JP2512255B2 - ファクシミリ蓄積交換システムおよび装置 - Google Patents
ファクシミリ蓄積交換システムおよび装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、宛先、サービス種別等
を記載したマークシートを用いるファクシミリ蓄積交換
システム(以下、FMSという)に関し、詳しくはマー
クシートの情報解析及び原稿のまとめ送信に係るファク
シミリ蓄積交換サービス方式に関する。 【0002】 【従来の技術】まず、従来のFMSについて図面に従っ
て説明をする。 【0003】図6は、従来のFMSの一例の方式構成
図、図7は、その動作シーケンス図であって、同報通信
サービスに対するものである。 【0004】ここで、10A,11A,…は、端末に係
るファクシミリ装置(FAX)、10B,11B,…
は、同その本電話機、20は、電話回線網(NW)、3
0Aは、FMS、31は、その網制御装置であって、着
信検出、発信、ダイヤル送出等を行うもの、32は、同
応答音声を送出する応答装置、33は、同PB(押しボ
タンダイヤル)信号受信装置、34は、同端末との間で
手順制御を行う手順制御装置、35は、同送受信電文の
ための符号化・復号化装置、36は、同バス、37は、
同主制御装置、38は、同符号化された電文を一時蓄積
するファイル装置である。 【0005】例えば、ある企業の本店に設置されている
ファクシミリ装置10Aから決算報告書等の電文を各支
点のファクシミリ装置11A,…に送信する場合には、
まず、発信端末FAX(O)に係る本電話機10Bは、
図2(a)に示すごとく、FMS30AにアクセスAC
Sをする。 【0006】FMS30Aは、これを網制御装置31に
よって検出し、その検出結果をバス36を介して受けた
主制御装置37の制御により応答装置32から応答メッ
セージNTF1(例えば「こちらはFMSです。サービ
ス番号をどうぞ。」という合成音声)を本電話機10B
に返送する。 【0007】これにより、本電話機10Bから所望のサ
ービス番号SVNがPB信号でFMS30Aへ送出され
ると、これをPB信号受信装置33が受信し、その受信
結果を主制御装置37が解析した後、例えば、同報通信
サービスの要求であることを識別し、応答装置32から
同報通信サービスの宛先番号を送出すべき旨を伝える案
内メッセージNTF2(例えば「宛先番号をどうぞ。」
という合成音声を本電話機10Bに返送せしめる。 【0008】その結果、本電話機10Bから所望の宛先
番号ADN1,ADN2,…,ADNnがPB信号によ
って順次に送出されると、上述と同様の制御・処理によ
り、応答装置32から送信要求メッセージNTF3(例
えば「送信してください。」という合成音声)を本電話
機10Bに返送する。 【0009】端末FAX(O)側のファクシミリ装置1
0Aで送信ボタン操作SDBが行われると、所望の電文
に係るファクシミリ画信号データVDTがFMS30A
へ送出される。 【0010】FMS30Aでは、その送信に先立ち手順
制御装置34によって所定のファクシミリ送受信手順を
行い、その後にファクシミリ画信号データVDTを受信
し、これを符号化・復号化装置35によって伝送コード
から所定の内部蓄積コードへの符号化を行った後、主制
御装置37の制御により、ファイル装置38に蓄積して
おく。 【0011】電文の配布は図7(b)に示すごとく、ま
ず、FMS30Aの網制御装置31により、着信端末F
AX(T)に係るファクシミリ装置11A(本電話機1
1B),…を順次に、また一斉に呼出しCALLを行
い、その応答ASWに応じ、ファイル装置38に蓄積さ
れている所望の電文を取り出し、これを符号化・復号化
装置35によって上記内部蓄積コードから伝送コードへ
復号化した後、所定の手順に従い着信端末FAX(T)
へ送信する。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】このような従来システ
ムでは、宛先、サービス種別等に関して多くの煩雑なP
B信号送出操作を必要とし、サービス性が良好でなかっ
た。 【0013】また、このような点を改善しようとする
と、例えば、ファクシミリ送受信手順の制御中に、宛
先、サービス種別等の情報を通知し、これを手順制御装
置34によって解析する方法もあるが、その場合には、
端末側を上記情報を同手順中に入れるように改造する
か、または最初から特定のものにしておくか、いずれか
の処理をしなければシステムに加入することができず、
不経済、不都合であった。 【0014】特に、2組以上の電文原稿をそれぞれ異な
ったサービス種別を用いて、異なった宛先へ送信する場
合には、送信原稿ごとにサービス種別及び宛先を指定し
なければならず、さらに煩雑な操作が必要となる。 【0015】さらに、ファクシミリ送受信手順を簡略化
し、FMSへの送信時間を短縮するため、1回の通信で
これら2組以上の電文原稿をFMSへ送信しようとする
と、宛先、サービス種別等の接続制御情報は、上記いず
れの方法を用いるにしても、電文原稿の画情報とは別に
通知しなければならず、一旦、接続制御情報を通知した
後は、1通信を維持したまま、情報内容を変更するこ
と、あるいは、1通信を維持したまま、新たに異なるサ
ービス種別または、異なる宛先の電文原稿を追加するこ
とは、不可能であった。 【0016】本発明の目的は、上記した従来技術の欠点
をなくし、既存のファクシミリ装置に対しても、操作性
を向上して良好なサービスを与えることができるFMS
を提供することにある。 【0017】さらに、2組以上の電文原稿をそれぞれ異
なったサービス種別により、異なった宛先へ送信する場
合であっても同様に良好なサービスを維持することにあ
る。 【0018】 【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ蓄
積交換サービス方式の概要を説明すると以下の通りであ
る。 【0019】複数のファクシミリ端末10A,11Aと
ファクシミリ蓄積交換システム30Aとを電話回線網2
0を介して接続し、上記複数のファクシミリ端末の発信
端末10Aから上記ファクシミリ蓄積交換システム30
