JPH07110683A - 電子楽器における操作子の操作順序登録装置 - Google Patents

電子楽器における操作子の操作順序登録装置

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JPH07110683A
JPH07110683A JP5278989A JP27898993A JPH07110683A JP H07110683 A JPH07110683 A JP H07110683A JP 5278989 A JP5278989 A JP 5278989A JP 27898993 A JP27898993 A JP 27898993A JP H07110683 A JPH07110683 A JP H07110683A
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JP5278989A
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Yasuji Shirai
保司 白井
Masaaki Kurata
政明 倉田
Fujio Matsubara
富士夫 松原
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Roland Corp
Original Assignee
Roland Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電子楽器において複数の操作子の一連の操作を
所定の操作子に登録しておき、所定の操作子を操作する
ことにより、所定の操作子に登録した複数の操作子の一
連の操作により実行される処理を実現することができる
とともに、所定の操作子の操作により実行される処理を
一時停止することができるようにする。 【構成】予め設定された所定の機能をそれぞれ割り当て
られた複数の操作子と、複数の操作子の一連の操作順序
を登録可能な少なくとも1個の操作順序登録操作子とを
有し、操作順序登録操作子を操作することにより、操作
順序登録操作子に登録された複数の操作子の一連の操作
順序に基づく処理を実行する電子楽器における操作子の
操作順序登録装置において、操作順序登録操作子に複数
の操作子の一連の操作順序を登録するときに、一連の操
作順序の実行の一時停止を指示する一時停止指示情報を
入力する入力手段を備えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器における操作
子の操作順序登録装置に関し、さらに詳細には、演奏デ
ータの編集作業などに用いて好適な電子楽器における操
作子の操作順序登録装置に関する。
【0002】
【発明の背景】近年、ワード・プロセッサーやパーソナ
ル・コンピューターの普及が著しいが、ワード・プロセ
ッサーやパーソナル・コンピューターなどを使用する場
合においては、文章編集操作時やデータ入力操作時に、
複数の操作子の一連の操作により実現される処理を頻繁
に行いたい場合がある。こうした複数の操作子の一連の
操作により実現される処理としては、例えば、文章入力
後に所定の大文字を所定の小文字に置き換えるような処
理がある。
【0003】一般に、ワード・プロセッサーやパーソナ
ル・コンピューターなどにおいては、上記したような複
数の操作子の一連の操作により実現される処理の操作
を、操作者が効率的に行うことができるようにするため
に、所謂、ファンクション・スイッチに上記したような
複数の操作子の一連の操作順序(以下、「複数の操作子
の一連の操作順序」を適宜「キー・シーケンス」と称す
ることとする。)を登録しておき、必要な場合には単に
ファンクション・スイッチを操作することにより、キー
・シーケンスにより実現される処理を実行させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動演奏装
置などの電子楽器においても、演奏データの編集作業な
どにおいては、複数の操作子の一連の操作により実現さ
れる処理を頻繁に行いたい場合があり、こうした複数の
操作子の一連の操作により実現される処理を、操作者が
効率的に行うことができるようにする装置の案出が望ま
れていた。
【0005】また、複数の操作子の一連の操作の処理の
実行中において、その処理を一時停止して他の処理を行
い、他の処理の終了後に一時停止を解除して処理を続行
したいという要望もあった。
【0006】本発明は、こうした種々の要望に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、電子楽器
において複数の操作子の一連の操作を所定の操作子に登
録しておき、所定の操作子を操作することにより、所定
の操作子に登録した複数の操作子の一連の操作により実
行される処理を実現することができるとともに、所定の
操作子の操作により実行される処理を一時停止すること
のできる電子楽器における操作子の操作順序登録装置を
提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による電子楽器における操作子の操作順序登
録装置は、予め設定された所定の機能をそれぞれ割り当
てられた複数の操作子と、上記複数の操作子の一連の操
作順序を登録可能な少なくとも1個の操作順序登録操作
子とを有し、上記操作順序登録操作子を操作することに
より、上記操作順序登録操作子に登録された上記複数の
操作子の一連の操作順序に基づく処理を実行する電子楽
