JPH0711183U - 鳩の侵入防止装置 - Google Patents

鳩の侵入防止装置

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JPH0711183U
JPH0711183U JP4471193U JP4471193U JPH0711183U JP H0711183 U JPH0711183 U JP H0711183U JP 4471193 U JP4471193 U JP 4471193U JP 4471193 U JP4471193 U JP 4471193U JP H0711183 U JPH0711183 U JP H0711183U
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JP
Japan
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pigeon
prevention device
intrusion prevention
building
wire rods
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Application number
JP4471193U
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English (en)
Inventor
博 谷本
Original Assignee
有限会社谷本板金
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 倉庫、事務所、工場等の出入口や窓に設置す
ることによって、建物内部に鳩が侵入することを防止す
ると共に、良好な通気性、通光性等を得ることができる
鳩の侵入防止装置を提供する。 【構成】 鳩の侵入防止装置Aは、建物の出入口等に設
置される鳩の侵入防止装置であって、四角形状の外枠1
と鳩が止まることのできない太さの複数の線材2から構
成されており、複数の線材2が、鳩が通過することがで
きない間隔で外枠1の内側に張られていることを特徴と
する。したがって、鳩は線材2間を通過することができ
ないため、建物の内部に侵入することができないので、
建物内部を鳩の糞害等から守ることができると共に、建
物内部の通気性、通光性等を良好な状態に保つことがで
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鳩の侵入防止装置に関する。さらに詳しくは、倉庫、事務所、工場 等の内部に鳩が侵入するのを防ぐために使用される鳩の侵入防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、倉庫等においては通気性等の観点から昼間は出入口や窓を開放して おく場合が多く、また、事務所、工場等においては通気性、通光性、ホコリの充 満防止等の観点から出入口や窓を開放した状態で事務、作業等をする場合が多い 。かかる状態は、特に夏場においてよく見かけられる光景である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、倉庫、事務所、工場等の出入口や窓を開放した状態での品物の保管 、作業等においては、通気性、通光性等の観点からは好都合であるが、以下のよ うな問題があった。 倉庫、事務所、工場等の出入口や窓から鳩が建物内部に侵入し、ところかま わず糞をするため、倉庫内の品物や工場内の諸設備等が鳩の糞害を受けることが 多い。 また、鳩が工場の設備内にはいり込んで死ぬことも多く、その都度機械を止 めて死んだ鳩を取り除かなければならず、作業能率の低下につながる。 事務所、工場内等に鳩が侵入し、鳴き声をあげながら事務所、工場内等を飛 び回るため、非常に騒がしく不愉快である。 鳩の侵入を防止するために、出入口や窓を閉めたのでは通気性、通光性等の 観点から不都合な点が多い。 なお、上記問題点は、一般家庭で飼っていた鳩が野生化して大量に繁殖した昨 今においては、いたるところで発生している。
