JPH0840699A - フォークリフトのフォーク固定装置 - Google Patents
フォークリフトのフォーク固定装置Info
- Publication number
- JPH0840699A JPH0840699A JP17730894A JP17730894A JPH0840699A JP H0840699 A JPH0840699 A JP H0840699A JP 17730894 A JP17730894 A JP 17730894A JP 17730894 A JP17730894 A JP 17730894A JP H0840699 A JPH0840699 A JP H0840699A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fork
- shaft
- hole
- positioning member
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フォークの間隔を任意に調整でき、任意の位
置にフォークを固定することができるフォーク固定装置
を提供する。 【構成】 左右両サイドプレート6間にアッパフォーク
バー7及びロアフォークバー8が水平に並設され、両フ
ォークバー7,8の中央部にはシャフト11が水平に架設
されている。フォーク5は両フォークバー7,8にアッ
パフック9及びロアフック10を介して移動可能に支持さ
れている。フォーク5の背面には固定ピース14が固着さ
れ、シャフト11は固定ピース14に形成された係合孔14a
に挿通されている。固定ピース14には係合孔14aの上側
にスリット15が形成されるとともに、スリット15を挟ん
でフォーク5側にネジ穴が、フォーク5と反対側に貫通
孔がそれぞれスリット15と直交する状態で同軸上に形成
されている。そして、ボルト18が貫通孔を貫通してネジ
孔に螺着されている。
置にフォークを固定することができるフォーク固定装置
を提供する。 【構成】 左右両サイドプレート6間にアッパフォーク
バー7及びロアフォークバー8が水平に並設され、両フ
ォークバー7,8の中央部にはシャフト11が水平に架設
されている。フォーク5は両フォークバー7,8にアッ
パフック9及びロアフック10を介して移動可能に支持さ
れている。フォーク5の背面には固定ピース14が固着さ
れ、シャフト11は固定ピース14に形成された係合孔14a
に挿通されている。固定ピース14には係合孔14aの上側
にスリット15が形成されるとともに、スリット15を挟ん
でフォーク5側にネジ穴が、フォーク5と反対側に貫通
孔がそれぞれスリット15と直交する状態で同軸上に形成
されている。そして、ボルト18が貫通孔を貫通してネジ
孔に螺着されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフォークリフトにおける
フォーク固定装置に関するものである。
フォーク固定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フォークリフトにおいて、荷の大
きさに応じて左右のフォークの間隔を変更可能とするた
めに、フォークを左右に移動して固定できるフォーク固
定装置が設けられている。以下、従来におけるフォーク
リフトのフォーク固定装置を図7〜図9に従い説明す
る。
きさに応じて左右のフォークの間隔を変更可能とするた
めに、フォークを左右に移動して固定できるフォーク固
定装置が設けられている。以下、従来におけるフォーク
リフトのフォーク固定装置を図7〜図9に従い説明す
る。
【0003】フォークリフトのマストに沿って昇降可能
に装備される昇降座としてのリフトブラケット30に
は、図7に示すように、アッパフォークバー31とロア
フォークバー32とが上下に並設されている。アッパフ
ォークバー31の上端には、複数の切欠き33が所定の
間隔をおいてその長手方向に沿って設けられている。図
8に示すように、荷を支持するための一対のフォーク3
4の背面にはアッパフック35とロアフック36とが設
けられている。そして、アッパフック35がアッパフォ
ークバー31に上から、ロアフック36がロアフォーク
バー32に下からそれぞれ掛止された状態で、フォーク
34が両フォークバー31,32の前面に取り付けられ
ている。すなわち、フォーク34は両フォークバー3
1,32に対して左右方向に移動可能に支持されてい
る。
に装備される昇降座としてのリフトブラケット30に
は、図7に示すように、アッパフォークバー31とロア
フォークバー32とが上下に並設されている。アッパフ
ォークバー31の上端には、複数の切欠き33が所定の
間隔をおいてその長手方向に沿って設けられている。図
8に示すように、荷を支持するための一対のフォーク3
4の背面にはアッパフック35とロアフック36とが設
けられている。そして、アッパフック35がアッパフォ
ークバー31に上から、ロアフック36がロアフォーク
バー32に下からそれぞれ掛止された状態で、フォーク
34が両フォークバー31,32の前面に取り付けられ
ている。すなわち、フォーク34は両フォークバー3
1,32に対して左右方向に移動可能に支持されてい
る。
【0004】そして、図9(a)に示すように、アッパ
フック35には上下方向に貫通したピン孔38が形成さ
れ、ピン孔38に係合ピン37が挿通されている。係合
ピン37には先端側にバネ止め片39aが、基端側に掛
止ピン39bがそれぞれ設けられている。係合ピン37
はその先端37aが、アッパフォークバー31の上端に
設けられた切欠き33に嵌合されている。そして、バネ
止め片39aと、アッパフック35のピン孔38上部に
固着されたフランジ40との間に、係合ピン37を下方
に付勢するバネ41が介装されている。フランジ40の
上面には図9(b)に示すように、掛止ピン39bを収
容可能な溝40aが形成されている。
フック35には上下方向に貫通したピン孔38が形成さ
れ、ピン孔38に係合ピン37が挿通されている。係合
ピン37には先端側にバネ止め片39aが、基端側に掛
止ピン39bがそれぞれ設けられている。係合ピン37
はその先端37aが、アッパフォークバー31の上端に
設けられた切欠き33に嵌合されている。そして、バネ
止め片39aと、アッパフック35のピン孔38上部に