器における操作子の操作順序登録装置において、上記操
作順序登録操作子に上記複数の操作子の一連の操作順序
を登録するときに、一連の操作順序の実行の一時停止を
指示する一時停止指示情報を入力する入力手段を備える
ようにしたものである。
【0008】
【作用】操作順序登録操作子の操作により、当該操作順
序登録操作子に登録された複数の操作子の一連の操作順
序に基づく処理を実行しているときに、その処理の実行
を一時停止させたい場合には、複数の操作子の一連の操
作順序を登録するときに、一時停止指示情報を入力手段
によって入力する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明による電
子楽器における操作子の操作順序登録装置の実施例を詳
細に説明する。
【0010】図1には、本発明の一実施例による電子楽
器における操作子の操作順序登録装置を備えた自動演奏
装置のブロック構成図が示されている。
【0011】この自動演奏装置は、その全体の動作の制
御を中央処理装置(CPU)10を用いて制御するよう
に構成されている。このCPU10には、バス12を介
して、全体の動作の制御のための所定のプログラムなど
が格納されたリード・オンリ・メモリ(ROM)14
と、後述するようなCPU10によるプログラムの実行
に必要な後述する各種レジスタ群や後述する操作子部1
8の各種操作子の一連の操作順序を記憶するエリアなど
が設定されたワーキング・エリアとしてのランダム・ア
クセス・メモリ(RAM)16と、自動演奏装置の演奏
開始/演奏停止を指示するための操作子などを含む後述
する各種操作子を備えた操作子部18と、CPU10と
外部入力端子ならびにCPU10と外部出力端子との間
で、外部装置としての電子楽器などとMIDIによる演
奏データの転送を行うMIDI入出力部20と、MID
I入出力部20を介して入力された演奏データや操作子
部18の各種操作子の操作により作成された演奏データ
などを記憶するRAMよりなる演奏データ・メモリ22
と、操作子部18の各種操作子の操作状態などを表示す
る表示部24とが接続されている。
【0012】さらに、この自動演奏装置のMIDI入出
力部20と演奏データ・メモリ22とは、切り換え部2
6を介して音源28と接続されていて、音源28は、M
IDI入出力部20ならびに演奏データ・メモリ22か
ら出力される演奏データに基づいて楽音を生成できるよ
うに構成されている。
【0013】図2は、MIDI入出力部20と演奏デー
タ・メモリ22と音源28との間の接続関係を詳細に示
したブロック構成図であり、切り換え部26に加えて、
加算器30および切り換え部32により、MIDI入出
力部20と演奏データ・メモリ22と音源28との間の
接続関係が可変されることが示されている。
【0014】即ち、切り換え部26をA側に接続すると
ともに切り換え部32をオンした場合(図2に示す場
合)には、演奏データ・メモリ22から出力される演奏
データとMIDI入出力部20から出力される演奏デー
タとが、加算器30により混合されて音源28に出力さ
れる。従って、演奏データ・メモリ22から出力される
演奏データとMIDI入出力部20から出力される演奏
データとの出力を混合して音源28へ出力したい場合に
は、図2に示すような設定とすればよい。
【0015】また、図2に示す設定から切り換え部32
をオフすると、演奏データ・メモリ22から出力される
演奏データのみが音源28に出力される。従って、MI
DI入出力部20を介して演奏データを入力しない場合
には、図2に示す設定から切り換え部32をオフした設
定とすればよい。
【0016】さらに、切り換え部26をB側に接続した
場合には、MIDI入出力部20から出力される演奏デ
ータのみが音源28へ出力される。従って、外部からM
IDI入出力部20を介して入力される演奏データのみ
に基づく演奏を行いたい場合には、切り換え部26をB
側に接続した設定とすればよい。
【0017】図3には、操作子部18を構成する各種操
作子の中で、本発明の実施に関連する操作子のみを配置
した操作パネルの構成が示されており、以下の操作子が
配設されている。
【0018】〔REC(RECORD:レコード)スイ
ッチ〕RECスイッチ18aは、演奏データを演奏デー
タ・メモリ22に記録(REC)するときにオン操作す
るスイッチである。RECスイッチ18aをオン操作す
ることにより、スタン・バイ状態となる。
【0019】〔PLAY(プレイ)スイッチ〕PLAY
スイッチ18bは、演奏データの再生を開始するとき、
あるいはRECスイッチのオン操作によりスタン・バイ
状態とされた演奏データの記録を、実際に開始するとき
にオン操作する。
【0020】〔STOP(ストップ)スイッチ〕STO
Pスイッチ18cは、演奏データの記録や再生を停止す
るときにオン操作するスイッチである。
【0021】〔QUANT(QUANTIZE:クォン
タイズ)スイッチ〕QUANTスイッチ18dは、クォ
ンタイズを実行するときにオン操作するスイッチであ
る。
【0022】〔WRITE(ライト)スイッチ〕WRI
TEスイッチ18eは、後述するFUNC1スイッチ
(ファンクション・スイッチ1)18iならびにFUN
C2(ファンクション・スイッチ2)18jに、操作子
部18の各種操作子の一連の操作順序(キー・シーケン
ス)の登録を開始するときおよび登録を終了するときに
オン操作する。
【0023】即ち、WRITEスイッチ18eを一度オ