Aに対し、アクセスACCおよびサービス番号SVN−
Mをダイヤル信号で送出し、上記ファクシミリ蓄積交換
システム30Aから上記複数のファクシミリ端末の発信
端末10Aに上記アクセス及びサービス番号を受けて、
応答メッセージNTF1および送信要求メッセージNT
F3を送出すると共に、上記ダイヤル信号で指定された
上記受信端末11Aを呼出し、該受信端末からの応答に
応じて上記送信端末からのファクシミリ画信号データV
DT(MKS)を上記電話回線網20を介して上記受信
端末11Aに送信してなるファクシミリ蓄積交換サービ
ス方式において、上記発信端末10Aにおいては、上記
送信要求メッセージ受信後、上記ファクシミリ蓄積交換
システム30に、フォーマット指定情報FMTを含む識
別用パターンPTNと宛先および選択すべきサービス種
別を含むマーク欄MARKからなる接続制御情報を記載
した少なくとも1枚の接続制御原稿MKSおよび該接続
制御原稿に続く別葉の送信情報原稿MSを1組とした第
1の送信画情報と、それに続いて、同様にフォーマット
指定情報を含む識別用パターンPTNと宛先および選択
すべきサービス種別を含むマーク欄MAKからなる接続
制御情報を記載した少なくとも1枚の接続制御原稿MK
Sおよび該接続制御原稿に続く別葉の送信情報原稿MS
を1組とした第2の送信画情報を1通信で連続して送信
し、上記ファクシミリ蓄積交換システム30Aにおいて
は、上記発信端末から送信された第1および第2の送信
画情報をそれぞれ受信して復号化すると共に、該復号化
した第1および第2の送信画情報から上記接続制御原稿
の識別パターンPTNの有無を識別し、該識別パターン
PTNが識別された時、該復号化送信画情報が上記接続
制御情報を記載した接続制御原稿であると判定し、上記
マーク欄の位置を識別してそのマークを読み取ると共に
上記接続制御情報を所定の内部蓄積コードに変換し、該
識別パターンPTNが識別されなかった時、該復号化送
信画情報が送信情報原稿であると判定し、該原稿の画情
報をそのまま読み取り、該解析された接続制御情報と該
読み取られた送信情報原稿の画情報を対応させて第1お
よび第2の蓄積情報として上記ファクシミリ蓄積交換シ
ステムのファイル装置に蓄積し、かつその後、上記ファ
イル手段に蓄積された上記第1および第2の蓄積情報を
蓄積交換する時、上記接続制御情報において選択された
サービス種別に従って上記指定された受信端末を呼出
し、上記ファイル手段に蓄積された上記第1および第2
の蓄積情報を、上記電話回線網を介して上記接続制御情
報に対応して蓄積されている上記送信情報原稿の画情報
を上記指定された受信端末に送信する。 【0020】複数のファクシミリ端末10A,11Aと
ファクシミリ蓄積交換システム30Aとを電話回線網2
0を介して接続し、上記複数のファクシミリ端末の発信
端末10Aから上記ファクシミリ蓄積交換システム30
Aに対し、アクセスACCおよびサービス番号SVN−
Mをダイヤル信号で送出し、上記ファクシミリ蓄積交換
システム30Aから上記複数のファクシミリ端末の発信
端末10Aに上記アクセス及びサービス番号を受けて、
応答メッセージNTF1および送信要求メッセージNT
F3を送出すると共に、上記ダイヤル信号で指定された
上記受信端末11Aを呼出し、該受信端末からの応答に
応じて上記送信端末からのファクシミリ画信号データV
DT(MKS)を上記電話回線網20を介して上記受信
端末11Aに送信してなるファクシミリ蓄積交換サービ
ス方式において、上記発信端末10Aにおいては、上記
送信要求メッセージ受信後、上記ファクシミリ蓄積交換
システム30に、フォーマット指定情報FMTを含む識
別用パターンPTNと宛先および選択すべきサービス種
別を含むマーク欄MARKからなる接続制御情報を記載
した少なくとも1枚の接続制御原稿MKSおよび該接続
制御原稿に続く別葉の送信情報原稿MSを1組とした第
1の送信画情報と、それに続いて、同様にフォーマット
指定情報を含む識別用パターンPTNと宛先および選択
すべきサービス種別を含むマーク欄MAKからなる接続
制御情報を記載した少なくとも1枚の接続制御原稿MK
Sおよび該接続制御原稿に続く別葉の送信情報原稿MS
を1組とした第2の送信画情報を1通信で連続して送信
する手段を具え、上記ファクシミリ蓄積交換システム3
0Aにおいては、上記発信端末から送信された第1およ
び第2の送信画情報をそれぞれ受信して復号化する復号
化部35と、上記復号化信号を蓄積するラインバッファ
部39aと該ラインバッファ部に蓄積された符号化信号
を受けて、上記接続制御原稿MKSの識別用パターンP
TNおよびマーク欄MARKの位置を識別する識別部3
9bと上記マーク欄のマークを読み取り、そのマークコ
ードから対応する上記接続制御情報を所定の内部蓄積コ
ードに変換して制御手段37に転送するマークコード変
換部39dと、上記識別用パタンのデータを上記マーク
欄のフォーマット指定情報に変換するフォーマット変換
部とを含み、上記識別部が、上記フォーマット変換部に
て変換されたフォマット指定情報に従って上記マーク欄
の位置を識別して上記マークコード変換部へ送出するマ
ークシート読取手段39と、該解析された接続制御情報
と該読み取られた送信情報原稿の画情報を対応させて第
1および第2の蓄積情報として一時蓄積するファイル手
段38およびこれらを制御する上記制御手段37とを具
えており、上記第1および第2の送信画情報の受信時、
上記接続制御原稿MRKの画情報については上記マーク
シート読取手段39にてその情報解析を行い、該マーク
シート読取手段の識別部にて上記識別パターンが識別さ
れた時、上記接続制御情報を記載した接続制御原稿であ
ると判定して上記マーク欄のマーク読み取り処理を実行
し、上記送信情報原稿の画情報については、上記復号化
部にて該画情報をそのまま読み取り、該解析接続制御情
報を上記送信画情報と対応させて上記ファイル手段に蓄
積し、その後、上記ファイル手段に蓄積された上記第1
および第2の蓄積情報を蓄積交換する時、上記接続制御
情報において選択されたサービス種別に従って上記指定
された受信端末を呼出し、上記ファイル手段に蓄積され
