JPH07112915A - 水系化粧料 - Google Patents

水系化粧料

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JPH07112915A
JPH07112915A JP28062693A JP28062693A JPH07112915A JP H07112915 A JPH07112915 A JP H07112915A JP 28062693 A JP28062693 A JP 28062693A JP 28062693 A JP28062693 A JP 28062693A JP H07112915 A JPH07112915 A JP H07112915A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (a)シリコーン系撥水処理粉体及び/また
はフッ素系撥水・撥油処理粉体 1〜50重量%、
(b)低級アルコール 1〜20重量%、(c)アクリ
ル酸系エマルションポリマー 0.5〜10重量%、
(d)アルカリ剤 0.01〜2.5重量%、(e)水
性成分 97.49〜17.5重量%を含有する水系化
粧料。 【効果】 本発明の水系化粧料は、使用が簡便で、清涼
感、さっぱり感、しっとり感等の良好な使用感を有し、
また皮膚への展延性、親和性が良好で、なめらかにの
び、しかも化粧持続性に優れる等の使用特性を有し、経
時安定性にも優れたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉体を含有し、油剤や界
面活性剤を含まない水系化粧料において、使用感がよ
く、耐水性、耐汗性に優れ、皮膚刺激がなく、かつ経時
安定性の良好な化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、粉体と水とを含む化粧料として古
くは水白粉などが用いられてきた。このタイプの化粧料
は多量の水を含んでいるため、清涼感があり、さっぱり
とした使用感を有するが、通常、水、粉体、保湿剤等か
らなり油分が配合されていないため、化粧をする際、な
めらかさに欠け、仕上がりが粉っぽかったり、経時での
化粧持ちや耐水性、耐汗性が著しく悪いという欠点があ
った。また、静置時には水と粉体との二層に分離してお
り、使用する際に振とうして使う必要性があり、均一な
化粧をしづらいものであった。また、粉体としては一般
にタルク、カオリン、マイカ、などの体質顔料が用いら
れるが、皮脂による色沈みが起きたりするために多量の
配合が困難であった。また、化粧崩れの原因として汗や
水などの水性成分が注目され、かかる化粧崩れを防止す
るため、表面を金属石鹸、脂肪酸、リン脂質、シリコー
ン油などで処理した粉体の配合が行われてきた。しか
し、これらの表面処理粉体を配合した化粧料は、皮脂等
の油性成分による化粧崩れを防止することはできなかっ
た。さらに、これらの粉体を水系に均一分散する手段と
して、機械力により強制的に分散させるか、あるいは界
面活性剤を多量に配合し分散させる方法が行われてきた
が、こうして得られた化粧料は皮膚に対する刺激性や経
時での化粧持ちの悪化という問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の欠点を改良する
方法として、油分を配合することが考えられるが、水系
に単純に油分を配合すれば上部に油層ができてしまい、
均一な乳液状にならないので使用感の一定なものが得ら
れない。そこで粉体に油分を配合(特公平2−3768
号公報)することも考えられたが、これは、粉体層と水
層からなる二層型のものであった。また、使用時のなめ
らかさを演出するために、水溶性高分子等を配合し、系
を均一にする方法も考えられるが、この方法では化粧膜
の耐油性が低下したり、あるいは粉体の凝集にともなう
経時安定性の悪さや、きめの悪さ、化粧崩れによる汚さ
がめだち、化粧の持続性が悪化するという問題があっ
た。従って、本発明の目的は、使用が簡便であり、使用
時の感触が良好で、化粧持続性に優れ、さらに経時安定
性が良好な水系化粧料を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは上
記課題を解決すべく鋭意研究した結果、特定量のシリコ