固着されたフランジ40との間に、係合ピン37を下方
に付勢するバネ41が介装されている。フランジ40の
上面には図9(b)に示すように、掛止ピン39bを収
容可能な溝40aが形成されている。
【0005】掛止ピン39bが溝40aに収容された状
態では、ピン孔38に挿通されている係合ピン37の先
端37aがアッパフォークバー31の切欠き33に嵌合
されて、フォーク34は所定位置に固定される。又、掛
止ピン39bが溝40aから離脱してフランジ40の上
面と係合する状態では、係合ピン37の先端37aが切
欠き33から離脱する。従って、フォーク34の固定位
置を変更するときは、係合ピン37を上方に引っ張り上
げ、掛止ピン39bがフランジ40の上面と係合する状
態にした後、フォーク34をアッパフォークバー31及
びロアフォークバー32に沿って移動させる。そして、
係合ピン37を掛止ピン39bが溝40aに収容される
位置まで回動させて、係合ピン37の先端37aをアッ
パフォークバー31の異なる切欠き33に嵌合させる。
その結果、荷の大きさなどに応じてフォーク34を所定
の間隔に変えることができる。
態では、ピン孔38に挿通されている係合ピン37の先
端37aがアッパフォークバー31の切欠き33に嵌合
されて、フォーク34は所定位置に固定される。又、掛
止ピン39bが溝40aから離脱してフランジ40の上
面と係合する状態では、係合ピン37の先端37aが切
欠き33から離脱する。従って、フォーク34の固定位
置を変更するときは、係合ピン37を上方に引っ張り上
げ、掛止ピン39bがフランジ40の上面と係合する状
態にした後、フォーク34をアッパフォークバー31及
びロアフォークバー32に沿って移動させる。そして、
係合ピン37を掛止ピン39bが溝40aに収容される
位置まで回動させて、係合ピン37の先端37aをアッ
パフォークバー31の異なる切欠き33に嵌合させる。
その結果、荷の大きさなどに応じてフォーク34を所定
の間隔に変えることができる。
【0006】又、実開昭51−71578号公報等に
は、上下一対のフォークバーに支承されたフォークの背
面にブロックを固定し、そのブロックにねじの向きが異
なるナットを組込み、各ナットにそれぞれ適合するねじ
を有するスクリューシャフトをリフトブラケットに設け
たフォーク移動装置が提案されている。
は、上下一対のフォークバーに支承されたフォークの背
面にブロックを固定し、そのブロックにねじの向きが異
なるナットを組込み、各ナットにそれぞれ適合するねじ
を有するスクリューシャフトをリフトブラケットに設け
たフォーク移動装置が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
従来装置ではフォーク34の固定を係合ピン37とアッ
パフォークバー31の切欠き33との嵌合により行って
いるため、フォーク34の間隔を変更する場合に、切欠
き33と対応する位置にしかフォーク34を固定できな
い。従って、フォーク34の移動範囲内において任意の
位置にフォーク34を固定することができなかった。
従来装置ではフォーク34の固定を係合ピン37とアッ
パフォークバー31の切欠き33との嵌合により行って
いるため、フォーク34の間隔を変更する場合に、切欠
き33と対応する位置にしかフォーク34を固定できな
い。従って、フォーク34の移動範囲内において任意の
位置にフォーク34を固定することができなかった。
【0008】又、後者の従来装置では、スクリューシャ
フトの回動量を調整することにより両フォークの間隔を
任意に変更できる。しかし、スクリューシャフトはあく
までもナットを介してフォークを移動させる手段であ
り、フォークを所定位置に固定する固定手段を設ける必
要がある。なぜならば、スクリューシャフトとナットと
の係合による摩擦力だけでフォークを所定位置に保持す
る構成とした場合は、荷役作業時の振動等によりスクリ
ューシャフト及びナットのねじ部に無理な力が作用し
て、ねじ部が損傷する可能性が高くなるからである。そ
して、実開昭51−71578号公報に開示された装置
には、前者の従来装置と同様にアッパフォークバーに設
けた切欠きを利用してフォークを固定するようになって
いる。従って、結果として任意の位置にフォークを固定
することができないという問題がある。
フトの回動量を調整することにより両フォークの間隔を
任意に変更できる。しかし、スクリューシャフトはあく
までもナットを介してフォークを移動させる手段であ
り、フォークを所定位置に固定する固定手段を設ける必
要がある。なぜならば、スクリューシャフトとナットと
の係合による摩擦力だけでフォークを所定位置に保持す
る構成とした場合は、荷役作業時の振動等によりスクリ
ューシャフト及びナットのねじ部に無理な力が作用し
て、ねじ部が損傷する可能性が高くなるからである。そ
して、実開昭51−71578号公報に開示された装置
には、前者の従来装置と同様にアッパフォークバーに設
けた切欠きを利用してフォークを固定するようになって
いる。従って、結果として任意の位置にフォークを固定
することができないという問題がある。
【0009】本発明は前記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、フォークの間隔を任意
に調整でき、任意の位置にフォークを固定することがで
きるフォーク固定装置を提供することにある。
れたものであって、その目的は、フォークの間隔を任意
に調整でき、任意の位置にフォークを固定することがで
きるフォーク固定装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1の発明では、フォークを昇降座に水平に
設けられた支持バーに沿って移動可能に支持し、昇降座
の前記支持バーと高さの異なる位置に支持バーと平行に
シャフトを架設し、前記シャフトに沿って相対移動可能
かつ任意の位置でシャフトを挟着可能な位置決め部材を
設け、前記位置決め部材を前記シャフトと対向するフォ
ーク背面に対して相対移動不能とする固定手段を設けた
ことをその要旨とする。
めに、請求項1の発明では、フォークを昇降座に水平に
設けられた支持バーに沿って移動可能に支持し、昇降座
の前記支持バーと高さの異なる位置に支持バーと平行に
