JPH07110927A - 回転ヘッドシリンダ装置 - Google Patents

回転ヘッドシリンダ装置

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Publication number
JPH07110927A
JPH07110927A JP5258431A JP25843193A JPH07110927A JP H07110927 A JPH07110927 A JP H07110927A JP 5258431 A JP5258431 A JP 5258431A JP 25843193 A JP25843193 A JP 25843193A JP H07110927 A JPH07110927 A JP H07110927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
rotary
noise
head cylinder
rotary transformer
Prior art date
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Pending
Application number
JP5258431A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Nagata
敬二 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP5258431A priority Critical patent/JPH07110927A/ja
Publication of JPH07110927A publication Critical patent/JPH07110927A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周波数発電機用の多極マグネットをなくし、
小型化可能な回転ヘッドシリンダ装置を提供することを
目的とする。 【構成】 磁気ヘッドを有し情報信号の授受をロータリ
ートランスを介して行なうシリンダと、回転駆動力を得
るDCモータを有する回転ヘッドシリンダ装置におい
て、前記DCモータから発生し且つ前記情報信号とは異
なる周波数帯域を有するモータノイズを前記ロータリー
トランスを用いて検出するノイズ検出手段(20、2
3、24)と、前記ノイズ検出手段により検出されたモ
ータノイズを用いて前記DCモータの回転制御を行う回
転制御手段(25)とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生装置、特
にデジタル信号の記録再生を行う磁気記録再生装置おけ
る回転ヘッドシリンダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回転ヘッドシリンダ装置を図3に
示す。回転ヘッドシリンダ装置は基本的に磁気テープガ
イド下シリンダ1、ベアリング2、回転軸3、ディスク
4、上シリンダ5、固定側ロータリートランス6、回転
側ロータリートランス7、複数の磁気ヘッド8、DCモ
ータのステータ9、ロータボス10、DCモータのロー
タ11で構成される。シリンダ側は、回転軸3にディス
ク4が接着等により固定され、磁気ヘッド8を取付けら
れた上シリンダ5がディスク4にネジ止めされる。ディ
スク4には、回転側ロータリートランス7が接着固定さ
れている。また、モータ側は回転軸3にロータボス10
がネジ止め等により固定され、DCモータのロータ11
がロータボス10にネジ止め固定される。DCモータの
ステータ9は、下シリンダ1にネジ止め固定される。そ
してDCモータに多極マグネット12と発電コイル13
から構成される周波数発電機を有し、回転速度に対応し
た速度信号を発生させ、これにより回転速度制御を行な
っていた。
【0003】また、従来よりDCモータでは、モータが
連続運転中に転流(電流の切換え)によるモータノイズ
が発生するため、記録又は再生される情報信号への影響
を無くすために、シールド等の手段によりモータノイズ
飛込みを防止する事が行なわれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転ヘッドシリ
ンダ装置では、回転速度制御を行うために、駆動用マグ
ネットの他に周波数発電機用の多極マグネット12を必
要とし、スペース的にモータを小型化する際の妨げとな
っていた。
【0005】本発明は、周波数発電機用の多極マグネッ
トをなくし、小型化可能な回転ヘッドシリンダ装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、磁気ヘッドを有し情報信号の授受をロー
タリートランスを介して行なうシリンダと、回転駆動力
を得るDCモータを有する回転ヘッドシリンダ装置にお
いて、前記DCモータから発生し且つ前記情報信号とは
異なる周波数帯域を有するモータノイズを前記ロータリ
ートランスを用いて検出するノイズ検出手段と、前記ノ
イズ検出手段により検出されたモータノイズを用いて前
記DCモータの回転制御を行う回転制御手段とを設け
た。
【0007】
【作用】モータノイズがDCモータの回転に対応した周
波数信号として利用される。
【0008】
【実施例】以下、図面に従い、本発明の実施例について
説明する。図1は本発明の実施例のである回転シリンダ
ヘッド装置の断面図である。なお、磁気テープガイド下
シリンダ1、ベアリング2、回転軸3、ディスク4、上
シリンダ5、固定側ロータリートランス6、回転側ロー
タリートランス7、複数の磁気ヘッド8、モータステー
タ9、ロータボス10、モータロータ11は、従来技術
を示した図3のそれと同じ構成要件を示す。よって、詳
細な説明は割愛する。図3に比べ、下シリンダ1の肉厚
は強度的限界まで薄くしており、固定側ロータリートラ
