JPH07112215A - 折曲げ加工装置の金型交換装置 - Google Patents

折曲げ加工装置の金型交換装置

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JPH07112215A
JPH07112215A JP25686993A JP25686993A JPH07112215A JP H07112215 A JPH07112215 A JP H07112215A JP 25686993 A JP25686993 A JP 25686993A JP 25686993 A JP25686993 A JP 25686993A JP H07112215 A JPH07112215 A JP H07112215A
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die
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bending
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Shigeo Furuyama
重雄 古山
Toshio Ikeda
俊雄 池田
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Amada Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/04Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on brakes making use of clamping means on one side of the work
    • B21D5/047Length adjustment of the clamping means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 薄肉クランプ金型を採用せずに、数mmピッチの一体式
のセンタ金型を多数準備しておき、ワークの長さに応じ
て上記複数のセンタ金型から必要な長さのセンタ金型を
選択して交換して金型の長さを容易に調整できるように
した折曲げ加工装置の金型交換装置を提供することにあ
る。 【構成】 上下動可能なフレーム21の下端に設けられ
た金型支持用ビーム49の長手方向のほぼ中心部に旋回
自在に設けられたセンタ金型交換ユニット25に備えら
れた交換可能なセンタ金型Cとこのセンタ金型Cの左右
部にスライド自在に設けられた多数の分割金型L0〜L
13,R0〜R13とで構成される可動金型23と、こ
の可動金型23に対向して配置された固定金型19とで
ワークWを押えたり、あるいは折曲げ加工を行う折曲げ
加工装置1にして、前記フレーム21の前側に設けられ
た金型マガジン55の金型交換位置KL ,KR に前記セ
ンタ金型交換ユニット25を旋回せしめてセンタ金型C
を交換すべく構成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、折曲げ加工装置の金
型交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、矩形のワークの4辺各端を1回ま
たは2回以上折曲げたパネルはキャビネット,ショーケ
ース等に使用されている。このようなパネルを製造する
には、しごき折曲げ機などの折曲げ加工装置でワークに
折曲げ加工を行っている。
【0003】この折曲げ加工装置のうち、例えば特開昭
61−103626号公報などで知られているように、
ワークを押えるクランプ金型の中央部に薄肉クランプ金
型を例えば数10枚を取付け、ワークの長さに応じて必
要枚数だけ薄肉クランプ金型を反転させてクランプ金型
の長さを調整している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の薄肉クランプ金型は、文字通り薄いため強度に弱
く、また機械加工が非常に複雑であるという問題があっ
た。
【0005】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ために、薄肉クランプ金型を採用せずに、数mmピッチ
の一体式のセンタ金型を多数準備しておき、ワークの長
さに応じて上記複数のセンタ金型から必要な長さのセン
タ金型を選択交換して金型の長さを容易に調整できるよ
うにした折曲げ加工装置の金型交換装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、上下動可能なフレームの下端に設けら