シャフトを架設し、前記シャフトに沿って相対移動可能
かつ任意の位置でシャフトを挟着可能な位置決め部材を
設け、前記位置決め部材を前記シャフトと対向するフォ
ーク背面に対して相対移動不能とする固定手段を設けた
ことをその要旨とする。
【0011】請求項2の発明では、前記固定手段は位置
決め部材をフォークの背面に固着する固着手段である。
請求項3の発明では、請求項1に記載の発明において、
前記固定手段はフォークの背面に突設され、少なくとも
前記位置決め部材の側面と係合して位置決め部材のフォ
ークに対する横方向の相対移動を規制する規制部材であ
る。
決め部材をフォークの背面に固着する固着手段である。
請求項3の発明では、請求項1に記載の発明において、
前記固定手段はフォークの背面に突設され、少なくとも
前記位置決め部材の側面と係合して位置決め部材のフォ
ークに対する横方向の相対移動を規制する規制部材であ
る。
【0012】請求項4の発明では、請求項2又は請求項
3に記載の発明において、前記位置決め部材は前記シャ
フトが挿通されるシャフトの外径より若干大きな径の係
合孔を有するとともに、その係合孔に連通するスリット
を有し、そのスリットを挟んで同軸上にネジ孔及び貫通
孔が形成され、前記ネジ孔にはスリットの間隔を調整す
るボルトが貫通孔側から螺入されている。
3に記載の発明において、前記位置決め部材は前記シャ
フトが挿通されるシャフトの外径より若干大きな径の係
合孔を有するとともに、その係合孔に連通するスリット
を有し、そのスリットを挟んで同軸上にネジ孔及び貫通
孔が形成され、前記ネジ孔にはスリットの間隔を調整す
るボルトが貫通孔側から螺入されている。
【0013】請求項5の発明では、請求項2に記載の発
明において、前記支持バーは昇降座の上下両側に一対設
けられ、前記シャフトは両支持バーのほぼ中央部に設け
られている。
明において、前記支持バーは昇降座の上下両側に一対設
けられ、前記シャフトは両支持バーのほぼ中央部に設け
られている。
【0014】
【作用】従って、請求項1の発明によれば、フォークは
昇降座に水平に設けられた支持バーに沿って移動可能に
支持される。フォークは支持バーと平行に架設されたシ
ャフトに挟着された位置決め部材を介してシャフトに対
する位置決め、ひいては昇降座に対する位置決めが行わ
れる。位置決め部材は固定手段によりフォークに対して
相対移動不能なため、位置決め部材をシャフトに挟着す
ることにより、フォークもその位置に固定される。フォ
ークの位置を変更する場合は、位置決め部材の挟着状態
を解除してシャフトに沿って相対移動可能として、フォ
ークを位置決め部材とともに移動させる。フォークを所
定の位置まで移動させた後、位置決め部材をシャフトに
挟着する。
昇降座に水平に設けられた支持バーに沿って移動可能に
支持される。フォークは支持バーと平行に架設されたシ
ャフトに挟着された位置決め部材を介してシャフトに対
する位置決め、ひいては昇降座に対する位置決めが行わ
れる。位置決め部材は固定手段によりフォークに対して
相対移動不能なため、位置決め部材をシャフトに挟着す
ることにより、フォークもその位置に固定される。フォ
ークの位置を変更する場合は、位置決め部材の挟着状態
を解除してシャフトに沿って相対移動可能として、フォ
ークを位置決め部材とともに移動させる。フォークを所
定の位置まで移動させた後、位置決め部材をシャフトに
挟着する。
【0015】請求項2の発明では、前記作用に加えて、
位置決め部材はフォークの背面に固着されている。従っ
て、位置決め部材がシャフトに挟着された状態では、フ
ォークが昇降座に対して従来装置に比較して強固に固定
される。
位置決め部材はフォークの背面に固着されている。従っ
て、位置決め部材がシャフトに挟着された状態では、フ
ォークが昇降座に対して従来装置に比較して強固に固定
される。
【0016】請求項3の発明では、請求項1の発明と同
様な作用をなす他、位置決め部材がフォークの背面に固
着されずに、フォークの背面に突設された規制部材によ
りフォークに対する横方向の相対移動が規制される。従
って、シャフトに多少の歪みがある場合でも、位置決め
部材がシャフトに沿って支障なく移動でき、結果的にフ
ォークも支障なく移動できる。
様な作用をなす他、位置決め部材がフォークの背面に固
着されずに、フォークの背面に突設された規制部材によ
りフォークに対する横方向の相対移動が規制される。従
って、シャフトに多少の歪みがある場合でも、位置決め
部材がシャフトに沿って支障なく移動でき、結果的にフ
ォークも支障なく移動できる。
【0017】請求項4の発明では、請求項2又は請求項
3の発明において、前記位置決め部材のシャフトに対す
る挟着状態と挟着解除状態との間の変更が、ボルトの回
動により簡単に行われる。
3の発明において、前記位置決め部材のシャフトに対す
る挟着状態と挟着解除状態との間の変更が、ボルトの回
動により簡単に行われる。
【0018】請求項5の発明では、請求項2の発明にお
いて、フォークは上下両側に一対設けられた支持バーに
より支持され、かつその中央にシャフトが設けられてい
る。従って、フォークの背面に固着された位置決め部材
がシャフトを挟着した状態では、フォークに荷が載置さ
れたときにフォークに作用する負荷が両支持バー及びシ
ャフトにバランス良く分散される。
いて、フォークは上下両側に一対設けられた支持バーに
より支持され、かつその中央にシャフトが設けられてい
る。従って、フォークの背面に固着された位置決め部材
がシャフトを挟着した状態では、フォークに荷が載置さ
れたときにフォークに作用する負荷が両支持バー及びシ
ャフトにバランス良く分散される。
【0019】
(実施例1)以下、本発明を具体化した第1実施例を図
1〜図4に基づいて説明する。図4に示すように、フォ
ークリフト1には、車体2の前部に前後傾するマスト3
が立設され、昇降座としてのリフトブラケット(図示せ
ず)がマスト3に沿って昇降可能に設けられている。リ
フトブラケットの前側には、荷を支持するための一対の
フォーク5が設けられている。
1〜図4に基づいて説明する。図4に示すように、フォ
ークリフト1には、車体2の前部に前後傾するマスト3
が立設され、昇降座としてのリフトブラケット(図示せ
ず)がマスト3に沿って昇降可能に設けられている。リ