ンス6とモータとの距離を狭めた構成となっている。ま
た、多極マグネットと発電コイルから構成される周波数
発電機は設けられていない。
【0009】モータノイズは、モータ駆動電流の転流に
比例した周波数で固定側ロータリートランス6に飛込
む。モータノイズ周波数は、三相コイル,4対極マグネ
ットを用いた場合、回転周波数×3×4として得られ
る。例えば、9000rpm(150Hz)なら1.8
KHzのモータノイズが発生する。従って、モータノイ
ズを回転に対応した周波数信号として利用することが可
能となる。また、ノイズレベルはモータ駆動電流の2乗
に比例して増加するため、モータ駆動電流が大きくなる
高速回転ほどノイズレベルは大きくなる。
【0010】図2は本発明の実施例を示す機能ブロック
図である。まず、基本動作について説明する。磁気ヘッ
ド8、8により再生された情報信号が、回転側ロータリ
−トランス7、7から固定側ロータリートランス6、6
に伝達される。モータノイズは、固定側ロータリートラ
ンス6、6に飛込み情報信号に重畳され、ヘッド再生ア
ンプ20、20に入る。ヘッド再生アンプ20、20で
増幅されたモータノイズと情報信号は、2系統に分けら
れる。一つはハイパスフィルター21、21によってモ
ータノイズを削除し、情報信号だけとなり信号処理回路
22に入る。もう一つは、チャンネル切換回路23を通
りローパスフィルター24によって情報信号を削除し、
回転に対応した周波数信号としてモータ制御回路25に
入る。
【0011】次に実際の応用について説明する。記録時
には、記録するヘッドに対応したロータリートランスの
チャンネルに記録電流が流れるため、チャンネル切換回
路23により記録に使っていないチャンネルを再生状態
としてモータノイズを検出する。記録ヘッドの切換えに
対応して電流の流れるチャンネルが切換えられるが、そ
れに同期して再生状態とするチャンネルを切換える。再
生時は、チャンネル切換回路23により記録時の用にモ
ータノイズを検出するチャンネルを切換えてもよいし、
切換えず1つのチャンネルだけを用いてもよい。なお、
情報信号に用いる周波数帯域は充分高い帯域(数MHz
〜数10MHz)とし、モータノイズ周波数(数KH
z)とはフィルターで分離できる範囲に設定することが
必要条件となる。
【0012】
【発明の効果】従来の回転ヘッドシリンダ装置では、回
転速度に対応した速度信号を発生させるために、多極マ
グネットと発電コイルから構成される周波数発電機を有
する必要があったが、本発明では周波数発電機が不要と
なる。また、テープからの再生信号を伝達するロータリ
ートランスを用いてモータノイズを検出するため、新た
な部品を全く必要としない。従って、シリンダモータ構
造を簡素化でき、小型化に適した回転ヘッドシリンダ装
置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例を示す機能ブロック図である。
【図3】従来技術を示す断面図である。
【符号の説明】
6 固定側ロータリートランス 7 回転側ロータリートランス 8 磁気ヘッド 20 ヘッド再生アンプ 23 チャンネル切換回路 24 ローパスフィルタ 25 モータ制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドを有し情報信号の授受をロー
    タリートランスを介して行なうシリンダと、回転駆動力
    を得るDCモータを有する回転ヘッドシリンダ装置にお
    いて、前記DCモータから発生し且つ前記情報信号とは
    異なる周波数帯域を有するモータノイズを前記ロータリ
    ートランスを用いて検出するノイズ検出手段と、前記ノ
    イズ検出手段により検出されたモータノイズを用いて前
    記DCモータの回転制御を行う回転制御手段と、を有す
    ることを特徴とする回転ヘッドシリンダ装置。
JP5258431A 1993-10-15 1993-10-15 回転ヘッドシリンダ装置 Pending JPH07110927A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5258431A JPH07110927A (ja) 1993-10-15 1993-10-15 回転ヘッドシリンダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5258431A JPH07110927A (ja) 1993-10-15 1993-10-15 回転ヘッドシリンダ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07110927A true JPH07110927A (ja) 1995-04-25

Family

ID=17320123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5258431A Pending JPH07110927A (ja) 1993-10-15 1993-10-15 回転ヘッドシリンダ装置

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JP (1) JPH07110927A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100428256B1 (ko) * 2002-04-11 2004-04-28 (학)창성학원 외란공급전원장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100428256B1 (ko) * 2002-04-11 2004-04-28 (학)창성학원 외란공급전원장치

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