JP2766295B2 - ファクシミリ蓄積交換システム - Google Patents

ファクシミリ蓄積交換システム

Info

Publication number
JP2766295B2
JP2766295B2 JP1064337A JP6433789A JP2766295B2 JP 2766295 B2 JP2766295 B2 JP 2766295B2 JP 1064337 A JP1064337 A JP 1064337A JP 6433789 A JP6433789 A JP 6433789A JP 2766295 B2 JP2766295 B2 JP 2766295B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage
information
image information
machine
document
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1064337A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02244849A (ja
Inventor
学 高田
具彦 高村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Telecommunication System Engineering Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1064337A priority Critical patent/JP2766295B2/ja
Publication of JPH02244849A publication Critical patent/JPH02244849A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2766295B2 publication Critical patent/JP2766295B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はOCR装置またはOMR装置付きのファクシミリ蓄
積交換システムにかかわり、特にファクシミリ端末から
の原稿受信時にOCRまたはOMR原稿指定があってもそのOC
RまたはOMR原稿受信の有無を自動判別してOCRまたはOMR
装置への受信画情報の転送を制御することができるよう
にしたファクシミリ蓄積交換システムに関する。
(従来の技術) 原稿をそのまま読取り、画信号化して伝送し、受信側
ではそれをハードコピーとして記録して出力することに
より、原稿に記された文字や絵等をそっくり相手方に伝
えることができるファクシミリ装置は、近年、広く普及
し、もはや無くてはならない通信機器の一つとなってい
る。そして、最近では着信した画情報を全て一旦、ハー
ドディスク等のような大容量の記憶装置に記憶してか
ら、配信指定の端末に配信する蓄積交換装置が用いられ
るようになってきている。そして、この蓄積交換装置で
は高機能化により、私書箱や情報箱の機能を持たせたも
のも現われ、益々便利となっている。
そして、蓄積交換装置では受信した画情報は一旦記憶
装置に記憶した後、その画情報の原稿配信先指定情報に
基づき、配信する。原稿配信先が一斉同報配信指定であ
れば、ファクシミリ蓄積交換装置に接続された複数の回
線のうち、受信用にその一部を残して、他の空き回線を
利用して各配信先ファクシミリ端末に次々と接続し、記
憶装置より画情報を読み出してその配信先ファクシミリ
端末に送信する。また、配信先が特定の端末に対するも
のであれば、配信処理の順番が回って来た段階でその配
信先ファクシミリ端末に配信するが、その配信先端末が
空きでなければ配信待ちとし、所定の時間をおいてから
再度配信処理に入ると云ったことを行う。
ところで、第4図に示す如く、ファクシミリ蓄積交換
装置1にOCR装置(光学式文字読取装置)またはOMR装置
(光学式マーク読取装置)等のような符号認識してデー
タ化する認識装置7が接続されたシステムがあり、この
ようなシステムではファクシミリ端末(6−1〜6−
n)より送信を行う場合、ファクシミリ端末に装填する
