JP4048893B2 - プレスブレーキ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、下型と上型との間に位置する板材をV字状に曲げるプレスブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
この種の従来のプレスブレーキとして、複数の上型および下型を収納した金型ストッカをプレスブレーキ本体とは別に設けた自動交換式のものが提案されている(例えば特許文献1)。この提案例では、金型ストッカに収納された上型および下型の中から所望の一対の上型および下型をチェンジャーアームで選択し、プレスブレーキ本体の上型支持部材および下型支持部材に装着されていたそれまでの上型および下型と交換して装着する。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−275941号公報
【0004】
しかし、この構成のプレスブレーキでは、プレスブレーキ本体の上型支持部材および下型支持部材に装着された上型および下型をチェンジャーアームで金型ストッカに戻してから、別の上型および下型を選択してチェンジャーアームで前記上型支持部材および下型支持部材に装着するという動作が必要となる。そのため自動化されているとはいえ、型交換の作業に時間が長くかかる。
【0005】
また、プレスブレーキの他の従来例として、図11に示すように、上型支持部材42の下部に固定した上型47と、上型脱着装置49,50で上型支持部材42の下部に脱着可能に装着される他の2つの上型48A,48Bとを使い分けるように構成したものも知られている。
【0006】
しかし、同図のプレスブレーキでは、脱着可能な上型48A,48Bを使用する場合、それらの上型を固定の上型47の下方位置に装着して加工することになる。そのため、固定の上型47と脱着可能な上型48A(48B)とが上下2段に配置される構成となり、機械全体の上下高さが高くなるという問題がある。また、固定の上型47で加工する場合、他の上型48A,48Bによる加工の場合よりも上型下降ストロークが長くなる。これによっても機械全体の高さが高くなる。また、脱着可能な1つの上型48Aは、その待機位置が上型支持部材42の前方上部となるため、上型支持部材42の前方での作業者の作業を妨げる要因となり、作業性を低下させるという問題点もある。
【0007】
この発明の目的は、上型の交換時間を短縮して生産効率を向上させることができ、かつ複数の上型を有していても機械高さが高くなることのないプレスブレーキを提供することである。
この発明の他の目的は、機械前方のスペースを確保して作業者の作業性を向上させることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の発明のプレスブレーキは、成形用の凹部を有する下型と、この凹部に進入する先端部分を有する上型とを備え、上記先端部分が凹部に進入することにより、下型と上型との間に位置する板材をV字状に曲げるプレスブレーキであって、昇降駆動される上型支持部材と、この上型支持部材の上型装着部に対して互いに交換して装着可能な複数の上型と、これら複数の上型のそれぞれに対して個別に設けられ、対応する上型を上型支持部材の上型装着部に装着される位置と待機位置との間に移動させる複数の上型脱着装置とを備えている。
この構成によると、複数設けられる各上型に対して上型脱着装置が個別に設けられるため、上型支持部材の上型装着部に対する上型の退避動作と新たな上型の装着動作とが並行して、あるいは殆ど待ち時間を生じることなく連続して行える。そのため、上型の自動交換時間が短縮される。上型を頻繁に交換することが必要な加工の場合、このような自動交換時間の短縮は、生産効率の向上に大きく寄与する。
また、各上型がいずれも上型支持部材の上型装着部に対して脱着されるので、脱着可能な上型を固定の上型の下に装着する従来例と異なり、上型支持部材に対して同じ位置に各上型を装着することができて、機械全体の高さを低くすることもできる。また、使用する上型の違いによる上型支持部材の昇降ストロークの大きな違いを無くすことができる。
【0009】