フトブラケットの前側には、荷を支持するための一対の
フォーク5が設けられている。
【0020】図1に示すように、左右両サイドプレート
6間には、支持バーとしてのアッパフォークバー7とロ
アフォークバー8とが水平に並設されている。アッパフ
ォークバー7には従来装置と異なり、切欠きが形成され
ていない。一方、フォーク5の背面には、掛止部として
のアッパフック9及びロアフック10がアッパフォーク
バー7及びロアフォークバー8にそれぞれ対応して設け
られている。そして、アッパフック9がアッパフォーク
バー7に上から、ロアフック10がロアフォークバー8
に下から掛止されることにより、フォーク5が両フォー
クバー7,8に対して左右方向への移動可能に支持され
ている。又、両サイドプレート6間のアッパフォークバ
ー7とロアフォークバー8とのほぼ中央には、シャフト
11が水平に架設されている。シャフト11はサイドプ
レート6に形成された支持孔12に挿通されるととも
に、サイドプレート6に固定されたカバー13により支
持孔12からの抜け止めがなされている。なお、図示を
省略したリフトブラケットは、アッパフォークバー7及
びロアフォークバー8の背面において、両フォークバー
7,8とほぼ直交する状態で1対設けられている。
6間には、支持バーとしてのアッパフォークバー7とロ
アフォークバー8とが水平に並設されている。アッパフ
ォークバー7には従来装置と異なり、切欠きが形成され
ていない。一方、フォーク5の背面には、掛止部として
のアッパフック9及びロアフック10がアッパフォーク
バー7及びロアフォークバー8にそれぞれ対応して設け
られている。そして、アッパフック9がアッパフォーク
バー7に上から、ロアフック10がロアフォークバー8
に下から掛止されることにより、フォーク5が両フォー
クバー7,8に対して左右方向への移動可能に支持され
ている。又、両サイドプレート6間のアッパフォークバ
ー7とロアフォークバー8とのほぼ中央には、シャフト
11が水平に架設されている。シャフト11はサイドプ
レート6に形成された支持孔12に挿通されるととも
に、サイドプレート6に固定されたカバー13により支
持孔12からの抜け止めがなされている。なお、図示を
省略したリフトブラケットは、アッパフォークバー7及
びロアフォークバー8の背面において、両フォークバー
7,8とほぼ直交する状態で1対設けられている。
【0021】フォーク5の背面には、アッパフック9及
びロアフック10の中間に位置するシャフト11と対向
する位置に位置決め部材としての固定ピース14が、固
定手段及び固着手段としての溶接により固着されてい
る。固定ピース14にはシャフト11が挿通される係合
孔14aが形成されている。図2に示すように、係合孔
14aはシャフト11の径より若干大径に形成されると
ともに、固定ピース14には係合孔14aの上側に係合
孔14aの半径方向に延びるスリット15が係合孔14
aと連通して形成されている。固定ピース14にはスリ
ット15を挟んでフォーク5側にネジ穴16が、フォー
ク5と反対側に貫通孔17がそれぞれスリット15と直
交する状態で同軸上に形成されている。締付け手段とし
てのボルト18が貫通孔17を貫通してネジ孔16に螺
着されている。そして、ボルト18のネジ孔16への螺
入量を変更することによりスリット15の間隔が調整さ
れ、スリット15の間隔を小さくすることにより、シャ
フト11が固定ピース14に挟着されるようになってい
る。シャフト11は両フォーク5がアッパフォークバー
7及びロアフォークバー8に支持された状態で、サイド
プレート6の支持孔12に挿通されるとともに固定ピー
ス14の係合孔14aを貫通した状態で両サイドプレー
ト6間に架設される。
びロアフック10の中間に位置するシャフト11と対向
する位置に位置決め部材としての固定ピース14が、固
定手段及び固着手段としての溶接により固着されてい
る。固定ピース14にはシャフト11が挿通される係合
孔14aが形成されている。図2に示すように、係合孔
14aはシャフト11の径より若干大径に形成されると
ともに、固定ピース14には係合孔14aの上側に係合
孔14aの半径方向に延びるスリット15が係合孔14
aと連通して形成されている。固定ピース14にはスリ
ット15を挟んでフォーク5側にネジ穴16が、フォー
ク5と反対側に貫通孔17がそれぞれスリット15と直
交する状態で同軸上に形成されている。締付け手段とし
てのボルト18が貫通孔17を貫通してネジ孔16に螺
着されている。そして、ボルト18のネジ孔16への螺
入量を変更することによりスリット15の間隔が調整さ
れ、スリット15の間隔を小さくすることにより、シャ
フト11が固定ピース14に挟着されるようになってい
る。シャフト11は両フォーク5がアッパフォークバー
7及びロアフォークバー8に支持された状態で、サイド
プレート6の支持孔12に挿通されるとともに固定ピー
ス14の係合孔14aを貫通した状態で両サイドプレー
ト6間に架設される。
【0022】次に、上記のように構成されたフォーク固
定装置の作用について説明する。荷役作業時等フォーク
5を所定位置に固定する場合は、図3に示すように、固
定ピース14に螺着されているボルト18を締め付け
る。すると、固定ピース14のスリット15を挟んでフ
ォーク5の背面と反対側の部分がフォーク5の背面側に
近づき、スリット15が狭くなり、それに伴い係合孔1
4aの径が小さくなってシャフト11が固定ピース14
に挟着される。すなわち、ボルト18を締め付けること
により、フォーク5は固定ピース14を介してシャフト
11に固定される。固定ピース14はシャフト11の任
意の位置に挟着可能なため、フォーク5も任意の位置で
両フォークバー7,8に完全に固定された状態になる。
定装置の作用について説明する。荷役作業時等フォーク
5を所定位置に固定する場合は、図3に示すように、固
定ピース14に螺着されているボルト18を締め付け
る。すると、固定ピース14のスリット15を挟んでフ
ォーク5の背面と反対側の部分がフォーク5の背面側に
近づき、スリット15が狭くなり、それに伴い係合孔1
4aの径が小さくなってシャフト11が固定ピース14
に挟着される。すなわち、ボルト18を締め付けること
により、フォーク5は固定ピース14を介してシャフト