送信原稿の一枚目に配信先や配信モードなどの各種必要
事項を記入した所定フォーマットのOCR原稿またはOMR原
稿を入れておくと、ファクシミリ端末からこのOCRまた
はOMR原稿が読み取られて画情報化され、交換機5を介
してファクシミリ蓄積交換装置1に送られ、ファクシミ
リ蓄積交換装置1では一旦、画情報を記憶装置4に記憶
し、その後、記憶装置4より前記1枚目の受信画情報を
読み出して認識装置7に送り、認識装置7はその内容を
解読して、ファクシミリ蓄積交換装置1に送り、ファク
シミリ蓄積交換装置1ではこの認識装置7から得た情報
を配信情報として記憶し、その後にこの配信情報に基づ
き前記2枚目以降の画情報を配信すると云ったことを行
うようにする。
すなわち、従来のこの種のシステムでは、第5図に示
すようにファクシミリ端末のキーボードやファクシミリ
端末の接続回線に接続されたプシュホン等より、「OCR
シートに書かれた認識用の原稿を送信する」ことを表わ
すサービスコードを入力し、該サービスの指定をした
後、ファクシミリ端末の送信をスタートし、該ファクシ
ミリ端末からOCR原稿を送信すると、蓄積交換装置1で
はその通信制御部3にてこれらサービスコードと画情報
を受信する(第5図s1)。そして、この受信したサービ
スコードによりファクシミリ蓄積交換装置1の中央処理
装置2は機械読取用情報入力原稿(OCR原稿)であるこ
とを認識し(第5図s2)、受信画情報を記憶装置4に蓄
積し(第5図s3,s4)、その後、蓄積装置4から一枚目
の画情報であるこの機械読取用情報入力原稿を読み出
す。そして、蓄積交換装置1に接続された認識装置7に
この画情報を転送し、認識装置7では例えば、画情報中
の所定の位置に所定の読取可能情報があるか否かをチェ
ックする等の方法により、この画情報が機械読取用情報
入力原稿(すなわち、OCR原稿)か否かの判別を行い
(第5図s5)、機械読取用情報入力原稿でなければ読取
不可の情報をまた、機械読取用情報入力原稿であればそ
の記載内容の認識を行って、判読内容の情報を蓄積交換
装置1に戻していた(第5図s6,s7)。そして、蓄積交
換装置1では前記読取不可の情報を受けた場合には中央
処理装置2が発呼側ファクシミリ端末にエラー・メッセ
ージを送り、機械読取不可を知らせ、また、蓄積交換装
置1では前記認識装置より機械読取用情報入力原稿の記
載内容を判読した情報を受けた時は、記憶装置に格納
し、その後の配信の情報として利用するように制御す
る。尚、機械読取用情報入力原稿の指定がないときは通
常の通信処理に入る(第5図s2,s8)。
このような従来の装置によるとファクシミリ端末から
サービスコードで機械読取用情報入力原稿(OCR原稿)
の指定を受けた原稿に関しては、受信した原稿が機械読
取用情報入力原稿でなくとも認識装置(OCR装置)の認
識を待たねばならず、認識装置にかかる負荷が重くなる
と云う問題がある。また、ファクシミリ端末のオペレー
タが誤ったオペレーションにより上記サービスコード指
定入力をしてしまった場合でも、原稿は一旦、記憶装置
に蓄積された後に認識装置に転送され、識別が行われる
ため、オペレータに対して原稿不良であることを通知す
るまでの処理に時間がかかっていた。そのため、操作性
が悪く、緊急の一斉同報配信を行う場合等では原稿不良
のエラー・メッセージを受けて再度操作をやり直すまで
に要する時間の無駄もばかにならない等、改善が切望さ
れるところである。また、混雑時には回線を無用に占有
するので、他のファクシミリ通信に支障を来たす。
(発明が解決しようとする課題) このように、ファクシミリ蓄積交換装置は配信すべき
原稿の画情報を一旦ディスク装置に保存してから、要求
によりあるいは配信先のファクシミリ装置が空きとなっ
たときに転送するものである。
そして、蓄積交換装置にOCR装置またはOMR装置等の認
識装置が接続されたシステムでは、ファクシミリ端末に
装填する送信原稿の一枚目に、配信先や配信モードなど
の各種必要事項を記入した所定フォーマットのOCR原稿
またはOMR原稿と呼ばれる機械読取用情報入力原稿を入
れておくと、ファクシミリ端末からはこの機械読取用情
報入力原稿を含めて該装填原稿が読み取られ、画情報化
され、ファクシミリ蓄積交換装置に送られ、ファクシミ
