JP5620621B2 - 染毛剤 - Google Patents

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Description

本発明は、青色〜赤紫色の鮮やかな色に染毛することができるとともに、堅牢性に優れた染毛剤に関する。
従来より、毛髪を青色〜赤紫色に染める染毛剤として、ニトロ染料を含有した染毛剤が用いられてきた。このニトロ染料を含有する染毛剤は、鮮やかな色に毛髪を染めることができるという特長を有する。
また、ニトロ染料以外の、p−フェニレンジアミンや5−アミノ−2−メチルフェノール等の酸化染料を含有し、クリーム状、または液状の剤型を有する染毛剤が用いられてきた。
このクリーム状または液状の染毛剤は、酸化染料を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤とから成り、使用時には、それらを混合して毛髪に塗布するものである。
発明が解決しようとする課題
しかし、ニトロ染料を含有した染毛剤は、例えば、染毛後、毛髪をシャンプーした場合等に、退色しやすい(堅牢性に劣る)という問題があった。
また、p−フェニレンジアミンや5−アミノ−2−メチルフェノール等の酸化染料を含有し、クリーム状、または液状の剤型を有する染毛剤については、染毛後の色調が鮮やかでないという問題があった。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、青色〜赤紫色の鮮やかな色調に染毛することができるとともに、堅牢性に優れた染毛剤を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び発明の効果
(1)請求項1の発明は、
A成分として、p−フェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミン、2−クロロ−p−フェニレンジアミン及びそれらの塩の中から選ばれる1種以上と、B成分として、5−アミノ−2−メチルフェノール、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、2−アミノ−4−ヒドロキシエチルアミノアニソール及びそれらの塩の中から選ばれる1種以上と、を含有するとともに、剤型が粉末であり、前記A成分と前記B成分との配合比が1:1〜5の範囲にある毛剤であって、前記染毛剤全量に対して、10〜70重量%の酸化剤を含有し、前記染毛剤全量に対して、前記A成分の配合量の比率が0.1〜30重量%の範囲にあることを特徴とする染毛剤を要旨とする。
本発明の染毛剤は、剤型が粉末であることにより、従来のクリーム状や液状の染毛剤に比べて、鮮やかな色調に毛髪を染毛することができる。
又、本発明の染毛剤は、酸化染料である上記A成分とB成分との配合比率を調整することにより、染毛後の毛髪の色を、青〜赤紫色の範囲の所定の色とすることができる。
・本発明の染毛剤は、例えば、水などを用いて溶き、ペースト状の薬液を調製し、これをクシやブラシ等を用いて頭髪に塗布する。この時、染毛剤と水との比率は、重量比で、1:1〜20であり、好ましくは、1:2〜15である。
染毛剤に対する水の比率が1より小さいと、染毛剤を充分溶解させることができないという問題があり、20より大きいと、薬液の濃度が低下し、適度な粘度が得られないという問題がある。
塗布された薬液(染毛剤)に含まれるA成分及びB成分の酸化染料は、例えば、薬液に含まれる酸化剤や、空気中に含まれる酸素の作用により重合して色素を形成し、その色素が毛髪に定着することにより染毛が行われる。
・本発明の染毛剤の剤型としては、例えば、平均粒径100〜500μm、又はメッシュ32〜140の粉末であることが、混合性、流動性、及び溶解性の点で好ましい。
・本発明の染毛剤は、必要に応じて、酸化剤、他の染料、アンモニウム塩、増粘剤、界面活性剤、分散剤、ポリペプタイド、pH調整剤及びアルカリ剤等を配合することができる。
その他の染料としては、例えば、N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン、o−アミノフェノール、p−アミノフェノール、m−アミノフェノール、レゾルシン、2−クロロレゾルシン、2−メチルレゾルシン、m−フェニレンジアミン、1−ナフトール、1,5−ジヒドロキシナフタレン、2,6−ジアミノピリジン、及びそれらの塩等が挙げられる。