この発明のプレスブレーキは、より具体的には、成形用の凹部を有する下型と、この凹部に進入する先端部分を有する上型とを備え、上記先端部分が凹部に進入することにより、下型と上型との間に位置する板材をV字状に曲げるプレスブレーキであって、昇降駆動される上型支持部材と、第1の上型を上型支持部材の上型装着部に装着する装着位置と上型支持部材から退避した第1の待機位置とに位置切換する第1の上型脱着装置と、第2の上型を上型支持部材の上型装着部に装着する装着位置と上型支持部材から退避した第2の待機位置とに位置切換する第2の上型脱着装置とを有し、第1の上型脱着装置と第2の上型脱着装置とは、上型支持部材の機械奥側に位置して前記上型支持部材に設けられ、前記第1の待機位置は、第1の上型が上型支持部材に装着される装着位置に対して機械奥側でかつ上昇した位置であり、前記第2の待機位置は、前記第1の待機位置の機械奥側であり、前記第2の上型脱着装置は、上型支持部材に装着される装着位置と前記第2の待機位置との間を、第1の待機位置にある第1の上型の外周を旋回する軌道で、第2の上型を、姿勢が上下反転するように旋回移動させる。
この構成の場合、第1の上型脱着装置と第2の上型脱着装置とが共に上型支持部材の機械奥側に位置するため、上型支持部材の機械前方に大きく突出する機構が不要で、機械前方に作業者の作業を妨げないスペースを確保できる。そのためプレスブレーキに対して作業を行う作業者やあるいは板材搬送装置等の作業性が向上する。
【0010】
この発明において、第1の上型脱着装置と第2の上型脱着装置とは、それぞれ上型支持部材の長手方向の両側で第1の上型および第2の上型を支持する第1の支持部および第2の支持部を有し、これら第1の支持部と第2の支持部とが、上記長手方向の異なる位置に配置されたものとしても良い。
この構成の場合、第1の支持部と第2の支持部が機械の前後方向に重なることがなく、機械の前後幅を小さく抑えることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態を図1〜図10と共に説明する。図1はこの実施形態に係るプレスブレーキの概略構成を示す正面図、図2はその右側面図、図3はその平面図である。このプレスブレーキは、側面形状が前方に開口した概形コ字状のフレーム1を有し、その上フレーム部1aおよび下フレーム部1bに、上型支持部材2および下型支持部材3が上下に対向して設置されている。下型支持部材3の上端には、成形用の凹部を有し左右方向(X方向)に延びる複数種類の下型6が前後(Y方向)に並べて設置されている。上型支持部材2は左右方向(X方向)に延びる板状の部材であって、上フレーム部1aの左右に配置されたガイド手段4,4によって昇降自在に支持されており、昇降駆動手段5(図2)によって昇降駆動される。上型支持部材2は、一般にラムと呼ばれる。上型支持部材2の下部には複数種類(ここでは2種類)の上型7,8が,これらの上型に対応する個別の上型脱着装置9,10により交換して装着される。上記各上型7,8は、下型6の凹部に進入する先端部分を有し、その先端部分が上型支持部材2の下降で下型2の凹部に進入することにより、下型6と上型7(8)の間に位置する板材がV字状に曲げ加工される。
【0012】
上記複数種類の下型6は、前後に移動可能であり、下型交換装置(図示せず)により任意の下型6が上型支持部材2の直下に移動させられる。また、図2のように、上型支持部材2の下部には上型の上部が接して装着される上型装着部となる上型装着面2aが形成されている。上型装着面2aは、断面が略直角を成す切欠状の面であり、後ろ向きの前後位置決め面2aa(図8)と下向きの上下位置決め面2abとを有している。各上型7,8は、上型脱着装置9,10により上型装着面2aの上記2つの位置決め面2aa,2abに押し付け状態を保つことで、上型支持部材2に対する装着状態となる。
【0013】
第1,第2の上型脱着装置9,10の概要を説明する。第1の上型脱着装置9は、上型7を、上型支持部材2に装着される装着位置(図4の位置)から後方へ揺動させ(図8)、その揺動した位置で待機位置R1(図10)まで上昇させる経路の動作を行わせる。待機位置R1から装着位置への移動は、上記と同じ経路を逆方向へ移動する。第2の上型脱着装置10(図7)は、上型支持部材2に装着される装着位置と待機位置R2との間を、円弧軌道で旋回移動させる。この円弧軌道は、待機位置R1にある第1の上型7の外周を旋回する軌道となる。第1,第2の上型脱着装置9,10の詳細は、次の通りである。