リ蓄積交換装置ではこれらの画情報を一旦記憶装置に記
憶後、この記憶画情報の1枚目の原稿分の受信画情報を
読み出して認識装置に送り、認識装置によりその内容を
解読して、該解読内容をファクシミリ蓄積交換装置に送
り、ファクシミリ蓄積交換装置ではこの認識装置から得
た情報と、2枚目以降の画情報とを蓄積し、その後にこ
れを配信すると云ったことを行うものがある。
このようなシステムでは宛先や配信の種別(一斉同報
通信,緊急通信,情報箱等)の必要情報を所定フォーマ
ットの機械読取用情報入力原稿に記載しておけば、機械
読取用情報入力原稿による配信情報入力であることを示
すサービスコードを端末側から入力して蓄積交換装置宛
てに原稿を送信すると、機械読取用情報入力原稿を解読
して自動配信するので、複雑なオペレーションをファク
シミリ装置のキーボードから行わずに済み、従って、オ
ペレーションに不馴れな人に原稿の送信を頼む場合で
も、機械読取用情報入力原稿を加えておけば済むので、
素人でも操作の問題がなくなり、また、複雑のオペレー
ションから解放されるので、操作ミスや操作の手間も大
幅に改善できて操作性が良くなる。
ところが、従来のこの種の装置は機械読取用情報入力
原稿を利用する場合、ファクシミリ端末のキーボードや
プシュホン等でOCRシートやOMRシートに書かれた認識用
の原稿であることを示すサービスコードを指定した後、
原稿をファクシミリ端末から蓄積交換装置に送信する
と、蓄積交換装置では通信制御部によりこれを受信し、
中央処理装置を介して一旦、記憶装置に蓄積し、その
後、記憶装置から認識装置に一枚目の原稿の画情報を転
送して、認識装置でこれが機械読取用入力情報原稿であ
るか否かの判別を行い、その後に内容の解読を行うよう
にしていた。
この従来の装置によるとファクシミリ端末からサービ
スコードで機械読取用情報入力原稿入力の指定を受ける
と、ファクシミリ蓄積交換装置側ではこの受信した原稿
に関してはたとえ、機械読取用情報入力原稿でなくとも
一旦認識装置に送って該認識装置の判定を待たねばなら
ず、認識装置にかかる負荷が重くなると云う問題があ
る。また、ファクシミリ端末のオペレータが誤ったオペ
レーションにより機械読取用情報入力原稿指定の入力操
作をしてしまった場合でも、原稿は一旦、記憶装置に蓄
積された後に認識装置に転送され、判別が行われるた
め、オペレータに対して原稿不良であることを通知する
までの処理に時間がかかっていた。そのため、迅速な操
作が損われ、緊急の一斉同報配信を行う場合等では原稿
不良のエラー・メッセージを受けて再度操作をやり直す
までに要する時間の無駄もばかにならない等の問題があ
り、また、混雑時には回線を無用に占有するので、他の
ファクシミリ通信に支障を来たす等の問題がある。
そこでこの発明の目的とするところは、機械読取用情
報入力原稿の内容を解読して配信制御を行うシステムに
おいて、機械読取用情報入力原稿指定の入力操作をして
も機械読取用情報入力原稿の有無を受信時に判別できる
ようにして、機械読取用情報入力原稿の内容を識別して
情報解読する認識装置による判定を不用にし、オペレー
タに対して原稿不良であることを即座に通知することが
できるようにしたファクシミリ蓄積交換システムを提供
することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は次のように構成す
る。すなわち、交換機を介して複数のファクシミリ端末
を接続すると共に前記交換機には、ファクシミリ端末よ
り画情報の入力があると当該入力画情報を記憶手段に蓄
積し、蓄積した画情報は読み出して画情報毎の指定配信
先に送信すべく制御する蓄積交換装置を接続してなり、
前記蓄積交換装置には配信情報を記録した機械読取用情
報入力原稿の画情報よりその記録内容を解読し、蓄積交
換装置に出力する認識装置を接続し、且つ、前記蓄積交
換装置には端末側から機械読取用情報入力原稿による配
信を指示する指令情報を受けると、機械読取用情報入力
原稿の画情報を認識装置に与え、この認識装置からの出
力情報を受けて、この情報に基づく配信対象端末に前記
記憶装置に記憶した画情報を配信する機能を持たせたも
のにおいて、前記機械読取用情報入力原稿には当該原稿
