JPS6261739A - プレスの材料送りモ−シヨンカ−ブ変更装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、トランスファープレスの材料送りモーション
カーブ変更装置に関するものである。

［従来の技術］ 第４図はトランスファープレスの材料送り装置の一例を
示すもので、図示しない下型に対してムービングボルス
タ−１をスライド昇降させる如く上部に設けられた駆動
歯車機構２に、動力を取出すようにした動力取出軸３を
設け、且つ該動力取出軸３によって回転されるカム軸４
を下部に設け、更に該カム軸４に設けた送りカム５によ
り彎曲アーム６及びそのアーム軸６′を介して送りドラ
イブアーム７を回動させて、その上端に連結した移動軸
８を支持ど一ム９上に沿って送り移動させ得るようにし
、更に上記移動軸８にフィードバー１０．１１を取付け
、且つ該フィードバー１０．１１間に材料吸着機能を持
つクランプ装置１２を設けるようにしている。

更に、前記カム軸４に昇降カム１３を設け、該昇降カム
１３により昇降ドライブアーム１４を回動させて移動バ
ー１５を駆動することにより、前記支持ビーム９を昇降
させるようにした昇降機構１６の駆動を行うようになっ
ている。

［発明が解決しようとする問題点］ しかし上記従来装置においては、フィードバ−１０，１
１による材料の送りモーションカーブが前記送りカム５
によって固定されており、このためプレス条件（プレス
材料の大きざ、上型のストローク等）が変化しても材料
の移動軌跡及びその速度を変化させることができず、よ
って材料の送りに無駄な時間が生じて生産性の低下を生
じる問題を有していた。

又、前記材料の送りモーションカーブを変化させるため
に、プレス条件の変化に応じて送りカム５を取り替える
ことも考えられるが、その交換作業が非常に大変で長時
間を要し、そのために生産性が低下してしまう等の問題
から実施されていないのが実状である。

本発明は、上記従来の問題点に着目してなしたもので、
材料のモーションカーブを短時間且つ容易に変更するこ
とを可能にして生産性の向上を図ることを目的としてい
る。

［問題点を解決するための手段１ 本発明は、上記技術的課題を解決しようとしたもので、
トランスファープレスの材料送り装置における彎曲アー
ムの前面に、該彎曲アームへの押付時、該彎曲アーム側
に設けた駆動歯車に噛合する従動歯車を介して回転駆動
するようにした送りカムを有する複数のカムボックスを
交換可能に備え、且つ前記カムボックスを前記彎曲アー
ム側に対して押付け、離反させるための押引シリンダを
備えた送りカム交換装置を設けたことを特徴とするプレ
スの材料送りモーションカーブ変更装置、に係るもので
ある。

［作　　用］ 従って、本発明のプレスの材料送りモーションカーブ変
更装置によれば、送りカム交換装置により、彎曲アーム
の前面にプレス条件等に応じて異なる形状の送りカムを
備えたカムボックスを切換え位置させて押付けることに
より、材料の送りモーションカーブを複数段階に容易に
変更することができる。

［実　施　例］ 以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。

第１．２図は前記第４図のトランスファープレスの材料
送り装置に適用した本発明の一例を示すもので、図中同
一符号を付したものは同一物を表わしている。

図示する如く、彎曲アーム６及び送りドライブアーム７
を固定しているアーム軸６′を回転自在に支持し、且つ
該アーム軸６′の外周に、駆動歯車１７及び伝達歯車１
８を有した外側軸１９を同軸に設け、前記動力取出軸３
により、伝達軸２０、ピニオン２１及び前記伝達歯車１
８を介してアーム軸６′の外周を回転するようにしてい
る。

又、前記彎曲アーム６の外方位置には、送りカム交換装
置２２が設けられている。

送りカム交換装置２？は回動駆動用モータ２３により支
持ローラ２４を介して架台２５上を回転し得るようにし
た回転テーブル？６を有しており、且つ該回転テーブル
２６上の周方向所要間隔位置には、複数のカムボックス
２７が放射方向にスライド可能で且つ上下左右には移動
できないように拘束されて設けられており、且つ回転テ
ーブル２６上には、前記各カムボックス２７を放射方向
にスライドさせるための押引シリンダ２８が各カムボッ
クス２７に対応して設けられている。