【0014】
図1に示すように、第1の上型脱着装置9は、上型支持部材2の長手方向(X方向)の左右両側に、対応する第1の上型7を支持する一対の第1の支持部11を有する。また、第2の上型脱着装置10も、上型支持部材2の長手方向(X方向)の左右両側に、対応する第2の上型8を支持する一対の第2の支持部12を有する。これら第1および第2の支持部11,12は、上型支持部材2の長手方向(X方向)の異なる位置に配置されている。すなわち、長手方向の両側において、第2の支持部11は第1の支持部12よりも外側寄りに配置されている。
【0015】
第1の上型脱着装置9を構成する左右の各支持部11は、第1の上型7を昇降させる昇降手段13と、第1の上型7を前後(Y方向)に揺動させる揺動手段14とからなる。図1におけるIV−IV矢視断面図を示す図4のように、第1の上型脱着装置9の昇降手段13は、上型支持部材2の裏面にブラケット15を介して前後方向(Y方向)に揺動自在に支持された立ち姿勢の流体圧式のシリンダ16を有し、その進退ロッド17の先端部がブラケット18を介して第1の上型7の上部裏面に連結されている。また、図1におけるV−V矢視断面図を示す図5のように、第1の上型脱着装置9の揺動手段14は、揺動動作の駆動源であるアクチュエータ19と、このアクチュエータ19の出力を第1の上型7に伝達する伝達機構20とからなる。伝達機構20は、上型7の左右の部分の昇降を同期させる同期手段を兼ねる。アクチュエータ19は流体圧式のシリンダからなり、その基端部は、上型支持部材2の裏面から後方に向けて突設された支持部材21に回動自在に支持されている。伝達機構20は、上型支持部材2の裏面に設置されたピニオン22と、このピニオン22に噛み合うラック23と、このラック23を昇降自在に保持するラック保持部材24とで構成される。ピニオン22は、図6に背面図で示すように、その回転軸22aが上型支持部材2の長手方向(X方向)に延びる水平姿勢で上型支持部材2に設置されており、回転軸22aは上型支持部材2の他側部に位置する第1の支持部11を構成するピニオン22の回転軸22aに連結される。両側のピニオン22の回転軸22は、互いに一体のものであっても良い。これにより、両側のピニオン22が同期して回転し、上型7の左右の部分の昇降が同期する。ラック23の下端部はブラケット32を介して第1の上型7の上部裏面に連結されている。ラック保持部材24は、側面断面がコ字状の部材であって、前記ピニオン22の回転軸22aに回転自在に支持されてピニオン22を覆うように配置されている。このラック保持部材24の後部に、前記アクチュエータ19の進退ロッド19aの先端部が回動自在に連結されており、アクチュエータ19の進退駆動でラック保持部材24がピニオン22の軸心回りに回動する。これにより第1の上型7が前後方向(Y方向)に揺動する。
このように、第1の上型脱着装置9を構成する左右の第1の支持部11,11は、昇降手段13のシリンダ16と揺動手段14のラック23とで第1の上型7を支持している。
【0016】
図7は、第2の上型脱着装置10を構成する左右の第2の支持部12,12のうち、右側方の支持部12を右側方から見た側面図を示す。この支持部12は、駆動源であるアクチュエータ25と、このアクチュエータ25の出力を第2の上型8に伝達する伝達機構26とからなる。アクチュエータ25は流体圧式のシリンダからなり、下向きの立ち姿勢でブラケット27を介して上型支持部材2に固定されている。伝達機構26は、ピニオン28と、このピニオン28に噛み合うラック29と、このラック29を昇降自在に保持するラック保持部材30とで構成されている。ピニオン28は、その回転軸28aが上型支持部材2の長手方向(X方向)に延びる水平姿勢で上型支持部材2の裏面に設置され、その回転軸28aが連結部材31を介して第2の上型8の上部裏面に連結されている。ラック29は、その上端部がアクチュエータ25の進退ロッド25aの先端部に連結されている。ラック保持部材30は、ピニオン28を覆うように上型支持部材2の裏面に設置されている。第2の上型脱着装置10では、左右の第2の支持部12,12において、アクチュエータ25の駆動でラック29が昇降することにより、ピニオン28が回動し、ピニオン28の回転軸28aに連結された第2の上型8が前後方向(Y方向)に回動する。
