JP3223408B2 - フォークシフト装置 - Google Patents

フォークシフト装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォークリフトにおい
て、左右のフォークの間隔調整に用いられるフォークシ
フト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の手動式フォークシフト装置として
は、図7に示すようなスクリュ方式が知られている。こ
のスクリュ式フォークシフト装置は、左右のフォーク3
2を移動可能に掛留する上下のフォークバー31間に、
中央部を境にして一方に右ネジ、他方に左ネジが形成さ
れたスクリュ33を備えている。スクリュ33はその両
端が上下のフォークバー31を相互に結合する左右のタ
イプレート31aにより回転自在に支持されるととも
に、右ネジには一方のフォーク32の背面に設けたナッ
ト34が、左ネジには他方のフォーク32の背面に設け
たナット34がそれぞれ螺合されており、そしてスクリ
ュ33の一端に形成された角軸部33aにハンドル35
を装着して回転することにより左右のフォーク32を接
近又は離間させてその間隔調整を行うようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のフォークシフト装置では、スクリュ33をフォーク
バー31のタイプレート31aに取付け、またナット3
4をフォーク32の背面にナットホルダ34aを介して
取付ける構造であるため、タイプレート31a及びフォ
ーク32にはそれぞれ特別の取付加工を施す必要があっ
た。
【0004】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、フォーク又はフ
ォークバーに特別の取付加工を施すことなく取付けるこ
とが可能なフォークシフト装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明を創作した。請求項1の発明は、上下
のフォークバーに移動可能に掛留された左右のフォーク
を移動させるフォークシフト装置であって、前記フォー
クの鉛直部上端に着脱自在に外嵌されるネジ孔付きシフ
ターと、前記フォークバーのフォーク位置決用の止溝に
係脱自在なスクリュホルダと、このスクリュホルダによ
り軸方向の略中央部を回転可能に支持されて車幅方向に
略水平に延在されるとともに、前記シフターのネジ孔に
螺合されるスクリュとを備えたことを特徴とする。
【0006】
【この手段の作用】上記のように構成された請求項1の
発明に係るフォークシフト装置においては、スクリュに
螺合された左右のシフターをフォークバーに掛留された
左右のフォークの鉛直部上端にそれぞれ嵌合する一方、
スクリュホルダをフォークバーのフォーク位置決用止溝
に係合することにより取付けられる。このように取付け
られたスクリュを回転すれば、左右のフォークはフォー
クバーに沿って移動されることになる。
【0007】
【この手段の効果】従って、請求項1の発明によれば、
フォーク及び該フォークを掛留するフォークバーに対し
て、特別に取付用の加工を施すことなくフォークシフト
装置を取付けることができる。このことは、必要に応じ
て既存の標準フォークに対しても簡単に適用することが
可能であり、また嵌合及び係合による取付構造であるこ
とから、不要のときは外すことができ、外した状態では
運転席からの前方視野を向上することができる。
【0008】
【課題を解決するための他の手段】上記課題を解決する
ために請求項2の発明を創作した。請求項2の発明は、
請求項1記載のフォークシフト装置において、前記ネジ
孔付きシフターが、前記フォークの鉛直部上端に対して
遊嵌可能な凹部を有し、しかも該凹部の側面には前記鉛
直部上端の側面に当接可能な少なくとも2本のセットボ
ルトを備えたことを特徴とする。
【0009】
【この手段の作用】上記のように構成された請求項2の
発明に係るフォークシフト装置においては、シフターを
フォークの鉛直部上端に遊嵌後、少なくとも2本のセッ
トボルトをその先端が鉛直部上端の側面に圧着するよう
に締付けることによりシフターをフォークに固定するこ
とができる。
【0010】
【この手段の効果】従って、請求項2の発明によれば、
取付寸法に融通性が得られ、サイズの異なるフォークに
対して容易に取付けることができる。
【0011】
【課題を解決するためのさらに他の手段】上記課題を解
決するために請求項3の発明を創作した。請求項3の発