ン操作するとキー・シーケンスの登録が開始され、この
状態において再度WRITEスイッチ18eをオン操作
すると(二度目のWRITEスイッチ18eのオン操
作)、キー・シーケンスの登録が終了される。
【0024】〔一時停止スイッチ〕一時停止スイッチ1
8fは、FUNCスイッチ1(18i)スイッチならび
にFUNCスイッチ2(18j)に登録されたキー・シ
ーケンスの実行中に、ある操作が行われるまでキー・シ
ーケンス自体を一時的に停止させておくコマンド(キー
・シーケンス一時停止コマンド)を登録するときにオン
操作する。
【0025】〔エンコーダ〕エンコーダ18hはパラメ
ータ値を指定する操作子であり、時計回り方向に回転す
ることによりパラメータ値を増加させることができ、半
時計回り方向に回転することによりパラメータ値を減少
させることができる。
【0026】〔ENTER(エンター)スイッチ〕EN
TERスイッチ18gは、エンコーダー18hの操作に
より指定されたパラメータ値を確定するときにオン操作
する。
【0027】〔FUNC1スイッチおよびFUNC2ス
イッチ〕FUNCスイッチ1(18i)ならびにFUN
Cスイッチ2(18j)は、キー・シーケンスを登録す
るためのスイッチであり、後述する処理に基づき、FU
NCスイッチ1(18i)ならびにFUNCスイッチ2
(18j)にキー・シーケンスが登録される。
【0028】〔機能選択スイッチ〕機能選択スイッチ1
8kは、FUNC1スイッチならびにFUNC2スイッ
チの操作に基づくキー・シーケンスの実行中において、
パラメータ値入力処理の処理段(パラメータ値を入力す
べき状態)になったときに、自動的にキー・シーケンス
を一時停止させるか否かの選択を行うスイッチである。
機能選択スイッチ18kをオン操作することにより、F
UNCスイッチ1(18i)あるいはFUNCスイッチ
2(18j)に登録されたキー・シーケンスの実行中に
おいて、パラメータ値入力処理を行う処理段になると、
そのキー・シーケンスが一時停止され、操作パネル上で
エンコーダ18gを操作することによりパラメータ値を
入力すると、一時停止が解除されることになる。
【0029】なお、エンコーダ18hを除いて上記した
各スイッチは、押圧することによりオン操作となり、当
該オン操作を示す信号を発生する。そして、オン操作を
示す信号を発生した後には自動的に原位置に復帰し、次
の押圧によるオン操作に備えるタイプのスイッチであ
る。
【0030】以上の構成において、図4に示すキー・シ
ーケンス登録処理ルーチンのフローチャート、図5に示
すキー・シーケンス実行処理ルーチンのフローチャー
ト、図6に示すRAM16のキー・シーケンスの登録
例、図7に示す動作例1におけるRAM16のキー・シ
ーケンスの登録、図8に示す動作例2におけるRAM1
6のキー・シーケンスの登録ならびに図9に示す動作例
3におけるRAM16のキー・シーケンスの登録を参照
しながら、上記した自動演奏装置の作用および動作につ
いて説明する。
【0031】なお、演奏データ・メモリ22への演奏デ
ータの書き込み、演奏データ・メモリ22に書き込んだ
演奏データの変更・編集、MIDI入出力部20におけ
る演奏データの入出力、MIDI入出力部20ならびに
演奏データ・メモリ22からの音源28への演奏データ
の出力あるいは演奏データに基づく音源28における発
音処理などは、いずれも公知の技術と同様の処理である
ので、詳細な説明を省略する。
【0032】従って、以下の説明においては、本発明の
要旨たる、RAM16へのFUNCスイッチ1(18
i)ならびにFUNCスイッチ2(18j)により指定
されるキー・シーケンスの登録処理と、FUNCスイッ
チ1(18i)あるいはFUNCスイッチ2(18j)
をオン操作することにより、オン操作されたFUNCス
イッチに該当するキー・シーケンスのRAM16からの
読み出し実行処理に関してのみ説明する。
【0033】まず、以下に説明するキー・シーケンス登
録処理ルーチンならびにキー・シーケンス実行処理ルー
チンにおいて用いられるレジスタおよびフラグに関して
説明する。なお、以下の説明においては、各レジスタな
どの内容(データなど)は、特に断らない限り、同一の
ラベル名で表すものとする。
【0034】(1)W WRITEスイッチ18eを示す。
【0035】(2)F FUNCスイッチを示す。
【0036】(3)n FUNCスイッチの番号(「1」あるいは「2」)を示
す。
【0037】(4)x RAM16のバッファーのアドレス番号を示す。RAM
16に情報が書き込まれる度に、「1」づつカウントさ
れていく。
【0038】(5)m RAM16のアドレス番号を示す。
【0039】(6)Pon FUNCスイッチの操作に基づくキー・シーケンスの実
行中において、キー・シーケンスを一時停止させる機能
(一時停止機能)を使用するか否かを示すフラグであ
り、「1」がセットされているときは一時停止機能を使
用し、「0」がセットされているときは一時停止機能を
使用しないようにして、FUNCスイッチにキー・シー
ケンスが登録される。
【0040】このフラグPonは、初期状態においては
「0」にセットされているが、一時停止スイッチ18f
がオン操作されたとき、あるいは機能選択スイッチ18
kがオン操作されたときに「1」がセットされる。
【0041】そして、キー・シーケンスの登録を終了さ
せる二度目のWRITEスイッチのオン操作により、
「0」にクリアされる。