ーン系撥水処理粉体及び/またはフッ素系撥水・撥油処
理粉体と低級アルコールを、アクリル酸系エマルション
ポリマーとアルカリ剤とで増粘させた水性成分に分散す
ることで、前記目的を達成する化粧料が得られることを
知見した。さらに、撥水及び撥水・撥油処理した粉体は
水系に混合あるいは分散するためには、通常機械力によ
り行っていたが、これを予め低級アルコールで濡らすこ
とにより、水系への分散を容易に行えることを見いだ
し、本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は次の成分(a)、
(b)、(c)、(d)および(e): (a)シリコーン系撥水処理粉体及び/またはフッ素系撥水・撥油処理粉体 1〜50重量% (b)低級アルコール 1〜20重量% (c)アクリル酸系エマルションポリマー 0.5〜10重量% (d)アルカリ剤 0.01〜2.5重量% (e)水性成分 97.49〜17.5重量% を含有する化粧料を提供するものである。
【0006】本発明に用いられるシリコーン系撥水処理
粉体(a)(以下、撥水処理粉体と略す)は、通常化粧
料に用いられる粉体をシリコーン系撥水処理剤(以下、
撥水処理剤と略す)で表面処理することにより得られる
ものである。
【0007】本発明に用いられるフッ素系撥水・撥油処
理粉体(a)(以下、撥水・撥油処理粉体と略す)は、
通常化粧料に用いられる粉体をフッ素系撥水・撥油処理
剤(以下、撥水・撥油処理剤と略す)で表面処理するこ
とにより得られるものである。
【0008】撥水処理粉体、及び撥水・撥油処理粉体に
用いられる粉体としては、化粧料一般に用いられるも
の、例えば、体質顔料、白色顔料、有色顔料、有機粉
末、パール剤等が使用可能である。具体的には、タル
ク、カオリン、マイカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、ベントナイト、無水ケイ酸、ケイ酸アンモニウム
マグネシウム、酸化チタン、亜鉛華、ベンガラ、黄酸化
鉄、ナイロン末、シルクパウダー、雲母チタン等があげ
られ、これらは特に限定されるものではなく、必要に応
じて、1種または2種以上を組み合わせて用いられる。
又、これらの粉体は予め油剤処理したものも使用するこ
とができる。
【0009】撥水処理剤としては、特に限定されない
が、好ましくはメチルハイドロジェンポリシロキサンが
使用でき、かかる撥水処理剤は、例えばKF−99−P
(信越化学(株)製)、SH1107C(トーレ・シリ
コーン(株)製)として市販されているものを使用する
ことができる。
【0010】撥水・撥油処理剤としては、特に限定され
ないが例えば次の一般式(1)または(2)
【0011】
【化2】
【0012】で表され、かかる撥水・撥油処理剤は、例
えばアサヒガードAG530(旭硝子(株)製)として
市販されているものを使用することができる。
【0013】撥水処理粉体は、粉体表面を撥水処理剤に
て処理することにより得られるもので、具体的には粉体
の1種または2種以上の混合物と処理剤とを混合する
か、粉体に処理剤を噴霧すること及びさらに必要により
これらの方法により得られた処理粉体を加熱または焼付
け処理すること等、通常行われる方法により実施され
る。
【0014】撥水・撥油処理粉体は、例えば粉体の1種
または2種以上の混合物に水を加えてスラリー状態と
し、一方撥水・撥油処理剤に水を加えて攪拌し0.1〜
5重量%(以下単に「%」で示す)のエマルション状態
としたものを、前記スラリーに徐々に注入・混合した後
酸性とし、常温または高温静置等によってエマルション
を破壊して粉体の表面を撥水・撥油処理剤の連続層で被
覆させ、次いで洗浄・濾過、乾燥することにより製造さ
れる。処理時の粉体の濃度は特に制限されないが、例え
ば5〜20%の比較的高濃度でも十分に攪拌混合が可能
であり、小型装置で大量処理が可能である。また、撥水
・撥油処理剤は、粉体に対して0.1〜10%、特に
0.5〜5%用いるのが好ましい。尚、これらの処理は
10〜35℃の大気下で行うことができる。
【0015】本発明に用いられる、撥水処理粉体及び/
または撥水・撥油処理粉体(a)の配合量は1〜50%
が好ましく、この範囲で用いれば、使用性、使用感に優
れ、撥水処理粉体及び/または撥水・撥油処理粉体の特
徴であるのびのなめらかさや肌への付着性、化粧膜の持