【0004】 本考案はかかる事情に鑑み、倉庫、事務所、工場等の出入口や窓に設置するこ とによって、倉庫、事務所、工場等の建物内部に鳩が侵入することを防止し、し かも、良好な通気性、通光性等を得ることができる鳩の侵入防止装置を提供する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の鳩の侵入防止装置は、建物の出入口や窓に設置される鳩の侵入防止装 置であって、四角形状の外枠と鳩が止まることのできない太さの複数の線材から 構成されており、前記複数の線材が、鳩が通過することができない間隔で前記外 枠の内側に張られていることを特徴とする。 また、建物の出入口や窓に近接して設置される鳩の侵入防止装置であって、水 平方向の2本の棒材と鳩が止まることのできない太さの複数の線材から構成され ており、前記複数の線材が、鳩が通過することができない間隔で前記2本の棒材 間にかけ渡されていることを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案の鳩の侵入防止装置は、四角形状の外枠の内側または2本の棒材間に鳩 が止まることのできない太さの線材が張られているため、鳩は線材に止まること ができず、また、線材の間隔は、鳩が通過できないように形成されているため、 鳩は線材間を通過することができないが、空気や光等にとっては何ら影響がない 。
【0007】
【実施例】
つぎに、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例) 第1実施例は、第1考案に対応する実施例である。 図1は本考案の一実施例である引き戸式の鳩の侵入防止装置Aを示している。
【0008】 この鳩の侵入防止装置Aは、図1に示すように、外枠1と複数の線材2から構 成されている。
【0009】 外枠1は、2本の縦枠1a,1bと2本の横枠1c,1dによって構成された四角形状 の枠体であり、その大きさは建物の出入口の大きさに応じて自在に設定すること ができる。そして、下方の横枠1dには2個の車輪11,12が取り付けられている。
【0010】 線材2は、鳩が止まることができない太さの線材であれば、とくに制限なくど のようなものでも使用できるが、本実施例では、強度、耐久性、価格等を考慮し て20井(直径 0.8mm)のピアノ線を使用した(線材2の詳細については、実願平 5− 20267号に開示されている)。
【0011】 そして、複数の線材2が、外枠1の内側に縦方向に張られており、その間隔は 、鳩が通過することができない程度であれば自在に設定することができるが、本 実施例では外枠1への張り付けの容易性、経済性等を考慮して約200mm とした。
【0012】 なお、本実施例では、複数の線材2を外枠1の内側に縦方向に張ったが、横方 向に張ってもよく、その方向は自在に設定することができる。
【0013】 つぎに、鳩の侵入防止装置Aを建物の出入口に設置する方法について説明する 。ここで、建物の出入口は、図1〜2に示すように2本のレール21,22上をそれ ぞれ移動する2枚の引き戸23,24によって構成された引き戸式の出入口である。
【0014】 まず、図2に示すように、出入口の前側、すなわち引き戸23,24の外側で、レ ール21,22と並行にレール3を設置する。
【0015】 つぎに、レール3上に、鳩の侵入防止装置Aの下方の横枠1dに取り付けられた 2個の車輪11,12をのせると、鳩の侵入防止装置Aはレール3上を移動可能な状 態となる。 なお、実施例では、鳩の侵入防止装置Aの下方の横枠1dに取り付けられた2個 の車輪11,12によって、鳩の侵入防止装置Aがレール3上を移動するようにした が、鳩の侵入防止装置Aが引き戸23,24と並行に移動することができれば、とく に制限なくどのような方法であってもよい。 最後に、図2に示すように、引き戸23,24を建物の出入口の一方の側に寄せ、 鳩の侵入防止装置Aを他方の側に寄せて鳩の侵入防止装置Aの出入口への設置が 完了する。
【0016】 したがって、人が建物へ出入りする場合には、鳩の侵入防止装置Aを開閉する だけでよい。また、鳩の侵入防止装置Aを使用しない時は、建物への出入りに際 して開閉しない引き戸の方へ鳩の侵入防止装置Aを寄せておけばよい。 なお、本実施例では、鳩の侵入防止装置Aを引き戸23,24の外側に設置したが 、引き戸23,24の内側、すなわち出入口の内側に設置してもよい。
【0017】 以上のように、本考案の鳩の侵入防止装置Aを使用すれば、人は容易に建物の 内部へ出入りすることができるが、鳩は建物の内部へ侵入することができないた め、建物内部を鳩の糞害から守ることができると共に、空気や光等にとっては、 建物の出入口は開放状態と同一状態であるので、建物内部の通気性、通光性等を 非常に良好な状態に保つことができる。また、線材が細く、線材間の間隔が広い ので、網戸を閉めているようなうっとうしさがない。 なお、本実施例では、鳩の侵入防止装置Aを建物の出入口に設置する場合につ いて例示したが、同様にして窓に設置することもできる。