【0042】(7)S FUNCスイッチの番号(「1」あるいは「2」)とR
AM16のアドレス番号に対する情報を示す。
【0043】以下に、図4に示すキー・シーケンス登録
処理ルーチンおよび図5に示すキー・シーケンス実行処
理ルーチンを各ステップ毎に説明するが、これらの処理
は、演奏データを音源28へ出力するなどの演奏処理な
どを行うメイン・ルーチンと並行して処理が行われる。
なお、メイン・ルーチンは公知の技術と同様であるの
で、詳細な説明を省略する。
【0044】まず、図4に示すキー・シーケンス登録処
理ルーチンの処理の流れの要旨を説明すると、電源が投
入されるとCPU10はRAM16の初期化を行い、そ
の後に各スイッチの操作を検出するための待機状態に入
る。ここでWRITEスイッチ18e以外のスイッチが
操作されると、操作されたスイッチの情報をCPU10
が検出し、図示しないメイン・ルーチンなどにおいて、
当該操作されたスイッチの情報に基づく処理を行う。W
RITEスイッチ18eのオン操作があるまで、この動
作を繰り返す。
【0045】そして、WRITEスイッチ18eがオン
操作されると、キー・シーケンス登録待機状態に入り、
その後にFUNCスイッチ1(18i)あるいはFUN
Cスイッチ2(18j)がオン操作されることにより、
キー・シーケンス登録状態に入る。さらに、その後の各
スイッチの操作情報が、一つスイッチを操作する度に毎
に順次RAM16に書き込まれていき、再びWRITE
スイッチ18eがオン操作されると、キー・シーケンス
登録を終了するものであり、キー・シーケンス登録の終
了まで、上記動作を繰り返すことになる。
【0046】そして、キー・シーケンス登録の際に、一
時停止スイッチ18fがオン操作されたり、あるいは機
能選択スイッチ18kがオン操作されたりすると、キー
・シーケンス登録中にキー・シーケンス一時停止コマン
ド情報が書き込まれることになる。
【0047】次に、各ステップ毎に説明すると、CPU
10は電源を投入されるとRAM16の初期化を行い、
ステップS402において、WRITEスイッチ18e
がオン操作されたか否かを判断する。このステップS4
02の判断結果が否定(N)、即ち、WRITEスイッ
チ18eがオン操作されない場合には、ステップS40
2の判断処理を繰り返し、ステップS402の判断結果
が肯定(Y)、即ち、WRITEスイッチ18eがオン
操作された場合には、ステップS404へ進む。
【0048】つまり、RAM16の初期化が行われた後
には、各スイッチの操作を検出するための待機状態に入
ることになる。ここでWRITEスイッチ18e以外の
スイッチが操作された場合には、上記したように、当該
操作されたスイッチの情報をCPU10が検出し、図示
しないメイン・ルーチンなどにおいて、当該操作された
スイッチの情報に基づく処理を行う。そして、WRIT
Eスイッチ18eのオン操作があるまで、上記した動作
を繰り返すことになる。
【0049】ステップS404においては、FUNCス
イッチFnがオン操作されたか否かを判断する。このス
テップS404の判断結果が否定、即ち、FUNCTI
ONスイッチFnがオン操作されない場合には、ステッ
プS404の判断処理を繰り返し、ステップS404の
判断結果が肯定(Y)、即ち、FUNCTIONスイッ
チFnがオン操作された場合には、ステップS406へ
進む。
【0050】つまり、WRITEスイッチ18eがオン
操作されるとキー・シーケンス登録待機状態に入り、そ
の後にFUNCスイッチ1(18i)あるいはFUNC
スイッチ2(18j)がオン操作されることにより、キ
ー・シーケンス登録状態に入ることになる。
【0051】ステップS406では、変数mをxに置き
換え、バッファーxのアドレスに情報を書き込んでい
く。ステップS406の処理を終了すると、ステップS
408へ進む。
【0052】ステップS408では、一次停止機能を使
用するためのフラグPonに「1」が立っているか否か
を判断する。このフラグPonは、上記したように、初
期状態においては「0」にセットされているが、一時停
止スイッチ18fがオン操作されたとき、あるいは機能
選択スイッチ18kがオン操作されたときに「1」がセ
ットされ、キー・シーケンスの登録を終了させる二度目
のWRITEスイッチのオン操作により、「0」にクリ
アされるものである。
【0053】このステップS408の判断結果が否定、
即ち、「Pon=0」であるときは一次停止機能を使用
しないものであって、ステップS410へ進み、何らか
のスイッチの操作、即ち、各スイッチのオン操作やエン
コーダ18hによるパラメータ値の入力が行われたか否
かを判断する。
【0054】ステップS410の判断結果が肯定、即
ち、各スイッチのオン操作やエンコーダ18hによるパ
ラメータ値の入力が行われた場合には、ステップS41
2へ進み、ステップS410の判断において操作された
スイッチあるいはエンコーダーのスイッチ操作情報やパ
ラメータ値入力情報をバッファーに書き込んだ後に、ス
テップS414へ進む。
【0055】一方、ステップS410の判断結果が否
定、即ち、各スイッチのオン操作やエンコーダ18hに
よるパラメータ値の入力が行われなかった場合には、ス
テップS414へジャンプする。
【0056】また、ステップS408の判断結果が肯
定、即ち、「Pon=1」であるときは一次停止機能を
使用するものであって、ステップS416へ進み、何ら
かのスイッチの操作、即ち、各スイッチのオン操作やエ
ンコーダ18hによるパラメータ値の入力が行われたか