前記各カムボックス２７には、前記押引シリンダ２８の
伸長による前進により前記駆動歯車１７に噛合する従動
歯車２９を有したカム軸３０が設けられており、且つ該
カム軸３０には、前記彎曲アーム６のガイドローラ３１
　、３２に接してその回動を行うようにした種々の形状
をもつ送りカム３３が取付けられている。

上記において、プレス材料の変化等のプレス条件が変更
されて材料の送りモーションカーブを変更させる必要が
生じた際は、第１図の状態から押引シリンダ２８を縮小
して今まで使用していたカムボックス２７を後退させた
後、回動駆動用モータ２３を駆動することにより回転テ
ーブル２６を回転させてプレス条件に対応した送りカム
３３を有したカムボックス２７を彎曲アーム６の前面位
置に停止させ、続いて押引シリンダ２８を伸長する。こ
れにより従動歯車２９が駆動歯車１７に噛合してカム軸
３３及び送りカム３３が回転することにより、彎曲アー
ム６のスイングが変更され、よって材料の送りモーショ
ンカーブか変更される。上記操作により、短時間で容易
に材料の送りモーションカーブを変更することができる
。

第３図は本発明の他の実施例を示すもので、前記回転式
の送りカム交換装置２２に代えて、前記各カムボックス
２７を前記彎曲アーム６の前面に設けたレール３４上を
車輪３５を介して走行するようにした移動台車３６上に
夫々スライド可能に支持し、前記彎曲アーム６前方の固
定台３７上に設けた押引シリンダ２８により彎曲アーム
６側への押付け、及び離反を行わせるようにしている。

この実施例においては、移動台車３６を走行させて必要
な送りカム３３を有したカムボックス２７を彎曲アーム
６に対応させるように切換えることにより、材料の送り
モーションカーブを変更することができる。

尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではなく
、図示の場合アーム軸６′と外側軸１９を同軸上に設け
た場合について例示したが、別々に設けるようにしても
良いこと、押引シリンダ２８を彎曲アーム６側に設ける
ようにしても良いこと、その池水発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ること、等は勿論で
ある。

［発明の効果］ 上記したように、本発明のプレスの材料送りモーション
カーブ変更装置によれば、形状の異なるカムを有する複
数のカムボックスを備えた送りカム交換装置により、彎
曲アームに対して任意の送りカムを選定交換することか
できるよ′うにしたので、材料の送りモーションカーブ
をプレス条件に応じて複数段階に容易に変更することが
でき、よってプレス作業の無駄時間を削減して生産性の
向上を図ることができる優れた効果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図はトランスファープレスの材料送り装置に適用す
る本発明の送りカム交換装置の一例を示す説明用側面図
、第２図は第１図の平面図、第３図は本発明の送りカム
交換装置の別の例を示す説明用側面図、第４図はトラン
スファープレスの材料送り装置の一例を示す全体斜視図
である。 ２は駆動装置、３は動力取出軸、６は彎曲アーム、６′
はアーム軸、７は送りドライブアーム、１０．１１はフ
ィードバー、１２はクランプ装置、１７は駆動歯車、１
９は外側軸、２２は送りカム交換装置、２３は回動駆動
用モータ、２６は回転テーブル、２７はカムボックス、
２８は押引シリンダ、２９は従動歯車、３０はカム軸、
３３は送りカム、３６は移動台車を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）トランスファープレスの材料送り装置における彎曲
   アームの前面に、該彎曲アームへの押付時、該彎曲アー
   ム側に設けた駆動歯車に噛合する従動歯車を介して回転
   駆動するようにした送りカムを有する複数のカムボック
   スを交換可能に備え、且つ前記カムボックスを前記彎曲
   アーム側に対して押付け、離反させるための押引シリン
   ダを備えた送りカム交換装置を設けたことを特徴とする
   プレスの材料送りモーションカーブ変更装置。