11に固定される。固定ピース14はシャフト11の任
意の位置に挟着可能なため、フォーク5も任意の位置で
両フォークバー7,8に完全に固定された状態になる。
【0023】そして、荷の大きさなどに応じてフォーク
5の間隔を変えるために、フォーク5を左右に移動する
場合は、固定ピース14に螺着されているボルト18を
弛める。すると、図2に示すように、ボルト18により
締め付けられていた固定ピース14のスリット15を挟
んでフォーク5の背面と反対側の部分が元の状態に戻
り、スリット15の間隔が拡がる。それに伴い固定ピー
ス14の係合孔14aの径も拡がり、シャフト11と係
合孔14aとの間に隙間が生じ、シャフト11に対する
固定ピース14の挟着が解除される。その結果、シャフ
ト11に固定ピース14を介して固定されていたフォー
ク5は、両フォークバー7,8に沿って移動可能とな
る。この状態で、荷の大きさなどに応じた所定位置にフ
ォーク5が移動された後、ボルト18が締め付けられて
再び係合孔14aの径が小さくなってシャフト11が固
定ピース14に挟着される。
5の間隔を変えるために、フォーク5を左右に移動する
場合は、固定ピース14に螺着されているボルト18を
弛める。すると、図2に示すように、ボルト18により
締め付けられていた固定ピース14のスリット15を挟
んでフォーク5の背面と反対側の部分が元の状態に戻
り、スリット15の間隔が拡がる。それに伴い固定ピー
ス14の係合孔14aの径も拡がり、シャフト11と係
合孔14aとの間に隙間が生じ、シャフト11に対する
固定ピース14の挟着が解除される。その結果、シャフ
ト11に固定ピース14を介して固定されていたフォー
ク5は、両フォークバー7,8に沿って移動可能とな
る。この状態で、荷の大きさなどに応じた所定位置にフ
ォーク5が移動された後、ボルト18が締め付けられて
再び係合孔14aの径が小さくなってシャフト11が固
定ピース14に挟着される。
【0024】前記のように、本実施例のフォーク固定装
置においては、サイドプレート6間に水平に架設された
シャフト11に対して締め付け固定される固定ピース1
4を介してフォーク5が固定されるため、フォーク5を
任意の位置で固定することができる。フォーク5は両フ
ォークバー7,8に掛止された両フック9,10と、そ
のほぼ中央に配置されたシャフト11を挟着する固定ピ
ース14の3箇所で固定されているため、フォーク5に
荷が載置されたときにフォーク5に作用する負荷が両フ
ォークバー7,8及びシャフト11にバランス良く分散
される。従って、上下2箇所で固定されていた従来装置
に比較して荷役作業時の安定性が増す。又、シャフト1
1が固定ピース14に挟着されることにより、両フック
9,10の両フォークバー7,8に対する係合力が増加
され、より安定性が増す。
置においては、サイドプレート6間に水平に架設された
シャフト11に対して締め付け固定される固定ピース1
4を介してフォーク5が固定されるため、フォーク5を
任意の位置で固定することができる。フォーク5は両フ
ォークバー7,8に掛止された両フック9,10と、そ
のほぼ中央に配置されたシャフト11を挟着する固定ピ
ース14の3箇所で固定されているため、フォーク5に
荷が載置されたときにフォーク5に作用する負荷が両フ
ォークバー7,8及びシャフト11にバランス良く分散
される。従って、上下2箇所で固定されていた従来装置
に比較して荷役作業時の安定性が増す。又、シャフト1
1が固定ピース14に挟着されることにより、両フック
9,10の両フォークバー7,8に対する係合力が増加
され、より安定性が増す。
【0025】(実施例2)次に第2実施例を図5及び図
6に従って説明する。この実施例では固定ピース14の
支持状態が前記実施例と異なっており、その他の構成は
同じである。固定ピース14はフォーク5の背面に固着
されずに、シャフト11に対して挟着可能に遊嵌されて
いる。図6(b),(c)に示すように、固定ピース1
4には前記実施例と同様な係合孔14a、スリット1
5、ネジ孔16及び貫通孔17が形成され、ボルト18
が貫通孔17を貫通してネジ孔16に螺入されている。
6に従って説明する。この実施例では固定ピース14の
支持状態が前記実施例と異なっており、その他の構成は
同じである。固定ピース14はフォーク5の背面に固着
されずに、シャフト11に対して挟着可能に遊嵌されて
いる。図6(b),(c)に示すように、固定ピース1
4には前記実施例と同様な係合孔14a、スリット1
5、ネジ孔16及び貫通孔17が形成され、ボルト18
が貫通孔17を貫通してネジ孔16に螺入されている。
【0026】図5及び図6(a)に示すように、各フォ
ーク5の背面にはシャフト11を挟むように上下一対の
固定手段としての掛止ブラケット19,20が溶接によ
り固着されている。掛止ブラケット19,20は固定ピ
ース14の側面と係合してその左右方向への移動を規制
する左右一対の規制部材としての規制片19a,20a
をそれぞれ備えている。掛止ブラケット19はさらに固
定ピース14の上面と係合可能な規制片19bを備え、
掛止ブラケット20はさらに固定ピース14の下面と係
合可能な規制片20bを備えている。各規制片19a,
20aはそれぞれその間隔が固定ピース14の幅Wより
若干大きく設定され、両規制片19b,20bの間隔が
固定ピース14の高さHより若干大きく設定されてい
る。
ーク5の背面にはシャフト11を挟むように上下一対の
固定手段としての掛止ブラケット19,20が溶接によ
り固着されている。掛止ブラケット19,20は固定ピ
ース14の側面と係合してその左右方向への移動を規制
する左右一対の規制部材としての規制片19a,20a
をそれぞれ備えている。掛止ブラケット19はさらに固
定ピース14の上面と係合可能な規制片19bを備え、
掛止ブラケット20はさらに固定ピース14の下面と係
合可能な規制片20bを備えている。各規制片19a,
20aはそれぞれその間隔が固定ピース14の幅Wより
若干大きく設定され、両規制片19b,20bの間隔が
固定ピース14の高さHより若干大きく設定されてい
る。
【0027】この実施例では固定ピース14はフォーク
5に対して直接固定されず、フォーク5は掛止ブラケッ
ト19,20を介して相対移動不能に固定されている。