続性が良好となる。
【0016】本発明に用いられる低級アルコール(b)
としては、メタノール、エタノール、イソプロパノール
等が挙げられるが、エタノールが特に好ましい。本発明
における低級アルコールの配合量は1〜20%が好まし
い。低級アルコールを用いない場合は、清涼感、さっぱ
り感が得られない。
【0017】本発明に用いられるアクリル酸系エマルシ
ョンポリマー(c)としては、好ましくは、アニオン性
アルカリ増粘型エマルションポリマーを使用することが
でき、通常のアクリル酸・メタアクリル酸重合体、共重
合体のものおよびアクリル重合体を一部架橋したもの、
例えば、アクリル酸、メタアクリル酸のホモポリマーエ
マルション、コポリマーエマルション、またはアクリル
酸、メタアクリル酸ポリマー及びその塩等が挙げられ
る。これらの配合量は、通常化粧料に使用される量であ
って、特に限定されず、他の成分との関係、また、感触
及び粘性調整の目的等で決められるが、アクリル酸系エ
マルションポリマー(固形分30%)の場合0.5〜1
0%(固形分としては、0.15〜3%)であり、好ま
しくは1〜3%(固形分としては0.3〜0.9%)で
ある。
【0018】本発明に用いられるアルカリ剤(d)とし
ては、特に制限されるものではなく、通常化粧料に使用
されるものであれば、そのいずれのものも使用すること
ができる。例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
等の無機アルカリ剤、L−アルギニン等の塩基性アミノ
酸、トリエタノールアミン等のアミン類、アンモニア等
が挙げられる。アルカリ剤の添加量はその種類によって
異なり、特に限定されるものではなく、アクリル酸系増
粘剤の種類、量によって決定すればよいが、好ましくは
0.01〜2.5%である。このアルカリ剤は、予め水
に溶解することで、あるいは直接ポリマーと混合して添
加できる。
【0019】本発明に用いられる水性成分(e)として
は、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピ
レングリコール、水等があげられ、配合量としては30
〜90%が好ましい。
【0020】本発明の化粧料には本発明の効果を妨げな
い範囲で従来の液状化粧料に使用される粉体、保湿剤
(例えばポリエチレングリコール等)、香料、防腐剤、
紫外線吸収剤、酸化防止剤、粘液質等を添加することが
できる。ただし、化粧膜の持続性、皮膚刺激性の観点か
ら通常の油性成分や界面活性剤は配合しないことが望ま
しい。
【0021】本発明の水系化粧料は、成分(a)、
(b)、(c)、(d)、(e)及び任意成分を均一に
混合したもの、すなわち、アクリル酸系エマルションポ
リマーにて増粘した水系中に撥水処理粉体及び/または
撥水・撥油処理粉体を分散せしめることにより得られる
が、撥水処理粉体及び/または撥水・撥油処理粉体を水
系に分散する前に予め低級アルコールの全部または一部
でよく濡らしておけば、これらの粉体の分散性が極めて
向上し、製造上の効率化が図れると共に、経時安定性が
向上する。本発明の水系化粧料は、ファンデーション、
頬紅、アイシャドウ等のメークアップ化粧料に限らず、
基礎化粧料等にも適用することができる。
【0022】
【実施例】以下に実施例を挙げて更に説明する。なお、
これらは本発明を何ら限定するものではない。
【0023】実施例1〜3および比較例1〜3 表1に示す処方の化粧料を調製し、使用時及び使用後の
使用感、化粧料の持続性について官能評価を行った。そ
の結果を表2に示す。なお、実施例1、2、3及び比較
例1、2、3はファンデーションである。
【0024】
【表1】
【0025】(製法) A.(1)〜(11)を混合粉砕する。 B.Aに(12)及び(13)を添加後、充分混合攪拌
して、均一にする。 C.(14)〜(20)を混合溶解し、攪拌しながら、
Bを加え、均一に分散する。 D.Cを容器に充填して製品とする。
【0026】(評価方法)10名の官能パネルにより下
記の7段階(0〜6)の絶対評価を行い、その平均点を
さらに4段階に分けて評価した。 (1)絶対評価 6:非常に良い 5:良い 4:やや良い 3:普通 2:やや悪い 1:悪い 0:非常に悪い (2)4段階評価 5.0〜6.0:非常に良好:◎ 3.0〜4.9:良好 :○ 1.0〜2.9:やや不良 :△ 0 〜0.9:不良 :×