れた金型支持用ビームの長手方向のほぼ中心部に旋回自
在に設けられたセンタ金型交換ユニットに備えられた交
換可能なセンタ金型とこのセンタ金型の左右部にスライ
ド自在に設けられた多数の分割金型とで構成される可動
金型と、この可動金型に対向して配置された固定金型と
でワークを押えたり、あるいは折曲げ加工を行う折曲げ
加工装置にして、前記フレームの前側に設けられた金型
マガジンの金型交換位置に前記センタ金型交換ユニット
を旋回せしめてセンタ金型を交換すべく構成されている
ことを特徴とする折曲げ加工装置の金型交換装置であ
る。
【0007】前記折曲げ加工装置の金型交換装置におい
て、前記金型マガジンを正面からみて左右両側に複数の
センタ金型を格納した一対のドラムを設け、この一対の
ドラムの金型交換位置に前記センタ金型交換ユニットを
旋回せしめると共に左右方向へ移動せしめて所望のセン
タ金型を交換すべく構成されていること、並びに前記セ
ンタ金型交換ユニットは旋回軸を中心にして旋回自在な
センタアームを備え、このセンタアームを前記一対のド
ラムの金型交換位置との間でセンタアームの先端に着脱
自在に設けたセンタ金型を交換自在とすることが望まし
いものである。
【0008】
【作用】この発明の折曲げ加工装置の金型交換装置を採
用することにより、ワークに折曲げ加工を行う際にワー
クの曲げ長さに応じて可動金型のうちのセンタ金型が金
型マガジンから選択されてセンタ金型ユニット例えばセ
ンタアームの先端に着脱交換されて、ワークの曲げ長さ
に応じてセンタ金型の長さを調整された後に、ワークに
折曲げ加工が行われる。
【0009】センタ金型は数mmピッチ毎に複数金型マ
ガジンに格納されており、この一体式のセンタ金型は機
械加工が容易であり、強度も強く曲げ加工に耐えられ
る。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基いて詳細
に説明する。
【0011】図9を参照するに、折曲げ加工装置1の前
側にはワークテーブル装置3が配置されている。ワーク
テーブル装置3はすでに例えば特開平1−309729
号公報などで知られているように公知であるから、詳細
な説明を省略するが、ワークテーブル装置3のワークテ
ーブル5上にワークが搬入されて載置される。前記ワー
クテーブル装置5に備えられたワーククランプ装置7で
ワークをクランプすると共に、ワーク旋回装置9で必要
に応じて旋回されるものである。
【0012】したがって、ワークテーブル5上に搬入さ
れて載置されたワークは、ワークのほぼ真中をワークク
ランプ装置7でクランプされて折曲げ加工装置1側へ必
要な移動量だけ移動されることにより、ワークの一辺に
折曲げ加工が行われる。次いで、ワークを後退させると
共にワーク旋回装置9で例えば90度旋回させた後、前
進させてワークの他辺に折曲げ加工が行われる。上述の
要領でワークの四辺に折曲げ加工が行われることによ
り、例えば箱形状の曲げ製品が得られるのである。
【0013】前記折曲げ加工装置1は固定フレーム11
を備えており、この固定フレーム11の上方には枢軸1
3を支点として昇降フレーム15が図9において上下方
向へ揺動自在に設けられている。
【0014】前記固定フレーム11の前部(図9におい
て左部)には下部フレーム17が固定されており、この
下部フレーム17上には左右方向(図9において紙面に
対して直交した方向)へ延伸した固定金型としてのボト
ムダイ19が設けられている。前記昇降フレーム15の
前部には上部フレーム21が固定されており、この上部
フレーム21の下部は前記ボトムダイ19と対向した可
動金型としての交換可能なトップダイ23が設けられて
いる。このトップダイ23のほぼ中央部には金型交換ユ
ニット25が設けられている。
【0015】前記上部フレーム21の上部における可動
フレーム15上には例えば偏心カムを備えた上下動駆動
機構27が設けられている。この上下動駆動機構27に
はギヤ29が備えられていて、このギヤ29には別のギ
ヤ31を介して駆動ギヤ33が噛合されている。この駆
動ギヤ33には固定フレーム15に設けられた駆動モー
タ35の出力軸が装着されている。前記上下動機構27
にはアーム部材37の一端が一体化されていると共にア
ーム部材37の他端が前記下部フレーム17に枢軸39
でもって装着されている。
【0016】上記構成により、駆動モータ35を駆動せ
しめると、駆動ギヤ33が回転される。この駆動ギヤ3
3の回転によりギヤ31,29を介して上下動駆動機構
27の偏心カムが回転される。この偏心カムの回転によ
