JPH0711110Y2 - フォークリフトのアタッチメント取付構造 - Google Patents

フォークリフトのアタッチメント取付構造

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JPH0711110Y2
JPH0711110Y2 JP9935190U JP9935190U JPH0711110Y2 JP H0711110 Y2 JPH0711110 Y2 JP H0711110Y2 JP 9935190 U JP9935190 U JP 9935190U JP 9935190 U JP9935190 U JP 9935190U JP H0711110 Y2 JPH0711110 Y2 JP H0711110Y2
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秋広 稲垣
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株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,フォークリフトにおける脱着式アタッチメン
トの取付構造に係り,具体的にはいわゆるフックオン形
式のアタッチメント取付構造に関する。
〔従来技術〕
一般に,フォークリフトにおいては,アタッチメントと
してサイドクランプ,回転クランプ,回転フォーク等を
用いる。これらのアタッチメントは,いわゆるフックオ
ン形式によって,フォークリフトのリフトブラケットに
対して脱着可能に装着している。
第11図〜第13図を用いて,例えば回転クランプ800を装
着する場合について説明する。
第11図に示すごとく,フォークリフト9のリフトブラケ
ット92は,回転クランプ800のアタッチメントホルダー
8を掛止するためのフィンガーバー921,922を有する。
下部側のフィンガーバー922には,第12図及び第13図に
示すごとく,後述するロアーフック82と対応させて,半
円状の係合凹部9210を形成してある。
一方,アタッチメントホルダー8の背面には,第11図に
示すごとく,上記フィンガーバー921,922と対応させ
て,アッパーフック81とロアーフック82とを配設する。
該ロアーフック82は,第12図及び第13図に示すごとく,
支軸821によりアタッチメントホルダー8の下端部に回
動可能に軸着している。該ロアーフック82の上部は,回
動を考慮して丸く形成してある。また,該ロアーフック
82の上部にはピン挿通孔822を穿設している。そして,
アタッチメント装着時には,該ピン挿通孔822にロック
ピン823を挿通して,ロアーフック82をロックするよう
にしている。
なお,第11図において,90はフォークリフト9の機台,91
はマストを示す。
〔解決しようとする課題〕
しかしながら,従来のフォークリフトのアタッチメント
取付構造においては,摩耗を生じ易い。これは,第12図
及び第13図に示すごとく,ロアーフック82の上部が丸く
なっており,該ロアーフック82とフィンガーバー922と
が点接触しているためである。
また,上記のごとくロアーフック82が摩耗した場合に
は,該ロアーフック82とフィンガーバー922との間の隙
間Sが大きくなる。
しかしながら,従来のアタッチメント取付構造において
は上記のごとく拡大した隙間Sを埋めることができな
い。そのため,リフトブラケットに対してアタッチメン
トを強固に装着することが困難となる。
本考案はかかる従来の問題点に鑑み,摩耗を生じ難く,
かつ摩耗した場合であってもその摩耗分を補うことがで
きる,フォークリフトのアタッチメント取付構造を提供
しようとするものである。
〔課題の解決手段〕
本考案は,リフトブラケットのフィンガーバーと対応さ
せて,アタッチメントホルダーの背面にアッパーフック
とロアーフックとを配設したアタッチメントにおいて,
前記ロアーフックは,アタッチメントホルダーの背面に
固着したフックブラケットと,上下動可能なスライドフ
ックと,両者の間に脱着可能に介設したスペーサとから
なり,上記スライドフックは,上記フックブラケットを
挿通するシャフトと,該シャフトの下部に設けたフック
本体と,シャフトの上部に設けられフック本体の上下位
置を調整するための調整プレートとからなることを特徴
とするフォークリフトのアタッチメント取付構造にあ
る。
本考案において最も注目すべきことは,アタッチメント
ホルダーの背面に固着したフックブラケットと,該フッ
クブラケットを挿通するシャフトによりガイドされて上
下動するスライドフックと,該フックブラケットとスラ
イドフックの調整プレートとの間に脱着可能に介設した
スペーサとから,ロアーフックを構成したことにある。
上記調整プレートは,フック本体の上下位置を調整し
て,摩耗分を補うための調整具である。該調整プレート
を上下位置に調整移動させる手段としては,例えば上記
シャフトに調整ナットを螺合させる方法がある(第6図
