JPH07111553A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07111553A
JPH07111553A JP6195687A JP19568794A JPH07111553A JP H07111553 A JPH07111553 A JP H07111553A JP 6195687 A JP6195687 A JP 6195687A JP 19568794 A JP19568794 A JP 19568794A JP H07111553 A JPH07111553 A JP H07111553A
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JP6195687A
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Fumihiko Sato
文彦 佐藤
Masahito Nishikawa
雅人 西川
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パーソナルコンピュータ等の外部装置のデー
タもプリンタ出力可能なファクシミリ装置において、交
信相手先との間でなされるファクシミリ受信を滞りなく
行う。 【構成】 外部装置からなされるプリンタ出力要求によ
ってプリンタ出力用ジョブを作成し、このプリンタ出力
用ジョブをシステム制御部11のジョブ管理部が管理す
る。このプリンタ出力用ジョブが起動されている間に、
通信制御部7が交信相手先からのリンギングを検出する
と、システム制御部11は、メモリ受信のための受信用
ジョブを作成し、通信制御部7にメモリ受信を指示す
る。そして、プリンタ出力用ジョブが終了した後に、画
情報メモリ4に蓄積された画情報を読み出し、プロッタ
2によってこのファクシミリ受信した画情報を記録出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画情報を送受信する
ファクシミリ装置に関し、特に、パーソナルコンピュー
タ等の外部装置のプリンタとしても機能するプリンタ機
能付きのファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、画情報を効率的に
送受信するOA機器として、オフィス、工場等において
広く使用されているが、近年のパーソナルコンピュー
タ、ワークステーション等の情報機器の普及に伴って、
これらの情報機器からのデータも、ファクシミリ受信し
た画情報と同様にプリンタ出力可能なプリンタ機能付き
のファクシミリ装置が登場してきている。
【0003】このようなプリンタ機能付きのファクシミ
リ装置においては、ファクシミリ受信した画情報とプリ
ンタ出力要求のあった画情報を一つのプロッタから記録
出力するので、これら両者の記録出力が競合する可能性
がある。
【0004】従来においては、情報機器等の外部装置の
データをプリンタ出力している時に、他のファクシミリ
装置からのリンギングを検出すると、着呼を受け付けず
にそのままプリンタ出力を継続するのが一般的であっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、外部装
置のデータをファクシミリ装置のプロッタからプリンタ
出力している間、常に他のファクシミリ装置からの着呼
を受け付けないこととすると、ファクシミリ受信に滞り
が生じてしまい、交信相手先のオペレータに対して画情
報の再送といった負担や、交信相手先を間違えたのでは
ないかといった無用の心配を与えてしまうという問題が
あった。
【0006】また、交信相手先のファクシミリ装置から
画情報を受信している間に、外部装置からのプリンタ出
力要求があったとしても、より優先度の高いファクシミ
リ受信を継続して行う必要があった。
【0007】そしてまた、ファクシミリ装置又は外部装
置の両方からデータを受け取るので、排紙トレイが一つ
しかないようなファクシミリ装置の場合には、両者の記
録紙が混在し、オペレータがその両者の記録紙を判別す
ることが難しいという問題があった。
【0008】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、交信相手先との画情報の送受信を行うファクシ
ミリ装置のプロッタを外部装置のデータを記録出力する
プリンタとしても使用する場合の問題点を解消すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、交信相手先との間で画情報の送受信を行
うとともに、パーソナルコンピュータ等の外部装置に接
続されて、この外部装置のデータを画情報に変換して記