りアーム部材37が枢軸39を支点として下降されるか
ら、上部フレーム21を介してトップダイ23が下降さ
れることになる。したがって、ボトムダイ19上に載置
されたワークは、トップダイ23の下降で、ボトムダイ
19とトップダイ23との協働で押圧固定されることと
なる。
【0017】前記固定フレーム11,昇降フレーム15
にはそれぞれ回動可能な正,逆曲げ用曲げ金型41A,
41Bが設けられている。この曲げ金型41A,41B
には回動アーム部材43,45の一端が設けられてお
り、この回動アーム部材43,45の他端が前後動(図
9において左右動)自在な曲げフレーム47に設けられ
ている。前記回動アーム部材43,45が上下動される
駆動機構はすでに公知であるから説明を省略する。
【0018】上記構成により、ボトムダイ19とトップ
ダイ23とで押圧固定されたワークに、回動アーム部材
43あるいは回転アーム部材45を上下方向に揺動せし
めることによって、曲げ金型41Aあるいは曲げ金型4
1Bが揺動されて正曲げあるいは逆曲げの折曲げ加工が
行われることになる。
【0019】前記上部フレーム21の下部には、図1に
示されているように、金型支持用ビーム49が設けられ
ている。この金型支持用ビーム49の長手方向すなわち
図1において左右方向におけるほぼ中央部には金型交換
ユニット25に備えられた交換可能なセンタ金型Cが設
けられている。この交換可能なセンタ金型Cの左右部に
おける金型支持用ビーム49は左側中抜き用金型L0を
介して左側基準金型L1〜L13が,また右側中抜き金
型R0を介して右側基準金型R1〜R13が設けられて
いる。前記センタ金型Cとしては例えば5mm単位毎の
センタ金型C1〜C20を備えて交換可能となってい
る。
【0020】前記各左側,右側基準金型L1〜L13,
R1〜R13の上部には金型選択シリンダ51が設けら
れている。また、前記金型支持用ビーム49には開閉用
シリンダ53L,53Rが備えられており、この開閉用
シリンダ53L,53Rを作動させて各金型選択シリン
ダ51を選択し、作動せしめることによって、左側,右
側基準金型L1〜L13,R1〜R13のうちのどれか
がそれぞれ選択されて、基準金型の長さが所望の長さに
決定されるものである。なお、開閉用シリンダ53L,
53R,各金型選択シリンダ51の連結状態はすでに公
知のため詳細な説明を省略する。
【0021】前記交換可能なセンタ金型Cは、前記上部
フレーム21のほぼ中央部に設けられた金型交換ユニッ
ト25によって行われる。しかも、センタ金型Cの各種
交換用センタ金型C0〜C20の20個は金型交換ユニ
ット25の上方における上部フレーム21に取付けられ
た金型マガジン55に収納されている。
【0022】前記金型交換ユニット25の詳細として
は、図2,図3および図4に示されているように、前記
上部フレーム21の下部に左右方向へ延伸した複数の平
行なガイドレール57が敷設されている。このガイドレ
ール57にはガイドブロック59を介して左右方向へ移
動自在な可動フレーム61が設けられている。この可動
フレーム61の後部にはナット部材63が設けられてい
る。
【0023】このナット部材63には左右方向へ延伸し
た回転自在なボールねじ65が螺合されており、このボ
ールねじ65の図2において左端には従動プーリ67が
装着されている。前記上部フレーム21の左側には駆動
モータ69が設けられており、この駆動モータ69の出
力軸には駆動プーリ71が装着されている。この駆動プ
ーリ71と前記従動プーリ67とにはベルト73が巻回
されている。
【0024】上記構成により、駆動モータ69を駆動せ
しめると、出力軸,駆動プーリ71,ベルト73および
従動プーリ67を介してボールねじ65が回転される。
このボールねじ65の回転によりナット部材63が実線
の位置から2点鎖線の位置の左右方向へ移動されるか
ら、可動フレーム61がガイドブロック59を介してガ
イドレール57に案内されて左右方向へ移動されること
になる。
【0025】前記可動フレーム61には旋回用駆動モー
タ75が設けられており、この旋回用駆動モータ75の
出力軸には駆動ギヤ77が装着されている。この駆動ギ
ヤ77には中間ギヤ79を介して従動ギヤ81が噛合さ
れている。この従動ギヤ81にはセンタアーム83が装
着されている。このセンタアーム83の下端にはセンタ
金型Cが交換可能に備えられている。
【0026】上記構成により、旋回用駆動モータ75を
駆動せしめると、出力軸を介して駆動ギヤ77が回転さ
れる。この駆動ギヤ77の回転により中間ギヤ79,従
動ギヤ81を介してセンタアーム83が図3において時