明は、請求項1記載のフォークシフト装置において、前
記ネジ付きシフターの後部側にナットが備えられ、この
ナットに螺合する前記スクリュが、前記フォークの鉛直
部上端と前記フォークバーが固着されるリフトブラケッ
トとの隙間に配置される構成としたことを特徴とする。
【0012】
【この手段の作用】上記のように構成された請求項3の
発明に係るフォークシフト装置においては、シフターの
後部側に備えられたナットは低位置となり、それに伴い
スクリュが低位置でかつ後寄りに配置される。
【0013】
【この手段の効果】従って、請求項3の発明によれば、
フォークバーの頭越しの前方視野を考慮したとき、スク
リュの一部又は全部がフォークバーによる死角範囲内に
納められる結果、前方視野の良化に役立つものであり、
荷役作業時においてフォーク先端部を確認する上で有効
となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図1は本実施例に係るフォークシフト装
置を示している。図示のように、フォークリフトのマス
トに沿って昇降する昇降部材としてのリフトブラケット
1の前面には、上下のフォークバー2が所定間隔を置い
て水平状に固着され、該フォークバー2には左右のフォ
ーク3がフック3aを介して横方向に移動可能に掛留さ
れている。
【0015】しかして、本実施例に係るフォーク移動用
のフォークシフト装置は、スクリュ4と、該スクリュ4
を回転可能に支持するスクリュホルダ5と、スクリュ4
に螺合される左右2個のシフター7と、スクリュ4操作
用のハンドル10とから構成されている。スクリュ4は
フォークバー2と略等長の軸方向長さを有し、その略中
央部には鍔付きのジャーナル部4aを、このジャーナル
部4aを挟んで一方には右ネジ4bを、他方には左ネジ
4cをそれぞれ備え、さらに軸端部にはハンドル10装
着用の角軸部4dを備えている。なお、角軸部4dは軸
端のいずれか一方に有れば足りるが、両方にあっても差
し支えない。
【0016】スクリュ4のジャーナル部4aを回転可能
に支持するスクリュホルダ5は、図2、図4及び図5に
示すように、縦割りされた前後2つの分割片5a,5b
からなり、それら分割片5a,5bはその分割面に形成
された半円凹部を鍔付きジャーナル部4aに嵌合した状
態でボルト6にて相互に接合することによりジャーナル
部4aを回転可能に挟持する。そして、スクリュホルダ
5の前側の分割片5aの下端部には上部のフォークバー
2に形成されているフォーク位置決用の中央の止溝2a
に対して係脱自在な係止爪5cを備えている。
【0017】一方、左右のシフター7は図2及び図3に
示すように、縦断面が略H状をなす中底付きの方形箱状
に形成され、一方のシフター7の上側凹部7bにはスク
リュ4の右ネジ4bと螺合するナット8が、他方のシフ
ター7の上側凹部7bにはスクリュ4の左ネジ4cと螺
合するナット8がそれぞれ収容されて爪片7cにて抜け
止めされている。なお、上側凹部7bの側面にはスクリ
ュ貫通用の透孔7dが形成されている。
【0018】しかして、シフター7の下側凹部7aがフ
ォーク3に対する着脱自在な取付部を構成している。す
なわち、シフター7の下側凹部7aは前記フォーク3の
フック3aを含む鉛直部上端に上方から嵌合可能とさ
れ、その前面を除く3側面には先端が凹部内に貫通して
フォーク3の鉛直部側面に当接可能なセットボルト9が
取付けられており、このセットボルト9を締め付けるこ
とでフォーク3に固定されるようになっている。
【0019】本実施例に係るフォークシフト装置は上述
のように構成したものであり、シフター7の下側凹部7
aを左右のフォーク3の鉛直部上端に被せるように上方
から嵌合し、3本のセットボルト9を適宜締め付けて位
置決め固定する一方、スクリュホルダ5の係止爪5cを
フォークバー2の中央の止溝2aに係合することにより
取付けることができる。
【0020】すなわち、本実施例のフォークシフト装置
によれば、フォーク3及びフォークバー2への取付け
を、従来の如く特別の加工を施すことなく行い得るもの
である。従って、既存の標準フォークに対しても簡単に
装着することが可能であり、またその取付けは、嵌合及
び係合による取付方式であることから、不要のときは外
すこともできる。そして、外した状態では、標準フォー
クと同等の前方視野を確保することができる。また、フ
ォーク3に対する取付部である下側凹部7aを大き目に
設定しておけば、フォーク3の鉛直部上端に遊嵌後、セ
ットボルト9による調整で寸法の異なるフォークにも固
