JPH0711042Y2 - 入出庫装置 - Google Patents

入出庫装置

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JPH0711042Y2
JPH0711042Y2 JP1989067815U JP6781589U JPH0711042Y2 JP H0711042 Y2 JPH0711042 Y2 JP H0711042Y2 JP 1989067815 U JP1989067815 U JP 1989067815U JP 6781589 U JP6781589 U JP 6781589U JP H0711042 Y2 JPH0711042 Y2 JP H0711042Y2
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JP
Japan
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container
desk
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JP1989067815U
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JPH037110U (ja
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薫 久保井
春美 村田
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株式会社イトーキクレビオ
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動倉庫が設けられた収納室から隔離され
た別室において自動倉庫に対する物品の入出庫処理を行
えるようにした入出庫装置に関する。
(従来の技術) この種の入出庫装置の従来例では、収納室の自動倉庫か
ら別室のデスク上にコンテナを呼び出し、そのコンテナ
に対して物品の出し入れを行ったあと、コンテナを自動
倉庫に返却するという構成が採られていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の入出庫装置では、入庫
処理の場合、デスク上に呼び出されたコンテナ内に物品
を持ち上げて入れる作業を行わなければならないので、
その作業に手間がかかるという問題点があった。
また、デスク上にコンテナを呼び出すため、デスク上の
空間がコンテナに占められてしまい、デスク上で他の作
業を行う際の障害になるという問題点もあった。
この考案は、上記問題を解決するためになされたもの
で、入庫処理が簡単でかつデスク上での作業空間を十分
に確保することのできる入出庫装置を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するため、この考案の入出庫装置は、
複数の棚に対してコンテナを選択的に出し入れするよう
にした自動倉庫が設けられた収納室と、この収納室から
隔離された別室に設けられ、天面にコンテナの上部開口
よりも小さい開口を有するデスクと、このデスクの天面
開口下方であって、前記コンテナの上部開口が前記天面
開口から外れない位置と収納室の自動倉庫との間でコン
テナの搬送を行う搬送機構とを備え、自動倉庫の所望の
棚から別室のデスク内の天面開口下方に呼び出したコン
テナに対してデスクの天面開口から物品の出し入れを行
うことによって自動倉庫に対する物品の入出庫を行うよ
うにしたのである。
(作用) この考案の入出庫装置においては、収納室の自動倉庫の
所望の棚から搬送機構を介して別室のデスク内の天面開
口下方までコンテナが呼び出される。この時、デスクの
天面開口がコンテナの上部開口の直上に位置している。
デスクの天面開口から投入された物品は呼び出されたコ
ンテナ内に収納され、そのコンテナが再び自動倉庫の棚
に返却されることによって入庫が完了する。また呼び出
されたコンテナ内の収納物品がデスクの天面開口から取
り出されることによって出庫が完了する。
(実施例) 第1図はこの考案の一実施例である入出庫装置の概略的
な構成を示す平面図である。
第1図において、自動倉庫1が設けられた収納室2は仕
切壁3によって入出庫室4から隔離されている。収納室
2の自動倉庫1では、ハウジング5内の長手方向に対し
て左右両側に収納エリア6,7を有し、各収納エリア6,7は
それぞれ物品保管場所としての棚8を縦横にマトリクス
状に配列して構成されている。左右の収納エリア6,7は
棚8の開放側が互いに向き合うように配設され、これら
左右の収納エリア6,7で挟まれる中間の領域にはレール
9が設けられ、このレール9に沿ってコラム10が走行自
在となるように垂設されている。また、コラム10には、
