、それらを混合して尿素包接化合物
とする処理をしてもよい。
【0010】本発明で対象となる染毛剤は、例えば、粉
末状の酸化染料と粉末状の酸化剤とを混合して1包とし
た1剤型の粉末染毛剤や、粉末状の酸化染料と粉末状の
酸化剤とを分包した2剤型の粉末染毛剤や、更に酸化染
料を含む第1剤が粉末で酸化剤を含む第2剤が液状であ
る2剤型の染毛剤が挙げられる。
【0011】本発明の酸化染毛剤の酸化染料として通常
用いられる酸化染料中間体としては、フェニレンジアミ
ン類、アミノフェノール類、トルイレンジアミン類、ア
ミノニトロフェノール類、ジフェニルアミン類、ジアミ
ノフェニルアミン類、N−フェニルフェニレンジアミン
類、ジアミノピリジン類等及びそれらの塩類の1種又は
2種以上が挙げられる。また、カップラーとして、レゾ
ルシン、ピロガロール、カテコール、メタアミノフェノ
ール又はメタフェニレンジアミン等を配合することがで
きる。また、上記物質の他、「染毛剤原料規格」(改訂
第3版、昭和60年5月発行、日本ヘアカラー工業会発
行)に掲載された化合物を用いることができる。これら
の染料成分としては、全組成物100重量部当り、0.
1〜40重量部の範囲で配合される。
【0012】また、酸化剤としては、過ほう酸ナトリウ
ム、過酸化尿素、過酸化メラニン、硫酸ナトリウム・過
酸化水素付加物、ピロ燐酸ナトリウム・過酸化水素付加
物、第2燐酸ナトリウム・過酸化水素付加物、過酸化水
素又は過炭酸ナトリウムなどが挙げられる。
【0013】その他、本発明の粉末染毛剤には、増粘
剤、界面活性剤、ポリペプタイド、pH調製剤及びアル
カリ剤等を適宜配合する。増粘剤としては、デンプン
質、海藻類、アルギン酸ナトリウム、メチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、ポリアクリル酸ソーダ、グアーガム、キサンタンガ
ム及び第4級窒素含有セルロースエーテル等が利用でき
る。また、界面活性剤としては、高級アルキルベンゼン
スルホン酸塩、脂肪酸石鹸、高級アルキルスルホン酸
塩、高級アルキル燐酸エステル等が利用できる。また、
ポリペプタイドは、毛髪を保護するために配合されるも
ので、コラーゲン、ケラチン、エラスチン、フィブロイ
ン、コンキオリン、大豆蛋白、カゼイン等の蛋白質を、
酸、アルカリ及び酵素などにより加水分解した加水分解
物が利用できる。更に、4級化したカチオン変性蛋白質
も利用できる。また、pH調製剤としては、硫酸アンモ
ニウム、硝酸アンモニウム、炭酸アンモニウム、塩化ア
ンモニウム、燐酸第1アンモニウム、燐酸第2アンモニ
ウム、クエン酸、酒石酸、乳酸、コハク酸等が利用でき
る。また、アルカリ剤は、毛髪を膨潤させて染毛しやす
くするために配合されるもので、炭酸ナトリウム、ケイ
酸ナトリウムなどが利用できる。
【0014】上述の各原料粉末を乾燥後、混合して、粉
末染毛剤を製造する。この粉末染毛剤を使用する場合
は、水などの溶媒に粉末染毛剤を8.0〜25重量%の
濃度となるように溶いて、ペースト状の染毛液を調製
し、これをクシ、ブラシあるいは手で毛髪に塗布する。
【0015】上記粉末染毛剤に、油性成分を尿素包接化
合物として配合することにより染毛後の毛髪の仕上がり
がよく、また、染毛時の操作性にも優れた粉末染毛剤を
提供できるのは、以下の理由によるものであると考えら
れる。即ち、毛髪の仕上がりをよくする油性成分を、尿
素包接化合物とすることにより、安定性に優れた粉末と
して粉末染毛剤に配合することが可能となる。上記尿素
包接化合物は、水などの溶媒に簡単に溶けて尿素と油性
成分とに分解する。そのため、油性成分は、染毛液中
で、その本来の働きを発揮することができる。この油性
成分の働きにより、染毛後の毛髪の仕上がりをよくし、
また、染毛液にクリーミーな性状を与え、染毛時の操作
性を向上できる。また、尿素は保湿性を持つため、染毛
液の塗布時の乾燥を阻止し、コームスルーをスムーズに