定することが可能となる。
【0021】上記のように取付けられた状態では、操作
ハンドル10をスクリュ4端部の角軸部4dに取付けて
これを回転することにより、左右のフォーク3を互いに
接近又は離間方向に移動させてフォーク間隔を調整する
ことができる。なお、スクリュホルダ5は上下方向及び
前後方向は自由状態にあるが、フォーク3自体が前後及
び上下方向に関して安定状態にあるため、フォーク間隔
調整作業を行う上で何ら支障はない。
【0022】次に、本発明の他の実施例を図6に基づい
て説明する。この実施例はスクリュ4をフォーク3の鉛
直部上端とリフトブラケット1との間の隙間を利用して
配置する構成としたものである。そのために、この例で
はフォーク3の鉛直部上端に嵌合されるシフター7の後
部側にスクリュ4と螺合するナット8を備えた構成とし
てある。なお、その他については前述の実施例と同様に
構成される。
【0023】そして、上記のようにスクリュ4を前述の
実施例よりも低い位置に配置したときは、フォークバー
2の頭越しの前方視野が良化され、フォーク3の先端部
を確認する上で有効となる。
【0024】なお、本発明は図示の実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更
が可能であり、例示すれば下記の通りである。 (1)シフター7内にナット8を収容する構成に変え、
シフター7とナット8とを一体に形成してもよい。 (2)スクリュホルダ5は上下に2分割した構成でもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るフォークシフト装置の斜
視図である。
【図2】同じく縦断面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】スクリュホルダを示す分解斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図7】従来のフォークシフト装置の斜視図である。
【符号の説明】
1…リフトブラケット 2…フォークバ
ー 3…フォーク 4…スクリュ 5…スクリュホルダ 7…シフター 8…ナット

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下のフォークバーに移動可能に掛留さ
    れた左右のフォークを移動させるフォークシフト装置で
    あって、 前記フォークの鉛直部上端に着脱自在に外嵌されるネジ
    孔付きシフターと、前記フォークバーのフォーク位置決
    用の止溝に係脱自在なスクリュホルダと、このスクリュ
    ホルダにより軸方向の略中央部を回転可能に支持されて
    車幅方向に略水平に延在されるとともに、前記シフター
    のネジ孔に螺合されるスクリュとを備えたフォークシフ
    ト装置。
  2. 【請求項2】 前記ネジ孔付きシフターが、前記フォー
    クの鉛直部上端に対して遊嵌可能な凹部を有し、しかも
    該凹部の側面には前記鉛直部上端の側面に当接可能な少
    なくとも2本のセットボルトを備えた請求項1記載のフ
    ォークシフト装置。
  3. 【請求項3】 前記ネジ付きシフターの後部側にナット
    が備えられ、このナットに螺合する前記スクリュが、前
    記フォークの鉛直部上端と前記フォークバーが固着され
    るリフトブラケットとの隙間に配置される構成とした請
    求項1記載のフォークシフト装置。
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CN102849657A (zh) * 2012-03-16 2013-01-02 红塔烟草(集团)有限责任公司 叉车叉臂间距手动调整装置
CN107512681A (zh) * 2017-07-31 2017-12-26 太仓长臂猿机器人科技有限公司 一种单向可调间距的双向货叉装置
CN107500194A (zh) * 2017-08-16 2017-12-22 山东交通职业学院 一种带有防滑锯齿和排水槽的货叉
CN109305639A (zh) * 2018-12-05 2019-02-05 贵州大学 一种便于调节货叉间距的叉车门架
CN112520648B (zh) * 2020-11-30 2022-12-13 安徽宇锋智能科技有限公司 一种方便调节间距的叉车设备

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