であることを識別する識別表示部を付加し、前記蓄積交
換装置には前記指令情報を受けると受信画情報が機械読
取用情報入力原稿の画情報であるか否かを判別する判別
手段と、この判別の結果、機械読取用情報入力原稿でな
いときは通信を終了する制御手段とを設けて構成する。
(作 用) このような構成のファクシミリ蓄積交換システムにお
いて、蓄積交換装置はファクシミリ端末より画情報の入
力があると当該入力画情報を記憶手段に蓄積し、蓄積し
た画情報は読み出して画情報毎の指定配信先に送信すべ
く制御する。一方、前記蓄積交換装置には配信情報を記
録した機械読取用情報入力原稿の画情報よりその記録内
容を解読し、蓄積交換装置に出力する認識装置を接続し
てあり、端末側から機械読取用情報入力原稿による配信
を指示する指令情報を受けると、蓄積交換装置の判別手
段は受信画情報が機械読取用情報入力原稿の画情報であ
るか否かを判別し、その判別結果を制御手段に出力す
る。そして、この判別の結果、機械読取用情報入力原稿
でないときは端末との通信を終了する。一方、判別手段
の判別の結果、機械読取用情報入力原稿であるときは通
信を続行させ、機械読取用情報入力原稿の画情報を認識
装置に与え、この認識装置からの出力情報を受けて、こ
の情報に基づく配信対象端末に前記記憶装置に記憶した
画情報を配信する。
このように、本発明は機械読取用情報入力原稿である
ことを識別するマークを付し、蓄積交換装置に機械読取
用情報入力原稿であるか否かを判別する判別手段を設け
て構成したものであり、蓄積交換装置では一枚目の原稿
を受信した時点で該原稿のマークの有無を判別すること
により、マークのある原稿の場合はその後の受信を継続
し、マークのない原稿の場合は通信を終了させるように
したものであるから、端末側から機械読取用情報入力原
稿による配信を指示する指令情報を誤指定により与えた
場合のエラー処理を受信中に実施できるようになり、従
って、誤操作による対応を即座に行い得るようにしたフ
ァクシミリ蓄積交換システムを提供できる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、図
中1aはファクシミリ蓄積交換装置、2aは中央処理装置
(CPU)、4は記憶装置、3aは通信制御装置(CCE)、5
は交換機で例えば構内交換機、6a〜6nはファクシミリ端
末である。ファクシミリ蓄積交換装置1aは中央処理装置
2a及び通信制御装置3a及び記憶装置4よりなり、通信制
御装置3aにより交換機5との間で発呼、着呼、話中、終
話制御など電話用の通信端末としての必要な通信制御を
行うものである。また、通信制御装置3aはファクシミリ
蓄積交換装置1aに収容している回線数(チャネル数)分
あり、各チャネルの通信制御装置3aには受信した画情報
中の所定の位置に機械読取用情報入力原稿を示す所定の
マークを識別することのできる識別装置を設けて構成し
たものであり、当該識別装置は通信制御装置3aにおい
て、一枚目の原稿を受信した時点で該原稿のマークの有
無を判別し、マークの有無の判別出力を中央処理装置2a
に送る機能を持ち、また、通信制御装置3aには中央処理
装置2aよりエラー切断指令を受けると原稿読取不可を知
らせるエラー出力の後、回線切断処理を実施する機能を
持たせてある。また、前記記憶装置4はハードディスク
装置や光ディスク装置などのような書き込み/読み出し
可能な大容量の外部記憶装置であり、中央処理装置2aは
ファクシミリ蓄積装置全体の制御を司るものである。従
って、中央処理装置2aは同報通信や相手指定の画情報信
号(原稿)が着信するとこれを記憶装置4に蓄積すべく
制御する他、記憶装置4に画情報信号(原稿)が格納さ
れると、これを読み出して通信制御装置3aにその配信先
のダイヤル情報を発生するように制御し、通信制御装置
3aが交換機5に接続されている相手端末6a〜6nと接続し
たことを確認すると読み出した原稿の画情報を送出する
ように制御するが、ファクシミリ端末が塞がっている場
合は、次回の配信順番の時にあるいは、所定の時間経過
後に配信すると云った制御をするように構成してある。
さらにまた、中央処理装置2aには前記通信制御装置3aよ
りファクシミリ端末からのサービスコードを受けると機
械読取用情報入力原稿処理の動作モードに入り、このモ