アンモニウム塩としては、例えば、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、炭酸アンモニウム、塩化アンモニウム、リン酸第1アンモニウム、リン酸第2アンモニウムなどが挙げられ、これらの中でも、保存安定性の点から硫酸アンモニウムが好ましい。その配合量は1〜30重量%である。
増粘剤としては、例えば、海藻類、アルギン酸ナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム、グアーガム、キサンタンガム及び第4級窒素含有セルロースエーテル等が利用できる。
界面活性剤としては、例えば、高級アルキルベンゼンスルホン酸塩、脂肪酸石鹸、高級アルキルスルホン酸塩、高級アルキル燐酸エステル等が利用できる。
分散剤としては、ケイ酸、ケイ酸金属塩、デキストリン、ショ糖脂肪酸エステル、結晶セルロース、デンプン等が利用できる。
ポリペプタイドは、毛髪を保護するために配合されるもので、コラーゲン、ケラチン、エラスチン、フィブロイン、コンキオリン、大豆蛋白、カゼイン等の蛋白質を、酸、アルカリ及び酵素などにより加水分解した加水分解物が利用できる。更に、4級化したカチオン変性蛋白質も利用できる。
pH調整剤としては、例えば、前記アンモニウム塩の他、クエン酸、酒石酸、コハク酸等が利用できる。
アルカリ剤は、毛髪を膨潤させて染毛しやすくするために配合されるもので、例えば、炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウムなどが利用できる。
・本発明の染毛剤は、全成分が一体として混合されたものでもよいし、2以上の粉末群に分割されたものであってもよい。
例えば、酸化染料(例えばA成分及び/又はB成分)を含む粉末と、酸化剤を含む粉末との2つの粉末群から成るものとすることができる
本発明の染毛剤は、A成分とB成分とを上記の比率で含有することにより、毛髪を、青〜赤紫色の鮮やかな色調に染毛することができる。
本発明の染毛剤は、A成分の配合量が上記範囲にあることにより、充分な染毛効果を有する。
尚、A成分の配合量が0.1重量%より少ないと、充分な染毛効果が得られない。また、A成分の配合量が30重量%を超えても、さらなる染毛効果の向上は得られない。
A成分の配合量は、染毛効果の点からは、0.15〜28重量%の範囲が一層好ましい。
(2)請求項2の発明は、
A成分として、p−フェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミン、2−クロロ−p−フェニレンジアミン及びそれらの塩の中から選ばれる1種以上と、B1成分として、5−アミノ−2−メチルフェノール及びその塩の中から選ばれる1種以上と、B2成分として、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、2−アミノ−4−ヒドロキシエチルアミノアニソール及びそれらの塩から選ばれる1種以上と、を含有するとともに、剤型が粉末であり、前記A成分、前記B1成分、及び前記B2成分の配合比が1:0.1〜5:0.1〜5の範囲にある毛剤であって、前記染毛剤全量に対して、10〜70重量%の酸化剤を含有し、前記染毛剤全量に対して、前記A成分の配合量の比率が0.1〜30重量%の範囲にあることを特徴とする染毛剤を要旨とする。
本発明の染毛剤は、剤型が粉末であることにより、従来のクリーム状や液状の染毛剤に比べて、鮮やかな色調に毛髪を染毛することができる。
又、本発明の染毛剤は、上記A成分、B1成分、及びB2成分との配合比率を調整することにより、染毛後の毛髪の色を、青紫〜赤紫色の範囲の所定の色とすることができる。
・本発明の染毛剤は、前記請求項1の染毛剤と同様に、水等を用いて溶いて使用することができる。
・本発明の染毛剤は、前記請求項1の染毛剤と同様に、必要に応じて、他の染料、酸化剤、アンモニウム塩、増粘剤、界面活性剤、分散剤、ポリペプタイド、pH調整剤及びアルカリ剤等を配合することができる。
・本発明の染毛剤は、前記請求項1の染毛剤と同様に、全成分が一体として混合されたものでもよいし、2以上の粉末群に分割されたものであってもよい
本発明の染毛剤は、A成分、B1成分、及びB2成分を上記の比率で含有することにより、毛髪を、青紫〜赤紫色の鮮やかな色調に染毛することができる
本発明の染毛剤は、酸化染料(例えば、A成分、B成分、B1成分、B2成分)とともに、酸化剤を含有しているので、例えば、水と混合して毛髪に塗布した際には、酸化剤の作用によって酸化染料が重合して色素を形成し、毛髪に染着する。
従って、本発明の染毛剤は、速やかに染毛を行うことができる。