録出力を行うファクシミリ装置において、画情報を記憶
する記憶手段と、画情報の記録出力を行う記録手段と、
この記録手段による画情報の記録出力の状況を監視する
監視手段と、交信相手先からのリンギングを検出した場
合であって、監視手段によって記録手段から外部装置の
データが記録出力されていることが判明した場合には、
交信相手先から受信した画情報を記憶手段に記憶し、監
視手段によって記録手段による画情報の記録出力が完了
したことが判明した後に、記憶手段に記憶した画情報を
記録手段から記録出力するよう制御する制御手段とを備
えたファクシミリ装置を提供するものである。
【0010】また、交信相手先との間で画情報の送受信
を行うとともに、パーソナルコンピュータ等の外部装置
に接続されて、この外部装置のデータを画情報に変換し
て記録出力を行うファクシミリ装置において、画情報の
記録出力を行う記録手段と、この記録手段による画情報
の記録出力の状況を監視する監視手段と、交信相手先か
らのリンギングを検出した場合であって、監視手段によ
って記録手段から画情報が記録出力されていないことが
判明した場合には、監視手段によって記録手段による交
信相手先から受信した画情報の記録出力が完了したこと
が判明するまで、外部装置からの記録出力を受け付けな
いよう制御する制御手段とを備えてもよい。
【0011】そしてまた、交信相手先との間で画情報の
送受信を行うとともに、パーソナルコンピュータ等の外
部装置に接続されて、この外部装置のデータを画情報に
変換して記録出力を行うファクシミリ装置において、画
情報を記録出力する記録手段と、この記録手段で用いら
れる記録紙を給紙する複数の給紙手段と、記録手段から
記録出力される画情報の種類を判別する判別手段と、こ
の判別手段によって判別された画情報の種類に応じて、
複数の給紙手段のうち特定の給紙手段を選択するよう制
御する制御手段とを備えてもよい。
【0012】
【作用】この発明によれば、記録手段による画情報の記
録出力の状況を監視手段によって監視し、交信相手先か
らのリンギングを検出した時に、記録手段から外部装置
のデータが記録出力されていれば、この受信した画情報
を一旦記憶手段に記憶する。そして、記録手段による外
部装置のデータの記録出力が完了した後に、この記憶し
た画情報を読み出して記録手段から記録出力を行う。
【0013】また、記録手段による画情報の記録出力の
状況を監視手段によって監視し、交信相手先からのリン
ギングを検出した時に、記録手段から画情報が記録出力
されていなければ、交信相手先から受信した画情報の記
録出力を行い、この記録出力が完了するまで、外部装置
からの記録出力の要求を受け付けないようにする。
【0014】そしてまた、記録手段に給紙する給紙手段
を複数設けた場合には、記録手段から記録出力される画
情報の種類を判別手段によって判別し、これに応じて使
用する給紙手段を選択するようにする。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例を添付図面に基づ
いて具体的に説明する。図1は、この実施例で用いられ
るファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0016】図1に示すように、このファクシミリ装置
は、スキャナ1、プロッタ2、符号化/複合化部3、画
情報メモリ4、網制御部5、モデム6、通信制御部7、
操作表示部8、プリンタ制御部9、プリンタインタフェ
ース10、システム制御部11から構成されており、構
成部分のそれぞれはシステムバス12によって接続され
ている。
【0017】そして、このファクシミリ装置はプリンタ
インターフェース10を介してパーソナルコンピュータ
等の外部装置に接続されている。
【0018】ここで、スキャナ1は、原稿から所定の解
像度で画情報を読み取るものであり、プロッタ2は、画
情報を記録紙に印字するものである。
【0019】また、符号化/複合化部3は、送信する画
情報を符号化するとともに、受信した画情報を複合化す
るものである。画情報メモリ4は、メモリ送信を行う場
合に、送信する画情報を一旦メモリに蓄積したり、代行
受信を行う場合に、受信した画情報を蓄積するものであ
る。そして、現在のメモリ残量は、システム制御部11
によって適宜参照することができる。
【0020】網制御部5は、回線の捕捉、発信先の電話
番号に相当する選択信号の送出、着信の検出等を行い、
所定の発呼及び着呼動作を行うものである。モデム6
は、画情報を変復調して送受信するとともに、伝送制御
手順に従った各種の手順信号を送出するものである。
【0021】通信制御部7は、上述した網制御部5及び
モデム6を制御してCCITTのG3規格等に準拠した
伝送制御手順によって所望のファクシミリ送受信を実現