計方向に旋回されて、センタ金型Cが実線の位置から2
点鎖線の位置まで旋回されることになる。
【0027】前記可動フレーム61には中抜き金型移動
用駆動モータ85が設けられており、この中抜き金型移
動用モータ85の出力軸には駆動プーリ87が装着され
ている。一方、前記金型支持用ビーム49には左ねじ8
9L,右ねじ89Rからなるボールねじ89が左右方向
へ延伸して回転自在に支承されている。このボールねじ
89には従動プーリ91が装着されていて、この従動プ
ーリ91と前記駆動プーリ87とはベルト93で巻回さ
れている。しかも、前記左側,右側中抜き金型L0,R
0の上部が前記ボールねじ89の左,右ねじ89L,8
9Rに螺合されている。
【0028】上記構成により、中抜き金型移動用駆動モ
ータ85を駆動せしめると、出力軸を介して駆動プーリ
87が回転される。この駆動プーリ87の回転により、
ベルト93,従動プーリ91を介してボールねじ89の
左,右ねじ89L,89Rが回転されることによって、
左,右中抜き金型L0,R0が互いに接近したり、ある
いは離反されることになる。
【0029】前記センタアーム83には図5,図6に示
されているように、ロータリアクチュエータ95が設け
られており、このロータリアクチュエータ95の偏心軸
97の回転により可動ブロック99が上下動されるよう
になっている。この可動ブロック99の下部には金型ホ
ルダ101が一体化されている。また、前記センタアー
ム83には図5に示されているように、金型ホルダ10
1を上下動せしめる金型ホルダ用シリンダ103A,1
03Bが取付けられている。
【0030】上記構成により、ロータリアクチュエータ
95を作動せしめると、偏心軸97の回転により可動ブ
ロック99を介して金型ホルダ101が上下動される。
また、金型ホルダ用シリンダ103A,103Bを作動
せしめても、金型ホルダ101が上下動されることにな
る。
【0031】前記金型ホルダ101の下部には金型クラ
ンプシリンダ105が設けられている。この金型クラン
プシリンダ105にはシリンダ室107A,107Bが
形成されており、このシリンダ室107A,107Bに
例えばエアを供給することによって複数のクランプアー
ム109が上下動されるようになっている。
【0032】前記金型クランプシリンダ105の下部
と、センタ金型Cの上部との間には複数のボール111
が設けられている。しかも、前記クランプアーム109
の一部には金型アンクランプ確認用近接センサ113が
設けられている。
【0033】上記構成により、金型クランプシリンダ1
05を作動させてシリンダ室107Aにエアを供給せし
めると、クランプアーム109が下降し、各クランプア
ーム109の先端に設けられたクランプ爪109Aがボ
ール111を図6において内側へ押圧してセンタ金型C
がクランプされる。また、シリンダ室107Bにエアを
供給せしめると、クランプアーム109が上昇し、各ク
ランプアーム109の爪109Aがボール111の押圧
を解除してセンタ金型Cがアンクランプとなる。このア
ンクランプはアンクランプ確認用近接センサ113によ
り検出されるものである。
【0034】前記金型交換ユニット25の上方位置にあ
って前記上部フレーム21の前側には、図7および図8
に示されているように、金型マガジン55が設けられて
いる。この金型マガジン55はドラムフレーム115を
備えており、このドラムフレーム115の両側には金型
ドラム117R,117Lが設けられている。
【0035】前記ドラムフレーム115の上下には図7
において左右方向へ延伸した回転自在な回転軸119,
121が装着されている。この回転軸119,121の
左右にはスプロケット123R,123L;125R,
125Lが装着されている。しかも、スプロケット12
3Rと125R;123Lと125Lとにはチェン12
7R,127Lが巻回されている。このチェン127
R,127Lには図8に示されているように、金型保持
部材129を介して交換可能なセンタ金型Cがそれぞれ
10個ずつ着脱可能に装着されている。このセンタ金型
Cは例えば5mm単位毎の幅を異にしてC1〜C20ま
で収納されている。
【0036】前記ドラムフレーム115には金型ドラム
117R,117Lを回転せしめる回転用駆動モータ1
31が取付けられている。この回転用駆動モータ131
の出力軸には駆動スプロケット133が装着されてい
る。一方、前記回転軸121には従動スプロケット13
5が装着されている。この従動スプロケット135と駆
動スプロケット133とにはチェン137が巻回されて
いる。