することができ、染毛時の操作性を向上できる。
【0016】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。なお、表については、明細書の最後の部分にま
とめて記載した。 <比較試験1>本発明による1剤型の粉末染毛剤である
実施例1及び2と、比較例1及び2とを、表1に示す組
成で調製した。表1において、比較例1の無水硫酸ナト
リウムは、全体を100gとするために配合するもの
で、染毛力その他への影響は無い。
【0017】上記実施例1及び2と、比較例1とについ
て、粉末染毛剤20gを100mlの水に溶かしたもの
を白髪に塗布し、常温で20分間放置した後、シャンプ
ーを用いて洗髪した。この染毛において、染毛時の操作
性と毛髪の仕上がりについて、以下に示す様な評価を行
った。評価 (1)混合操作・状態 実施例1及び2と比較例1の粉末染毛剤を100mlの
水に溶かした際の混合作業性及び混合状態を10名のパ
ネラーにより、評価した。評価の結果を表2に示す。 (2)伸展性・易塗布性 実施例1及び2と比較例1の粉末染毛剤を用いて、各1
0名のパネラーにより、毛髪に塗布する際の伸展性・易
塗布性について評価した。評価の結果を表3に示す。 (3)毛髪の仕上がり 実施例1及び2と比較例1の粉末染毛剤を用いて、各1
0名のパネラーにより、染毛した後の毛髪の仕上がりに
ついて評価した。評価の結果を表4に示す。表2〜4に
示されたように、実施例1及び2は、いずれも比較例1
に比べて、粉末染毛剤を水と混合する際に、混合し易
く、しかも均一な状態に混合でき、また、毛髪に塗布す
る際も、伸びが良く塗布し易い等、染毛時の操作性が優
れていた。更に、毛髪の仕上がりも、パサツキなく、感
触及び艶が良く仕上がる。また、粉末染毛剤の保存安定
性を調べるために、以下の実験を行った。即ち、実施例
2と比較例2との粉末染毛剤を、温度40℃、相対湿度
(RH)75%のもとに、6カ月保存する加速試験を行
った。この加速試験は、室温で3年以上保存した場合の
安定性試験データにほぼ匹敵するものと判断して差し支
えないとされるものである。この加速試験の結果、実施
例2の粉末染毛剤は、外観に異常がなかった。一方、比
較例2の粉末染毛剤は、吸湿してべた付き、黒く着色し
ていた。
【0018】以上示したように、油性成分を尿素包接化
合物として含む実施例2の粉末染毛剤は、単に油性成分
と尿素を混合して配合した比較例2の粉末染毛剤に比べ
て、高温・高湿度下においても、安定な粉末状態を保つ
ことができる。 <実施例3>以下の組成の粉末染毛剤20gを水100
mlに溶かし染毛液を調製し、これを白髪の混じった毛
髪に塗布し、30分放置後シャンプーして乾燥させたと
ころ、染毛時の操作性及び毛髪の仕上がりがよく、自然
な黒色に染毛された。
【0019】 パラフェニレンジアミン 2.0重量% メタアミノフェノール 0.3重量% 塩酸メタフェニレンジアミン 0.1重量% レゾルシン 0.5重量% パルミチン酸イソプロピル(尿素包接化合物) 7.0重量% オレイン酸(尿素包接化合物) 3.0重量% ピロリン酸ナトリウム・過酸化水素付加物 30.0重量% ケイ酸ナトリウム 20.0重量% カルボキシメチルセルロース 29.0重量% ラウリル硫酸ナトリウム 8.0重量% 香料 0.1重量% <実施例4>以下の組成の粉末染毛剤20gを水100
mlに溶かし染毛液を調製し、これを白髪の混じった毛
髪に塗布し、30分放置後シャンプーして乾燥させたと
ころ、染毛時の操作性及び毛髪の仕上がりがよく、明る
い自然な栗色に染毛された。
【0020】 パラトルイレンジアミン硫酸塩 2.0重量% メタアミノフェノール 0.3重量% レゾルシン 0.6重量% ステアリン酸ブチル(尿素包接化合物) 4.0重量% オレイルアルコール(尿素包接化合物) 4.0重量% 過酸化メラミン 35.0重量% カルボキシメチルセルロース 20.0重量% 炭酸アンモニウム 6.0重量% 炭酸ナトリウム 20.0重量% ラウリル硫酸ナトリウム 8.0重量% 香料 0.1重量% <実施例5>以下の組成の粉末染毛剤20gを水100