た上記第1および第2の蓄積情報を、上記電話回線網を
介して上記接続制御情報に対応して蓄積されている上記
送信情報原稿の画情報を上記指定された受信端末に送信
する。 【0021】 【作用】前記第1、第2の送信画情報葉、続けて1通信
で送信されるので、異なる宛先、サービス種別に係る複
数の電文原稿が、1通信分のファクシミリ通信手順で送
信される。 【0022】前記第1、第2の接続制御原稿は、前記第
1、第2の電文原稿に先だって送信されるので、それぞ
れの接続制御情報は、それぞれの電文原稿ごとに逐次送
信される。 【0023】前記第1、第2の接続制御原稿には、各
々、サービス種別が記載され、前記ファクシミリ蓄積交
換システムは、前記第1、第2の電文原稿毎に、指定さ
れたサービス種別によりサービスを行う。 【0024】 【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。 【0025】図1は、本発明に係るFMSの一実施例の
方式構成図であって、30は、FMS、その39は、マ
ークシート読取装置、その他の符号は、図6における同
一符号のものと均等のものであり、また、その端末に対
する接続は、図6と同様であるので図示省略をしてあ
る。 【0026】図2は、上記マークシート読取装置の一実
施例のブロック図であって、39aは、そのラインバッ
ファ、39bは、同マーク識別回路、39cは、同フォ
ーマット変換回路、39dは、同マークコード変換回路
である。 【0027】図3は、本システムの動作シーケンス図で
あって、同報通信サービスに対するもの、図4は、送信
原稿の一例の送信配列図、図5は、マークシートの一実
施例の表面図である。 【0028】前述の従来例と同様に、図3(a)に示す
ごとく、発信端末FAX(O)からのアクセスACSに
対してFMS30から応答メッセージNTF1が返送さ
れる。 【0029】これに対して、マークシートによるサービ
ス指定をすることを示すサービス番号SVN−Mが発信
端末FAX(O)側からPB信号でFMS30へ入力さ
れると、FMS30は、これをPB信号受信装置33が
受信し、その結果を主制御装置37が解析し、マークシ
ートによるサービス指定であることを識別するので、直
ちに、応答装置32から送信要求メッセージNTF3を
返送する。 【0030】発信端末FAX(O)では、送信ボタン操
作SDBを行い、例えば、図6に示すごとく、所望の宛
先番号、サービス種別などの接続制御情報が記録された
マークシートMKS(それぞれ、内容の異なるもの3
枚)の間に、それぞれ、これに続く所望の一般電文原稿
MSを重ね、矢印の方向に順次読取り・送信する。 【0031】まず、最初のマークシートMKSに記録さ
れた接続制御情報に係るファクシミリ画信号データVD
T(MKS)が、続いて、それに対応する一般電文原稿
MSに係るファクシミリ画信号データVDTが順次送出
され、これがマークシートMKSごとに繰り返される。 【0032】FMS30では、前述の従来例と同様にフ
ァクシミリ画信号データVDT(MKS),VDTが受
信・復号化されるが、その復号化データは、まず、その
最初の少なくとも1ライン分(A4版で8ドット/mmの
場合、約1730ビット)がマークシート読取装置39
のラインバッファ39aに蓄積された後、マーク識別回
路39bへ転送され、第7図に示すごとき識別用パター
ンPTNであるか否かが識別(判定)される。 【0033】その後の所定数のラインについての判定
後、所定率以上(例えば、80%)のラインについて識
別パターンPTNが識別された場合には、マークシート
MKSに係るファクシミリ画信号データVDT(MK
S)の受信であると判定し、マークシート読取り処理に
移行する。 【0034】先に認識された識別パターンPTNのデー
タは、フォーマット変換回路39cに送出され、マーク
欄MARKのフォーマット指定情報FMTに変換され、
再び、マーク識別回路39bへ返送される。 【0035】マーク識別回路39dは、それに従ってマ
ーク欄MARKの位置を識別し、そのマークを読み取
り、当該コードを識別してマークコード変換回路39d
へ送出する。 【0036】マークコード変換回路39dは、当該コー
ドから対応する接続制御情報(宛先情報、サービス種別
情報等)を所定の内部蓄積コードに変換し、バス36を
介して主制御装置37へ転送する。 【0037】また、識別パターンPTNが識別されなか
った場合には、その直前に解析されたマークシートMK
Sに伴う一般電文原稿MSに係る受信である旨の情報を
転送する。 【0038】以上により、主制御装置37は、上記接続
制御情報に基づき、例えば、図3(b)(図7(b)と
全く同様)に示すごとき同報通信の制御・処理を行う。 【0039】このように、各端末として既存のファクシ
ミリをそのまま用い、マークシートMKSに続く一般電
文原稿MSを当該マークシートMKSで指定された宛
先、サービス種別等で処理することができるとともに、
FMS30の効率向上にもなる。 【0040】なお、マークシートMKSは、その識別パ
ターンPTNをマーク欄MARKのフォーマットごとに
変えることにより、複数種類のフォーマットのものが使
用可能となり、より多彩な処理を行うことができる。 【0041】 【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、既存のファクシミリ装置に対しても、宛先、サ
ービス種別等が変わるごとにPB信号で指定をする必要
がなく、特に、同報通信等のサービスの場合には、PB
信号による指定は1回のみでよく、また複数MKSに係
る情報をまとめて送信することができるなど、煩雑な操
作が不要となるので、FMSのサービス性向上、効率向
上に顕著な効果が得られる。 【0042】さらに、本発明によれば、1回のファクシ
ミリ通信手順で2組以上の電文原稿をFMSへ送信する
ことができ、かつ、まだFMSへ送信されていない電文
原稿についての接続制御情報(サービス種別や宛先等)
の内容の変更、FMSへの原稿送信終了前における新た
な接続制御情報を伴う電文原稿の追加が、1通信を維持
したまま可能となる。
を記載したマークシートを用いるファクシミリ蓄積交換