【0037】上記構成により、回転用駆動モータ131
を駆動せしめると、出力軸を介して駆動スプロケット1
33が回転される。この駆動スプロケット133の回転
は、チェン137,従動スプロケット135を介して回
転軸121に伝達されて回転軸121が回転される。こ
の回転軸121の回転によりスプロケット125R,1
25L,チェン127R,127L,スプロケット12
3R,123Lを介して回転軸119が回転される。
【0038】而して、チェン127R,127Lが走行
回転されることにより、チェン127R,127Lに設
けられた変換可能なセンタ金型Cが走行回転されて、図
7に示された交換位置KL ,KR に所望のセンタ金型C
が位置決めされることとなる。なお、この実施例におい
て各位置決めはすべて近接スイッチにより検出して確認
が行われているものである。
【0039】次に、ワークWに曲げ加工を行う際の基準
金型L,R,センタ金型Cの交換動作について説明す
る。
【0040】まず、基準金型L,Rの交換動作について
説明すると、金型金型L,Rの交換長さにより開閉シリ
ンダ53R,53Lを閉じる。金型選択シリンダ51を
作動させて所望の基準金型L,Rを選択する。選択する
次の外側の選択シリンダ53R,53Lを動作させる。
例えばL3,R3までセットするときは、L4,R4の
ソレノイドバルブをオフにし、残りをすべてオンにす
る。そして開閉シリンダ53R,53Lを作動せしめる
ことにより基準金型L,Rの交換が行われることにな
る。なお、左,右側のときにはそれぞれ左,右側の基準
金型L,Rのみを動作させればよい。
【0041】センタ金型Cの交換動作を説明すると、セ
ンタアーム83が機械中心にいないときには中心に位置
決めする。すなわち、センタアーム83を旋回上昇可の
位置にセットする。旋回用駆動モータ75を駆動せしめ
てセンタアーム83を旋回せしめて、図3,図7に示さ
れているように、実線の位置から2点鎖線の位置まで上
昇させる。この上昇されたセンタアーム83を金型ドラ
ム117R,117Lの交換位置KL またはKR の位置
まで駆動モータ69を駆動せしめることにより移動させ
て停止させる。
【0042】金型クランプシリンダ105を作動せしめ
て、センタ金型Cをアンクランプせしめる。センタ金型
Cをアンクランプ状態のまま、回転用駆動モータ131
を駆動せしめると、チェン137が走行回転されて交換
位置KL またはKR の位置にあるセンタ金型Cの凹部溝
が空の金型保持部材129の係合部に自動的に装着され
ると共にセンタ金型Cが金型クランプシリンダ105か
ら外れる。次に、所望のセンタ金型Cが交換位置KL
たはKR の位置決めされることにより、所望のセンタ金
型Cの凹部溝が金型保持部材129の係合部より外れる
と共に、金型クランプシリンダ105の先端に装着され
る。このセンタ金型Cがアンクランプ状態となっている
から、金型クランプシリンダ105を作動させることに
より、所望のセンタ金型Cが金型クラプシリンダ105
の先端にクランプされる。
【0043】この所望のセンタ金型Cを駆動モータ69
の駆動により機械中心に位置決めせしめる。この状態で
旋回用駆動モータ75を駆動せしめてセンタアーム83
を旋回させて下降せしめる。中抜き金型L0,R0を中
抜き金型駆動用駆動モータ85の駆動で金型寸法セット
位置に位置決めせしめることにより、センタ金型Cの交
換動作が終了される。
【0044】基準金型L,Rとセンタ金型Cの交換動作
を行う場合には、上述した個々の基準金型L,Rおよび
センタ金型Cの交換動作をスタートと同時にラップして
行われるものである。
【0045】中抜き金型L0,R0の抜き動作を説明す
ると、金型ホルダ用シリンダ103.A,103Bを作
動させると共に、ロータリアクチュエータ95を作動さ
せることによって、金型ホルダ101を上昇せしめる。
この金型ホルダ101の上昇により、センタ金型Cが中
抜き金型L0,R0より上昇される。この状態で中抜き
金型移動用駆動モータ85を駆動せしめると、中抜き金
型L0,R0が互に接近して位置決めされることによ
り、曲げられたワークWが中抜き金型L0,R0と干渉
しないで取出される。
【0046】中抜き金型L0,R0の抜き戻し動作を説
明すると、中抜き金型移動用駆動シリンダ85を駆動せ
しめて中抜き金型L0,R0を互いに離反せしめて外側
に移動し位置決めする。この状態で金型ホルダシリンダ
103A,103Bを作動させると共にロータリアクチ
ュエータ95を作動させることによって金型ホルダ10
1を下降せしめる。この金型ホルダ101の下降によ
り、センタ金型Cが中抜き金型L0とR0との間に挿入