mlに溶かし染毛液を調製し、これを白髪の混じった毛
髪に塗布し、30分放置後シャンプーして乾燥させたと
ころ、染毛時の操作性及び毛髪の仕上がりがよく、赤味
のある自然な栗色に染毛された。
【0021】 パラフェニレンジアミン硫酸塩 4.0重量% パラアミノフェノール硫酸塩 2.0重量% 5−アミノ−2−メチルフェノール硫酸塩 1.4重量% レゾルシン 1.5重量% ステアリルアルコール(尿素包接化合物) 6.0重量% ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル(尿素包接化合物) 4.0重量% 硫酸ナトリウム・過酸化水素付加物 30.0重量% ケイ酸ナトリウム 10.0重量% キサンタンガム 15.0重量% 炭酸アンモニウム 10.0重量% コラーゲン加水分解物 6.0重量% ラウリル硫酸ナトリウム 10.0重量% 香料 0.1重量% <実施例6>実施例3のパルミチン酸イソプロピルの代
わりにオレイン酸エチル(尿素包接化合物)、オレイン
酸の代わりにステアリン酸(尿素包接化合物)を用いる
と、実施例3と同様に優れた効果が得られた。 <実施例7>実施例3のパルミチン酸イソプロピルの代
わりにステアリン酸メチル(尿素包接化合物)、オレイ
ン酸の代わりにミリスチン酸(尿素包接化合物)を用い
ると、実施例3と同様に優れた効果が得られた。 <実施例8>実施例4のステアリン酸ブチルの代わりに
ミリスチン酸ブチル(尿素包接化合物)、オレイルアル
コールの代わりにセトステアリルアルコール(尿素包接
化合物)を用いると、実施例4と同様に優れた効果が得
られた。 <実施例9>実施例4のステアリン酸ブチルの代わりに
ポリオキシエチレンステアリルアルコール(尿素包接化
合物)、オレイルアルコールの代わりにラウリルアルコ
ール(尿素包接化合物)を用いると、実施例4と同様に
優れた効果が得られた。 <実施例10>実施例5のポリオキシエチレン(2)ラ
ウリルエーテルの代わりにポリオキシエチレン(3)セ
チルエーテル(尿素包接化合物)を用いると、実施例5
と同様に優れた効果が得られた。 <実施例11>実施例5のポリオキシエチレン(2)ラ
ウリルエーテルの代わりにポリオキシエチレン(3)オ
レイルエーテル(尿素包接化合物)、ステアリルアルコ
ールの代わりにミリスチルアルコール(尿素包接化合
物)を用いると、実施例5と同様に優れた効果が得られ
た。
【0022】以上示したように、各種の油性成分を尿素
包接化合物として含む粉末染毛剤は、いずれも染毛時の
操作性及び毛髪の仕上がりがよく、優れた効果を示し
た。以上述べたように、本実施例の粉末染毛剤によれ
ば、油性成分を尿素包接化合物として配合したことによ
って、染毛後の毛髪の感触や艶等の仕上がりが良く、ま
た、溶媒と混合し易く、染毛液の均一性がよく、毛髪に
塗布し易い等、染毛時の操作性にも優れた粉末染毛剤を
提供することができる。
【0023】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる
態様で実施し得ることは勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の粉末染毛
剤によれば、油性成分を尿素包接化合物として配合した
ことによって、染毛後の毛髪の仕上がりがよく、また、
染毛時の操作性にも優れた粉末染毛剤を提供することが
できる。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油性成分を尿素包接化合物として配合し
    たことを特徴とする粉末染毛剤。
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