ードにおいては通信制御装置3aより機械読取用情報入力
原稿であると判別した場合のマーク有無識別信号を受け
ると受信画情報を記憶装置4に順次記憶し、受信終了後
に記憶装置4から受信画情報の一枚目の画情報を読み出
して認識装置7に与え、認識装置7からの画情報内容の
解読情報を受けるとこれを記憶装置4に記憶させ、配信
処理時の情報として利用する機能と、機械読取用情報入
力原稿でないと判別した場合のマーク有無識別信号を受
けるとエラー切断指令を発生し、受信を終了させる機能
とを持たせてある。また、交換機5はファクシミリ蓄積
交換装置1aを含め、端末であるファクシミリ端末6a〜6n
相互の交換接続動作を行うものである。7はOCR装置
(光学的文字読取装置)若しくはOMR装置(光学的マー
ク読取装置)等のような光学的にキャラクタなどの符号
の内容を認識してその認識した情報を出力する認識装置
であり、ファクシミリ蓄積交換装置1aに接続されてい
る。
第2図は本システムに使用する機械読取用情報入力原
稿の例を示すもので、図のように機械読取用情報入力原
稿用紙21の上部左右所定位置に黒塗潰し升によるマーク
22を付してある。原稿用紙21の画情報における所定位置
にこのマーク22が検出されれば機械読取用情報入力原稿
と認識できるようにしてある。尚、マーク22の大きさ形
状、位置はこれに限定されるものではなく、事情に合せ
て適宜に定めて使用するようにして良い。
このような構成において、ファクシミリ端末6aより原
稿を入力し、蓄積交換機装置1aに一旦蓄積した後、ファ
クシミリ端末6nに配信するものとすると、ファクシミリ
端末6aでは原稿を入力し、蓄積交換装置1aを経由しての
相手ファクシミリ端末6nの内線番号を入力し、発呼す
る。すると、このファクシミリ端末6aは交換機5を通し
てファクシミリ蓄積交換装置1aに接続され、ファクシミ
リ蓄積交換装置1aでは通信制御装置3aを介してファクシ
ミリ端末6aからの受信データを受取り、これを中央処理
装置2aが記憶装置4に格納する。その後、中央処理装置
2aはこの格納画情報をファクシミリ端末6nに配信すべく
通信制御装置3aを制御し、これによって、通信制御装置
3aから交換機5に対しファクシミリ端末6nの接続内線に
発呼する。この発呼により交換機5はファクシミリ端末
6aとファクシミリ蓄積装置1aとの通信路を形成し、これ
を確認するとファクシミリ蓄積装置1aはその中央処理装
置2aの制御により、既にファクシミリ端末6aから受信し
て記憶装置4に蓄積していた画情報を読み出してファク
シミリ端末6nに転送する。従って、ファクシミリ端末6a
からの画情報をファクシミリ端末6nに配信することがで
きるようになる。尚、配信先ファクシミリ装置端末が塞
がっている場合は、中央処理装置2aは次回の配信順番の
時にあるいは、所定の時間経過後に配信するように制御
する。また、ファクシミリ端末6aからの画情報をファク
シミリ蓄積交換装置1aを通さず、直接、ファクシミリ端
末6nに送ることもできる。この場合、ファクシミリ端末
6aからファクシミリ端末6nの内線を直接ダイヤルして発
呼する。これにより構内交換装置5は当該ダイヤル先の
内線が空きである場合に、発呼側と着呼側を接続して通
信路を形成するので、ファクシミリ端末6aからの画情報
をファクシミリ蓄積交換装置1aを通さず、直接、ファク
シミリ端末6nに送ることができる。
次に機械読取用情報入力原稿を用いてファクシミリ端
末6aより原稿を入力し、ファクシミリ端末6nに配信する
ものとすると、ファクシミリ端末6aまたはこの端末6aの
接続された回線に接続されたプシュホンにより機械読取
用情報入力原稿による送信を指定するためのサービスコ
ードを入力し、ファクシミリ端末6aから原稿の送信をス
タートさせる。すると、交換機5はこのサービスコード
と画情報とを蓄積交換機装置1aに送る。蓄積交換装置1a
ではこれを通信制御装置3aが受信し、中央処理装置2aに
送るので、中央処理装置2aは通信制御装置3aよりファク
シミリ端末からのサービスコードにより、直ちに機械読
取用情報入力原稿処理の動作モードに入る。一方、通信
制御装置3aではその各チャネルにおいて一枚目の受信画
情報が機械読取用情報入力原稿であるか否かをチェック