するものである。
【0022】操作表示部8は、操作ガイダンス等の情報
を表示するためのディスプレイや、オペレータが操作可
能な各種のキー等からなっており、オペレータがディス
プレイに表示された操作ガイダンス等に従って所定のキ
ーを操作することにより、ファクシミリ送受信等の処理
を行うことができる。なお、このファクシミリ装置が外
部装置のプリンタとして利用される場合には、キーから
入力されるKEYコードデータをプリンタ制御部9に通
知し、返送されたデータをディスプレイに表示すること
もできる。
【0023】プリンタ制御部9は、プリンタインターフ
ェース10を制御して外部装置とのハンドシェーク等の
処理を行うものであり、これによってプリンタインタフ
ェース10を介して送られてくるビットマップ展開され
た画情報をシステム制御部11に渡している。
【0024】プリンタインタフェース10は、外部装置
と接続するためのシリアルI/F等のインターフェース
を備えており、これによって画情報の受信及びコマンド
/レスポンスのやり取りが行われる。一方、プリンタイ
ンターフェース10とプリンタ制御部9の間でもコマン
ド等のやり取りが行われており、具体的には、用紙サイ
ズ要求コマンド、システム状態要求コマンド、給紙トレ
イ指定コマンド、排紙トレイ指定コマンド、KEY情報
要求コマンド等がやりとりされる。また、プリンタイン
ターフェース10はシリアルI/F等を介して受信した
ビットパターンデータをビットマップ展開して画情報と
してプリンタ制御部11に渡しており、プリンタ制御部
9は、これをシステム制御部11内にあるSAFファイ
ル情報管理部を介して画情報メモリ4に蓄積している。
【0025】システム制御部11は、CPU、ROM、
RAM等で構成され、ファクシミリ装置全体の制御を行
うことにより、ファクシミリ装置における各種の動作を
実現する。なお、システム制御部11内には、受信用ジ
ョブ、プリンタ出力用ジョブ等の作成、管理等を行うジ
ョブ管理部があり、このジョブ管理部によってリソース
の管理も行われている。リソースとしては、スキャナ
1、プロッタ2、回線等が登録されており、ジョブ管理
部がジョブの作成依頼を受け付けると、必要なリソース
がフリー状態であるか否かが確認され、フリー状態であ
れば、そのリソースを作成依頼のあったジョブに割り当
て、リソースをビジー状態にする。一方、リソースを獲
得しているジョブが一連の処理を終了すると、リソース
はフリー状態に戻る。また、サービスコールエラー等に
よりそのリソースが使用不可な状態ならば、リソースは
ビジー状態になる。また、システム制御部11内には、
SAFファイル情報管理部があり、画情報メモリ4に記
憶されているファクシミリ受信した画情報及び外部装置
から送られてくる画情報を管理している。
【0026】システムバス12は、上述した各構成部分
間におけるデータのやり取りを行う信号ラインである。
【0027】図2は、図1に示したファクシミリ装置の
動作を示すフローチャートである。このフローチャート
に示した各動作は、主にシステム制御部11によって司
られており、まず、通信制御部7がファクシミリ受信の
ためのリンギングを検出しているか否かを判断する(S
201)。ここで、リンギングがあると判断された場合
には、現時点でプロッタ2が使用されているか否かを判
断する(S202)。ここで、プロッタ2の使用状況に
ついては、システム制御部11内のジョブ管理部が管理
する受信用ジョブ(ファクシミリ受信のためのジョブ)
及びプリンタ出力用ジョブ(外部装置からのプリンタ出
力のためのジョブ)の作成の有無を判断することにより
把握する。
【0028】そして、プロッタ2が外部装置からのプリ
ンタ出力に使用されている場合には、メモリ受信のため
の受信用ジョブを作成し、通信制御部7にメモリ受信を
指示する(S203)。一方、プロッタ2が使用中でな
ければ、プリンタ制御部9にオフラインの指示を出し
(S204)、直接受信、すなわち、受信後ただちにプ
ロッタ2から画情報を記録出力するための受信用ジョブ
を作成する(S205)。
【0029】その後、この受信用ジョブの終了を監視し
(S206)、終了した場合には、プリンタ制御部9に
オンラインの指示を行って(S207)、スタート位置
に戻る。
【0030】一方、S201でリンギングが検出されな
かった場合には、外部装置からのプリンタ出力要求があ
るか否かが判断され(S208)、プリンタ出力要求が
ある場合には、現時点でプロッタ2が使用されているか
否かを判断する(S209)。ここで、S208でプリ
ンタ出力要求がないと判断された場合又はS209でプ
ロッタ2が使用中と判断された場合にはスタート位置に
戻る。S209でプロッタ2が使用中でないと判断され