【0017】
次に、この実施形態のプレスブレーキにおける上型7,8の交換装着動作を、図4〜図10を参照して説明する。図4および図5に示すように、第1の上型7が装着位置である上型支持部材2の下部の上型装着面2aに装着された状態で、第2の上型8は、その後方のやや上部位置を待機位置R2として退避している。この状態から、先ず図8のように、第1の上型脱着脱装置9の揺動手段14を構成するアクチュエータ19が後退駆動することで、ラック保持部材24がピニオン22の軸心回りに反時計方向に回動し、これに伴いラック保持部材24に保持されているラック23が後方に若干揺動する。これにより、第1の上型7は上型支持部材2の上型装着面2aから離反して後退する。第1の上型脱着脱装置9の昇降手段13を構成するシリンダ16は、ブラケット15を介して上型支持部材2に支持されていて、このときの上型7の後退に伴い図9のように後方に揺動するので、上型7の後退をシリンダ16が妨げることはない。
次に、第1の上型脱着脱装置9の昇降手段13を構成するシリンダ16が、図10のように後退駆動することで、第1の上型7は上昇して、上型支持部材2と第2の上型8の待機位置R2の間の第1の待機位置R1に退避する。この上昇動作のとき、揺動手段14を構成するラック23がピニオン22に噛み合って上昇するので、第1の上型7は左右両側の部分の上昇動作が同期し、第1の上型7の退避動作を安定良く円滑に行うことができる。
【0018】
第1の上型7が上記した第1の待機位置R1に退避している状態で、第2の上型脱着装置10の駆動源であるアクチュエータ25が図7のように下降駆動すると、ラック29に噛み合うピニオン28が時計方向に回転する。これにより、ピニオン28の回転軸28aに連結部材31を介して連結された第2の上型8がピニオン28の軸心回りに回動して、第2の待機位置R2から上型支持部材2の下部の上型装着面2aに装着される。このときの第2の上型8の移動経路は第1の上型7の移動経路のほぼ外周側を回動する経路となり、第1の上型7との干渉を生じさせない最短経路となる。
【0019】
第2の上型8を第2の待機位置R2に退避させ、第1の上型7を第1の待機位置R1から装着位置へ移動させる動作は、上述した動作と逆の動作を辿ることにより同様に達成される。
【0020】
このように、この実施形態のプレスブレーキでは、各上型7,8を対応する個別の上型脱着装置9,10で上型支持部材2の装着位置と各待機位置R1,R2との間に移動させるようにしているので、従来の金型ストッカから上型を選択して上型支持部材に脱着可能に装着するものに較べて、上型7,8の自動交換装着の時間短縮が可能となり、作業能率を向上させることができる。
また、各上型7,8はいずれも個別の上型脱着装置9,10で上型支持部材2に対して脱着されるので、固定の上型と脱着可能な上型とが混在する図11の従来例の場合のように、上型支持部材に対して上型が上下2段に装着された状態にならず、機械全体の高さを低くできる。
【0021】
また、第1の上型脱着装置9と第2の上型脱着装置10とは、共に上型支持部材2の機械奥側に位置させているので、機械前方に作業者の作業を妨げないスペースを確保でき、作業性を向上させることもできる。
【0022】
さらに、第1の上型脱着装置9を構成する左右の第1の支持部11,11と、第2の上型脱着装置10を構成する左右の第2の支持部12,12とは、上型支持部材2の長手方向(X方向)の異なる位置に配置されているので、これら両支持部11,12が機械の前後方向(Y方向)に重なることがなく、機械の前後幅を小さく抑えることができる。
【0023】
なお、上記実施形態では、上型を第1,第2の2つとしたが、上型を3つ以上設け、それぞれ個別に上型脱着装置を設けても良い。上型を3つ以上設ける場合に、上型脱着装置を全て上型支持部材2の後ろ側に配置しても良く、また一部の上型脱着装置を上型支持部材2の前側に配置して良い。
【0024】
【発明の効果】