このコラム10に沿って昇降自在となるようにピッカー11
が設けられている。このピッカー11は収納エリア6,7の
棚8に対しコンテナ12を出し入れする機能を持つ。
一方、入出庫室4の仕切壁3を隔てて自動倉庫1に隣接
する一角の領域にはデスク13が設けられている。このデ
スク13の天板には上記コンテナ12の上部開口よりも小さ
い開口13aが形成されており、またデスク13の隅部には
自動倉庫1に対してコンテナ12の呼び出し指令などの入
力を行うための制御ボックス14が設けられている。さら
に、このデスク13内の上記天板開口13aの直下部から自
動倉庫1の一方の収納エリア7の端部にかけて仕切壁13
を貫通するコンテナ12搬送用のベルトコンベア15が設け
られている。また、このデスク13内の上記ベルトコンベ
ア15端部位置には、このベルトコンベア15で搬送されて
くるコンテナ12をデスク13天板の開口13a直下部まで持
ち上げる昇降装置16が設けられている。
第2図は、第1図におけるデスク13の部分を拡大して示
す平面図であり、第3図は第2図のA-A矢視断面図を示
す。
第3図において、デスク13の天板にはシャッター17が水
平方向にスライド自在となるように設けられ、このシャ
ッター17によってデスク13天板の開口13aを開閉するよ
うにしてある。また、昇降装置16は、回転自在に垂設し
たボールネジ18と、このボールねじ18に基体を螺合させ
たフォーク19とによって構成されている。さらに、デス
ク13の隅部の制御ボックス14には、上記自動倉庫1の登
録利用者に発行されるIDカードを読み取るためのカード
リーダ20や、入出庫のための入力操作に用いられるテン
キー21や、入力操作の手順などを画面によって表示する
ためのCRT22などが設けられている。
第4図は、デスク13内の具体的な構成を示す縦断面図で
あり、第5図はそのデスク13内の構成の平面図を示す。
第4図および第5図において、ベルトコンベア15が左右
1対設けられ、それぞれのベルトコンベア15はプーリー
23,24,25に巻き掛けられるとともに、ガイドローラ26,2
7,28,29によってガイドされている。また、コンベア用
基台30に設けられたモータ31のスプロケット32は、チェ
ーン33を介して、プーリー24に直結するスプロケット34
に連結されており、モータ31の回転出力をスプロケット
32,チェーン33,スプロケット34を介してベルトコンベア
15に伝達するようにしてある。一方、昇降装置16のボー
ルねじ18が立設されている基台35上には別に昇降装置16
用のモータ36が設けられ、このモータ36のスプロケット
37は、チェーン38を介して、昇降装置16のボールねじ18
に直結するスプロケット39に連結され、モータ36の回転
出力をスプロケット37,チェーン38,スプロケット39を介
してボールねじ18に伝達し、これによってフォーク19を
昇降駆動するようにしてある。上記フォーク19は左右1
対のフォーク片19a,19bと中間位置のフォーク片19cとか
らなり、これによって1対のベルトコンベア15を避けて
上下に昇降できるようにしてある。中間位置のフォーク
片19c上には、載置したコンテナ12の前後位置を規制す
るための位置決め片40a,40bが設けられている。また、
上記コンベア用基台30上の1対のベルトコンベア15に沿
う左右両側辺には、ベルトコンベア15に載置されて搬送
されるコンテナ12をガイドするためのガイド片41a,41b
がそれぞれ設けられている。
次に、上記入出庫装置による入出庫手順の概略について
説明する。
先ず出庫の場合、利用者は入出庫室4のデスク13上に設
けられている制御ボックス14のカードリーダ20によって
自分のIDカードを読み取らせる。カードリーダ20によっ
て読み取られたデータは、この制御ボックス14に接続さ
れたコンピュータに送られ、ここで正規の登録利用者で
あるか否かが判定される。正規の利用者であると判定し
た場合、コンピュータの制御によってCRT22の画面上
に、利用者が行うべき操作手順が順次表示される。この
画面の指示に従い、利用者が例えばテンキー21による入
力操作を行って、自動倉庫1の所望の棚8のコンテナ12
の呼出しを指令すると、コラム10の前後動作とピッカー
11の昇降動作とによってリクエストされた棚8にピッカ
ー11が対向して停止する。次に棚8内に収納されている
コンテナ12がピッカー11によって取り出され、このあと
再びコラム10の前後動作とピッカー11の昇降動作とが行
われ、ピッカー11は第1図に示すようにベルトコンベア
15と対向する位置で停止する。次に、ピッカー11上のコ
ンテナ12はベルトコンベア15上へと移され、さらにベル
トコンベア15によってデスク13内の開口13a下方の位置
まで搬送される。コンテナ12の到着によって、それまで