た場合には、プリンタ制御部9の起動を受けてプリンタ
出力用ジョブを作成する(S210)。
【0031】そして、外部装置のデータがプロッタ2か
らプリンタ出力されている間は、リンギングの有無を検
出し(S211)、リンギングがあれば、メモリ受信の
ための受信用ジョブを作成し、通信制御部7にメモリ受
信を指示する(S212)。すなわち、プリンタ出力用
ジョブの終了を監視して(S213)、上記のステップ
S211、S212を繰り返す。プリンタ出力用ジョブ
が終了した場合にはスタート位置に戻る。
【0032】なお、上述した動作においては、プリンタ
出力用ジョブ又は直接受信のための受信用ジョブが作成
されると、必要なリソースであるプロッタ2がフリー状
態にあるか否かが確認され、フリー状態であれば、作成
依頼のあったジョブにプロッタ2を割り当て、プロッタ
2をビジー状態にする。一方、プロッタ2を獲得してい
るジョブが一連の処理を終了すると、プロッタ2はフリ
ー状態に戻る。
【0033】このように、プリンタ出力用ジョブが作成
されて外部装置のデータをプリンタ出力している時に、
交信相手先からのリンギングを検出すると、ファクシミ
リ受信した画情報を画情報メモリ4に記憶し、プリント
出力の終了を待ってこの記録された画情報を記録出力す
るので、ファクシミリ受信の滞りを避けることができ
る。
【0034】また、ファクシミリ受信のための受信用ジ
ョブが作成されてプロッタ2から記録出力がなされてい
る間は、プリンタ制御部9にオフラインの指示をしてプ
リンタインターフェース10が外部装置からのプリンタ
出力要求を受け付けないようにするので、プリンタ出力
との競合を避けて、効果的にファクシミリ受信を優先実
行することができる。
【0035】なお、このファクシミリ装置においては、
プリンタインターフェース10を介して外部装置から送
られてくるビットパターンデータを画情報に変換(ビッ
トマップ展開)し、ファクシミリ受信した画情報と同様
にシステム制御部11によって画情報の記録出力を管理
するようにしているので、上述したオンライン及びオフ
ラインの処理をすることなく、外部装置からのプリンタ
出力要求を受け付けた時にファクシミリ受信した画情報
を記録出力中であれば、一旦画情報メモリ4に外部装置
から送られた変換後の画情報を記憶しておき、記録出力
が終了した後にプロッタからプリンタ出力するという処
理を行うこともできる。
【0036】図3は、図1に示したファクシミリ装置の
プリンタ制御部9の動作を示すフローチャートである。
まず、プリンタ制御部9は、システム制御部11による
オンライン又はオフラインの指示を受けて(図2のS2
04及びS207参照)、プリンタインターフェース1
0にオンライン又はオフラインの指示を行う(S30
1)。そして、プリンタインターフェース10からのプ
リンタ出力要求を監視し(S302)、プリンタ出力要
求を受けた場合には、プリンタ出力用ジョブが既に起動
しているか否かを確認する(S303)。
【0037】プリンタ出力用ジョブが起動中でない場合
には、プロッタ2に異常がないかを確認する(S30
4)。ここで、プロッタ2に異常がある場合には、プリ
ンタインターフェース10に異常を通知する必要がある
か否かを判断し(S305)、通知する必要がある場合
にのみ異常を通知する(S306)。プロッタ2に異常
がなければ、プリンタ出力用ジョブの作成をシステム制
御部11に依頼する(S307)。なお、依頼の際に給
紙トレイの指定があれば、その給紙トレイのIDをプリ
ンタ出力用ジョブに対応させて記憶しておく。
【0038】図4は、プリンタ制御部9によって起動さ
れ、システム制御部11内のジョブ管理部によって管理
されるプリンタ出力用ジョブの動作を示したフローチャ
ートである。
【0039】このプリンタ出力用ジョブにおいては、外
部装置からプリンタ出力要求があった画情報を記録紙に
印字するとともに、その画情報をSAFファイル情報管
理部に登録して、画情報メモリ4へ蓄積する処理を行
う。
【0040】具体的には、まず、オフラインの指示がシ
ステム制御部11からなされているか否かを確認し(S
401)、オフラインの指示がない場合には、プロッタ
2を起動するか否かを判断する(S402)。プロッタ
2を起動する場合には、記録紙を給紙する給紙トレイ
(図示しない)の指定があるか否かを判断し(S40
3)、給紙トレイの指定があれば、プロッタ2に記録紙
を給紙する給紙トレイをそれによって特定する(S40
4)。給紙トレイの指定がなければこのステップをスキ
ップする。
【0041】この後、実際に記録紙に印字するプロッタ
タスクを起動する(S405)。なお、S402でプロ
ッタ2の起動をかけないと判断した場合には、S403