システム(以下、FMSという)に関し、詳しくはマー
クシートの情報解析及び原稿のまとめ送信に係るファク
シミリ蓄積交換サービス方式に関する。 【0002】 【従来の技術】まず、従来のFMSについて図面に従っ
て説明をする。 【0003】図6は、従来のFMSの一例の方式構成
図、図7は、その動作シーケンス図であって、同報通信
サービスに対するものである。 【0004】ここで、10A,11A,…は、端末に係
るファクシミリ装置(FAX)、10B,11B,…
は、同その本電話機、20は、電話回線網(NW)、3
0Aは、FMS、31は、その網制御装置であって、着
信検出、発信、ダイヤル送出等を行うもの、32は、同
応答音声を送出する応答装置、33は、同PB(押しボ
タンダイヤル)信号受信装置、34は、同端末との間で
手順制御を行う手順制御装置、35は、同送受信電文の
ための符号化・復号化装置、36は、同バス、37は、
同主制御装置、38は、同符号化された電文を一時蓄積
するファイル装置である。 【0005】例えば、ある企業の本店に設置されている
ファクシミリ装置10Aから決算報告書等の電文を各支
点のファクシミリ装置11A,…に送信する場合には、
まず、発信端末FAX(O)に係る本電話機10Bは、
図2(a)に示すごとく、FMS30AにアクセスAC
Sをする。 【0006】FMS30Aは、これを網制御装置31に
よって検出し、その検出結果をバス36を介して受けた
主制御装置37の制御により応答装置32から応答メッ
セージNTF1(例えば「こちらはFMSです。サービ
ス番号をどうぞ。」という合成音声)を本電話機10B
に返送する。 【0007】これにより、本電話機10Bから所望のサ
ービス番号SVNがPB信号でFMS30Aへ送出され
ると、これをPB信号受信装置33が受信し、その受信
結果を主制御装置37が解析した後、例えば、同報通信
サービスの要求であることを識別し、応答装置32から
同報通信サービスの宛先番号を送出すべき旨を伝える案
内メッセージNTF2(例えば「宛先番号をどうぞ。」
という合成音声を本電話機10Bに返送せしめる。 【0008】その結果、本電話機10Bから所望の宛先
番号ADN1,ADN2,…,ADNnがPB信号によ
って順次に送出されると、上述と同様の制御・処理によ
り、応答装置32から送信要求メッセージNTF3(例
えば「送信してください。」という合成音声)を本電話
機10Bに返送する。 【0009】端末FAX(O)側のファクシミリ装置1
0Aで送信ボタン操作SDBが行われると、所望の電文
に係るファクシミリ画信号データVDTがFMS30A
へ送出される。 【0010】FMS30Aでは、その送信に先立ち手順
制御装置34によって所定のファクシミリ送受信手順を
行い、その後にファクシミリ画信号データVDTを受信
し、これを符号化・復号化装置35によって伝送コード
から所定の内部蓄積コードへの符号化を行った後、主制
御装置37の制御により、ファイル装置38に蓄積して
おく。 【0011】電文の配布は図7(b)に示すごとく、ま
ず、FMS30Aの網制御装置31により、着信端末F
AX(T)に係るファクシミリ装置11A(本電話機1
1B),…を順次に、また一斉に呼出しCALLを行
い、その応答ASWに応じ、ファイル装置38に蓄積さ
れている所望の電文を取り出し、これを符号化・復号化
装置35によって上記内部蓄積コードから伝送コードへ
復号化した後、所定の手順に従い着信端末FAX(T)
へ送信する。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】このような従来システ
ムでは、宛先、サービス種別等に関して多くの煩雑なP
B信号送出操作を必要とし、サービス性が良好でなかっ
た。 【0013】また、このような点を改善しようとする
と、例えば、ファクシミリ送受信手順の制御中に、宛
先、サービス種別等の情報を通知し、これを手順制御装
置34によって解析する方法もあるが、その場合には、
端末側を上記情報を同手順中に入れるように改造する
か、または最初から特定のものにしておくか、いずれか
の処理をしなければシステムに加入することができず、
不経済、不都合であった。 【0014】特に、2組以上の電文原稿をそれぞれ異な
ったサービス種別を用いて、異なった宛先へ送信する場
合には、送信原稿ごとにサービス種別及び宛先を指定し
なければならず、さらに煩雑な操作が必要となる。 【0015】さらに、ファクシミリ送受信手順を簡略化
し、FMSへの送信時間を短縮するため、1回の通信で
これら2組以上の電文原稿をFMSへ送信しようとする
と、宛先、サービス種別等の接続制御情報は、上記いず
れの方法を用いるにしても、電文原稿の画情報とは別に
通知しなければならず、一旦、接続制御情報を通知した
後は、1通信を維持したまま、情報内容を変更するこ
と、あるいは、1通信を維持したまま、新たに異なるサ
ービス種別または、異なる宛先の電文原稿を追加するこ
とは、不可能であった。 【0016】本発明の目的は、上記した従来技術の欠点
をなくし、既存のファクシミリ装置に対しても、操作性
を向上して良好なサービスを与えることができるFMS
を提供することにある。 【0017】さらに、2組以上の電文原稿をそれぞれ異
なったサービス種別により、異なった宛先へ送信する場
合であっても同様に良好なサービスを維持することにあ
る。 【0018】 【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ蓄
積交換サービス方式の概要を説明すると以下の通りであ
る。 【0019】複数のファクシミリ端末10A,11Aと
ファクシミリ蓄積交換システム30Aとを電話回線網2
0を介して接続し、上記複数のファクシミリ端末の発信
端末10Aから上記ファクシミリ蓄積交換システム30
Aに対し、アクセスACCおよびサービス番号SVN−
Mをダイヤル信号で送出し、上記ファクシミリ蓄積交換
システム30Aから上記複数のファクシミリ端末の発信
端末10Aに上記アクセス及びサービス番号を受けて、
応答メッセージNTF1および送信要求メッセージNT