否かを判断する。
【0057】ステップS416では、何らかのスイッチ
の操作、即ち、各スイッチのオン操作やエンコーダ18
hによるパラメータ値の入力が行われたか否かを判断す
る。
【0058】ステップS416の判断結果が否定、即
ち、各スイッチのオン操作やエンコーダ18hによるパ
ラメータ値の入力が行われなかった場合には、ステップ
S414へジャンプするが、ステップS416の判断結
果が肯定、即ち、各スイッチのオン操作やエンコーダ1
8hによるパラメータの入力が行われた場合には、ステ
ップS418へ進み、ステップS416で操作されたス
イッチが、キー・シーケンスの実行の一時停止を指示す
る一時停止スイッチ18fであるか否かを判断する。
【0059】ステップS418の判断結果が肯定、即
ち、ステップS416で操作されたスイッチが一時停止
スイッチ18fであった場合には、ステップS414へ
ジャンプするが、ステップS418の判断結果が否定、
即ち、ステップS416で操作されたスイッチが一時停
止スイッチ18fではない場合には、ステップS420
へ進み、ステップS416で行われたスイッチ操作が、
一時停止スイッチ18fがオン操作された後のスイッチ
操作であるか否かを判断する。
【0060】ステップS420の判断結果が肯定、即
ち、ステップS416で行われたスイッチ操作が、一時
停止スイッチ18fがオン操作された後のスイッチ操作
であった場合には、ステップS422へ進み、キー・シ
ーケンス一時停止コマンド情報をバッファーに書き込ん
だ後に、ステップS414へ進む。
【0061】一方、ステップS420の判断結果が否
定、即ち、ステップS420で行われたスイッチ操作
が、一時停止スイッチ18fがオン操作された後のスイ
ッチ操作ではなかった場合には、ステップS424へ進
む。
【0062】ステップS424では、ステップS416
で行われたスイッチ操作が、何らかのパラメータ値の入
力であったか否かを判断する。
【0063】ステップS424の判断結果が肯定、即
ち、ステップS416で行われたスイッチ操作が、何ら
かのパラメータ値の入力であった場合には、ステップS
414へジャンプするが、ステップS424の判断結果
が否定、即ち、ステップS416で行われたスイッチ操
作が、何らかのパラメータ値の入力ではなかった場合に
は、ステップS426へ進む。
【0064】ステップS426では、ステップS416
で行われたスイッチ操作が、パラメータ値が入力された
後に行われたか否かを判断する。
【0065】ステップS426の判断結果が肯定、即
ち、ステップS416で行われたスイッチ操作が、パラ
メータ値が入力された後に行われた場合には、ステップ
S428へ進み、キー・シーケンス一時停止コマンド情
報をバッファーに書き込んだ後に、ステップS414へ
進む。
【0066】一方、ステップS426の判断結果が否
定、即ち、ステップS416で行われたスイッチ操作
が、パラメータ値が入力された後に行われたのではない
場合には、ステップS430へ進み、ステップS416
の判断において操作されたスイッチのスイッチ操作情報
やパラメータ値入力情報をバッファーに書き込んだ後
に、ステップS414へ進む。
【0067】ステップS414では、WRITEスイッ
チ18eがオン操作されたか否かを判断する。
【0068】スイッチ414の判断結果が否定、即ち、
WRITEスイッチ18eがオン操作されていない場合
には、ステップS408へ戻り、ステップS408以降
の上記した処理を繰り返す。従って、一度WRITEス
イッチ18eがオン操作されると、二度目にWRITE
スイッチ18eがオン操作されるまで、上記したステッ
プS408乃至ステップS430の処理を繰り返すこと
になる。
【0069】一方、ステップS414の判断結果が肯
定、即ち、WRITEスイッチ18eがオン操作された
場合(二度目にWRITEスイッチ18eがオン操作さ
れた場合)には、ステップS432へ進み、バッファー
xの値をRAM16のFnのアドレスに転送した後に、
このキー・シーケンス登録処理ルーチンを終了する。
【0070】従って、上記したキー・シーケンス登録処
理ルーチンにより、図6に示すように、RAM16の各
FUNCスイッチに対応する領域毎に、キー・シーケン
スが登録されることになる。即ち、RAM16は、図6
に示すような領域に分割され、各アドレスにはキー・シ
ーケンス登録処理ルーチンにおいて登録された複数個の
スイッチ操作情報(いずれのスイッチがオン操作された
かを示す情報)が記憶されることになる。
【0071】そして、キー・シーケンス登録後に、各F
UNCスイッチにキー・シーケンスとして登録されたス
イッチ操作手順をまとめて実行するために、実行させた
いキー・シーケンスに対応するFUNCスイッチをオン
操作すると、図5に示すキー・シーケンス実行処理ルー
チンに基づいて、RAM16に登録された順にアドレス
の内容が読み出され、あたかもそれらのスイッチが順次
オン操作されていくようにスイッチ操作が再現される。
【0072】即ち、キー・シーケンス登録終了後に、F
UNCスイッチをオン操作してキー・シーケンス実行処
理ルーチンを実行させると、登録された順にスイッチ操
作情報がアドレスから読み出されていく。
【0073】以下に、図5に示すキー・シーケンス実行
処理ルーチンを、各ステップ毎に説明すると、ステップ
S502においては、FUNCスイッチFnがオン操作
されたか否かを判断する。
【0074】ステップS502の判断結果が否定、即