し、その判別結果の情報である判別信号(マーク有無識
別信号)を出力する。
中央処理装置2aは機械読取用情報入力原稿処理の動作
モードにおいては通信制御装置3aより機械読取用情報入
力原稿であると判別した場合のマーク有無識別信号を受
けると受信画情報を記憶装置4に順次記憶し、受信終了
後に記憶装置4から受信画情報の一枚目の画情報を読み
出して認識装置7に与える。そして、認識装置7はこの
画情報を解読し、中央処理装置2aに送る。中央処理装置
2aでは認識装置7からの画情報内容の解読情報を受ける
とこれを記憶装置4に記憶させる。
その後、中央処理装置2aは記憶装置4に記憶させてあ
る画情報をファクシミリ端末に配信すべく記憶装置4に
記憶させてある認識装置7からの解読情報を読み出し、
これを元に通信制御装置3aを制御し、これによって、通
信制御装置3aから交換機5に対し配信先ファクシミリ端
末の接続内線に発呼する。この発呼により交換機5は当
該配信先ファクシミリ端末とファクシミリ蓄積装置1aと
の通信路を形成し、これを確認するとファクシミリ蓄積
装置1aはその中央処理装置2aの制御により、既にファク
シミリ装置6aから受信して記憶装置4に蓄積していた画
情報を読み出して配信先ファクシミリ端末に転送する。
従って、ファクシミリ端末6aからの画情報を配信先ファ
クシミリ端末に配信することができるようになる。
一方、機械読取用情報入力原稿処理の動作モードにお
いて、通信制御装置3aより機械読取用情報入力原稿でな
いと判別した場合のマーク有無識別信号を受けると、中
央処理装置2aはエラー切断指令を発生し、受信を終了さ
せて受信画情報の記憶装置4への記憶を抹消する。従っ
て、通信制御装置3aではそのエラー切断信号により、エ
ラー表示信号を端末側に送り、端末側にエラーを表示さ
せてオペレータに知らせると共に、回線を切断して通信
を終了させる。
上記動作をフローチャートで示したものが第3図であ
り、これを参照して説明しておくと次の如くである。
尚、ここでは機械読取用情報入力原稿としてOCR原稿を
例に説明を進める。前記ファクシミリ蓄積交換装置1aに
前記サービスコードが入力されると(s21)、中央処理
装置2aはこれがOCR原稿指定であるか否かを判定する(s
22)。そして、それがOCR原稿指定でないと判断した場
合は通常の通信に入る(s23)。s22においてOCR指定で
あると判定された場合には一枚目がOCR原稿であるか否
かを判定し(s24)、その結果、OCR原稿であると判定し
た場合は原稿を受信し、記憶装置に蓄積させる(s26,s2
7)。受信が終了したならば、記憶装置よりその受信原
稿の第一枚目を読み出し、OCR装置に与えて解析させる
(s28)。
一方、s23において、OCR原稿でないと判断したなら
ば、発呼側ファクシミリ端末にエラーを通知し、その
後、回線を切断するように制御する(s25)。
このように本システムは、交換機を介して複数のファ
クシミリ端末を接続すると共に前記交換機には、ファク
シミリ端末より画情報の入力があると当該入力画情報を
記憶手段に蓄積し、蓄積した画情報は読み出して画情報
毎の指定配信先に送信すべく制御する蓄積交換装置を接
続してなり、前記蓄積交換装置には配信情報を記録した
機械読取用情報入力原稿の画情報よりその記録内容を解
読し、蓄積交換装置に出力する認識装置を接続し、且
つ、前記蓄積交換装置には端末側から機械読取用情報入
力原稿による配信を指示する指令情報を受けると、機械
読取用情報入力原稿の画情報を認識装置に与え、この認
識装置からの出力情報を受けて、この情報に基づく配信
対象端末に前記記憶装置に記憶した画情報を配信する機
能を持たせたものにおいて、前記機械読取用情報入力原
稿には当該原稿であることを識別する識別表示部を付加
し、前記蓄積交換装置には前記指令情報を受けると受信
画情報が機械読取用情報入力原稿の画情報であるか否か
を判別する判別手段と、この判別の結果、機械読取用情
報入力原稿でないときは通信を終了する制御手段とを設
けて構成したものである。そして、蓄積交換装置はファ
クシミリ端末より画情報の入力があると当該入力画情報
を記憶手段に蓄積し、蓄積した画情報は読み出して画情
報毎の指定配信先に送信すべく制御するが、一方、前記