尚、本発明の染毛剤が粉末の状態である時には、酸化染料と酸化剤とは反応しないので、染毛剤を安定に保管することができる。
・前記酸化剤としては、例えば、過ホウ酸塩、過炭酸塩、過酸化ナトリウム、過酸化カリウム、過酸化マグネシウム、過酸化バリウム、過酸化カルシウム、過酸化ストロンチウム、硫酸塩の過酸化水素付加物、リン酸塩の過酸化水素付加物、ピロリン酸塩の過酸化水素付加物、過酸化尿素、過酸化メラミンなどが挙げられるが、これらの中でも、染毛効果の点から、過ホウ酸ナトリウム、過炭酸ナトリウムが好適に使用される。
その配合量は、染毛剤に対して、10〜70重量%であり、好ましくは、20〜60重量%である。10重量%より少ないと、酸化染料の重合を迅速に進めることができず、70重量%を超えてもさらなる染毛効果の向上が得られない。
本発明の染毛剤は、A成分の配合量が上記範囲にあることにより、充分な染毛効果を有する。
尚、A成分の配合量が0.1重量%より少ないと、充分な染毛効果が得られない。また、A成分の配合量が30重量%を超えても、さらなる染毛効果の向上は得られない。
A成分の配合量は、染毛効果の点からは、0.15〜28重量%の範囲が一層好ましい。
)請求項の発明は、
1剤式であることを特徴とする前記請求項1又は2に記載の染毛剤を要旨とする。
本発明の染毛剤は、1剤式であるので、2剤式の染毛剤のように、2剤を混合する必要がない。そのため、この染毛剤は、水に溶かすだけで毛髪に塗布することができる状態となるので、使用が容易であるという特長を有する。
また、本発明の染毛剤は、粉末の剤型を有するので、例えば、1剤の中に酸化染料と酸化剤との両方の成分を含有する場合でも、粉末の状態では、それらが反応することがなく、安定に保管することができる
以下に本発明の染毛剤の実施の形態の例(実施例)を説明する。
(実施例1〜7)
▲1▼表1に記載の染料と、下記の成分(染料以外の成分)とを、それぞれ対応する配合量で、予め平均粒径を32〜140メッシュに整粒した各成分を混合することにより、粉末染毛剤(染毛剤)を調製した。
Figure 0005620621
(染料以外の成分)
過炭酸ナトリウム:50g
硫酸アンモニウム:15g
ラウリル硫酸ナトリウム:3g
カルボキシメチルセルロースナトリウム:27g
エデト酸二ナトリウム:1g
香料:1g
硫酸ナトリウム:3g
▲2▼前記▲1▼で製造した粉末染毛剤10gに水100mlを加えて混合し、染毛剤塗布液を調製した。
(実施例8〜14)
▲1▼上記表1に記載の染料と、下記の成分(染料以外の成分)とを、前記実施例1〜7と同様に混合することにより、平均粒径32〜140メッシュの粉末染毛剤(染毛剤)を調製した。
尚、実施例8〜14の粉末染毛剤における染料の種類及び配合量は、それぞれ、実施例1〜7の粉末染毛剤と同じである。
(染料以外の成分)
過ホウ酸ナトリウム:25g
硫酸アンモニウム:25g
ラウリル硫酸ナトリウム:3g
カルボキシメチルセルロースナトリウム:30g
エデト酸二ナトリウム:1g
香料:1g
硫酸ナトリウム:15g
▲2▼前記▲1▼で製造した粉末染毛剤10gに水100mlを加えて混合し、染毛剤塗布液を調製した。
(比較例1〜5)
▲1▼表2に記載の染料と、下記の成分とを、それぞれ対応する配合量で、乳化することにより、クリーム状染毛剤の第1剤を調製した。
Figure 0005620621
POE(21)ラウリルエーテル:10g
ヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアンモニウムクロリド:0.8g
セチル硫酸ナトリウム:2.0g
ラウリルアルコール:5.0g
ワセリン:5.0g
ステアリン酸:2.0g
プロピレングリコール:3.0g
EDTA二ナトリウム:0.1g
アスコルビン酸:0.1g
28%アンモニア水:6.0g
精製水:適量
尚、染料以外の成分の合計量が100gとなるように、精製水の量を定めた。
▲2▼下記の成分を、それぞれ対応する配合量で混合することにより、クリーム状染毛剤の第2剤を調製した。
過酸化水素水(35%):15.0g
ラウリル硫酸ナトリウム:0.5g
セタノール:2.0g
EDTA:0.5g
スズ酸ナトリウム:0.1g
精製水:適量
尚、合計量が100gとなるように、精製水の量を定めた。
▲3▼前記▲1▼で調製したクリーム状染毛剤の第1剤55gと、前記▲2▼で調製したクリーム状染毛剤の第2剤55gとを混合し、染毛剤塗布液を調製した。