ち、FUNCスイッチFnがオン操作されなかった場合
には、何らの処理も行うことなくキー・シーケンス実行
処理ルーチンを終了するが、ステップS502の判断結
果が肯定、即ち、FUNCスイッチFnがオン操作され
た場合には、ステップS504へ進む。
【0075】ステップS504では、ステップS504
でオン操作されたFUNCスイッチに対応するRAM1
6のキー・シーケンス登録の記憶領域のアドレス番号m
を「1」にして、最初のアドレスから情報を読み出す準
備をし、ステップS506へ進む。
【0076】ステップS506では、アドレスから読み
出される情報が、キー・シーケンス一時停止コマンド情
報か否かを判断する。
【0077】ステップS506の判断結果が肯定、即
ち、アドレスから読み出される情報が、キー・シーケン
ス一時停止コマンド情報であった場合には、ステップS
508へ進み、キー・シーケンスを一時停止する。
【0078】ステップS506の処理を終了すると、ス
テップS510へ進み、一時停止解除キー(キー・シー
ケンス登録処理の際において一時停止スイッチ18fの
直後に操作されたスイッチ、あるいはパラメータ値の入
力を確定するために操作するENTERスイッチ18g
である。)がオン操作されたか否かを判断する。
【0079】ステップS510の判断結果が否定、即
ち、一時停止解除キーがオン操作されていない場合に
は、このステップS510の判断処理を繰り返すことに
より、一時停止状態を続行する。
【0080】一方、ステップS510の判断結果が肯
定、即ち、一時停止解除キーがオン操作された場合に
は、ステップS512へ進み、キー・シーケンスの一時
停止の解除を行い、ステップS514へ進む。
【0081】一方、ステップS506の判断結果が否
定、即ち、アドレスから読み出される情報が、キー・シ
ーケンス一時停止コマンド情報ではなかった場合にも、
ステップS514へ進む。
【0082】ステップS514では、オン操作されたF
UNCスイッチに対応するRAM16のキー・シーケン
ス登録の記憶領域のアドレス番号mが最終の番号である
か否を判断する。
【0083】ステップS514の判断結果が肯定、即
ち、アドレス番号mが最終の番号ではなかった場合に
は、ステップS516へ進み、アドレス番号mを「1」
インクリメントした後にステップS506へ戻る。
【0084】一方、ステップS514の判断結果が肯
定、即ち、アドレス番号mが最終の番号であった場合に
は、このキー・シーケンス実行処理ルーチンを終了す
る。
【0085】以下に、動作例を説明する。 〔動作例1〕この動作例1は、キー・シーケンス登録時
に、一時停止スイッチ18fも機能選択スイッチ18k
もオン操作されていない場合を示している。従って、キ
ー・シーケンス登録に際して、キー・シーケンス一時停
止コマンド情報が入力されず、FUNCスイッチの操作
によりキー・シーケンスを実行する際にも、キー・シー
ケンスが一時停止されることはない。
【0086】(キー・シーケンスの登録手順) 1.WRITEスイッチ18eをオン操作して、キー・
シーケンス登録を開始する(ステップS402)。 2.FUNCスイッチ1(18i)をオン操作して、キ
ー・シーケンスを登録するFUNCキーを指定する(ス
テップS404)。 3.QUANTスイッチ18dをオン操作して、クォン
タイズ設定画面に入る(ステップS410、ステップS
412)。 4.エンコーダ18hにより、パラメータ値たる開始小
節を指定する(ステップS410、ステップS41
2)。 5.ENTERスイッチ18gをオン操作して、エンコ
ーダ18hにより指定されたパラメータ値たる開始小節
を確定する(ステップS410、ステップS412)。 6.エンコーダ18hにより、パラメータ値たる終了小
節を指定する(ステップS410、ステップS41
2)。 7.ENTERスイッチ18gをオン操作して、エンコ
ーダ18hにより指定されたパラメータ値たる終了小節
を確定する((ステップS410、ステップS41
2)。 8.WRITEスイッチ18eをオン操作して、キー・
シーケンス登録を終了する(ステップS414)。 9.エンコーダ18hによりレゾリューションを指定す
る。 10.ENTERスイッチ18gをオン操作して、エン
コーダ18hにより指定されたパラメータ値たるレゾリ
ューションを指定する値を確定し、クォンタイズを終了
する。
【0087】以上のようにして、キー・シーケンスを登
録するものであり、図7に示すようにRAM16に記憶
される。この登録後にFUNCスイッチ1(18i)を
オン操作すると、瞬時に上記3乃至7の操作の実行が行
われ、あとはエンコーダ18hによりレゾリューション
を指定し、ENTERスイッチ18gをオン操作して確
定するだけでよい。
【0088】〔動作例2(一時停止スイッチ18fの操
作に基づき、動作例1に一時停止コマンド情報による一
時停止機能を追加した場合である。)〕動作例1に示す
ような動作において、キー・シーケンス登録中に一時停
止スイッチ18fをオン操作することにより、キー・シ
ーケンスの一時停止コマンド情報をFUNCスイッチに
登録できるようにしたものである。
【0089】即ち、キー・シーケンス登録中において一
時停止スイッチ18fがオン操作された後に、何らかの
スイッチがオン操作されると、キー・シーケンスを一時
停止状態にして、一時停止スイッチ18iの直後にオン
操作されたスイッチを一時停止解除キーとして設定し、
そのスイッチが操作パネル上においてオン操作されるま