蓄積交換装置には配信情報を記録した機械読取用情報入
力原稿の画情報よりその記録内容を解読し、蓄積交換装
置に出力する認識装置を接続してあり、端末側から機械
読取用情報入力原稿による配信を指示する指令情報を受
けると、蓄積交換装置の判別手段は受信画情報が機械読
取用情報入力原稿の画情報であるか否かを判別し、その
判別結果を制御手段に出力する。そして、この判別の結
果、機械読取用情報入力原稿でないときは端末との通信
を終了するようにしたものであり、また、判別手段の判
別の結果、機械読取用情報入力原稿であるときは通信を
続行させ、機械読取用情報入力原稿の画情報を認識装置
に与え、この認識装置からの出力情報を受けて、この情
報に基づく配信対象端末に前記記憶装置に記憶した画情
報を配信するものである。
このように、本発明は蓄積交換装置に機械読取用情報
入力原稿を示すマークを識別する装置を設け、蓄積交換
装置の通信制御装置において、一枚目の原稿を受信した
時点で該原稿のマークの有無を判別することにより、マ
ークのある原稿の場合はその後の受信を継続し、マーク
のない原稿の場合は通信を終了させるようにしたもので
あるから、誤指定の場合のエラー処理を受信中に実施で
きるようになり、従って、誤操作による対応を即座に行
い得るようになる。そのため、オペレータに対するエラ
ーの通知が早くなり、また、エラーとなる時は記憶装置
や認識装置を作動させずに済むので、これら記憶装置や
認識装置にかかる負荷を大幅に低減することができる。
尚、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定する
ことなくその要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実
施し得るものである。
[発明の効果] 以上、詳述したように本発明によれば、蓄積交換装置
における通信制御装置に機械読取用情報入力原稿か否か
を識別する識別手段を設けて構成したものであり、蓄積
交換装置の通信制御装置において、一枚目の原稿を受信
した時点で該原稿が機械読取用情報入力原稿であるか否
かを判別し、制御手段がこの判別結果に応じて、機械読
取用情報入力原稿である場合はその後の受信を継続し、
機械読取用情報入力原稿でない場合は通信を終了させる
ように制御するものであるから、誤指定の場合のエラー
処理を受信中に実施できるようになり、従って、誤操作
による対応を即座に行い得るようにしたファクシミリ蓄
積交換システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
OCR原稿の例を示す図、第3図は本発明装置の作用を説
明するためのフローチャート、第4図は従来装置の構成
を示すブロック図、第5図はその作用を説明するための
フローチャートである。 1a……ファクシミリ蓄積交換装置、2a……中央処理装
置、3a……通信制御装置、4……記憶装置、5……交換
機、6a〜6n……ファクシミリ端末、7……認識装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−213467(JP,A) 特開 昭63−221738(JP,A) 特開 平1−241946(JP,A) 特開 平2−50652(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/58 H04N 1/00 104 H04L 12/54

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交換機を介して複数のファクシミリ端末を
    接続すると共に前記交換機には、ファクシミリ端末より
    画情報の入力があると当該入力画情報を記憶手段に蓄積
    し、蓄積した画情報は読み出して画情報毎の指定配信先
    に送信すべく制御する蓄積交換装置を接続してなり、前
    記蓄積交換装置には配信情報を記録した機械読取用情報
    入力原稿の画情報よりその記録内容を解読し、蓄積交換
    装置に出力する認識装置を接続し、且つ、前記蓄積交換
    装置には端末側から機械読取用情報入力原稿による配信
    を指示する指令情報を受けると、機械読取用情報入力原