この発明のプレスブレーキは、昇降駆動される上型支持部材と、第1の上型を上型支持部材に装着する装着位置と上型支持部材から退避した第1の待機位置とに位置切換する第1の上型脱着装置と、第2の上型を上型支持部材に装着する装着位置と上型支持部材から退避した第2の待機位置とに位置切換する第2の上型脱着装置とを有するため、上型の交換時間を短縮して生産能率を向上させることができ、かつ複数の上型を有していても機械高さが高くなることがないという効果が得られる。また、第1の上型脱着装置と第2の上型脱着装置とを、共に上型支持部材の機械奥側に配置し、前記第1の待機位置は、第1の上型が上型支持部材に装着される装着位置に対して機械奥側でかつ上昇した位置であり、前記第2の待機位置は、前記第1の待機位置の機械奥側であり、前記第2の上型脱着装置は、上型支持部材に装着される装着位置と前記第2の待機位置との間を、第1の待機位置にある第1の上型の外周を旋回する軌道で、第2の上型を、姿勢が上下反転するように旋回移動させるものとしたため、機械前方に作業者等の作業を妨げないスペースを確保できて、作業性が向上する。
第1の上型脱着装置と第2の上型脱着装置とが、それぞれ上型支持部材の長手方向の両側で第1の上型および第2の上型を支持する第1の支持部および第2の支持部を有し、これら第1の支持部と第2の支持部とが、上記長手方向の異なる位置に配置されたものとした場合は、機械の前後幅を小さく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るプレスブレーキの概略構成を示す正面図である。
【図2】同プレスブレーキの概略構成を示す右側面図である。
【図3】同プレスブレーキの概略構成を示す平面図である。
【図4】図1におけるIV−IV矢視断面図である。
【図5】図1におけるV−V矢視断面図である。
【図6】同プレスブレーキにおける第1の上型脱着装置の右側の支持部を示す背面図である。
【図7】同プレスブレーキにおける第2の上型脱着装置の右側の支持部を示す側面図である。
【図8】同プレスブレーキにおける第1の上型の退避動作の途中を示す揺動手段の側面図である。
【図9】同プレスブレーキにおける第1の上型の退避動作の途中を示す昇降手段の側面図である。
【図10】同プレスブレーキにおける第1の上型の退避動作の完了状態を示す側面図である。
【図11】従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
2…上型支持部材
6…下型
7…第1の上型
8…第2の上型
9…第1の上型脱着装置
10…第2の上型脱着装置
11…第1の支持部
12…第2の支持部
R1…第1の待機位置
R2…第2の待機位置
Claims (2)
- 成形用の凹部を有する下型と、この凹部に進入する先端部分を有する上型とを備え、上記先端部分が凹部に進入することにより、下型と上型との間に位置する板材をV字状に曲げるプレスブレーキであって、昇降駆動される上型支持部材と、第1の上型を上型支持部材の上型装着部に装着する装着位置と上型支持部材から退避した第1の待機位置とに位置切換する第1の上型脱着装置と、第2の上型を上型支持部材の上型装着部に装着する装着位置と上型支持部材から退避した第2の待機位置とに位置切換する第2の上型脱着装置とを有し、第1の上型脱着装置と第2の上型脱着装置とは、上型支持部材の機械奥側に位置して前記上型支持部材に設けられ、前記第1の待機位置は、第1の上型が上型支持部材に装着される装着位置に対して機械奥側でかつ上昇した位置であり、前記第2の待機位置は、前記第1の待機位置の機械奥側であり、前記第2の上型脱着装置は、上型支持部材に装着される装着位置と前記第2の待機位置との間を、第1の待機位置にある第1の上型の外周を旋回する軌道で、第2の上型を、姿勢が上下反転するように旋回移動させるプレスブレーキ。
- 第1の上型脱着装置と第2の上型脱着装置とは、それぞれ上型支持部材の長手方向の両側で第1の上型および第2の上型を支持する第1の支持部および第2の支持部を有し、これら第1の支持部と第2の支持部とは、上記長手方向の異なる位置に配置された請求項1記載のプレスブレーキ。
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