で一時停止状態を維持するという、キー・シーケンス一
時停止コマンド情報を登録する。
【0090】そして、上記したキー・シーケンス一時停
止コマンド情報を含むキー・シーケンスを登録した後
に、キー・シーケンスが登録されたFUNCスイッチを
オン操作してキー・シーケンスを実行させると、登録さ
れた順にスイッチ操作情報がアドレスから読み出されて
ゆき、上記したキー・シーケンス一時停止コマンド情報
が読み出されると、キー・シーケンスは一時停止状態に
入り、一時停止解除キーがオン操作されるまで一時停止
状態を維持する。その後に、一時停止解除キーとしてキ
ー・シーケンス一時停止コマンド情報に登録した一時停
止解除キーが操作パネル上においてオン操作されると、
一時停止状態が解除され、一時停止した位置から引き続
きキー・シーケンスを実行する。
【0091】(キー・シーケンスの登録手順) 1.WRITEスイッチ18eをオン操作して、キー・
シーケンス登録を開始する(ステップS402)。 2.FUNCスイッチ2(18j)をオン操作して、キ
ー・シーケンスを登録するFUNCキーを指定する(ス
テップS404)。 3.RECスイッチ18aをオン操作して、RECをス
タン・バイ状態にする(ステップS410、ステップS
412)。 4.PLAYスイッチ18bをオン操作して、RECを
開始する(ステップS410、ステップS412)。 5.一時停止スイッチ18fをオン操作する(ステップ
S410、ステップS412)。 6.STOPスイッチ18cをオン操作して、RECを
終了する(ステップS422:STOPスイッチ18c
=一時停止解除キー)。 7.QUANTスイッチ18dをオン操作して、クォン
タイズ設定画面に入る(ステップS410、ステップS
412)。 8.WRITEスイッチ18eをオン操作して、キー・
シーケンス登録を終了する(ステップS414)。
【0092】以上のようにして、キー・シーケンスを登
録するものであり、図8に示すようにRAM16に記憶
される。このキー・シーケンス登録の後にFUNCスイ
ッチ2(18j)をオン操作すると、瞬時に上記3乃至
4の操作の実行が行われ、STOPスイッチ18cが押
されるまでキー・シーケンスを一時停止し、STOPス
イッチ18cが押されると上記6乃至7の操作を瞬時に
行うので、クォンタイズするまでの区間を自由に変化で
きる。
【0093】〔動作例3(動作例1においてパラメータ
値の入力時に一時停止させるように、キー・シーケンス
一時停止コマンド情報による一時停止機能を追加した場
合である。)〕キー・シーケンス登録時に、機能選択ス
イッチ18kをオン操作して、パラメータ値の入力後に
何らかのスイッチがオン操作されると、キー・シーケン
スを一時停止状態にして、パラメータ値の入力後にオン
操作されたスイッチ(現在オン操作されたスイッチのこ
とであり、この場合は入力されたパラメータ値を確定す
るためにオン操作するENTERスイッチ18gとな
る。)を一時停止解除キーとして、操作パネル上でパラ
メータ値の入力後そのスイッチがオン操作されるまで一
時停止状態を維持するという、キー・シーケンス一時停
止コマンド情報を登録する場合を示している。
【0094】そして、キー・シーケンス実行時に登録さ
れた順にスイッチ操作情報がアドレスから読み出されて
ゆき、上記キー・シーケンス一時停止コマンド情報が読
み出されると、キー・シーケンスは一時停止状態に入
り、パラメータ値の入力後一時停止解除キーがオン操作
されるまで、キー・シーケンスの一時停止状態を維持す
る。その後に、一時停止解除キーとしてキー・シーケン
ス一時停止コマンド情報に登録した一時停止解除キーが
パラメータ値の入力後に操作パネル上のスイッチでオン
操作されると、一時停止状態が解除され、一時停止され
た位置から引き続いてキー・シーケンスが実行される。
【0095】(キー・シーケンスの登録手順) 1.WRITEスイッチ18eをオン操作して、キー・
シーケンス登録を開始する(ステップS402)。 2.FUNCスイッチ1(18i)をオン操作して、キ
ー・シーケンスを登録するFUNCキーを指定する(ス
テップS404)。 3.QUANTスイッチ18dをオン操作して、クォン
タイズ設定画面に入る(ステップS410、ステップS
412)。 4.エンコーダ18hにより、パラメータ値たる開始小
節を指定する(ステップS410、ステップS41
2)。 5.ENTERスイッチ18gをオン操作して、エンコ
ーダ18hにより指定されたパラメータ値たる開始小節
を確定する(ステップS426、ステップS428:E
NTERスイッチ18g=一時停止解除キー)。 6.エンコーダ18hにより、パラメータ値たる終了小
節を指定する(ステップS410、ステップS41
2)。 7.ENTERスイッチ18gをオン操作して、エンコ
ーダ18hにより指定されたパラメータ値たる終了小節
を確定する(ステップS426、ステップS428:E
NTERスイッチ18g=一時停止解除キー)。 8.WRITEスイッチ18eをオン操作して、キー・
シーケンス登録を終了する(ステップS414)。 9.エンコーダ18hによりレゾリューションを指定す
る。 10.ENTERスイッチ18gをオン操作して確定
し、クォンタイズを終了する。
【0096】以上のようにして、キー・シーケンスを登
録するものであり、図9に示すようにRAM16に記憶
される。この登録後にFUNCスイッチ2(18j)を
オン操作すると、瞬時に上記3〜4の操作の実行が行わ