尚、実施例1と比較例1、実施例2と比較例2、実施例3と比較例3、及び実施例4と比較例4とは、それぞれ、使用時(染毛剤塗布液とした時)の染料濃度が同じとなるように調製されている。
表3には、実施例1〜4及び比較例1〜4の染毛剤の、使用時における染料濃度が示されているが、この表3から、上記の対応する染毛剤同士では、使用時の染料濃度がほぼ同じであることが分かる。尚、表3における単位は重量%である。
Figure 0005620621
(実験例1)
実施例1〜7の粉末染毛剤、及び比較例1〜5の染毛剤の染色性及び染毛色調を評価するために、以下の試験を実施した。
▲1▼毛束を、それぞれの染毛剤を用いて染毛した。
具体的には、白髪混じりの人毛毛束に染毛剤の塗布液を塗布し、室温で30分放置した後、温水で洗浄した。
▲2▼染毛した毛束を肉眼で観察し、染色性を以下の基準で評価した。
○:鮮やかな色に染色された。
△:やや鮮やかさが欠ける。
×:鮮やかさが欠ける。
また、染毛色調を、目視で観察した。
▲3▼結果を表4に示す
Figure 0005620621
表4に示す様に、実施例1〜7の粉末染毛剤については、染色性はいずれも○であった。
一方、ニトロ染料を含有する比較例5の染毛剤は、染色性が○であったが、ニトロ染料を含有せず、剤型がクリーム状である比較例1〜4の染毛剤については、染色性は△又は×であった。
(実験例2)
実施例1〜7の粉末染毛剤、及び比較例1〜5の染毛剤の堅牢性を評価するために、以下の試験を実施した。
▲1▼前記実験例1と同様に、それぞれの染毛剤を用いて、毛束を染毛した。
▲2▼毛束を20回シャンプーした後の毛束を、シャンプー前の毛束と目視で比較し、以下の基準で堅牢性を評価した。
○:ほとんど退色が認められない。
△:やや退色がある。
×:かなりの退色がある。
▲3▼結果を上記表4に示す。
表4に示す様に、実施例1〜7の粉末染毛剤については、堅牢性はいずれも○であった。
一方、ニトロ染料を含有しない比較例1〜4の染毛剤については、堅牢性は○であったが、ニトロ染料を含有する比較例5については、堅牢性は×であった。
(実験例3)
実施例8〜14の粉末染毛剤についても、前記実験例1及び実験例2と同様に試験を行ったところ、実施例1〜7の粉末染毛剤と同様の染色性及び堅牢性が確認できた。
尚、本発明は上記の形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。

Claims (3)

  1. A成分として、p−フェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミン、2−クロロ−p−フェニレンジアミン及びそれらの塩の中から選ばれる1種以上と、
    B成分として、5−アミノ−2−メチルフェノール、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、2−アミノ−4−ヒドロキシエチルアミノアニソール及びそれらの塩の中から選ばれる1種以上と、を含有するとともに、
    剤型が粉末であり、
    前記A成分と前記B成分との配合比が1:1〜5の範囲にある毛剤であって、
    前記染毛剤全量に対して、10〜70重量%の酸化剤を含有し、
    前記染毛剤全量に対して、前記A成分の配合量の比率が0.1〜30重量%の範囲にあることを特徴とする染毛剤。
  2. A成分として、p−フェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミン、2−クロロ−p−フェニレンジアミン及びそれらの塩の中から選ばれる1種以上と、
    B1成分として、5−アミノ−2−メチルフェノール及びその塩の中から選ばれる1種以上と、
    B2成分として、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、2−アミノ−4−ヒドロキシエチルアミノアニソール及びそれらの塩から選ばれる1種以上と、を含有するとともに、
    剤型が粉末であり、
    前記A成分、前記B1成分、及び前記B2成分の配合比が1:0.1〜5:0.1〜5の範囲にある毛剤であって、
    前記染毛剤全量に対して、10〜70重量%の酸化剤を含有し、
    前記染毛剤全量に対して、前記A成分の配合量の比率が0.1〜30重量%の範囲にあることを特徴とする染毛剤。
  3. 1剤式であることを特徴とする前記請求項1又は2に記載の染毛剤。
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