厳密にいえば規制片19a,19b,20a,20bと
のクリアランスの分のわずかな量だけは相対移動可能で
あるが、実質的に相対移動不能である。
5に対して直接固定されず、フォーク5は掛止ブラケッ
ト19,20を介して相対移動不能に固定されている。
厳密にいえば規制片19a,19b,20a,20bと
のクリアランスの分のわずかな量だけは相対移動可能で
あるが、実質的に相対移動不能である。
【0028】荷役作業時には所定位置にフォーク5が配
置されるとともに、ボルト18が締付けられて固定ピー
ス14がシャフト11に固定される。フォーク5は掛止
ブラケット19,20の規制片19a,20aが固定ピ
ース14と係合することにより所定位置に固定される。
フォーク5の固定位置を変更する場合は、先ずボルト1
8を弛めて固定ピース14によるシャフト11の挟着を
解除する。次にフォーク5を両フォークバー7,8に沿
って所定位置まで移動させる。このとき固定ピース14
がフォーク5とともにシャフト11に沿って移動する。
そして、所定位置にフォーク5を配置した状態でボルト
18を締め付けて、固定ピース14をシャフト11に挟
着させてフォーク5を所定位置に固定する。すなわち、
前記実施例と同様にフォーク5の固定位置を任意に変更
できる。
置されるとともに、ボルト18が締付けられて固定ピー
ス14がシャフト11に固定される。フォーク5は掛止
ブラケット19,20の規制片19a,20aが固定ピ
ース14と係合することにより所定位置に固定される。
フォーク5の固定位置を変更する場合は、先ずボルト1
8を弛めて固定ピース14によるシャフト11の挟着を
解除する。次にフォーク5を両フォークバー7,8に沿
って所定位置まで移動させる。このとき固定ピース14
がフォーク5とともにシャフト11に沿って移動する。
そして、所定位置にフォーク5を配置した状態でボルト
18を締め付けて、固定ピース14をシャフト11に挟
着させてフォーク5を所定位置に固定する。すなわち、
前記実施例と同様にフォーク5の固定位置を任意に変更
できる。
【0029】この実施例では固定ピース14はフォーク
5の背面に固着されていないため、シャフト11に多少
歪みがあったり、フォーク5が両フォークバー7,8に
対して完全に直交状態で支持されていない場合、すなわ
ちフォーク5の支持状態の精度が悪い場合でも、フォー
ク5とともに固定ピース14が円滑に移動できる。
5の背面に固着されていないため、シャフト11に多少
歪みがあったり、フォーク5が両フォークバー7,8に
対して完全に直交状態で支持されていない場合、すなわ
ちフォーク5の支持状態の精度が悪い場合でも、フォー
ク5とともに固定ピース14が円滑に移動できる。
【0030】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次の
ように構成することもできる。 (1)上記両実施例では、シャフト11をアッパフォー
クバー7とロアフォークバー8とのほぼ中央に架設した
が、シャフト11をアッパフォークバー7寄り又はロア
フォークバー8寄りに架設してもよい。又、各サイドプ
レート6に支持孔12をそれぞれ上下方向に複数個形成
し、シャフト11の取付け位置を変更可能としてもよ
い。この場合、シャフト11の位置をアッパフォークバ
ー7寄り又はロアフォークバー8寄りに取付けることが
でき、シャフト11が運転者の前方視野のより妨げにな
らない状態となる。
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次の
ように構成することもできる。 (1)上記両実施例では、シャフト11をアッパフォー
クバー7とロアフォークバー8とのほぼ中央に架設した
が、シャフト11をアッパフォークバー7寄り又はロア
フォークバー8寄りに架設してもよい。又、各サイドプ
レート6に支持孔12をそれぞれ上下方向に複数個形成
し、シャフト11の取付け位置を変更可能としてもよ
い。この場合、シャフト11の位置をアッパフォークバ
ー7寄り又はロアフォークバー8寄りに取付けることが
でき、シャフト11が運転者の前方視野のより妨げにな
らない状態となる。
【0031】(2)第1実施例において、固定ピース1
4の上部にスリット15を形成する代わりに、フォーク
5の背面と対向する側と反対側にスリット15を形成し
てもよい。この場合、固定ピース14でシャフト11を
締め付けるとき、スリット15を挟んで対向する部分が
均等に変形してシャフト11を挟持するため、シャフト
11と固定ピース14の係合孔14aとの密着性が増
し、固定ピース14による挟着が強固になる。
4の上部にスリット15を形成する代わりに、フォーク
5の背面と対向する側と反対側にスリット15を形成し
てもよい。この場合、固定ピース14でシャフト11を
締め付けるとき、スリット15を挟んで対向する部分が
均等に変形してシャフト11を挟持するため、シャフト
11と固定ピース14の係合孔14aとの密着性が増
し、固定ピース14による挟着が強固になる。
【0032】(3)上記両実施例では、フォーク5を両
フォークバー7,8により支持したが、第1実施例にお
いてはロアフォークバー8を省略して、アッパフォーク
バー7及びシャフト11によりフォーク5を支持しても
よい。この場合、部品点数の削減ができる。
フォークバー7,8により支持したが、第1実施例にお
いてはロアフォークバー8を省略して、アッパフォーク
バー7及びシャフト11によりフォーク5を支持しても
よい。この場合、部品点数の削減ができる。
【0033】(4)フォーク5の固定位置の確認を容易
にするため、シャフト11あるいはアッパフォークバー
7に目盛りを設けてもよい。この場合、固定ピース14
のシャフト11上の位置あるいはフォーク5の支持位置
を一目で確認でき、左右のフォーク5を両フォークバー
7,8の中心から同じ距離に容易に設定できる。
にするため、シャフト11あるいはアッパフォークバー
7に目盛りを設けてもよい。この場合、固定ピース14
のシャフト11上の位置あるいはフォーク5の支持位置
を一目で確認でき、左右のフォーク5を両フォークバー
7,8の中心から同じ距離に容易に設定できる。
【0034】(5)第1実施例で固定ピース14を溶接
ではなくボルトでフォーク5の背面に固定してもよい。