F3を送出すると共に、上記ダイヤル信号で指定された
上記受信端末11Aを呼出し、該受信端末からの応答に
応じて上記送信端末からのファクシミリ画信号データV
DT(MKS)を上記電話回線網20を介して上記受信
端末11Aに送信してなるファクシミリ蓄積交換サービ
ス方式において、上記発信端末10Aにおいては、上記
送信要求メッセージ受信後、上記ファクシミリ蓄積交換
システム30に、フォーマット指定情報FMTを含む識
別用パターンPTNと宛先および選択すべきサービス種
別を含むマーク欄MARKからなる接続制御情報を記載
した少なくとも1枚の接続制御原稿MKSおよび該接続
制御原稿に続く別葉の送信情報原稿MSを1組とした第
1の送信画情報と、それに続いて、同様にフォーマット
指定情報を含む識別用パターンPTNと宛先および選択
すべきサービス種別を含むマーク欄MAKからなる接続
制御情報を記載した少なくとも1枚の接続制御原稿MK
Sおよび該接続制御原稿に続く別葉の送信情報原稿MS
を1組とした第2の送信画情報を1通信で連続して送信
し、上記ファクシミリ蓄積交換システム30Aにおいて
は、上記発信端末から送信された第1および第2の送信
画情報をそれぞれ受信して復号化すると共に、該復号化
した第1および第2の送信画情報から上記接続制御原稿
の識別パターンPTNの有無を識別し、該識別パターン
PTNが識別された時、該復号化送信画情報が上記接続
制御情報を記載した接続制御原稿であると判定し、上記
マーク欄の位置を識別してそのマークを読み取ると共に
上記接続制御情報を所定の内部蓄積コードに変換し、該
識別パターンPTNが識別されなかった時、該復号化送
信画情報が送信情報原稿であると判定し、該原稿の画情
報をそのまま読み取り、該解析された接続制御情報と該
読み取られた送信情報原稿の画情報を対応させて第1お
よび第2の蓄積情報として上記ファクシミリ蓄積交換シ
ステムのファイル装置に蓄積し、かつその後、上記ファ
イル手段に蓄積された上記第1および第2の蓄積情報を
蓄積交換する時、上記接続制御情報において選択された
サービス種別に従って上記指定された受信端末を呼出
し、上記ファイル手段に蓄積された上記第1および第2
の蓄積情報を、上記電話回線網を介して上記接続制御情
報に対応して蓄積されている上記送信情報原稿の画情報
を上記指定された受信端末に送信する。 【0020】複数のファクシミリ端末10A,11Aと
ファクシミリ蓄積交換システム30Aとを電話回線網2
0を介して接続し、上記複数のファクシミリ端末の発信
端末10Aから上記ファクシミリ蓄積交換システム30
Aに対し、アクセスACCおよびサービス番号SVN−
Mをダイヤル信号で送出し、上記ファクシミリ蓄積交換
システム30Aから上記複数のファクシミリ端末の発信
端末10Aに上記アクセス及びサービス番号を受けて、
応答メッセージNTF1および送信要求メッセージNT
F3を送出すると共に、上記ダイヤル信号で指定された
上記受信端末11Aを呼出し、該受信端末からの応答に
応じて上記送信端末からのファクシミリ画信号データV
DT(MKS)を上記電話回線網20を介して上記受信
端末11Aに送信してなるファクシミリ蓄積交換サービ
ス方式において、上記発信端末10Aにおいては、上記
送信要求メッセージ受信後、上記ファクシミリ蓄積交換
システム30に、フォーマット指定情報FMTを含む識
別用パターンPTNと宛先および選択すべきサービス種
別を含むマーク欄MARKからなる接続制御情報を記載
した少なくとも1枚の接続制御原稿MKSおよび該接続
制御原稿に続く別葉の送信情報原稿MSを1組とした第
1の送信画情報と、それに続いて、同様にフォーマット
指定情報を含む識別用パターンPTNと宛先および選択
すべきサービス種別を含むマーク欄MAKからなる接続
制御情報を記載した少なくとも1枚の接続制御原稿MK
Sおよび該接続制御原稿に続く別葉の送信情報原稿MS
を1組とした第2の送信画情報を1通信で連続して送信
する手段を具え、上記ファクシミリ蓄積交換システム3
0Aにおいては、上記発信端末から送信された第1およ
び第2の送信画情報をそれぞれ受信して復号化する復号
化部35と、上記復号化信号を蓄積するラインバッファ
部39aと該ラインバッファ部に蓄積された符号化信号
を受けて、上記接続制御原稿MKSの識別用パターンP
TNおよびマーク欄MARKの位置を識別する識別部3
9bと上記マーク欄のマークを読み取り、そのマークコ
ードから対応する上記接続制御情報を所定の内部蓄積コ
ードに変換して制御手段37に転送するマークコード変
換部39dと、上記識別用パタンのデータを上記マーク
欄のフォーマット指定情報に変換するフォーマット変換
部とを含み、上記識別部が、上記フォーマット変換部に
て変換されたフォマット指定情報に従って上記マーク欄
の位置を識別して上記マークコード変換部へ送出するマ
ークシート読取手段39と、該解析された接続制御情報
と該読み取られた送信情報原稿の画情報を対応させて第
1および第2の蓄積情報として一時蓄積するファイル手
段38およびこれらを制御する上記制御手段37とを具
えており、上記第1および第2の送信画情報の受信時、
上記接続制御原稿MRKの画情報については上記マーク
シート読取手段39にてその情報解析を行い、該マーク
シート読取手段の識別部にて上記識別パターンが識別さ
れた時、上記接続制御情報を記載した接続制御原稿であ
ると判定して上記マーク欄のマーク読み取り処理を実行
し、上記送信情報原稿の画情報については、上記復号化
部にて該画情報をそのまま読み取り、該解析接続制御情
報を上記送信画情報と対応させて上記ファイル手段に蓄
積し、その後、上記ファイル手段に蓄積された上記第1
および第2の蓄積情報を蓄積交換する時、上記接続制御
情報において選択されたサービス種別に従って上記指定
された受信端末を呼出し、上記ファイル手段に蓄積され
た上記第1および第2の蓄積情報を、上記電話回線網を
介して上記接続制御情報に対応して蓄積されている上記
送信情報原稿の画情報を上記指定された受信端末に送信
する。 【0021】 【作用】前記第1、第2の送信画情報葉、続けて1通信
で送信されるので、異なる宛先、サービス種別に係る複