【0027】
【表2】
【0028】表2の結果から明らかなように、本発明品
である実施例1〜3の水系化粧料は、比較例1〜3の水
系化粧料に比較して、使用感、使用性面で、はるかに優
れた特性を有していることが分かる。特に、本発明品
は、二層タイプでないため使用時に振とうする必要がな
く使用が簡便であり、のびもなめらかで、付着性も良好
である。又、使用後の仕上がりも粉っぽさがなくかつべ
とつきのない仕上がりで、さっぱり感を付与し、その
上、経時での化粧膜がくずれにくく、しっかりとした化
粧膜を付与するものである。一方、水溶性高分子を配合
した比較例1では、経時での粉体の凝集を生じ、安定性
が悪く経時により使用性の変化が見られた。又、油性物
質を配合した比較例2では、経時での油うきが観察され
た。比較例3についても使用時の評価において満足する
ものは得られなかった。
【0029】 実施例4 (白粉) (処方) (%) (1)撥水処理(2%)マイカ(注1) 5.0 (2)撥水処理(2%)タルク(注1) 5.0 (3)撥水・撥油処理(5%)マイカ(注2) 10.0 (4)撥水・撥油処理(5%)タルク(注2) 10.0 (5)撥水・撥油処理(5%)顔料(注2) 0.5 (6)エチルアルコール 8.0 (7)アクリル酸系エマルションポリマー 2.0 (8)トリエタノールアミン 0.3 (9)1,3−ブチレングリコール 12.0 (10)香料 0.1 (11)防腐剤 適量 (12)水 残量 (注1)撥水処理剤としてKF−99−P使用 (注2)撥水・撥油処理剤としてアサヒガードAG53
0使用
【0030】(製法) A.(1)〜(5)を混合粉砕する B.Aに(6)を添加後、充分混合攪拌して、均一にす
る。 C.(7)〜(12)を混合溶解し、攪拌しながら、B
を加え、均一に分散する。 D.Cを容器に充填して製品とする。
【0031】 実施例5 (ホホ紅) (処方) (%) (1)撥水処理(2%)タルク(注1) 1.0 (2)撥水処理(2%)マイカ(注1) 1.0 (3)撥水・撥油処理(5%)タルク(注2) 5.0 (4)撥水・撥油処理(5%)マイカ(注2) 5.0 (5)撥水・撥油処理(5%)雲母チタン(注2) 3.5 (6)撥水・撥油処理(5%)酸化チタン(注2) 2.0 (7)撥水・撥油処理(5%)顔料(注2) 0.5 (8)エチルアルコール 5.0 (9)アクリル酸系エマルションポリマー 2.0 (10)トリエタノールアミン 0.3 (11)1,3−ブチレングリコール 15.0 (12)香料 0.1 (13)防腐剤 適量 (14)水 残量 (注1)撥水処理剤としてKF−99−P使用 (注2)撥水・撥油処理剤としてアサヒガードAG53
0使用
【0032】(製法) A.(1)〜(7)を混合粉砕する。 B.Aに(8)を添加後、充分混合攪拌して、均一にす
る C.(9)〜(14)を混合溶解し、攪拌しながら、B
を加え、均一に分散する。 D.Cを容器に充填して製品とする。
【0033】上記実施例4、5については、実施例1〜
3と同様に、使用感、使用性において、優れた特性を有
するものが得られた。
【0034】
【発明の効果】本発明の水系化粧料は、使用が簡便で、
清涼感、さっぱり感、しっとり感等の良好な使用感を有
し、また皮膚への展延性、親和性が良好で、なめらかに
のび、しかも化粧持続性に優れる等の使用特性を有し、
経時安定性にも優れるものである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】撥水処理剤としては、特に限定されない
が、好ましくはジメチルポリシロキサン、メチルフェニ
ルポリシロキサン等のシリコーン油、メチルハイドロジ
ェンポリシロキサンが使用でき、かかる撥水処理剤は、
ジメチルポリシロキサンとしてはKF−96A(信越化
学(株)製)、SH200C(トーレ・シリコーン
(株)製)、メチルフェニルポリシロキサンとしてはK
F−56(信越化学(株)製)、メチルハイドロジェン
ポリシロキサンとしてはKF−99−P(信越化学
(株)製)、SH1107C(トーレ・シリコーン
(株)製)として市販されているものを使用することが
できる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】本発明に用いられるアクリル酸系エマルシ