及び第7図参照)。これにより,無段階にフック本体の
上下位置を調整することが可能となる。
また,上記フック本体の上面は,フラットに形成するこ
とが望ましい(第8図参照)。これにより,該フック本
体とリフトブラケットのフィンガーバーとを面接触させ
て,該フック本体の摩耗を防止することが容易となる。
また,上記スペーサには,抜け止め用のロックピンを設
けることが望ましい(第5図参照)。
〔作用〕
本考案においては,アタッチメント装着時には,スライ
ドフックを持ち上げる。これにより,フックブラケット
を挿通するシャフトを介して,調整プレートとフック本
体とが同行して上方に移動する。そして,該フック本体
がリフトブラケットのフィンガーバーに咬合する。ま
た,調整プレートの移動により,該調整プレートとフッ
クブラケットとの間にスペースが形成される。
そこで,上記スペース内へ,スペーサを挿入する。これ
により,スライドフックがリフトブラケットのフィンガ
ーバーに掛止される。このとき,フック本体とフィンガ
ーバーとは,面接触する。そのため,該フック本体に摩
耗を生じ難い。
一方,アタッチメト脱却時には,上記スペーサを引き抜
く。これにより,上記スペース分だけスライドフックが
降下して,フック本体とフィンガーバーとの咬合が外れ
る。そこで,アタッチメントを脱却する。
また,上記フック本体が摩耗した場合には,その摩耗分
だけ調整プレートの位置を下げる。これにより,相対的
にフック本体の位置が上昇して,摩耗分を補う。
〔効果〕
それ故,本考案によれば,摩耗を生じ難く,かつ摩耗し
た場合であってもその摩耗分を補うことができる,フォ
ークリフトのアタッチメント取付構造を提供することが
できる。
〔実施例〕
本考案の実施例にかかるフォークリフトのアタッチメン
ト取付構造につき,第1図〜第10図を用いて説明する。
本例のアタッチメントは,第1図及び第2図に示すごと
く,リフトブラケット92のフィンガーバー921,922と対
応させて,アタッチメントホルダー8の背面にアッパー
フック81とロアーフック1とを配設する。該ロアーフッ
ク1は,アタッチメントホルダー8の背面に固着したフ
ックブラケット11と,上下動可能なスライドフック12
と,両者の間に脱着可能に介設したスペーサ13とからな
る。該スライドフック12は,フックブラケット11を挿通
するシャフト122と,該シャフト122の下部に設けたフッ
ク本体121と,シャフト122の上部に設けられフック本体
121の上下位置を調整するための調整プレート123とから
なる。
上記フックブラケット11は,同図に示すごとく,アタッ
チメントホルダー8を構成するベースプレート80の背面
に,下部側のフィンガーバー922と対応させて固着して
ある。図示省略したが,該フックブラケット11には,シ
ャフト122を挿通するためのシャフト挿通孔を上下方向
に貫設する。また,第10図に示すごとく,該フックブラ
ケット11の上面には,後述するロックピン131を係合さ
せるためのピン係合穴111を穿設する。
前記スライドフック12は,第1図,第6図〜第8図に示
すごとく,上記フックブラケット11のシャフト挿通孔を
挿通するシャフト122を有する。該シャフト122の下部に
は,リフトブラケット92のフィンガーバー922と咬合さ
せるためのフック本体121を配設する。該フック本体121
における咬合部分の上面1210は,第8図に示すごとく,
フラットに形成してある。また,シャフト122の上部に
は,上記フック本体121の上下位置を調整するための調
整プレート123を配設する。第7図に示すごとく,該シ
ャフト122の上部には,螺子部1220を刻設してあり,該
螺子部1220に螺合させた上下2つの調整ナット124によ
り,調整プレート123を固定している。同図において,12
5はワッシャ,1230は下側の調整ナット124を挿入するた
めの凹部を示す。
前記スペーサ13は,第3図〜第5図に示すごとく,一定
の厚さ寸法tを有して角棒状に形成してあり,その先端
部から中間部に亘って,シャフト挿通部130を切り欠き
形成している。
また,該スペーサ13の基部には,ロックピン131を上下
方向に進退可能に配設している。即ち,該スペーサ13の
基部には,ピン挿通孔132を上下方向に貫設する。そし
て,該ピン挿通孔132内には,リング状の把手1310を有
するロックピン131を挿通させる。該ピン挿通孔132の上
部には,螺子孔部1320を刻設する。該螺子孔部1320に
は,筒部134を有する調整キャップ133を螺合させる。該
筒部134には,上記把手1310のための係合溝1340を設け
てある。また,ロックピン131の先端近傍部にはフラン
ジ部1311を形成してあり,該フランジ部1311と上記調整
キャップ133との間には,スプリング135を介装してい
る。
その他は,前記従来例と同様である。
本例のアタッチメントは,上記のように構成されている
ので,次の作用効果を呈する。
まず,スライドフック12の調整ナット124を螺回させる