数の電文原稿が、1通信分のファクシミリ通信手順で送
信される。 【0022】前記第1、第2の接続制御原稿は、前記第
1、第2の電文原稿に先だって送信されるので、それぞ
れの接続制御情報は、それぞれの電文原稿ごとに逐次送
信される。 【0023】前記第1、第2の接続制御原稿には、各
々、サービス種別が記載され、前記ファクシミリ蓄積交
換システムは、前記第1、第2の電文原稿毎に、指定さ
れたサービス種別によりサービスを行う。 【0024】 【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。 【0025】図1は、本発明に係るFMSの一実施例の
方式構成図であって、30は、FMS、その39は、マ
ークシート読取装置、その他の符号は、図6における同
一符号のものと均等のものであり、また、その端末に対
する接続は、図6と同様であるので図示省略をしてあ
る。 【0026】図2は、上記マークシート読取装置の一実
施例のブロック図であって、39aは、そのラインバッ
ファ、39bは、同マーク識別回路、39cは、同フォ
ーマット変換回路、39dは、同マークコード変換回路
である。 【0027】図3は、本システムの動作シーケンス図で
あって、同報通信サービスに対するもの、図4は、送信
原稿の一例の送信配列図、図5は、マークシートの一実
施例の表面図である。 【0028】前述の従来例と同様に、図3(a)に示す
ごとく、発信端末FAX(O)からのアクセスACSに
対してFMS30から応答メッセージNTF1が返送さ
れる。 【0029】これに対して、マークシートによるサービ
ス指定をすることを示すサービス番号SVN−Mが発信
端末FAX(O)側からPB信号でFMS30へ入力さ
れると、FMS30は、これをPB信号受信装置33が
受信し、その結果を主制御装置37が解析し、マークシ
ートによるサービス指定であることを識別するので、直
ちに、応答装置32から送信要求メッセージNTF3を
返送する。 【0030】発信端末FAX(O)では、送信ボタン操
作SDBを行い、例えば、図6に示すごとく、所望の宛
先番号、サービス種別などの接続制御情報が記録された
マークシートMKS(それぞれ、内容の異なるもの3
枚)の間に、それぞれ、これに続く所望の一般電文原稿
MSを重ね、矢印の方向に順次読取り・送信する。 【0031】まず、最初のマークシートMKSに記録さ
れた接続制御情報に係るファクシミリ画信号データVD
T(MKS)が、続いて、それに対応する一般電文原稿
MSに係るファクシミリ画信号データVDTが順次送出
され、これがマークシートMKSごとに繰り返される。 【0032】FMS30では、前述の従来例と同様にフ
ァクシミリ画信号データVDT(MKS),VDTが受
信・復号化されるが、その復号化データは、まず、その
最初の少なくとも1ライン分(A4版で8ドット/mmの
場合、約1730ビット)がマークシート読取装置39
のラインバッファ39aに蓄積された後、マーク識別回
路39bへ転送され、第7図に示すごとき識別用パター
ンPTNであるか否かが識別(判定)される。 【0033】その後の所定数のラインについての判定
後、所定率以上(例えば、80%)のラインについて識
別パターンPTNが識別された場合には、マークシート
MKSに係るファクシミリ画信号データVDT(MK
S)の受信であると判定し、マークシート読取り処理に
移行する。 【0034】先に認識された識別パターンPTNのデー
タは、フォーマット変換回路39cに送出され、マーク
欄MARKのフォーマット指定情報FMTに変換され、
再び、マーク識別回路39bへ返送される。 【0035】マーク識別回路39dは、それに従ってマ
ーク欄MARKの位置を識別し、そのマークを読み取
り、当該コードを識別してマークコード変換回路39d
へ送出する。 【0036】マークコード変換回路39dは、当該コー
ドから対応する接続制御情報(宛先情報、サービス種別
情報等)を所定の内部蓄積コードに変換し、バス36を
介して主制御装置37へ転送する。 【0037】また、識別パターンPTNが識別されなか
った場合には、その直前に解析されたマークシートMK
Sに伴う一般電文原稿MSに係る受信である旨の情報を
転送する。 【0038】以上により、主制御装置37は、上記接続
制御情報に基づき、例えば、図3(b)(図7(b)と
全く同様)に示すごとき同報通信の制御・処理を行う。 【0039】このように、各端末として既存のファクシ
ミリをそのまま用い、マークシートMKSに続く一般電
文原稿MSを当該マークシートMKSで指定された宛
先、サービス種別等で処理することができるとともに、
FMS30の効率向上にもなる。 【0040】なお、マークシートMKSは、その識別パ
ターンPTNをマーク欄MARKのフォーマットごとに
変えることにより、複数種類のフォーマットのものが使
用可能となり、より多彩な処理を行うことができる。 【0041】 【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、既存のファクシミリ装置に対しても、宛先、サ
ービス種別等が変わるごとにPB信号で指定をする必要
がなく、特に、同報通信等のサービスの場合には、PB
信号による指定は1回のみでよく、また複数MKSに係
る情報をまとめて送信することができるなど、煩雑な操
作が不要となるので、FMSのサービス性向上、効率向
上に顕著な効果が得られる。 【0042】さらに、本発明によれば、1回のファクシ
ミリ通信手順で2組以上の電文原稿をFMSへ送信する
ことができ、かつ、まだFMSへ送信されていない電文
原稿についての接続制御情報(サービス種別や宛先等)
の内容の変更、FMSへの原稿送信終了前における新た
な接続制御情報を伴う電文原稿の追加が、1通信を維持
したまま可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明に係るFMSの一実施例の方式構成図。
【図2】図1のマークシート読取装置の一実施例のブロ