されて位置決めされて抜き戻し動作が終了する。
【0047】このようにセンタ金型Cとして、薄肉クラ
ンプ金型を採用せずに、数mmピッチ毎の一体式のセン
タ金型Cを多数準備しておき、ワークWの長さに応じて
上記複数のセンタ金型Cから必要な長さのセンタ金型C
を選択して金型の長さを容易に短時間で調整することが
できる。上記一体式のセンタ金型Cは機械加工が容易で
強度が強いものであるから、この一体式のセンタ金型C
を複数金型マガジン55に格納しておくことにより種々
なセンタ金型Cの交換を短時間で行うことができ、曲げ
長さに応じて金型の長さを容易に調整できる。
【0048】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。本実施例では曲げ加工
装置においてワークWを曲げる際にワークWを押圧する
金型のトップダイ23のうち、センタ金型Cの交換につ
いて説明したが、プレスブレーキなどそれ以外の曲げ加
工装置における金型交換にも適用できるものである。
【0049】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れているとおりの構成であるから、薄肉のクランプ金型
を採用せずに、数mmピッチ毎の一体式のセンタ金型を
金型マガジンに多数準備しておき、ワークの長さに応じ
て上記複数のセンタ金型から必要な長さのセンタ金型を
選択して自動的に交換することで金型の長さを容易に短
時間で調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、図8におけるI矢視
部の正面図である。
【図2】図1におけるII矢視部の拡大図である。
【図3】図2における右側面図である。
【図4】図2における左側面図である。
【図5】図1におけるV矢視部の拡大図である。
【図6】図1における右側断面図である。
【図7】図1におけるVII矢視部の拡大図である。
【図8】図7における右側面図である。
【図9】この発明のセンタ金型の交換装置を備えた折曲
げ加工装置の一実施例を示す右側面図である。
【符号の説明】
1 折曲げ加工装置 19 ボトムダイ(固定金型) 23 トップダイ(可動金型) 25 金型交換ユニット 41A 正曲げ金型 41B 逆曲げ金型 49 金型支持用ビーム 55 金型マガジン 69 駆動モータ 75 旋回用駆動モータ 83 センタアーム 85 中抜き金型移動用駆動モータ 95 ロータリアクチュエータ 101 金型ホルダ 103A,103B 金型ホルダ用シリンダ 105 金型クランプシリンダ 117R,117L 金型ドラム 131 回転用駆動モータ KL ,KR 金型交換位置 C,C1〜C20 センタ金型 L0,R0 中抜き金型 L1〜L13,R1〜R13 基準金型

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下動可能なフレームの下端に設けられ
    た金型支持用ビームの長手方向のほぼ中心部に旋回自在
    に設けられたセンタ金型交換ユニットに備えられた交換
    可能なセンタ金型とこのセンタ金型の左右部にスライド
    自在に設けられた多数の分割金型とで構成される可動金
    型と、この可動金型に対向して配置された固定金型とで
    ワークを押えたり、あるいは折曲げ加工を行う折曲げ加
    工装置にして、前記フレームの前側に設けられた金型マ
    ガジンの金型交換位置に前記センタ金型交換ユニットを
    旋回せしめてセンタ金型を交換すべく構成されているこ
    とを特徴とする折曲げ加工装置の金型交換装置。
  2. 【請求項2】 前記金型マガジンを正面からみて左右両
    側に複数のセンタ金型を格納した一対のドラムを設け、
    この一対のドラムの金型交換位置に前記センタ金型交換
    ユニットを旋回せしめると共に左右方向へ移動せしめて
    所望のセンタ金型を交換すべく構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の折曲げ加工装置の金型交換装
    置。
  3. 【請求項3】 前記センタ金型交換ユニットは旋回軸を
    中心にして旋回自在なセンタアームを備え、このセンタ
    アームを前記一対のドラムの金型交換位置との間でセン
    タアームの先端に着脱自在に設けたセンタ金型を交換自
    在とすることを特徴とする請求項2記載の折曲げ加工装
    置の金型交換装置。
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