れ、ENTERスイッチ18gが押されるまでキー・シ
ーケンスを一時停止し、ENTERスイッチ18gが押
されると上記6の操作が瞬時に行われ、再度ENTER
スイッチ18gが押されるまでキー・シーケンスを一時
停止する。そして、ENTERスイッチ18gが押され
ると上記6の操作が瞬時に行われる。あとはエンコーダ
18hによりレゾリューションを指定し、ENTERス
イッチ18gをオン操作して確定するだけでよい。
【0097】なお、上記動作例2においては、一時停止
解除キーとして登録できるのは、一時停止スイッチ18
fのオン操作の直後のスイッチのオン操作のみとなって
いるが、一回の登録で複数回、キー・シーケンス一時停
止コマンド情報とその一時停止解除キーを登録してもよ
いし、複数のスイッチ操作を一時停止解除キーとして登
録してもよい。
【0098】また、FUNCスイッチに関しては、FU
NCスイッチ1とFUNCスイッチ2とを設けたが、単
一のFUNCスイッチあるいは三個以上のFUNCスイ
ッチを設けるようにしてもよい。
【0099】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0100】予め設定された所定の機能をそれぞれ割り
当てられた複数の操作子と、複数の操作子の一連の操作
順序を登録可能な少なくとも1個の操作順序登録操作子
とを有し、操作順序登録操作子を操作することにより、
操作順序登録操作子に登録された複数の操作子の一連の
操作順序に基づく処理を実行する電子楽器における操作
子の操作順序登録装置において、操作順序登録操作子に
複数の操作子の一連の操作順序を登録するときに、一連
の操作順序の実行の一時停止を指示する一時停止指示情
報を入力する入力手段を備えるようにしたため、操作順
序登録操作子の操作により、当該操作順序登録操作子に
登録された複数の操作子の一連の操作順序に基づく処理
を実行しているときに、その処理の実行を一時停止させ
たい場合には、複数の操作子の一連の操作順序を登録す
るときに、一時停止指示情報を入力手段によって入力す
ることができる。
【0101】従って、本発明によれば、電子楽器におい
て複数の操作子の一連の操作を所定の操作子に登録して
おき、所定の操作子を操作することにより、所定の操作
子に登録した複数の操作子の一連の操作により実行され
る処理を実現することができるようになるとともに、所
定の操作子の操作により実行される処理を一時停止する
ことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電子楽器における操作
子の操作順序登録装置を備えた自動演奏装置を示すブロ
ック構成図である。
【図2】図1に示す自動演奏装置におけるMIDI入出
力部と演奏データ・メモリと音源との間の接続関係を詳
細に示したブロック構成図である。
【図3】操作子部を構成する各種操作子の中で、本発明
の実施に関連する操作子のみを配置した操作パネルの構
成を示す説明図である。
【図4】キー・シーケンス登録処理ルーチンのフローチ
ャートである。
【図5】キー・シーケンス実行処理ルーチンのフローチ
ャートである。
【図6】RAMに記憶されたキー・シーケンス登録の記
憶内容の一例を図表的に示す説明図である。
【図7】動作例1におけるRAMに記憶されたキー・シ
ーケンス登録の記憶内容を図表的に示す説明図である。
【図8】動作例2におけるRAMに記憶されたキー・シ
ーケンス登録の記憶内容を図表的に示す説明図である。
【図9】動作例3におけるRAMに記憶されたキー・シ
ーケンス登録の記憶内容を図表的に示す説明図である。
【符号の説明】
10 CPU 12 バス 14 ROM 16 RAM 18 操作子部 20 MIDI入出力部 22 演奏データ・メモリ 24 表示部 26 切り換え部 28 音源 30 加算器 32 切り換え部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された所定の機能をそれぞれ割
    り当てられた複数の操作子と、前記複数の操作子の一連
    の操作順序を登録可能な少なくとも1個の操作順序登録
    操作子とを有し、前記操作順序登録操作子を操作するこ
    とにより、前記操作順序登録操作子に登録された前記複
    数の操作子の一連の操作順序に基づく処理を実行する電
    子楽器における操作子の操作順序登録装置において、 前記操作順序登録操作子に前記複数の操作子の一連の操
    作順序を登録するときに、一連の操作順序の実行の一時
    停止を指示する一時停止指示情報を入力する入力手段を
    備えるようにしたことを特徴とする電子楽器における操
    作子の操作順序登録装置。
JP5278989A 1993-10-12 1993-10-12 電子楽器における操作子の操作順序登録装置 Pending JPH07110683A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006308741A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Casio Comput Co Ltd 電子楽器
JP2009133928A (ja) * 2007-11-28 2009-06-18 Yamaha Corp 電子音楽システム及びプログラム

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