ック図。 【図3】本システムの動作シーケンス図。 【図4】送信原稿の一例の送信配列図。 【図5】マークシートの一実施例の表面図。 【図6】従来のFMSの一例の方式構成図。 【図7】図6の動作シーケンス図。 【符号の説明】 10A,11A…ファクシミリ装置、 10B,11B…本電話機、 20…電話回線網、 30…FMS、 31…網制御装置、 32…応答装置、 33…PB信号受信装置、 34…手順制御装置、 35…符号化・復号化装置、 36…バス、 37…主制御装置、 38…ファイル装置、 39…マークシート読取装置、 39a…ラインバッファ、 39b…マーク識別回路 39c…フォーマット変換回路、 39d…マークコード変換回路。
ック図。 【図3】本システムの動作シーケンス図。 【図4】送信原稿の一例の送信配列図。 【図5】マークシートの一実施例の表面図。 【図6】従来のFMSの一例の方式構成図。 【図7】図6の動作シーケンス図。 【符号の説明】 10A,11A…ファクシミリ装置、 10B,11B…本電話機、 20…電話回線網、 30…FMS、 31…網制御装置、 32…応答装置、 33…PB信号受信装置、 34…手順制御装置、 35…符号化・復号化装置、 36…バス、 37…主制御装置、 38…ファイル装置、 39…マークシート読取装置、 39a…ラインバッファ、 39b…マーク識別回路 39c…フォーマット変換回路、 39d…マークコード変換回路。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.複数のファクシミリ端末と、ファクシミリ蓄積シス
テムとを電話回線網を介して接続し、上記複数のファク
シミリ端末と上記ファクシミリ蓄積交換システムとの間
で通信を実行してなるファクシミリ蓄積交換サービス方
式において、 ファクシミリ発信端末から通信相手先のファクシミリ受
信端末の宛先、サービス種別を含む接続制御情報を有す
る少なくとも1枚の接続制御原稿と該原稿に続く別葉の
電文原稿を一組とした、複数組の送信画情報を1通信で
連続して上記ファクシミリ蓄積システム側に送信し、 該ファクシミリ蓄積システム側においては、上記ファク
シミリ発信端末から送信された複数組の送信画情報を受
信すると共に、該送信画情報の接続制御原稿の画情報に
ついては情報解析を行い、該送信画情報の電文原稿の画
情報についてはそのまま読み取り、該情報解析の接続制
御情報に基づいて該電文原稿の画情報を指定の受信ファ
クシミリ端末に送信することを特徴とするファクシミリ
蓄積交換サービス方式。 2.複数のファクシミリ端末10A,11Aとファクシ
ミリ蓄積交換システム30Aとを電話回線網20を介し
て接続し、 上記複数のファクシミリ端末の発信端末10Aから上記
ファクシミリ蓄積交換システム30Aに対し、アクセス
ACCおよびサービス番号SVN−Mをダイヤル信号で
送出し、 上記ファクシミリ蓄積交換システム30Aから上記複数
のファクシミリ端末の発信端末10Aに上記アクセス及
びサービス番号を受けて、応答メッセージNTF1およ
び送信要求メッセージNTF3を送出すると共に、 上記ダイヤル信号で指定された上記受信端末11Aを呼
出し、該受信端末からの応答に応じて上記送信端末から
のファクシミリ画信号データVDT(MKS)を上記電
話回線網20を介して上記受信端末11Aに送信してな
るファクシミリ蓄積交換サービス方式において、 上記発信端末10Aにおいては、上記送信要求メッセー
ジ受信後、上記ファクシミリ蓄積交換システム30に、
フォーマット指定情報FMTを含む識別用パターンPT
Nと宛先および選択すべきサービス種別を含むマーク欄
MARKからなる接続制御情報を記載した少なくとも1
枚の接続制御原稿MKSおよび該接続制御原稿に続く別
葉の送信情報原稿MSを1組とした第1の送信画情報
と、 それに続いて、同様にフォーマット指定情報を含む識別
用パターンPTNと宛先および選択すべきサービス種別
を含むマーク欄MAKからなる接続制御情報を記載した
少なくとも1枚の接続制御原稿MKSおよび該接続制御
原稿に続く別葉の送信情報原稿MSを1組とした第2の
送信画情報を1通信で連続して送信し、 上記ファクシミリ蓄積交換システム30Aにおいては、 上記発信端末から送信された第1および第2の送信画情
報をそれぞれ受信して復号化すると共に、 該復号化した第1および第2の送信画情報から上記接続
制御原稿の識別パターンPTNの有無を識別し、 該識別パターンPTNが識別された時、該復号化送信画
情報が上記接続制御情報を記載した接続制御原稿である
と判定し、上記マーク欄の位置を識別してそのマークを
読み取ると共に上記接続制御情報を所定の内部蓄積コー
ドに変換し、 該識別パターンPTNが識別されなかった時、該復号化
送信画情報が送信情報原稿であると判定し、該原稿の画
情報をそのまま読み取り、 該解析された接続制御情報と該読み取られた送信情報原
稿の画情報を対応させて第1および第2の蓄積情報とし
て上記ファクシミリ蓄積交換システムのファイル装置に
蓄積し、かつその後、上記ファイル手段に蓄積された上
記第1および第2の蓄積情報を蓄積交換する時、上記接
続制御情報において選択されたサービス種別に従って上
記指定された受信端末を呼出し、上記ファイル手段に蓄
積された上記第1および第2の蓄積情報を、上記電話回
線網を介して上記接続制御情報に対応して蓄積されてい
る上記送信情報原稿の画情報を上記指定された受信端末
に送信することを特徴とするファクシミリ蓄積交換サー
ビス方式。 3.複数のファクシミリ端末10A,11Aとファクシ
ミリ蓄積交換システム30Aとを電話回線網20を介し
て接続し、 上記複数のファクシミリ端末の発信端末10Aから上記
ファクシミリ蓄積交換システム30Aに対し、アクセス
ACCおよびサービス番号SVN−Mをダイヤル信号で
送出し、 上記ファクシミリ蓄積交換システム30Aから上記複数
のファクシミリ端末の発信端末10Aに上記アクセス及
びサービス番号を受けて、応答メッセージNTF1およ
び送信要求メッセージNTF3を送出すると共に、 上記ダイヤル信号で指定された上記受信端末11Aを呼
出し、該受信端末からの応答に応じて上記送信端末から
のファクシミリ画信号データVDT(MKS)を上記電
話回線網20を介して上記受信端末11Aに送信してな