ないしS405のステップはスキップする。プロッタタ
スクを起動した後に、メモリ蓄積タスクの起動を行う
(S406)。メモリ蓄積タスクにおいては、画情報を
画情報メモリ4に蓄積し、システム制御部11内のSA
Fファイル情報管理部が蓄積された画情報を管理用ID
に基づいて管理する。
【0042】そして、1頁分のプリンタ出力用の画情報
をプロッタタスクに送り込んで記録紙に印字するととも
に、その1頁分の画情報をメモリ蓄積タスクに送り込ん
で画情報メモリ4に蓄積させる(S407)。なお、S
404をステップをスキップしている場合には、プロッ
タタスクへの送り込みは実行しない。
【0043】最後に、次頁があるか否かを判断し(S4
08)、ある場合には再度スタート位置に戻って上述し
た処理を繰り返す。
【0044】このように、プリンタ出力要求のあった画
情報を画情報メモリ4に蓄積し、これをSAFファイル
情報管理部に登録しているので、プリンタ出力用ジョブ
が終了した後に、システム制御部11の制御のもとで、
オペレータ等の要求に応じてその画情報を複数部出力し
たり、ソートして出力したりすることが可能になる。そ
して、これによって、高価なプリンタインターフェース
を搭載しなくとも画情報の複数部出力又はソート出力等
の機能を実現することができる。
【0045】また、プロッタタスクを起動するととも
に、メモリ蓄積タスクを起動して画情報を画情報メモリ
4に蓄積しているので、仮にプロッタ2に異常があった
としても、画情報メモリ4への蓄積が正常に終了してい
ることを確認して、外部装置に異常を通知しないように
することもできる(図3のS305及びS306参
照)。このようにすることにより、プロッタ2に異常が
発生しても外部装置の作業が中断されることを防ぐこと
ができる。
【0046】そしてまた、プロッタタスクを実行する際
に、プリンタ制御部9を介して指示された給紙トレイか
ら記録紙を給紙するようにするので、給紙トレイ毎に異
なる記録紙、例えば色違いの記録紙、マーク入りの記録
紙等を載置することにより、ファクシミリ受信した画情
報とプリンタ出力用の画情報とを容易に区別することが
できる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、外部装置のデータを記録出力している時に、他のフ
ァクシミリ装置から画情報を受信した場合であっても、
その画情報を一旦記憶手段に記憶しておき、記録出力が
完了した後にこの画情報を読み出して記録出力を行うの
で、ファクシミリ受信した画情報の記録出力と外部装置
のデータの記録出力とを効果的に切り換えて、ファクシ
ミリ受信に滞りが生じることを防ぐことができる。
【0048】また、交信相手先のファクシミリ装置から
画情報を受信している間は、外部装置からの記録出力を
受け付けないようにすることにより、交信相手との関係
でより優先度の高いファクシミリ受信を滞りなく行うこ
とができる。
【0049】そしてまた、記録手段に給紙する給紙手段
を複数設けた場合に、記録手段から記録出力される画情
報の種類を判別手段によって判別し、これに応じて使用
する給紙手段を選択するようにするので、それぞれの給
紙手段毎に異なる記録紙を載置することにより、ファク
シミリ受信した画情報とプリンタ出力用の画情報とを容
易に区別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例で用いられるファクシミリ装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したファクシミリ装置のシステム制御
部11の動作を示すフローチャートである。
【図3】図1に示したファクシミリ装置のプリンタ制御
部9の動作を示すフローチャートである。
【図4】プリンタ制御部9によって起動され、システム
制御部11内のジョブ管理部によって管理されるプリン
タ出力用ジョブの動作を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 プロッタ 3 符号化/復号化部 4 画情報メモリ 5 網制御部 6 モデム 7 通信制御部 8 操作表示部 9 プリンタ制御部 10 プリンタインタフェース 11 システム制御部 12 システムバス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交信相手先との間で画情報の送受信を行
    うとともに、パーソナルコンピュータ等の外部装置に接
    続されて、該外部装置のデータを画情報に変換して記録
    出力を行うファクシミリ装置において、 画情報を記憶する記憶手段と、 画情報の記録出力を行う記録手段と、 該記録手段による画情報の記録出力の状況を監視する監