    稿の画情報を認識装置に与え、この認識装置からの出力
    情報を受けて、この情報に基づく配信対象端末に前記記
    憶装置に記憶した画情報を配信する機能を持たせたもの
    において、 前記機械読取用情報入力原稿には当該原稿であることを
    識別する識別表示部を付加し、 前記蓄積交換装置には前記指令情報を受けると受信画情
    報が機械読取用情報入力原稿の画情報であるか否かを判
    別する判別手段と、この判別の結果、機械読取用情報入
    力原稿でないときは通信を終了する制御手段とを設けて
    構成したことを特徴とするファクシミリ蓄積交換システ
    ム。
JP1064337A 1989-03-16 1989-03-16 ファクシミリ蓄積交換システム Expired - Lifetime JP2766295B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1064337A JP2766295B2 (ja) 1989-03-16 1989-03-16 ファクシミリ蓄積交換システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1064337A JP2766295B2 (ja) 1989-03-16 1989-03-16 ファクシミリ蓄積交換システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02244849A JPH02244849A (ja) 1990-09-28
JP2766295B2 true JP2766295B2 (ja) 1998-06-18

Family

ID=13255328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1064337A Expired - Lifetime JP2766295B2 (ja) 1989-03-16 1989-03-16 ファクシミリ蓄積交換システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2766295B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02244849A (ja) 1990-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0541764A (ja) 電子フアイル装置によるデータ転送方法
JPH04364656A (ja) ファクシミリ装置
JP2792563B2 (ja) ファクシミリ装置間の管理情報通信方法
JP2766295B2 (ja) ファクシミリ蓄積交換システム
JPH0318381B2 (ja)
JPH0690341A (ja) ファクシミリ装置による入力の受付装置
JP3131471B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2984011B2 (ja) Isdn端末装置の制御方法
JPH03154559A (ja) ファクシミリ蓄積交換装置
JP2743272B2 (ja) Isdn端末装置
JP2563193B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3183923B2 (ja) テレマティーク端末装置の制御方法
JP2512255B2 (ja) ファクシミリ蓄積交換システムおよび装置
JPH09200366A (ja) 通信端末装置
JPH0511700B2 (ja)
JP3205364B2 (ja) 通信装置およびその制御方法
JP3340491B2 (ja) 画像管理方法
JP2755797B2 (ja) データ通信装置
JPS6253066A (ja) フアクシミリ蓄積同報装置
JPH07264378A (ja) ファクシミリ装置
JPH05252290A (ja) 複数回線利用のデータ通信方式
JPH10126601A (ja) ファクシミリ装置
JPH02224442A (ja) ファクシミリ中継装置
JPH06164884A (ja) ファクシミリ装置
JPH05145664A (ja) Isdn端末装置の制御方法