ョンポリマー(c)としては、好ましくは、アニオン性
アルカリ増粘型エマルションポリマーを使用することが
でき、通常のアクリル酸・メタアクリル酸重合体、共重
合体、アクリル酸アルキルエステルの重合体、共重合体
およびアクリル重合体を一部架橋したもの、例えば、ア
クリル酸、メタアクリル酸のホモポリマーエマルショ
ン、コポリマーエマルション、またはアクリル酸、メタ
アクリル酸ポリマー及びその塩等が挙げられる。これら
の配合量は、通常化粧料に使用される量であって、特に
限定されず、他の成分との関係、また、感触及び粘性調
整の目的等で決められるが、アクリル酸系エマルション
ポリマー(固形分30%)の場合0.5〜10%(固形
分としては、0.15〜3%)であり、好ましくは1〜
3%(固形分としては0.3〜0.9%)である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】 実施例4 (白粉) (処方) (%) (1)撥水処理(2%)マイカ(注1) 5.0 (2)撥水処理(2%)タルク(注1) 5.0 (3)撥水・撥油処理(5%)マイカ(注2) 10.0 (4)撥水・撥油処理(5%)タルク(注2) 10.0 (5)撥水・撥油処理(5%)顔料(注2) 0.5 (6)エチルアルコール 8.0 (7)アクリル酸系エマルションポリマー(注3) 2.0 (8)トリエタノールアミン 0.3 (9)1,3−ブチレングリコール 12.0 (10)香料 0.1 (11)防腐剤 適量 (12)水 残量 (注1)撥水処理剤としてKF−99−P使用 (注2)撥水・撥油処理剤としてアサヒガードAG53
0使用(注3)ビニブラン2540K(日信化学工業社製)
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】 実施例5 (ホホ紅) (処方) (%) (1)撥水処理(2%)タルク(注1) 1.0 (2)撥水処理(2%)マイカ(注1) 1.0 (3)撥水・撥油処理(5%)タルク(注2) 5.0 (4)撥水・撥油処理(5%)マイカ(注2) 5.0 (5)撥水・撥油処理(5%)雲母チタン(注2) 3.5 (6)撥水・撥油処理(5%)酸化チタン(注2) 2.0 (7)撥水・撥油処理(5%)顔料(注2) 0.5 (8)エチルアルコール 5.0 (9)アクリル酸系エマルションポリマー(注3) 2.0 (10)トリエタノールアミン 0.3 (11)1,3−ブチレングリコール 15.0 (12)香料 0.1 (13)防腐剤 適量 (14)水 残量 (注1)撥水処理剤としてKF−99−P使用 (注2)撥水・撥油処理剤としてアサヒガードAG53
0使用(注3)ロハギットSD−15(ローム&ハース社製)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(a)、(b)、(c)、
    (d)及び(e): (a)シリコーン系撥水処理粉体及び/またはフッ素系撥水・撥油処理粉体 1〜50重量% (b)低級アルコール 1〜20重量% (c)アクリル酸系エマルションポリマー 0.5〜10重量% (d)アルカリ剤 0.01〜2.5重量% (e)水性成分 97.49〜17.5重量% を含有する水系化粧料。
  2. 【請求項2】 成分(a)を成分(b)で予め濡らした
    後、成分(c)、(d)、(e)に分散することにより
    得られ、一層であることを特徴とする請求項1記載の水
    系化粧料。
  3. 【請求項3】 シリコーン系撥水処理粉体が、化粧料用
    粉体をメチルハイドロジェンポリシロキサンで処理した
    ものである請求項1または2記載の水系化粧料。
  4. 【請求項4】 フッ素系撥水・撥油処理粉体が、化粧料
    用粉体を次の一般式(1)または(2) 【化1】 で表されるパーフルオロアルキルリン酸エステルジエタ
    ノールアミン塩で処理したものである請求項1、2また
    は3記載の水系化粧料。
  5. 【請求項5】 アクリル酸系エマルションポリマーが、
    アニオン性アルカリ増粘型であることを特徴とする請求
    項1、2、3または4記載の水系化粧料。
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