    視手段と、 前記交信相手先からのリンギングを検出した場合であっ
    て、前記監視手段によって前記記録手段から前記外部装
    置のデータが記録出力されていることが判明した場合に
    は、前記交信相手先から受信した画情報を前記記憶手段
    に記憶し、前記監視手段によって前記記録手段による画
    情報の記録出力が完了したことが判明した後に、前記記
    憶手段に記憶した画情報を前記記録手段から記録出力す
    るよう制御する制御手段とを備えたことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 交信相手先との間で画情報の送受信を行
    うとともに、パーソナルコンピュータ等の外部装置に接
    続されて、該外部装置のデータを画情報に変換して記録
    出力を行うファクシミリ装置において、 画情報の記録出力を行う記録手段と、 該記録手段による画情報の記録出力の状況を監視する監
    視手段と、 前記交信相手先からのリンギングを検出した場合であっ
    て、前記監視手段によって前記記録手段から画情報が記
    録出力されていないことが判明した場合には、前記監視
    手段によって前記記録手段による前記交信相手先から受
    信した画情報の記録出力が完了したことが判明するま
    で、前記外部装置からの記録出力を受け付けないよう制
    御する制御手段とを備えたことを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  3. 【請求項3】 交信相手先との間で画情報の送受信を行
    うとともに、パーソナルコンピュータ等の外部装置に接
    続されて、該外部装置のデータを画情報に変換して記録
    出力を行うファクシミリ装置において、 画情報を記録出力する記録手段と、 該記録手段で用いられる記録紙を給紙する複数の給紙手
    段と、 前記記録手段から記録出力される画情報の種類を判別す
    る判別手段と、 該判別手段によって判別された画情報の種類に応じて、
    前記複数の給紙手段のうち特定の給紙手段を選択するよ
    う制御する制御手段とを備えたことを特徴とするファク
    シミリ装置。
JP6195687A 1993-08-20 1994-08-19 ファクシミリ装置 Pending JPH07111553A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6195687A JPH07111553A (ja) 1993-08-20 1994-08-19 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (3)

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JP5-228112 1993-08-20
JP22811293 1993-08-20
JP6195687A JPH07111553A (ja) 1993-08-20 1994-08-19 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07111553A true JPH07111553A (ja) 1995-04-25

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ID=26509298

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6195687A Pending JPH07111553A (ja) 1993-08-20 1994-08-19 ファクシミリ装置

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Country Link
JP (1) JPH07111553A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19708217C2 (de) * 1997-02-28 2000-08-31 Grundig Ag Faksimilegerät und Verfahren für dessen Betrieb

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19708217C2 (de) * 1997-02-28 2000-08-31 Grundig Ag Faksimilegerät und Verfahren für dessen Betrieb

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