又、第2実施例で掛止ブラケット19,20を溶接では
なく、ボルトでフォーク5の背面に固定してもよい。こ
れらの場合は、固定ピース14又は掛止ブラケット1
9,20をフォーク5の背面に固定する時期が、フォー
ク5がアッパフォークバー7等に支持された後でもよく
なり、組付けの自由度が増す。
ではなくボルトでフォーク5の背面に固定してもよい。
又、第2実施例で掛止ブラケット19,20を溶接では
なく、ボルトでフォーク5の背面に固定してもよい。こ
れらの場合は、固定ピース14又は掛止ブラケット1
9,20をフォーク5の背面に固定する時期が、フォー
ク5がアッパフォークバー7等に支持された後でもよく
なり、組付けの自由度が増す。
【0035】(6)第2実施例において、掛止ブラケッ
ト19,20に設けられた固定ピース14の上面あるい
は下面と係合可能な規制片19b,20bを省略しても
よい。又、上下一対の掛止ブラケット19,20を設け
る代わりに、シャフト11の通過を許容する孔を有する
状態で両規制片19a,20aが連結された形状の掛止
ブラケットとしてもよい。又、固定ピース14の側面と
係合する規制部材としてボルトをフォーク5の背面に螺
着し、ボルトの軸部で固定ピース14の移動を規制して
もよい。この場合は組付け及び構成が簡単となる。
ト19,20に設けられた固定ピース14の上面あるい
は下面と係合可能な規制片19b,20bを省略しても
よい。又、上下一対の掛止ブラケット19,20を設け
る代わりに、シャフト11の通過を許容する孔を有する
状態で両規制片19a,20aが連結された形状の掛止
ブラケットとしてもよい。又、固定ピース14の側面と
係合する規制部材としてボルトをフォーク5の背面に螺
着し、ボルトの軸部で固定ピース14の移動を規制して
もよい。この場合は組付け及び構成が簡単となる。
【0036】前記実施例及び変更例から把握できる請求
項記載以外の発明について、以下にその効果とともに記
載する。 (1)請求項3に記載の発明において、規制部材をフォ
ークの背面に螺着したボルトとする。この場合、組付け
及び構成が簡単となる。
項記載以外の発明について、以下にその効果とともに記
載する。 (1)請求項3に記載の発明において、規制部材をフォ
ークの背面に螺着したボルトとする。この場合、組付け
及び構成が簡単となる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜請求項
5の発明によれば、フォークの間隔を任意に調整でき、
任意の位置にフォークを固定することができる。
5の発明によれば、フォークの間隔を任意に調整でき、
任意の位置にフォークを固定することができる。
【0038】請求項2の発明によれば、フォークが昇降
座に対して強固に固定される。請求項3の発明によれ
ば、シャフトに歪みがある場合やフォークの支持状態の
精度が悪くても、フォークを支障なく所定の位置へ移動
できる。
座に対して強固に固定される。請求項3の発明によれ
ば、シャフトに歪みがある場合やフォークの支持状態の
精度が悪くても、フォークを支障なく所定の位置へ移動
できる。
【0039】請求項4の発明によれば、位置決め部材の
シャフトに対する挟着状態と挟着解除状態との間の変更
がボルトの回動により簡単に行える。請求項5の発明に
よれば、フォークに荷が載置されたときにフォークに作
用する負荷が両支持バー及びシャフトにバランス良く分
散される。
シャフトに対する挟着状態と挟着解除状態との間の変更
がボルトの回動により簡単に行える。請求項5の発明に
よれば、フォークに荷が載置されたときにフォークに作
用する負荷が両支持バー及びシャフトにバランス良く分
散される。
【図1】 本発明を具体化した第1実施例の一部省略斜
視図である。
視図である。
【図2】 同じく固定ピースを示す側断面図である。
【図3】 同じく固定ピースのシャフトへの挟着状態を
示す側断面図である。
示す側断面図である。
【図4】 同じくフォークリフトを示す一部省略側面図
である。
である。
【図5】 第2実施例の一部省略斜視図である。
【図6】 第2実施例を示し、(a)は掛止ブラケット
と固定ピースを示す背面図、(b)は固定ピースを示す
側断面図、(c)は固定ピースの挟着状態を示す側断面
図である。
と固定ピースを示す背面図、(b)は固定ピースを示す
側断面図、(c)は固定ピースの挟着状態を示す側断面
図である。
【図7】 従来技術におけるフォーク固定装置を示す斜
視図である。
視図である。
【図8】 同じくフォークの支持状態を示す側断面図で
ある。
ある。
【図9】 同じく(a)はフォークの固定状態を示す断
面図、(b)は部分斜視図である。
面図、(b)は部分斜視図である。
1…フォークリフト、5…フォーク、6…サイドプレー
ト、7…支持バーとしてのアッパフォークバー、8…支
持バーとしてのロアフォークバー、11…シャフト、1
4…位置決め部材としての固定ピース、14a…係合
孔、15…スリット、16…ネジ孔、17…貫通孔、1
8…ボルト、19,20…固定手段としての掛止ブラケ
ット、19a,20a…規制部材としての規制片。
ト、7…支持バーとしてのアッパフォークバー、8…支
持バーとしてのロアフォークバー、11…シャフト、1
4…位置決め部材としての固定ピース、14a…係合
孔、15…スリット、16…ネジ孔、17…貫通孔、1
8…ボルト、19,20…固定手段としての掛止ブラケ
ット、19a,20a…規制部材としての規制片。
Claims (5)
- 【請求項1】 フォークを昇降座に水平に設けられた支
持バーに沿って移動可能に支持し、昇降座の前記支持バ
ーと高さの異なる位置に支持バーと平行にシャフトを架
設し、前記シャフトに沿って相対移動可能かつ任意の位
置でシャフトを挟着可能な位置決め部材を設け、前記位
置決め部材を前記シャフトと対向するフォーク背面に対
して相対移動不能とする固定手段を設けたフォークリフ
トのフォーク固定装置。 - 【請求項2】 前記固定手段は位置決め部材をフォーク
の背面に固着する固着手段である請求項1に記載のフォ
ークリフトのフォーク固定装置。 - 【請求項3】 前記固定手段はフォークの背面に突設さ
れ、少なくとも前記位置決め部材の側面と係合して位置
決め部材のフォークに対する横方向の相対移動を規制す
る規制部材である請求項1に記載のフォークリフトのフ