るファクシミリ蓄積交換サービス方式において、 上記発信端末10Aにおいては、上記送信要求メッセー
ジ受信後、上記ファクシミリ蓄積交換システム30に、
フォーマット指定情報FMTを含む識別用パターンPT
Nと宛先および選択すべきサービス種別を含むマーク欄
MARKからなる接続制御情報を記載した少なくとも1
枚の接続制御原稿MKSおよび該接続制御原稿に続く別
葉の送信情報原稿MSを1組とした第1の送信画情報
と、 それに続いて、同様にフォーマット指定情報を含む識別
用パターンPTNと宛先および選択すべきサービス種別
を含むマーク欄MAKからなる接続制御情報を記載した
少なくとも1枚の接続制御原稿MKSおよび該接続制御
原稿に続く別葉の送信情報原稿MSを1組とした第2の
送信画情報を1通信で連続して送信する手段を具え、 上記ファクシミリ蓄積交換システム30Aにおいては、 上記発信端末から送信された第1および第2の送信画情
報をそれぞれ受信して復号化する復号化部35と、 上記復号化信号を蓄積するラインバッファ部39aと該
ラインバッファ部に蓄積された符号化信号を受けて、上
記接続制御原稿MKSの識別用パターンPTNおよびマ
ーク欄MARKの位置を識別する識別部39bと上記マ
ーク欄のマークを読み取り、そのマークコードから対応
する上記接続制御情報を所定の内部蓄積コードに変換し
て制御手段37に転送するマークコード変換部39d
と、 上記識別用パタンのデータを上記マーク欄のフォーマッ
ト指定情報に変換するフォーマット変換部とを含み、 上記識別部が、上記フォーマット変換部にて変換された
フォマット指定情報に従って上記マーク欄の位置を識別
して上記マークコード変換部へ送出するマークシート読
取手段39と、 該解析された接続制御情報と該読み取られた送信情報原
稿の画情報を対応させて第1および第2の蓄積情報とし
て一時蓄積するファイル手段38およびこれらを制御す
る上記制御手段37とを具えており、 上記第1および第2の送信画情報の受信時、上記接続制
御原稿MRKの画情報については上記マークシート読取
手段39にてその情報解析を行い、該マークシート読取
手段の識別部にて上記識別パターンが識別された時、上
記接続制御情報を記載した接続制御原稿であると判定し
て上記マーク欄のマーク読み取り処理を実行し、 上記送信情報原稿の画情報については、上記復号化部に
て該画情報をそのまま読み取り、 該解析接続制御情報を上記送信画情報と対応させて上記
ファイル手段に蓄積し、 その後、上記ファイル手段に蓄積された上記第1および
第2の蓄積情報を蓄積交換する時、上記接続制御情報に
おいて選択されたサービス種別に従って上記指定された
受信端末を呼出し、上記ファイル手段に蓄積された上記
第1および第2の蓄積情報を、上記電話回線網を介して
上記接続制御情報に対応して蓄積されている上記送信情
報原稿の画情報を上記指定された受信端末に送信するこ
とを特徴とするファクシミリ蓄積交換サービス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34434591A JP2512255B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | ファクシミリ蓄積交換システムおよび装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34434591A JP2512255B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | ファクシミリ蓄積交換システムおよび装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56124089A Division JPS5825760A (ja) | 1981-08-10 | 1981-08-10 | フアクシミリ蓄積交換システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05284272A JPH05284272A (ja) | 1993-10-29 |
JP2512255B2 true JP2512255B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=18368522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34434591A Expired - Lifetime JP2512255B2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | ファクシミリ蓄積交換システムおよび装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2512255B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5028706A (ja) * | 1973-07-13 | 1975-03-24 | ||
JPS5726032B2 (ja) * | 1973-07-13 | 1982-06-02 | ||
JPS5528604A (en) * | 1978-08-22 | 1980-02-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Facsimile transmission unit |
JPS5685976A (en) * | 1979-12-15 | 1981-07-13 | Ricoh Co Ltd | Facsimile automatic transmission system |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP34434591A patent/JP2512255B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05284272A (ja) | 1993-10-29 |
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