ベルトコンベア15の下方位置で待機していた昇降装置16
のフォーク19が第4図に示すように上昇し、これによっ
てベルトコンベア15上のコンテナ12はフォーク19上にす
くい取られデスク13天板の開口13a直下の位置まで持ち
上げられる。すると、それまで開口13aを第4図に仮想
線で示すように閉じていたシャッター17が実線で示す位
置まで後退して開口13aが開放される。利用者はこの開
口13aからコンテナ12の上部開口へと手を差し込むこと
によって、コンテナ12内に収納されている物品を取り出
すことができる。物品の取出し完了後、例えばテンキー
21によって出庫完了の入力を与えると、シャッター17が
閉じる一方、昇降装置16のフォーク19が降下してコンテ
ナ12はコンベア15上に移載される。以後は、出庫時の動
作と逆の手順によって元の棚8にコンテナ12が返却され
る。
一方、入庫の場合にも、出庫の場合と同様にして所望の
棚8のコンテナ12がデスク13の開口13a直下の位置まで
呼び出され、シャッター17が開く。利用者はデスク13の
開口13aから、呼び出したコンテナ12内に物品を投入し
たあと、入庫完了の入力を例えばテンキー21によって与
える。するとシャッター17が閉じ、出庫の場合と同様に
して元の棚8にコンテナ12が返却される。
上記入出庫装置の場合、デスク13上にコンテナ12が呼び
出されないので、デスク13上は他の作業のための空間と
して広く利用できる。また、入庫時には、デスク13上に
置かれた物品を持ち上げることなく、天板上を滑るよう
に寄せ集めて開口13aから投入するだけで呼び出された
コンテナ12内に物品を収納できるので、特に小型物品を
多数入庫する場合に入庫作業が極めて簡単になる。
(考案の効果) 以上のように、この考案の入出庫装置によれば、収納室
の自動倉庫の所望の棚から搬送機構を介して別室のデス
ク内の天面開口下方までコンテナを呼び出し、そのコン
テナに対してデスクの天面開口より物品の出し入れを行
い、その後コンテナを自動倉庫の棚に返却するように構
成しているので、デスク上の空間が呼び出されたコンテ
ナで占められることがなく、デスク上を他の作業のため
の空間として広く有効に利用できるとともに、入庫時に
は物品を持ち上げることなく、デスク天面の開口から入
庫すべき物品を落し込むだけで入庫作業が完了するの
で、その作業が簡単になるなどの効果が得られる。ま
た、コンテナをデスクの天面開口下方まで呼びだしたと
き、コンテナの上部開口の真上にコンテナの上部開口よ
り小さい天面開口が位置しているので、物品をコンテナ
に落とし込む際にデスク天面の開口からコンテナの外に
物品を落とすことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例である入出庫装置の概略的
な構成を示す平面図、第2図はそのデスクの部分を拡大
して示す平面図、第3図は第2図のA-A矢視断面図、第
4図はデスク内の具体的な構成を示す縦断面図、第5図
はデスク内の具体的な構成を示す平面図である。 1……自動倉庫、2……収納室、3……仕切壁、4……
入出庫室、8……棚、10……コラム、11……ピッカー、
12……コンテナ、13……デスク、13a……開口、15……
ベルトコンベア

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の棚に対してコンテナを選択的に出し
    入れするようにした自動倉庫が設けられた収納室と、 この収納室から隔離された別室に設けられ、天面にコン
    テナの上部開口よりも小さい開口を有するデスクと、 このデスクの天面開口下方であって、前記コンテナの上
    部開口が前記天面開口から外れない位置と収納室の自動
    倉庫との間でコンテナの搬送を行う搬送機構とを備え、 自動倉庫の所望の棚から別室のデスク内の天面開口下方
    に呼び出したコンテナに対してデスクの天面開口から物
    品の出し入れを行うことによって自動倉庫に対する物品
    の入出庫を行うようにしたことを特徴とする入出庫装
    置。
JP1989067815U 1989-06-09 1989-06-09 入出庫装置 Expired - Fee Related JPH0711042Y2 (ja)

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JPH037110U JPH037110U (ja) 1991-01-23
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JPS6256041A (ja) * 1985-09-04 1987-03-11 Nec Corp クロツク整合回路
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