【0018】 (第2実施例) 第2実施例は、第2考案に対応する実施例である。 図3は、本考案の一実施例である鳩の侵入防止装置Bを示している。 この鳩の侵入防止装置Bは、図3に示すように、水平方向の上棒材5、下棒材 6および複数の線材2から構成されている。 そして、複数の線材2が上棒材5と下棒材6の間にかけ渡されており、線材2 の種類、太さおよび線材2の間隔は、前記第1実施例の場合と同様である。
【0019】 上棒材5には回転軸7が取り付けられており、回転軸7の回転により、複数の 線材2が上棒材5へ巻き付けられ、下棒材6が上方へ移動するように構成されて いる。 したがって、建物の出入口に近接して鳩の侵入防止装置Bが取り付けられてい る場合には、図3〜4に示すように、回転軸7を線材2が巻き付けられる方向( 矢印x方向)に回転させると、下棒材6が上方へ移動するため、建物の出入口が 開放された状態となるので、かかる状態で人が出入りすることができる。そして 、人の出入りが終われば回転軸7を逆方向に回転させて、下棒材6を最初の位置 まで降下させれば、建物の出入口付近には複数の線材2が張られた状態となる。
【0020】 なお、本実施例では、建物内部への人の出入りを可能とする出入口を構成する ため、上棒材5に線材2を巻き付けて下棒材6を上方へ移動させる構成としたが 、鳩の侵入防止装置B全体を上方へ移動させる構成であってもよい。
【0021】 以上のように、鳩の侵入防止装置Bを使用すれば、建物内部へ鳩は侵入できな いので、建物内部を鳩の糞害から守ることができると共に、建物内部の通気性、 通光性等を良好な状態に保つことができる。また、うっとうしさがない点は前記 第1実施例の場合と同様である。 なお、本実施例では鳩の侵入防止装置Bを建物の出入口に近接して設置する場 合について例示したが、鳩の侵入防止装置Bを窓の外側に近接して設置すること もできる。
【0022】
【考案の効果】
本考案の鳩の侵入防止装置では、鳩は線材間を通過することができないため、 建物の内部に侵入することができないので、建物内部を鳩の糞害等から守ること ができると共に、建物内部の通気性、通光性等を良好な状態に保つことができる 。また、線材が細く、線材間の間隔が広いため、網戸を閉めているようなうっと うしさがないので、有効に利用することができる。 また、鳩は線材に止まることができないので、外枠等を鳩の糞害から守ること もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例にかかわる鳩の侵入防止装
置を建物の出入口に設置した場合の正面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】本考案の第2実施例にかかわる鳩の侵入防止装
置の斜視図である。
【図4】上棒材に線材を巻き付けて出入口を形成する場
合の状態説明右側面図である。
【符号の説明】
A 鳩の侵入防止装置 B 鳩の侵入
防止装置 1 外枠 2 線材 5 棒材 6 棒材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の出入口や窓に設置される鳩の侵入防
    止装置であって、四角形状の外枠と鳩が止まることので
    きない太さの複数の線材から構成されており、前記複数
    の線材が、鳩が通過することができない間隔で前記外枠
    の内側に張られていることを特徴とする鳩の侵入防止装
    置。
  2. 【請求項2】建物の出入口や窓に近接して設置される鳩
    の侵入防止装置であって、水平方向の2本の棒材と鳩が
    止まることのできない太さの複数の線材から構成されて
    おり、前記複数の線材が、鳩が通過することができない
    間隔で前記2本の棒材間にかけ渡されていることを特徴
    とする鳩の侵入防止装置。
JP4471193U 1993-07-23 1993-07-23 鳩の侵入防止装置 Pending JPH0711183U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5838285B2 (ja) * 1981-04-02 1983-08-22 小沢コンクリ−ト工業株式会社 多孔質コンクリ−トパイプの製造方法
JPS5838284B2 (ja) * 1981-04-14 1983-08-22 ミサワホ−ム株式会社 脱型装置
JPH0217081B2 (ja) * 1984-02-15 1990-04-19 Tomoegawa Paper Co Ltd

Patent Citations (3)

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