ォーク固定装置。 - 【請求項4】 前記位置決め部材は前記シャフトが挿通
されるシャフトの外径より若干大きな径の係合孔を有す
るとともに、その係合孔に連通するスリットを有し、そ
のスリットを挟んで同軸上にネジ孔及び貫通孔が形成さ
れ、前記ネジ孔にはスリットの間隔を調整するボルトが
貫通孔側から螺入されている請求項2又は請求項3に記
載のフォークリフトのフォーク固定装置。 - 【請求項5】 前記支持バーは昇降座の上下両側に一対
設けられ、前記シャフトは両支持バーのほぼ中央部に設
けられている請求項2に記載のフォークリフトのフォー
ク固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17730894A JPH0840699A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | フォークリフトのフォーク固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17730894A JPH0840699A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | フォークリフトのフォーク固定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0840699A true JPH0840699A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16028719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17730894A Pending JPH0840699A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | フォークリフトのフォーク固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0840699A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100886147B1 (ko) * | 2007-03-20 | 2009-02-27 | 이흥관 | 카트형 지게차 |
CN110540149A (zh) * | 2019-09-30 | 2019-12-06 | 杭叉集团股份有限公司 | 一种可调间距货叉用锁止机构 |
CN111496459A (zh) * | 2020-04-28 | 2020-08-07 | 安徽合力股份有限公司 | 一种用于叉车货叉架侧滚轴安装的定位工装 |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP17730894A patent/JPH0840699A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100886147B1 (ko) * | 2007-03-20 | 2009-02-27 | 이흥관 | 카트형 지게차 |
CN110540149A (zh) * | 2019-09-30 | 2019-12-06 | 杭叉集团股份有限公司 | 一种可调间距货叉用锁止机构 |
CN111496459A (zh) * | 2020-04-28 | 2020-08-07 | 安徽合力股份有限公司 | 一种用于叉车货叉架侧滚轴安装的定位工装 |
CN111496459B (zh) * | 2020-04-28 | 2024-05-28 | 安徽合力股份有限公司 | 一种用于叉车货叉架侧滚轴安装的定位工装 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001213208A (ja) | チャイルドシート取付構造、チャイルドシート取付具、並びに、チャイルドシート取付具用治具 | |
JPH0840699A (ja) | フォークリフトのフォーク固定装置 | |
JP3223408B2 (ja) | フォークシフト装置 | |
JPH05221600A (ja) | フォークリフトのサイドシフト装置 | |
JP4085753B2 (ja) | 立席式車両の簡易シート | |
JP2551870Y2 (ja) | 机における衝立パネルの取り付け装置 | |
JPH0546978Y2 (ja) | ||
JPS6285738A (ja) | 乗物用座席のスライド装置 | |
US20230079417A1 (en) | Systems, assemblies, and methods for implementing key plate for locking cab to main body of work machine | |
JPH02106454A (ja) | シートベルト抑えシステムの止め金用垂直調節具 | |
JP2890737B2 (ja) | 天板の高さ調整装置 | |
JPH08282988A (ja) | フォークリフトのフォーク脱落防止機構 | |
JP3299128B2 (ja) | フォーク固定装置 | |
JP2827157B2 (ja) | 鋼板製保管棚における背板取付装置 | |
JPH04250281A (ja) | 自動車用ドアロック装置のストライカ取付構造 | |
JPH05319795A (ja) | フォークリフトのホースプーリ取付構造 | |
CN220182688U (zh) | 一种方便调节的导航装置及agv叉车 | |
WO2022160738A1 (zh) | 起重机油箱装配结构与起重机 | |
JP2021171079A (ja) | 貨物自動車用の親綱架設支柱 | |
JPH0711110Y2 (ja) | フォークリフトのアタッチメント取付構造 | |
KR200308835Y1 (ko) | 무게중심 보정식 중량체 인양기구 | |
JPH1017292A (ja) | フォークリフト用アタッチメントの取付装置 | |
JPH10211033A (ja) | パネル付き机 | |
JP3608188B2 (ja) | 机のパネル取付け装置 | |
JP2539936Y2 (ja) | テレビハンガー |