ことにより,第9図に示すごとく,アタッチメント脱却
時におけるフック本体121とリフトブラケット92のフィ
ンガーバー922との間隔を,スペーサ13の厚さ寸法tと
同一寸法に調整しておく。
そして,アタッチメント装着時には,スライドフック12
を持ち上げる。これにより,フックブラケット11を挿通
するシャフト122を介して,調整プレート123とフック本
体121とが上方に同行移動する。やがて,該フック本体1
21が上記間隔tだけ上昇して,リフトブラケット92のフ
ィンガーバー922に咬合する。また,この移動により,
調整プレート123とフックブラケット11との間に上記間
隔tの分だけスペースが形成される。
そこで,上記スペース内へスペーサ13を挿入する。この
際,第10図に示すごとく,該スペーサ13のロックピン13
1は引き上げておく。即ち,第4図に示すごとく,筒部1
34の係合溝1340に対して把手1310が係合した状態におい
て,スプリング135の付勢圧に抗して係合溝1340から把
手1310を引き上げると共に,該把手1310を水平方向に90
度回転させて筒部134の上面に乗せる。これにより,ロ
ックピン131が引っ込んだ状態となる。
スペーサ13を挿入した後,上記把手1310を元の状態に戻
す。該把手1310を係合溝1340に係合させると,第5図に
示すごとく,スプリング135の付勢圧により,ロックピ
ン131の先端部が突出する。そして,第2図に示すごと
く,該ロックピン131がフックブラケット11のピン係合
穴111と係合する。これにより,スペーサ13がロックさ
れ,振動などによっても抜けなくなる。
そして,このようにしてスペーサ13を挿入した結果,第
1図に示すごとく,スライドフック12がリフトブラケッ
ト92のフィンガーバー922に掛止される。このとき,フ
ック本体121の上面1210は,フィンガーバー922に面接触
する。そのため,該フック本体121の上面1210に摩耗を
生じ難い。
一方,アタッチメント脱却時には,上記ロックピン131
を引き上げて,ピン係合穴111との係合状態を解除す
る。そして,スペーサ13を引き抜く。これにより,該ス
ペーサ13の厚さ寸法tの分だけスライドフック12が下降
して,フック本体121とフィンガーバー922との咬合が外
れる。そこで,アタッチメントを脱却する。
そして,上記フック本体121が摩耗した場合には,その
摩耗分だけ調整プレート123の位置を下げる。具体的に
は,第6図及び第7図に示すごとく,上下2つの調整ナ
ット124を螺回操作して,調整プレート123の上下位置を
調整する。この調整は,無段階に行うことができる。こ
れにより,相対的にフック本体121の位置が上昇して,
上記摩耗分を補う。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は実施例にかかるフォークリフトのアタ
ッチメント取付構造を示し,第1図はアタッチメント装
着時における側面図,第2図は同様の要部背面図,第3
図はスペーサの斜視図,第4図はその要部拡大斜視図,
第5図はその要部拡大断面図,第6図はスライドフック
の正面図,第7図はその分解側面図,第8図はその要部
斜視図,第9図はアタッチメント脱却時における要部側
面図,第10図は同様の要部背面図,第11図〜第13図は従
来例を示し,第11図はアタッチメント装着時における側
面図,第12図は同様の要部側面図,第13図は同様の要部
背面図である。 1……ロアーフック,11……フックブラケット,12……ス
ライドフック,121……フック本体,122……シャフト,123
……調整プレート,13……スペーサ,8……アタッチメン
トホルダー,81……アッパーフック,92……リフトブラケ
ット,921,922……フィンガーバー,

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リフトブラケットのフィンガーバーと対応
    させて,アタッチメントホルダーの背面にアッパーフッ
    クとロアーフックとを配設したアタッチメントにおい
    て, 前記ロアーフックは,アタッチメントホルダーの背面に
    固着したフックブラケットと,上下動可能なスライドフ
    ックと,両者の間に脱着可能に介設したスペーサとから
    なり, 上記スライドフックは,上記フックブラケットを挿通す
    るシャフトと,該シャフトの下部に設けたフック本体
    と,シャフトの上部に設けられフック本体の上下位置を
    調整するための調整プレートとからなることを特徴とす
    るフォークリフトのアタッチメント取付構造。
JP9935190U 1990-09-21 1990-09-21 フォークリフトのアタッチメント取付構造 Expired - Lifetime JPH0711110Y2 (ja)

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